JP2995454B2 - スピーカ用中心保持部材及びその製造法 - Google Patents
スピーカ用中心保持部材及びその製造法Info
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Description
に使用されるスピーカにおいて、振動板を磁気回路の所
定の位置に正確に保持するためのダンパー、又は振動板
の外周縁をフレームに取り付けるためのエッジを構成す
る中心保持部材と、このスピーカ用中心保持部材を製造
するための製造法に関するものである。より詳しくは、
織り方による方向性をもつ織布を素材とするダンパー又
はエッジにおいて、円周方向における剛性を高めること
によって全周の剛性を均一化させたスピーカ用中心保持
部材とその製造法に関するものである。
正確に保持するダンパー、又は振動板の外周縁部と結合
して振動板をフレームに保持するためのエッジはこれを
総称して中心保持部材と言われている。しかして、この
中心保持部材は通常経糸と横糸を1本ごとに交錯させた
平織布材、あるいは経糸と横糸が3本以上ずつ組み合わ
せたあや織など織り方に方向性を持つもので形成される
ことが多い。
糸と横糸が略直角に交差しているため、縦方向又は横方
向への剛性は有するが、縦糸および横糸に対して45°
の方向に対する剛性はきわめて弱い。すなわち、図9に
示すようにかゝる縦糸20および横糸21からなる織布
はDE方向(縦糸20および横糸21に対して45°の
方向)には糸がないため、成形されたダンパー又はエッ
ジはDE方向の曲げに対してきわめて弱く、スピーカに
適用した場合、上下方向の振動に対し糸と糸との間の隙
間の形状が大きく変化するので、f0 の大幅な変化が生
じ、最悪の場合には45°方向に放射状に破れが発生す
るなどの問題があった。なお、図中22は縦糸20Fと
横糸21とによって形成される隙間、23は含浸させた
フェノール樹脂である。
問題点を解消するため、たとえば、特開昭63−146
692号公報においては、波形が放射状に形成されたダ
ンパーの中心から放射状に伸びた直線により複数の部分
に分割し、この分割部分の隣同士で波形の高さを異なら
せることにより高耐入力、良質低音再生を可能としたス
ピーカが提案されている。
6692号公報に開示されたスピーカは、ダンパーを放
射状に伸びる直線によって6分割し、隣同士の波形の高
さを変化させ、深い波形部で歪みの少ない振幅を、浅い
波形部で振幅制限を行わせ、トータルとして振幅限界ま
では歪みの少ない動きを得るようにしている。しかしな
がら、このスピーカにおいては、布材の織り方による方
向性の点については一切の配慮がなされていないので、
縦糸および横糸に対して45°方向の剛性が小さく、結
果的に前記従来技術の項において述べたような問題点は
なんら解消されていなかった。
って方向性を有する織布を素材とするスピーカ用のダン
パーやエッジなどの中心保持部材において、縦糸および
横糸に対して45°の方向における剛性を効果的に付与
し、もって全周における剛性の均一化を図った中心保持
部材とその製造法を提供せんとするものである。
め、この発明の請求項1に記載の発明は、縦糸と横糸が
直交する織布によって中心部にボイスコイルボビンを取
付けるための取付孔又はダンパーの外周縁と結合する取
付孔を形成した円板状の保持基材において、閉じ合わせ
によって形成される型窩内の厚みを隣同士で異なるよう
に中心より放射状に複数の部分に区画した一対の金型の
前記型窩内に、前記保持基材をその縦糸と横糸に対する
45°の方向に沿った部分が金型の厚みの小さな型窩の
部位になるように金型の型窩内に配して、金型の加熱加
圧により保持基材の前記縦糸と横糸に対する45°方向
に沿った部分の剛性を高めて全体を円周方向にほゞ均一
な剛性を付与してなることを特徴とするスピーカ用中心
保持部材である。
と横糸が直交する織布によって中心部にボイスコイルボ
ビンを取付けるための取付孔又はダンパーの外周縁と結
合する取付孔を形成した円板状の保持基材において、該
保持基材の全体にフェノール樹脂等を含浸させて予備乾
燥させたのち、保持基材の縦糸と横糸に対する45°方
向に沿う部分にのみ再度フェノール樹脂等を含浸させて
保持基材の縦糸と横糸に対する45°方向の剛性を高め
て全体を円周方向にほゞ均一な剛性を付与してなること
を特徴とするスピーカ用中心保持部材である。
パー又はエッジを構成する保持基材を縦糸と横糸が直交
する織布によって形成し、この織布にフェノール樹脂等
を含浸させたのち加熱加圧してダンパー又はエッジを成
形するに際し、閉じ合わせによって形成される型窩内の
厚みを隣同士で異なるように中心より放射状に複数の 部
分に区画した一対の金型を使用し、保持基材をその縦糸
と横糸に対する45°の方向に沿った部分が金型の厚み
の小さな型窩の部位になるように金型の型窩内に配し
て、金型の加熱加圧成形によって、保持基材の縦糸と横
糸に対する45°の方向に沿った部分の剛性を高めて全
体を円周方向にほゞ均一な剛性を付与してなることを特
徴とするスピーカ用中心保持部材の製造法である。
パー又はエッジを構成する保持基材を縦糸と横糸が直交
する織布によって形成し、この織布にフェノール樹脂等
を含浸させたのち予備乾燥させ、得た保持基材の縦糸お
よび横糸に対する45°方向の部位以外の部位をマスキ
ングし、マスキングしない45°方向の部位にのみ再度
フェノール樹脂等をスプレー含浸させて金型によって加
熱加圧して成形することを特徴とするスピーカ用中心保
持部材の製造法である。
エッジを構成する中心保持部材は縦糸と横糸が直交する
織布からなるもので、具体的には、縦糸と横糸が1本ご
とに交錯する平織布材や縦糸と横糸が3本以上ずつ組み
合わさったあや織布材を挙げることができる。
する剛性は比較的強いが、縦糸および横糸に対して45
°方向の剛性が小さく円周方向に対する強度がない。そ
こで、この発明はかゝる織り方によって方向性を有する
布材を使用して保持部材を構成するに際し、縦糸および
横糸に対して45°方向の剛性を高めんとするものであ
る。
ッジを成形するに際して使用する一対の金型の閉じ合わ
せによって形成される型窩の厚みを隣同士で異なるよう
に中心から放射状に複数の部分に区画して保持基材の縦
糸と横糸に対して45°方向に沿う部分を金型の型窩の
厚み小さい部位になるように配し、金型の加熱加圧成 形
により保持基材の45°方向の圧縮を強化して剛性を高
める方法である。
等を含浸させたのち予備乾燥させ、これを金型によって
加熱加圧してダンパー又はエッジを成形するに際し、縦
糸と横糸に対して45°の方向に沿う部分以外をマスキ
ングすると共に、マスキングしなかった45°の方向に
沿う部分にのみ再度フェノール樹脂等をスプレー含浸さ
せて剛性を高める方法である。
向の剛性を高める場合には、基本的には閉じ合わせによ
って形成される金型の円周方向(図3におけるA−1d
−B方向)の型窩の厚みを増減させることが望ましい
が、図2に示すように縦糸および横糸に対して45°の
方向に沿って角度Xを30〜80°の間で変化させて扇
形状の部分の型窩の厚みを一定に小さくしてもよい。ま
た、図4に示すように縦糸および横糸に対して45°の
方向に沿って所定の幅の帯状部の厚みを一定に小さくし
てもよい。
る45°方向への剛性の付与は、中心から放射状に金型
を複数に区画し、その区画された金型の閉じ合わせによ
って形成される型窩の厚みを隣同士で異ならしめること
によって行うものであるが、具体的には図5に示すよう
に、図2における点O´と点Oとの間の金型(上型10
と下型10)間の閉じ合わせで生ずる型窩gの厚みを一
定にして行ってもよく、図6に示すように保持基材に円
周方向に向かって波形のコルゲーションを付与するため
の凸条部の頂部近傍を外側に張り出させて上型10と下
型10との間の閉じ合わせで生ずる型窩g´の厚みを他
の部位の型窩gの厚みよりも小さく設定することによっ
て行ってもよい。なお、前記保持基材の縦糸と横糸に対
する45°方向への剛性の付与は、成形時に当該45°
方向に位置する区画された金型の閉じ合わせによる型窩
の厚みを小さくする部分の面積を増減させることによっ
て剛性の増減を行うものである。
で剛性を高める場合には、縦糸と横糸が直交する織布に
フェノール樹脂等を含浸させて予備乾燥させたのち、図
2に示す扇形状以外の部位を、図4の場合には帯状部以
外の部位を紙や板などによってマスキングを行い、これ
にフェノール樹脂等をスプレー含浸させ、通常の成形用
金型によって加熱加圧成形して縦糸および横糸に対して
45°の方向の部位の剛性を向上させるものである。な
お、保持基材へのフェノール樹脂等のスプレー含浸は、
使用するフェノール樹脂等の濃度、スプレーする面積の
増減によって剛性の増減を行うものである。
用中心保持部材の製造法は、基本的には、ダンパー又は
エッジを形成するに際して縦糸と横糸が直交する織布を
使用し、この織布の欠点である縦糸と横糸に対する45
°方向における剛性の低さを改善して高い剛性のものと
して全体を円周方向に均一な剛性とすることによって、
スピーカの振幅制限が可能なf 0 低下率の小さなスピー
カのためのスピーカ用中心保持部材を得んとするもので
ある。
部材の発明および請求項3、4のスピーカ用中心保持部
材の製造法の発明は、閉じ合わせによって形成される型
窩内の厚みを隣同士で異なるように、中心より放射状に
複数の部分に区画した成形用金型を使用して、織布の縦
糸と横糸に対する45°の方向に沿った部分が金型の厚
みの小さな型窩の部位になるようにした金型の加熱加圧
成形により、型窩の厚みの小さい金型の部分が織布の縦
糸と横糸に対する45°の方向に沿った部分に強く当た
るため、糸の潰れが大きくなって糸が幅広となり、その
結果、この部分の相互の糸の間隔が小さくなって結合力
が強化し、剛性が増すものである。
および請求項5、6のスピーカ用中心保持部材の製造法
の発明は、フェノール樹脂等を縦糸と横糸が直交して交
錯する織布を加熱加圧して成形するに際し、一旦フェノ
ール樹脂等を含浸させた織布 を予備乾燥させたのち、縦
糸および横糸に対して45°方向の部位以外の部位をマ
スキングし、マスキングされない45°方向の部位にの
み再度フェノール樹脂等を含浸させることによりフェノ
ール樹脂等が含浸で全体に剛性を有し、かつ縦糸および
横糸に対して45°方向の部位が再度のフェノール樹脂
等が含浸されて剛性が強化されたスピーカ用中心保持部
材を得ることができる。
実施例としてダンパーに適用した場合の例を説明する。
図1示すダンパー1は、縦糸と横糸を1本ずつ交錯させ
て織った平織布材をフェノール樹脂に含浸させ、これを
一旦予備乾燥させたのち、所要の径の円形状に打ち抜く
と同時に、中心部にボイスコイルボビンを取り付けるた
めの取付孔2を打ち抜いて得たもので、縦糸方向(B−
B´)および横糸方向(A−A´)に対して45°の方
向である1a−1c,1b−1dに沿う斜線で囲まれた
扇形状の部位(2a)の厚みを他の部位(2b)の厚み
よりも小さくして成型したものである。
うに、縦糸方向(B−B´)および横糸方向(A−A
´)に対して45°の方向(a´−c´およびb´−d
´)に中心Oから放射状に伸びる8本の直線(a〜h)
によって一対の金型10の型窩を大きい扇形状と小さい
扇形状をした8つに区画し、かつ隣同士に接する金型の
型窩の部位(10aと10b)の閉じ合わせによる45
°方向に位置する金型10aの型窩の厚みを他の金型1
0bの型窩の厚みよりも小さく設定した金型を使用し、
平織布材にフェノール樹脂を含浸させて予備乾燥してか
ら前記金型10を使用して平織布材を加熱加圧しながら
成形し、得たダンパー基材を所定の径の円形状に打ち抜
くと同時に、その中心部にボイスコイルボビンを取り付
けるための取付孔2を打ち抜いて形成したものである。
なお、図3は図2におけるA点よりB点までの円周方向
の金型の型窩の厚みを示すもので、縦糸および横糸に対
して45°の方向に位置するd´近傍の型窩の 厚み(1
0c)はA点およびB点における型窩の厚み(10d)
よりも小さく形成されているので、得られたダンパーは
全周においてほぼ均一の剛性を有したものである。
−B´)および横糸方向(A−A´)に対して45°の
方向に中心Oから放射状に伸びる8本の直線によって金
型を帯状と扇形状との8つに区画し、帯状の金型の型窩
の厚みを扇形状の金型の型窩の厚みよりも小さくした金
型(図示せず)を使用して加熱加圧成形して得たもの
で、得たダンパー11の帯状の部位(12a)と扇形状
の部位(12b)はほぼ同一の剛性を有している。
方向に沿う部位にフェノール樹脂をスプレー含浸させて
剛性を高める場合には、まず平織などからなる布材にフ
ェノール樹脂を含浸させて予備乾燥したのち、縦糸およ
び横糸に対して45°方向の部位以外の部位、たとえば
図2の10bで示される部位を紙でマスキングし、10
aで表される部位のみを露出させ、この部位に同じくフ
ェノール樹脂をスプレーで吹き付けて含浸させたのち再
度予備乾燥を行い、この予備乾燥の終了後に通常の成形
用金型を使用して加熱加圧しながら成形して布材にコル
ゲーションを付与してダンパー又はエッジとするもので
ある。
ーによるフェノール樹脂の含浸は、使用するフェノール
樹脂の濃度を変えることによって、あるいは含浸させる
量を増減することによって所望の剛性を付与することが
できる。また、縦糸および横糸に対して45°方向への
剛性の付与は、図4に示すように帯状であってもよく、
その形状にはなんの限定もない。
と横糸に対して45°方向の部位が強化され剛性が高ま
っているので、図7に示すようにDE方向に負荷が作用
しても円周方向への伸縮が抑えられ、スピーカの振幅制
限および円周方向の伸縮によるスピーカのf0 低下を小
さくすることができる。すなわち、加熱加圧によって型
窩の厚みの小さい金型の部分は金型が強く織布にあたる
ので、糸の潰れが大きくなって糸は幅広となる。その結
果、図9に比べ同一の織布を使用しても糸と糸との間隔
が小さくなって、この部分の剛性が増し、スピーカとし
ての動作時の隙間の変化の形状は従来のものに比してか
なり小さくなる。これは、織布のスピーカとしての動作
時の疲労度合いが縦糸および横糸に対して45°の方向
については小さくなることを意味し、スピーカのf0 低
下率も従来より小さくなる。
すなわち、図8はスピーカのf0 変化率の同一形状の成
形型による従来品とこの発明の分割された金型を使用し
た製造法によって得たものの比較を示す特性図であっ
て、この発明のダンパー又はエッジはコルゲーションの
波の深さが深いほどその効果が大きくなる傾向を有し、
スピーカのf0 変化率は従来品に対しこの発明のものは
約1/2となっている。
心保持部材及び請求項3〜6のスピーカ用中心保持部材
の製造法は、基本的には、ダンパー又はエッジを形成す
るに際して縦糸と横糸が直交する織布を使用し、この織
布の欠点である縦糸と横糸に対する45°方向における
剛性の低さを改善して高い剛性とし、これによって全体
を円周方向に均一な剛性のものとして、スピーカの振幅
制限が可能なf 0 低下率の小さなスピーカのためのスピ
ーカ用中心保持部材としたものである。
部材の発明および請求項3、4のスピーカ用中心保持部
材の製造法の発明は、ダンパー又はエッジを形成するに
際して縦糸と横糸が直交する保持基材を、閉じ合わせに
よって形成される型窩内の厚みを隣同士で異なるよう
に、中心より放射状に複数の部分に区画した成形用金型
を使用して、織布の縦糸と横糸に対する45°の方向に
沿った部分が金型の厚みの小さな型窩の部位になるよう
して、金型の加熱加圧で成形することにより、この45
°の方向の剛性を増して全体を円周方向に均一な剛性を
有するスピーカ用中心保持部材とするものである。
および請求項5、6のスピーカ用中心保持部材の製造法
の発明は、フェノール樹脂等を縦糸と横糸が直交して交
錯する織布を加熱加圧して成形するに際し、一旦フェノ
ール樹脂等を含浸させた織布を予備乾燥させたのち、縦
糸および横糸に対して45°方向の部位以外の部位をマ
スキングし、マスキングされない45°方向の部位にの
み再度フェノール樹脂等を含浸させることによりフェノ
ール樹脂等が含浸で全体に剛性を有し、かつ縦糸および
横糸に対して45°方向の部位が再度のフェノール樹脂
等が含浸されて剛性が強化されて全体を均一な剛性とし
たスピーカ用中心保持部材とするものである。これらに
よって、安価で入手の容易な縦糸と横糸が直交する織布
を使用して全周にわたってバランスのよい中心保持部材
を簡単かつ容易に製造することができるものである。
るダンパーの平面図である。
明図である。
るダンパーの他の実施例を示す平面図である。
使用する金型の一例を示す説明図である。
使用する金型の他の例を示す説明図である。
よって得られたダンパーの要部を示す拡大平面図であ
る。
ンパーの要部の拡大平面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 縦糸と横糸が直交する織布によって中心
部にボイスコイルボビンを取付けるための取付孔又はダ
ンパーの外周縁と結合する取付孔を形成した円板状の保
持基材において、閉じ合わせによって形成される型窩内
の厚みを隣同士で異なるように中心より放射状に複数の
部分に区画した一対の金型の前記型窩内に、前記保持基
材をその縦糸と横糸に対する45°の方向に沿った部分
が金型の厚みの小さな型窩の部位になるように金型の型
窩内に配して、金型の加熱加圧により保持基材の前記縦
糸と横糸に対する45°方向に沿った部分の剛性を高め
て全体を円周方向にほゞ均一な剛性を付与してなること
を特徴とするスピーカ用中心保持部材。 - 【請求項2】 縦糸と横糸が直交する織布によって中心
部にボイスコイルボビンを取付けるための取付孔又はダ
ンパーの外周縁と結合する取付孔を形成した円板状の保
持基材において、該保持基材の全体にフェノール樹脂等
を含浸させて予備乾燥させたのち、保持基材の縦糸と横
糸に対する45°方向に沿う部分にのみ再度フェノール
樹脂等を含浸させて保持基材の縦糸と横糸に対する45
°方向の剛性を高めて全体を円周方向にほゞ均一な剛性
を付与してなることを特徴とするスピーカ用中心保持部
材。 - 【請求項3】 ダンパー又はエッジを構成する保持基材
を縦糸と横糸が直交する織布によって形成し、この織布
にフェノール樹脂等を含浸させたのち加熱加圧してダン
パー又はエッジを成形するに際し、閉じ合わせによって
形成される型窩内の厚みを隣同士で異なるように中心よ
り放射状に複数の部分に区画した一対の金型を使用し、
保持基材をその縦糸と横糸に対する45°の方向に沿っ
た部分が金型の厚みの小さな型窩の部位になるように金
型の型窩内に配して、金型の加熱加圧成形によって、保
持基材の縦糸と横糸に対する45°の方向に沿った部分
の剛性を高めて全体を円周方向にほゞ均一な剛性を付与
してなることを特徴とするスピーカ用中心保持部材の製
造法。 - 【請求項4】 前記保持基材の縦糸および横糸に対する
45°方向への剛性の付与は、成形時に当該45°方向
に位置する区画された金型の厚みの小さい型窩の部分の
面積を増減させることによって剛性の増減を行うことを
特徴とする請求項3記載のスピーカ用中心保持部材の製
造法。 - 【請求項5】 ダンパー又はエッジを構成する保持基材
を縦糸と横糸が直交する織布によって形成し、この織布
にフェノール樹脂等を含浸させたのち予備乾燥させ、得
た保持基材の縦糸および横糸に対する45°方向の部位
以外の部位をマスキングし、マスキングしない45°方
向の部位にのみ再度フェノール樹脂等をスプレー含浸さ
せて金型によって加熱加圧して成形することを特徴とす
るスピーカ用中心保持部材の製造法。 - 【請求項6】 前記保持基材へのフェノール樹脂等のス
プレー含浸は、使用するフェノール樹脂等の濃度、スプ
レーする面積の増減によって剛性の増減を行うことを特
徴とする請求項5記載のスピーカ用中心保持部材の製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7336027A JP2995454B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | スピーカ用中心保持部材及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7336027A JP2995454B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | スピーカ用中心保持部材及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09154199A JPH09154199A (ja) | 1997-06-10 |
| JP2995454B2 true JP2995454B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=18294949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7336027A Expired - Fee Related JP2995454B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | スピーカ用中心保持部材及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2995454B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9148727B1 (en) | 2014-03-19 | 2015-09-29 | Bose Corporation | Non-axisymmetric geometry for cloth loudspeaker suspensions |
| US9277303B2 (en) | 2014-01-22 | 2016-03-01 | Bose Corporation | Treatment for loudspeaker suspension element fabric |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4815646B2 (ja) * | 2007-08-24 | 2011-11-16 | オンキヨー株式会社 | スピーカー用エッジおよびこれを用いたスピーカー振動板並びにスピーカー |
| JP6222018B2 (ja) | 2014-09-05 | 2017-11-01 | 株式会社Jvcケンウッド | スピーカダンパ及びスピーカユニット |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP7336027A patent/JP2995454B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09154199A (ja) | 1997-06-10 |
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