JP2988018B2 - N−アルキルアミノエタンスルホン酸類の製造方法 - Google Patents
N−アルキルアミノエタンスルホン酸類の製造方法Info
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- JP2988018B2 JP2988018B2 JP3162496A JP16249691A JP2988018B2 JP 2988018 B2 JP2988018 B2 JP 2988018B2 JP 3162496 A JP3162496 A JP 3162496A JP 16249691 A JP16249691 A JP 16249691A JP 2988018 B2 JP2988018 B2 JP 2988018B2
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- alkylaminoethanesulfonic
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、界面活性剤,緩衝剤等
の原料として有用なN−アルキルアミノエタンスルホン
酸類の新規な製造方法に関する。
の原料として有用なN−アルキルアミノエタンスルホン
酸類の新規な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】N−アルキルアミノエタンスルホン酸類
の製造方法としては、以下の方法が文献上記載されてい
る。すなわち、2−ハロゲノエタンスルホン酸塩とア
ミン類を反応させる方法(ケミカルアブストラクト10
3巻 78310)、イセチオン酸塩とアミン類を反
応させる方法(米国特許第1999614号,第193
2907号)などの方法である。
の製造方法としては、以下の方法が文献上記載されてい
る。すなわち、2−ハロゲノエタンスルホン酸塩とア
ミン類を反応させる方法(ケミカルアブストラクト10
3巻 78310)、イセチオン酸塩とアミン類を反
応させる方法(米国特許第1999614号,第193
2907号)などの方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの方法では、目
的とするN−アルキルアミノエタンスルホン酸類の他に
下記一般式(I)で表されるN−アルキルアミノビス
(エタンスルホン酸)類が副生する。従来、この副生成
物は利用価値に乏しく、反応後分離精製工程で取り出さ
れた場合、廃棄物として処理されており、それに伴い目
的物であるN−アルキルアミノエタンスルホン酸類の収
率が悪化していた。
的とするN−アルキルアミノエタンスルホン酸類の他に
下記一般式(I)で表されるN−アルキルアミノビス
(エタンスルホン酸)類が副生する。従来、この副生成
物は利用価値に乏しく、反応後分離精製工程で取り出さ
れた場合、廃棄物として処理されており、それに伴い目
的物であるN−アルキルアミノエタンスルホン酸類の収
率が悪化していた。
【0004】 R−N(CH2CH2SO3M)2 (I) 本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、N−アルキルアミノエタンスルホン
酸類の生成反応の後、反応液より分離される副生成物、
すなわち、一般式(I)で表されるN−アルキルアミノ
ビス(エタンスルホン酸)類を再利用し、目的物である
N−アルキルアミノエタンスルホン酸類を収率よく得る
方法を提供することにある。
あり、その目的は、N−アルキルアミノエタンスルホン
酸類の生成反応の後、反応液より分離される副生成物、
すなわち、一般式(I)で表されるN−アルキルアミノ
ビス(エタンスルホン酸)類を再利用し、目的物である
N−アルキルアミノエタンスルホン酸類を収率よく得る
方法を提供することにある。
【0005】なお、このN−アルキルアミノビス(エタ
ンスルホン酸)類の性質については言及された例は見当
らず、また、その化学的挙動は全く不明であった。
ンスルホン酸)類の性質については言及された例は見当
らず、また、その化学的挙動は全く不明であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記した
課題を解決するために鋭意検討した結果、N−アルキル
アミノビス(エタンスルホン酸)類の反応性等について
検討したところ、該化合物とアルキルアミンとの反応に
より、N−アルキルアミノエタンスルホン酸類が生成す
るという新規な事実を見出し本発明を完成するに至った
ものである。
課題を解決するために鋭意検討した結果、N−アルキル
アミノビス(エタンスルホン酸)類の反応性等について
検討したところ、該化合物とアルキルアミンとの反応に
より、N−アルキルアミノエタンスルホン酸類が生成す
るという新規な事実を見出し本発明を完成するに至った
ものである。
【0007】すなわち、本発明は、下記一般式(I)で
表されるN−アルキルアミノビス(エタンスルホン酸)
類と、下記一般式(II)で表されるアルキルアミンと
を加熱し反応させることを特徴とするN−アルキルアミ
ノエタンスルホン酸類の製造方法である。 R−N(CH2CH2SO3M)2 (I) R−NH2 (II)
〔式中、Rは鎖状及び環状の低級アルキル基
(C1〜6)を表し、Mは水素,アルカリ金属又はアル
カリ土類金属を表す。〕以下、本発明についてさらに詳
細に説明する。
表されるN−アルキルアミノビス(エタンスルホン酸)
類と、下記一般式(II)で表されるアルキルアミンと
を加熱し反応させることを特徴とするN−アルキルアミ
ノエタンスルホン酸類の製造方法である。 R−N(CH2CH2SO3M)2 (I) R−NH2 (II)
〔式中、Rは鎖状及び環状の低級アルキル基
(C1〜6)を表し、Mは水素,アルカリ金属又はアル
カリ土類金属を表す。〕以下、本発明についてさらに詳
細に説明する。
【0008】本発明における原料の一つであるN−アル
キルアミノビス(エタンスルホン酸)類は、例えば、2
−ハロゲノエタンスルホン酸塩又はイセチオン酸塩とア
ルキルアミンとの反応により得られるが、特にその製造
方法については限定されるものではない。具体的には、
N−メチルアミノビス(エタンスルホン酸),N−エチ
ルアミノビス(エタンスルホン酸),N−プロピルアミ
ノビス(エタンスルホン酸),N−シクロヘキシルアミ
ノビス(エタンスルホン酸),及びこれらのモノナトリ
ウム塩,ジナトリウム塩,モノカリウム塩,ジカリウム
塩,カルシウム塩,マグネシウム塩等のアルカリ金属塩
やアルカリ土類金属塩などがあげられる。
キルアミノビス(エタンスルホン酸)類は、例えば、2
−ハロゲノエタンスルホン酸塩又はイセチオン酸塩とア
ルキルアミンとの反応により得られるが、特にその製造
方法については限定されるものではない。具体的には、
N−メチルアミノビス(エタンスルホン酸),N−エチ
ルアミノビス(エタンスルホン酸),N−プロピルアミ
ノビス(エタンスルホン酸),N−シクロヘキシルアミ
ノビス(エタンスルホン酸),及びこれらのモノナトリ
ウム塩,ジナトリウム塩,モノカリウム塩,ジカリウム
塩,カルシウム塩,マグネシウム塩等のアルカリ金属塩
やアルカリ土類金属塩などがあげられる。
【0009】本発明におけるもう一方の原料であるアル
キルアミンは、N−アルキルアミノビス(エタンスルホ
ン酸)類と同一のアルキル置換基を持つものが使用さ
れ、例えば、モノメチルアミン,モノエチルアミン,モ
ノプロピルアミン,モノシクロヘキシルアミン等があげ
られる。
キルアミンは、N−アルキルアミノビス(エタンスルホ
ン酸)類と同一のアルキル置換基を持つものが使用さ
れ、例えば、モノメチルアミン,モノエチルアミン,モ
ノプロピルアミン,モノシクロヘキシルアミン等があげ
られる。
【0010】使用量はN−アルキルアミノビス(エタン
スルホン酸)類に対しアルキルアミンが2〜35倍モ
ル、好ましくは10〜30倍モルである。なお、35倍
モルを超えたアルキルアミンを共存させ反応させても何
等差し支えないが、未反応回収アミンの量が増えるのみ
で、工業的利点は少ない。
スルホン酸)類に対しアルキルアミンが2〜35倍モ
ル、好ましくは10〜30倍モルである。なお、35倍
モルを超えたアルキルアミンを共存させ反応させても何
等差し支えないが、未反応回収アミンの量が増えるのみ
で、工業的利点は少ない。
【0011】反応温度は、特に限定するものではない
が、十分な反応速度を得るためには、150〜300
℃、さらに180〜250℃が好ましい。
が、十分な反応速度を得るためには、150〜300
℃、さらに180〜250℃が好ましい。
【0012】反応圧力は、特に限定するものではない
が、30〜80kg/cm2Gで行うことが好ましい。
が、30〜80kg/cm2Gで行うことが好ましい。
【0013】本発明は反応促進剤を添加しなくても十分
に効果を有するものであるが、アルカリ金属若しくはア
ルカリ土類金属の水酸化物、又はこれらの炭酸塩等の反
応促進剤を添加して行うことにより反応温度・圧力の低
減化が可能になり、さらに反応時間をも短縮することが
できるので好ましい。
に効果を有するものであるが、アルカリ金属若しくはア
ルカリ土類金属の水酸化物、又はこれらの炭酸塩等の反
応促進剤を添加して行うことにより反応温度・圧力の低
減化が可能になり、さらに反応時間をも短縮することが
できるので好ましい。
【0014】反応溶媒としては水が使用される。
【0015】なお、本発明によりN−アルキルアミノビ
ス(エタンスルホン酸)類を再利用してN−アルキルア
ミノエタンスルホン酸類が得られる。このとき、さらに
N−アルキルアミノビス(エタンスルホン酸)類が副生
することになるが、これについても、本発明を用いて再
利用することができる。
ス(エタンスルホン酸)類を再利用してN−アルキルア
ミノエタンスルホン酸類が得られる。このとき、さらに
N−アルキルアミノビス(エタンスルホン酸)類が副生
することになるが、これについても、本発明を用いて再
利用することができる。
【0016】
【実施例】以下に本発明を説明するために実施例を示す
が、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものでは
ない。なお、以下の実施例においては、濃度は全て重量
%であり、また、以下の略号を用いた。
が、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものでは
ない。なお、以下の実施例においては、濃度は全て重量
%であり、また、以下の略号を用いた。
【0017】 CH3N(CH2CH2SO3H)2 MDT CH3CH2N(CH2CH2SO3H)2 EDT Cyclohexyl−N(CH2CH2SO3H)2 CDT CH3NHCH2CH2SO3H MT CH3CH2NHCH2CH2SO3H ET Cyclohexyl−NHCH2CH2SO3H CT 実施例1 電磁攪拌式300mlオートクレーブに50%MDTジ
ナトリウム塩水溶液63.0g及び40%メチルアミン
水溶液168.2gを仕込み、250℃にて3時間反応
させた。反応圧力は76kg/cm2Gであった。反応
終了後、反応混合物を170℃まで冷却し、オートクレ
ーブのバルブを開放し未反応メチルアミンを留去した。
メチルアミン留去後の反応液を液体クロマトグラフィー
により分析したところ、MTナトリウム塩を32.6
g,MDTジナトリウム塩を1.4g含むものであっ
た。
ナトリウム塩水溶液63.0g及び40%メチルアミン
水溶液168.2gを仕込み、250℃にて3時間反応
させた。反応圧力は76kg/cm2Gであった。反応
終了後、反応混合物を170℃まで冷却し、オートクレ
ーブのバルブを開放し未反応メチルアミンを留去した。
メチルアミン留去後の反応液を液体クロマトグラフィー
により分析したところ、MTナトリウム塩を32.6
g,MDTジナトリウム塩を1.4g含むものであっ
た。
【0018】実施例2 50%MDTモノナトリウム塩水溶液60.0g、40
%メチルアミン水溶液172.8g及び48%水酸化ナ
トリウム水溶液9.3gを仕込んだ以外は実施例1と同
様の条件下で反応させ、さらに後処理を行い反応液を分
析したところ、MTナトリウム塩を33.4g,MDT
ジナトリウム塩を1.2g含んでいた。
%メチルアミン水溶液172.8g及び48%水酸化ナ
トリウム水溶液9.3gを仕込んだ以外は実施例1と同
様の条件下で反応させ、さらに後処理を行い反応液を分
析したところ、MTナトリウム塩を33.4g,MDT
ジナトリウム塩を1.2g含んでいた。
【0019】実施例3 300mlオートクレーブに50%MDTジカリウム塩
水溶液67.6g及び40%メチルアミン水溶液16
2.4gを仕込み、220℃にて3時間反応させた。反
応圧力は56kg/cm2Gであった。未反応メチルア
ミンを留去した後、反応液分析を行った。反応液はMT
カリウム塩34.6g,MDTジカリウム塩1.4gを
含んでいた。
水溶液67.6g及び40%メチルアミン水溶液16
2.4gを仕込み、220℃にて3時間反応させた。反
応圧力は56kg/cm2Gであった。未反応メチルア
ミンを留去した後、反応液分析を行った。反応液はMT
カリウム塩34.6g,MDTジカリウム塩1.4gを
含んでいた。
【0020】実施例4 300mlオートクレーブに26%EDTモノナトリウ
ム塩101.6g、70%エチルアミン水溶液120.
5g及び48%水酸化ナトリウム水溶液7.8gを仕込
み250℃にて3時間反応させた。反応圧力は約50k
g/cm2Gであった。未反応エチルアミンを留去した
後、反応液分析を行った。反応液はETナトリウム塩2
9.4g,EDTジナトリウム塩1.9gを含んでい
た。
ム塩101.6g、70%エチルアミン水溶液120.
5g及び48%水酸化ナトリウム水溶液7.8gを仕込
み250℃にて3時間反応させた。反応圧力は約50k
g/cm2Gであった。未反応エチルアミンを留去した
後、反応液分析を行った。反応液はETナトリウム塩2
9.4g,EDTジナトリウム塩1.9gを含んでい
た。
【0021】実施例5 300mlオートクレーブに60%CDTジカリウム塩
水溶液56.9g及び98%シクロヘキシルアミン17
3.0gを仕込み、200℃で5時間反応させた。反応
液分析の結果、CTカリウム塩を40.7g,CDTジ
カリウム塩を0.9g含んでいた。
水溶液56.9g及び98%シクロヘキシルアミン17
3.0gを仕込み、200℃で5時間反応させた。反応
液分析の結果、CTカリウム塩を40.7g,CDTジ
カリウム塩を0.9g含んでいた。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、N−アルキルアミノエタンスルホン酸類を製
造する際に副生する、通常では利用価値に乏しいN−ア
ルキルアミノビス(エタンスルホン酸)類を、再び有用
なN−アルキルアミノエタンスルホン酸類の製造の原料
として再利用することができる効果を有するものであ
る。
によれば、N−アルキルアミノエタンスルホン酸類を製
造する際に副生する、通常では利用価値に乏しいN−ア
ルキルアミノビス(エタンスルホン酸)類を、再び有用
なN−アルキルアミノエタンスルホン酸類の製造の原料
として再利用することができる効果を有するものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 303/22 C07C 309/14 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (1)
- 【請求項1】 下記一般式(I)で表されるN−アルキ
ルアミノビス(エタンスルホン酸)類と、下記一般式
(II)で表されるアルキルアミンとを加熱し反応させ
ることを特徴とするN−アルキルアミノエタンスルホン
酸類の製造方法。 R−N(CH2CH2SO3M)2 (I) R−NH2 (II) 〔式中、Rは鎖状及び環状の低級アルキル基
(C1〜6)を表し、Mは水素,アルカリ金属又はアル
カリ土類金属を表す。〕
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3162496A JP2988018B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | N−アルキルアミノエタンスルホン酸類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3162496A JP2988018B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | N−アルキルアミノエタンスルホン酸類の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04360862A JPH04360862A (ja) | 1992-12-14 |
| JP2988018B2 true JP2988018B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=15755729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3162496A Expired - Fee Related JP2988018B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | N−アルキルアミノエタンスルホン酸類の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2988018B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109467521B (zh) * | 2017-12-31 | 2021-07-27 | 苏州亚科科技股份有限公司 | 一种合成2-环已氨基乙磺酸的工艺 |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP3162496A patent/JP2988018B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04360862A (ja) | 1992-12-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |