JP2975889B2 - 文書レイアウト編集装置、文書レイアウト編集方法、記憶媒体 - Google Patents

文書レイアウト編集装置、文書レイアウト編集方法、記憶媒体

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JP2975889B2
JP2975889B2 JP8117855A JP11785596A JP2975889B2 JP 2975889 B2 JP2975889 B2 JP 2975889B2 JP 8117855 A JP8117855 A JP 8117855A JP 11785596 A JP11785596 A JP 11785596A JP 2975889 B2 JP2975889 B2 JP 2975889B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文書レイアウト編集
装置、文書レイアウト編集方法、記憶媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】文書を作成する際に、その内容を正確に
伝えるには、内容そのものは勿論のこと、見た目の体裁
が整っていることが必要である。そこで、文章や図表を
紙面(またはディスプレイ画面)上に適宜配置し、美し
い体裁に整えて仕上げるレイアウト編集が重要となる。
【0003】従来、ワードプロセッサやデスクトップパ
ブリッシング(DTP)などの文書作成装置において
は、世の中に存在するレイアウト例を参考にして、使用
者自らがその経験的ノウハウと試行錯誤によってレイア
ウト編集を行っていた。そのため、レイアウト編集には
使用者の優れた感性と熟練が要求される上に、熟達した
使用者をもってしても相当な作業時間を要するという問
題があった。
【0004】近年、パーソナルコンピュータの普及に伴
い、電子メール通信、インターネット、電子出版などの
分野でレイアウト編集の重要性が増している。このよう
な分野では、レイアウト編集に熟達した使用者はむしろ
稀であり、未熟な使用者が普通である。従って、そのよ
うな未熟な使用者でも、簡単に優れたレイアウト編集を
短時間に行うことが要求されている。
【0005】また、既に作成されたレイアウト編集済の
文書に対して、それから受ける印象を変更したい場合が
ある。例えば、「カジュアル」に感じられるレイアウト
編集済の文書を、「フォーマル」に感じられるようにレ
イアウト編集し直したい場合などである。このような場
合、レイアウト編集に未熟な使用者は、どのようにレイ
アウト編集し直せばよいのか分からず戸惑うことが多
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するためになされたものであって、その目的は、レ
イアウト編集から受ける印象を、使用者の微妙な感性に
合わせて、簡単な操作で自動的に変更することにある。
具体的には、そのようなレイアウト編集が可能な文書レ
イアウト編集装置、文書レイアウト編集方法、その方法
をコンピュータのソフトウェアの形式で記憶した記憶媒
体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、レイアウト編集済の文書の文書構成要素を、複数の
印象語のレベルの変更に対応して設定し直すことによ
り、レイアウト編集を変更することをその要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、レイアウト編集
済でレイアウト編集を変更する文書の論理構造を解析し
て構成単位に分割し、各構成単位の文書構成要素を解析
する文書構成要素解析部(5)と、予め設定された複数
の印象語のレベルによって規定される文書構成要素を格
納した感性データベース(6)と、感性データベースを
検索し、レイアウト編集を変更する文書の文書構成要素
に対応する各印象語のレベルを選定する印象語レベル選
定部(7)と、印象語レベル選定部が選定した各印象語
のレベルの変更を受け付ける印象語変更部(8)と、感
性データベースを検索し、印象語変更部を介してレベル
が変更された各印象語に対応する文書構成要素を選定す
る文書構成要素選定部(9)と、文書構成要素解析部が
分割したレイアウト編集を変更する文書の各構成単位毎
に、その文書構成要素を、文書構成要素選定部の選定し
た文書構成要素に変更して設定し直す文書レイアウト編
集部(10)とを備えたことをその要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、レイアウト編集
済でレイアウト編集を変更する文書の論理構造を解析し
て構成単位に分割し、各構成単位の文書構成要素を解析
する文書構成要素解析部(5)と、文書構成要素とは、
レイアウト編集にあたり文書の各構成単位に対して設定
すべき書式であることと、予め設定された複数の印象語
のレベルによって規定される文書構成要素を格納した印
象語・文書構成要素対応辞書を備える感性データベース
(6)と、印象語とは、レイアウト編集済の文書から感
じられる印象を単純で抽象的な言語表現で一元化したも
のであることと、感性データベースが備える印象語・文
書構成要素対応辞書を検索し、レイアウト編集を変更す
る文書の文書構成要素に対応する各印象語のレベルを選
定する印象語レベル選定部(7)と、印象語レベル選定
部が選定した各印象語のレベルを表示する表示部(4)
と、印象語レベル選定部が選定した各印象語のレベルの
変更を受け付ける印象語変更部(8)と、感性データベ
ースが備える印象語・文書構成要素対応辞書を検索し、
印象語変更部を介してレベルが変更された各印象語に対
応する文書構成要素を選定する文書構成要素選定部
(9)と、文書構成要素解析部が分割したレイアウト編
集を変更する文書の各構成単位毎に、その文書構成要素
を、文書構成要素選定部の選定した文書構成要素に変更
して設定し直すことにより、レイアウト編集を変更する
文書レイアウト編集部(10)とを備えたことをその要
旨とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、レイアウト編集
済でレイアウト編集を変更する文書の論理構造を解析し
て構成単位に分割し、各構成単位の文書構成要素を解析
する処理と、予め設定された複数の印象語のレベルによ
って規定される文書構成要素を格納する処理と、レイア
ウト編集を変更する文書の文書構成要素に対応する各印
象語のレベルを選定する処理と、選定された各印象語の
レベルの変更を受け付ける処理と、レベルが変更された
各印象語に対応する文書構成要素を選定する処理と、レ
イアウト編集を変更する文書の各構成単位毎に、その文
書構成要素を、選定された文書構成要素に変更して設定
し直す処理とを備えたことをその要旨とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、レイアウト編集
済でレイアウト編集を変更する文書の論理構造を解析し
て構成単位に分割し、各構成単位の文書構成要素を解析
する処理と、文書構成要素とは、レイアウト編集にあた
り文書の各構成単位に対して設定すべき書式であること
と、予め設定された複数の印象語のレベルによって規定
される文書構成要素を格納した印象語・文書構成要素対
応辞書を備える処理と、印象語とは、レイアウト編集済
の文書から感じられる印象を単純で抽象的な言語表現で
一元化したものであることと、印象語・文書構成要素対
応辞書を検索し、レイアウト編集を変更する文書の文書
構成要素に対応する各印象語のレベルを選定する処理
と、選定された各印象語のレベルを表示する処理と、選
定された各印象語のレベルの変更を受け付ける処理と、
印象語・文書構成要素対応辞書を検索し、レベルが変更
された各印象語に対応する文書構成要素を選定する処理
と、レイアウト編集を変更する文書の各構成単位毎に、
その文書構成要素を、選定された文書構成要素に変更し
て設定し直すことにより、レイアウト編集を変更する処
理とを備えたことをその要旨とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項4または
請求項5に記載の文書レイアウト編集方法をコンピュー
タのソフトウェアの形式で記憶したことをその要旨とす
る。請求項7に記載の発明は、レイアウト済の文書構成
要素を印象語に対応して設定する場合に、特定の文書構
成要素を変更せず、別の文書構成要素を設定してレイア
ウトを変更することをその要旨とする。
【0013】請求項8に記載の発明は、レイアウト済の
文書構成要素を印象語に対応して設定する場合に、特定
の文書構成要素を変更せず、別の文書構成要素を設定し
てレイアウトを変更することをその要旨とする。
【0014】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の文書レイアウト編集方法をコンピュータのソフトウェ
アの形式で記憶したことをその要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1に、本実施形態の文
書レイアウト編集装置1のブロック構成を示す。
【0016】文書レイアウト編集装置1は、文書入力部
2、記憶部3、表示部4、文書構成要素解析部5、感性
データベース6、文書構成要素→印象語変換部7、印象
語変更部8、印象語→文書構成要素変換部9、文書レイ
アウト編集部10から構成されている。
【0017】文書入力部2は、文書レイアウト編集装置
1の使用者が、外部から取り込んだレイアウト編集済の
文書を入力する。文書レイアウト編集装置1は、その取
り込んだ文書のレイアウト編集を使用者の感性に合わせ
て変更する。
【0018】記憶部3は、読み出し及び書き込みが可能
な半導体記憶装置、磁気記憶装置、光磁気記憶装置など
から構成されている。そして、記憶部3は、文書入力部
2を介して入力されたレイアウト編集済の文書(以下、
被レイアウト編集文書という)と、文書レイアウト編集
部10の作成したレイアウト編集済の文書(以下、再レ
イアウト編集文書という)とを記憶する。
【0019】表示部4は、CRTや液晶ディスプレイな
どの表示装置から構成されている。そして、表示部4
は、記憶部3に記憶されている被レイアウト編集文書も
しくは再レイアウト編集文書、または、文書構成要素→
印象語変換部7の選定した各印象語のレベル(度合
い)、または、印象語変更部8を介して変更された各印
象語のレベルを表示する。
【0020】文書構成要素解析部5は、記憶部3に記憶
されている被レイアウト編集文書の論理構造を解析して
構成単位に分割し、各構成単位の文書構成要素を解析す
る。ところで、インデンテーションやセンタリングなど
の文書整形や、文字のフォント種やサイズなどの設定が
なされておらず、レイアウト編集の行われていない文章
のみから成る文書は、プレイン文書(または、プレイン
テキスト、元文書、原稿文書)と呼ばれる。図2に、プ
レイン文書の例を示す。
【0021】プレイン文書の論理構造を解析することに
より、プレイン文書を構成単位に分割することができ
る。ここで、文書の論理構造とは、文書の作成日、作成
部署、作成者、タイトル、サブタイトル、見出し、本文
などの構成単位(論理属性)によって組み立てられる文
書の構造のことである。図3に、図2に示すプレイン文
書の論理構造を解析した結果を示す。図4に、図3で解
析したプレイン文書の構成単位を分割した結果を示す。
【0022】レイアウト編集を行うには、文書の論理構
造を解析して構成単位に分割し、各構成単位に対して文
書構成要素を設定する必要がある。ここで、文書構成要
素とは、レイアウト編集にあたり文書の各構成単位に対
して設定すべき書式であり、具体的には、図5に示すよ
うに、文書のタイトル,見出し,本文を構成する文字の
フォント種やサイズ、タイトル,見出し,本文のそれぞ
れの間隔、紙面の上下の余白などである。尚、本明細書
においては、文書構成要素を説明語とも呼ぶ。各文書構
成要素はそれぞれ複数のカテゴリを有し、その中の1つ
のカテゴリを使用する。
【0023】プレイン文書の各構成単位については、文
書構成要素が設定されていない。逆に言えば、各構成単
位の文書構成要素が設定されていない文書がプレイン文
書である。
【0024】感性データベース6は、読み出し可能な半
導体記憶装置、磁気記憶装置、光磁気記憶装置などから
構成されている。そして、感性データベース6は、予め
設定された複数の印象語のレベルによって規定される文
書構成要素を格納している。つまり、感性データベース
6は、各印象語のレベルと文書構成要素とを対応させた
辞書(以下、印象語・文書構成要素対応辞書という)を
備えている。
【0025】ここで、印象語とは、レイアウト編集済の
文書から感じられる印象を単純で抽象的な言語表現で一
元化したものであり、例えば、「明るい(明るさ)」
「暗い」「実用的(実用性)」「非実用的」「暖かい
(暖かみ)」「冷たい」「力強い(力強さ)」「繊細」
「派手(派手さ)」「地味」「斬新(斬新性)」「古
風」などといった言葉を指す。
【0026】このような複数の印象語を用い、各印象語
について個別にそのレベルを指定することにより、レイ
アウト編集済の文書から感じられる微妙な印象までも具
体的に表現することができる。例えば、各印象語のレベ
ルが「1」〜「3」の3段階に設定されている場合、
「明るさ」のレベルを「1」、「実用性」のレベルを
「3」、「暖かみ」のレベルを「3」、「力強さ」のレ
ベルを「1」、「派手さ」のレベルを「2」、「斬新
性」のレベルを「1」といった具合に指定する。
【0027】図6に、感性データベース6が備える印象
語・文書構成要素対応辞書の例を示す。この例では、前
記した6つの印象語を用い、そのレベルを3段階に変化
させているため、その組み合わせは729(=36 )種
類になる。また、各印象語例に対してそのレベルが全て
「1」の組み合わせと、斬新性のレベルのみが「2」の
組み合わせとの違いは、タイトル修飾および見出し修飾
に使用されるカテゴリの違いだけとなっている。尚、タ
イトル修飾および見出し修飾については、図5を参照の
こと。
【0028】ところで、各印象語のレベルは対応する各
文書構成要素の関数である。つまり、任意の印象語のレ
ベルは、その印象語に対応する各文書構成要素に使用さ
れるカテゴリのスコアの総和に対応する。
【0029】具体的には、図7に示すように、「明る
さ」という印象語の文書構成要素には、タイトルフォン
ト種、タイトルサイズ、タイトル修飾などがある。そし
て、図5でも説明したように、タイトルフォント種のカ
テゴリには、明朝体、ゴシック体がある。各印象語に対
応して、各文書構成要素の各カテゴリにはそれぞれスコ
アが設定されている。例えば、「明るさ」に対応して、
タイトルフォント種の明朝体のスコアは3.5、ゴシッ
ク体のスコアは5.5に設定されている。
【0030】各文書構成要素において、どのカテゴリを
使用するかは、印象語のレベルによって決定される。例
えば、「明るさ」のレベルが「1」の場合にはタイトル
フォント種に明朝体を使用し、「明るさ」のレベルが
「3」の場合にはタイトルフォント種にゴシック体を使
用する。
【0031】そして、「明るさ」のレベルは、対応する
各文書構成要素(タイトルフォント種、タイトルサイ
ズ、タイトル修飾…)に使用されるカテゴリのスコアの
総和に対応する。
【0032】ここで、前記した6つの印象語(明るさ、
実用性、暖かみ、力強さ、派手さ、斬新性)について、
「明るさ」のレベルをLa、「実用性」のレベルをL
b、「暖かみ」のレベルをLc、「力強さ」のレベルを
Ld、「派手さ」のレベルをLe、「斬新性」のレベル
をLfと表記する。そして、各印象語のレベル(La〜
Lf)は、「1」〜「3」の3段階に設定されているも
のとする。
【0033】また、Laに対応する各文書構成要素(タ
イトルフォント種、タイトルサイズ、タイトル修飾…)
について、タイトルフォント種に使用するカテゴリのス
コアをψa(A)、タイトルサイズに使用するカテゴリのス
コアをψa(B)、タイトル修飾に使用するカテゴリのスコ
アをψa(C)といった具合に表記する。同様に、Lbに対
応するタイトルフォント種に使用するカテゴリのスコア
をψb(A)、タイトルサイズに使用するカテゴリのスコア
をψb(B)といった具合に表記する。
【0034】すると、Laは、対応する各文書構成要素
に使用されるカテゴリのスコアの総和(=ψa(A)+ψa
(B)+ψa(C)+…)に、そのレベルを3段階に正規化す
るための重み係数Waを乗じた値になる。同様に、Lb
〜Lfについても、そのレベルを3段階に正規化するた
め、それぞれ重み係数Wb〜Wfを設定する。
【0035】その結果、La〜Lfは式(1)〜(6)
によって表される。 La=(ψa(A)+ψa(B)+ψa(C)+…)Wa ……(1) Lb=(ψb(A)+ψb(B)+ψb(C)+…)Wb ……(2) Lc=(ψc(A)+ψc(B)+ψc(C)+…)Wc ……(3) Ld=(ψd(A)+ψd(B)+ψd(C)+…)Wd ……(4) Le=(ψe(A)+ψe(B)+ψe(C)+…)We ……(5) Lf=(ψf(A)+ψf(B)+ψf(C)+…)Wf ……(6) 文書構成要素→印象語変換部7は、文書構成要素解析部
5において解析された被レイアウト編集文書の文書構成
要素を、それぞれレベルが指定された複数の印象語に変
換する。つまり、文書構成要素→印象語変換部7は、感
性データベース6が備える印象語・文書構成要素対応辞
書を検索し、被レイアウト編集文書の文書構成要素に対
応する各印象語のレベルを選定する。
【0036】印象語変更部8は、文書レイアウト編集装
置1の使用者がキーボードやマウスなどの指示装置(図
示略)を用いて行ったレイアウト編集の実行指示に従
い、文書構成要素→印象語変換部7の選定した被レイア
ウト編集文書の文書構成要素に対応する各印象語のレベ
ルを表示部4に表示させる。そして、印象語変更部8
は、その表示部4の指示を見た使用者が前記指示装置を
用いて行う各印象語のレベルの変更を受け付ける。
【0037】印象語→文書構成要素変換部9は、印象語
変更部8を介してレベルが変更された各印象語を、文書
構成要素に変換する。つまり、印象語→文書構成要素変
換部9は、感性データベース6が備える印象語・文書構
成要素対応辞書を検索し、印象語変更部8を介してレベ
ルが変更された各印象語に対応する文書構成要素を選定
する。
【0038】文書レイアウト編集部10は、記憶部3に
記憶されている被レイアウト編集文書に対し、文書構成
要素解析部5が解析した各構成単位毎に、その文書構成
要素を、印象語→文書構成要素変換部9の選定した文書
構成要素に変更して設定し直す。このように、被レイア
ウト編集文書の文書構成要素が変更されることにより、
被レイアウト編集文書がレイアウト編集し直されて再レ
イアウト編集文書が作成される。
【0039】次に、文書レイアウト編集装置1の動作
を、図8に示すフローチャートに従って説明する。ま
ず、ステップ(以下、Sと表記する)1において、使用
者がプレイン文書入力部2を介して入力した被レイアウ
ト編集文書が、記憶部3に記憶される。そして、表示部
4の画面上に、記憶部3に記憶された被レイアウト編集
文書が表示される。
【0040】S2において、記憶部3に記憶された被レ
イアウト編集文書に対し、文書構成要素解析部5によっ
てその論理構造が解析されて構成単位に分割され、各構
成単位の文書構成要素が解析される。
【0041】S3において、感性データベース6が備え
る印象語・文書構成要素対応辞書が文書構成要素→印象
語変換部7によって検索され、文書構成要素解析部5に
おいて解析された被レイアウト編集文書の文書構成要素
に対応する各印象語のレベルが選定される。
【0042】S4において、使用者が指示装置を用い、
被レイアウト編集文書のレイアウト編集を変更する旨の
実行指示を行う。すると、文書構成要素→印象語変換部
7によって選定された被レイアウト編集文書の文書構成
要素に対応する各印象語とそのレベルを示す図表が、図
9または図10に示すように、印象語変更部8によって
表示部4の画面上に表示される。尚、図9はレーダーチ
ャートを用いた例であり、図10はスライダを用いた例
である。この例では、「明るさ」のレベルが「1」、
「実用性」のレベルが「3」、「暖かみ」のレベルが
「3」、「力強さ」のレベルが「1」、「派手さ」のレ
ベルが「2」、「斬新性」のレベルが「1」に選定され
ている。その表示部4の表示を見た使用者が指示装置を
用い、各印象語のレベルを変更すると、印象語変更部8
によって各印象語のレベルの指定が受け付けられる。例
えば、図9または図10に示す例では、「明るさ」のレ
ベルを「1」→「2」、「実用性」のレベルを「3」→
「1」といった具合に変更する。
【0043】S5において、感性データベース6が備え
る印象語・文書構成要素対応辞書が印象語→文書構成要
素変換部9によって検索され、印象語変更部8を介して
レベルが変更された各印象語に対応する文書構成要素が
選定される。
【0044】S6において、印象語→文書構成要素変換
部9によって選定された文書構成要素に基づき、文書レ
イアウト編集部10によって再レイアウト編集文書が作
成される。作成された再レイアウト編集文書は、記憶部
3に記憶される。そして、表示部4の画面上に、記憶部
3に記憶された再レイアウト編集文書が表示される。
【0045】図11に、被レイアウト編集文書の例を示
す。図12に、図11に示した被レイアウト編集文書を
レイアウト編集し直して作成した再レイアウト編集文書
の例を示す。
【0046】このように、本実施形態によれば、以下の
作用および効果を得ることができる。 (1)レイアウト編集を変更したい文書(被レイアウト
編集文書)の文書構成要素が、文書構成要素解析部5に
よって解析される。その解析された文書構成要素に対応
し、文書構成要素→印象語変換部7によって感性データ
ベース6が備える印象語・文書構成要素対応辞書が検索
され、対応する複数の印象語のレベルが選定される。そ
の選定された各印象語のレベルが、印象語変更部8によ
って表示部4に表示される。その表示を見た使用者が自
らの感性に従い、印象語変更部8を介して各印象語のレ
ベルを個別に変更する。その変更された各印象語のレベ
ルに対応し、印象語→文書構成要素変換部9によって感
性データベース6が備える印象語・文書構成要素対応辞
書が検索され、対応する文書構成要素が選定される。そ
の選定された文書構成要素に従い、文書レイアウト編集
部10によって被レイアウト編集文書のレイアウト編集
が変更される。
【0047】(2)各印象語のレベルの変更は、表示部
4の画面上に表示された各印象語を見ながら、使用者が
指示装置を用いて自由に行うことができる。ここで、各
印象語は予め設定されており、使用者はそのレベルを変
更するだけである。そのため、レイアウト編集に未熟な
使用者でも、戸惑うことなく各印象語のレベルの変更を
行うことができる。
【0048】(3)レイアウト編集に未熟な使用者で
も、表示部4に表示された被レイアウト編集文書の文書
構成要素に対応する各印象語のレベルを見ることで、被
レイアウト編集文書から受ける印象を分析評価して的確
に把握することができる。そして、自身の望むレイアウ
ト編集を実現するためには、どの印象語のレベルをどの
ように変更すればよいのかを明確に認識することができ
る。例えば、「カジュアル」に感じられるレイアウト編
集済の文書を、「フォーマル」に感じられるようにレイ
アウト編集し直したい場合には、「派手さ」と「斬新
性」のレベルを低くして、「実用性」のレベルを高くす
ればよいことが簡単に分かる。
【0049】(4)上記(1)〜(3)より、レイアウ
ト編集から受ける印象を、使用者の微妙な感性に合わせ
て、簡単な操作で自動的に変更することができる。とこ
ろで、作成された再レイアウト編集文書が予想していた
ものと異なる場合には、任意の印象語のレベルを変更し
直して、もう一度、再レイアウト編集文書を作成する。
この操作を繰り返すことにより、レイアウト編集に未熟
な使用者でも、カット・アンド・トライで希望するレイ
アウト編集を行うことができる。
【0050】尚、上記実施形態は以下のように変更して
もよく、その場合でも同様の作用および効果を得ること
ができる。 (1)文書レイアウト編集部10において、被レイアウ
ト編集文書の各構成単位毎に、その文書構成要素を変更
して設定し直す際に、特定の文書構成要素については変
更せず元のままにしておく制約条件を設定可能にする。
例えば、被レイアウト編集文書における本文フォント種
が「明朝体」の場合に、印象語→文書構成要素変換部9
の選定した本文フォント種が「ゴシック体」であったと
しても、再レイアウト編集文書における本文フォント種
を「明朝体」のままにしておくことができるようにす
る。
【0051】(2)上記の文書レイアウト編集装置の動
作を、コンピュータにおけるソフトウェア処理に置き代
える。 (3)文章だけでなく図表をも含む文書のレイアウト編
集に適用する。
【0052】(4)印象語のレベルを、整数値ではな
く、実数値にして実施する。 以上、各実施形態について説明したが、各実施形態から
把握できる請求項以外の技術的思想について、以下にそ
れらの効果と共に記載する。
【0053】(イ)請求項2または請求項3に記載の文
書レイアウト編集装置において、レイアウト編集を変更
する文書と、文書レイアウト編集部(10)の作成した
文書とを記憶する記憶部(3)を備えた文書レイアウト
編集装置。
【0054】このようにすれば、必要な処理を行う間、
各文書を確実に保持することができる。 (ロ)上記(イ)の文書レイアウト編集装置において、
記憶部(3)に記憶された文書、または、印象語レベル
選定部が選定した各印象語のレベルを表示する表示部
(4)を備えた文書レイアウト編集装置。
【0055】このようにすれば、使用者は表示部の表示
を見て確実な処理の指示を行うことができる。ところ
で、本明細書において、記憶媒体とは、読み出し及び書
き込みが可能な半導体記憶装置、磁気記憶装置の記憶媒
体、光磁気記憶装置の記憶媒体など、コンピュータのソ
フトウェアを記憶できるものならどのようなものでもよ
い。具体的には、半導体ROM、フロッピーディスク、
ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、相変化
ディスク、磁気テープなどを含むものとする。
【0056】
【発明の効果】請求項1〜3,7のいずれか1項に記載
の発明によれば、レイアウト編集から受ける印象を、使
用者の微妙な感性に合わせて、簡単な操作で自動的に変
更することが可能な文書レイアウト編集装置を提供する
ことができる。
【0057】請求項4,5,8のいずれか1項に記載の
発明によれば、レイアウト編集から受ける印象を、使用
者の微妙な感性に合わせて、簡単な操作で自動的に変更
することが可能な文書レイアウト編集方法を提供するこ
とができる。
【0058】請求項6または請求項9に記載の発明によ
れば、レイアウト編集から受ける印象を、使用者の微妙
な感性に合わせて、簡単な操作で自動的に変更すること
が可能な文書レイアウト編集方法をコンピュータのソフ
トウェアの形式で記憶した記憶媒体を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のブロック構成図。
【図2】一実施形態の作用を説明するための説明図。
【図3】一実施形態の作用を説明するための説明図。
【図4】一実施形態の作用を説明するための説明図。
【図5】一実施形態の作用を説明するための説明図。
【図6】一実施形態の作用を説明するための説明図。
【図7】一実施形態の作用を説明するための説明図。
【図8】一実施形態のフローチャート。
【図9】一実施形態の作用を説明するための説明図。
【図10】一実施形態の作用を説明するための説明図。
【図11】一実施形態の作用を説明するための説明図。
【図12】一実施形態の作用を説明するための説明図。
【符号の説明】
4…表示部 5…文書構成要素解析部 6…感性データベース 7…印象語レベル選定部としての文書構成要素→印象語
変換部 8…印象語変更部 9…文書構成要素選定部としての印象語→文書構成要素
変換部 10…文書レイアウト編集部
フロントページの続き (72)発明者 武村 浩司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機 株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−14170(JP,A) 特開 平1−169660(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/21 - 17/27

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レイアウト編集済でレイアウト編集を変
    更する文書の論理構造を解析して構成単位に分割し、各
    構成単位の文書構成要素を解析する文書構成要素解析部
    (5)と、 印象語のレベルによって単位文書中の各構成単位毎に規
    定される文書構成要素を格納した感性データベース
    (6)と、 感性データベースを検索し、レイアウト編集を変更する
    文書の文書構成要素に対応する印象語のレベルを選定す
    る印象語レベル選定部(7)と、 印象語レベル選定部が選定した印象語のレベルの変更を
    受け付ける印象語変更部(8)と、 感性データベースを検索し、印象語変更部を介してレベ
    ルが変更された印象語に対応する文書構成要素を選定す
    る文書構成要素選定部(9)と、 文書構成要素解析部が分割したレイアウト編集を変更す
    る文書の各構成単位毎に、その文書構成要素を、文書構
    成要素選定部の選定した文書構成要素に変更して設定し
    直す文書レイアウト編集部(10)とを備えた文書レイ
    アウト編集装置。
  2. 【請求項2】 レイアウト編集済でレイアウト編集を変
    更する文書の論理構造を解析して構成単位に分割し、各
    構成単位の文書構成要素を解析する文書構成要素解析部
    (5)と、文書構成要素とは、レイアウト編集にあたり
    文書の各構成単位に対して設定すべき書式であること
    と、 印象語のレベルによって単位文書中の各構成単位毎に規
    定される文書構成要素を格納した印象語・文書構成要素
    対応辞書を備える感性データベース(6)と、印象語と
    は、レイアウト編集済の文書から感じられる印象を単純
    で抽象的な言語表現で一元化したものであることと、 感性データベースが備える印象語・文書構成要素対応辞
    書を検索し、レイアウト編集を変更する文書の文書構成
    要素に対応する印象語のレベルを選定する印象語レベル
    選定部(7)と、 印象語レベル選定部が選定した印象語のレベルを表示す
    る表示部(4)と、 印象語レベル選定部が選定した印象語のレベルの変更を
    受け付ける印象語変更部(8)と、 感性データベースが備える印象語・文書構成要素対応辞
    書を検索し、印象語変更部を介してレベルが変更された
    印象語に対応する文書構成要素を選定する文書構成要素
    選定部(9)と、 文書構成要素解析部が分割したレイアウト編集を変更す
    る文書の各構成単位毎に、その文書構成要素を、文書構
    成要素選定部の選定した文書構成要素に変更して設定し
    直すことにより、レイアウト編集を変更する文書レイア
    ウト編集部(10)とを備えた文書レイアウト編集装
    置。
  3. 【請求項3】 レイアウト編集済でレイアウト編集を変
    更する文書の論理構造を解析して構成単位に分割し、各
    構成単位の文書構成要素を解析する処理と、印象語のレ
    ベルによって単位文書中の各構成単位毎に規定される文
    書構成要素を格納する処理と、 レイアウト編集を変更する文書の文書構成要素に対応す
    る印象語のレベルを選定する処理と、 選定された印象語のレベルの変更を受け付ける処理と、 レベルが変更された印象語に対応する文書構成要素を選
    定する処理と、 レイアウト編集を変更する文書の各構成単位毎に、その
    文書構成要素を、選定された文書構成要素に変更して設
    定し直す処理とを備えた文書レイアウト編集方法。
  4. 【請求項4】 レイアウト編集済でレイアウト編集を変
    更する文書の論理構造を解析して構成単位に分割し、各
    構成単位の文書構成要素を解析する処理と、文書構成要
    素とは、レイアウト編集にあたり文書の各構成単位に対
    して設定すべき書式であることと、 印象語のレベルによって単位文書中の各構成単位毎に規
    定される文書構成要素を格納した印象語・文書構成要素
    対応辞書を備える処理と、印象語とは、レイアウト編集
    済の文書から感じられる印象を単純で抽象的な言語表現
    で一元化したものであることと、 印象語・文書構成要素対応辞書を検索し、レイアウト編
    集を変更する文書の文書構成要素に対応する印象語のレ
    ベルを選定する処理と、 選定された印象語のレベルを表示する処理と、 選定された印象語のレベルの変更を受け付ける処理と、 印象語・文書構成要素対応辞書を検索し、レベルが変更
    された印象語に対応する文書構成要素を選定する処理
    と、 レイアウト編集を変更する文書の各構成単位毎に、その
    文書構成要素を、選定された文書構成要素に変更して設
    定し直すことにより、レイアウト編集を変更する処理と
    を備えた文書レイアウト編集方法。
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