JP3003126U - 真空検査装置 - Google Patents
真空検査装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 検査精度を向上させると共に、効率的な検査
を実現し得る真空検査装置を提供する。 【構成】 被検体Wを支持する検査治具1と、レギュレ
ータ8を介して空気圧源6に接続されると共に被検体W
内を真空吸引するように検査治具1に接続された負圧発
生器9と、負圧発生器9と検査治具1との間に接続・配
置され、被検体W内の負圧を検出する負圧センサ10
と、負圧センサ10を負圧発生器9から遮断する開閉バ
ルブ11と、検査治具1を負圧発生器9及び負圧センサ
10から遮断する開閉バルブ12と、検査治具1内に正
圧を導入する開閉バルブ13と、各部材の作動を制御し
得る制御手段14と、を備えている。負圧発生器9に発
生した負圧により被検体W内を真空吸引した後、開閉バ
ルブ11を一旦閉弁して、この時点からの被検体Wの内
圧を検出する。
を実現し得る真空検査装置を提供する。 【構成】 被検体Wを支持する検査治具1と、レギュレ
ータ8を介して空気圧源6に接続されると共に被検体W
内を真空吸引するように検査治具1に接続された負圧発
生器9と、負圧発生器9と検査治具1との間に接続・配
置され、被検体W内の負圧を検出する負圧センサ10
と、負圧センサ10を負圧発生器9から遮断する開閉バ
ルブ11と、検査治具1を負圧発生器9及び負圧センサ
10から遮断する開閉バルブ12と、検査治具1内に正
圧を導入する開閉バルブ13と、各部材の作動を制御し
得る制御手段14と、を備えている。負圧発生器9に発
生した負圧により被検体W内を真空吸引した後、開閉バ
ルブ11を一旦閉弁して、この時点からの被検体Wの内
圧を検出する。
Description
【0001】
本考案は、食品用容器等の所謂、ショート(欠損部)及びバリもしくは割れ等 を検出するための真空検査装置に関する。
【0002】
例えば洋生菓子等のプラスチック容器において、特にその容器口部にフランジ 部を有するものでは、このフランジ部にてその容器を密閉するための蓋体が被着 される。この種の容器では、内容物の品質維持等のためにその容器自体の品質、 即ち容器の気密性を確保することは極めて重要である。従って製造工程において 適宜不良品の発生をチェックするようにしている。
【0003】 ところで、フランジ部に極小ショート(0.3〜0.4mm)が発生すると、 その容器の気密性が損なわれる危険があり、ひいては製品品質に著しい影響を及 ぼすことになる。従来では、容器の抜取り検査を行い、またその検査においては 主に目視によりショート等の検査が行われていた。 一方、前述した内容物の品質維持等の観点から、容器の気密保持、従ってショ ート等の有無検出に対して、近年ますます高い検出精度が要求されるようになっ てきている。
【0004】
しかしながら、従来の容器品質検査においては、前述のように目視により抜取 り検査を行っているため、ショート等の有無検出に完全を期すことが困難であっ た。しかも、その検査には、かなり長い検査時間を要せざるを得なかった。
【0005】 本考案はかかる実情に鑑み、検査精度を向上させると共に、効率的な検査を実 現し得る真空検査装置を提供することを目的とする。
【0006】
本考案の真空検査装置は、容器型の被検体を所定位置に支持する検査治具と、 レギュレータを介して空気圧源に接続されると共に、前記被検体内を真空吸引し 得るように前記検査治具に接続された負圧発生器と、前記負圧発生器と前記検査 治具との間に接続・配置され、前記被検体内の負圧を検出し得るようにした負圧 センサと、前記負圧発生器と前記負圧センサとの間に設けられ、この負圧センサ を前記負圧発生器から遮断し得る第1の開閉バルブと、前記負圧センサと前記検 査治具との間に設けられ、この検査治具を前記負圧発生器及び前記負圧センサか ら遮断し得る第2の開閉バルブと、前記検査治具内に正圧を導入し得るようにし た第3の開閉バルブと、前記負圧発生器,前記負圧センサ,前記各開閉バルブの 作動を制御し得る制御手段と、を備え、前記負圧発生器に発生した負圧により前 記被検体内を真空吸引した後、前記第1の開閉バルブを一旦閉弁して、この時点 からの前記被検体の内圧を検出するようにしたものである。
【0007】 また、この真空検査装置において、特に前記レギュレータは、少なくとも2つ の減圧バルブにより構成されるものである。
【0008】 更に、本考案の真空検査装置において、前記検査治具は、前記被検体の外周縁 部が係接するようにしたテーパ状の支持面を有する受部、そして更に前記被検体 の内容積の大部分を占める大きさに設定された該被検体のためのガイドと、を備 えている。
【0009】 また、本考案の真空検査装置の別の態様によれば、前記検査治具と、真空ポン プに接続されると共に、負圧制御弁を介して前記被検体内を真空吸引し得るよう に前記検査治具に接続された負圧用タンクと、前記負圧用タンクと前記検査治具 との間に接続・配置され、前記被検体内の負圧を検出し得るようにした負圧セン サと、前記負圧制御弁と前記負圧センサとの間に設けられ、この負圧センサを前 記負圧用タンクから遮断し得る第1の開閉バルブと、前記負圧センサと前記検査 治具との間に設けられ、この検査治具を前記負圧用タンク及び前記負圧センサか ら遮断し得る第2の開閉バルブと、前記検査治具内に正圧を導入し得るようにし た第3の開閉バルブと、前記負圧用タンク,前記負圧センサ,前記各開閉バルブ の作動を制御し得る制御手段と、を備え、前記負圧用タンクの負圧により前記被 検体内を真空吸引した後、前記第1の開閉バルブを一旦閉弁して、この時点から の前記被検体の内圧を検出するようにしたものである。
【0010】
本考案によれば、負圧発生器にて発生した負圧は、第1及び第2の開閉バルブ 及び負圧センサ等を経由して、検査治具にセットされている被検体に付与される 。これにより該被検体内が真空吸引されるが、この際、各開閉バルブは所定のタ イミングで開閉する。そして負圧センサは、この時点から一定時間経過後の被検 体の内圧を検出し、この検出結果を予め設定された合否判定の基準値と比較する ことにより、その被検体の合否を判定する。
【0011】 この場合、被検体の内圧(負圧)は、時間経過に伴い小さくなるが、特に不良 品の場合には良品に比べて急激に変化する。従って、負圧センサによる内圧検査 の際の内圧変化形態の相違により、上記基準値に基づいて的確に合否を判定する ことができる。そして、被検体の内圧検出の際、被検体内を真空吸引した後、第 1の開閉バルブを一旦閉弁して、この時点からの前記被検体の内圧を検出するた め、従来の真空吸引したまま内圧検出する場合に比べて、特に被検体における小 さい欠陥(ショート等)の検出に優れており、格段にその検出精度を高めること ができる。
【0012】 また、本考案によれば、負圧発生器にて負圧を発生させるべく、該負圧発生器 にレギュレータを介して所定の空気圧が印加されるが、本考案では特にレギュレ ータは、少なくとも2つの減圧バルブにより構成される。このように複数の減圧 バルブを用いて、その元圧を順次、段階的に減圧することにより、負圧発生器に おいて所望の負圧を安定して発生させることができる。これにより検査精度を有 効に向上することが可能となる。
【0013】 更に、本考案によれば、検査治具においてそのガイドにて被検体をガイドする と共に、被検体の外周縁部を受部の支持面にて受けることにより、被検体を所定 位置に正確に支持する。この場合、受部の支持面をテーパ面もしくは傾斜面とす ることにより、被検体の大きさが変化してもその大きさに応じて的確に支持する ことができる。またガイドの大きさを被検体の内容積の大部分を占める大きさに 設定することにより、実質的に真空吸引すべき被検体の内容積を減少させ、これ により被検体内を真空吸引する時間を短縮することができる。
【0014】 一方また、真空源としての真空ポンプに接続された負圧用タンクを用いること により、その負圧用タンクの容量により圧力変動をなくして、安定した状態で被 検体内を真空吸引することができる。この結果、検査精度を向上させることがで きる上、複数の被検体内を真空吸引する場合においても各被検体間でバラツキな く安定し且つ高い精度の検出が可能になる。
【0015】
以下、図1乃至図4に基づき、本考案による真空検査装置の好適な実施例を説 明する。
【0016】 図1は、本案装置の構成例を示している。図において、容器型の被検体(以下 ワークWという)は検査治具1の所定位置に支持される。 ここで、本実施例におけるワークWは、図2に示されるように例えば洋生菓子 等のプラスチック容器であって、概略円筒状もしくは外周部が適宜の大きさのテ ーパで形成されたものが用いられる。また、ワークWは、その容器口部にフラン ジ部Waを有し、このフランジ部Waにて容器を密閉するための蓋体もしくはカ バーwが被着されるようになっている。
【0017】 検査治具1は、ワークWのフランジ部Waを受ける受部2と、ワークWの内面 を案内支持するガイド3と、受部2及びガイド3を固定・支持する基部4とを備 えている。なお、受部2と基部4の間には図示のように例えばOリング等のシー ル手段5が装着されている。 上記受部2は、フランジ部Waの外周縁部が係接する支持面2aを有している が、この支持面2aは図示のようなテーパ面もしくは傾斜面として形成されてい る。またガイド3は、ワークWの内周面の適所に接触するが、ワークWの内容積 の大部分を占めるように、好適にはワークWの内容積の90〜95%程度を占め る大きさに設定されている。
【0018】 元圧である空気圧源6には、配管7を介して先ず、レギュレータ8が接続され ている。このレギュレータ8は、1次減圧バルブ8a及び2次減圧バルブ8bの 2つの減圧バルブにより構成される。本実施例においては、空気圧源6は、元圧 としての0.3〜0.7メガパスカル(MPa),好ましくは0.5〜0.7M Pa程度の正圧を供給する。また1次減圧バルブ8aの設定値は、0.5MPa 程度であり、また2次減圧バルブ8bの設定値は、0.2MPa程度であり、こ のように2つの減圧バルブを用いて空気圧源6の元圧を順次減圧するようになっ ている。
【0019】 なお、2次減圧バルブ8bにデジタル圧力センサ(図示せず)を付設してもよ く、これにより減圧状態を的確に把握し得るようにし、安定した圧力設定を行う ことができる。
【0020】 レギュレータ8によって減圧された空気圧は、配管7を介して次に負圧発生器 9に供給される。負圧発生器9は、配管7を介して検査治具1と接続され、この 検査治具1にセットされたワークW内を真空吸引し得るようになっているが、こ の場合、1つの検査治具1、即ち1つのワークWに対して、1つの負圧発生器9 が設けられる。なお、1つの負圧発生器9を複数の検査治具1と接続することも 可能であるが、ワークWに対する真空吸引の効率あるいはその安定性等の点から 1つの負圧発生器9を設けることが好ましい。
【0021】 負圧発生器9と検査治具1との間には、負圧センサ10が接続・配置され、こ の負圧センサ10によりワークW内の負圧を検出し得るようになっている。負圧 センサ10において、ワークWに対する合否判定の基準値(圧力)が予め設定さ れるが、その基準値は任意に設定可能である。また、負圧発生器9と負圧センサ 10との間には、この負圧センサ10を負圧発生器9から遮断し得る開閉バルブ 11が設けられている。この開閉バルブ11は、例えば2ポート・シングルバル ブが好適である。また、負圧センサ10と検査治具1との間には、検査治具1内 を負圧センサ10から遮断し得る開閉バルブ12が設けられている。
【0022】 更に、図1に図示されるように、配管7から分岐した配管7′が検査治具1内 に接続されており、その配管7′の途中には開閉バルブ13が設けられている。 開閉バルブ13の開弁により検査治具1内に所定の正圧(0.3〜0.5MPa 程度)が導入されるようになっている。 負圧発生器9,負圧センサ10,開閉バルブ11及び開閉バルブ12等は、制 御手段としてのシーケンサ14と接続されており、このシーケンサ14により制 御されるようになっている。シーケンサ14は、例えばCPU,ROM,RAM から成るマイクロコンピュータにより構成されており、負圧センサ10の合否判 定結果に応じてワーク取出ロボット等の周辺機器もしくは装置に対して作動信号 等を送出し、又は受信するようになっている。
【0023】 本考案の真空検査装置は、上記のように構成されており、次にその作用を説明 する。
【0024】 本案装置によるワークWの検査に際して、先ずワークWを検査治具1にセット する。この場合、図1に示したようにワークWは、ガイド3によりガイドされる と共に、そのフランジ部Waが受部2の支持面2aにて受けられる。これにより ワークWを検査治具1の所定位置に正確に支持することができるが、受部2の支 持面2aがテーパ面もしくは傾斜面に形成されているため、ワークWの大きさに かかわらず的確に支持することができる。
【0025】 先ず負圧発生器9にて負圧を発生させるべく、該負圧発生器9にレギュレータ 8を介して空気圧源6から所定の空気圧が印加される。なお、このとき開閉バル ブ12は閉弁させるが、空気圧源6の元圧は、1次減圧バルブ8a及び2次減圧 バルブ8bを介して順次、段階的に減圧され、本実施例では負圧発生器9に対し て0.2MPa程度の圧力が印加される。この結果、負圧発生器9において所望 の負圧を安定して発生させることができる。
【0026】 開閉バルブ12及び負圧発生器9間の負圧値が負圧センサ10によって測定さ れるが、本実施例における負圧センサ10は、所謂リファレンス機能を備えてお り、例えばサンクス(株)製圧力センサ「DPX2」等が好適である。 図3は、負圧センサ10の負圧測定値の変化状態を示している。図に示される ように負圧は次第に大きくなり、時間T1 (例えばT1 =1秒)後の負圧測定値 がリファレンス値P0 として、負圧センサ10に入力される。
【0027】 次にほぼ時間T1 後、開閉バルブ12を開弁させ、これにより負圧発生器9に て発生した負圧は、開閉バルブ12等を経由して、検査治具1にセットされてい るワークWに付与される。ワークW内を負圧にするタイミングは、ワークWを検 査治具1にセットするのと同時でもよい。この場合、検査治具1のガイド3は、 ワークWの内容積の大部分を占める大きさに設定されているため、実質的に真空 吸引すべきワークWの内容積を減少させ、これによりワークWを迅速且つ効率的 に真空吸引することができる。
【0028】 開閉バルブ12を開弁させてから時間T2 (例えばT2 =1秒)後、開閉バル ブ11を閉弁させる。この開閉バルブ11の閉弁から時間T3 (例えばT3 =1 秒)後、負圧センサ10にてワークWの内圧を測定し、この測定結果を次に示し た(1)式のものと比較することにより、そのワークWの良否を判定する。 リファレンス値P0 +設定値M (1)
【0029】 例えば元圧0.3MPaとした場合の具体的なリファレンス値P0 は、−40 kPa(−303mmHg)であり、この場合の良品測定値は−37〜−36k Pa(−275〜−270mmHg)、また不良品測定値は−28〜−27kP a(−209〜−204mmHg)の範囲となる。ここでは判定値の基準として 仮に−35kPa(−260mmHg)以上の負圧を良品(良品ライン;図3参 照)、また−33kPa(−250mmHg)以下の負圧を不良品(不良品ライ ン)とする。リファレンス値P0 として−40kPaが入力された場合には、良 品判定値(設定値M1 )=−35kPa、また不良品判定値(設定値M2 )=− 33kPaである。
【0030】 この例では、不良品判定値(=−33kPa)以下の測定値となったワークW 1 は不良品と判定され、また良品判定値(=−35kPa)以上の測定値となっ たワークW3 は良品と判定される。なお、良品ライン及び不良品ラインの間のワ ークW2 は良品として取り扱われる。
【0031】 このように負圧センサ10によるワークWの内圧検査の際に、ワークWに対す る真空吸引後、開閉バルブ11を一旦閉弁してこの時点からの内圧変化を検出す る。この場合、図3にも示したように、良品(W3 )及び不良品(W1 )におけ る内圧変化形態が相互に著しく相違し、これにより負圧センサ10にて予め設定 されている基準値に基づいて、ワークWの合否を的確に判定することができる。 また負圧センサ10の測定値は、元圧の変動の影響を受けるが、この元圧の変動 を考慮してリファレンス値P0 を毎回測定・入力することにより、微妙な負圧変 化に対して常に正確な判定を保証することができる。
【0032】 そして、合否の判定結果はシーケンサ14へ送出され、該シーケンサ14はそ の合否判定結果に応じてワーク取出ロボット等に対して作動信号を送出する。な お検査完了後、開閉バルブ12を閉弁すると共に、開閉バルブ13を開弁するこ とによりワークW内に正圧(大気圧もしくはそれ以上)が導入されるため、ワー クWが検査治具1に吸着するのを防止し、そのワークWを容易に取り外すことが できる。
【0033】 ここで、図4は、本案装置を組み込んだ検査専用自動機20の構成例を示して いる。この例では、リーク検査ステージ21において複数(例えば6つ)の検査 治具1が設けられている。前工程である成形機30にて成形されたワークWの全 品がリーク検査ステージ21へ移載され、リーク検査ステージ21の各検査治具 1において前述したワークWの合否検査が行われる。そして検査終了後のワーク Wは、ピックアップ・移送手段22等によって図中、矢印で示すように次工程へ 搬送されるようになっている。
【0034】 なおリーク検査ステージ21の後工程において、図4(a)に示されるように 不良品落とし込みステージ23にて不良品のワークWを落とし込み(排除)、次 のピンホール検査ステージ24にてワークWの特に底面のピンホールを検出し、 更に不良品落とし込みステージ25にて不良品のワークWを落とし込むようにな っている。上記不良品落とし込みステージ25においては、コロナ放電通電検査 が行われる。
【0035】 本案の真空検査装置によれば前述のように短時間で簡単且つ確実にワークWの 合否検査を行うことができ、これを組み込んだ検査専用自動機20を上記のよう にシーケンサ14を介して成形機30等の周辺機器と接続することにより、ワー クWの成形から搬送・搬出に至るまでの一連の工程を完全自動化することが可能 になる。
【0036】 次に、図5は、本考案による真空検査装置の別の実施例を示している。 この実施例による装置は、検査治具1と、真空ポンプ60に接続され、且つ負 圧制御弁80を介してワークW内を真空吸引し得るように検査治具1に接続され た負圧用タンク90と、この負圧用タンク90と検査治具1との間に接続・配置 され、ワークW内の負圧を検出し得るようにした負圧センサ100と、負圧制御 弁80と負圧センサ100との間に設けられており、この負圧センサ100を負 圧用タンク90から遮断し得る開閉バルブ110と、負圧センサ100と検査治 具1との間に設けられ、この検査治具1を負圧用タンク90及び負圧センサ10 0から遮断し得る開閉バルブ120と、検査治具1内に正圧を導入し得るように した開閉バルブ130と、を備えている。
【0037】 また、負圧用タンク90,負圧センサ100,各開閉バルブ110,120及 び130等は、制御手段としてのシーケンサ140によって作動制御されるよう になっている。なお、図5において、負圧制御弁80とシーケンサ140の間に は負圧設定・圧力監視用センサ81が設けられ、また上記各部材は、配管70も しくは配管70′によって接続されている。
【0038】 この実施例において、負圧用タンク90の負圧によりワークW内を真空吸引し た後、開閉バルブ110を一旦閉弁して、この時点からのワークWの内圧を検出 し、前述の実施例と同様に、ワークWの特に小さいショート等を極めて高い精度 で検出することができる。そして、この実施例によれば、特に負圧用タンク90 が付設されているため、圧力変動をなくして、安定した状態でワークW内を真空 吸引することができる。例えば、前述した検査専用自動機20(図4)にて複数 個取りで検査を行う場合、単一の負圧用タンク90に複数の検査治具1を上記構 成のように接続し、それらのワークWを真空吸引する際に、各ワークW間でバラ ツキなく安定し且つ高い精度の検出が可能になる。
【0039】 上記各実施例において、検査治具1と成形品であるワークWとの間に温度差が ある場合(通常、ワークWの方が高温)、そのワークWの熱収縮により内容量が 変化すると、これが検出精度に影響を及ぼす。そこで、検査治具1の適所にその 温度を検知するための温度センサを設け、その温度検出結果に基づき検査治具1 を適度に加熱し、これにより検査治具1及びワークWの温度差をなくして温度差 に影響されずに適正な検査を行うことができる。また、そのような温度差を見込 んで検査治具1を設計するようにしてもよい。
【0040】 以上本考案を実施例に基づき説明したが、本考案はこの実施例で示した具体的 数値等に限定されるものでなく、本考案の技術思想の範囲内で種々の変形等が可 能である。例えば、被検体としてフランジ部Waを有するワークWの例を説明し たが、本案装置は、図示例のようなワークWに限らず、そのようなフランジ部W aを有さない例えば筒状の容器に対しても有効に適用可能である。また被検体に 生じているショートばかりか、ピンホール等の検査においても上記実施例と同様 に合否判定を行うことができる。
【0041】
以上説明したように本考案によれば、この種の製品(被検体)の良・不良品検 査において、多数の被検体を確実且つ短時間で合否判定を行い、従来の検査に比 べて格段に効率的である。しかも、目視によらない全品検査を実現し、検査精度 と生産性の双方を有効に向上させることができる等の利点を有している。
【図1】本考案による真空検査装置の一実施例における
構成例を示す図である。
構成例を示す図である。
【図2】本考案の真空検査装置における被検体の一例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】本考案の真空検査装置における内圧検査の際の
内圧変化状態の一例を示す図である。
内圧変化状態の一例を示す図である。
【図4】本考案の真空検査装置を組み込んだ検査専用自
動機及びの周辺装置の構成例を示す(a)は平面図、
(b)は側面図である。
動機及びの周辺装置の構成例を示す(a)は平面図、
(b)は側面図である。
【図5】本考案による真空検査装置の別の実施例におけ
る構成例を示す図である。
る構成例を示す図である。
1 検査治具 2 受部 3 ガイド 4 基部 5 シール手段 6 空気圧源 7 配管 7′ 配管 8 レギュレータ 9 負圧発生器 10 負圧センサ 11 開閉バルブ 12 開閉バルブ 14 シーケンサ 60 真空ポンプ 70 配管 70′ 配管 80 負圧制御弁 90 負圧用タンク 100 負圧センサ 110 開閉バルブ 120 開閉バルブ 130 開閉バルブ 140 シーケンサ W ワーク
Claims (5)
- 【請求項1】 容器型の被検体を所定位置に支持する検
査治具と、 レギュレータを介して空気圧源に接続されると共に、前
記被検体内を真空吸引し得るように前記検査治具に接続
された負圧発生器と、 前記負圧発生器と前記検査治具との間に接続・配置さ
れ、前記被検体内の負圧を検出し得るようにした負圧セ
ンサと、 前記負圧発生器と前記負圧センサとの間に設けられ、こ
の負圧センサを前記負圧発生器から遮断し得る第1の開
閉バルブと、 前記負圧センサと前記検査治具との間に設けられ、この
検査治具を前記負圧発生器及び前記負圧センサから遮断
し得る第2の開閉バルブと、 前記検査治具内に正圧を導入し得るようにした第3の開
閉バルブと、 前記負圧発生器,前記負圧センサ,前記各開閉バルブの
作動を制御し得る制御手段と、を備え、 前記負圧発生器に発生した負圧により前記被検体内を真
空吸引した後、前記第1の開閉バルブを一旦閉弁して、
この時点からの前記被検体の内圧を検出するように構成
されていることを特徴とする真空検査装置。 - 【請求項2】 前記レギュレータは、少なくとも2つの
減圧バルブにより構成されることを特徴とする請求項1
に記載の真空検査装置。 - 【請求項3】 前記検査治具は、前記被検体の外周縁部
が係接するようにしたテーパ状の支持面を有する受部を
備えていることを特徴とする請求項1に記載の真空検査
装置。 - 【請求項4】 前記検査治具は更に、前記被検体の内容
積の大部分を占める大きさに設定された該被検体のため
のガイドを備えていることを特徴とする請求項3に記載
の真空検査装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の検査治具と、 真空ポンプに接続されると共に、負圧制御弁を介して前
記被検体内を真空吸引し得るように前記検査治具に接続
された負圧用タンクと、 前記負圧用タンクと前記検査治具との間に接続・配置さ
れ、前記被検体内の負圧を検出し得るようにした負圧セ
ンサと、 前記負圧制御弁と前記負圧センサとの間に設けられ、こ
の負圧センサを前記負圧用タンクから遮断し得る第1の
開閉バルブと、 前記負圧センサと前記検査治具との間に設けられ、この
検査治具を前記負圧用タンク及び前記負圧センサから遮
断し得る第2の開閉バルブと、 前記検査治具内に正圧を導入し得るようにした第3の開
閉バルブと、 前記負圧用タンク,前記負圧センサ,前記各開閉バルブ
の作動を制御し得る制御手段と、を備え、 前記負圧用タンクの負圧により前記被検体内を真空吸引
した後、前記第1の開閉バルブを一旦閉弁して、この時
点からの前記被検体の内圧を検出するように構成されて
いることを特徴とする真空検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994003930U JP3003126U (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 真空検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994003930U JP3003126U (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 真空検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3003126U true JP3003126U (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=43139081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1994003930U Expired - Lifetime JP3003126U (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 真空検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3003126U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3476200B2 (ja) | 1995-07-07 | 2003-12-10 | ホイフト ジュステームテヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 変形可能な容器の気密性を検査するための方法および装置 |
| CN107044903A (zh) * | 2017-02-23 | 2017-08-15 | 佛山市格来德小家电有限公司 | 一种测漏夹具及测漏设备 |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP1994003930U patent/JP3003126U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3476200B2 (ja) | 1995-07-07 | 2003-12-10 | ホイフト ジュステームテヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 変形可能な容器の気密性を検査するための方法および装置 |
| CN107044903A (zh) * | 2017-02-23 | 2017-08-15 | 佛山市格来德小家电有限公司 | 一种测漏夹具及测漏设备 |
| CN107044903B (zh) * | 2017-02-23 | 2023-12-26 | 佛山市格来德小家电有限公司 | 一种测漏夹具及测漏设备 |
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