JP3029547B2 - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JP3029547B2
JP3029547B2 JP7062619A JP6261995A JP3029547B2 JP 3029547 B2 JP3029547 B2 JP 3029547B2 JP 7062619 A JP7062619 A JP 7062619A JP 6261995 A JP6261995 A JP 6261995A JP 3029547 B2 JP3029547 B2 JP 3029547B2
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正義 高山
正和 安藤
英男 岡本
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Rinnai Corp
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N3/00Regulating air supply or draught
    • F23N3/005Regulating air supply or draught using electrical or electromechanical means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Air Supply (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯器等の燃焼装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の燃焼装置においては排気ダクト
等の燃焼室に連通する給・排気路が多少閉塞した場合に
も必要燃焼量に応じた燃焼用空気を強制的に供給して燃
焼を良好に維持することが好ましい。このため、必要燃
焼量に対応した目標回転数で回転するように燃焼ファン
を制御するとともに、燃焼中における燃焼ファンの電流
値を検出して、正常時における基準ファン電流に対する
検出ファン電流の低下度合いにより閉塞度合いを検出し
(目標回転数が一定の場合、閉塞度合いが高くなる程フ
ァン電流が低下することを利用)、該閉塞度合いに基づ
いて燃焼ファンの目標回転数の補正値を算出し、目標回
転数を前記補正値で補正するものが考えられている。
【0003】しかし、上記の場合、例えば、排気ダクト
に大きな突風が吹き込み、一時的に閉塞度合いが大きく
なると、燃焼ファンの回転数が大きく補正されるため、
突風が停止し閉塞状態が解除されたときに、一時的であ
るが、必要燃焼量に対して燃焼用空気量が大幅に多くな
り、失火等が生じる虞がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる不都合
を解消し、燃焼室に連通する給・排気路の閉塞状態に応
じて必要燃焼量に対応する燃焼用空気量を供給すること
ができるとともに、突風等の一時的な閉塞状態の影響を
少なくして良好に燃焼を継続させることができる燃焼装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の第1の態様は、バーナを収容する燃焼室
と、該燃焼室に連通する給・排気路と、前記バーナに燃
焼用空気を供給する燃焼ファンと、該燃焼室に連通する
給・排気路の閉塞度合いを検出する閉塞度合検出手段
と、バーナの必要燃焼量に対応した目標燃焼用空気量が
得られる目標回転数を設定する回転数設定手段と、前記
閉塞度合検出手段の検出する閉塞度合いに応じて目標燃
焼用空気量が得られるように前記燃焼ファンの目標回転
数を補正する回転数補正手段とを備えた燃焼装置におい
て、前記閉塞度合検出手段の検出する閉塞度合いに対応
した目標回転数の補正値を算出する補正値算出手段を備
え、前記回転数補正手段は、補正値算出手段により得ら
れた補正値により目標回転数を補正する際、補正された
目標回転数に徐々になるように目標回転数を補正するこ
とを特徴とする。
【0006】前記補正値は、補正開始前の状態から徐々
に増加して所定時間後に該補正値に到達するように変化
し、各単位時間ごとの補正値が目標回転数に乗算される
ようにする。
【0007】また、本発明の第2の態様は、バーナを収
容する燃焼室と、該燃焼室に連通する給・排気路と、前
記バーナに燃焼用空気を供給する燃焼ファンと、該燃焼
室への給・排気路の閉塞度合いを検出する閉塞度合検出
手段と、バーナの必要燃焼量に対応した目標燃焼用空気
量が得られる目標回転数を設定する回転数設定手段と、
前記閉塞度合検出手段の検出する閉塞度合いに応じて目
標燃焼用空気量が得られるように前記燃焼ファンの目標
回転数を補正する回転数補正手段とを備えた燃焼装置に
おいて、前記閉塞度合検出手段の検出する閉塞度合いに
対応した目標回転数の補正値を算出する補正値算出手段
を備え、前記回転数補正手段は、補正値算出手段により
得られた補正値により目標回転数を補正する際、補正値
の上限を所定値に制限して目標回転数を補正することを
特徴とする。
【0008】前記補正値は目標回転数に乗算され、該補
正値の上限値が定められているようにしてもよい。この
上限値は、突風等の停止により閉塞状態が解除されて
も、燃焼用空気量が過剰になりすぎて、燃焼不良が発生
することがないように予め設定された値である。
【0009】なお、前記閉塞度合検出手段は、前記の従
来技術に記載した前記燃焼ファンの検出ファン電流の低
下度合いに基づいて閉塞度合いを検出する以外に、前記
燃焼ファンから得られる送風量を風量センサで検出し、
これと必要燃焼量に対応する目標送風量とを比較して閉
塞度合いを検出してもよく、また、前記補正値算出手段
は、風量に基づいて検出された閉塞度合いに対応して燃
焼ファンの目標回転数を補正する補正値を算出する手段
を用いてもよい。
【0010】
【作用】本発明の第1の態様によれば、前記回転数補正
手段は、前記補正値算出手段で算出された補正値によ
り、目標回転数を補正する。その際、補正値により補正
された目標回転数に一挙に補正することなく、徐々に補
正された目標回転数に到達するように目標回転数を補正
する。
【0011】この補正された目標回転数に到達するまで
には、タイムラグが生じるので、その間に、突風の影響
によるような短時間の閉塞状態では、急激な目標回転数
の増加は生ぜず、バーナに供給される燃焼用空気量の大
きな変化も生じない。
【0012】他方、閉塞状態が一時的なものでなく、継
続的なものの場合には、その閉塞度合いに応じて求めら
れる燃焼用空気量が得られるように、徐々に目標回転数
が補正されて補正された目標回転数に到達する。
【0013】このように、徐々に補正された目標回転数
に到達するようにすることは、補正値を補正前の状態か
ら単位時間ごとに増加して、所定時間後に補正値に到達
するようにし、単位時間ごとに増加する補正値が目標回
転数に乗算されることによって行なわれる。
【0014】本発明の第2の態様によれば、前記回転数
補正手段は、前記補正値算出手段で算出された補正値に
より、目標回転数を補正する。そして、前記回転数補正
手段は補正値算出手段により得られた補正値により目標
回転数を補正する際、算出された補正値が予め定められ
た所定値と比較され、補正値が所定値を越えるときに
は、補正値が所定値に制限されて目標回転数の補正が行
なわれ、所定値を下回るときにはその補正値で補正され
る。
【0015】このように補正される目標回転数は、所定
値で制限された補正値により補正されるので、突風の影
響により急激で大幅な短時間の閉塞状態が生じても、急
激に目標回転数が大幅に補正されて燃焼用空気が増加す
ることがなく、突風が停止しても、必要燃焼量に対して
燃焼用空気量が大幅に多くなることが抑制され、失火す
ることがない。
【0016】前記の目標回転数の補正は、補正値を目標
回転数に乗算して補正するようにすると共に、該補正値
の上限値を設定して行なう。
【0017】他方、閉塞状態が一時的なものでなく、継
続的なものの場合には、その閉塞度合いに応じて求めら
れる燃焼用空気量が得られるように、補正値の上限が制
限されながら目標回転数が補正されて、このような補正
時間が所定時間にわたり継続したときには燃焼は安全運
転手段により停止される。
【0018】なお、本発明の第1の態様と第2の態様と
を併用することにより、前記した突風等による短時間の
閉塞状態の後に生じるような、目標回転数の補正に起因
する燃焼用空気量の過剰による燃焼不良はより有効に抑
制される。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図6に基づいて説
明する。図1に示す如く、燃焼器である給湯装置Aは、
屋外に設置される給湯器本体Kと、キッチン等に設置さ
れ、給湯器本体Kと二線ワイヤーNにより接続されるリ
モコンLとを備える。
【0020】給湯器本体Kは、熱交水路1と、ガスバー
ナ2と、燃焼ハウジング3と、燃焼用の空気を燃焼ハウ
ジング3内に導入する燃焼ファン4と、制御ユニット5
とを具備する。
【0021】熱交水路1は、給水管11、熱交換器管1
2、バイパス管13、及び出湯管14により構成されて
いる。給水管11は、上流側が上水道に接続され、下流
側が電動水量制御装置15の入口に接続されている。こ
の給水管11には、上流側から水フィルタ兼水抜栓11
1、水量センサ112、給水サーミスタ113が配され
ている。熱交換器管12は、上流入口側が電動水量制御
装置15の一方出口側に接続され、途中の熱交換器12
1がガスバーナ2の上方に配設され、下流出口側が出湯
管14に接続されている。熱交換器121は、内部を通
過する水を加熱する。又、外壁には過熱防止装置122
が配設され、下流出口側には後述する缶体サーミスタ1
23が配設されている。
【0022】バイパス管13は、上流入口側が電動水量
制御装置15の他方出口側に接続され、下流端が出湯管
14の上流側(熱交換器管12の下流端側)に接続され
ている。出湯管14には、凍結を防止する凍結予防ヒー
タ141、出湯温を検出する出湯サーミスタ142、過
圧安全弁兼水抜栓143、湯を出す為の給湯栓144が
上流側から下流側に渡って配設されている。
【0023】電動水量制御装置15は、アクチュエータ
制御部58により通電制御され、給水管11を通過する
水量、及び熱交換器管12を通過する熱交水量と熱交換
器管12を経ずに出湯管14に到達するバイパス管13
を流れるバイパス水量との割合(熱交水量1一定)を制
御する。給湯栓144は、キッチンや浴室に配される蛇
口から吐出する湯の量を調節する湯栓である。水量セン
サ112は、羽根車式であり、給水管11中を流れる水
量に応じたパルスを送出する。
【0024】能力三段切替え式のガスバーナ2は、燃焼
ハウジング3の内に配され、燃焼ファン4により燃焼用
空気が送り込まれるとともに、ガス管6によりガスが供
給され強制燃焼する。このガス管6には、元電磁弁6
1、ガバナ比例電磁弁62、及び能力切替電磁弁63、
64が配設されている。尚、21は点火電極、22はイ
グナイタ、23は燃焼炎を検知する為のフレームロッ
ド、24は過熱防止用の温度ヒューズ、25は凍結予防
ヒータ14を作動させるための低温感知スイッチであ
る。
【0025】出湯サーミスタ142は出湯温を検出し、
給水サーミスタ113は給水温を検出する為のものであ
る。又、缶体サーミスタ123は、熱交換器121を通
過する水の温度を検知する為に配設されている。
【0026】能力切替電磁弁63、64は、アクチュエ
ータ制御部58により通電制御され、開弁と閉弁との組
み合わせ{63、64が共に開弁、63のみ開弁、64
のみ開弁}により、ガスバーナ2への供給量を三段階に
切り替える。なお、フレームロッド23は能力切替電磁
弁63のみは開弁した場合も、能力切替電磁弁64のみ
が開弁した場合も、燃焼炎を検出できるように、能力切
替電磁弁63に対応したバーナと能力切替電磁弁64に
対応したバーナとにわたって配設されている。
【0027】ガバナ比例電磁弁62は、アクチュエータ
制御部58により通電制御され、通電量に応じた開度を
示し、ガス管6を流れるガス量を連続的に可変する。従
って、能力切替電磁弁63、64とガバナ比例電磁弁6
2とを組み合わせることにより燃焼制御幅を大きく、し
かも細かな制御が可能となる。
【0028】燃焼ハウジング3は、上部に燃焼排ガス3
1を補集して外に排出する排気ダクト32を備えてお
り、排気ダクト32には、必要に応じて図示しない延長
ダクトが接続される。リモコンLは,設定温度変更の指
示を行う押しボタンスイッチ、運転の開始や停止の指示
を行う運転スイッチ71、表示器72、運転ランプ、燃
焼ランプ等を備える。
【0029】マイクロコンピュータを有する制御ユニッ
ト5は、図2に示す様に、ファン電流を検出するファン
電流検出部51と、燃焼ファン4の回転数を検出する回
転数検出部52と、燃焼ファン4をフィードバック制御
するファン制御部53と、点火前に通気路(排気ダクト
32等)の高閉塞{例えば、90%以上の閉塞状態}を
監視する高閉塞監視部54と、給・排気路の閉塞状態を
検出するとともに閉塞状態に対応した回転数の補正値を
算出する補正値算出部55と、閉塞状態に対応して点火
中止、燃焼ファン4の目標回転数の補正、給湯能力(燃
焼能力)の制限等を行う安全運転部56と、熱量算出部
57と、元電磁弁61等を制御するアクチュエータ制御
部58とを具備する。
【0030】ファン電流検出部51は、電流センサ41
の出力に基づいてファン電流を検出する。尚、高閉塞監
視部54が閉塞監視を行う場合、ファン電流の検出は、
0.5秒毎に合計5回実施する。回転数検出部52は、
燃焼ファン4に配した回転数センサ42(ホール素子
等)の出力に基づいてファン回転数を検出する。
【0031】ファン制御部(ファン回転数設定手段を含
む)53は、点火前はプリパージ回転数であるファン所
定回転数(2700rpm)で燃焼ファン4を回転さ
せ、点火時は点火回転数(2250rpm)で燃焼ファ
ン4を回転させ、給湯中は熱量算出部57が算出した必
要燃焼量に応じた、予め設定された目標回転数で回転す
る様に燃焼ファン4を、回転数センサ42の出力に基づ
いてフィードバック制御する。後述する補正値算出部5
5が算出した補正値が1.0以上1.2未満の場合、安
全運転部56は目標回転数に補正値Hを乗算して回転数
を上げる。尚、後述するように、電源投入後の初回給湯
時及び、次回、高閉塞監視部54が動作するときには、
ファン制御部53は、点火開始前のプリパージ回転数で
あるファン所定回転数を、前記所定回転数より大きな3
000rpmとして燃焼ファン4を回転させる。
【0032】高閉塞監視部54は、点火開始前のプリパ
ージ中にファン電流検出部51が、0.5秒毎に合計5
回検出したファン電流の平均値が、閾値(例えば400
mA)以下の場合{例えば、閉塞率では90%以上に相
当}、アクチュエータ制御部58に指示して点火を中止
する。
【0033】補正値算出部55は、給湯中(燃焼中)に
おける燃焼ファン4の正常時の基準ファン電流に対する
検出ファン電流の低下割合に基づき、給・排気路の閉塞
状態を検出するとともに、以下に示す方法により、給・
排気路の閉塞状態に対応した補正値Hを20mS毎に算
出する。従って、本実施例では、補正値算出部55は閉
塞度合を検出する手段を兼ねている。
【0034】図5において、81は閉塞していない場合
のファン回転数−ファン電流特性を示す定常ラインであ
り、82は補正値1.0におけるファン回転数−ファン
電流特性を示し、補正を行うか否かを決める基準値ライ
ンであり、83は補正値1.1におけるファン回転数−
ファン電流特性を示し、給湯能力を制限するか否かを決
める基準値ラインであり、84は補正値1.2における
ファン回転数−ファン電流特性を示し、給湯を停止する
か否かを決める基準値ラインであり、85は補正値を求
めるために実験により決めたファン回転数−ファン電流
特性を示す補助値ラインである。
【0035】又、I1 、I2 は、夫々、補助値ライン8
5、及び基準値ライン82におけるファン電流値、I0
はファン電流検出部51が検出したファン電流値、aは
2−I1 、bはI0 −I1 である。そして、補正値算
出部55は、20mS毎に補正値Hを{(a/b)−
1}×α+1の式により求める。尚、αは1以下の定数
である。
【0036】図6に補正値Hと閉塞率との関係を示す。
安全運転部(回転数補正部)56は、基本的には補正値
算出部55が算出した補正値Hが1.0以上1.1未満
の場合には目標回転数を補正値Hで補正し、1.1以上
1.2未満の場合には目標回転数を補正値Hで補正する
とともに、最大給湯能力(燃焼能力)を14号〜10号
(16号給湯器の場合)に制限し、補正値Hが1.2の
場合が所定時間(90秒)にわたり継続したときには燃
焼の停止を指示する。
【0037】目標回転数を補正値Hで補正して補正され
た目標回転数とする際、図7に示すように、その補正値
Hは補正開始前の状態から単位時間ごとに増加して、所
定時間後に該補正値Hに到達するように変化する。目標
回転数には単位時間(例えば1秒)ごとに補正値Hに向
かって増加する補正値が乗算される。従って、補正値H
が大きいほど補正された目標回転数に補正される時間は
長くなる。そして、補正値Hは1.2を上限値とし、そ
れを越えては変化しない。突風の停止等により補正の必
要がなくなったときには、補正値Hは増加の割合と同じ
割合で単位時間毎に減少する。尚、一挙に、もとの目標
回転数に復帰するようにしてもよい。
【0038】熱量算出部57は、給水サーミスタ113
が検出する検出給水温、及び水量センサ112が検出す
る検出給水量に基づき、出湯サーミスタ142が検出す
る出湯温が設定温度となる必要燃焼量を算出する。
【0039】本実施例の給湯装置Aは、必要燃焼量に基
づいて燃焼ファン4の目標回転数を決定し、燃焼ファン
4の実際の回転数に応じてガバナ比例電磁弁62の通電
量を制御する、所謂、ファン先行型の制御であるため、
アクチュエータ制御部58は、目標回転数が補正されて
いる場合、回転数検出部52が検出した回転数を単位時
間毎に変化する補正値H(目標回転数に乗算されている
補正値)で割ることにより補正を相殺して必要燃焼量と
なる様に、能力切替電磁弁63、64を切り替え、ガバ
ナ比例電磁弁62への通電量を制御する。又、必要に応
じ電動水量制御装置15を制御し、分配比を調節する。
尚、ファン先行型でない場合は、比例電磁弁62への通
電量を補正する必要はない。
【0040】つぎに、給湯装置Aの制御ユニット5の作
動を、図3及び図4に示すフローチャートに基づいて説
明する。
【0041】使用者が運転スイッチ71を押圧操作して
給湯器本体Kを運転状態にし、給湯栓144を開ける。
STEP1で検出水量W≧2.7リットル/分であるか
否かを判別し、検出水量W≧2.7リットル/分の場合
(YES)はSTEP2に進む。
【0042】STEP2において、フラグFが1である
か否か判別し、F=1でない場合(NO)はSTEP3
に進み、フラグF=1の場合(YES)はSTEP4に
進む。尚、前回給湯時に補正値Hが1.1未満(閉塞率
が60%未満相当)であった場合はフラグは0にセット
され、電源投入後の初回運転時や、前回給湯時に補正値
Hが1.1以上(閉塞率が60%以上に相当)であった
場合はフラッグは1にセットされている。電源投入後の
初回運転時は、給湯器は初めての運転であり、未だ閉塞
状態を検出していないため、点火前に高閉塞監視部54
によって閉塞状態を検出することが望ましいので、フラ
ッグは1にセットされる。
【0043】STEP3で、燃焼ファン4が所定の第1
の(プリパージ)回転数(2700rpm)で回転する
様に指示し、STEP7に進む。この場合は、前回の燃
焼では補正値Hが1.1未満(閉塞率が60%未満に相
当)であるので、点火前の閉塞状態監視を省略し、着火
動作のステップ7に進む。
【0044】他方、フラッグが1にセットされていると
きには、電源投入後の初回運転か、あるいは、前回の燃
焼では補正値Hが1.1以上(閉塞率が60%以上に相
当)であるので、ステップ4で燃焼ファン4を前記第1
の所定回転数より大きい所定の第2の(プリパージ)回
転数(3000rpm)で回転する様に指示し、STE
P5で高閉塞監視部54が給・排気路の閉塞状態を検出
する。具体的には、点火開始前にファン電流検出部51
が、0.5秒毎に合計5回検出したファン電流の平均値
と、閾値(例えば400mA;閉塞率90%に相当)と
を比較する。
【0045】STEP6で、平均値≦閾値の場合(YE
S)は、閉塞率90%以上と見なして後述する燃焼ファ
ン4を停止するSTEP20に進む。又、平均値>閾値
の場合(NO)は、閉塞率90%未満と見なしてSTE
P7に進む。
【0046】STEP7で、イグナイタ22を作動状態
にし、電磁弁{元電磁弁61、能力切替電磁弁63、}
を開弁保持し、ガバナ比例電磁弁62を作動(点火開
度)させてガスバーナ2に点火し、STEP8に進む。
尚、この時の燃焼ファン4の回転数は、ガバナ比例電磁
弁62の点火開度に対応した点火回転数(2250rp
m)となる。
【0047】STEP8でフレームロッド23により燃
焼炎の検知を行い、検知された場合(YES)はSTE
P9に進む。STEP9でイグナイタ22を停止し、S
TEP10に進む。
【0048】STEP10で燃焼中の閉塞状態を補正算
出部55により検出し、閉塞状態に応じた燃焼比例制御
を行なう。給水サーミスタ113が検出する検出給水温
と水量センサ112が検出する検出給水量とに基づい
て、熱量算出部57が出湯温が設定温度となる必要燃焼
量を算出する。熱量算出部57が算出した必要燃焼量に
応じた、予め設定された目標回転数で回転する様に燃焼
ファン4を、回転数センサ42の出力に基づいてファン
制御部53がフィードバック制御する。
【0049】回転数検出部52が検出した回転数に基づ
いてアクチュエータ制御部58が燃焼量を逆算し{目標
回転数が補正されている場合は回転数検出部52が検出
した回転数を補正値Hで割る}、該燃焼量が得られる様
に、能力切替電磁弁63、64を切り替え、ガバナ比例
電磁弁62への通電量を制御する。又、必要に応じ電動
水量制御装置15を制御し、分配比を調節する。
【0050】STEP11で、引続き補正算出部55に
より燃焼中の閉塞状態を検出するとともに、閉塞状態に
応じた補正値Hを算出して、STEP12に進む。ST
EP12では、補正値算出部55が算出した補正値が1
以上1.2未満の場合は、安全運転部(回転数補正部)
56は、基本的には目標回転数に補正値Hを乗算して目
標回転数を補正する。
【0051】更に詳細には、図7に示すように、次のよ
うにして目標回転数の補正が行なわれる。補正値算出部
55により、サンプリングタイム(例えば20mS)ご
とに閉塞度合いに応じた補正値Hが算出される。更に、
補正値Hが変化したとき、変化前の状態から単位時間
(例えば1S)ごとに所定の割合で変化後の補正値Hに
到達するように補正値が変化し、単位時間毎に変化する
補正値が目標回転数に乗算されて、所定時間後に目標回
転数が補正値Hで補正された状態になる。従って、補正
値Hの変化が大きくても急激な目標回転数の変化は生じ
ない。
【0052】また、補正値Hは1.2を上限値として制
限し、最大限に目標回転数が補正値Hで補正されても、
供給されていた燃焼用空気量と補正解除の状態(補正値
Hが1.0)における燃焼空気量との差は大きくならな
いようにしている。
【0053】STEP13で、補正値H1.1以上(閉
塞率60%以上に相当)であるか否か判別し、補正値H
1.1以上(閉塞率60%以上に相当)である場合(Y
ES)はSTEP14に進み、補正値H1.1未満(閉
塞率60%未満に相当)である場合(NO)は後述する
STEP22に進む。
【0054】STEP14で、フラグFを1にセット
し、ステップ15に進む。STEP15で、給・排気路
の閉塞状態に応じて給湯能力(燃焼能力)を制御する。
例えば、正常時の最大給湯能力が16号である場合に次
のように能力を制限する。閉塞率60%以上65%未満
で最大給湯能力を14号に制限する。閉塞率65%以上
70%未満で最大給湯能力を12号に制限する。閉塞率
70%以上75%未満で最大給湯能力を11号に制限す
る。閉塞率75%以上80%未満で最大給湯能力を10
号に制限する。
【0055】STEP16で、最大給湯能力が10号未
満になる場合(YES;補正値Hが1.2以上/閉塞率
80%以上に相当)は後述するSTEP23に進み、1
0号以上の場合(NO)はSTEP17に進む。
【0056】STEP17で、検出水量W≦2.3リッ
トル/分であるか否か判別し、W≦2.3リットル/分
の場合(YES)はSTEP17に進み、W>2.3リ
ットル/分の場合(NO)はSTEP10に戻る。
【0057】STEP18で、電磁弁{元電磁弁61、
能力切替電磁弁63、64}を閉弁状態にし、ガバナ比
例電磁弁62を作動停止(最小開度)し、燃焼ファン4
を停止し、STEP19に進む。
【0058】STEP19で給湯栓144が開くまで待
機する。なお、前記STEP20で燃焼ファン4を停止
(点火動作を中止)するときには、STEP21に進
む。
【0059】STEP21で、表示器72に、エラー表
示“90”{給・排気路の閉塞率が90%以上}が表示
される様に指示し、運転を停止する。
【0060】前述のSTEP22では、フラグFを0に
セットし、最大給湯能力を変更せず、STEP17に進
む。
【0061】前述のSTEP23で、補正値Hが1.2
以上(閉塞率80%以上に相当)が90秒継続した場合
にはSTEP24に進み、90秒経過していないときに
はSTEP17に進む。
【0062】STEP24では、電磁弁{元電磁弁6
1、能力切替電磁弁63、64}を閉弁状態にし、ガバ
ナ比例電磁弁62を作動停止(最小開度)し、燃焼ファ
ン4を停止し、STEP25に進む。
【0063】STEP24で、表示器72に、エラー表
示“99”{給・排気路の閉塞率が80%以上}が表示
される様に指示し、運転を停止する。
【0064】前記実施例の装置によれば、給湯中に、補
正値算出部55が算出した補正値Hによる目標回転数の
補正が、所定時間後に補正値Hで目標回転数を補正した
状態となるように、徐々に補正を行なっている(単位時
間毎に一定の割合で変化するようにしている)ので、突
風等により急激に閉塞状態が進行しても燃焼用空気量が
急激には増加しないので、短時間の突風等が解除されて
も燃焼用空気の供給量が大幅に増えることがなく失火を
防止することができる。尚、閉塞状態が発生した直後
は、燃焼用空気が不足し、燃焼状態に多少の影響を及ぼ
す虞があるとしても失火するようなことはない。
【0065】そして、補正値を単位時間ごとに増加する
ようにして所定時間後に算出された補正値Hになるよう
にし、これを目標回転数に単位時間ごとに乗算している
ので大きな補正が行なわれるほど遅くれて補正された目
標回転数に到達するようにしている。これにより、大き
な突風による閉塞状態が進行した場合も、急激には補正
により燃焼用空気量は増加しない。
【0066】また、補正値Hも所定値を越えないように
制限しているので、突風等により閉塞状態が大きく進行
しても、補正による燃焼用空気量の増加は制限され、突
風等が解除されて閉塞状態が解除された状態に戻っても
燃焼用空気量の変動は燃焼に影響を与えない幅に抑える
ことができる。
【0067】更に、閉塞状態が一時的なものでなく、継
続的なものの場合には、その閉塞度合いに応じて求めら
れる燃焼用空気量が得られるように、補正値が所定値を
越えないように制限されながら目標回転数が補正され、
このような制限された補正がが所定時間にわたり継続し
たときには燃焼は停止するので、継続的な過度の閉塞状
態にも適切に対応できる。
【0068】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.上記実施例では、設定温度が可変できるものを示し
たが、固定(例えば、60℃、75℃)であっても良
い。 b.バイパス管が無い給湯装置や、元止式の給湯装置に
採用しても良い。 c.上記実施例では、燃焼器として給湯装置を示した
が、温風暖房機等に本発明を適用してもよい。 d.上記実施例では、補正値に基づいて閉塞度合いを検
出するようにしたが、ファン電流の低下割合に基づいて
直接閉塞度合いを検出するようにしても良い。また、フ
ァンの電流値を一定に保ち、回転数の変化により閉塞度
合いを検出するようにしても良い。 e.上記実施例では、高閉塞監視部54が閉塞監視を行
う場合、0.5秒毎に合計5回、ファン電流を検出する
ものを示したが、回数及び時間は適宜変更可能である。
また、高閉塞監視部54においても、燃焼中と同様に、
補正値算出部55により閉塞度合いを検出するようにし
ても良い。 f.燃焼ファンを排気通路側に設けたものに本発明を適
用しても良い。 g.上記実施例では、高閉塞監視部54による閉塞監視
をプリパージ中に行うものを示したが、プリパージとは
別途行うようにしても良い。 h.上記実施例では、ファン先行型を示したが、比例電
磁弁の電流に基づいて燃焼ファンの回転数を決定する比
例弁先行型や、目標燃焼量に応じて比例弁及び燃焼ファ
ンを制御する並列型であっても良い。
【0069】
【発明の効果】本発明の第1の態様によれば、突風等に
より、閉塞度合いが進行しても、閉塞度合いに対応する
燃焼ファンの回転数は急激には変化しないので、突風等
による閉塞状態が短時間のうちに解除されたときは、必
要燃焼量に対する燃焼用空気量が過剰となることを抑制
することができて、失火を防止することができる。
【0070】また、本発明の第2の態様によれば、突風
等による一時的な閉塞度合いが大きな場合も、これに伴
う燃焼用空気量の補正量が制限されているので、突風等
による閉塞状態が解除されたときに、必要燃焼量に対す
る燃焼用空気量が過剰となることを抑制することができ
て、失火を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る給湯装置の概略図であ
る。
【図2】その給湯器装置の制御ユニット近傍のブロック
図である。
【図3】その給湯装置の作動を説明するフローチャート
である。
【図4】その給湯装置の作動を説明するフローチャート
である。
【図5】燃焼ファンの回転数−ファン電流特性を示すグ
ラフである。
【図6】閉塞率−補正値の関係を示すグラフである。
【図7】補正値の時間的変化を示すグラフである。
【符号の説明】
A 給湯装置(燃焼器) 1 熱交水路 2 ガスバーナ 3 燃焼ハウジング 4 燃焼ファン 32 排気ダクト 51 ファン電流検出部(ファン電流検出手段) 52 回転数検出部(回転数検出手段) 53 ファン制御部(ファン制御手段、回転数設定手
段) 54 高閉塞監視部(高閉塞監視手段) 55 補正値算出部(閉塞度合検出手段、補正値算出手
段) 56 安全運転部(安全運転手段、回転数補正手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−186113(JP,A) 特開 平5−312317(JP,A) 特開 平7−190343(JP,A) 特開 平8−75161(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 5/24 104 F23N 1/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーナを収容する燃焼室と、該燃焼室に連
    通する給・排気路と、前記バーナに燃焼用空気を供給す
    る燃焼ファンと、該燃焼室に連通する給・排気路の閉塞
    度合いを検出する閉塞度合検出手段と、バーナの必要燃
    焼量に対応した目標燃焼用空気量が得られる目標回転数
    を設定する回転数設定手段と、前記閉塞度合検出手段の
    検出する閉塞度合いに応じて目標燃焼用空気量が得られ
    るように前記燃焼ファンの目標回転数を補正する回転数
    補正手段とを備えた燃焼装置において、 前記閉塞度合検出手段の検出する閉塞度合いに対応した
    目標回転数の補正値を算出する補正値算出手段を備え、
    前記回転数補正手段は補正値算出手段により得られた補
    正値により目標回転数を補正する際、補正された目標回
    転数に徐々になるように目標回転数を補正することを特
    徴とする燃焼装置。
  2. 【請求項2】前記補正値は補正開始前の状態から徐々に
    増加して所定時間後に該補正値に到達するように変化
    し、各単位時間ごとの補正値が目標回転数に乗算される
    ことを特徴とする請求項1記載の燃焼装置。
  3. 【請求項3】バーナを収容する燃焼室と、該燃焼室に連
    通する給・排気路と、前記バーナに燃焼用空気を供給す
    る燃焼ファンと、該燃焼室に連通する給・排気路の閉塞
    度合いを検出する閉塞度合検出手段と、バーナの必要燃
    焼量に対応した目標燃焼用空気量が得られる目標回転数
    を設定する回転数設定手段と、前記閉塞度合検出手段の
    検出する閉塞度合いに応じて目標燃焼用空気量が得られ
    るように前記燃焼ファンの目標回転数を補正する回転数
    補正手段とを備えた燃焼装置において、 前記閉塞度合検出手段の検出する閉塞度合いに対応した
    目標回転数の補正値を算出する補正値算出手段を備え、
    前記回転数補正手段は補正値算出手段により得られた補
    正値により目標回転数を補正する際、補正値の上限を所
    定値に制限して目標回転数を補正することを特徴とする
    燃焼装置。
  4. 【請求項4】前記補正値は目標回転数に乗算され、該補
    正値の上限値が定められていることを特徴とする請求項
    3記載の燃焼装置。
  5. 【請求項5】前記補正値が所定値を越えて該所定値で目
    標回転数が補正された時間が所定時間にわたり継続した
    ときには、燃焼を停止する安全運転手段を備えることを
    特徴とする請求項3記載の燃焼装置。
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JP2011021873A (ja) * 2009-06-18 2011-02-03 Rinnai Corp 1缶式複合熱源機
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