JP2995261B2 - 自動取引機集中処理システム - Google Patents

自動取引機集中処理システム

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JP2995261B2
JP2995261B2 JP28844393A JP28844393A JP2995261B2 JP 2995261 B2 JP2995261 B2 JP 2995261B2 JP 28844393 A JP28844393 A JP 28844393A JP 28844393 A JP28844393 A JP 28844393A JP 2995261 B2 JP2995261 B2 JP 2995261B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行等の金融機関に設
置されている現金自動取引装置等の自動取引機を管理す
る自動取引機集中処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の現金自動取引装置を示す
外観斜視図である。図において、1は現金自動取引装
置、2は入金/支払い取引に応じて紙幣を入出金する紙
幣入出金装置、3は顧客により挿入されたカードの識
別,入金/支払い取引の内容の印字等の処理を行うカー
ドリーダライタ部、4は顧客により挿入された通帳の識
別,入金/支払い取引内容の印字等の処理を行う通帳記
帳機部、5は入金/支払い金額や操作案内用のイラスト
や文字を表示する表示部から構成される顧客操作部、6
は行員が装填,補充,回収等の処理を行うため、各取引
に応じた項目およびデータを入力する操作キーおよび前
記操作キーからの入力データおよび処理結果等を表示し
て、行員操作を誘導する表示部により構成される内部操
作部、7は以上の各装置の動作制御および各種演算処理
等を行う制御部である。
【0003】図11は上述した従来の現金自動取引装置
1における各装置の接続形態を示すブロック図であり、
制御部7に顧客操作部5,内部操作部6,紙幣入出金装
置2,カードリーダライタ部3および通帳記帳機部4が
接続されている。上述した現金自動取引装置は、金融機
関にニーズ(業務の省力化,顧客サービスの向上等)に
応えるため、各装置においてそれぞれ多くの機能を備え
ており、この中で紙幣入出金装置の構成を説明する。
【0004】図12は従来の紙幣入出金装置の構成を示
す説明図である。図において、11は紙幣入出金装置2
の前面上部に設けられた接客口で、顧客が紙幣を出し入
れするためのものである。12は送り込まれた紙幣の真
偽,正損,表裏,金種および走行状態等を鑑別および検
知するための紙幣鑑別部である。13a,13bは出金
用紙幣を金種別に収納するために複数設けられた紙幣収
納部であり、ここでは、13aに万円券、13bに千円
券を収納している。
【0005】14は紙幣鑑別部12の鑑別の結果、裏面
と判定された紙幣を表面に揃える表裏取揃え機構、15
は紙幣鑑別部12にて出金不能と判定された紙幣を収納
するリジェクト紙幣収納部、16は紙幣収納部13a,
13bに補充するための紙幣および紙幣収納部13a,
13bから回収した紙幣を収納する補充回収紙幣収納部
である。
【0006】なお、紙幣入出金装置2には、紙幣を分
離,集積,搬送するための動力源として、図示しないが
それぞれ独立したモータを実装し、それに合わせて動力
伝達機構を配置している。図13〜図16は上述した従
来の紙幣入出金装置における各処理時の紙幣の流れを示
す説明図で、以下に従来の作用を説明する。なお、図1
3は入金取引時、図14は出金取引時、図15は補充,
装填動作時、図16は回収動作時を示している。
【0007】まず、入金取引から説明すると、顧客によ
り入金取引キーが押下され、カードをカード挿入口また
は通帳を通帳挿入口に挿入すると、現金自動取引装置と
センサとの間で交信が行われ、問題がないことが確認さ
れると、制御部7は紙幣入出金装置2に入金処理開始の
コマンドを送信する。紙幣入出金装置2は入金処理開始
のコマンドを受信すると、内部状態を入金モードに切り
替えて、顧客が紙幣をセットするのを待つ。
【0008】顧客が紙幣をセットしたことを検知する
と、接客口11を閉じ、制御部7から定期的に送信して
いる状態のセンスコマンドに対して入金口紙幣セット有
りの情報を付加して応答電文(以下、レスポンスとい
う)を返送する。次に制御部7は、入金計数コマンドを
送信し、入出金口にセットされた紙幣の計数を指示す
る。
【0009】以下、紙幣入出金装置2における入金処理
手順を図13に基づいて説明する。図13に示すように
接客口11に紙幣がセットされた後、該接客口11のシ
ャッタを閉じ、セットされた紙幣を1枚ずつ分離して装
置内部に取り込み、走行路により紙幣鑑別部12に送り
込む。紙幣鑑別部12では搬送されてきた紙幣を順次真
偽鑑別,正損判別および走行状態を検知して後方へ送
る。
【0010】前記紙幣鑑別部12で偽券,搬送異常券と
判定したものは、表裏取り揃え機構14に搬送した後、
接客口11に送り込む。なお、この接客口11に送り込
まれた紙幣はいわゆる入金リジェクト紙幣である。ま
た、紙幣鑑別部12で真券と判定した紙幣は、金種別に
紙幣収納部13aあるいは紙幣収納部13bに送られ
る。このとき、紙幣は紙幣収納部13の図示しない一時
保留部に集積される。
【0011】以上の動作によって接客口11に顧客がセ
ットした紙幣の入金計数処理が完了すると、紙幣入出金
装置2は制御部7に対して入金計数終了のレスポンスを
返送し、そのデータとして、各金種別に計数した枚数を
還流紙幣と還流対象外紙幣とに分けて付加する。制御部
7は、このデータを受けて金種別の金額と合計の金額を
演算し、図示しない顧客操作用のディスプレイに表示す
るとともに、このデータを入金計数としてカウントし、
記憶しておく。
【0012】顧客が図示しないディスプレイに表示され
た金額を確認し、図示しない確認ボタンを押下すると、
紙幣入出金装置2は一時保留部に集積していた紙幣を紙
幣収納部13に収納し、これにより、入金取引処理が終
了する。次に出金取引について説明する。顧客により出
金取引キーが押下され、カードをカード挿入口に挿入
し、暗証番号を入力する。
【0013】制御部7は紙幣入出金装置2に出金処理開
始のコマンドを送信する。紙幣入出金装置2は出金開始
のコマンドを受信すると、内部状態を出金モードに切り
替えて、放出する紙幣の金種と枚数の指示を待つ。顧客
により、例えばm万n千の金額が入力された場合、ま
ず、紙幣収納部13a,13bが紙幣エンドを検知して
いないかどうかを判定する。そして、どちらか一方でも
紙幣エンドを検知している場合は、出金不可のデータを
付加して、レスポンスを返送する。
【0014】紙幣エンドを検知していない場合、出金枚
数の指示が万円券m枚千円券n枚とすると、紙幣収納部
13aより万円券をm枚繰り出す。繰り出された紙幣
は、図14に矢印で示す経路を走行させ、搬送路を経て
紙幣鑑別部12に送り込む。紙幣鑑別部12では指定通
りの紙幣かどうか表裏,正損を鑑別し、指定通りであれ
ば表裏取り揃え機構14に送り込む。
【0015】そして、紙幣鑑別部12の表裏判定結果に
より表裏取り揃え機構14にて1枚ずつ表裏を取り揃
え、接客口11に送り込む。なお、紙幣鑑別部12で搬
送異常券と鑑別された紙幣は、出金リジェクト紙幣とし
てリジェクト紙幣収納部15に送り込まれる。このよう
にして、必要枚数が表裏取り揃え機構14に集積するま
で、万円券の繰り出し,鑑別および集積を繰り返す。
【0016】万円券の繰り出しが終了すると、次は、紙
幣収納部13bから千円券n枚の繰り出しを同様に行
う。このようにして、指定された内容の紙幣が接客口1
1に送り込まれると、接客口11のシャッタを開き、顧
客に紙幣を引き渡した後、シャッタを閉じる。制御部7
からの指示枚数の出金が完了すると、完了のレスポンス
を返送し、そのデータとして放出金種とその枚数を付加
する。制御部はこれを受信して、出金枚数としてカウン
トしておき、これにより、出金取引処理が終了する。
【0017】次に、補充動作について説明する。行員が
内部操作部6の操作キーにより補充キーを押下すると、
制御部7はこの入力を受けて紙幣入出金装置2に対して
補充開始動作を指示するコマンドを送信する。紙幣入出
金装置2は、補充動作開始のコマンドを受信すると、内
部状態を補充モードに切り替えて、補充回収紙幣収納部
16が紙幣エンドを検知していないこと、すなわち、補
充すべき紙幣があらかじめセットされていることを確認
する。
【0018】ここで、紙幣エンドを検知した場合は、動
作不可のデータを付加してレスポンスを返送し、この処
中止され、紙幣エンドを検知していないことを確認
すると、補充動作を開始する。以下、補充動作時の紙幣
入出金装置2の動作を図15を用いて説明する。補充回
収紙幣収納部16にセットされている紙幣を1枚ずつ繰
り出し、図15に矢印で示す経路を走行させ、紙幣鑑別
部12に送り込む。紙幣鑑別部12では送り込まれてき
た紙幣を順次真偽鑑別,正損判別,走行状態を検知し、
処理の終了した紙幣を後方に送りだす。
【0019】紙幣鑑別部12で千円券の正券で出金用と
して装填できる紙幣であると判別された紙幣は、紙幣収
納部13bに送り込まれて収納される。また、万円券の
正券で出金用として装填できる紙幣であると判別された
紙幣は、紙幣収納部13aに送り込まれて収納される。
なお、紙幣鑑別部12で出金不可能券と鑑別された紙幣
は、補充回収紙幣収納部16に戻される。
【0020】紙幣入出金装置2は補充終了のレスポンス
を制御部7に返送し、そのデータとして各金種別に装填
した計数枚数を付加し、これにより補充動作の処理が終
了する。次に装填動作についての説明を行う。行員が業
務開始に先立って補充回収紙幣収納部16に一括して元
方よりセットしてきた紙幣を収納し、内部操作部6の操
作キーにより装填キーを押下すると、制御部7はこの入
力を受けて紙幣入出金装置2に対して装填動作開始を指
示するコマンドを送信する。
【0021】紙幣入出金装置2は、装填動作開始のコマ
ンドを受信すると、内部状態を補充モードと同様に切り
替えて、以下、上述した補充動作と同様の手順で装填動
作を行う。次に回収動作についての説明を行う。行員に
より内部操作部6の操作キーにより回収キーを押下する
と、制御部7はこの入力を受けて紙幣入出金装置2に対
して回収動作開始を指示するコマンドを送信する。
【0022】紙幣入出金装置2は回収動作開始のコマン
ドを受信すると、内部状態を回収モードに切り替え、紙
幣収納部13a,13bの全てが紙幣エンドを検知して
いないこと、すなわち、回収すべき紙幣が紙幣収納部1
3a,13bのいずれかに存在することを確認する。こ
こで、紙幣収納部13a,13bの全てが紙幣エンドを
検知した場合には、動作不可のデータを付加してレスポ
ンスを返送し、この処理は中止される。
【0023】そして、いずれか1つの紙幣収納部でも紙
幣エンドを検知していないことを確認すると、回収動作
を開始する。以下、回収動作時の紙幣入出金装置の動作
を図16を用いて説明する。まず、紙幣収納部13aに
収納されている紙幣を順次1枚ずつ繰り出し、図16に
矢印で示す経路を走行させて紙幣鑑別部12に送り込
む。
【0024】紙幣鑑別部12では、送り込まれてきた紙
幣を順次真偽鑑別および走行状態検知した後に後方に送
り込む。この紙幣鑑別部12での鑑別の結果、重走もし
くは斜行等の走行異常を検知された紙幣は、リジェクト
紙幣収納部15に送り込む。また、鑑別の結果正常な紙
幣は、補充回収紙幣収納部16に送り込み、順次集積さ
れる。
【0025】紙幣収納部13aが2つとも紙幣エンドを
検知すると、次は、紙幣収納部13bから収納紙幣を繰
り出す。この場合も、上記同様に、紙幣鑑別部12での
鑑別の結果、重走もしくは斜行等の走行異常を検知され
た紙幣は、リジェクト紙幣収納部15に送り込み、鑑別
の結果正常な紙幣は、補充回収紙幣収納部16に送り込
み、順次集積される。
【0026】このように、紙幣収納部13a,13bの
紙幣を万円券,千円券の順に補充回収紙幣収納部16に
計数しながら集積する。以上のようにして、紙幣収納部
13a,13bの全てが紙幣エンドを検知するまで回収
動作を行い、最後の紙幣が補充回収紙幣収納部16に到
達すると、各搬送路による搬送動作も停止する。
【0027】以上の処理を終了した紙幣入出金装置2
は、回収終了のレスポンスを返送し、そのデータとして
各金種別に回収した計数枚数を付加する。これを受けて
制御部7はこれを回収枚数としてカウントして記憶して
おき、以上で回収動作の処理を終了する。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た自動取引装置において、入金,出金取引運用時には機
能しない紙幣の補充,回収機能が紙幣入出金装置に備え
られているので、コストが高いものとなっている。ここ
で、最近の傾向として1店舗に複数台の自動取引装置を
設置する金融機関が増えているため、自動取引装置1台
当たりのコストが高いと1店舗でのコストが非常に高く
なるという問題がある。
【0029】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、自動取引装置を必要最低限の機能で
構成し、使用頻度の少ない機能は複数台の自動取引装置
で共用できるようにすることで、自動取引装置単体およ
びシステム全体のコストを下げることが可能な自動取引
機集中処理システムを提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、顧客との間で紙幣の授受を行う機能を有
する複数の自動取引機と、前記各自動取引機で処理する
紙幣を収納し、複数の自動取引機の中で、紙幣の補充あ
るいは回収を行うべき自動取引機のところへ移動可能
で、収納している紙幣を自動取引機に送り込む補充動作
機能と、自動取引機から送り込まれた紙幣を収納する回
収動作機能を有する集中機と、紙幣の補充,回収を行う
べき自動取引機を判別し、該当する自動取引機のところ
まで集中機を移動させて、紙幣の補充,回収を行わせる
集中制御部と、前記集中機と自動取引機との間を連結し
て紙幣の受渡しを行う受け渡し機構とを設け、前記受渡
し機構は、集中機と自動取引機との間で紙幣を搬送する
連結ガイドと、前記連結ガイドと連結されて、該連結ガ
イドより紙幣を受け入れて内部へと搬送する搬送ガイド
と、前記集中機の移動の際には該集中機の移動の妨げに
ならない位置に前記連結ガイドを退避させ、集中機が所
望の自動取引機に対応する位置にあるときに、該連結ガ
イドを前記搬送ガイドと連結する位置に移動させる駆動
手段とから構成し、前記搬送ガイドの先端部を前記連結
ガイドに向かって広がるように構成したことを特徴とす
る。
【0031】なお、本発明においては、前記連結ガイド
は、紙幣をガイドするガイド板から構成されるものとす
るとよい。
【0032】
【作用】上述した構成を有する本発明は、行員の操作や
自動取引機から送られてくる紙幣要求、紙幣不足,紙幣
過剰を示す信号に応じて紙幣の補充動作あるいは回収動
作が必要となると、集中機が該当する自動取引機と対応
する位置に移動する。そして、連結ガイドにより集中機
と自動取引機との間が連結され、補充動作の場合は、集
中機から繰り出された紙幣が自動取引機に送り込まれ、
回収動作の場合は自動取引機から繰り出された紙幣が集
中機に送り込まれる。
【0033】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を説明する。図
1は本発明の一実施例における自動取引機集中処理シス
テムの要部構成を示す説明図、図2は図1に示す本実施
例の自動取引機集中処理システムの全体構成を示す斜視
図である。
【0034】図において、21は自動取引装置で、複数
台の自動取引装置21が、その背面側を揃えて横方向に
並べて配置されている。ここで図3は自動取引装置のブ
ロック図であり、22は入金/出金取引に応じて紙幣を
入出金する紙幣入出金装置、23は顧客により挿入され
たカードの識別,ジャーナル用紙への入金/出金取引の
内容の印字等の処理を行うカードリーダライタ部、24
は顧客により挿入された通帳の識別,通帳への入金/出
金取引内容の印字等の処理を行う通帳記帳機部、25は
入金/出金金額や操作案内用のイラストや文字を表示す
る表示部から構成される顧客操作部、26は行員が装
填,補充,回収等の処理を行うため、各動作に応じた項
目およびデータを入力する操作キーおよび前記操作キー
からの入力データおよび処理結果等を表示して、行員操
作を誘導する表示部により構成される内部操作部、27
は以上の各装置と接続されて、各装置の動作制御および
各種演算処理等を行う制御部である。
【0035】図1,図2に戻り、28は自動取引装置2
1の後方に位置する集中機、29はこの集中機28に備
えられ、紙幣入出金装置22に対して紙幣の補充,回
収,装填を行うための機能を備えた紙幣補充回収装置、
30は自動取引装置21の後方にその並び方向に沿って
配置されたレール、31はこのレール30に乗った車輪
やこの車輪を駆動する機構等を備え、集中機28をレー
ル30に沿って走行させる自走機構であり、集中機28
は自動取引装置21の後方を、その並びに沿って移動可
能となっている。
【0036】なお、この集中機28には、上述した紙幣
補充回収装置29の他に、通帳記帳機部24に対して新
規通帳の補充および取り忘れ通帳の回収を行うための機
能を有する通帳補充回収装置や、カードリーダライタ部
23に対して新規カードの補充および取り忘れカードの
回収を行うための機能を備えたカード補充回収装置、さ
らには、カードリーダライタ部23に対してジャーナル
用紙の補充,回収を行うための機能を備えたジャーナル
用紙補充回収装置を搭載することとしてもよい。
【0037】次に、図1により上述した本実施例の自動
取引装置21の紙幣入出金装置22の構成および集中機
28の紙幣補充回収装置29の構成について説明する。
まず、紙幣入出金装置22の構成を説明すると、32は
紙幣入出金装置22の前面上部に設けられた接客口で、
顧客が紙幣を出し入れするためのものである。33は送
り込まれた紙幣の真偽,正損,表裏,金種および走行状
態等を鑑別および検知するための紙幣鑑別部である。
【0038】34a,34bは出金用紙幣を金種別に収
納するために複数設けられた紙幣収納部であり、ここで
は、34aに万円券、34bに千円券を収納している。
なお、この紙幣収納部34a,34bには、図示しない
が紙幣を検知する複数のセンサが備えられ、自動取引装
置21の制御部27はこのセンサの出力から紙幣収納部
34a,34b内の紙幣の過不足を判別し、後述する補
充動作あるいは回収動作を開始するための信号である紙
幣フル信号あるいは紙幣エンド信号を出力する。
【0039】35は紙幣鑑別部33にて出金不能と判定
された紙幣を収納するリジェクト紙幣収納部である。3
6aは自動取引装置21の背面に設けられた紙幣入出
口、36bは前記自動取引装置21側の紙幣入出口36
aと対向して集中機28の前面に設けられた紙幣入出
口、36cは自動取引装置21側の紙幣入出口36aと
集中機28側の紙幣入出口36bを連結する受渡し機構
で、これら紙幣入出口および受渡し機構から紙幣入出金
装置22と紙幣補充回収装置29の間で補充,装填紙幣
の受渡しを行う補充紙幣受渡し部36が構成される。
【0040】37aは自動取引装置21の背面に設けら
れた紙幣入出口、37bは前記自動取引装置21側の紙
幣入出口37aと対向して集中機28の前面に設けられ
た紙幣入出口、37cは自動取引装置21側の紙幣入出
口37aと集中機28側の紙幣入出口37bを連結する
受渡し機構で、これら紙幣入出口および受渡し機構から
紙幣入出金装置22と紙幣補充回収装置29の間で回収
紙幣の受渡しを行う回収紙幣受渡し部37が構成され
る。
【0041】なお、上記各構成要素間は紙幣の搬送路で
それぞれ結ばれており、また、各要素において紙幣を分
離,集積,搬送するための動力源として、図示しないが
それぞれ独立したモータを実装し、それに合わせて動力
伝達機構を配置している。次に紙幣補充回収装置29の
構成を説明すると、38は送り込まれた紙幣の正損,表
裏,走行状態等を鑑別および検知する簡易紙幣鑑別部、
39は簡易紙幣鑑別部38の鑑別の結果、裏面と判定さ
れた紙幣を表面に揃える表裏取揃え機構、40a,40
bは補充用紙幣および回収された紙幣を金種別に収納す
るために複数設けられた補充回収紙幣収納部、41は簡
易紙幣鑑別部38にて補充不能と判定された紙幣を収納
する補充リジェクト紙幣収納部で、上記各構成要素間は
紙幣の搬送路でそれぞれ結ばれており、また、各要素に
おいて紙幣を繰り出し,分離,集積,搬送するための機
構としてローラを設け、このローラの動力源として、図
示しないがそれぞれ独立したモータを実装し、それに合
わせて動力伝達機構を配置している。そして、紙幣入出
金装置22と紙幣補充回収装置29との間は、補充紙幣
受渡し部36および回収紙幣受渡し部37により接続さ
れて、紙幣の授受が行われる。
【0042】なお、図示しないが、上述した通帳補充回
収装置としては、新規通帳の収納部と取り忘れ通帳の収
納部と、通帳を繰り出し,分離,集積,搬送するための
機構と、自動取引装置21の通帳記帳機部24との間で
通帳の授受を行う通帳受渡し部を備える。また、カード
補充回収装置としては、新規カードの収納部と取り忘れ
カードの収納部と、カードを繰り出し,分離,集積,搬
送するための機構と、自動取引装置21のカードリーダ
ライタ部23との間でカードの授受を行う通帳受渡し部
を備える。さらに、ジャーナル用紙補充回収装置として
は、新規ジャーナル用紙の収納部と使用済みジャーナル
用紙の収納部と、ジャーナル用紙を繰り出し,分離,集
積,搬送するための機構と、自動取引装置21のカード
リーダライタ部23との間でジャーナル用紙の授受を行
う通帳受渡し部を備える。
【0043】図4は上述した補充紙幣受渡し部36およ
び回収紙幣受渡し部37の要部構成を示す説明図であ
る。なお、この図4は補充紙幣受渡し部36を図示して
いる。51は紙幣入出金装置22に設けられた上下1対
の紙幣搬送ベルト、52はこの紙幣搬送ベルト51が掛
けられたプーリ、53は紙幣搬送ベルト51間に挟持さ
れた紙幣をガイドする紙幣搬送ガイドで、紙幣は紙幣搬
送ベルト51間に挟持され、プーリ52が回転すること
で紙幣搬送ガイド53に沿って搬送される。
【0044】54は紙幣補充回収装置29に設けられた
上下1対の紙幣搬送ベルト、55はこの紙幣搬送ベルト
54が掛けられたプーリ、56は紙幣搬送ベルト54間
に挟持された紙幣をガイドする紙幣搬送ガイドで、紙幣
は紙幣搬送ベルト54間に挟持され、プーリ55が回転
することで紙幣搬送ガイド56に沿って搬送される。5
7は紙幣入出金装置22側の紙幣搬送ガイド53と紙幣
補充回収装置29側の紙幣搬送ガイド56との間を連結
し、自動取引装置21と集中機29との間の受渡し機構
36cを構成する連結ガイドで、この連結ガイド57は
紙幣補充回収装置29側に設けられ、紙幣搬送ベルト5
4による紙幣搬送ガイド56に沿った紙幣の搬送方向と
同じ水平方向に移動可能に支持されている。
【0045】58は紙幣補充回収装置29側に設けら
れ、前記連結ガイド57を移動させるソレノイド、59
はソレノイド58の駆動力を連結ガイド57に伝達する
リンクで、このリンク59は支点59aを中心に回転可
能で、ソレノイド58を駆動することで、リンク59が
支点59aを中心に回転運動し、これにより、連結ガイ
ド57が水平方向に移動する。
【0046】ここで、紙幣入出金装置22の紙幣搬送ガ
イド53と紙幣補充回収装置29の紙幣搬送ガイド56
の高さが一致するようになっており、集中機28が自動
取引装置21の後方に位置すると、紙幣搬送ガイド53
と紙幣搬送ガイド56が対向し、このとき、図4(a)
に示すようにソレノイド58を駆動して可動芯を矢印方
向に吸引することで、連結ガイド57が矢印a方向に移
動し、該連結ガイド57が紙幣搬送ガイド53と連結さ
れ、これにより、連結ガイド57を介して紙幣搬送ガイ
ド53と紙幣搬送ガイド56が連結されて、紙幣入出金
装置22と紙幣補充回収装置29との間で紙幣を搬送可
能となる。なお、補充紙幣受渡し部36において、図1
に示すように、紙幣は紙幣補充回収装置29から紙幣入
出金装置22に送り込まれるので、連結ガイド57間を
搬送される紙幣を紙幣搬送ガイド53が受けることにな
る。そして、この受け側となる紙幣搬送ガイド53の先
端部の形状は、前記連結ガイド57に向かって広がるよ
うに構成してある。
【0047】また、上記状態からソレノイド58の駆動
を停止して、図4(b)に示すように例えばバネの力に
より可動芯を矢印方向に吸引することで、連結ガイド5
7は矢印b方向に移動し、該連結ガイド57は集中機2
8の移動を妨げないように紙幣補充回収装置29内に退
避して、集中機28は自走機構31によりレール30上
を移動可能となる。
【0048】なお、上記図4においては補充紙幣受渡し
部36について説明したが、回収紙幣受渡し部37は、
図4とは左右を逆にした状態で、連結ガイドは紙幣入出
金装置22側に設けられ、紙幣入出金装置22側の紙幣
搬送ベルトによる紙幣搬送ガイドに沿った紙幣の搬送方
向と同じ水平方向に移動可能に支持されている。そし
て、連結ガイドを移動させるためのソレノイドおよびリ
ンクも紙幣入出金装置22に設けられ、回収受渡し部3
7においても紙幣入出金装置22側の紙幣搬送ガイドと
紙幣補充回収装置29側の紙幣搬送ガイドの高さが一致
するようになっており、集中機28が自動取引装置21
の後方に位置すると、紙幣入出金装置22と紙幣補充回
収装置29の紙幣搬送ガイドが対向し、ソレノイドを駆
動して連結ガイドを移動させることで、紙幣入出金装置
22と紙幣補充回収装置29との間で紙幣を搬送可能と
なる。また、上記状態からソレノイドの駆動を停止し
て、例えばバネの力により連結ガイドを移動させること
で、連結ガイドは紙幣入出金装置22内に退避し、集中
機28は自走機構31によりレール30上を移動可能と
なる。
【0049】図5は自動取引機集中処理システム全体の
ブロック図で、複数台の自動取引装置21および集中機
28が集中制御部61に接続され、この集中制御部61
により自動取引装置21,集中機28の監視および動作
の制御を行っている。62は集中操作部で、行員がこの
集中操作部62を操作することで、集中機21による紙
幣の補充,装填および回収が行われる。
【0050】図6〜図9は上述した本実施例の自動取引
機集中処理システムにおける各処理時の紙幣の流れを示
す説明図で、以下に従来の作用を説明する。なお、図6
は入金取引時、図7は出金取引時、図8は補充,装填動
作時、図9は回収動作時を示している。まず、入金取引
から説明すると、顧客により入金取引キーが押下され、
カードをカード挿入口または通帳を通帳挿入口に挿入す
ると、現金自動取引装置とセンタとの間で交信が行わ
れ、問題がないことが確認されると、制御部27は紙幣
入出金装置22に入金処理開始のコマンドを送信する。
【0051】紙幣入出金装置22は入金処理開始のコマ
ンドを受信すると、内部状態を入金モードに切り替え
て、顧客が紙幣をセットするのを待つ。顧客が紙幣をセ
ットしたことを検知すると、接客口32を閉じ、制御部
27から定期的に送信している状態センスコマンドの対
して入金口紙幣セット有りの情報を付加して応答電文
(以下、レスポンスという)を返送する。
【0052】次に制御部27は、入金計数コマンドを送
信し、入出金口にセットされた紙幣の計数を指示する。
以下、紙幣入出金装置22における処理手順を図6に基
づいて説明する。図6に示すように接客口32に紙幣が
セットされた後、該接客口32のシャッタを閉じ、セッ
トされた紙幣を1枚ずつ分離して装置内部に取り込み、
走行路により紙幣鑑別部33に送り込む。
【0053】紙幣鑑別部33では搬送されてきた紙幣を
順次真偽鑑別,正損判別および走行状態を検知して後方
へ送る。前記紙幣鑑別部33で偽券,搬送異常券と判定
したものは接客口32に送り込む。なお、この接客口3
2に送り込まれた紙幣はいわゆる入金リジェクト紙幣で
ある。
【0054】また、紙幣鑑別部33で真券と判定した紙
幣は、金種別に紙幣収納部34aあるいは紙幣収納部3
4bに送られる。このとき、紙幣は紙幣収納部34a,
34bの図示しない一時保留部に集積される。以上の動
作によって接客口32に顧客がセットした紙幣の入金計
数処理が完了すると、紙幣入出金装置22は制御部27
に対して入金計数終了のレスポンスを返送し、そのデー
タとして、各金種別に計数した枚数を還流紙幣と還流対
象外紙幣とに分けて付加する。
【0055】制御部27は、このデータを受けて金種別
の金額と合計の金額を演算し、図示しない顧客操作用の
ディスプレイに表示するとともに、このデータを入金計
数としてカウントし、記憶しておく。顧客が図示しない
ディスプレイに表示された金額を確認し、図示しない確
認ボタンを押下すると、紙幣入出金装置22は一時保留
部に集積していた紙幣を紙幣収納部34a,34bに収
納し、これにより、入金取引処理が終了する。
【0056】次に出金取引について説明する。顧客によ
り出金取引キーが押下され、カードをカード挿入口に挿
入し、暗証番号を入力する。制御部27は紙幣入出金装
置22に出金処理開始のコマンドを送信する。紙幣入出
金装置22は出金開始のコマンドを受信すると、内部状
態を出金モードに切り替えて、放出する紙幣の金種と枚
数の指示を待つ。
【0057】顧客により、例えばm万n千の金額が入力
された場合、まず、紙幣収納部34a,34bが紙幣エ
ンドを検知していないかどうかを判定する。そして、ど
ちらか一方でも紙幣エンドを検知している場合は、出金
不可のデータを付加して、レスポンスを返送する。紙幣
エンドを検知していない場合、出金枚数の指示が万円券
m枚千円券n枚とすると、紙幣収納部34aより万円券
をm枚繰り出す。繰り出された紙幣は、図7に矢印で示
す経路を走行させ、搬送路を経て紙幣鑑別部33に送り
込む。
【0058】紙幣鑑別部33では指定通りの紙幣かどう
か表裏,正損を鑑別し、指定通りであれば接客口32に
送り込む。なお、紙幣鑑別部33で搬送異常券と鑑別さ
れた紙幣は、出金リジェクト紙幣としてリジェクト紙幣
収納部35に送り込まれる。このようにして、必要枚数
が接客口32に集積するまで、万円券の繰り出し,鑑別
および集積を繰り返す。
【0059】万円券の繰り出しが終了すると、次は、紙
幣収納部34bから千円券n枚の繰り出しを同様に行
う。このようにして、指定された内容の紙幣が接客口3
2に送り込まれると、接客口32のシャッタを開き、顧
客に紙幣を引き渡した後、シャッタを閉じる。制御部2
7からの指示枚数の出金が完了すると、完了のレスポン
スを返送し、そのデータとして放出金種とその枚数を付
加する。制御部はこれを受信して、出金枚数としてカウ
ントしておき、これにより、出金取引処理が終了する。
【0060】次に、補充動作について説明する。行員が
集中操作部62の操作キーのなかの補充キーを押下する
と、集中制御部61は、この入力を受けて、所定の自動
取引装置21と集中機28に対して補充動作開始を指示
するコマンドを送信する。集中機28は、これを受信す
ると、自走機構31を作動させてレール30上を自走移
動し、紙幣を補充すべき自動取引装置21の背面の定位
置に停止し、紙幣補充回収装置29に補充動作開始を指
示するコマンドを送信する。一方、自動取引装置21は
紙幣入出金装置22に対して補充動作開始を指示するコ
マンドを送信する。
【0061】紙幣入出金装置22は補充動作開始のコマ
ンドを受信すると、内部状態を補充モードに切り替えて
待機し、紙幣補充回収装置29は補充回収紙幣収納部4
0a,40bが紙幣エンドを検知していないこと、すな
わち、補充すべき紙幣があらかじめセットされているこ
とを確認する。なお、補充回収紙幣収納部40a,40
bのどちらか一方でも紙幣エンドを検知した場合は、動
作不可のデータを付加してレスポンスを返信し、この処
理は中止される。
【0062】補充回収紙幣収納部40a,40bのどち
らともが紙幣エンドを検知していないことを確認する
と、補充動作を開始する。以下、補充動作時の紙幣入出
金装置22,紙幣補充回収装置29の動作を図8を用い
て説明する。まず、集中機28が自動取引装置21の後
方に位置すると、上記図4で説明したように補充紙幣受
渡し部36において紙幣搬送ガイド53と紙幣搬送ガイ
ド56が対向しており、この状態でソレノイド58を駆
動して連結ガイド57を矢印a方向に移動させること
で、紙幣搬送ガイド53と紙幣搬送ガイド56が連結さ
れて、紙幣入出金装置22と紙幣補充回収装置29との
間で紙幣を搬送可能となる。
【0063】そして、補充回収紙幣収納部40a,40
bにセットされている紙幣を1枚ずつ繰り出し、図8に
矢印で示す経路を走行させ、簡易紙幣鑑別部38に送り
込む。簡易紙幣鑑別部38では送り込まれてきた紙幣を
順次表裏判別,走行状態を検知して、表裏取揃え機構3
9に送り込む。表裏取揃え機構39では、簡易紙幣鑑別
部38の表裏判別結果に基づいて表裏を取り揃え、この
紙幣を補充紙幣受渡し部36から紙幣入出金装置22に
送り込む。なお、簡易紙幣鑑別部38で走行異常と判定
された紙幣は、紙幣入出金装置22に送り込むことな
く、補充リジェクト紙幣収納部41に送り込まれる。
【0064】上述したように紙幣補充回収装置29から
紙幣入出金装置22に送り込まれた紙幣は、紙幣入出金
装置22内を矢印で示す経路を走行させ、紙幣鑑別部3
3に送り込まれる。紙幣鑑別部33では送り込まれてき
た紙幣を順次真偽鑑別,正損判別,走行状態を検知し、
処理の終了した紙幣を後方に送りだす。紙幣鑑別部33
で千円券の正券で出金用として装填できる紙幣であると
判別された紙幣は、紙幣収納部34bに送り込まれて収
納される。
【0065】また、万円券の正券で出金用として装填で
きる紙幣であると判別された紙幣は、紙幣収納部34a
に送り込まれて収納される。所望枚数の紙幣の補充が終
了した場合、紙幣収納部34a,34bがフルになった
場合、あるいは補充回収紙幣収納部40a,40bに補
充すべき紙幣がなくなった場合は、紙幣入出金装置22
は補充終了のレスポンスを自動取引装置21に返送し、
そのデータとして各金種別に補充した計数枚数を付加す
る。また、集中機28は補充回収紙幣収納部40a,4
0bからの繰り出し動作を停止し、ソレノイド58を駆
動して連結ガイド57を矢印b方向に移動させること
で、該連結ガイド57を紙幣補充回収装置29内に退避
させ、紙幣入出金装置22側の紙幣搬送ガイド53と紙
幣補充回収装置29側の紙幣搬送ガイド56を分離し
て、集中機28を移動可能な状態とする。
【0066】以上で補充動作の処理が終了し、集中制御
部61は集中機28をホームポジションに移動させ、必
要に応じてさらに該集中機28を移動させて他の紙幣を
補充すべき自動取引装置21、あるいは後述する回収動
作を行うべき自動取引装置21の背面の定位置に停止さ
せて上記のような補充動作あるいは後述する回収動作を
行う。
【0067】次に装填動作についての説明を行う。行員
が業務開始に先立って集中機28の補充回収紙幣収納部
40a,40bに元方よりセットしてきた紙幣を収納
し、集中操作部62の操作キーにより装填キーを押下す
ると、集中制御部61はこの入力を受けて自動取引装置
21と集中機28に対して装填動作開始を指示するコマ
ンドを送信する。
【0068】集中機28は、これを受信すると、自走機
構31を作動させてレール30上を自走移動し、紙幣を
装填すべき自動取引装置21の背面の定位置に停止し、
紙幣補充回収装置29に装填動作開始を指示するコマン
ドを送信する。一方、自動取引装置21は紙幣入出金装
置22に対して装填動作開始を指示するコマンドを送信
し、以下、上述した補充動作と同様の手順で装填動作を
行う。
【0069】次に回収動作についての説明を行う。行員
が集中操作部62の操作キーのなかの回収キーを押下す
ると、集中制御部61は、この入力を受けて、所定の自
動取引装置21と集中機28に対して回収動作開始を指
示するコマンドを送信する。集中機28は、これを受信
すると、自走機構31を作動させてレール30上を自走
移動し、紙幣を回収すべき自動取引装置21の背面の定
位置に停止し、紙幣補充回収装置29に回収動作開始を
指示するコマンドを送信する。一方、自動取引装置21
は紙幣入出金装置22に対して回収動作開始を指示する
コマンドを送信する。
【0070】紙幣入出金装置22は回収動作開始のコマ
ンドを受信すると、内部状態を回収モードに切り替えて
待機し、紙幣収納部34a,34bの全てが紙幣エンド
を検知していないこと、すなわち、回収すべき紙幣が紙
幣収納部34a,34bのいずれかに存在することを確
認する。ここで、紙幣収納部34a,34bの全てが紙
幣エンドを検知した場合には、動作不可のデータを付加
してレスポンスを返送し、この処理は中止される。
【0071】そして、いずれか1つの紙幣収納部でも紙
幣エンドを検知していないことを確認すると、回収動作
を開始する。以下、回収動作時の紙幣入出金装置22,
紙幣補充回収装置29の動作を図9を用いて説明する。
まず、集中機28が自動取引装置21の後方に位置する
と、回収紙幣受渡し部37において紙幣入出金装置22
側の紙幣搬送ガイドと紙幣補充回収装置29側の紙幣搬
送ガイドが対向しており、この状態でソレノイドを駆動
して連結ガイドを移動させることで、紙幣入出金装置2
2と紙幣補充回収装置29との間で紙幣を搬送可能とな
る。
【0072】そして、まずは紙幣収納部34aに収納さ
れている紙幣を順次1枚ずつ繰り出し、図9に矢印で示
す経路を走行させて紙幣鑑別部33に送り込む。紙幣鑑
別部33では、送り込まれてきた紙幣を順次真偽鑑別お
よび走行状態検知した後に後方に送り込む。この紙幣鑑
別部33での鑑別の結果、重走もしくは斜行等の走行異
常を検知された紙幣は、紙幣補充回収装置29に送り込
むことなく、リジェクト紙幣収納部35に送り込む。
【0073】また、鑑別の結果正常な紙幣は、回収紙幣
受渡し部37を経て紙幣補充回収装置29の補充回収紙
幣収納部40aに送り込み、順次集積される。紙幣収納
部34aが紙幣エンドを検知すると、次は、紙幣収納部
34bから収納紙幣を繰り出す。この場合も、上記同様
に、紙幣鑑別部33での鑑別の結果、重走もしくは斜行
等の走行異常を検知された紙幣は、紙幣補充回収装置2
9に送り込むことなく、リジェクト紙幣収納部35に送
り込み、鑑別の結果正常な紙幣は、回収紙幣受渡し部3
7を経て紙幣補充回収装置29の補充回収紙幣収納部4
0bに送り込み、順次集積される。
【0074】このように、紙幣収納部34a,34bの
紙幣を万円券,千円券の順に紙幣補充回収装置29の補
充回収紙幣収納部40a,40bに計数しながら集積す
る。以上のようにして、紙幣収納部34a,34bの全
てが紙幣エンドを検知するまで回収動作を行い、最後の
紙幣が補充回収紙幣収納部40a,40bに到達する
と、各搬送路による搬送動作も停止する。
【0075】以上の処理を終了した紙幣入出金装置22
は、回収終了のレスポンスを返送し、そのデータとして
各金種別に回収した計数枚数を付加する。これを受けて
自動取引装置21はこれを回収枚数としてカウントして
記憶しておくとともに、回収紙幣受渡し部37において
紙幣入出金装置22と紙幣補充回収装置29を連結して
いる連結ガイドを自動取引装置21内に退避させ、集中
機28を移動可能な状態とする。
【0076】以上で回収動作の処理が終了し、集中制御
部61は集中機28をホームポジションに移動させ、必
要に応じてさらに該集中機28を移動させて他の紙幣を
回収すべき自動取引装置21、あるいは上述した補充動
作を行うべき自動取引装置21の背面の定位置に停止さ
せて上記のような回収動作あるいは補充動作を行う。な
お、上述した補充動作,回収動作においては、行員が集
中操作部62の操作キーを操作することで起動すること
としているが、通常は、集中制御部61が各自動取引装
置21から送られてくる紙幣フルあるいは紙幣エンドの
信号を検知し、紙幣の補充あるいは回収を行うべき自動
取引装置21を判別して、集中機28と該当する自動取
引装置21に補充,回収動作開始を指示するコマンドを
送り、紙幣を補充あるいは回収すべき自動取引装置21
のところまで集中機28を移動させて上述した補充動作
あるいは回収動作を行うこととなっており、行員の操作
無しに自動的に補充,回収動作が行われる。
【0077】例えば、複数存在する自動取引装置21の
中で、ある自動取引装置21では収納している紙幣が過
剰で回収の必要があり、別の自動取引装置21では紙幣
が不足して補充の必要がある場合は、集中制御部61は
紙幣フルの信号を検知した自動取引装置21のところへ
集中機28を移動させ、上述した回収動作を行い、その
後、紙幣エンドの信号を検知した自動取引装置21のと
ころへこの集中機28を移動させ、上述した補充動作を
行うことができ、自動取引装置間で自動的に紙幣の循環
使用が可能である。
【0078】なお、本実施例では紙幣の補充,回収の場
合で説明したが、硬貨の補充,回収も同様に行うことが
可能である。また、集中機28に図示しないが上述した
通帳補充回収装置,カード補充回収装置あるいはジャー
ナル用紙補充回収装置を搭載しておけば、上述した紙幣
の補充,回収動作と同様にして、新規発行する通帳,カ
ードの自動取引装置21への補充および取り忘れた通
帳,カードの集中機28への回収、新規ジャーナル用紙
の自動取引装置21への補充および使用済みのジャーナ
ル用紙の集中機28への回収が行える。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、自動取
引機で処理する紙幣を収納し、収納している紙幣を自動
取引機に送り込む補充動作機能と、自動取引機から送り
込まれた紙幣を収納する回収動作機能を有する集中機を
設けて、紙幣の補充,回収を行うべき自動取引機を判別
し、該当する自動取引機のところまで集中機を移動させ
て、紙幣の補充,回収を行わせることとしたものであ
り、前記集中機と自動取引機との間を連結して紙幣の受
渡しを行う受け渡し機構とを設け、前記受渡し機構は、
集中機と自動取引機との間で紙幣を搬送する連結ガイド
と、前記連結ガイドと連結されて、該連結ガイドより紙
幣を受け入れて内部へと搬送する搬送ガイドと、前記集
中機の移動の際には該集中機の移動の妨げにならない位
置に前記連結ガイドを退避させ、集中機が所望の自動取
引機に対応する位置にあるときに、該連結ガイドを前記
搬送ガイドと連結する位置に移動させる駆動手段とから
構成し、前記搬送ガイドの先端部を前記連結ガイドに向
かって広がるように構成したので、連結ガイドから送り
出される紙幣が、これを受ける搬送ガイド間に確実にガ
イドされることになり、集中機と自動取引機との間で紙
幣を受け渡す際、紙幣の搬送障害を起こすことはない。
このように、集中機と自動取引機との間で安定した紙幣
の受渡しを行えるようにすることで、自動取引機を顧客
に対する紙幣の入出金機能等の取引に必要な最低限の機
能で構成し、紙幣の補充機能あるいは紙幣の回収機能等
の使用頻度の少ない機能は複数台の自動取引機で共用で
き、自動取引機単体のコストを下げることが可能である
という効果を有する。また、前記連結ガイドを、紙幣を
ガイドするガイド板から構成することとすれば、構成が
簡単となり、連結ガイドを備えても自動取引機や集中機
のコストの上昇を防ぐことができるという効果を有す
る。
【0080】このように、紙幣の補充機能あるいは紙幣
の回収機能等の使用頻度の少ない機能は集中機に持たせ
ることで、各自動取引機には補充用の紙幣あるいは回収
した紙幣を収納する収納部およびこの収納部に対する
の繰り出し,収納のための機構を設けることなく、
が不足した場合には紙幣の補充が行え、紙幣が過剰と
なった場合には紙幣の回収が行えるようになるので、自
動取引機の構造を単純化することができ、自動取引機単
体のコストを下げることができるという効果を有する。
【0081】また、1台の集中機を複数の自動取引機で
共用できるので、自動取引機を複数台設置した場合に
は、自動取引機単体のコストが下がっていることで、シ
ステム全体のコストを大幅に下げることができるという
効果を有する。さらに、複数の自動取引機間で現金の相
互利用が可能となるので、システム全体の運用現金量を
少なくすることができるという効果を有する。
【0082】また、自動取引機で処理する他の媒体、例
えば、新規発行のための通帳,カードを集中機に収納
し、自動取引装置で通帳,カードの新規発行がある場合
には集中機から自動取引機の通帳記帳機部,カードリー
ダライタ部に新規通帳,新規カードを補充して発行する
ことが可能となり、また、取り忘れの通帳,カードを回
収して収納する収納部を集中機に設けておけば、個々の
自動取引機には新規通帳,新規カードの収納部およびそ
れを繰り出す機構、取り忘れ通帳,取り忘れカードの収
納部および収納機構を備える必要がなく、自動取引機の
構造をさらに単純にすることが可能となり、自動取引機
単体のコストを下げることができるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における自動取引機集中処理
システムの要部構成を示す説明図である。
【図2】本実施例の自動取引機集中処理システムの全体
構成を示す斜視図である。
【図3】本実施例の自動取引装置のブロック図である。
【図4】補充紙幣受渡し部および回収紙幣受渡し部の要
部構成を示す側面図である。
【図5】本実施例の自動取引機集中処理システム全体の
ブロック図である。
【図6】本実施例の自動取引機集中処理システムにおけ
る入金動作時の紙幣の流れを示す説明図である。
【図7】本実施例の自動取引機集中処理システムにおけ
る出金動作時の紙幣の流れを示す説明図である。
【図8】本実施例の自動取引機集中処理システムにおけ
る補充動作時の紙幣の流れを示す説明図である。
【図9】本実施例の自動取引機集中処理システムにおけ
る回収動作時の紙幣の流れを示す説明図である。
【図10】従来の現金自動取引装置を示す外観斜視図で
ある。
【図11】従来の現金自動取引装置のブロック図であ
る。
【図12】従来の紙幣入出金装置の構成を示す説明図で
ある。
【図13】従来における入金動作時の紙幣の流れを示す
説明図である。
【図14】従来における出金動作時の紙幣の流れを示す
説明図である。
【図15】従来における補充動作時の紙幣の流れを示す
説明図である。
【図16】従来における回収動作時の紙幣の流れを示す
説明図である。
【符号の説明】
21 自動取引装置 22 紙幣入出金装置 28 集中機 29 紙幣補充回収装置 30 レール 31 自走機構 32 接客口 34a,34b 紙幣収納部 36 補充紙幣受渡し部 37 回収紙幣受渡し部 40a,40b 補充回収紙幣収納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−275948(JP,A) 特開 昭62−162189(JP,A) 特開 平2−193837(JP,A) 特開 平2−137081(JP,A) 実公 平1−21397(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07D 11/00 - 13/00 G07F 19/00 G06F 17/60 - 19/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客との間で紙幣の授受を行う機能を有
    する複数の自動取引機と、 前記各自動取引機で処理する紙幣を収納し、複数の自動
    取引機の中で、紙幣の補充あるいは回収を行うべき自動
    取引機のところへ移動可能で、収納している紙幣を自動
    取引機に送り込む補充動作機能と、自動取引機から送り
    込まれた紙幣を収納する回収動作機能を有する集中機
    と、紙幣 の補充,回収を行うべき自動取引機を判別し、該当
    する自動取引機のところまで集中機を移動させて、紙幣
    の補充,回収を行わせる集中制御部と 前記集中機と自動取引機との間を連結して紙幣の受渡し
    を行う受け渡し機構とを設け、 前記受渡し機構は、集中機と自動取引機との間で紙幣を
    搬送する連結ガイドと、 前記連結ガイドと連結されて、該連結ガイドより紙幣を
    受け入れて内部へと搬送する搬送ガイドと、 前記集中機の移動の際には該集中機の移動の妨げになら
    ない位置に前記連結ガイドを退避させ、集中機が所望の
    自動取引機に対応する位置にあるときに、該連結ガイド
    を前記搬送ガイドと連結する位置に移動させる駆動手段
    とから構成し、 前記搬送ガイドの先端部を前記連結ガイドに向かって広
    がるように構成した ことを特徴とする自動取引機集中処
    理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動取引機集中処理シス
    テムにおいて、前記連結ガイドは、紙幣をガイドするガ
    イド板から構成されることを特徴とする自動取引機集中
    処理システム。
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