JP3009012B2 - 自動販売機用展示見本の製作方法 - Google Patents

自動販売機用展示見本の製作方法

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JP3009012B2
JP3009012B2 JP4359413A JP35941392A JP3009012B2 JP 3009012 B2 JP3009012 B2 JP 3009012B2 JP 4359413 A JP4359413 A JP 4359413A JP 35941392 A JP35941392 A JP 35941392A JP 3009012 B2 JP3009012 B2 JP 3009012B2
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誠 清水
邦弘 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、清涼飲料缶その他の
筒状商品を自動販売機で販売する際に、その自動販売機
に備えた展示見本の製作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、缶入り又はびん入りの清涼飲料又
はホット飲料等の自動販売機が普及しており、それらの
自動販売機にはその前面に商品見本陳列部が設けてあ
る。商品見本としては、通常現物の清涼飲料缶その他の
筒状商品と類似した筒状の見本を用いるのが普通であ
り、それを見本陳列部に並べている。
【0003】しかしながら、従来のこの種の技術によれ
ば、筒状見本は見本陳列部において少くも直径分の巾を
取ることになり、可及的薄く製作することが望まれる自
動販売機で貴重な空間をその筒状見本のために当てなけ
ればならない。自動販売機は、道路に面して設置される
ことが多く、道路交通法との関係もあって、数cmでも
厚さを薄くすることが望まれる中で、商品見本の厚さも
薄くすることが要求されている。
【0004】更に、現在の自動販売機における筒状見本
の陳列部は、自動販売機の製作会社が異っても大同小異
で照明等に多少の工夫はなされているものの、陳腐な感
じを与えていることは否めない。このことは、購入者の
購買意欲を低下させるところとし、重大な問題である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
従来の商品見本の問題点を解決するために提案された自
動販売機用展示見本の製作方法に関する。この発明の製
作方法によれば、展示見本を扁平に作ることができ、し
かもその展示見本は購入者に極めて斬新な感じを与える
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに開発されたこの発明の自動販売機用展示見本の製作
方法は、清涼飲料缶その他の購売すべき筒状商品を表わ
す展示薄板に対し、筒状商品の母線と直角をなす方向に
おいて、両側に行くに従って縮小率を高めると共に、母
線方向と直角をなす方向についてその全体を所定の倍率
で拡大してその筒状商品を表示し、前記展示薄板を横断
面が弧状をなす弯曲部を有する展示枠体に表示筒状商品
の母線と枠体の弯曲部の母線とがほぼ平行をなすように
して装着したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1〜図5は、清涼飲料缶その他の筒状商品を
表示した展示薄板を製作する1つの工程例を示したもの
で、その製作工程はこれに限るものではない。
【0008】図1は第1工程で、先ず適当な用紙1等に
清涼飲料缶、ホット飲料缶、滋養剤入りびんその他の販
売する筒状商品を手書き、印刷及び/又は写真等で表示
する。図中、表示されるものとして、各工程における変
化状態を分り易くするため、その表示2は平行な斜線と
して表わした。
【0009】筒状商品の表示2は、図1に示すように用
紙1の全面に亘るものでもよいし、余白部分が存在して
いてもよい。表示2が記入されたら、中心線lを挟んで
例えば等分に区分する区分線3を引く。区分線3は筒状
商品の母線に沿うように記入するものとする。図示例で
は、用紙1は中心線lを挟んで両側にそれぞれ6個の区
分11〜16を有する。第1工程における用紙1の巾は
a、高さはhである。
【0010】図2の第2工程では、用紙1の表示、すな
わち表示された筒状商品2の母線と直角をなす方向にお
いて、中心線lを挟み両側に行くに従って縮小率を高め
るような作業をする。具体的には、各区分の巾を両側に
行くに従って大きな縮小率を持つように区分毎に変えて
行き、その帯状の区分を図のように配列する。
【0011】ここに、全体の用紙1の巾はbとなる。高
さhは第1工程とほぼ同じhとすることが望ましい。例
示した第1工程における平行な斜線の模様2(表示2)
は、両端部においてやや弯曲したような形となる。但
し、各斜線は区分線3上で不連続となる。換言すれば、
区分線3上で折れ曲がる。
【0012】次に、図3の第3工程では、用紙1の高さ
hはほぼ第1工程並びに第2工程と同様な高さとしたま
まで、巾のみを全体として好ましくは数% 〜10数%
拡大して長さcとする。換言すれば、用紙1上の表示2
は、筒状商品の母線と直角をなす方向(用紙1の巾方
向)についてその全体が所定の倍率で拡大されることに
なる。ここに、第1工程〜第3工程における用紙1の巾
a、b、cの関係式は、a>c>bとなる。
【0013】図4の第4工程では、図3に示す表示2を
基に例えばプラスチック板、トレーシングクロスその他
任意の板で作られた展示薄板10に表示2の不連続部分
を修正しつつほぼそのまま引き写す。この作業は手作業
としてもよいし写真等を用いたものでもよい。その際、
表示20には、形状、模様を施すのみならず、所要の色
彩を施してよいことは勿論である。
【0014】前記の展示薄板10として用いられる原板
は、厚さは任意に決めて良く、非透明板を用いてもよい
が、半透明板及び/又は透明板を用いると、実際の展示
において、照明手段により光線が当てられた場合、光線
が透過して広告効果を一層増加させるところとなって好
ましい。
【0015】また、展示薄板10の原板として、プラス
チック板のように適当な弾力性を有する板を採用したも
のは、それを弾性的に弯曲させて後記の展示枠体5に装
着させる際、その弾性的な復元力をもって該枠体5に着
脱自在に係着できるので、展示薄板10を交換する場合
に便利である。
【0016】図5に示す第5工程においては、第4工程
における展示薄板10の表示、すなわち、筒状商品の表
示20に陰影21を必要に応じて施す。この陰影21は
展示薄板10を後記の展示枠体5に装着した時立体感を
更に強く人の視覚に訴えるところとする。
【0017】なお、図4又は図5の展示薄板10上の表
示20は第1〜第3工程を経て段階的に作図されたが、
手書き、写真技術及び/又は複写技術等を利用して直接
作図してもよいことは言うまでもない。
【0018】次に、図6〜図8を参照して、筒状商品の
表示20が施された展示薄板10を装着する展示枠体5
について説明する。図方の枠体5は、全体がプラスチッ
ク材料で一体に形成されている。この枠体5は、2枚の
展示薄板10が装着できるように、2つの装着部52、
52が連設してある。この装着部52は単一でもよい
し、2つ以上連設してもよい。
【0019】一体に連設された2連の単位枠体51、5
1は図6の正面形において左右対称をなす。各枠体51
は、上下で対をなしかつ平面形において円又は長円の一
部をなす弓形の底板すなわち底部53、53と、光線通
過用の窓55を開口させた背板すなわち背部54とから
成る。窓55は図示しない自動販売機の商品見本陳列部
近傍に設けた照明手段からの光線を通過させるために設
けたものである。前記の窓55は、背部54の他、少く
も一方の底部53に設けることもできる。
【0020】また、各枠体51の底部53、53には、
それぞれ横断面換言すれば平面形が弧状をなす弯曲部、
すなわち装着部52を備え、背部54における窓55部
分の対向する突片56、56上には、それぞれ任意数
(図では3個)の係止片57が設けてある。
【0021】図4又は図5に示す展示薄板10は、各単
位枠体51に対し、その上下の縁部を弯曲部52に沿わ
せると共に、両側の端縁を係止片57に係合させること
により、着脱自在に装着される。その装着においては、
展示薄板10の表示筒状商品の母線と展示枠体5の弯曲
部52の母線とがほぼ平行をなすようにする。
【0022】図示例の展示薄板10は適当な弾力性を有
する板で作られ、その弾性を利して展示枠体5の弯曲部
(装着部)52及び係止片57に着脱自在に装着するも
のであるが、他の任意の手段を用いて装着してもよいこ
とは勿論である。その手段としては、固定的に接着する
手段、接着力の弱い接着剤を用いて付け外し可能に接着
する手段又は止め具などを用いて装着する手段などを挙
げることができる。
【0023】このような展示薄板10の展示枠体5に対
する装着は本発明の製作方法における第6の工程をな
す。
【0024】展示薄板10を展示枠体5に装着した際、
清涼飲料缶その他の筒状商品の図柄2が付された展示薄
板10は、丁度円筒状の胴部、すなわち円筒又は長円筒
等の胴部の一部に付着されたような姿をなす。
【0025】従って、仮に、巾のみを全体として拡大さ
せる図3に示す第3工程を経ないで、展示薄板10を形
成したとすると、人の視覚には現物商品の筒状物より細
くやせ細ったように映ることになって好ましくない。こ
のことは第3工程が本発明方法にとって極めて重要であ
ることを示す。
【0026】図中、符号58は、展示枠体5の背部54
における対向突片56に設けた任意数(図では4個)の
係着片を示し、これらは図示しない自動販売機における
商品見本陳列部に設けた受部に対し着脱自在に係合され
るものである。従って、展示枠体5自体も自動販売機に
対し着脱自在に装着されることになる。但し、展示枠体
を自動販売機側に固定的に設けてもよいことは勿論であ
る。
【0027】展示枠体5は非透明材料、半透明材料又は
透明材料のいずれで製作してもよく、半透明材料又は透
明材料で製作した時は照明用の光線を通過させる窓55
はその形成を省略することもできる。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したこの発明の自動販売機用
展示見本の製作方法によれば、清涼飲料缶等の筒状商品
を表わした展示薄板を含む展示枠体を扁平に製作するこ
とができ、自動販売機自体の厚みを小さくすることを可
能とする。
【0029】また、製作された展示見本は、従来の展示
見本に比し優るとも劣らない立体感、しゃれた感じ、現
代感あるいは斬新感を人に与えるものであって、その広
告的効果により、購入者に著しい購買意欲をかき立たせ
るところとするなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動販売機用展示見本の製作方法の
実施例における第1工程を示す説明図。
【図2】その第2工程の説明図。
【図3】その第3工程の説明図。
【図4】その第4工程の説明図。
【図5】その第5工程の説明図。
【図6】この発明の製作方法に用いられる展示枠体の実
施例を示す正面図。
【図7】一部を切り欠いて示すその側面図。
【図8】図6のVIII−VIII線によるその横断平
面図。
【符号の説明】
15 展示枠体 52 弯曲部 53 底部 54 背部 10 展示薄板 20 表示 21 陰影

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 清涼飲料缶その他の販売すべき筒状商品
    を表わす展示薄板に対し、筒状商品の母線と直角をなす
    方向において、両側に行くに従って縮小率を高めると共
    に、母線方向と直角をなす方向についてその全体を所定
    の倍率で拡大してその筒状商品を表示し、前記展示薄板
    を横断面が弧状をなす弯曲部を有する展示枠体に表示筒
    状商品の母線と枠体の弯曲部の母線とがほぼ平行をなす
    ようにして装着したことを特徴とする自動販売機用展示
    見本の製作方法。
  2. 【請求項2】 展示薄板に表示された筒状商品に陰影を
    施したことを特徴とする請求項1記載の自動販売機用展
    示見本の製作方法。
  3. 【請求項3】 展示薄板の原板として、非透明板、半透
    明板及び/又は透明板を用いたことを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の自動販売機用展示見本の製作方
    法。
  4. 【請求項4】 展示薄板を適当な弾力性を有する板で形
    成したことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の自
    動販売機用展示見本の製作方法。
  5. 【請求項5】 展示枠体を自動販売機に対し着脱自在に
    取り付けたことを特徴とする請求項1、2、3又は4に
    記載の自動販売機用展示見本の製作方法。
  6. 【請求項6】 展示枠体の少くも一方の底部及び/又は
    背部に照明用の光線が通過する窓を設けたことを特徴と
    する請求項1、2、3、4又は5に記載の自動販売機用
    展示見本の製作方法。
  7. 【請求項7】 展示枠体における展示薄板の装着部であ
    る弯曲部が複数連設されていることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5又は6に記載の自動販売機用展示見
    本の製作方法。
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