JP3038112B2 - 石油燃焼器の気密油タンク - Google Patents

石油燃焼器の気密油タンク

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JP3038112B2
JP3038112B2 JP6075591A JP7559194A JP3038112B2 JP 3038112 B2 JP3038112 B2 JP 3038112B2 JP 6075591 A JP6075591 A JP 6075591A JP 7559194 A JP7559194 A JP 7559194A JP 3038112 B2 JP3038112 B2 JP 3038112B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タンク本体の天面若し
くは底面に給油口口金を設けると共に、底面若しくは天
面に把手を設け、該把手を持って上記給油口口金を下に
して石油燃焼器のタンク収納部に収納する石油燃焼器の
気密油タンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の石油燃焼器の気密油タンクの一例
を図6及び図7と共に説明すると、石油燃焼器本体11
に気密油タンクを収納するタンク収納部12を設け、該
タンク収納部12の上部に気密油タンクを出し入れする
ための開口13を設け、該開口13を開閉する蓋14を
設け、該蓋14を開成し該開口13から気密油タンクを
上記タンク収納部12へ収納して気密油タンクを石油燃
焼器本体11に取り付け、該気密油タンク内の石油を石
油燃焼器に供給し、この供給された石油を燃焼部(図示
せず)で燃焼し、上記石油燃焼器本体11の前面に設け
られた温風吹出口15から温風を送風して暖房を行って
いた。
【0003】そして、上記気密油タンクは、タンク本体
16の天面(若しくは底面)に上記石油ストーブに石油
を供給するための給油口口金17を設け、タンク本体1
6の底面(若しくは天面)に把手18を設けていた。
【0004】上記ような石油燃焼器の気密油タンクは、
まず、石油燃焼器本体11の蓋14を開成しタンク本体
16の把手18を持って気密油タンクを石油燃焼器本体
11のタンク収納部12から取出し、その後、把手18
を持ったまま気密油タンクの天地を逆にして給油口口金
17を上にした状態で水平面上に載置し、該給油口口金
17を開け油タンク19から石油を給油ポンプ20によ
り気密油タンクに給油していた。そして、給油完了した
気密油タンクは、再び天地を逆にして把手18を持ち給
油口口金17を下にして石油燃焼器本体11のタンク収
納部12に収納して取り付けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の石油燃焼器の気
密油タンクであれば、空量時には気密油タンクの重量の
みであるので約1Kg程度であり、給油するために気密
油タンクの天地を逆にすることは女性や高齢者であって
も比較的容易に行うことができるが、給油後の気密油タ
ンクを石油燃焼器に取り付けるときには、気密油タンク
の容量が4〜5l程度のものが多いため、石油の重量と
気密油タンクの重量とを合わせた約5〜6Kgとなり、
気密油タンクを一旦両手で持ち上げ、それから気密油タ
ンクの天地を逆にして把手を持つという手順が特に女性
や高齢者にとって困難になり、気密油タンクの天地を逆
にする作業のときに気密油タンクを落してしまい気密油
タンクが損傷する虞れがあった。
【0006】本発明の石油燃焼器の気密油タンクは上記
の問題に鑑みなされたものであり、気密油タンクの給油
時の該気密油タンクの天地を逆にする作業を簡単に行う
ことができるようにしたことを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の石油燃焼器の気密油タンクは、タンク本
体の天面若しくは底面に給油口口金を設けると共に、底
面若しくは天面に把手を設け、該把手を持って上記給油
口口金を下にして石油燃焼器のタンク収納部に収納する
石油燃焼器の気密油タンクにおいて、上記タンク本体の
給油口口金に近い位置に、当該タンク本体を持ち上げた
ときの該タンク本体の角度が、該給油口口金を上にして
該タンク本体を水平面上に載置して該タンク本体を徐々
に傾け該タンク本体が転倒する角度よりも小さい角度に
設定した給油口口金側把手を設けている。
【0008】また、上記把手及び給油口口金側把手を夫
々回動自在に設け、該把手と給油口口金側把手とを互い
に向かう合う方向で上記タンク本体に接するように付勢
する付勢手段を設けている。
【0009】
【作用】上記構成の石油燃焼器の気密油タンクは、石油
燃焼器から気密油タンクを取り出して給油口口金側把手
を持って床上に置くときに、気密油タンクを下ろしてそ
のまま給油口口金側把手から手を放しても、給油口口金
側把手を持ったときの気密油タンクの傾斜角度が気密油
タンクが転倒する角度より小さいため、気密油タンクが
転倒することがない。そして、床上に置いた気密油タン
クを給油口口金側把手を持って持ち上げたときには、気
密油タンクが傾くため給油口口金と反対側に設けられた
把手を容易に持つことができ、気密油タンクの天地を逆
にする作業が簡単に行える。
【0010】また、気密油タンクの把手と給油口口金側
把手とが互いに向かい合うように付勢手段により付勢さ
れているので、気密油タンクの天地を逆にするときに一
方の手で把手(若しくは給油口口金側把手)を持ってか
ら他方の手で給油口口金側把手(若しくは把手)を持つ
作業が極めて容易に行える。
【0011】
【実施例】本発明の石油燃焼器の気密油タンクの一実施
例を図1乃至図5と共に説明する。図1は石油燃焼器の
気密油タンクを持ち上げた状態を示す側面図、図2は気
密油タンクの傾斜時の状態を示す側面図、図3は気密油
タンクの給油口口金側把手を示す拡大正面図、図4は給
油口口金側把手を示す拡大側面図、図5は気密油タンク
の天地を逆にする時の手順を示す説明図であり、(a)
は給油口口金側把手を持って次に把手を持った時を示し
たものであり、(b)は給油口口金側把手及び把手の両
方を持った時を示したものであり、(c)は給油口口金
側把手を離して把手のみを持ったときを示すものであ
る。
【0012】本発明の石油燃焼器の気密油タンクは、石
油燃焼器本体に設けられたタンク収納部に着脱自在に収
納されるもので、タンク本体1を略直方体に形成し、該
タンク本体1の天面(底面)に石油燃焼器のタンク収納
部に収納したときに石油燃焼器に石油を給油すると共に
気密油タンク内に石油を給油するための給油口口金2を
設け、該タンク本体1の天面(底面)の反対側の底面
(天面)に把手3を設けている。
【0013】そして、上記タンク本体1の給油口口金2
の近くの位置に給油口口金側把手4を設けている。該給
油口口金側把手4は、該給油口口金側把手4を持って気
密油タンクを持ち上げたときに当該気密油タンクの傾斜
角度が、図2に示すように気密油タンクを水平面上(床
上)に置いて該タンク本体1を徐々に傾け該タンク本体
1が転倒する角度αよりも小さな傾斜角度βになるよう
にタンク本体1の給油口口金2の近くに設けられてい
る。
【0014】上記気密油タンクのタンク本体1はその給
油口口金2を設けた面に近接する側面を傾斜させて該給
油口口金2を設けた方の横幅を上記把手3を設けた方の
横幅よりも小さくすることにより、上記給油口口金側把
手4を持って気密油タンクを持ち上げたときの重心を低
くし、気密油タンクの持ち運び時の安定性を向上させて
いる。上記把手3は、上記タンク本体1に接するように
付勢されている。
【0015】上記給油口口金側把手4は、図3及び図4
に示すようにタンク本体1に給油口口金側把手4の軸部
5を挿入可能に取付金具6を取り付け、該取付金具6に
上記軸部5を挿入して回動自在に設けられている。該取
付金具6は図3に示すように上記軸部5を挿入する端部
に傾斜を設けており、給油口口金側把手4を持って気密
油タンクを持ち上げるときに給油口口金側把手4が約1
/4回転するまでは、取付金具6の傾斜部分に給油口口
金側把手4が当接するため、該給油口口金側把手4の横
方向への開きを押さえようとする力が弾性力として給油
口口金側把手4自体に加わり、給油口口金側把手4はタ
ンク本体1に接する方向に付勢される。そして、給油口
口金側把手4が約1/4以上回転すると取付金具6の直
線部分に当接するため、給油口口金側把手4にはタンク
本体1側へ接する方向へ付勢する力が加わらず、給油口
口金側把手4は持ち上げられた位置で保持される。
【0016】そして、上記把手3と給油口口金側把手4
とはタンク本体1に接しているときは互いに向かい合う
ように設けられている。また、上記把手3を上記把手4
と同様に持ち上げた状態で保持されるように設けてもよ
い。
【0017】上記構成の気密油タンクの給油時(持ち運
び時)の手順を説明すると、まず、給油時に石油燃焼器
から取り出すときは、把手3を持って石油燃焼器のタン
ク収納部より持ち上げ、該把手3を持ったまま給油口口
金側把手4を持ち、その後把手3を離して給油口口金側
把手4を持って気密油タンクを給油場所まで持ち運び、
給油口口金2を開けて給油を行う。このとき、給油口口
金側把手4は持ち上げられた状態で保持されている。こ
の給油口口金側把手4が付勢力によりタンク本体1に接
する方向に戻っても、この給油口口金側把手4の付勢力
は気密油タンクが転倒する方向と反対に加わるので、こ
の付勢力の反作用により気密油タンクが転倒することは
ない。
【0018】そして、給油後、気密油タンクを石油燃焼
器の収納部へ収納する時は、持ち上げられた状態を保持
した給油口口金側把手4を持って気密油タンクを持ち上
げると、気密油タンクは傾斜角度βだけ傾斜するので、
把手3を容易に持つことができるようになる。該把手3
を持って上記給油口口金側把手4を離して該把手3だけ
を持ち、気密油タンクを石油燃焼器の収納部に収納す
る。
【0019】
【発明の効果】本発明の石油燃焼器の気密油タンクは上
記のような構成であるから、石油燃焼器から気密油タン
クを取り出して給油口口金側把手を持って床上に置くと
きに、気密油タンクを下ろしてそのまま給油口口金側把
手から手を放しても、給油口口金側把手を持ったときの
気密油タンクの傾斜角度が気密油タンクが転倒する角度
より小さいため、気密油タンクが転倒することがなく、
しかも、床上に置いた気密油タンクを給油口口金側把手
を持って持ち上げたときには、気密油タンクが傾くため
給油口口金と反対側に設けられた把手を容易に持つこと
ができ、気密油タンクの天地を逆にする作業を女性や高
齢者であっても簡単に行うことができ、気密油タンクの
天地を逆にする作業中に誤って気密油タンクを落とすこ
とがなく、気密油タンクが損傷するのを確実に防止する
ことができる。
【0020】また、気密油タンクの把手と給油口口金側
把手とが互いに向かい合うように付勢手段により付勢さ
れているので、気密油タンクの天地を逆にするときに一
方の手で把手(若しくは給油口口金側把手)を持ってか
ら他方の手で給油口口金側把手(若しくは把手)を持つ
作業を極めて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の石油燃焼器の気密油タンクを持ち上げ
た状態を示す側面図である。
【図2】本発明の気密油タンクの傾斜時の示す側面図で
ある。
【図3】本発明の気密油タンクの給油口口金側把手の拡
大正面図である。
【図4】本発明の気密油タンクの給油口口金側把手の拡
大側面図である。
【図5】本発明の気密油タンクの天地を逆にする時の手
順を示す説明図であり、(a)は給油口口金側把手を持
って次に把手を持った時を示したものであり、(b)は
給油口口金側把手及び把手の両方を持った時を示したも
のであり、(c)は給油口口金側把手を離して把手のみ
を持ったときを示すものである。
【図6】従来の気密油タンクの石油燃焼器からの取り出
し時を示す側面図である。
【図7】従来の気密油タンクの給油時を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 タンク本体 2 給油口口金 3 把手 4 給油口口金側把手 5 軸部 6 取付金具

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク本体の天面若しくは底面に給油口
    口金を設けると共に、底面若しくは天面に把手を設け、
    該把手を持って上記給油口口金を下にして石油燃焼器の
    タンク収納部に収納する石油燃焼器の気密油タンクにお
    いて、 上記タンク本体の給油口口金に近い位置に、当該タンク
    本体を持ち上げたときの該タンク本体の角度を該給油口
    口金を上にして該タンク本体を水平面上に載置して該タ
    ンク本体を徐々に傾け該タンク本体が転倒する角度より
    も小さい角度となるように給油口口金側把手を設けて、
    上記把手及び上記給油口口金側把手を夫々回転自在に設
    け、上記把手と該給油口口金側把手とを互いに向かい合
    う方向で上記タンク本体に接するように付勢する付勢手
    段を設けたことを特徴とする石油燃焼器の気密油タン
    ク。
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