JP3000233B2 - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S15/00—Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
- G01S15/88—Sonar systems specially adapted for specific applications
- G01S15/89—Sonar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
- G01S15/8906—Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques
- G01S15/8979—Combined Doppler and pulse-echo imaging systems
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/04—Analysing solids
- G01N29/06—Visualisation of the interior, e.g. acoustic microscopy
- G01N29/0609—Display arrangements, e.g. colour displays
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S15/00—Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
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- G01S15/58—Velocity or trajectory determination systems; Sense-of-movement determination systems
-
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-
- G—PHYSICS
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超音波を利用して被検体の診断部位、例え
ば血管や心臓等の運動部位についてその動きの成分を抽
出して表示し得る超音波診断装置に関し、特に、上記運
動部位の動きが速いもの或いは遅いものでも観察し易い
状態で表示することができる超音波診断装置に関する。
ば血管や心臓等の運動部位についてその動きの成分を抽
出して表示し得る超音波診断装置に関し、特に、上記運
動部位の動きが速いもの或いは遅いものでも観察し易い
状態で表示することができる超音波診断装置に関する。
従来のこの種の超音波診断装置は、特開昭62−189054
号公報に記載されているように、被検体に超音波を送信
及び受信する超音波送受信手段(探触子及び超音波送受
信部)と、この超音波送受信手段からの反射エコー信号
を用いて運動部位を含む被検体内の断層像データを所定
周期で繰り返して得る断層走査手段と、この断層走査手
段によって得た時系列の画像間で計算を行ってそれらの
差分画像データを生成する手段(差分処理器)と、この
差分画像データ生成手段からの差分画像データを表示す
る画像表示手段(テレビモニタ)とを有して成ってい
た。
号公報に記載されているように、被検体に超音波を送信
及び受信する超音波送受信手段(探触子及び超音波送受
信部)と、この超音波送受信手段からの反射エコー信号
を用いて運動部位を含む被検体内の断層像データを所定
周期で繰り返して得る断層走査手段と、この断層走査手
段によって得た時系列の画像間で計算を行ってそれらの
差分画像データを生成する手段(差分処理器)と、この
差分画像データ生成手段からの差分画像データを表示す
る画像表示手段(テレビモニタ)とを有して成ってい
た。
そして、上記断層走査手段により超音波送受信手段か
らの反射エコー信号を用いて運動部位を含む被検体内の
断層像データを所定周期で繰り返して得、差分画像デー
タ生成手段で上記断層走査手段によって得た時系列の画
像間で計算を行ってそれらの差分画像データを生成し、
この差分画像データを画像表示手段に表示していた。
らの反射エコー信号を用いて運動部位を含む被検体内の
断層像データを所定周期で繰り返して得、差分画像デー
タ生成手段で上記断層走査手段によって得た時系列の画
像間で計算を行ってそれらの差分画像データを生成し、
この差分画像データを画像表示手段に表示していた。
この場合、上記時系列の画像において前回走査時の画
像と今回走査時の画像とを取り込んだ時間経過の間に、
被検体内の運動部位が動くと、その動いた部分について
は前回画像と今回画像との間で画像データに差が生じ、
静止部分については両画像間で画像データは同一であり
差分画像データは零となり、運動部位のみが画像表示さ
れる。
像と今回走査時の画像とを取り込んだ時間経過の間に、
被検体内の運動部位が動くと、その動いた部分について
は前回画像と今回画像との間で画像データに差が生じ、
静止部分については両画像間で画像データは同一であり
差分画像データは零となり、運動部位のみが画像表示さ
れる。
しかし、このような従来の超音波診断装置において
は、時相の異なる2枚の完成した断層像を取り出し、こ
れらの間で差分演算をして差分画像データを生成し、差
分画像を表示していたので、その差分時間は画像表示の
フレームレイトに依存するものであった。例えば30フレ
ーム/秒の場合、隣接する画像同士で差分演算を行うと
その差分時間は約33msとなり、1枚おきの画像同士で差
分をとるとその差分時間は約66msとなり、2枚おきでは
差分時間は約66msとなる。
は、時相の異なる2枚の完成した断層像を取り出し、こ
れらの間で差分演算をして差分画像データを生成し、差
分画像を表示していたので、その差分時間は画像表示の
フレームレイトに依存するものであった。例えば30フレ
ーム/秒の場合、隣接する画像同士で差分演算を行うと
その差分時間は約33msとなり、1枚おきの画像同士で差
分をとるとその差分時間は約66msとなり、2枚おきでは
差分時間は約66msとなる。
この場合、差分演算を行う2枚の断層像間の時間間隔
が長くなると、動きの速い運動部位の運動状態について
はその変位量が大きくなり、詳細な動きを観察すること
はできないものであった。従来は、最も時間間隔を短く
した場合は約33msの差分時間となるが、特に心臓の弁や
壁等のように動きの速い部位については、これでもまだ
時間が長く細かい動きがとらえられないことがあった。
心臓の弁や壁等のように高速の運動部位を詳細に観察す
るには、例えば100フレーム/秒程度のフレームレイト
で約10msの差分時間が望ましいが、通常の超音波診断装
置ではこれは不可能であった。
が長くなると、動きの速い運動部位の運動状態について
はその変位量が大きくなり、詳細な動きを観察すること
はできないものであった。従来は、最も時間間隔を短く
した場合は約33msの差分時間となるが、特に心臓の弁や
壁等のように動きの速い部位については、これでもまだ
時間が長く細かい動きがとらえられないことがあった。
心臓の弁や壁等のように高速の運動部位を詳細に観察す
るには、例えば100フレーム/秒程度のフレームレイト
で約10msの差分時間が望ましいが、通常の超音波診断装
置ではこれは不可能であった。
また、これとは逆に動きの遅い運動部位についてはそ
の変位量が小さく、差分時間が非常に短い場合はその動
く様子がほとんど見えないこととなるものであった。こ
のような場合は、遅い動きの部位についてもその運動状
態が観察できるように、適当に差分時間を長くする必要
があった。
の変位量が小さく、差分時間が非常に短い場合はその動
く様子がほとんど見えないこととなるものであった。こ
のような場合は、遅い動きの部位についてもその運動状
態が観察できるように、適当に差分時間を長くする必要
があった。
そこで、本発明は、このような問題点を解決し、運動
部位の動きが速いもの或いは遅いものでも観察し易い状
態で表示することができる超音波診断装置を提供するこ
とを目的とする。
部位の動きが速いもの或いは遅いものでも観察し易い状
態で表示することができる超音波診断装置を提供するこ
とを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による超音波診断
装置は、被検体に超音波を送信及び受信する超音波送受
信手段と、この超音波送受信手段からの反射エコー信号
を用いて運動部位を含む被検体内の断層像データを所定
周期で繰り返して得る断層走査手段と、この断層走査手
段によって得た異なる時相のデータ間で計算を行って差
分画像データを生成する手段と、この差分画像データ生
成手段からの差分画像データを表示する画像表示手段と
を有する超音波診断装置において、上記断層走査手段
は、超音波の打ち出しの同一方向に対し連続して2回走
査して得たラインデータについて前の時相のものを所定
の時間だけ遅延させる手段を有し、前後する2時相のラ
インデータを上記差分画像データ生成手段へ送出するよ
うにし、上記差分画像データ生成手段の出力側に、断層
像データ及び差分画像データを取り込み画像表示手段の
表示周期に合わせて上記断層像データまたは差分画像デ
ータのいずれかを選択して出力する選択手段を設け、こ
の選択手段からの画像データにより上記画像表示手段の
同一画面に断層像と差分画像とを同時に表示するように
したものである。
装置は、被検体に超音波を送信及び受信する超音波送受
信手段と、この超音波送受信手段からの反射エコー信号
を用いて運動部位を含む被検体内の断層像データを所定
周期で繰り返して得る断層走査手段と、この断層走査手
段によって得た異なる時相のデータ間で計算を行って差
分画像データを生成する手段と、この差分画像データ生
成手段からの差分画像データを表示する画像表示手段と
を有する超音波診断装置において、上記断層走査手段
は、超音波の打ち出しの同一方向に対し連続して2回走
査して得たラインデータについて前の時相のものを所定
の時間だけ遅延させる手段を有し、前後する2時相のラ
インデータを上記差分画像データ生成手段へ送出するよ
うにし、上記差分画像データ生成手段の出力側に、断層
像データ及び差分画像データを取り込み画像表示手段の
表示周期に合わせて上記断層像データまたは差分画像デ
ータのいずれかを選択して出力する選択手段を設け、こ
の選択手段からの画像データにより上記画像表示手段の
同一画面に断層像と差分画像とを同時に表示するように
したものである。
また、他の例による超音波診断装置は、被検体に超音
波を送信及び受信する超音波送受信手段と、この長音派
送受信手段からの反射エコー信号を用いて運動部位を含
む被検体内の断層像データを所定周期で繰り返して得る
断層走査手段と、この断層走査手段によって得た異なる
時相のデータ間で計算を行って差分画像データを生成す
る手段と、この差分画像データ生成手段からの差分画像
データを表示する画像表示手段とを有する超音波診断装
置において、上記断層走査手段は、超音波の打ち出しの
2以上の複数方向を一組として同一組内でそれぞれの方
向に対し2回走査して得たラインデータについて前の時
相のものを所定の時間だけ遅延させる手段を有し、前後
する2時相のラインデータを上記差分画像データ生成手
段へ送出するようにし、上記差分画像データ生成手段の
出力側に、断層像データ及び差分画像データを取り込み
画像表示手段の表示周期に合わせて上記断層像データま
たは差分画像データのいずれかを選択して出力する選択
手段を設け、この選択手段からの画像データにより上記
画像表示手段の同一画面に断層像と差分画像とを同時に
表示するようにしたものである。
波を送信及び受信する超音波送受信手段と、この長音派
送受信手段からの反射エコー信号を用いて運動部位を含
む被検体内の断層像データを所定周期で繰り返して得る
断層走査手段と、この断層走査手段によって得た異なる
時相のデータ間で計算を行って差分画像データを生成す
る手段と、この差分画像データ生成手段からの差分画像
データを表示する画像表示手段とを有する超音波診断装
置において、上記断層走査手段は、超音波の打ち出しの
2以上の複数方向を一組として同一組内でそれぞれの方
向に対し2回走査して得たラインデータについて前の時
相のものを所定の時間だけ遅延させる手段を有し、前後
する2時相のラインデータを上記差分画像データ生成手
段へ送出するようにし、上記差分画像データ生成手段の
出力側に、断層像データ及び差分画像データを取り込み
画像表示手段の表示周期に合わせて上記断層像データま
たは差分画像データのいずれかを選択して出力する選択
手段を設け、この選択手段からの画像データにより上記
画像表示手段の同一画面に断層像と差分画像とを同時に
表示するようにしたものである。
さらに、他の例による超音波診断装置は、被検体に超
音波を送信及び受信する超音波送受信手段と、この超音
波送受信手段からの反射エコー信号を用いて運動部位を
含む被検体内の断層像データを所定周期で繰り返して得
る断層走査手段と、この断層走査手段によって得た異な
る時相のデータ間で計算を行って差分画像データを生成
する手段と、この差分画像データ生成手段からの差分画
像データを表示する画像表示手段とを有する超音波診断
装置において、上記断層走査手段は、超音波の打ち出し
の同一方向に対し連続して2回走査して得たラインデー
タについて前の時相のものを所定の時間だけ遅延させる
手段を有し、前後する2時相のラインデータを上記差分
画像データ生成手段へ送出するようにし、上記断層走査
手段の出力側に断層像用記憶手段を設けると共に、差分
画像データ生成手段の出力側には差分画像用記憶手段を
設けて、これらの記憶手段の後段に選択手段を設け、こ
の選択手段からの画像データにより画像表示手段に表示
される一つの画像上の任意の直線を境界として片側に断
層像を、他方側に差分画像を表示するようにしたもので
ある。
音波を送信及び受信する超音波送受信手段と、この超音
波送受信手段からの反射エコー信号を用いて運動部位を
含む被検体内の断層像データを所定周期で繰り返して得
る断層走査手段と、この断層走査手段によって得た異な
る時相のデータ間で計算を行って差分画像データを生成
する手段と、この差分画像データ生成手段からの差分画
像データを表示する画像表示手段とを有する超音波診断
装置において、上記断層走査手段は、超音波の打ち出し
の同一方向に対し連続して2回走査して得たラインデー
タについて前の時相のものを所定の時間だけ遅延させる
手段を有し、前後する2時相のラインデータを上記差分
画像データ生成手段へ送出するようにし、上記断層走査
手段の出力側に断層像用記憶手段を設けると共に、差分
画像データ生成手段の出力側には差分画像用記憶手段を
設けて、これらの記憶手段の後段に選択手段を設け、こ
の選択手段からの画像データにより画像表示手段に表示
される一つの画像上の任意の直線を境界として片側に断
層像を、他方側に差分画像を表示するようにしたもので
ある。
さらにまた、他の例による超音波診断装置は、被検体
に超音波を送信及び受信する超音波送受信手段と、この
超音波送受信手段からの反射エコー信号を用いて運動部
位を含む被検体内の断層像データを所定周期で繰り返し
て得る断層走査手段と、この断層走査手段によって得た
異なる時相のデータ間で計算を行って差分画像データを
生成する手段と、この差分画像データ生成手段からの差
分画像データを表示する画像表示手段とを有する超音波
診断装置において、上記断層走査手段は、超音波の打ち
出しの2以上の複数方向を一組として同一組内でそれぞ
れの方向に対し2回走査して得たラインデータについて
前の時相のものを所定の時間だけ遅延させる手段を有
し、前後する2時相のラインデータを上記差分画像デー
タ生成手段へ送出するようにし、上記断層走査手段の出
力側に断層像用記憶手段を設けると共に、差分画像デー
タ生成手段の出力側には差分画像用記憶手段を設けて、
これらの記憶手段の後段に選択手段を設け、この選択手
段からの画像データにより画像表示手段に表示される一
つの画像上の任意の直線を境界として片側に断層像を、
他方側に差分画像を表示するようにしたものである。
に超音波を送信及び受信する超音波送受信手段と、この
超音波送受信手段からの反射エコー信号を用いて運動部
位を含む被検体内の断層像データを所定周期で繰り返し
て得る断層走査手段と、この断層走査手段によって得た
異なる時相のデータ間で計算を行って差分画像データを
生成する手段と、この差分画像データ生成手段からの差
分画像データを表示する画像表示手段とを有する超音波
診断装置において、上記断層走査手段は、超音波の打ち
出しの2以上の複数方向を一組として同一組内でそれぞ
れの方向に対し2回走査して得たラインデータについて
前の時相のものを所定の時間だけ遅延させる手段を有
し、前後する2時相のラインデータを上記差分画像デー
タ生成手段へ送出するようにし、上記断層走査手段の出
力側に断層像用記憶手段を設けると共に、差分画像デー
タ生成手段の出力側には差分画像用記憶手段を設けて、
これらの記憶手段の後段に選択手段を設け、この選択手
段からの画像データにより画像表示手段に表示される一
つの画像上の任意の直線を境界として片側に断層像を、
他方側に差分画像を表示するようにしたものである。
また、上記超音波診断装置において、断層像用記憶手
段及び差分画像用記憶手段のそれぞれの後段であって選
択手段の前段に、画像表示手段の1水平走査分に相当す
るラインメモリをそれぞれ設け、上記画像表示手段の同
一画面に同時相の断層像と差分画像との二つの画像を並
列に表示するようにしてもよい。
段及び差分画像用記憶手段のそれぞれの後段であって選
択手段の前段に、画像表示手段の1水平走査分に相当す
るラインメモリをそれぞれ設け、上記画像表示手段の同
一画面に同時相の断層像と差分画像との二つの画像を並
列に表示するようにしてもよい。
このように構成された超音波診断装置は、断層走査手
段に設けられた遅延手段で、探触子からの超音波の打ち
出しの同一方向に対し連続して2回走査して得たライン
データについて前の時相のものを所定の時間だけ遅延さ
せると共に、この結果前後する2時相のラインデータを
差分画像データ生成手段へ送出するように動作し、ま
た、上記差分画像データ生成手段の出力側に設けられた
選択手段で、断層像データ及び差分画像データを取り込
み画像表示手段の表示周期に合わせて上記断層像データ
または差分画像データのいずれかを選択して出力すると
共に、この結果上記選択手段からの画像データにより上
記画像表示手段の同一画面に断層像と差分画像とを同時
に表示するように動作する。これにより、上記差分画像
データ生成手段は、断層走査手段から順次送出される連
続して前後する2時相のラインデータを取り込んで、各
走査線毎のデータについて差分画像データを生成するこ
とができる。従って、差分画像を形成するための差分時
間を走査線の単位毎に制御して、運動部位の動きが速い
もの或いは遅いものでも観察し易い状態で表示すること
ができる。また、上記画像表示手段は、選択手段から表
示周期に合わせて選択して出力される断層像データまた
は差分画像データを取り込んで、同一画面に断層像と差
分画像とを同時に表示することができる。
段に設けられた遅延手段で、探触子からの超音波の打ち
出しの同一方向に対し連続して2回走査して得たライン
データについて前の時相のものを所定の時間だけ遅延さ
せると共に、この結果前後する2時相のラインデータを
差分画像データ生成手段へ送出するように動作し、ま
た、上記差分画像データ生成手段の出力側に設けられた
選択手段で、断層像データ及び差分画像データを取り込
み画像表示手段の表示周期に合わせて上記断層像データ
または差分画像データのいずれかを選択して出力すると
共に、この結果上記選択手段からの画像データにより上
記画像表示手段の同一画面に断層像と差分画像とを同時
に表示するように動作する。これにより、上記差分画像
データ生成手段は、断層走査手段から順次送出される連
続して前後する2時相のラインデータを取り込んで、各
走査線毎のデータについて差分画像データを生成するこ
とができる。従って、差分画像を形成するための差分時
間を走査線の単位毎に制御して、運動部位の動きが速い
もの或いは遅いものでも観察し易い状態で表示すること
ができる。また、上記画像表示手段は、選択手段から表
示周期に合わせて選択して出力される断層像データまた
は差分画像データを取り込んで、同一画面に断層像と差
分画像とを同時に表示することができる。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第1図は本発明による超音波診断装置の実施例を示す
ブロック図である。この超音波診断装置は、超音波を利
用して被検体の診断部位、例えば血管や心臓等の運動部
位についてその動きの成分を抽出して表示し得るもの
で、第1図に示すように、探触子1と、超音波送受信回
路2と、ディジタルスキャンコンバータ(以下「DSC」
と略称する)3と、D/A変換器6と、画像表示器7とを
備えて成る。
ブロック図である。この超音波診断装置は、超音波を利
用して被検体の診断部位、例えば血管や心臓等の運動部
位についてその動きの成分を抽出して表示し得るもの
で、第1図に示すように、探触子1と、超音波送受信回
路2と、ディジタルスキャンコンバータ(以下「DSC」
と略称する)3と、D/A変換器6と、画像表示器7とを
備えて成る。
上記探触子1は、機械的又は電子的にビーム走査を行
って被検体8に超音波を送信及び受信するもので、図示
省略したがその中には、超音波の発生源であると共に反
射エコーを受信する振動子が内蔵されている。超音波送
受信回路2は、上記探触子1に対して駆動パルスを送出
して超音波を発生させると共に受信した反射エコーの信
号を処理するもので、図示省略したがその中には、送波
パルサ、送波遅延路、受波増幅器、受波遅延回路及び加
算器等が内蔵されている。そして、これら探触子1と超
音波送受信回路2とで超音波送受信手段を構成してお
り、上記探触子1で超音波ビームを被検体8の体内で一
定方向に走査させることにより、1枚の断層像を得るよ
うになっている。
って被検体8に超音波を送信及び受信するもので、図示
省略したがその中には、超音波の発生源であると共に反
射エコーを受信する振動子が内蔵されている。超音波送
受信回路2は、上記探触子1に対して駆動パルスを送出
して超音波を発生させると共に受信した反射エコーの信
号を処理するもので、図示省略したがその中には、送波
パルサ、送波遅延路、受波増幅器、受波遅延回路及び加
算器等が内蔵されている。そして、これら探触子1と超
音波送受信回路2とで超音波送受信手段を構成してお
り、上記探触子1で超音波ビームを被検体8の体内で一
定方向に走査させることにより、1枚の断層像を得るよ
うになっている。
DSC3は、上記超音波送受信回路2から出力される反射
エコー信号を用いて運動部位を含む被検体内の断層像デ
ータを超音波送波周期で得てこのデータを表示するため
テレビ同期で読み出すと共に、システムの制御を行う断
層走査手段となるもので、上記超音波送受信回路2から
の反射エコー信号をディジタル信号に変換するA/D変換
器9と、引算器4と、画像メモリ5と、本発明の特徴部
分としての遅延回路10及び選択回路12と、これらの構成
要素の動作を制御するコントローラ11とから成る。
エコー信号を用いて運動部位を含む被検体内の断層像デ
ータを超音波送波周期で得てこのデータを表示するため
テレビ同期で読み出すと共に、システムの制御を行う断
層走査手段となるもので、上記超音波送受信回路2から
の反射エコー信号をディジタル信号に変換するA/D変換
器9と、引算器4と、画像メモリ5と、本発明の特徴部
分としての遅延回路10及び選択回路12と、これらの構成
要素の動作を制御するコントローラ11とから成る。
引算器4は、上記探触子1と超音波送受信回路2とに
よって得た異なる時相のデータ間で計算を行って差分画
像データを生成する手段となるもので、上記遅延回路10
から出力されたデータと今回新たに取り込まれたデータ
との二つのデータ間で引き算を行うようになっており、
例えば標準ロジックを使用して構成されている。画像メ
モリ5は、上記引算器4から出力された差分画像データ
を入力して1フレーム分の画像データを記憶するもの
で、後述の画像表示手段との同期をとるようになってい
る。
よって得た異なる時相のデータ間で計算を行って差分画
像データを生成する手段となるもので、上記遅延回路10
から出力されたデータと今回新たに取り込まれたデータ
との二つのデータ間で引き算を行うようになっており、
例えば標準ロジックを使用して構成されている。画像メ
モリ5は、上記引算器4から出力された差分画像データ
を入力して1フレーム分の画像データを記憶するもの
で、後述の画像表示手段との同期をとるようになってい
る。
また、D/A変換器6は、上記画像メモリ5から出力さ
れた差分画像データをアナログ信号に変換するものであ
る。さらに、画像表示器7は、上記D/A変換器6からの
ビデオ信号を入力して画像として表示するもので、例え
ばテレビモニタから成る。そして、上記D/A変換器6と
画像表示器7とで画像表示手段を構成している。
れた差分画像データをアナログ信号に変換するものであ
る。さらに、画像表示器7は、上記D/A変換器6からの
ビデオ信号を入力して画像として表示するもので、例え
ばテレビモニタから成る。そして、上記D/A変換器6と
画像表示器7とで画像表示手段を構成している。
ここで、本発明においては、上記DSC3内に設けられた
遅延回路10は、超音波の打ち出しの同一方向に対し連続
して2回走査して得たラインデータについて前の時相の
ものを所定の時間だけ遅延させる手段となるもので、前
記A/D変換器9から出力されるディジタル信号を超音波
ビームの1走査線ごとにラインメモリに書き込み及び読
み出しを繰り返すようになっており、例えば半導体メモ
リから成る。また、上記A/D変換器9の出力端からは上
記遅延回路10と並列にデータ線から延びており、上記引
算器4の他の入力部へ接続されている。この結果、上記
引算器4に対して、遅延回路10及びA/D変換器9からの
前後する2時相のラインデータが順次送出されることと
なる。
遅延回路10は、超音波の打ち出しの同一方向に対し連続
して2回走査して得たラインデータについて前の時相の
ものを所定の時間だけ遅延させる手段となるもので、前
記A/D変換器9から出力されるディジタル信号を超音波
ビームの1走査線ごとにラインメモリに書き込み及び読
み出しを繰り返すようになっており、例えば半導体メモ
リから成る。また、上記A/D変換器9の出力端からは上
記遅延回路10と並列にデータ線から延びており、上記引
算器4の他の入力部へ接続されている。この結果、上記
引算器4に対して、遅延回路10及びA/D変換器9からの
前後する2時相のラインデータが順次送出されることと
なる。
さらに、上記引算器4の出力側に画像メモリ5との間
には、A/D変換器9から出力される断層像データ及び上
記引算器4から出力される差分画像データを取り込み、
画像表示部7の表示周期に合わせて上記断層像データま
たは差分画像データのいずれかを選択して出力する選択
回路12が設けられ、この選択回路12からの画像データに
より上記画像表示器7の同一画面に断層像と差分画像と
を同時に表示するようになっている。
には、A/D変換器9から出力される断層像データ及び上
記引算器4から出力される差分画像データを取り込み、
画像表示部7の表示周期に合わせて上記断層像データま
たは差分画像データのいずれかを選択して出力する選択
回路12が設けられ、この選択回路12からの画像データに
より上記画像表示器7の同一画面に断層像と差分画像と
を同時に表示するようになっている。
次に、このように構成された超音波診断装置の動作に
ついて、第2図〜第4図を参照して説明する。まず、第
1図に示す探触子1を被検体8の診断部位に対応する位
置に当接し、該診断部位へ超音波を送信する。このとき
上記探蝕子1から送信される超音波は、超音波送受信回
路2内の送波遅延回路によって、上記診断部位において
細いビームを形成するようにされる。この送波ビームが
診断部位に当たって反射した反射エコーは、上記探触子
1によって受信され、超音波送受信回路2内の受波増幅
器、受波遅延回路及び加算器を介して取り込まれ、受信
ビームが形成される。そして、探触子1から所定周期で
超音波送受波方向を順次変更して超音波の送受信が繰り
返され、診断部位の走査が行われる。
ついて、第2図〜第4図を参照して説明する。まず、第
1図に示す探触子1を被検体8の診断部位に対応する位
置に当接し、該診断部位へ超音波を送信する。このとき
上記探蝕子1から送信される超音波は、超音波送受信回
路2内の送波遅延回路によって、上記診断部位において
細いビームを形成するようにされる。この送波ビームが
診断部位に当たって反射した反射エコーは、上記探触子
1によって受信され、超音波送受信回路2内の受波増幅
器、受波遅延回路及び加算器を介して取り込まれ、受信
ビームが形成される。そして、探触子1から所定周期で
超音波送受波方向を順次変更して超音波の送受信が繰り
返され、診断部位の走査が行われる。
上記超音波送受信回路2から出力された反射エコー信
号は、DSC3内のA/D変換器9へ入力してディジタル信号
に変換される。このとき、第2図に示すように、同一方
向に連続2回送受信を繰り返しながら、各走査線の方向
に超音波ビームを順次走査する。例えば、第一の走査線
L1の方向にの走査との走査を続けて行い、次に第二
の走査線L2の方向にの走査との走査を続けて行い、
さらに第三の走査線L3の方向にの走査との走査を続
けて行うというように、コントローラ11の制御により各
走査線L1〜Lnの方向に対し連続して2回走査する。この
ときの超音波の打ち出しは、第3図(a)に示す送信タ
イミング信号Tに同期して行われ、各走査線L1〜Lnの方
向に対し2回連続して走査するのは、第3図(b)に示
すラインアドレスの最下位ビットの状態で制御される。
号は、DSC3内のA/D変換器9へ入力してディジタル信号
に変換される。このとき、第2図に示すように、同一方
向に連続2回送受信を繰り返しながら、各走査線の方向
に超音波ビームを順次走査する。例えば、第一の走査線
L1の方向にの走査との走査を続けて行い、次に第二
の走査線L2の方向にの走査との走査を続けて行い、
さらに第三の走査線L3の方向にの走査との走査を続
けて行うというように、コントローラ11の制御により各
走査線L1〜Lnの方向に対し連続して2回走査する。この
ときの超音波の打ち出しは、第3図(a)に示す送信タ
イミング信号Tに同期して行われ、各走査線L1〜Lnの方
向に対し2回連続して走査するのは、第3図(b)に示
すラインアドレスの最下位ビットの状態で制御される。
そして、上記A/D変換器9によりディジタル信号に変
換されたデータは、第3図(c)に示すように、第一の
走査線L1についてデータD11,D12が出力され、第二の走
査線L2についてデータD21,D22が出力され、さらに第三
の走査線L3についてデータD31,D32が出力されるという
ように順次得られる。これらのデータは、その後、遅延
回路10及び引算器4へ送出される。このとき、上記遅延
回路10へ入力した各データは、コントローラ11の制御に
よりそれぞれ超音波の1送受信分の時間だけ遅延がかけ
られる。
換されたデータは、第3図(c)に示すように、第一の
走査線L1についてデータD11,D12が出力され、第二の走
査線L2についてデータD21,D22が出力され、さらに第三
の走査線L3についてデータD31,D32が出力されるという
ように順次得られる。これらのデータは、その後、遅延
回路10及び引算器4へ送出される。このとき、上記遅延
回路10へ入力した各データは、コントローラ11の制御に
よりそれぞれ超音波の1送受信分の時間だけ遅延がかけ
られる。
したがって、遅延回路10から出力されるデータは、第
3図(d)に示すように、上記A/D変換器9から出力さ
れたデータに対してそれぞれ送信タイミング信号Tの1
個分の時間だけ後へずれることとなる。すなわち、各走
査線L1〜Lnの方向に対して2回走査したうち前の時相の
ラインデータが所定の時間だけ遅延される。
3図(d)に示すように、上記A/D変換器9から出力さ
れたデータに対してそれぞれ送信タイミング信号Tの1
個分の時間だけ後へずれることとなる。すなわち、各走
査線L1〜Lnの方向に対して2回走査したうち前の時相の
ラインデータが所定の時間だけ遅延される。
このような状態で、引算器4の二つの入力部には、A/
D変換器9からの出力データと、遅延回路10からの出力
データとがそれぞれ入力される。すなわち、前後する2
時相のラインデータが入力される。そして、この引算器
4では、コントローラ11の制御により、第3図(e)に
示すように、各走査線L1〜Lnの方向の2回目の走査を行
ったタイミングで、前後する2時相のラインデータにつ
いて差分演算を行い、それらの差分データを生成する。
D変換器9からの出力データと、遅延回路10からの出力
データとがそれぞれ入力される。すなわち、前後する2
時相のラインデータが入力される。そして、この引算器
4では、コントローラ11の制御により、第3図(e)に
示すように、各走査線L1〜Lnの方向の2回目の走査を行
ったタイミングで、前後する2時相のラインデータにつ
いて差分演算を行い、それらの差分データを生成する。
例えば、第一の走査線L1について、A/D変換器9から
入力する現時相のラインデータD12と、遅延回路10から
入力する前時相のラインデータD11との間で差分をとっ
て差分データS1を出力する。次に、第二の走査線L2につ
いて、現時相のラインデータD22と前時相のラインデー
タD21との間で差分をとって差分データS2を出力する。
さらに、第三の走査線L3について、現時相のラインデー
タD32と前時相のラインデータD31との間で差分をとって
差分データS3を出力する。このようにして、第2図に示
す第nの走査線Lnまで順次差分データを生成し出力す
る。
入力する現時相のラインデータD12と、遅延回路10から
入力する前時相のラインデータD11との間で差分をとっ
て差分データS1を出力する。次に、第二の走査線L2につ
いて、現時相のラインデータD22と前時相のラインデー
タD21との間で差分をとって差分データS2を出力する。
さらに、第三の走査線L3について、現時相のラインデー
タD32と前時相のラインデータD31との間で差分をとって
差分データS3を出力する。このようにして、第2図に示
す第nの走査線Lnまで順次差分データを生成し出力す
る。
この状態で、前記選択回路12には、A/D変換器9から
出力される断層像データと、上記引算器4で演算された
差分画像データとが入力され、該選択回路12の動作によ
り断層像データまたは差分画像データが切り換えて出力
される。すなわち、1フレーム分の超音波走査を行って
いる間、上記選択回路12は、入力する断層像データと差
分画像データについて、ある時間帯は断層像データを選
択出力し、他の時間帯は差分画像データを選択出力する
ように切り換える。このように順次選択して出力された
画像データは、その後段の画像メモリ5に書き込まれ
る。
出力される断層像データと、上記引算器4で演算された
差分画像データとが入力され、該選択回路12の動作によ
り断層像データまたは差分画像データが切り換えて出力
される。すなわち、1フレーム分の超音波走査を行って
いる間、上記選択回路12は、入力する断層像データと差
分画像データについて、ある時間帯は断層像データを選
択出力し、他の時間帯は差分画像データを選択出力する
ように切り換える。このように順次選択して出力された
画像データは、その後段の画像メモリ5に書き込まれ
る。
このとき、上記画像メモリ5に各走査線L1〜Lnに対応
して画像データを書き込むことにより、1枚の差分画像
データまたは断層像データが作成される。この場合、差
分画像を形成するための差分時間tは、第3図から明ら
かなように、各走査線方向の1回の走査時間、例えば診
断深さを20cmと仮定した場合、t≒260μsに相当する
短さとなる。したがって、動きが速い運動部位について
観察する場合に有効である。
して画像データを書き込むことにより、1枚の差分画像
データまたは断層像データが作成される。この場合、差
分画像を形成するための差分時間tは、第3図から明ら
かなように、各走査線方向の1回の走査時間、例えば診
断深さを20cmと仮定した場合、t≒260μsに相当する
短さとなる。したがって、動きが速い運動部位について
観察する場合に有効である。
次に、上記画像メモリ5からコントローラ11の制御に
より読み出された画像データは、D/A変換器6でアナロ
グ信号に変換された後、画像表示器7へ入力して画像と
して表示される。このとき、例えば第4図に示すよう
に、画像表示器7に表示される一つの画像上の任意の超
音波走査線l1,l2を境界として断層像I aと差分画像I b
とが同一画面に同時に表示される。
より読み出された画像データは、D/A変換器6でアナロ
グ信号に変換された後、画像表示器7へ入力して画像と
して表示される。このとき、例えば第4図に示すよう
に、画像表示器7に表示される一つの画像上の任意の超
音波走査線l1,l2を境界として断層像I aと差分画像I b
とが同一画面に同時に表示される。
このとき表示される差分画像I bは、第2図に示す各
走査線L1〜Lnについて前後する2時相のラインデータ間
で生成したデータを順次走査線方向に並べたものとなっ
ている。したがって、各走査線方向において、前時相の
ラインデータと現時相のラインデータとを取り込んだ間
の時間経過において、被検体内の診断部位の組織が運動
すると、その動いた組織の部分については前時相と現時
相との間で画像データに差が生じ、静止した組織の部分
については両時相間で画像データは同一であり差分デー
タは零となり、運動組成のみが画像表示され、静止組織
の部分は何も表示されない。すなわち、上記画像表示器
7に差分画像I bとして表示されるものは、前時相のラ
インデータを取り込んだ時から現時相のラインデータを
取り込んだ時までに動いた部分のみが表示される。
走査線L1〜Lnについて前後する2時相のラインデータ間
で生成したデータを順次走査線方向に並べたものとなっ
ている。したがって、各走査線方向において、前時相の
ラインデータと現時相のラインデータとを取り込んだ間
の時間経過において、被検体内の診断部位の組織が運動
すると、その動いた組織の部分については前時相と現時
相との間で画像データに差が生じ、静止した組織の部分
については両時相間で画像データは同一であり差分デー
タは零となり、運動組成のみが画像表示され、静止組織
の部分は何も表示されない。すなわち、上記画像表示器
7に差分画像I bとして表示されるものは、前時相のラ
インデータを取り込んだ時から現時相のラインデータを
取り込んだ時までに動いた部分のみが表示される。
以後、上記の動作を繰り返し行って得られた画像を画
像表示器7に連続的に表示すると、診断部位の運動組織
のみのリアルタイム画像が得られる。
像表示器7に連続的に表示すると、診断部位の運動組織
のみのリアルタイム画像が得られる。
本実施例は、例えば従来装置のように断層走査のフレ
ームレートが30フレーム/秒(エコー信号取込み深度20
cm、超音波走査線が100本程度に相当する。)程度の装
置へ適用すると、診断領域を低下させない場合には、当
然差分画像表示のフレームレートが15フレーム/秒程度
に低下して、画像がちらつくことが予想される。したが
って、フレームレートを少しでも高くする方法として、
差分画像表示領域をある程度狭くすること、すなわち、
超音波走査線の数を80本、60本、50本のようにしてフレ
ームレートの低下を抑えることも考慮するとよい。
ームレートが30フレーム/秒(エコー信号取込み深度20
cm、超音波走査線が100本程度に相当する。)程度の装
置へ適用すると、診断領域を低下させない場合には、当
然差分画像表示のフレームレートが15フレーム/秒程度
に低下して、画像がちらつくことが予想される。したが
って、フレームレートを少しでも高くする方法として、
差分画像表示領域をある程度狭くすること、すなわち、
超音波走査線の数を80本、60本、50本のようにしてフレ
ームレートの低下を抑えることも考慮するとよい。
また、本実施例の変形例として、断層像のための超音
波走査線はL1〜L100までの100本として、その中のある
部分、例えばL25〜L75までの50本部分についてのみ、こ
の第一の実施例のような走査方法を適用するようにして
もよい。
波走査線はL1〜L100までの100本として、その中のある
部分、例えばL25〜L75までの50本部分についてのみ、こ
の第一の実施例のような走査方法を適用するようにして
もよい。
第5図は本発明の第二の実施例を示すブロック図であ
る。この実施例は、第1図に示すDSC3内に、超音波の打
ち出しの2以上の複数方向を一組として同一組内でそれ
ぞれの方向に対し2回走査して得たラインデータについ
て前の時相のものを所定の時間だけ遅延させる手段とし
て、上記複数方向分の数の遅延回路101〜10nを設けたも
のである。この場合、第6図に示すように、例えば第一
の走査線L1から第四の走査線L4まで、第五の走査線L5か
ら第八の走査線L8までというように4走査線の方向を一
組とし同一組内でそれぞれの方向に対し2回走査して、
得られたラインデータについて遅延させるものとする
と、4個の遅延回路101〜104が必要となる。
る。この実施例は、第1図に示すDSC3内に、超音波の打
ち出しの2以上の複数方向を一組として同一組内でそれ
ぞれの方向に対し2回走査して得たラインデータについ
て前の時相のものを所定の時間だけ遅延させる手段とし
て、上記複数方向分の数の遅延回路101〜10nを設けたも
のである。この場合、第6図に示すように、例えば第一
の走査線L1から第四の走査線L4まで、第五の走査線L5か
ら第八の走査線L8までというように4走査線の方向を一
組とし同一組内でそれぞれの方向に対し2回走査して、
得られたラインデータについて遅延させるものとする
と、4個の遅延回路101〜104が必要となる。
次に、この実施例の場合の差分画像データの生成動作
について、第6図及び第7図を参照して説明する。ま
ず、第6図において、走査線L1〜L4を第一組とし、第一
の走査線L1から第四の走査線L4まで順次,,,
の走査を行う。次に、もう一度第一の走査線L1に戻って
この走査線L1から第四の走査線L4まで次の時相の超音波
ビームを順次,,,のように走査する。このと
きの超音波の打ち出しは、第7図(a)に示す送信タイ
ミング信号Tに同期したラインアドレスの最下位ビット
(第7図(d)参照)によって制御される。また、走査
線L1〜L4の組について続いて2回走査するのは、第7図
(c)に示すラインアドレスの次位ビットの状態で制御
される。これらの動作は、コントローラ11の制御によっ
て行われる。
について、第6図及び第7図を参照して説明する。ま
ず、第6図において、走査線L1〜L4を第一組とし、第一
の走査線L1から第四の走査線L4まで順次,,,
の走査を行う。次に、もう一度第一の走査線L1に戻って
この走査線L1から第四の走査線L4まで次の時相の超音波
ビームを順次,,,のように走査する。このと
きの超音波の打ち出しは、第7図(a)に示す送信タイ
ミング信号Tに同期したラインアドレスの最下位ビット
(第7図(d)参照)によって制御される。また、走査
線L1〜L4の組について続いて2回走査するのは、第7図
(c)に示すラインアドレスの次位ビットの状態で制御
される。これらの動作は、コントローラ11の制御によっ
て行われる。
このとき、前記A/D変換器9によりディジタル信号に
変換されたデータは、第7図(e)に示すように、第一
組の走査線L1についてデータD11が、L2についてデータD
21が、L3についてデータD31が、L4についてデータD41が
順次出力され、さらにこの第一組について2回目の走査
により、走査線L1についてデータD12が、L2についてデ
ータD22が、L3についてデータD32が、L4についてデータ
D42が順次出力される。そして、これらのデータは、そ
の後、各遅延回路101〜104及び引算器4へ送出される。
すなわち、上記データD11は第一の遅延回路101へ、デー
タD21は第二の遅延回路102へ、データD31は第三の遅延
回路103へ、データD41は第四の遅延回路104へそれぞれ
入力される。
変換されたデータは、第7図(e)に示すように、第一
組の走査線L1についてデータD11が、L2についてデータD
21が、L3についてデータD31が、L4についてデータD41が
順次出力され、さらにこの第一組について2回目の走査
により、走査線L1についてデータD12が、L2についてデ
ータD22が、L3についてデータD32が、L4についてデータ
D42が順次出力される。そして、これらのデータは、そ
の後、各遅延回路101〜104及び引算器4へ送出される。
すなわち、上記データD11は第一の遅延回路101へ、デー
タD21は第二の遅延回路102へ、データD31は第三の遅延
回路103へ、データD41は第四の遅延回路104へそれぞれ
入力される。
さらに、2回目の走査によるデータD12は第一の遅延
回路101へ、データD22は第二の遅延回路102へ、データD
32は第三の遅延回路103へ、データD42は第四の遅延回路
104へそれぞれ入力される。このとき、上記各遅延回路1
01〜104へ入力した各データは、コントローラ11の制御
によりそれぞれ超音波の4送受信分の時間だけ遅延がか
けられる。したがって、各遅延回路101〜104から出力さ
れるデータは、第7図(f)に示すように、上記A/D変
換器9から出力された各データに対してそれぞれ送信タ
イミング信号Tの4個分の時間だけ後へずれることとな
る。すなわち、各走査線L1〜L4を一組としてそれぞれの
方向に対して2回走査したうち前の時相のラインデータ
が所定の時間だけ遅延される。
回路101へ、データD22は第二の遅延回路102へ、データD
32は第三の遅延回路103へ、データD42は第四の遅延回路
104へそれぞれ入力される。このとき、上記各遅延回路1
01〜104へ入力した各データは、コントローラ11の制御
によりそれぞれ超音波の4送受信分の時間だけ遅延がか
けられる。したがって、各遅延回路101〜104から出力さ
れるデータは、第7図(f)に示すように、上記A/D変
換器9から出力された各データに対してそれぞれ送信タ
イミング信号Tの4個分の時間だけ後へずれることとな
る。すなわち、各走査線L1〜L4を一組としてそれぞれの
方向に対して2回走査したうち前の時相のラインデータ
が所定の時間だけ遅延される。
このような状態で、引算器4の二つの入力部には、A/
D変換器9からの出力データと、遅延回路101〜104から
の各出力データとがそれぞれ入力される。そして、この
引算器4では、コントロール11の制御により、第7図
(g)に示すように、第一組の走査線L1〜L4の2回目の
走査を行ったタイミングで、各走査線方向の前後する2
時相のラインデータについて差分演算を行い、それらの
差分データS1,S2,S3,S4を生成する。
D変換器9からの出力データと、遅延回路101〜104から
の各出力データとがそれぞれ入力される。そして、この
引算器4では、コントロール11の制御により、第7図
(g)に示すように、第一組の走査線L1〜L4の2回目の
走査を行ったタイミングで、各走査線方向の前後する2
時相のラインデータについて差分演算を行い、それらの
差分データS1,S2,S3,S4を生成する。
このようにして、第6図に示す第nの走査線Lnまでの
間で複数組に分けられた各走査線について順次差分デー
タを生成し、前述の選択回路12を介して画像メモリ5に
各走査線L1〜Lnに対応して書き込むことにより、1枚の
差分画像データが作成される。なお、断層像データの作
成については、第1図において説明したのと同様であ
る。この場合、差分画像を形成するための差分時間t′
は、第7図から明らかなように、第一組の走査線L1〜L4
の各走査線方向について1回目の走査が終了するまでの
時間となる。したがって、動きが遅い運動部位について
観察する場合に有効である。
間で複数組に分けられた各走査線について順次差分デー
タを生成し、前述の選択回路12を介して画像メモリ5に
各走査線L1〜Lnに対応して書き込むことにより、1枚の
差分画像データが作成される。なお、断層像データの作
成については、第1図において説明したのと同様であ
る。この場合、差分画像を形成するための差分時間t′
は、第7図から明らかなように、第一組の走査線L1〜L4
の各走査線方向について1回目の走査が終了するまでの
時間となる。したがって、動きが遅い運動部位について
観察する場合に有効である。
なお、本実施例についても、第一の実施例の変形例と
同様に、断層像の超音波走査線をL1〜L100までの100本
として、例えばL25〜L75までの50本部分についてのみ、
この第二の実施例のような走査方法を適用してもよい。
同様に、断層像の超音波走査線をL1〜L100までの100本
として、例えばL25〜L75までの50本部分についてのみ、
この第二の実施例のような走査方法を適用してもよい。
第8図は本発明の第三の実施例を示すブロック図であ
る。この実施例は、第1図の実施例に対し、前記DSC3の
内部にA/D変換器9から送出される断層像データを記憶
する断層像用メモリ5aを設けると共に、引算器4の出力
側には該引算器4から送出される差分画像データを記憶
する差分画像用メモリ5bを設けて、これらのメモリ5a,5
bの出力側に選択回路12を設けたものである。なお、上
記断層像用メモリ5a及び差分画像用メモリ5bは、それぞ
れコントローラ11の制御により、超音波の送受信周期で
書き込みが行われ、画像表示手段(6,7)の出力周期で
読み出しが行われるようになっている。
る。この実施例は、第1図の実施例に対し、前記DSC3の
内部にA/D変換器9から送出される断層像データを記憶
する断層像用メモリ5aを設けると共に、引算器4の出力
側には該引算器4から送出される差分画像データを記憶
する差分画像用メモリ5bを設けて、これらのメモリ5a,5
bの出力側に選択回路12を設けたものである。なお、上
記断層像用メモリ5a及び差分画像用メモリ5bは、それぞ
れコントローラ11の制御により、超音波の送受信周期で
書き込みが行われ、画像表示手段(6,7)の出力周期で
読み出しが行われるようになっている。
次に、このように構成された第三の実施例の動作につ
いて、第9図を参照して説明する。まず、第1図に示す
と同様にDSC3内のA/D変換器9から出力された断層像デ
ータは、引算器4並びに断層像用メモリ5aに送られる。
そして、上記引算器4は、前述と同様に演算して差分画
像データを生成し、差分画像用メモリ5bへ送出する。こ
のとき、上記断層像用メモリ5a及び差分画像用メモリ5b
へそれぞれ入力した画像データは、コントローラ11の制
御により、順次超音波ビーム毎にそれらの送受信方向を
対応させて、1枚の断層像または差分画像を形成するよ
うに書き込まれる。次に、このように各画像データが書
き込まれた断層像用メモリ5aと差分画像用メモリ5bとか
ら、それぞれ断層像データ及び差分画像データが読み出
され、選択回路12へ入力される。
いて、第9図を参照して説明する。まず、第1図に示す
と同様にDSC3内のA/D変換器9から出力された断層像デ
ータは、引算器4並びに断層像用メモリ5aに送られる。
そして、上記引算器4は、前述と同様に演算して差分画
像データを生成し、差分画像用メモリ5bへ送出する。こ
のとき、上記断層像用メモリ5a及び差分画像用メモリ5b
へそれぞれ入力した画像データは、コントローラ11の制
御により、順次超音波ビーム毎にそれらの送受信方向を
対応させて、1枚の断層像または差分画像を形成するよ
うに書き込まれる。次に、このように各画像データが書
き込まれた断層像用メモリ5aと差分画像用メモリ5bとか
ら、それぞれ断層像データ及び差分画像データが読み出
され、選択回路12へ入力される。
すると、この選択回路12は、画像表示器7の表示周期
にあわせて断層像データまたは差分画像データを選択し
て出力する。このときの選択回路12での断層像データと
差分画像データとの切換タイミングとしては、第9図に
示すように、画像表示器7の水平走査中に例えば上下方
向のA−A′線に相当する時相で切り換える方式、横方
向のB−B′線に相当する時相で切り換える方式、上記
二つの方式を組み合わせることにより斜め方向のC−
C′線に相当する時相で切り換える方式などがある。こ
の結果、第9図(a),(b),(c)に示すように、
画像表示器7の任意の線分A−A′,B−B′,C−C′を
境界として片側に断層像I aが、他方側に差分画像I bが
同一画面に同時に表示される。なお、この実施例は、第
5図に示す実施例に対して同様に適用できる。
にあわせて断層像データまたは差分画像データを選択し
て出力する。このときの選択回路12での断層像データと
差分画像データとの切換タイミングとしては、第9図に
示すように、画像表示器7の水平走査中に例えば上下方
向のA−A′線に相当する時相で切り換える方式、横方
向のB−B′線に相当する時相で切り換える方式、上記
二つの方式を組み合わせることにより斜め方向のC−
C′線に相当する時相で切り換える方式などがある。こ
の結果、第9図(a),(b),(c)に示すように、
画像表示器7の任意の線分A−A′,B−B′,C−C′を
境界として片側に断層像I aが、他方側に差分画像I bが
同一画面に同時に表示される。なお、この実施例は、第
5図に示す実施例に対して同様に適用できる。
第10図は本発明の第四の実施例を示す要部のブロック
図である。この実施例は、第8図の実施例に対し、断層
像用メモリ5a及び差分画像用メモリ5bのそれぞれの後段
であって選択回路12の前段に、画像表示器7の1水平走
査分に相当するラインメモリ13a,13bをそれぞれ設けた
ものである。この場合は、上記各ラインメミモリ13a,13
bには、断層像用メモリ5a及び差分画像用メモリ5bから
読み出した1水平走査分に相当する断層像データ及び差
分画像データがそれぞれ記憶される。
図である。この実施例は、第8図の実施例に対し、断層
像用メモリ5a及び差分画像用メモリ5bのそれぞれの後段
であって選択回路12の前段に、画像表示器7の1水平走
査分に相当するラインメモリ13a,13bをそれぞれ設けた
ものである。この場合は、上記各ラインメミモリ13a,13
bには、断層像用メモリ5a及び差分画像用メモリ5bから
読み出した1水平走査分に相当する断層像データ及び差
分画像データがそれぞれ記憶される。
これらのラインメモリ13a,13bから画像データを読み
出して画像表示器7に表示するには、選択回路12によ
り、まず断層像データが記憶されている第一のラインメ
モリ13aの任意に位置から1水平走査の半分に相当する
位置までの画像データが出力され、続いて差分画像デー
タが記憶されている第二のラインメモリ13bの上記と同
じ区間の画像データが出力される。これらの断層像デー
タ及び差分画像データは、D/A変換器6を介して画像表
示器7に表示されるが、このときはコントローラ11によ
り水平走査周期の例えば前半部は断層像データを表示
し、後半部において差分画像データを表示するように制
御される。この結果、第11図に示すように、画像表示器
7の画面を例えば左右に分割して、一半部に断層像I a
が、他半部にそれと同一時相の差分画像I bが並列に表
示される。
出して画像表示器7に表示するには、選択回路12によ
り、まず断層像データが記憶されている第一のラインメ
モリ13aの任意に位置から1水平走査の半分に相当する
位置までの画像データが出力され、続いて差分画像デー
タが記憶されている第二のラインメモリ13bの上記と同
じ区間の画像データが出力される。これらの断層像デー
タ及び差分画像データは、D/A変換器6を介して画像表
示器7に表示されるが、このときはコントローラ11によ
り水平走査周期の例えば前半部は断層像データを表示
し、後半部において差分画像データを表示するように制
御される。この結果、第11図に示すように、画像表示器
7の画面を例えば左右に分割して、一半部に断層像I a
が、他半部にそれと同一時相の差分画像I bが並列に表
示される。
本発明は以上のように構成されたので、請求項1に係
る発明によれば、断層走査手段に設けられた遅延手段
で、探触子からの超音波の打ち出しの同一方向に対し連
続して2回走査して得たラインデータについて前の時相
のものを所定の時間だけ遅延させると共に、この結果前
後する2時相のラインデータを差分画像データ生成手段
へ送出することができ、また、上記差分画像データ生成
手段の出力側に設けられた選択手段で、断層像データ及
び差分画像データを取り込み画像表示手段の表示周期に
合わせて上記断層像データまたは差分画像データのいず
れかを選択して出力すると共に、この結果上記選択手段
からの画像データにより上記画像表示手段の同一画面に
段層像と差分画像とを同時に法事することができる。こ
れにより、差分画像を形成するための差分時間を走査線
の単位毎に制御して、運動部位の動きが速いもの或いは
遅いものでも観察し易い状態で表示することができる。
特に、超音波の1送受信分の時間だけ遅延させることが
でき、差分画像を形成するための差分時間は各走査線方
向の1回の走査時間に相当する短さとなり、動きが速い
運動部位について観察する場合に有効である。
る発明によれば、断層走査手段に設けられた遅延手段
で、探触子からの超音波の打ち出しの同一方向に対し連
続して2回走査して得たラインデータについて前の時相
のものを所定の時間だけ遅延させると共に、この結果前
後する2時相のラインデータを差分画像データ生成手段
へ送出することができ、また、上記差分画像データ生成
手段の出力側に設けられた選択手段で、断層像データ及
び差分画像データを取り込み画像表示手段の表示周期に
合わせて上記断層像データまたは差分画像データのいず
れかを選択して出力すると共に、この結果上記選択手段
からの画像データにより上記画像表示手段の同一画面に
段層像と差分画像とを同時に法事することができる。こ
れにより、差分画像を形成するための差分時間を走査線
の単位毎に制御して、運動部位の動きが速いもの或いは
遅いものでも観察し易い状態で表示することができる。
特に、超音波の1送受信分の時間だけ遅延させることが
でき、差分画像を形成するための差分時間は各走査線方
向の1回の走査時間に相当する短さとなり、動きが速い
運動部位について観察する場合に有効である。
また、請求項2に係る発明によれば、断層走査手段に
設けられた遅延手段を、超音波の打ち出しの2以上の複
数方向を一組として同一組内でそれぞれの方向に対し2
回走査して得たラインデータについて前の時相のものを
所定の時間だけ遅延させるものとしたことにより、超音
波の上記複数方向への送受信分の時間だけ遅延させるこ
とができ、差分画像を形成するための差分時間は上記一
組の各走査線方向について1回目の走査が終了するまで
の時間となり、動きが遅い運動部位について観察する場
合に有効である。
設けられた遅延手段を、超音波の打ち出しの2以上の複
数方向を一組として同一組内でそれぞれの方向に対し2
回走査して得たラインデータについて前の時相のものを
所定の時間だけ遅延させるものとしたことにより、超音
波の上記複数方向への送受信分の時間だけ遅延させるこ
とができ、差分画像を形成するための差分時間は上記一
組の各走査線方向について1回目の走査が終了するまで
の時間となり、動きが遅い運動部位について観察する場
合に有効である。
さらに、請求項3及び請求項4に係る発明によれば、
断層走査手段の出力側に断層像用記憶手段を設けると共
に、差分画像データ生成手段の出力側には差分画像用記
憶手段を設けて、これらの記憶手段の後段に選択手段を
設けたことにより、この選択手段からの画像データによ
り画像表示手段に表示される一つの像上の任意の直線を
境界として片側に断層像を、他方側に差分画像を表示す
ることができる。
断層走査手段の出力側に断層像用記憶手段を設けると共
に、差分画像データ生成手段の出力側には差分画像用記
憶手段を設けて、これらの記憶手段の後段に選択手段を
設けたことにより、この選択手段からの画像データによ
り画像表示手段に表示される一つの像上の任意の直線を
境界として片側に断層像を、他方側に差分画像を表示す
ることができる。
さらにまた、請求項5に係る発明によれば、断層像用
記憶手段及び差分画像用記憶手段のそれぞれの後段であ
って選択手段の前段に、画像表示手段の1水平走査分に
相当するラインメモリをそれぞれ設けたことにより、上
記画像表示手段の同一画面に同時相の断層像と差分画像
との二つの画像を並列に表示することができる。
記憶手段及び差分画像用記憶手段のそれぞれの後段であ
って選択手段の前段に、画像表示手段の1水平走査分に
相当するラインメモリをそれぞれ設けたことにより、上
記画像表示手段の同一画面に同時相の断層像と差分画像
との二つの画像を並列に表示することができる。
第1図は本発明による超音波診断装置の実施例を示すブ
ロック図、第2図は同一方向に連続2回送受信を繰り返
しながら各走査線の方向に超音波ビームを順次走査する
動作を示す説明図、第3図は第1図の実施例における差
分画像データの生成動作を説明するためのタイミング線
図、第4図は第1図の実施例における画像の表示例を示
す説明図、第5図は本発明の第二の実施例を示すブロッ
ク図、第6図は超音波の打ち出しの2以上の複数方向を
一組としてそれぞれ同一方向に超音波ビームを2回走査
する動作を示す説明図、第7図は第二の実施例における
差分画像データの生成動作を説明するためのタイミング
線図、第8図は本発明の第三の実施例を示すブロック
図、第9図は第三の実施例における画像の表示例を示す
説明図、第10図は本発明の第四の実施例を示す要部のブ
ロック図、第11図は第四の実施例における画像の表示例
を示す説明図である。 1……探触子、2……超音波送受信回路、3……DSC、
4……引算器、5……画像メモリ、5a……断層像用メモ
リ、5b……差分画像用メモリ、6……D/A変換器、7…
…画像表示器、8……被検体、9……A/D変換器、10,10
1〜10n……遅延回路、11……コントローラ、12……選択
回路、13a,13b……ラインメモリ、I a……断層像、I b
……差分画像。
ロック図、第2図は同一方向に連続2回送受信を繰り返
しながら各走査線の方向に超音波ビームを順次走査する
動作を示す説明図、第3図は第1図の実施例における差
分画像データの生成動作を説明するためのタイミング線
図、第4図は第1図の実施例における画像の表示例を示
す説明図、第5図は本発明の第二の実施例を示すブロッ
ク図、第6図は超音波の打ち出しの2以上の複数方向を
一組としてそれぞれ同一方向に超音波ビームを2回走査
する動作を示す説明図、第7図は第二の実施例における
差分画像データの生成動作を説明するためのタイミング
線図、第8図は本発明の第三の実施例を示すブロック
図、第9図は第三の実施例における画像の表示例を示す
説明図、第10図は本発明の第四の実施例を示す要部のブ
ロック図、第11図は第四の実施例における画像の表示例
を示す説明図である。 1……探触子、2……超音波送受信回路、3……DSC、
4……引算器、5……画像メモリ、5a……断層像用メモ
リ、5b……差分画像用メモリ、6……D/A変換器、7…
…画像表示器、8……被検体、9……A/D変換器、10,10
1〜10n……遅延回路、11……コントローラ、12……選択
回路、13a,13b……ラインメモリ、I a……断層像、I b
……差分画像。
Claims (5)
- 【請求項1】被検体に超音波を送信及び受信する超音波
送受信手段と、この超音波送受信手段からの反射エコー
信号を用いて運動部位を含む被検体内の断層像データを
所定周期で繰り返して得る断層走査手段と、この断層走
査手段によって得た異なる時相のデータ間で計算を行っ
て差分画像データを生成する手段と、この差分画像デー
タ生成手段からの差分画像データを表示する画像表示手
段とを有する超音波診断装置において、上記断層走査手
段は、超音波の打ち出しの同一方向に対し連続して2回
走査して得たラインデータについて前の時相のものを所
定の時間だけ遅延させる手段を有し、前後する2時相の
ラインデータを上記差分画像データ生成手段へ送出する
ようにし、上記差分画像データ生成手段の出力側に、断
層像データ及び差分画像データを取り込み画像表示手段
の表示周期に合わせて上記断層像データまたは差分画像
データのいずれかを選択して出力する選択手段を設け、
この選択手段からの画像データにより上記画像表示手段
の同一画面に断層像と差分画像とを同時に表示するよう
にしたことを特徴とする超音波診断装置。 - 【請求項2】被検体に超音波を送信及び受信する超音波
送受信手段と、この超音波送受信手段からの反射エコー
信号を用いて運動部位を含む被検体内の断層像データを
所定周期で繰り返して得る断層走査手段と、この断層走
査手段によって得た異なる時相のデータ間で計算を行っ
て差分画像データを生成する手段と、この差分画像デー
タ生成手段からの差分画像データを表示する画像表示手
段とを有する超音波診断装置において、上記断層走査手
段は、超音波の打ち出しの2以上の複数方向を一組とし
て同一組内でそれぞれの方向に対し2回走査して得たラ
インデータについて前の時相のものを所定の時間だけ遅
延させる手段を有し、前後する2時相のラインデータを
上記差分画像データ生成手段へ送出するようにし、上記
差分画像データ生成手段の出力側に、断層像データ及び
差分画像データを取り込み画像表示手段の表示周期に合
わせて上記断層像データまたは差分画像データのいずれ
かを選択して出力する選択手段を設け、この選択手段か
らの画像データにより上記画像表示手段の同一画面に断
層像と差分画像とを同時に表示するようにしたことを特
徴とする超音波診断装置。 - 【請求項3】被検体に超音波を送信及び受信する超音波
送受信手段と、この超音波送受信手段からの反射エコー
信号を用いて運動部位を含む被検体内の断層像データを
所定周期で繰り返して得る断層走査手段と、この断層走
査手段によって得た異なる時相のデータ間で計算を行っ
て差分画像データを生成する手段と、この差分画像デー
タ生成手段からの差分画像データを表示する画像表示手
段とを有する超音波診断装置において、上記断層走査手
段は、超音波の打ち出しの同一方向に対し連続して2回
走査して得たラインデータについて前の時相のものを所
定の時間だけ遅延させる手段を有し、前後する2時相の
ラインデータを上記差分画像データ生成手段へ送出する
ようにし、上記断層走査手段の出力側に断層像用記憶手
段を設けると共に、差分画像データ生成手段の出力側に
は差分画像用記憶手段を設けて、これらの記憶手段の後
段に選択手段を設け、この選択手段からの画像データに
より画像表示手段に表示される一つの画像上の任意の直
線を境界として片側に断層像を、他方側に差分画像を表
示するようにしたことを特徴とする超音波診断装置。 - 【請求項4】被検体に超音波を送信及び受信する超音波
送受信手段と、この超音波送受信手段からの反射エコー
信号を用いて運動部位を含む被検体内の断層像データを
所定周期で繰り返して得る断層走査手段と、この断層走
査手段によって得た異なる時相のデータ間で計算を行っ
て差分画像データを生成する手段と、この差分画像デー
タ生成手段からの差分画像データを表示する画像表示手
段とを有する超音波診断装置において、上記断層走査手
段は、超音波の打ち出しの2以上の複数方向を一組とし
て同一組内でそれぞれの方向に対し2回走査して得たラ
インデータについて前の時相のものを所定の時間だけ遅
延させる手段を有し、前後する2時相のラインデータを
上記差分画像データ生成手段へ送出するようにし、上記
断層走査手段の出力側に断層像用記憶手段を設けると共
に、差分画像データ生成手段の出力側には差分画像用記
憶手段を設けて、これの記憶手段の後段に選択手段を設
け、この選択手段からの画像データにより画像表示手段
に表示される一つの画像上の任意の直線を境界として片
側に断層像を、他方側に差分画像を表示するようにした
ことを特徴とする超音波診断装置。 - 【請求項5】上記断層像用記憶手段及び差分画像用記憶
手段のそれぞれの後段であって選択手段の前段に、画像
表示手段の1水平走査分に相当するラインメモリをそれ
ぞれ設け、上記画像表示手段の同一画面に同時相の断層
像と差分画像との二つの画像を並列に表示するようにし
たことを特徴とする請求項3又は4記載の超音波診断装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2311523A JP3000233B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 超音波診断装置 |
| US07/794,049 US5233993A (en) | 1990-11-19 | 1991-11-19 | Ultrasonic diagnostic apparatus and image forming method therefor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2311523A JP3000233B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 超音波診断装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20249099A Division JP2000033088A (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | 超音波診断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04183457A JPH04183457A (ja) | 1992-06-30 |
| JP3000233B2 true JP3000233B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=18018265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2311523A Expired - Fee Related JP3000233B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 超音波診断装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5233993A (ja) |
| JP (1) | JP3000233B2 (ja) |
Families Citing this family (34)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US5797843A (en) * | 1992-11-03 | 1998-08-25 | Eastman Kodak Comapny | Enhancement of organ wall motion discrimination via use of superimposed organ images |
| US5419328A (en) * | 1993-08-09 | 1995-05-30 | Hewlett-Packard Company | Mean squared speed and myocardial performance |
| DE19524880C2 (de) * | 1994-07-15 | 2000-09-21 | Agilent Technologies Inc | Endokardiale Echtzeit-Ultraschallverschiebungsanzeige |
| JP3488541B2 (ja) * | 1995-06-09 | 2004-01-19 | 株式会社東芝 | 超音波診断装置 |
| US5833613A (en) * | 1996-09-27 | 1998-11-10 | Advanced Technology Laboratories, Inc. | Ultrasonic diagnostic imaging with contrast agents |
| US5706819A (en) * | 1995-10-10 | 1998-01-13 | Advanced Technology Laboratories, Inc. | Ultrasonic diagnostic imaging with harmonic contrast agents |
| US5718229A (en) * | 1996-05-30 | 1998-02-17 | Advanced Technology Laboratories, Inc. | Medical ultrasonic power motion imaging |
| US6066097A (en) | 1997-10-22 | 2000-05-23 | Florida Atlantic University | Two dimensional ultrasonic scanning system and method |
| US6021093A (en) * | 1997-05-14 | 2000-02-01 | Gas Research Institute | Transducer configuration having a multiple viewing position feature |
| US6125079A (en) * | 1997-05-14 | 2000-09-26 | Gas Research Institute | System and method for providing dual distance transducers to image behind an acoustically reflective layer |
| US6002639A (en) * | 1997-05-14 | 1999-12-14 | Gas Research Institute | Sensor configuration for nulling reverberations to image behind reflective layers |
| US5995447A (en) * | 1997-05-14 | 1999-11-30 | Gas Research Institute | System and method for processing acoustic signals to image behind reflective layers |
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| US6004270A (en) * | 1998-06-24 | 1999-12-21 | Ecton, Inc. | Ultrasound system for contrast agent imaging and quantification in echocardiography using template image for image alignment |
| JP4574790B2 (ja) * | 1999-03-30 | 2010-11-04 | 東芝医用システムエンジニアリング株式会社 | 超音波診断装置及び超音波診断方法 |
| US6685645B1 (en) | 2001-10-20 | 2004-02-03 | Zonare Medical Systems, Inc. | Broad-beam imaging |
| US6497664B1 (en) | 1999-09-14 | 2002-12-24 | Ecton, Inc. | Medical diagnostic ultrasound system and method |
| USD445189S1 (en) | 1999-09-14 | 2001-07-17 | Ecton, Inc. | Medical diagnostic ultrasound system |
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