JP3003252U - 移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設 - Google Patents

移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設

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JP3003252U JP1994001308U JP130894U JP3003252U JP 3003252 U JP3003252 U JP 3003252U JP 1994001308 U JP1994001308 U JP 1994001308U JP 130894 U JP130894 U JP 130894U JP 3003252 U JP3003252 U JP 3003252U
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 培植袋体内の中段の適当な位置に、根のグル
ープを拡張させることができる遮り面部材を設け、遮り
面部材から培植袋体の底に至る周辺に数本の水溶性養分
誘導根帯が設けられ、養分誘根帯の下方にさらに外界と
互いに通じる根導きおよび根切り孔が有り、培植袋体を
予め掘った植え付け穴の中に置いた後、遮り面部材を開
け培養土を詰め入れてから再び遮り面部材を被し、次い
でその上に適当な厚さの培養土を詰め、栽植したい植物
をその上に植え付けた後適量の培養土を詰め返す並びに
適当に中身をぎっしりさせ、かつ必要な固定または保護
の措置を施し、次いで十分に水をかければ良い。 【効果】 一般の作業者でも仕事に携わることができ、
専門の技術者を必要とせず、主根系が絡まず、かつ仮植
え期間内で既に移植した後快速に自然環境に適応できる
「根のグループの構え」が備えられ、根系の生長が制限
されず、自然な生長を維持できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、植物を仮植え期間中に該植物の根を誘導することができ、植物移植 の時に根を切断することができる移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設植物 を仮植えまたは移植する時根を導くまたは根を切る施設に関する。
【0002】
【従来の技術】
伝統的な苗木移植の作業は、植物の株体に対し必然的に相当な程度の傷害をも たらし、大いにその元気を損ね、そのために植物を植え、定植してからその正常 な活気を回復するのに、一段の極めて長い養護期を必要とし、かつその生存比率 も移植の季節、移植する人の素質などの因子に影響されて極めて大きな差異が有 る。
【0003】 特に移植の時、根を切るかまたは掘るなどの仕事は、もし技術が熟練した者が 操作しなければ、さらに植物に対する厳しくひどい傷害と評価し難い損失をきた す。
【0004】 なかでも植物を移植する時、植物の先端部(根包み部)が携帯する土塊のサイ ズがその植物の大きさに適合するか否か、および運搬の過程で植え付ける所まで 該土塊を完全に保持できるか否かは、該植物がスムーズに生きられるか否かと密 接な関係がある。
【0005】 しかしながら、伝統的な苗木移植の作業の方式は、常に苗を育てる土地の土質 、技術者がますます求め難い点、および季節、天候などの主観的および客観的因 子に影響される。そのため効率よく経営し、かつ正確に品質を制御できず、その 結果、景観苗木などの経営および品質は、従来よりずっと高められていなかった 。
【0006】 伝統的な苗木栽培の移植の作業に上記幾多の問題が有るので、近年来数多くの 有志者が研究改良を進めた結果、創意を有する用品が沢山でまわり、これらは大 体下記の2種類に分けられる。
【0007】 (1) 地上式ハードウェア構造:これは適当な強度の木板、プラスチック、 FRP、鉄またはその他合成金属板、および生コンクリートなどの材料で、盆、 槽および鉢などの地上に置く培植器を製造するものである。
【0008】 (2) 地下式:これは腐蝕しにくい不織布(non-texile cloth)を袋体とし、 不透水のプラスチック布などの材質を下地にして裁縫された円柱体であり、使用 する時は先ず培植地で使用するサイズにより植え付け穴を掘り移植袋を穴の中に 入れた後、さらに苗木などを袋の中に植え付けるものである。
【0009】 上記2種類の用品の作用効能の共通した特徴は、いずれもその構造体の材質の 遮り作用により植物の根系が下面および側面に向き延伸するのを制限し、植物の 根をすべて構造体の中に留まらせる点にある。
【0010】 そして盆、槽などの地上式培養器は、実際に使用する場合、管理しにくく、根 がからまり易く長期培養の後に生長不良となり、そのたびに培養器をより大きい ものに移し替える必要があるため、コストが高くなるなどの現象は既に一般によ く知られている欠点であり、ここでは説明を省く(図1参照)。
【0011】 実務の応用において、地下式移植袋は、その緊密に編まれかつ極めて細い空間 を密布する不織布の袋体により、根のグループを有効に袋の中に留まるように制 限するとき、依然と袋内と袋外の土壌、水分、養分を適当に互いに通じさせるこ とができ、盆鉢で培植する時に生じやすい沢山の欠点が改善され、さらにその袋 外に抜け出せるのが皆極めて細かく弱い根毛なので、移植するときにたやすく掘 り上げることができ、植物根系に対する損傷が減少されるのも、移植袋が短期間 使用される場合の特徴である。
【0012】 しかしながら、使用の期間がやや長い場合(植物の種類により異なり、例えば 、榕科(クワ科)などは、約6〜8ケ月である。)、元来の考案者が注意を欠き 、非常に改善を要する下記数点の問題が発見されている。
【0013】 (1) 根のグループが養分の供給により、その絡み付きの状態がより厳しく 、ひどくになる(図2Bを参照)。
【0014】 すなわち、植物根系が生長する時、前端が阻止された後に遠回りしたり、別に 側根が生え延伸生長するのはその本能に属する必然的な現象なので、盆栽植物の 根のグループが絡む状態は、植物自身が必死に生存を求める生命力の現れであり 、もし有効な施設または方法を施さないとこの現象を変えることができない。
【0015】 移植袋は、袋体に極めて細い空間が密布した不織布を用いているほかは、その 限られた固定空間構造と作用効能が一般の盆鉢などと同じで、もし移植袋内で根 のグループが互いに交叉し、絡むのを防止しようとしても、なお必要かつ有効な 施設を欠いていることになる。
【0016】 従って、その元来、不織布および細い空間により根のグループを袋の中に留ま らせ、ひいては、袋内と袋外の土壌、水分および養分を互いに通じさせ効能を維 持させる極めて良いアイディアは、確かに効果的に管理コストを改善し、植株の 良好な生長を助けるが、その袋内の根のグループが袋外の周辺養分の良好な補給 により、その生長の速度と根径が一般の盆鉢で培植するものより速く、大きくな ってしまい、植え付け後、経過する日が長ければ長い程、根の絡み付きの状態が 厳しく、ひどくなり、その結果老化をきたす。
【0017】 (2) 移植後生長の状態および風または雨に耐えられる能力が比較的に劣る 。
【0018】 木を切って地ならししたり、大きな木を移植する情景を見て、沢山の人が常に 意外に感じるのは、木の根の生長している様は決して元来想像しているように垂 直に土の中に深入りしているのではなく、図2Aが示すように、殆どが水平に輻 射状で生長している点である。
【0019】 こうした現象をきたす因子は、大体簡単に次の二項に帰納できる。
【0020】 地層構造の土壌、硬度の変化 植物根系が土の中に伸入する硬度の限度は、約25mm(中山氏硬度計測値に よる)で、大部分の地区の地層構造は、この硬度が臨界に達する地層の厚さが数 十cmから数mに至る深さなので、植物根系がここまで生長した後は適当な硬度 の地層に沿って生長する。
【0021】 地温および養分の誘い 地層構造の中で表土層に養分を含量する土壌を有する土地がベストなので、植 物根系は、養分の誘いおよび該養分を探す本能により、該表土層の適当な深さで 水平輻射状で面を成して延伸し、養分および水分などの吸収源を増加し、これに よりスムーズに生長できる。
【0022】 さらに、その根系が地表に対し円周面を成し広範囲に絡みつくので、確固とし て屹立でき風または雨に耐えられる。
【0023】 また、植物の根のグループが自然環境の下で成長する際、上述の状況からはっ きり分るのは、いかにして有効な方式で植物根系を適当な深さで旺盛に側根を発 育させるかが、自然のニーズに即応しその良好な生長を助ける正確の方法だとい える。
【0024】 従って、経験の有る技師は、植木の発育を刺激し(この作用は、植物の頂きの 芽をとり除き、側芽を目芽えせるのと同じ原理である)、それが一日でも早く順 調に生き、丈夫に生長するようにする。
【0025】 以上の説明から分るように、上記2種類の一般に使用されている植物仮植えと 移植の用品は、根のグループを傷つけない点を強調するために、根のグループが 限られた空間の中で互いに絡んで遂に老化し、移植した後も常に根のグループの 生長が遅れ、拡張延伸し難く、一旦雨または風に遭遇すると、すぐに傾いたり、 倒れたりする惨めな状況が生じるので、その適用性は頗る検討の余地が有る。
【0026】
【考案が解決しようとする課題】
上記問題点に鑑み、本考案の主な目的は、植物、特に木本植物が適当な空間の 固定器物の中で培植、仮植えを進める場合に、有効的にその根のグループ生長の 趨勢を導き、その主根のグループに根がぐるぐるまわる現象がなく、素早く移植 の作業を進められると同時に、簡易、快速かつ正確な根切りの仕事が進められ、 かつ土塊の完全さに影響しない経済的、実用的でかつ簡易に使用できる移植時根 切断可能な根誘導植物仮植え施設を提供することにある。
【0027】 また、本考案の他の目的は、有効的に植物根系が自然に本能的に生長および反 応する様式に順応し、簡単な施設材料でその生長の態勢を導く並びに規範すると 共に、主根系を互いに絡まさせず、かつ主根系が仮植え期間内において、既に移 植の後に快速に自然環境に適応できる「根のグループの構え」を備えられるよう にさせることができる移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設を提供すること にある。
【0028】 さらに、本考案の他の目的は、その作業の過程で苗木が移植を完成し、スムー ズに生きるまでの総ての仕事が、すべて簡明で作業しやすく、一般の作業者でも おこなえ、別に専門の技術者を必要としない移植時根切断可能な根誘導植物仮植 え施設を提供することにある。
【0029】 さらにまた、本考案の他の目的は、仮植えする植物の先端部(根包み)部の根 系が限られた固定空間の培養植袋内の中で、その主根系が有効的に企画された案 内により阻礙を受けない状態に近い状態のままで器物の外に延伸でき、植物を良 好に生長させ、移植したい場合に予め培植袋外部の根切り点において正確かつ快 速で妥当的に根切り処理することができ、移植を素早く進めることができ、さら に土塊の完全さの保持に影響することがない移植時根切断可能な根誘導植物仮植 え施設を提供することにある。
【0030】 また、本考案の他の目的は、植物根系の生長に適応できる機構を有するので、 植物根系の生長が制限されることなく、その自然な生長を維持できる移植時根切 断可能な根誘導植物仮植え施設を提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、一般に使用されている仮植えと移植の用品が過去ずっと正確な方 法を掌握できず、そのために植物がその利を得られす、逆にその害を蒙っている のに鑑み、植物の生命に対する尊重およびそれが害を蒙るのを忍びないとする心 持ちから、これらの問題点に対し積極的に研究開発を進めた後、数十年来、緑化 と美化の実務に携わった経験に基づき本考案を完成した。
【0032】 すなわち、本考案の目的は、(1) 植物を仮植えする期間中に該植物の根を 誘導することができ、該植物の移植の時に該植物の根を切断することができる移 植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設であつて、該施設が培植袋体であり、該 培植袋体内の中段の適当な位置に根のグループを拡張させることができる遮り面 部材が設けられ、該遮り面部材から該培植袋体の底部に至る該培植袋体の内壁面 に水溶性養分誘根帯が設けられ、該水溶性養分誘根帯の下方にさらに外界と互い に通じる根導き兼根切り孔を有することを特徴とする移植時根切断可能な根誘導 植物仮植え施設により達成することができる。
【0033】 また、本発明の目的は、(2) 植物を仮植えする期間中に該植物の根を誘導 することができ、該植物の移植の時に該植物の根を切断することができる移植時 根切断可能な根誘導植物仮植え施設であって、該施設が培植袋体であり、該培植 袋体内の中段の適当な位置に根のグループを拡張させることができる遮り面部材 が設けられ、該遮り面部材から該培植袋体の底部に至る該培植袋体の内壁面に水 溶性養分誘根帯が設けられ、該水溶性養分誘根帯の下方にさらに外界と互いに通 じる根導き兼根切り孔を有する移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設であっ て、該根導き兼根切り孔が、リング止め部材により形成されてなることを特徴と する移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設によっても達成することができる 。
【0034】 さらに、本発明の目的は、(3) 植物を仮植えする期間中に該植物の根を誘 導することができ、該植物の移植の時に該植物の根を切断することができる移植 時根切断可能な根誘導植物仮植え施設であって、該施設が培植袋体であり、該培 植袋体内の中段の適当な位置に根のグループを拡張させることができる遮り面部 材が設けられ、該遮り面部材から該培植袋体の底部に至る該培植袋体の内壁面に 水溶性養分誘根帯が設けられ、該水溶性養分誘根帯の下方にさらに外界と互いに 通じる根導き兼根切り孔を有する移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設であ って、該遮り面部材を固定する構造が、培植袋体の中段の内壁部分に複数の引掛 け部材、係止部材または粘着部材の少なくとも1つの部材による固定点を設けて なることを特徴とする移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設によっても達成 することができる。
【0035】 さらにまた、本発明の目的は、(4) 植物を仮植えする期間中に該植物の根 を誘導することができ、該植物の移植の時に該植物の根を切断することができる 移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設であって、該施設が培植袋体であり、 該培植袋体内の中段の適当な位置に根のグループを拡張させることができる遮り 面部材が設けられ、該遮り面部材から該培植袋体の底部に至る該培植袋体の内壁 面に水溶性養分誘根帯が設けられ、該水溶性養分誘根帯の下方にさらに外界と互 いに通じる根導き兼根切り孔を有し、該根導き兼根切り孔が、リング止め部材に より形成されてなる移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設であって、該遮り 面部材を固定する構造が、培植袋体の中段の内壁部分に複数の引掛け部材、係止 部材または粘着部材の少なくとも1つの部材による固定点を設けてなることを特 徴とする移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設によっても達成することがで きる。
【0036】 また、本発明の目的は、(5) 植物を仮植えする期間中に該植物の根を誘導 することができ、該植物の移植の時に該植物の根を切断することができる移植時 根切断可能な根誘導植物仮植え施設であって、該施設が培植袋体であり、該培植 袋体内の中段の適当な位置に根のグループを拡張させることができる遮り面部材 が設けられ、該遮り面部材から該培植袋体の底部に至る該培植袋体の内壁面に水 溶性養分誘根帯が設けられ、該水溶性養分誘根帯の下方にさらに外界と互いに通 じる根導き兼根切り孔を有する移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設であっ て、該遮り面部材を固定する構造が、培植袋体の中段の内壁部分に複数の引掛け 部材、係止部材または粘着部材の少なくとも1つの部材による固定点を設け、該 固定点に対向する所の該遮り面部材にも呼応する固定部材を設けてなることを特 徴とする移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設によっても達成することがで きる。
【0037】 さらに、本発明の目的は、(6) 植物を仮植えする期間中に該植物の根を誘 導することができ、該植物の移植の時に該植物の根を切断することができる移植 時根切断可能な根誘導植物仮植え施設であって、該施設が培植袋体であり、該培 植袋体内の中段の適当な位置に根のグループを拡張させることができる遮り面部 材が設けられ、該遮り面部材から該培植袋体の底部に至る該培植袋体の内壁面に 水溶性養分誘根帯が設けられ、該水溶性養分誘根帯の下方にさらに外界と互いに 通じる根導き兼根切り孔を有し、該根導き兼根切り孔が、リング止め部材により 形成されてなる移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設であって、該遮り面部 材を固定する構造が、培植袋体の中段の内壁部分に複数の引掛け部材、係止部材 または粘着部材の少なくとも1つの部材による固定点を設け、該固定点に対向す る所の該遮り面部材にも呼応する固定部材を設けてなることを特徴とする移植時 根切断可能な根誘導植物仮植え施設によっても達成することができる。
【0038】 また、本発明の目的は、(7) 遮り面部材の周縁と培植袋体内壁との間に空 間があることを特徴とする上記(1)ないし(6)のいずれかに示す移植時根切 断可能な根誘導植物仮植え施設によっても達成することができる。
【0039】 さらに、本発明の目的は、(8) 培植袋体の一部分に、弛み/締め付け帯を 有してなることを特徴とする上記(1)ないし(7)のいずれかに示す移植時根 切断可能な根誘導植物仮植え施設によっても達成することができる。
【0040】 さらにまた、本発明の目的は、(9) 培植袋体の袋口部分に、さらにリング 止め部材を有し、該リング止め部材の下地として、より強い加強帯を用い、該加 強帯が該袋口部分の一端から該培植袋体の底部を巡り対峙する袋口部分の他端ま で施されていることを特徴とする上記(1)ないし(8)のいずれかに示す移植 時根切断可能な根誘導植物仮植え施設によっても達成することができる。
【0041】
【実施例】
以下、添付した図面を参照し、具体的な実施例により本考案の詳細な構造、応 用の原理、作用と効能を説明する。
【0042】 図3に示す如く、本考案に係る植物を仮植えする期間中に該植物の根を誘導す ることができ、該植物の移植の時に該植物の根を切断することができる移植時根 切断可能な根誘導植物仮植え施設は、植物の仮植えに供じる培植袋体であり、該 培植袋体1は、植物の主根系の透過を有効的に防止でき、適当な引張強さを有し 、腐蝕に耐えられる材料、例えば、密集的に編んだナイロン、プラスチック材質 の材料、またはポリプロピレンなど材質の化学繊維布または不織布などを必要な 形状とサイズにより裁縫作成したものである。
【0043】 上記培植袋体1は、大きさの異なる根系に適応させるため、根系を外界に導き 出すための根系口に相当する所に、リング止め部材12aおよび12bを有する 下地として、より強い加強帯12を用い、該加強帯12は、培植袋体1の袋口部 分の一端から該培植袋体1の底部を巡り対峙する袋口部分の他端まで施され(縫 い付けられ)ており、植物を移植する場合に該培植袋体1を吊り上げるのに便利 ならしめる。
【0044】 上記培植袋体1の適当な位置(培植袋体1の底面から1/3〜1/2の高さ位 の所)に根のグループを拡張させる遮り面13が設けられている。該遮り面部材 の固定構造は、例えば、その一例として、該遮り面部材が設けられている所と同 じ高さの培植袋体1の内壁部に引掛け部材、係止部材または粘着部材の少なくと も1つの部材による複数の固定点13a、13b、13c…を設け、より好まし くは、該固定点13a、13b、13c…に対向する所の該遮り面部材13にも 呼応する固定部材による固定点13′a、13′b、13′c…を設け、そして 培植袋体1を使用する以前に遮り面部材13側の固定点13′a、13′b、1 3′c…を、培植袋体1の内壁部側の該固定点13a、13b、13c…の中の 一つまたは二つ以上とを固定してなる構造である。
【0045】 次に、上記培植袋体1を使用する時には、まず該培植袋体1を予め掘った植え 付け穴の中においてから、上記遮り面部材13を開け培養土を遮りの位置と同じ 高さまでに詰め、培養土をほぼ平にする並びに中身をぎっしりにさせた後、該遮 り面部材13を被せ必要に応じて、該遮り面部材13を固定するそれからその上 に適当な厚さの培養土を詰め入れ、栽植したい植物をその上に植え付けた後、適 量の培養土を詰め返す並びに適当に中身をぎっしりさせ、かつ必要な固定または 保護措置を施し、次いで十分に水をかければよい。
【0046】 上記遮り面部材13は、できるだけ根系が透過しない不透水の材料、例えば、 適当な厚さのプラスチック布または板、ポリロン、アクリル板、不織布、あるい はその他軽い金属板などで板状の面部材に作成すべきで、そのサイズは当該培植 袋体の内径よりも1〜3cm小さいのが適当である。そうすれば植物の根のグル ープが仮植えの期間に絡むのを有効的に防止できる並びに、培植袋体1と遮り面 部材13との間の空間が、まず外側に向かって張った後、さらに下側に向かって 延伸する根盤の構えを形成できるため、以後の環境の変化に適応しやすいもので ある。
【0047】 また、上記培植袋体1の遮り面部材13から底層に至る間の培植袋体1の内壁 面に、数本の水溶性養分誘根帯14が設置されている。該水溶性養分誘根帯14 は、植物根系の発育を助ける適量のリン、カリウム、フミン酸などの養分と水溶 性粘着剤などを混合して作られた稠密状濃縮液を、垂直に塗り付けるまたは点状 直線に塗り付けるなどの方式で培植袋体1の内壁面に粘着させ、該稠密状濃縮液 が乾き固まると該遮り面部材13から培植袋体1の底層に至る主根グループ養分 誘い区を形成し、植物を本考案に係る(誘根)培植袋体1に植え付けた後、その 芽生えた根系が上記の遮り面部材13に遮られた後、遮り面部材13に沿って周 辺の外側に向かって張り延伸する生長の勢いを示す。さらに根系が遮り面部材1 3と培植袋体1の間に予め保留された空間の付近まで生長すると、培植袋体1の 内壁面に設けられた水溶性養分の拡散に誘われ、該水溶性養分の誘いに沿って底 層に向き延伸し生長するものである。
【0048】 これにより、有効的に根のグループを培植袋体1の周辺の内壁面に沿って下側 に向けて延伸でき、網状で土塊に結合する根系を形成する。さらに根のグループ を培植袋体1の底部に導き、根系を培植袋体1の後述するリング止め部材たる根 導き兼根切り孔15を通じて外界に延伸でき、根系が培植袋体1の中に集中し、 互いに絡み合うなどの状況が免がれる。
【0049】 このほかに、培植袋体1の各養分誘根帯14の真下の所、好ましくは培植袋体 1に垂直で底座に水平な隅に隣接する所の付近に、金属材料または金属以外の必 要な強度を有する材料、例えば、プラスチック、セラミック、FRPなどの材料 で作られたリング止め部材として、金属製のリング止め部材で構成された根導き 兼根切り孔15が設けられている。
【0050】 植物の根系が養分に誘われ、金属製のリング止め部材による根導き兼根切り孔 15の開口部に導かれると、勢いに乗じて開口部を抜き出し、培植袋体1から外 界へ自由に伸展し発育して、良好な養分吸収の空間を獲得できたため、植株とそ の先端部(根包み部)および根のグループが全て健やかに発育する。そして根径 が大きくなるにつれて、金属製のリング止め部材による根導き兼根切り孔15の 所に位置する根部は、金属製のリング止め部材による根導き兼根切り孔15の開 口径に制限されて「組織が変質する」現象を生じる。
【0051】 すなわち、金属製のリング止め部材による根導き兼根切り孔15の部分の開口 径は、制限されているために、根径がずっと元来の状態を維持し、正常通りに大 きくなれず、見掛けは非常に萎縮しているが、根系は、実際には、正常に養分を 吸収し、かつ伝達する効能には影響せず、金属製のリング止め部材による根導き 兼根切り孔15の部分の前後両端の組織の発育も影響されない。
【0052】 従って、移植したい場合は、まず仮植えする植物に対し、必要な枝切り処理を してから、掘り具で培植袋体1の外園部分の土壌を底層に接近した所まで掘り下 げると、金属製のリング止め部材による根導き兼根切り孔15の開口部から外界 に抜き出している根系の萎縮した所がはっきり見当たり、その所の根系の表皮と 靭皮層は、金属製のリング止め部材による根導き兼根切り孔15の開口部分で圧 迫されて発育が遅れて萎縮し、そのために該根導き兼根切り孔15の開口部分に 相当する組織が非常に脆く、簡単な工具(例えばシャベルなど)でその部分に向 けて切ったり、挿し込んだりすれば、たやすく根切りを完成できる。そして楽に 当該植物を完全な土塊と共に植え付けしたい所に移すことができ、そして培植袋 体1を剥ぎ取ると植え付けできる。
【0053】 かくして、培植袋体1内の根系は、金属製のリング止めによる根導き兼根切り 孔15の開口部分に阻礙されるために、養分の伝達がやや遅れるので、発育が比 較的に健やかでかつ活気に満ち、現在、一般の仮植え器物の中に栽植した場合の 痩弱および老化する現象と大いに異なる。
【0054】 すなわち、本考案に係る培植袋体1内の根のグループは、すべて外側に向かっ て張る態勢をなして周辺に均一に分布し、移植の際に有効かつ安全な根切り処理 を経ているので、定植した後、快速に芽生えた新しい根系(根芽)が、迅速に外 側に向かって延伸し、強勢で確固たる根盤を確立できる。
【0055】
【考案の効果】
本考案に係る施設の効能として、現在、一般によく使用されている仮植え施設 に比して一番大きな差異は、下記のごとき点にある。
【0056】 現在、一般によく使用されている植物仮植え器材の設計は、純粋に移植する場 合の人々の便利さに着眼しているが、本考案に係る施設は、自然の原理に則り植 物が移植した後、いかに適応するかの問題を考慮し、可能なる環境の挑戦に対し 、予めその仮植え期間内に良好な根基を確立するのを主なポイントにしている。
【0057】 以上で述べたように、一般によく使用されている植物仮植え器材の構造は、そ の造形が使用されている材料が差異ある以外は、すべてその他明らかな効能を有 する施設がなく、本考案に係る多項の施設と極めて顕著な差異が有り、そして本 考案に係る施設は確かに一般に見かけるものが及ばず、産業上の利用価値を有す る。
【0058】 ここで特に強調する点は、以上述べたのは本考案の比較的理想な具体的実施例 の描写に属し、しかも本考案に関する構想を一部修飾または変えた後生じた効能 、作用が本明細書と図面に含まれる精神をオーバしない場合は、総て本考案の範 囲の属すると見なすべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 伝統的な地上式ハードウェア構造の植物培植
器の説明図である。
【図2】 図2Aは、一般に見かける地下式植物移植袋
体の説明図である。また、図2Bは、図2Aに示す移植
袋体を使用した後、根のグループが互いに絡む状況の見
取り図である。
【図3】 本考案に係る培植袋体の一実施態様を示す立
体説明図である。
【図4】 本考案の実施例における植物を仮植えした状
態での培植袋体の一実施態様を示す縦断面の説明図であ
る。
【符号の説明】
1…培植袋体、 11…弛み/締め付
け帯、12…加強帯、 13…遮り
面部材、13a、13b、13c…固定点、 13′
a、13′b、13′c…固定点、14…養分誘根帯、
15…根導き孔。

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物を仮植えする期間中に該植物の根を
    誘導することができ、該植物の移植の時に該植物の根を
    切断することができる移植時根切断可能な根誘導植物仮
    植え施設であって、該施設が培植袋体であり、該培植袋
    体内の中段の適当な位置に根のグループを拡張させるこ
    とができる遮り面部材が設けられ、該遮り面部材から該
    培植袋体の底部に至る該培植袋体の内壁面に水溶性養分
    誘根帯が設けられ、該水溶性養分誘根帯の下方にさらに
    外界と互いに通じる根導き兼根切り孔を有することを特
    徴とする移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設。
  2. 【請求項2】 植物を仮植えする期間中に該植物の根を
    誘導することができ、該植物の移植の時に該植物の根を
    切断することができる移植時根切断可能な根誘導植物仮
    植え施設であって、該施設が培植袋体であり、該培植袋
    体内の中段の適当な位置に根のグループを拡張させるこ
    とができる遮り面部材が設けられ、該遮り面部材から該
    培植袋体の底部に至る該培植袋体の内壁面に水溶性養分
    誘根帯が設けられ、該水溶性養分誘根帯の下方にさらに
    外界と互いに通じる根導き兼根切り孔を有する移植時根
    切断可能な根誘導植物仮植え施設であって、該根導き兼
    根切り孔が、リング止め部材により形成されてなること
    を特徴とする移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施
    設。
  3. 【請求項3】 植物を仮植えする期間中に該植物の根を
    誘導することができ、該植物の移植の時に該植物の根を
    切断することができる移植時根切断可能な根誘導植物仮
    植え施設であって、該施設が培植袋体であり、該培植袋
    体内の中段の適当な位置に根のグループを拡張させるこ
    とができる遮り面部材が設けられ、該遮り面部材から該
    培植袋体の底部に至る該培植袋体の内壁面に水溶性養分
    誘根帯が設けられ、該水溶性養分誘根帯の下方にさらに
    外界と互いに通じる根導き兼根切り孔を有する移植時根
    切断可能な根誘導植物仮植え施設であって、該遮り面部
    材を固定する構造が、培植袋体の中段の内壁部分に複数
    の引掛け部材、係止部材または粘着部材の少なくとも1
    つの部材による固定点を設けてなることを特徴とする移
    植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設。
  4. 【請求項4】 植物を仮植えする期間中に該植物の根を
    誘導することができ、該植物の移植の時に該植物の根を
    切断することができる移植時根切断可能な根誘導植物仮
    植え施設であって、該施設が培植袋体であり、該培植袋
    体内の中段の適当な位置に根のグループを拡張させるこ
    とができる遮り面部材が設けられ、該遮り面部材から該
    培植袋体の底部に至る該培植袋体の内壁面に水溶性養分
    誘根帯が設けられ、該水溶性養分誘根帯の下方にさらに
    外界と互いに通じる根導き兼根切り孔を有し、該根導き
    兼根切り孔が、リング止め部材により形成されてなる移
    植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設であって、該遮
    り面部材を固定する構造が、培植袋体の中段の内壁部分
    に複数の引掛け部材、係止部材または粘着部材の少なく
    とも1つの部材による固定点を設けてなることを特徴と
    する移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設。
  5. 【請求項5】 植物を仮植えする期間中に該植物の根を
    誘導することができ、該植物の移植の時に該植物の根を
    切断することができる移植時根切断可能な根誘導植物仮
    植え施設であって、該施設が培植袋体であり、該培植袋
    体内の中段の適当な位置に根のグループを拡張させるこ
    とができる遮り面部材が設けられ、該遮り面部材から該
    培植袋体の底部に至る該培植袋体の内壁面に水溶性養分
    誘根帯が設けられ、該水溶性養分誘根帯の下方にさらに
    外界と互いに通じる根導き兼根切り孔を有する移植時根
    切断可能な根誘導植物仮植え施設であって、該遮り面部
    材を固定する構造が、培植袋体の中段の内壁部分に複数
    の引掛け部材、係止部材または粘着部材の少なくとも1
    つの部材による固定点を設け、該固定点に対向する所の
    該遮り面部材にも呼応する固定部材を設けてなることを
    特徴とする移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設。
  6. 【請求項6】 植物を仮植えする期間中に該植物の根を
    誘導することができ、該植物の移植の時に該植物の根を
    切断することができる移植時根切断可能な根誘導植物仮
    植え施設であって、該施設が培植袋体であり、該培植袋
    体内の中段の適当な位置に根のグループを拡張させるこ
    とができる遮り面部材が設けられ、該遮り面部材から該
    培植袋体の底部に至る該培植袋体の内壁面に水溶性養分
    誘根帯が設けられ、該水溶性養分誘根帯の下方にさらに
    外界と互いに通じる根導き兼根切り孔を有し、該根導き
    兼根切り孔が、リング止め部材により形成されてなる移
    植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設であって、該遮
    り面部材を固定する構造が、培植袋体の中段の内壁部分
    に複数の引掛け部材、係止部材または粘着部材の少なく
    とも1つの部材による固定点を設け、該固定点に対向す
    る所の該遮り面部材にも呼応する固定部材を設けてなる
    ことを特徴とする移植時根切断可能な根誘導植物仮植え
    施設。
  7. 【請求項7】 前記遮り面部材の周縁と培植袋体内壁と
    の間に空間があることを特徴とする請求項1ないし6の
    いずれかに記載の移植時根切断可能な根誘導植物仮植え
    施設。
  8. 【請求項8】 前記培植袋体の一部分に、弛み/締め付
    け帯を有してなることを特徴とする請求項1ないし7の
    いずれかに記載の移植時根切断可能な根誘導植物仮植え
    施設。
  9. 【請求項9】 前記培植袋体の袋口部分に、さらにリン
    グ止め部材を有し、該リング止め部材の下地として、よ
    り強い加強帯を用い、該加強帯が該袋口部分の一端から
    該培植袋体の底部を巡り対峙する袋口部分の他端まで施
    されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれ
    かに記載の移植時根切断可能な根誘導植物仮植え施設。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116548206A (zh) * 2023-05-29 2023-08-08 湖南农业大学 一种皮类木本药用植物根模拟干反向拟境与微胁迫互作代谢诱导的处理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116548206A (zh) * 2023-05-29 2023-08-08 湖南农业大学 一种皮类木本药用植物根模拟干反向拟境与微胁迫互作代谢诱导的处理方法

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