JP2977752B2 - 濾布走行式電気浸透脱水機 - Google Patents

濾布走行式電気浸透脱水機

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JP2977752B2
JP2977752B2 JP7342347A JP34234795A JP2977752B2 JP 2977752 B2 JP2977752 B2 JP 2977752B2 JP 7342347 A JP7342347 A JP 7342347A JP 34234795 A JP34234795 A JP 34234795A JP 2977752 B2 JP2977752 B2 JP 2977752B2
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順久 泰永
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SHINKO PANTETSUKU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚泥等の被脱水処
理液を加圧により圧搾脱水しながら通電して、電気浸透
作用により脱水度の向上が図られた濾布走行式電気浸透
脱水機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の濾布走行式電気浸透脱水
機に於いて各濾板1cの電極に給電する場合には、例えば
図5乃至図7に示すように、一対の電極板(図示せず)
が内装された給電ボックス21aを濾板1cの上部側方に長
手方向に沿って配設し、濾板1cの数だけ用意した給電ケ
ーブル25aを前記電極板と濾板1cの電極に接続する方式
が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、濾板1c
の開枠時には該濾板1cと共に給電ケーブル25aの下端部
側も移動することになるため、多数の濾板1cを有する電
気浸透脱水機に於いては、濾板1cの開枠時に於けるその
移動距離が非常に大きくなるので、給電ケーブル25aの
長さを確保する必要がある。
【0004】従って、頻繁な濾板1cの開枠動作により前
記給電ケーブル25aが捩じれたり、擦れたりして損傷が
生じ易いという問題点があった。
【0005】また、多数の給電ケーブル25aが外部に裸
出するため、操作やメンテナンスの邪魔になると共に、
外観体裁が非常に悪いという難点もあった。
【0006】それ故に、本発明は上記従来の問題点を解
決するためになされたものであり、給電用配線を簡略化
することにより、運転性の向上を可能にならしめ、併せ
て外観体裁の向上を図ると共に、操作とメンテナンスの
便に供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
るために本発明が採った手段は、給電ケーブル25が接続
されて通電可能な多数の濾板1が接離自在に対面配置さ
れ且つ各濾板1間に巻取手段の巻取りにより昇降する濾
布6が配されてなる濾布走行式電気浸透脱水機に於い
て、濾板1の側方に配されて配線ケーブル16が収納され
る収納管17と、該収納管17に一端部が連結されて前記配
線ケーブル16が挿通される可撓管24と、該可撓管24の他
端部が連結され且つ前記配線ケーブル16に接続される複
数の電極23が内装されると共に、前記濾板1と共に移動
可能な給電ボックス21とが夫々設けられてなり、しかも
該給電ボックス21の電極23には前記給電ケーブル25が接
続されてなる点にある。
【0008】従って、上記構成を特徴とする濾布走行式
電気浸透脱水機にあっては、濾板1による圧搾後に各濾
板1が通電されて、その電気浸透作用により汚泥等の脱
水が行われる。その後、濾布6に付着したケーキを巻取
手段による巻取時(下降時)に除去すべく濾板1は開枠
されるが、その際この濾板1と共に給電ボックス21が移
動することになる。
【0009】そして、巻取手段により巻取られた濾布6
の巻戻し時(上昇時)に於いて、洗浄液が濾布6に噴射
されて、その洗浄が行われつつ濾布6は再び濾板1間に
配置される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る濾布走行式電
気浸透脱水機の一実施形態について図面に従って説明す
る。
【0011】図1乃至図3に於いて、1は水平方向に移
動自在に対面配置された複数の濾板を示し、該濾板1は
電極板(図示せず)が内側に直接取付けられた普通板1a
と、電極板がダイヤフラム(図示せず)を介して取付け
られて前記普通板1a間に配される圧搾板1bとからなり、
且つ普通板1aと圧搾板1bとは相互に接離自在である。
【0012】2は濾板1の上方位置に配設される上部巻
取り手段を示し、モータ3により回転駆動可能な回転軸
4と該回転軸4の両側に取着されたドラム5とからな
る。図3中、6は各濾板1間に配した一対の濾布で、そ
の上端部に取着した濾布吊り棒7の両端には前記上部巻
取り手段2のドラム5により巻取られるワイヤ(図示せ
ず)が取付けられている。
【0013】8は濾板1の下部両側面から垂下した取付
板で、その下部側に架設した洗浄管9には軸方向に所定
間隔を有して複数の洗浄ノズル10が設けられ、且つ各洗
浄ノズル10は洗浄液を上下二方向に噴射可能に構成され
てなる。
【0014】11は濾布6に付着したケーキを剥離するた
めの一対の剥離ローラで、12は剥離ローラ11の上方位置
に配されて回転駆動可能な一対の巻取ローラであり、こ
れら各ローラ11,12 は洗浄管9と共に取付板8間に回転
自在に架設されている。尚、一対の濾布6の下端部側
は、夫々剥離ローラ11を介して巻取ローラ12の外周面に
固着されている。
【0015】13はフィルタープレスAのスタンド14間に
架設された一対のサイドバーで、一方のサイドバー13の
外側面には図3及び図4の如く載置板15が水平に突設さ
れ、且つ該載置板15上には複数本の配線ケーブル16が収
納された角パイプからなる収納管17が固定されている。
18は前記サイドバー13の下端側側面に所定間隔を有して
水平に突設された取付部材で、その下面に架設状態に固
定された溝形鋼19の外側面には長尺状の案内ガイド20と
してのレールが設けられている。
【0016】21は案内ガイド20に沿ってスライド自在な
ブロック22を側面に有する複数の給電ボックスで、長手
方向に沿って2個の電極23が対面配置されている。24は
一端部が所定間隔を有して収納管17の外側面に固定され
た伸縮可能な蛇腹状の可撓管で、他端部は給電ボックス
21の上面中央に固定されており、該給電ボックス21の各
電極23には前記収納管17の配線ケーブル16が可撓管24を
介して接続されている。25は給電ボックス21の電極23に
一端部が接続される給電ケーブルで、一方の電極23に接
続した給電ケーブル25の他端部は普通板1aに、また他方
の電極23に接続した給電ケーブル25の他端部は圧搾板1b
の夫々下部側側面に接続されている。
【0017】本実施形態は以上のような構成からなる
が、濾板1間の各濾室に投入されたケーキは加圧により
圧搾脱水された後、各濾板1は給電ケーブル25を介して
通電されて、電気浸透作用により所定の含水率にまで脱
水されて脱水工程が終了する。
【0018】その後、濾室内のケーキを排出して濾布6
を洗浄するのであるが、この場合は先ず可動板26a,26b
を駆動して移動させると、該可動板26bに等間隔リンク
27を介して連結した普通板1aが圧搾板1bを伴って図2の
ように隣合う普通板1aと圧搾板1bとが対になって開枠さ
れる。
【0019】また、かかる濾板1の開枠に伴って給電ケ
ーブル25を介して、給電ボックス21が案内ガイド20に沿
って移動することになる。このように、濾板1の開枠動
作に追従して移動する給電ボックス21を濾板1の電極板
の近傍位置に配し、且つ収納管17と給電ボックス21とを
可撓管24を介して連結してなるために、短い給電ケーブ
ル25を使用することが可能になって、給電用配線の簡略
化を図ることができる。
【0020】従って、外観体裁も大変良好なものになる
と共に、給電ケーブル25が捩じれたり、擦れたりして損
傷が生じることもなくなって作業の安全性を確保するこ
とができ、しかも給電ケーブル25に邪魔されずに、操作
や濾布6の交換作業等のメンテナンスの便にも供するこ
とになる。
【0021】その後、各巻取ローラ12を回転駆動して濾
布6を巻取る。その際、剥離ローラ11により濾布6の移
送角度が変更されるため、その表面に付着したケーキは
剥離されて落下することになる。
【0022】次に、上部巻取り手段2の回転軸4を回転
駆動してドラム5でワイヤを巻戻して濾布6を上昇させ
るのであるが、この上昇時に於いて洗浄ノズル10から濾
布6に洗浄液を噴射させてその洗浄が行われる。
【0023】その後、可動板26aを移動させると、これ
に等間隔リンク27を介して連結した普通板1aのみが移動
して離反していた圧搾板1bと接触し、該圧搾板1bと移動
した前記普通板1a間に配された濾布6が、上述したと同
様にして洗浄される。
【0024】尚、上記実施形態に於いては、給電ケーブ
ル25の他端部を濾板1の下部側側面に接続すべく該側面
の略側方に給電ボックス21を配設したが、かかる給電ボ
ックス21の具体的な配設位置は給電ケーブル25を接続す
べき濾板1の部位に応じて変更可能である。
【0025】また、上記実施形態に於いては、伸縮可能
な蛇腹状の可撓管24を採用したが、本発明は決してこれ
に限定されず、要は給電ボックス21の移動に追従し得る
可撓性を備えたものであればよい。
【0026】さらに、給電ボックス21を濾板1と共に移
動させる手段や案内ガイド20の構成も上記実施形態に限
定されるものではない。
【0027】その他、濾布6の巻取り手段や洗浄手段等
の電気浸透脱水機Aの各部の具体的な構成も本発明の意
図する範囲内に於いて任意に設計変更自在である。
【0028】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は収納管及び可撓管
を介して配線ケーブルを給電ボックスの電極に接続して
なるため、該電極と濾板の電極との距離を接近させるこ
とが可能となり、よって両電極を接続する給電ケーブル
を従来に比して大幅に短くすることができ、また前記配
線ケーブルは収納管及び可撓管に収納されるので、外観
体裁も向上するという格別の効果を得るに至った。
【0029】さらに、濾布を洗浄すべく濾板を開枠する
際には該濾板と共に給電ボックスが追従して移動するた
め、前記給電配線の簡略化も相俟って、多数の長い給電
ケーブルを使用していた従来の如く該給電ケーブルが捩
れたり擦れたりするようなこともなくなって、安全に一
連の作業が行えるばかりではなく、給電ケーブルに邪魔
されずに、操作やメンテナンスの便にも供し得るという
特有の効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気浸透脱水機の一実施形態を示
す中間省略正面図。
【図2】同開枠時の中間省略正面図。
【図3】同側面図。
【図4】要部を示す一部正面図。
【図5】従来例を示す中間省略正面図。
【図6】従来例を示す開枠時の中間省略正面図。
【図7】従来例を示す側面図。
【符号の説明】
1…濾板 16…配線ケーブル 17…収納管 20…案内ガイド 21…給電ボックス 23…電極 24…可撓管 25…給電ケーブル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給電ケーブル(25)が接続されて通電可能
    な多数の濾板(1) が接離自在に対面配置され且つ各濾板
    (1) 間に巻取手段の巻取りにより昇降する濾布(6) が配
    されてなる濾布走行式電気浸透脱水機に於いて、濾板
    (1) の側方に配されて配線ケーブル(16)が収納される収
    納管(17)と、該収納管(17)に一端部が連結されて前記配
    線ケーブル(16)が挿通される可撓管(24)と、該可撓管(2
    4)の他端部が連結され且つ前記配線ケーブル(16)に接続
    される複数の電極(23)が内装されると共に、前記濾板
    (1) と共に移動可能な給電ボックス(21)とが夫々設けら
    れてなり、しかも該給電ボックス(21)の電極(23)には前
    記給電ケーブル(25)が接続されてなることを特徴とする
    濾布走行式電気浸透脱水機。
  2. 【請求項2】 前記給電ボックス(21)が複数からなる請
    求項1記載の濾布走行式電気浸透脱水機。
  3. 【請求項3】 前記給電ボックス(21)が濾板(1) の側方
    に配された案内ガイド(20)に沿って移動自在に設けられ
    てなる請求項1又は2記載の濾布走行式電気浸透脱水
    機。
JP7342347A 1995-12-28 1995-12-28 濾布走行式電気浸透脱水機 Expired - Lifetime JP2977752B2 (ja)

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JPH09173715A JPH09173715A (ja) 1997-07-08
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