JP3020882B2 - 地下空間を備えた建築構造物の構築工法 - Google Patents
地下空間を備えた建築構造物の構築工法Info
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Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下空間を備えた
建築構造物の構築工法に関し、特に、車両の駐車が可能
な地下空間を備えた駐車場設備の構築技術に関する。
建築構造物の構築工法に関し、特に、車両の駐車が可能
な地下空間を備えた駐車場設備の構築技術に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の普及に連れ、駐車場の確保がよ
り一層求められるようになって来ている。特に、市街地
では駐車場の為の土地不足は深刻であり、立体駐車でき
る駐車場の建設の促進が図られている。しかし、従来の
立体駐車場の構築は、一般に、図5に示すように、多数
のシ−トパイル(矢板)1を地中に打ち込み、当該シ−
トパイル1にて区画した枠内を掘削し、梁(切梁)(図
示省略)を掛け渡し、腹起こし2をして当該シ−トパイ
ル1の倒れ防止をした後に、配筋3をし、型枠4を組
み、所謂現場打ちにて、コンクリ−ト材を流し込み、コ
ンクリ−を打設し、その後に、型枠4を除去し、シ−ト
パイル1を引き抜きし、切梁を取り外すということが主
工程として行なわれている。従って、何百本というシ−
トパイルの打ち込みが必要であり、その為の作業時間を
要するばかりではなく、騒音や振動による公害を引き起
こし、又、当該シ−トパイルは、その使用後は地中から
の引き抜きが必要で、その引き抜き作業には多大の時間
がかかるだけでなく、その引き抜き作業には一本一本大
変な労力を要する。又、配筋をし、型枠を組み、現場に
てコンクリ−ト材の流し込みによるコンクリ−打設を行
なうので、工期が大幅にかかるとともに、掘削した空間
での作業も一苦労で、足場の形成が必要であり、又、人
手を多く要する作業となる。又、当該型枠は、その使用
後は除去する必要があり、その除去作業にも大変な労力
を要し、従来作業では、駐車場の建築コストが高いもの
についてしまう。一方、上記のような工期の短縮等を目
的として、地下駐車場の構築に際し、プレキャスト成形
されたコンクリ−ト体(鉄筋コンクリ−ト造りを含む)
を用いたり、プレハブ工法により立体駐車場を構築する
等が行なわれている(特開平7−292695号、特開
昭47−11622号、特開平4−68175号、特開
平1−154969号、特開平3−76972号、特開
平3−31656号公報)。しかし、これら従来工法上
も、そのコンクリ−ト体の埋設に問題があったり、又、
当該コンクリ−ト体を良好に位置決めして設置するのに
問題があったり、、更には、ブロックを壁状に予じめ組
み込み後に圧入沈下させる等、その施工性や作業の短縮
化には問題がある。
り一層求められるようになって来ている。特に、市街地
では駐車場の為の土地不足は深刻であり、立体駐車でき
る駐車場の建設の促進が図られている。しかし、従来の
立体駐車場の構築は、一般に、図5に示すように、多数
のシ−トパイル(矢板)1を地中に打ち込み、当該シ−
トパイル1にて区画した枠内を掘削し、梁(切梁)(図
示省略)を掛け渡し、腹起こし2をして当該シ−トパイ
ル1の倒れ防止をした後に、配筋3をし、型枠4を組
み、所謂現場打ちにて、コンクリ−ト材を流し込み、コ
ンクリ−を打設し、その後に、型枠4を除去し、シ−ト
パイル1を引き抜きし、切梁を取り外すということが主
工程として行なわれている。従って、何百本というシ−
トパイルの打ち込みが必要であり、その為の作業時間を
要するばかりではなく、騒音や振動による公害を引き起
こし、又、当該シ−トパイルは、その使用後は地中から
の引き抜きが必要で、その引き抜き作業には多大の時間
がかかるだけでなく、その引き抜き作業には一本一本大
変な労力を要する。又、配筋をし、型枠を組み、現場に
てコンクリ−ト材の流し込みによるコンクリ−打設を行
なうので、工期が大幅にかかるとともに、掘削した空間
での作業も一苦労で、足場の形成が必要であり、又、人
手を多く要する作業となる。又、当該型枠は、その使用
後は除去する必要があり、その除去作業にも大変な労力
を要し、従来作業では、駐車場の建築コストが高いもの
についてしまう。一方、上記のような工期の短縮等を目
的として、地下駐車場の構築に際し、プレキャスト成形
されたコンクリ−ト体(鉄筋コンクリ−ト造りを含む)
を用いたり、プレハブ工法により立体駐車場を構築する
等が行なわれている(特開平7−292695号、特開
昭47−11622号、特開平4−68175号、特開
平1−154969号、特開平3−76972号、特開
平3−31656号公報)。しかし、これら従来工法上
も、そのコンクリ−ト体の埋設に問題があったり、又、
当該コンクリ−ト体を良好に位置決めして設置するのに
問題があったり、、更には、ブロックを壁状に予じめ組
み込み後に圧入沈下させる等、その施工性や作業の短縮
化には問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の有する欠点を解消できる技術を提供することを目
的としたものである。本発明の前記ならびにそのほかの
目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面か
らあきらかになるであろう。
技術の有する欠点を解消できる技術を提供することを目
的としたものである。本発明の前記ならびにそのほかの
目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面か
らあきらかになるであろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、刃部と位置決
め部とを有し、プレストレストコンクリ−ト部材を取り
付けし、当該プレストレストコンクリ−ト部材を地中に
設置することができると共に、当該設置後には地中から
除去することができる装置(以下、切削治具という)
に、プレストレストコンクリ−ト部材を取り付けし、掘
削を行ない、プレストレストコンクリ−ト部材を取り付
けした状態で前記装置を前記刃部の掘削操作による助力
を得つつ地中に進行させ、所定深さにて当該装置から当
該プレストレストコンクリ−ト部材を脱すと共に、前記
装置の位置決め部により当該プレストレストコンクリ−
ト部材の複数個を地中所定位置に設置後に、当該装置を
上方向に持ち上げして当該装置を地中から除去すること
を含んでなる地下空間を備えた建築構造物の構築工法に
係るものである。
め部とを有し、プレストレストコンクリ−ト部材を取り
付けし、当該プレストレストコンクリ−ト部材を地中に
設置することができると共に、当該設置後には地中から
除去することができる装置(以下、切削治具という)
に、プレストレストコンクリ−ト部材を取り付けし、掘
削を行ない、プレストレストコンクリ−ト部材を取り付
けした状態で前記装置を前記刃部の掘削操作による助力
を得つつ地中に進行させ、所定深さにて当該装置から当
該プレストレストコンクリ−ト部材を脱すと共に、前記
装置の位置決め部により当該プレストレストコンクリ−
ト部材の複数個を地中所定位置に設置後に、当該装置を
上方向に持ち上げして当該装置を地中から除去すること
を含んでなる地下空間を備えた建築構造物の構築工法に
係るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を適宜図面
を参照しつつ説明する。
を参照しつつ説明する。
【0006】
【実施例】図1(A)に示すように、プレストレストコ
ンクリ−ト部材5を、切削治具6に取り付ける。当該切
削治具6は、支柱7と当該支柱7に横架されたアーム8
と刃部用アーム9と刃部10とを有してなる。当該横架
アーム8は、当該支柱8の適宜位置に上下に適宜間隔を
空けて設けられている。当該実施例では、上下に2つの
横架アーム8が架設されている例を示してある。これら
上下横架アーム8は、それぞれその中央にて分離可能と
なっている。切削治具6使用時は、左右の横架アーム8
は、中央にて、ボルト11等で連結されている。当該横
架アーム8の中央部近傍は、固定部材12にて、固定さ
れている。固定部材12は、使用時、ピン、ボルト11
等で、固定されている。これら上下横架アーム8は、中
央にて、可動可能に連結されており、例えば、連結ボル
ト11軸を中心として可動可能となっている。下横架ア
ーム8の左右アーム下部には、刃部用アーム9が取り付
けられている。当該刃部用アーム9の先端には、刃部
(切先)10が取り付けられている。これら刃部用アー
ム9は、例えば連結ボルト13軸を中心として、回動可
能となっている。
ンクリ−ト部材5を、切削治具6に取り付ける。当該切
削治具6は、支柱7と当該支柱7に横架されたアーム8
と刃部用アーム9と刃部10とを有してなる。当該横架
アーム8は、当該支柱8の適宜位置に上下に適宜間隔を
空けて設けられている。当該実施例では、上下に2つの
横架アーム8が架設されている例を示してある。これら
上下横架アーム8は、それぞれその中央にて分離可能と
なっている。切削治具6使用時は、左右の横架アーム8
は、中央にて、ボルト11等で連結されている。当該横
架アーム8の中央部近傍は、固定部材12にて、固定さ
れている。固定部材12は、使用時、ピン、ボルト11
等で、固定されている。これら上下横架アーム8は、中
央にて、可動可能に連結されており、例えば、連結ボル
ト11軸を中心として可動可能となっている。下横架ア
ーム8の左右アーム下部には、刃部用アーム9が取り付
けられている。当該刃部用アーム9の先端には、刃部
(切先)10が取り付けられている。これら刃部用アー
ム9は、例えば連結ボルト13軸を中心として、回動可
能となっている。
【0007】前記プレストレストコンクリ−ト部材5
は、この実施例では、左右の支柱7のそれぞれに取り付
けられている。当該プレストレストコンクリ−ト部材5
には、例えば、鋼材とコンクリートとからなるものが使
用できる。予じめ、工場等で予備成形されたものを使用
する。当該プレストレストコンクリ−ト部材5には、例
えば、板状のものが使用される。当該プレストレストコ
ンクリ−ト部材5には、図2に示すように、その端部を
四辺形に切欠したものが使用できる。当該プレストレス
トコンクリ−ト部材5は、後述のように、例えば、駐車
場ピットの両側壁を構成する。当該プレストレストコン
クリ−ト部材5は、図示のように、その下部を切欠し、
鉄筋が一部露出しておくようにしておくと、後工程の排
水溝を有するフロア−部の構築に際し、その露出した鉄
筋にフロア−部の配筋を連結して、その構築に役立せる
ことができる。切削治具6における横架アーム8は、こ
うした駐車場ピットの両側壁に駐車される自動車の車体
の長さを加味した幅に構成するとよく、切削治具6は、
適宜その長さを可変できるようにしておくとよい。
は、この実施例では、左右の支柱7のそれぞれに取り付
けられている。当該プレストレストコンクリ−ト部材5
には、例えば、鋼材とコンクリートとからなるものが使
用できる。予じめ、工場等で予備成形されたものを使用
する。当該プレストレストコンクリ−ト部材5には、例
えば、板状のものが使用される。当該プレストレストコ
ンクリ−ト部材5には、図2に示すように、その端部を
四辺形に切欠したものが使用できる。当該プレストレス
トコンクリ−ト部材5は、後述のように、例えば、駐車
場ピットの両側壁を構成する。当該プレストレストコン
クリ−ト部材5は、図示のように、その下部を切欠し、
鉄筋が一部露出しておくようにしておくと、後工程の排
水溝を有するフロア−部の構築に際し、その露出した鉄
筋にフロア−部の配筋を連結して、その構築に役立せる
ことができる。切削治具6における横架アーム8は、こ
うした駐車場ピットの両側壁に駐車される自動車の車体
の長さを加味した幅に構成するとよく、切削治具6は、
適宜その長さを可変できるようにしておくとよい。
【0008】図2に示すように、切削治具6の支柱7に
は、位置決め部14が付設されている。当該実施例で
は、一方側に、メス型位置決め部14が付設され、他方
側にオス型位置決め部14が付設されている例を示して
ある。当該メス型位置決め部14の一例は、図示のよう
に、C型レールに構成され、当該支柱7に沿って設けら
れている。当該オス型位置決め部14は、当該C型レー
ルに嵌合できるような形態に構成されている。
は、位置決め部14が付設されている。当該実施例で
は、一方側に、メス型位置決め部14が付設され、他方
側にオス型位置決め部14が付設されている例を示して
ある。当該メス型位置決め部14の一例は、図示のよう
に、C型レールに構成され、当該支柱7に沿って設けら
れている。当該オス型位置決め部14は、当該C型レー
ルに嵌合できるような形態に構成されている。
【0009】図2に示すように、切削治具6を複数使用
して、一方の切削治具6のメス型位置決め部(C型レー
ル)14に、他方の切削治具6のオス型位置決め部(C
型レール嵌合部)14を嵌合する。これにより、プレス
トレストコンクリ−ト部材5は、適切な位置決めが行な
われ、ズレを生じないで設置ができ、又、これら嵌合に
より、作業性が格段にスピ−ドアップされる。
して、一方の切削治具6のメス型位置決め部(C型レー
ル)14に、他方の切削治具6のオス型位置決め部(C
型レール嵌合部)14を嵌合する。これにより、プレス
トレストコンクリ−ト部材5は、適切な位置決めが行な
われ、ズレを生じないで設置ができ、又、これら嵌合に
より、作業性が格段にスピ−ドアップされる。
【0010】図3に示すように、駐車場15の構築に際
し、プレストレストコンクリ−ト部材5の倒伏防止処置
が取られる。当該倒伏防止処置の一例は、例えば、図示
のように、切梁取り付け部材16を介して切梁17を横
架すればよい。当該切梁17は、駐車場ピットのフロア
−部の構築等にも役立つ。
し、プレストレストコンクリ−ト部材5の倒伏防止処置
が取られる。当該倒伏防止処置の一例は、例えば、図示
のように、切梁取り付け部材16を介して切梁17を横
架すればよい。当該切梁17は、駐車場ピットのフロア
−部の構築等にも役立つ。
【0011】前記グランド(GL)からの適宜深さの荒
掘後、順次、掘削機械(図示せず)で掘り進んで行き、
所定深さに達し、前記のようにプレストレストコンクリ
−ト部材5の適切な位置決めを行ない、又、倒伏防止処
置を取った後には、図1(B)に示すように、当該切削
治具6の横架アーム8を上方向に引き上げ、当該切削治
具6からプレストレストコンクリ−ト部材5を取り外
す。即ち、当該切削治具6は、前記のように、その上下
横架アーム8は、中央にて、可動可能に連結され、当該
連結ボルト11軸を中心として可動可能となっているの
で、その動作の一例として、例えば、固定部材12の端
部のピン、ボルト11を引き抜き、上横架アーム8を上
方向に引き上げると、上方向に突出し、それに伴い、そ
の下横架アーム8も同様に上方向に突出し、それに伴
い、刃部用アーム9が、内側に回動して、プレストレス
トコンクリ−ト部材5を取り外すことができるようにな
っている。本発明は、比較的に浅掘の深さが2〜3m程
度の駐車場の構築に適している。
掘後、順次、掘削機械(図示せず)で掘り進んで行き、
所定深さに達し、前記のようにプレストレストコンクリ
−ト部材5の適切な位置決めを行ない、又、倒伏防止処
置を取った後には、図1(B)に示すように、当該切削
治具6の横架アーム8を上方向に引き上げ、当該切削治
具6からプレストレストコンクリ−ト部材5を取り外
す。即ち、当該切削治具6は、前記のように、その上下
横架アーム8は、中央にて、可動可能に連結され、当該
連結ボルト11軸を中心として可動可能となっているの
で、その動作の一例として、例えば、固定部材12の端
部のピン、ボルト11を引き抜き、上横架アーム8を上
方向に引き上げると、上方向に突出し、それに伴い、そ
の下横架アーム8も同様に上方向に突出し、それに伴
い、刃部用アーム9が、内側に回動して、プレストレス
トコンクリ−ト部材5を取り外すことができるようにな
っている。本発明は、比較的に浅掘の深さが2〜3m程
度の駐車場の構築に適している。
【0012】本発明による主要工法は、上記の通りであ
るが、プレストレストコンクリ−ト部材5間の連結箇所
のシ−リング材の塗布等による漏水処理、フロアの形
成、排水溝の構築、根回し左官による盛り上げ部の構築
等を行なうことにより、図4に例示するような駐車可能
な空間18を有する駐車場15設備を構築できる。特
に、本発明では、プレストレストコンクリ−ト部材5間
を連結して行くので、それらが接する箇所のシ−リング
材の塗布等による漏水処理は重要となる。図示のよう
に、例えば、シ−ル穴からシ−リング材を注入してシ−
リングを行なう。
るが、プレストレストコンクリ−ト部材5間の連結箇所
のシ−リング材の塗布等による漏水処理、フロアの形
成、排水溝の構築、根回し左官による盛り上げ部の構築
等を行なうことにより、図4に例示するような駐車可能
な空間18を有する駐車場15設備を構築できる。特
に、本発明では、プレストレストコンクリ−ト部材5間
を連結して行くので、それらが接する箇所のシ−リング
材の塗布等による漏水処理は重要となる。図示のよう
に、例えば、シ−ル穴からシ−リング材を注入してシ−
リングを行なう。
【0014】以上本発明者によってなされた発明を実施
例にもとずき具体的に説明したが、本発明は上記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。本発明
は、駐車場の他、下水排水設備等にも適用できる。
例にもとずき具体的に説明したが、本発明は上記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。本発明
は、駐車場の他、下水排水設備等にも適用できる。
【0015】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。即ち、本発明による工法によれば、
少しの荒堀を行ない、そこに、プレストレストコンクリ
−ト部材を取り付けした切削治具を置き、掘削機械で掘
り進んで行くと、プレストレストコンクリ−ト部材は、
容易に土壌中を沈下して行くことができる。即ち、切削
治具における刃部の掘削操作による助力、当該プレスト
レストコンクリ−ト部材の自重等による沈下の容易さを
得て、容易に地中を進行させることができ、軽い力で沈
下させることができる。従来のような大型機械により圧
をかけて沈下させる必要がなく、切削治具の支柱の上端
部を上方向から叩けば、軽い力で沈下させることができ
る。従って、騒音や振動が少なく工事を行なうことがで
き、工事期間の短縮化に役立つ。又、プレストレストコ
ンクリ−ト部材の使用により、配筋、型枠、コンクリ−
ト材の流し込みという所謂現場打ちでのコンクリ−打設
工事を必要とせず、又、従来のような何百本というシ−
トパイルの打ち込みも不要である。従って、騒音や振動
による公害を引き起こさず、工期が大幅に短縮され、掘
削した空間での作業も必要がない。足場の形成も不要で
ある。更に、当該プレストレストコンクリ−ト部材は、
切削治具の位置決め部により、適当な位置決めがされて
配設され、ズレを生じないで設置ができ、又、作業性も
極めて良いものになる。更に又、当該切削治具は、適宜
深度の所で、プレストレストコンクリ−ト部材を脱して
適切な位置に設置することができるとともに、当該設置
後には、土壌中から容易に引き上げることができる。当
該切削治具は、必要に応じて、分解し、再度組み立てる
こともでき、その輸送等に便利なものとなる。本発明に
よれば、シ−トパイルの打ち込み、その引き抜き、配
筋、型枠、コンクリ−ト材の流し込みという所謂現場打
ちでのコンクリ−打設工事、型枠の除去等の作業に要す
る人手を必要とせず、工期が大幅に短縮されるばかりで
なく、コストを低減できる。従来例のプレキャスト成形
されたコンクリ−ト体(鉄筋コンクリ−ト造りを含む)
使用による工法やプレハブ工法では、当該コンクリ−ト
体を良好に位置決めして設置するのに問題があったり、
又、ブロックを壁状に予じめ組み込み後に圧入沈下させ
る等、その施工性や作業の短縮化には問題があるが、本
発明では、これらの問題をも解消できる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。即ち、本発明による工法によれば、
少しの荒堀を行ない、そこに、プレストレストコンクリ
−ト部材を取り付けした切削治具を置き、掘削機械で掘
り進んで行くと、プレストレストコンクリ−ト部材は、
容易に土壌中を沈下して行くことができる。即ち、切削
治具における刃部の掘削操作による助力、当該プレスト
レストコンクリ−ト部材の自重等による沈下の容易さを
得て、容易に地中を進行させることができ、軽い力で沈
下させることができる。従来のような大型機械により圧
をかけて沈下させる必要がなく、切削治具の支柱の上端
部を上方向から叩けば、軽い力で沈下させることができ
る。従って、騒音や振動が少なく工事を行なうことがで
き、工事期間の短縮化に役立つ。又、プレストレストコ
ンクリ−ト部材の使用により、配筋、型枠、コンクリ−
ト材の流し込みという所謂現場打ちでのコンクリ−打設
工事を必要とせず、又、従来のような何百本というシ−
トパイルの打ち込みも不要である。従って、騒音や振動
による公害を引き起こさず、工期が大幅に短縮され、掘
削した空間での作業も必要がない。足場の形成も不要で
ある。更に、当該プレストレストコンクリ−ト部材は、
切削治具の位置決め部により、適当な位置決めがされて
配設され、ズレを生じないで設置ができ、又、作業性も
極めて良いものになる。更に又、当該切削治具は、適宜
深度の所で、プレストレストコンクリ−ト部材を脱して
適切な位置に設置することができるとともに、当該設置
後には、土壌中から容易に引き上げることができる。当
該切削治具は、必要に応じて、分解し、再度組み立てる
こともでき、その輸送等に便利なものとなる。本発明に
よれば、シ−トパイルの打ち込み、その引き抜き、配
筋、型枠、コンクリ−ト材の流し込みという所謂現場打
ちでのコンクリ−打設工事、型枠の除去等の作業に要す
る人手を必要とせず、工期が大幅に短縮されるばかりで
なく、コストを低減できる。従来例のプレキャスト成形
されたコンクリ−ト体(鉄筋コンクリ−ト造りを含む)
使用による工法やプレハブ工法では、当該コンクリ−ト
体を良好に位置決めして設置するのに問題があったり、
又、ブロックを壁状に予じめ組み込み後に圧入沈下させ
る等、その施工性や作業の短縮化には問題があるが、本
発明では、これらの問題をも解消できる。
【図1】図1(A)、(B)は、それぞれ本発明の実施
例を示す工法の側面説明図
例を示す工法の側面説明図
【図2】図2は、本発明の実施例を示す工法の平面説明
図
図
【図3】図3は、本発明の実施例を示す駐車場構成図
【図4】図4は、本発明の実施例を示す駐車場側面説明
図
図
【図5】図5は、従来例工法の説明図
1…シ−トパイル(矢板) 2…腹起こし 3…配筋 4…型枠 5…プレストレストコンクリ−ト部材 6…切削治具 7…支柱 8…横架アーム 9…刃部用アーム 10…刃部 11…ボルト 12…固定部材 13…ボルト 14…位置決め部 15…駐車場 16…切梁取り付け部材 17…切梁 18…シ−ル穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 29/00 E02D 29/045 - 29/055 E02D 17/08
Claims (2)
- 【請求項1】 刃部と位置決め部とを有し、プレストレ
ストコンクリ−ト部材を取り付けし、当該プレストレス
トコンクリ−ト部材を地中に設置することができると共
に、当該設置後には地中から除去することができる装置
に、プレストレストコンクリ−ト部材を取り付けし、掘
削を行ない、プレストレストコンクリ−ト部材を取り付
けした状態で前記装置を前記刃部の掘削操作による助力
を得つつ地中に進行させ、所定深さにて当該装置から当
該プレストレストコンクリ−ト部材を脱すと共に、前記
装置の位置決め部により当該プレストレストコンクリ−
ト部材の複数個を地中所定位置に設置後に、当該装置を
上方向に持ち上げして当該装置を地中から除去すること
を含んでなる地下空間を備えた建築構造物の構築工法。 - 【請求項2】 地下空間を備えた建築構造物が、車両の
駐車が可能な地下空間を備えた駐車場設備である、請求
項1に記載の建築構造物の構築工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9041430A JP3020882B2 (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | 地下空間を備えた建築構造物の構築工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9041430A JP3020882B2 (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | 地下空間を備えた建築構造物の構築工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10219714A JPH10219714A (ja) | 1998-08-18 |
| JP3020882B2 true JP3020882B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=12608161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9041430A Expired - Fee Related JP3020882B2 (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | 地下空間を備えた建築構造物の構築工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3020882B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101303873B1 (ko) * | 2011-11-23 | 2013-09-04 | (주)피에스테크 | 굴절지지대를 이용한 버팀보 지지장치 |
-
1997
- 1997-02-12 JP JP9041430A patent/JP3020882B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101303873B1 (ko) * | 2011-11-23 | 2013-09-04 | (주)피에스테크 | 굴절지지대를 이용한 버팀보 지지장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10219714A (ja) | 1998-08-18 |
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