JP2996802B2 - 案内表示箱 - Google Patents

案内表示箱

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JP2996802B2
JP2996802B2 JP4062803A JP6280392A JP2996802B2 JP 2996802 B2 JP2996802 B2 JP 2996802B2 JP 4062803 A JP4062803 A JP 4062803A JP 6280392 A JP6280392 A JP 6280392A JP 2996802 B2 JP2996802 B2 JP 2996802B2
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば駅のホームなど
に吊り下げられた案内表示箱に関する。
【0002】
【従来の技術】図7(a)は、駅のホームや通路などに
吊り下げられた従来の案内表示箱を示す斜視図、図8は
図7(a)のA−A断面拡大図、図9は、図7(a),
図8で示す案内表示箱の保守・点検時の状態を示す断面
図である。
【0003】図7(a),図8及び図9において、案内
表示箱は、駅のホームや通路などの上方に垂設された一
対の支持管18の下端に箱体21の天井板21cがボルトで締
め付けられることで懸架されている。この箱体21の天井
板21cには、一対の開口穴21gが形成され、この開口穴
21gの下面には、図示しない網板を介して排気ファン20
がそれぞれ取り付けられている。同様に、箱体21の底板
21bには、図示しない底面図では長方形をなす角穴21f
が形成され、この角穴21fの内側には、長方形のエアー
フィルタ19が着脱自在に取り付けられている。
【0004】また、箱体21の背面板21aの内面には、配
線用遮断器22Aや電源ユニット22Bとブリント基板に組
み込まれた図示しないインターフェイスなどが取り付け
られ、底板21bの前端には、図7において左右端に雌側
キャッチ14が係合側を前方にして固定されている。
【0005】一方、箱体21の前面に形成された額縁状の
前縁21dの上端には、蝶番10Aの片側が固定され、前縁
21dの下端には、蝶番10Bの下側が固定されている。こ
のうち、蝶番10Aの他側には、正面カバー9の上端が取
り付けられている。この正面カバー9の裏面には、ポリ
カ−ボネイト材の透明なスクリーン2が設けられ、この
スクリーン2は、正面カバー9の裏面に溶植された図示
しない溶植スタッドによって正面カバー9の裏面に固定
された、額縁状で部分断面がZ字状の押え板13の内側前
面で、正面カバー9の裏面に押圧固定されている。
【0006】正面カバー9の下端左右の裏面には、雌側
キャッチ14に係合する雄側キャッチ14aが突設され、こ
の雄側キャッチ14aの上方の側面内側には、マグネット
キャッチ9aが取り付けられている。正面カバー9の左
右端の内側には、ピン16aが突設され、このピン16aに
は薄肉管で製作された支え管16の上端が連結され、この
支え管16の下端は、マグネットキャッチ9aに吸着され
ている。
【0007】箱体21の前縁21dの左右の裏面には、帯板
状の縦縁17が固定され、この縦縁17の中間部には、ヘ字
状に折り曲げられた支え板17aの下端が固定され、この
支え板17aの上部には、図8に示すように凸部が形成さ
れている。また、箱体21の前縁21dの下端に固定された
前述した蝶番10Bの上側には、表示パネル3の下端が固
定され、この表示パネル3の上端には、断面L字形に形
成された固定金具15の一辺側が固定され、この固定金具
15の他の一辺側には、この表示パネル3の上端を箱体21
の前縁21dの上部の裏面の縦縁17の前面に固定するつま
みねじ24が取り付けられている。
【0008】固定金具15の一辺側の後端には、ロープ7
の一端が係止され、このロープ7の他端は、箱体21の天
井板21cの下面に固定された係止部に係止されている。
表示パネル3の前面には、発光ダイオードのモジュール
8が格子状に取り付けられ、このモジュール8には、こ
のモジュール8の拡大側面図を示す図7(b)に示すよ
うに、発光ダイオード8aが発光部を前方に突き出して
同じく格子状に取り付けられている。前縁21dの前面に
は、図示しない帯状の防塵用のパッキンが接合されてい
る。
【0009】このように構成された案内表示箱において
は、電源ユニット22Bやインターフェイス用のプリント
基板と発光ダイオード8aの熱で加熱されて上昇した内
部の空気は、排気ファン20で上方に排出され、この排気
に伴って底板21bに取り付けられたフィルタ19から吸入
される冷却空気で内部の器具が冷却される。また、フィ
ルタ19を交換するときや、設置後にフィルタ19から侵入
した微量の塵埃や正面カバー9の裏面のパッキンと前縁
21dの間から侵入した微量の塵埃が、スクリーン2の裏
面や内部の電気機器に付着して、発光ダイオード8aに
よる表示文字などの鮮明度が損なわれたり、内部電気機
器の絶縁の低下を防ぐために、定期的に保守・点検が行
われる。
【0010】そのときには、雌側キャッチ14と雄側キャ
ッチ14aの係合を外し、正面カバー9を図9に示すよう
に蝶番10Aを軸として上方に開いて、下端がマグネット
キャッチ9aに固定されていた支え管16の下端を支え板
17aの凸部に嵌合させる。次に、表示パネル3の上端の
つまみねじ24を外し、蝶番10Bを軸に前方に開いて、図
9に示すようにロープ7で支持する。
【0011】ところで、交通機関では、情報サービスの
多様化に伴ない、案内表示箱の表示パネル3による表示
内容も多様化し、画面は大形化し、発光ダイオード8a
の点滅は、インターフェイスに接続された電気室のコン
ピュータで制御されている。また、上述したスクリーン
2の清拭作業は、終電車の後の深夜で、しかも高所作業
となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成された案内表示箱においては、上述した表示パネル
3の画面の大形化に伴い、正面カバー9も大形化し重量
も増えてきた。この結果、保守・点検時に図9に示すよ
うに前方に持ち上げる作業が一人作業では困難になっ
て、二人作業となってきた。さらに、この作業に使われ
る作業台も、この案内表示箱がホームや通路の上方の約
3m以上に設置される関係で、安全上大形の高所作業台
が使われている。
【0013】そのため、正面カバー9の開閉を電動式に
して、作業台も小形とし、保守も一人作業とする方法も
考えられるが、すると、そのための電動機や駆動機構で
案内表示箱が複雑かつ大形化し、重量も増える。そこ
で、本発明の目的は、保守員を増やすことなく、安全か
つ容易に保守・点検を行うことのできる案内表示箱を得
ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、箱体の前面
に、この箱体の前端上下の片側に設けられたヒンジを介
して正面カバーが設けられ、この正面カバーの後部に、
箱体の前端上下の他側に設けられたヒンジを介して表示
パネルが設けられた案内表示箱において、正面カバーと
箱体の他側間に、箱体の前方に開かれた正面カバーの荷
重を支える第1のガススプリングを連結し、表示パネル
と箱体の片側間に、箱体の前方に開かれた表示パネルの
荷重を支える第2のガススプリングを連結したことを特
徴とする。
【0015】
【作用】前方に開かれた正面カバーのヒンジを支点とす
るモーメント荷重は、正面カバーと箱体の他側との間に
連結された第1のガススプリングの復帰力で支持され、
同じく前方に開かれた表示パネルのヒンジを支点とする
モーメント荷重は、表示パネルと箱体の片側との間に連
結された第2のガススプリングの復帰力で支持される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の案内表示箱の一実施例を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の案内表示箱を示
す縦断面図で、従来の図8に対応する図、図2は、図1
の案内表示箱の保守・点検時の状態を示す縦断面図で、
従来の図9に対応する図である。なお、従来と同一部分
には、同符号を付して説明を省く。
【0017】図1及び図2において、従来の図8で示し
た箱体21と同一外形の箱体1の下部両側には、帯板状の
支持板1hが前後方向にそれぞれ固定されている。ま
た、箱体1の天井板1cの左右の前部下面には、クレビ
ス状の受座11Aが固定され、支持板1hの前部にも同形
状の受座11Bが取り付けられている。一方、正面カバー
9の上部両側にも、受座11Aと同形状の受座11Cが固定
され、表示パネル3の下部両側には、略J字状のアーム
6の基端がそれぞれ固定されている。このアーム6の先
端には、図1の状態では上下方向に長い平行部が形成さ
れた長円穴6aが加工されている。
【0018】このうち、受座11Aには、ピン12Aを介し
て緩衡具としてのガススプリング(以下、ガスばねとい
う)5の上端が図1では内部のガスが圧縮されていない
状態で連結され、このガスばね5のロッド5aの下端
は、アーム6の先端の部分拡大図を示す図6(a)に示
すように、図1の状態ではアーム6の長円穴6aの上部
の位置でピン12Cを介して連結している。
【0019】一方、正面カバー9に固定された受座11C
には、ピン12Cを介して同じく緩衡具としてのガスばね
4の上端が図1では内部ガスが圧縮された状態で連結さ
れ、このガスばね4のロッド4aの下端は、ピン12Bを
介して受座12Dに連結されている。
【0020】このように構成された案内表示箱において
は、正面パネル9を図2に示すように前方に持ち上げる
ときには、正面パネル9はガスばね4の復帰力でピン12
Cを介して下から持ち上げられるので、保守員の作業が
容易となる。同様に、上端のつまみねじ24を外して、同
じく図2に示すように表示パネル3を前方へ開くときに
は、まず、図1の状態から図3で示すように、固定金具
15の上部と横縁17の上部前面との間隙がG1で示すわず
かな間隙となる、ロッド5aの下端のピン12Cが図6
(a)に示すように長円径6aの上端まで移動するまで
保守員の操作で開く。次に、更に表示パネル3を開くと
きには、ガスばね5は、アーム6の反時計方向の揺動で
圧縮され、その反力によって表示パネル3を支える力は
少なくてすむので、これまた作業が容易となる。
【0021】しかも、アーム6の揺動によるガスばね5
の圧縮ストロークは、表示パネル3の開き角度が狭いと
きには、その開き角度に比べて少なく、中間から以後に
増え、表示パネル3の先端にかかるモーメント荷重が増
えるに従って急速に増え、ガスばね5の反力も比例して
増えるので、保守・点検後の表示パネル3を閉じるとき
の持ち上げ作業が容易となる。
【0022】すなわち、図2の状態の表示パネル3を閉
じるときには、保守員が表示パネル3の先端を軽く持ち
上げるだけで、ガスばね5の復帰力で表示パネル3を時
計方向に揺動させることができる。そして、この表示パ
ネル3の上端の固定金具15と横縁17の間隙が前述したG
1となったときに、ガスばね5の復帰力はわずかとなっ
て、ガスばね5の下端のピン12Cの位置は図6(b)に
示すように長円穴6aの後端となり、表示パネル3の自
重による反時計方向のモーメントと、ガスばね5の復帰
力が等しくなって静止する。すると、保守員が固定金具
15を軽く押して、つまみねじ24で箱体1に固定する。こ
の結果、保守員は、表示パネル3の先端に軽く手を添え
るだけで、表示パネル3を図3の状態まで揺動させるこ
とができるので、操作が容易となるだけでなく、従来の
ような固定金具15と横縁17との間に指先を挟まれるおそ
れを解消することができる。これは、正面パネル9のと
きも同様である。
【0023】なお、上記実施例においては、図1,図2
及び図3に示すように、従来の図8,図9で示した支え
管16と受け板17aは示していないが、図3及び図4に示
すように、従来と同様に設けてもよい。このときには、
長期に亘る設置期間中にガスばね4の内部圧力が万一低
下しても対応できるので、保守作業の安全性を更に上げ
ることができる利点がある。さらに、上記実施例では、
正面カバー9が上方に開き、表示パネル3が下方に開く
側で説明したが、両者の開き方向が互いに逆のときで
も、各ガスばね4,5の内部ガスの圧縮方向を逆にする
ことで、同様に対応できる。
【0024】
【発明の効果】以上、本発明によれば、箱体の前面に、
この箱体の前端上下の片側に設けられたヒンジを介して
正面カバーが設けられ、この正面カバーの後部に、箱体
の前端上下の他側に設けられたヒンジを介して表示パネ
ルが設けられた案内表示箱において、正面カバーと箱体
の他側間に、箱体の前方に開かれた正面カバーの荷重を
支える第1のガススプリングを連結し、表示パネルと箱
体の片側間に、箱体の前方に開かれた表示パネルの荷重
を支える第2のガススプリングを連結することで、前方
に開かれた正面カバーのヒンジを支点とするモーメント
荷重を、正面カバーと箱体の他側との間に連結された第
1のガススプリングの復帰力で支持し、同じく前方に開
かれた表示パネルのヒンジを支点とするモーメント荷重
を、表示パネルと箱体の片側との間に連結された第2の
ガススプリングの復帰力で支持したので、高所作業とな
る保守・点検を作業員を増やすことなく、容易かつ安全
に行うことのできる案内表示箱を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の案内表示箱の一実施例を示す縦断面
図。
【図2】本発明の案内表示箱の作用を示す縦断面図。
【図3】本発明の案内表示箱の作用を示す部分縦断面拡
大図。
【図4】本発明の案内表示箱の他の実施例を示す縦断面
図。
【図5】本発明の案内表示箱の他の実施例の作用を示す
縦断面図。
【図6】(a)は、図1の部分拡大詳細図、(b)は図
2の部分拡大詳細図。
【図7】従来の案内表示箱の取付状態と外観を示す斜視
図。
【図8】従来の案内表示箱の一例を示す縦断面図。
【図9】従来の案内表示箱の作用を示す縦断面図。
【符号の説明】
1…箱体、2…スクリーン、3…表示パネル、4,5…
ガスばね、6…アーム、7…ロープ、8…発光ダイオー
ドのモジュール、9…正面カバー、10A,10B,10C…
蝶番、11A,11B,11C…受座。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/095

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体の前面に、この箱体の前端上下の片
    側に設けられたヒンジを介して正面カバーが設けられ、
    この正面カバーの後部に、前記箱体の前端上下の他側に
    設けられたヒンジを介して表示パネルが設けられた案内
    表示箱において、前記正面カバーと前記箱体の他側間
    に、前記箱体の前方に開かれた前記正面カバーの荷重を
    支える第1のガススプリングを連結し、前記表示パネル
    と前記箱体の片側間に、前記箱体の前方に開かれた前記
    表示パネルの荷重を支える第2のガススプリングを連結
    したことを特徴とする案内表示箱。
JP4062803A 1992-03-19 1992-03-19 案内表示箱 Expired - Lifetime JP2996802B2 (ja)

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