JP3020733U - 携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造 - Google Patents

携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造

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JP3020733U JP1995008332U JP833295U JP3020733U JP 3020733 U JP3020733 U JP 3020733U JP 1995008332 U JP1995008332 U JP 1995008332U JP 833295 U JP833295 U JP 833295U JP 3020733 U JP3020733 U JP 3020733U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯用コンロにおいて薄型の形状を維持しな
がら、鉄板使用時にガスボンベの異常過熱を防ぎガス漏
れや爆発の危険を回避し、更にこれを構成する部材につ
いてはこれを別体で構成することに起因する紛失を回避
し、且つ使用方法を間違えられることがない携帯用コン
ロにおけるガスボンベの防熱構造を提供する。 【解決手段】 着脱自在なガスボンベGが取り付けられ
て使用される携帯用コンロ1において、五徳本体20に
対し補助支持架台30を回動自在に接続するなどして五
徳9の鉄板等の被加熱体Pを支持する高さ位置を調節可
能としたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は携帯用コンロに取り付けられるガスボンベの過熱を防止するための携 帯用コンロにおける防熱構造に関するものであって、特にバーナと調理用鉄板等 の被加熱体との間隔を変更し得る構造に係るものである。
【0002】
【考案の背景】
従来より着脱自在な小型のガスボンベを燃料とするキャンプ等に携帯できる携 帯用コンロがある。そしてこのものはより携帯に適するように薄型化が指向され 、その結果及びバーナの火炎をより効率的に被加熱体に作用させるため、被加熱 体を支持する五徳においても設置高さをより低く設計する傾向にある。
【0003】 しかし、上記のような高さの低い五徳は、例えば鍋等を使用する場合はよいが 、比較的大型の鉄板を載置して加熱する場合には、五徳上面がほとんど覆われて しまい、鉄板の輻射熱が外部へ逃げずにボンベに伝熱されてしまう。この結果ボ ンベが異常に過熱し、缶内の内圧が高まり、ガス漏れやガスボンベの爆発の危険 がある。 そこで、図11に示すような鉄板使用時用の架台Sを別体で具備するものがあ るが、別部材であると紛失しやすかったり、また部品点数が多くなると使用方法 が間違えられやすいという危惧もあった。
【0004】
【開発を試みた技術的事項】
本考案はこのような背景からなされたものであって、携帯用コンロにおいて薄 型の形状を維持しながら、鉄板使用時にガスボンベの異常過熱を防ぎガス漏れや 爆発の危険を回避し、更にこれを構成する部材についてはこれを別体で構成する ことに起因する紛失を回避し、且つ使用方法を間違えられることがない携帯用コ ンロにおけるガスボンベの防熱構造の開発を試みたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち請求項1記載の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造は、着脱 自在なガスボンベが取り付けられて使用される携帯用コンロにおいて、五徳の被 加熱体を支持する高さ位置を調節可能としたことを特徴として成るものである。 このような手段によれば、五徳の被加熱体を支持する高さ位置を調節可能とし たため、鉄板等の大型の被加熱体を高い位置で加熱するために五徳以外の別体の 別部材を必要としない。従って、このような別部材を紛失するようなことがない し、また部品点数が多くなり使用方法が間違えられるということもない。そして 不使用時には五徳の被加熱体を支持する高さ位置を低く設定して収納することに より、携帯用コンロの厚さが薄く構成でき携帯に便利である。また使用時におい ては、大型の被加熱体に合わせて高い位置のみに設定されていないので、大型以 外の被加熱体を加熱するときに加熱効率が良い。 また鉄板等の大型の被加熱体を加熱するときには、五徳の被加熱体を支持する 高さ位置を高く設定して加熱する。このようにした場合被加熱体の下方の空間が 広くなり、被加熱体とコンロ本体との間の周囲の隙間も広くなる。このためコン ロ本体内部の汁受上方に熱がこもらず、ガスボンベが異常に過熱され、缶内の内 圧が高まり、ガス漏れやガスボンベの爆発の危険などのおそれがない。
【0006】 また請求項2記載の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造は、前記要件 に加え、前記被加熱体を支持する高さ位置を調節可能とするにあたっては、五徳 本体に対し回動自在に接続される接続部と、被加熱体に当接してこの被加熱体を 支持するための受部と、この受部を五徳本体の上方に位置した状態で五徳本体に 対し当接して回動を止める回動止部とを有する補助支持架台を前記接続部におい て五徳本体に対し回動自在に接続して設けたことを特徴として成るものである。 このような手段によれば、五徳本体に補助支持架台を回動自在に接続して五徳 を構成しており、大型の被加熱体を加熱するには補助支持架台の受部が上方に位 置するように補助支持架台を回動させ、回動止部を五徳本体に当接させて係止し 、そしてこの補助支持架台の受部上に大型の被加熱体を載置する。またこの補助 支持架台を使用しない場合には補助支持架台を五徳本体の下面側に位置するよう に回動させ、五徳本体下面とコンロ本体上面側の汁受との間に収納する。以上の ように補助支持架台のセット及び収納が回動操作だけで簡単であり、複雑な動き がないため故障も少ない。
【0007】 更に請求項3記載の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造は、前記請求 項2記載の要件に加え、前記補助支持架台は連続した金属線材を曲げて形成され ていることを特徴として成るものである。 このような手段によれば、補助支持架台は連続した金属線材を曲げて形成され ているため、携帯用コンロの総重量をわずかにしか重くせず、また安価に構成で きる。またバーナの火も被加熱体に届きやすい。
【0008】 更にまた請求項4記載の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造は、前記 請求項3記載の要件に加え、前記受部は水平方向に曲げられて形成された幅広部 を有していることを特徴として成るものである。 このような手段によれば、受部は水平方向に曲げられて形成された幅広部を有 しているため被加熱体の設置安定性がよい。またフライパン等の鍋をここに置い て調理することも可能となり、被加熱体をバーナの火から遠ざけた遠火調理が行 える。
【0009】 更にまた請求項5記載の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造は、前記 請求項1記載の要件に加え、前記被加熱体を支持する高さ位置を調節可能とする にあたっては、五徳の脚部を折り畳み自在に構成したことを特徴として成るもの である。 このような手段によれば、被加熱体を支持する高さ位置を調節可能とするにあ たって、五徳の脚部を折り畳み自在に構成したため、五徳の脚部を折り畳んで収 納することにより携帯用コンロをコンパクトに構成し得る。また大型の被加熱体 を加熱するときには、五徳の脚部を伸長しておくことにより、被加熱体の下方の 空間が広くなり、被加熱体とコンロ本体との間の周囲の隙間も広くなる。このた めコンロ本体内部の汁受上方に熱がこもらず、ガスボンベが異常に過熱され、缶 内の内圧が高まり、ガス漏れやガスボンベの爆発の危険などのおそれがない。
【0010】 更にまた請求項6記載の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造は、前記 請求項1記載の要件に加え、前記被加熱体を支持する高さ位置を調節可能とする にあたっては、五徳の脚部を高さの異なる複数個所で係止する基部脚をコンロ本 体に設けることを特徴として成るものである。 このような手段によれば、被加熱体を支持する高さ位置を上方に位置させるに は、五徳の脚部を基部脚の高い位置に係止する。また被加熱体を支持する高さ位 置を下方に位置させるには、五徳の脚部を基部脚の低い位置に係止する。
【0011】 更にまた請求項7記載の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造は、前記 請求項1記載の要件に加え、前記被加熱体を支持する高さ位置を調節可能とする にあたっては、五徳の脚部を嵌挿するコンロ本体の設置孔の深さを複数種類設け ることを特徴として成るものである。 このような手段によれば、被加熱体を支持する高さ位置を低くする場合には、 五徳の脚部をコンロ本体の深い設置孔に嵌挿し、高さ位置を高くする場合には、 浅い設置孔に嵌挿する。五徳の構成は変更なく、異なる深さの設置孔を複数種類 設けるだけであるため非常に安価に被加熱体を支持する高さ位置を調節可能とす ることが実施し得る。
【0012】 更にまた請求項8記載の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造は、前記 請求項1記載の要件に加え、前記被加熱体を支持する高さ位置を調節可能とする にあたっては、コンロ本体の設置孔の形状を複数種類設け、一方、五徳の脚部に 前記設置孔に選択的に挿入される係止部を設けたことを特徴として成るものであ る。 このような手段によれば、被加熱体を支持する高さ位置を低くする場合には、 五徳の脚部の下方の係止部が引っ掛からずに挿入されるコンロ本体の設置孔へ設 置するようにする。そして、被加熱体を支持する高さ位置を高くする場合には、 脚部の下方の係止部が引っ掛かって挿入されないコンロ本体の設置孔へ設置する 。 これら各請求項記載の考案により前記課題の解決が図られる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下本考案を図示の実施の形態で説明する。 〈実施の形態1〉 図1〜5は実施の形態1の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造を示す ものである。 まずこの携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造が適用されている携帯用 コンロ1の全体構造について概略的に説明する。 携帯用コンロ1は、上方が開放した偏平角箱状のコンロ本体2の内部に一例と して二基のバーナ3が設けられ、このバーナ3に臨んで点火火花を放つ電極4が 設けられている。そしてこの二基のバーナ3を突出させる開口を二つ有したパレ ット状の汁受5が、コンロ本体2の上面側の開口を塞ぐように設けられる。更に この汁受5より上方であってコンロ本体2の上面には、金属線材を溶接するなど して形成された五徳9が架設されている。なお本実施の形態においてはこの五徳 9に本考案の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造が採られるものである が、この構成については詳細に後述する。
【0014】 コンロ本体2にはコンロ本体2の上面を覆うように蓋6がヒンジにより回動自 在に設けられる。この蓋6は、バーナ3の使用時には風防としても作用するもの であって、この蓋6が主風防として作用し、この蓋6の内面に回動自在に取り付 けられた側面板7が副風防として作用する。なおこの側面板7の自由端には針金 で形成されたストッパ7aが設けられており、これをコンロ本体2のストッパ孔 11に圧入することにより側面板7が係止されるように構成されている。 またコンロ本体2の下面側であって前記バーナ3のちょうど下方に位置する個 所には、ボンベ取付孔が設けられ、使用時には図1、2に示すようにここにガス ボンベGが取り付けられ、バーナ3にガスが供給されるように構成されている。 また更にコンロ本体2の下面の両側端には、金属棒を屈曲して形成されたコンロ 本体脚8が回動自在に設けられている。
【0015】 また図1に示すようにコンロ本体2の手前側の前面にはバーナ3の火力を調節 するバーナ調節ツマミ12及び電極4から火花を飛ばすスイッチである圧電点火 スイッチ13が左右のバーナ3用に二基設けられるとともに、携帯時の把手14 と蓋6を固定するための止め具15とが設けられている。
【0016】 携帯用コンロ1の概略的な構成は以上のようなものであるが、このような構成 はすでに公知のものであって種々の改変も行える。 以下、本考案の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造が採られる五徳9 について詳細に説明する。 五徳9は、図1、2、3に示すように金属線材である横鉄棒21と縦鉄棒22 とで全体として矩形状に形成された五徳本体20と、この五徳本体20の両側端 側に接続される補助支持架台30とから成る。 五徳本体20について説明する。五徳本体20はコンロ本体2の手前側と奥側 とに二本づつ直線状の横鉄棒21が配設され、そしてこの上に縦鉄棒22が八本 直交するように配設し、溶接により横鉄棒21と縦鉄棒22との交わる個所を接 続して構成されている。 なお縦鉄棒22の両端は下方に向かって曲げられ、ここを脚部23としており 、このうち左右両端の縦鉄棒22の奥側の脚部23は他の脚部23より長く形成 されている。そしてここが図5に示すようにコンロ本体2の奥方上面に穿孔され た設置孔16に挿入され、その設置位置をずらさないようにされている。
【0017】 次に補助支持架台30について説明する。補助支持架台30は図5に示すよう に一例として一本の金属線材を曲げ形成して成るものであって、五徳本体20に 対し回動自在に接続される接続部31と、被加熱体Pに当接してこの被加熱体P を支持するための受部32と、この受部32を五徳本体20の上方に位置した状 態で五徳本体20に対し当接して回動を止める回動止部33とを有して成る。 更にこの補助支持架台30の具体的構成を使用状態において説明すると、接続 部31は横鉄棒21とほぼ平行に位置してフック状の回動接続具31aが取り付 けられて成り、そして回動止部33はこの接続部31に連続しほぼ直角に外側に 折れ曲がって横鉄棒21の上面に当接している。因みに回動接続具31aは金属 線材を内嵌めされる孔径のパイプ状部材で形成されたもので、パイプ状部材の一 端側に金属線材を挿入した状態で押し潰して内嵌めし、更に他端を偏平に押し潰 して縦鉄棒22に巻き付けるように曲げ形成している。 また回動止部33に連続して垂直に立ち上がる脚部34を有している。そして 受部32はこの脚部34の上部を結ぶように縦鉄棒22と平行に位置している。 なおこの受部32は一例として中央を水平方向に更に凸状に曲げ形成して図2等 にも示されるように前面から見て幅広な幅広部32aを有している。
【0018】 本考案は以上のようにして成りこれを使用するときには、まず五徳9を使用し ないで蓋6をしておくときや、被加熱体Pとして鍋ややかん等を加熱するときに は、図2、5の仮想線に示すように補助支持架台30を邪魔とならないように五 徳本体20の下方側に位置するように回動して位置させておく。因みにこのよう に補助支持架台30を収納した状態では五徳9の高さが低いため図4に示すよう に蓋6をした状態で携帯用コンロ1は薄型となっている。また被加熱体Pとバー ナ3とが近いため加熱に無駄がない。なお補助支持架台30のセット・収納の操 作をする際には五徳9を持ち上げた状態で行う。
【0019】 そして鉄板等の大型の被加熱体Pを加熱時に補助支持架台30を使用するとき には、図1や図2、5(図中実線に示すもの)にて示すように補助支持架台30 を上方へ回動して五徳本体20の上方側に位置させる。そして受部32に被加熱 体Pを架け渡すようにして載置する。このようにして被加熱体Pを加熱すると、 被加熱体Pの輻射熱によるガスボンベGへの影響は五徳本体20上面に載置した 場合と比べて弱い。更に被加熱体Pの下方の空間が広くなり、被加熱体Pとコン ロ本体2との間の周囲の隙間も広くなる。このためコンロ本体2内部の汁受5上 方に熱がこもらず、ガスボンベGが異常に過熱され、缶内の内圧が高まり、ガス 漏れやガスボンベGの爆発の危険などのおそれがない。 また以上のように大型の被加熱体Pを左右両端の補助支持架台30に架け渡し て加熱するほか、例えばフライパン等の小型の被加熱体Pを左右どちらか一方の 補助支持架台30の受部32の幅広部32aに載置し、バーナ3の火から遠ざけ た遠火調理を行うようにしてもよい。
【0020】 なお補助支持架台30の形状はその他種々改変し得るものであって、例えば図 6(a)の平面図に示すように受部32が水平方向に左右に折れ曲がったもので あってもよい。このようにした場合、例えば片方の補助支持架台30のみに被加 熱体Pを載せるときに設置安定性に優れる。 また回動止部33は図6(b)に示すように接続部31より内側に位置するも のであってもよいし、接続部31は図6(c)の平面図に示すように横鉄棒21 に接続するようにしてもよい。 また図7(a)に示すものは、回動止部33を例えばU字状に形成し、複数個 所の縦鉄棒22に係止し得るようにするとともに、受部32と接続部31とを回 動自在に接続し、受部32の高さ位置を数段階に調節可能とした実施の形態を示 すものである。 また補助支持架台30は金属線材で構成するほか、例えば図7(b)に示すよ うに金属平板等を用いて構成しても構わない。 また補助支持架台30は必ずしも五徳本体20の下面側に収納しておく構成を 採る必要はなく、五徳本体20を扛伏自在に構成しておき不使用時には五徳本体 20の上面に倒しておくようにして実施することも可能である。なおこのような 具体的な構造としては、例えば上述した図7(a)に示すような構成でも実施す ることができる。
【0021】 〈実施の形態2〉 図8(a)(b)は、実施の形態2の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱 構造を示す正面図である。すなわち補助支持架台30を具備する構成に代え、五 徳9の四隅に長く形成された脚部23を折り畳み自在に構成することにより被加 熱体Pの支持高さ調節を変更可能とするものである。具体的には脚部23が三関 節の関節部23aを具えて構成されるとともに、この脚部23が伸長されたとき にこの姿勢を維持するための適宜の保持機構が具えられている。図8(a)に示 す保持機構は関節部23aが伸長したときにそれに外嵌め状態となる筒状のスリ ーブ23bを関節部23aの上方にあらかじめ用意したものである。これを折り 畳むときには図8(b)に示すようにスリーブ23bを上方に移動する。またそ の他適宜ボールキャッチ状のクリックストップ機構、更にはスプリング等による 保持機構を設けておくようにしてもよい。
【0022】 〈実施の形態3〉 図9(a)は、実施の形態3の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造を 示す斜視図である。このものは五徳9の四隅の脚部23を上下方向に三段階に設 定できるようにするため、基部脚26を組み合わせたものである。 すなわち脚部23に係止突起23cを設け、この係止突起23cを基部脚26 の受入孔27に係止させるようにしたものである。この受入孔27は、案内スリ ット27aと、下部係止段部27b及び上部係止段部27cとが形成されており 、下部係止段部27b、上部係止段部27cあるいは受入孔27の最下部に係止 突起23cを選択的に保持させることにより高さ調節が行える。なお図9(b) に示すように長さの異なる受入孔27を複数条設けておき、これら受入孔27の うちいずれか一つを選択するようにして脚部23の係止される高さ位置を変更可 能になるようにしてもよい。 また基部脚26を用いた他の類似構成としては、例えば図9(c)に示すよう に基部脚26をパイプ状部材に構成しておき、ここに脚部23を嵌挿するように して連接してもよい。
【0023】 〈実施の形態4〉 図10(a)は、実施の形態4の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造 を示す断面図である。このものはコンロ本体2上面の四隅にそれぞれ深さの異な る二種類の設置孔16A、16Bを設けたもので、符号16Aの設置孔に五徳9 の脚部23を嵌挿すれば、五徳9の被加熱体Pを支持する高さ位置が高くなり、 符号16Bの設置孔に五徳9の脚部23を嵌挿すれば、五徳9の被加熱体Pを支 持する高さ位置が低くなる。またこのように深さの異なる設置孔16を設ける場 合に、図10(b)に示すようにコンロ本体2の上面よりも高くなるように形成 してもよい。
【0024】 〈実施の形態5〉 図10(c)は、実施の形態5の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造 を示す斜視図である。このものはコンロ本体2上面四隅に複数種類の形状の設置 孔16C、16Dを複数設け、一方、五徳9の四隅の脚部23に前記設置孔16 C、16Dに選択的に挿入される係止部28A、28Bを設けたものである。す なわち五徳9の被加熱体Pを支持する高さ位置を高くするときには、脚部23を 符号16Cの設置孔に嵌挿する。すると脚部23は符号28Aの係止部により係 止される。また五徳9の被加熱体Pを支持する高さ位置を低くするときには、脚 部23を符号16Dの設置孔に嵌挿する。すると脚部23は符号28Bの係止部 により係止される。
【0025】
【考案の効果】
請求項1、5、6、7または8記載の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱 構造によれば、五徳9の被加熱体Pを支持する高さ位置を調節可能としたため、 鉄板等の大型の被加熱体Pを高い位置で加熱するために五徳9以外の別体の別部 材を必要としない。従って、このような別部材を紛失するようなことがないし、 また部品点数が多くなり使用方法が間違えられるということもない。そして不使 用時には五徳9の被加熱体Pを支持する高さ位置を低く設定して収納することに より、携帯用コンロ1の厚さが薄く構成でき携帯に便利である。また使用時にお いては、大型の被加熱体Pに合わせて高い位置のみに設定されていないので、大 型以外の被加熱体Pを加熱するときに加熱効率が良い。 また鉄板等の大型の被加熱体Pを加熱するときには、五徳9の被加熱体Pを支 持する高さ位置を高く設定して加熱する。このようにした場合被加熱体Pの下方 の空間が広くなり、被加熱体Pとコンロ本体2との間の周囲の隙間も広くなる。 このためコンロ本体2内部の汁受5上方に熱がこもらず、ガスボンベGが異常に 過熱され、缶内の内圧が高まり、ガス漏れやガスボンベGの爆発の危険などのお それがない。
【0026】 請求項2記載の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造によれば、五徳本 体20に補助支持架台30を回動自在に接続して五徳9を構成しており、大型の 被加熱体Pを加熱するには補助支持架台30の受部32が上方に位置するように 補助支持架台30を回動させ、回動止部33を五徳本体20に当接させて係止し 、そしてこの補助支持架台30の受部32上に大型の被加熱体Pを載置する。ま たこの補助支持架台30を使用しない場合には補助支持架台30を五徳本体20 の下面側に位置するように回動させ、五徳本体20下面とコンロ本体2上面側の 汁受5との間に収納する。以上のように補助支持架台30のセット及び収納が回 動操作だけで簡単であり、複雑な動きがないため故障も少ない。
【0027】 請求項3記載の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造によれば、補助支 持架台30は連続した金属線材を曲げて形成されているため、携帯用コンロ1の 総重量をわずかにしか重くせず、また安価に構成できる。またバーナ3の火も被 加熱体Pに届きやすい。
【0028】 請求項4記載の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造によれば、受部3 2は水平方向に曲げられて形成された幅広部32aを有しているため被加熱体P の設置安定性がよい。またフライパン等の鍋をここに置いて調理することも可能 となり、被加熱体Pをバーナ3の火から遠ざけた遠火調理が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯用コンロにおけるガスボンベの防
熱構造を適用した携帯用コンロの第一の実施の形態を示
す斜視図である。
【図2】同上正面図である。
【図3】同上平面図である。
【図4】同上蓋閉鎖時の斜視図である。
【図5】同上補助支持架台付近を拡大して示す斜視図で
ある。
【図6】同上補助支持架台の他の三種の実施の形態を示
す平面図及び斜視図である。
【図7】同上補助支持架台の他の二種の実施の形態を示
す平面図及び斜視図である。
【図8】同上脚部を折り畳み自在に構成して折り畳み時
と伸長時の第二の実施の形態を示す正面図である。
【図9】同上脚部を係止する基部脚をコンロ本体に設け
た三種類の第三の実施の形態を示す斜視図である。
【図10】同上二種類の第四の実施の形態を示す縦断断
面図並びに第五の実施の形態を示す斜視図である。
【図11】従来の携帯用コンロにおけるガスボンベの防
熱構造を適用した携帯用コンロを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 携帯用コンロ 2 コンロ本体 3 バーナ 4 電極 5 汁受 6 蓋 7 側面板 7a ストッパ 8 コンロ本体脚 9 五徳 11 ストッパ孔 12 バーナ調節ツマミ 13 圧電点火スイッチ 14 把手 15 止め具 16 設置孔 16A 設置孔 16B 設置孔 16C 設置孔 16D 設置孔 20 五徳本体 21 横鉄棒 22 縦鉄棒 23 脚部 23a 関節部 23b スリーブ 23c 係止突起 26 基部脚 27 受入孔 27a 案内スリット 27b 下部係止段部 27c 上部係止段部 28A 係止部 28B 係止部 30 補助支持架台 31 接続部 31a 回動接続具 32 受部 32a 幅広部 33 回動止部 34 脚部 G ガスボンベ P 被加熱体 S 架台

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱自在なガスボンベが取り付けられて
    使用される携帯用コンロにおいて、五徳の被加熱体を支
    持する高さ位置を調節可能としたことを特徴とする携帯
    用コンロにおけるガスボンベの防熱構造。
  2. 【請求項2】 前記被加熱体を支持する高さ位置を調節
    可能とするにあたっては、五徳本体に対し回動自在に接
    続される接続部と、被加熱体に当接してこの被加熱体を
    支持するための受部と、この受部を五徳本体の上方に位
    置した状態で五徳本体に対し当接して回動を止める回動
    止部とを有する補助支持架台を前記接続部において五徳
    本体に対し回動自在に接続して設けたことを特徴とする
    請求項1記載の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱
    構造。
  3. 【請求項3】 前記補助支持架台は連続した金属線材を
    曲げて形成されていることを特徴とする請求項2記載の
    携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造。
  4. 【請求項4】 前記受部は水平方向に曲げられて形成さ
    れた幅広部を有していることを特徴とする請求項3記載
    の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造。
  5. 【請求項5】 前記被加熱体を支持する高さ位置を調節
    可能とするにあたっては、五徳の脚部を折り畳み自在に
    構成したことを特徴とする請求項1記載の携帯用コンロ
    におけるガスボンベの防熱構造。
  6. 【請求項6】 前記被加熱体を支持する高さ位置を調節
    可能とするにあたっては、五徳の脚部を高さの異なる複
    数個所で係止する基部脚をコンロ本体に設けることを特
    徴とする請求項1記載の携帯用コンロにおけるガスボン
    ベの防熱構造。
  7. 【請求項7】 前記被加熱体を支持する高さ位置を調節
    可能とするにあたっては、五徳の脚部を嵌挿するコンロ
    本体の設置孔の深さを複数種類設けることを特徴とする
    請求項1記載の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱
    構造。
  8. 【請求項8】 前記被加熱体を支持する高さ位置を調節
    可能とするにあたっては、コンロ本体の設置孔の形状を
    複数種類設け、一方五徳の脚部に前記設置孔に選択的に
    挿入される係止部を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の携帯用コンロにおけるガスボンベの防熱構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180008793A (ko) * 2015-05-21 2018-01-24 페닉스 아웃도어 디벨로프먼트 앤드 씨에스알 에이쥐 휴대용 스토브 및 그 잠금 기구를 작동시키는 방법

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KR20180008793A (ko) * 2015-05-21 2018-01-24 페닉스 아웃도어 디벨로프먼트 앤드 씨에스알 에이쥐 휴대용 스토브 및 그 잠금 기구를 작동시키는 방법
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