JP3041004U - 水耕栽培用植生ベッド - Google Patents

水耕栽培用植生ベッド

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JP3041004U
JP3041004U JP1997001172U JP117297U JP3041004U JP 3041004 U JP3041004 U JP 3041004U JP 1997001172 U JP1997001172 U JP 1997001172U JP 117297 U JP117297 U JP 117297U JP 3041004 U JP3041004 U JP 3041004U
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JP
Japan
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vegetation
bed
vegetation bed
palm
hydroponic cultivation
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Application number
JP1997001172U
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English (en)
Inventor
信太郎 藤田
Original Assignee
株式会社和光社
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    • Y02P60/216—

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  • Hydroponics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 水切れがよく、果実の成長を促進でき、しか
も環境問題にも対処できる水耕栽培用植生ベッドを提供
すること。 【解決手段】 パーム繊維の積層板を、圧縮加工して植
生に適する20〜100mmの厚さにしたものからな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、トマト,イチゴ,メロン,パパイヤ,マンゴなどの水耕栽培用装置 に用いられる植生ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビニルハウス内で水耕栽培用として育成されるトマト,イチゴ,メロン ,マンゴ,パパイヤなどの栽培物は、長手方向に延びる水耕栽培用樋に、育苗ポ ットを直接収容させ、これに栽培物の苗を定植し、養液を循環供給して育成させ る方法が一般的である。 これに用いられる育苗ポットとしては、従来、保水性のよいロックウール製の ものが主として使用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ロックウールは水分の保水性には優れている反面、水切れが悪 いため、水切れを良くし、糖度を上げて育成させるようなトマトなどの場合は、 甘みが不足するという難点があった。 また、栽培収穫後にベッドを更新する場合、使用済みのロックウールの処分が 困難で、粉砕する際に粉塵を伴い、しかも焼却不可能であるので、近年、特に重 要視されている環境問題に悪影響を与えるという不利があった。
【0004】 本考案は、上記した従来の問題点を解決するものであり、水切れがよく、果実 の成長を促進でき、しかも環境問題にも対処できる水耕栽培用植生ベッドの提供 を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、上記課題を解決するために種々検討を重ねた結果、従来、水耕栽 培用樋上のベッド材として用いられていたロックウールに代えて、パーム繊維の 積層板を所定の厚さに圧縮加工した材料を用いることにより、実用上極めて望ま しい水耕栽培用植生ベッドを見いだし、本考案を完成させた。 すなわち、本考案は、パーム繊維の積層板を、圧縮加工して植生に適する20 〜100mmの厚さにしたものからなることを特徴としている。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の水耕栽培用植生ベッドについて、添付図面に基づいて詳細に説 明する。 図1は、本考案に用いられる水耕栽培用装置の一例を示す斜視図、図2は、本 考案に用いられる水耕栽培用装置の一例を示す正面図及び部分側面図である。 この図に示すように、水耕栽培用装置1は、水耕栽培用樋2と植生ベッド3と 育苗ポット4とから主に構成されている。
【0007】 本考案の植生ベッド3は、長手方向に延びる水耕栽培用樋2に敷き詰められる もので、上面に育苗ポット4が配置されている。この植生ベッド3は、パーム繊 維の積層板であって、そのパーム繊維は、通常、天然のパーム繊維を、ロープよ り解毛して繊維状に戻し、パーム配列枠にかけて、ベルトコンベア上に繊維を並 べ、ニードルパンチングをして、両面に天然ゴムの接着剤をスプレー加工し、乾 燥炉で乾燥させ、加硫缶にて加硫させた後に所望の寸法に裁断加工して得たもの である。このようにして得られたパーム繊維の原板は、その6枚〜10枚程度を はり合わせて、マット、敷物、建材等として広く利用されている。
【0008】 本考案では、この原板を植生ベッドとして利用するものであって、圧縮加工し たときの植生ベッドの厚さが重要であり、圧縮加工前の厚さ40mm〜200m mの範囲に対し、圧縮加工後の厚さは、20〜100mm、好ましくは30〜5 0mmの範囲である。この圧縮加工後の厚さが20mmより薄くなると、パーム 繊維の栄養分を果実に満たすように供給することができず、また100mmより 厚くなると、水切れが悪くなり、根の成長を止めて果実の甘みを増すことができ ない。 例えば、パーム繊維の積層板を圧縮加工して厚さ30mmの植生ベッドとする には、パーム繊維の原板6枚をはり合わせて厚さ60mmとし、これを圧縮加工 した後に、加硫缶にて加硫させればよい。
【0009】 本考案の植生ベッドは、天然素材からなるため、供給される養液によって徐々 にパームを構成している物質が微生物により分解され、特にトマトなどの繊維質 を増す役目もするので、その茎や葉を強くしっかりとさせることができる。
【0010】 このような植生ベッドを用いて水耕栽培を行うには、図1に示すように、樋2 上に本考案の植生ベッド3を敷き詰め、さらにその上面に育苗ポット4を載置さ せ、これに果実7の苗を定植し、注入パイプ5の噴射口6から養液を供給する。 供給された養液は、育苗ポット4を通過し、植生ベッドを経由して、余分な養液 は、地下養液タンク8に排出される。 なお、使用される育苗ポットは、ロックウールまたは植生ベッドと同種の材料 であってもよいし、棒状に連続であってもよい。また、直接ベッドに種を蒔くこ ともよい。
【0011】 供給される養液は、通常知られた二種類の培養液を用いればよく、水分は原則 として雨水もしくは地下水を利用し、水質分析後、分析結果に応じて養液をブレ ンドするものとする。 この養液濃度は、通常、雨水を上記のように水質分析後、その水質に適した養 液を用意するものとする。このときの濃度は、pHで5.5〜7.0の範囲内に 設定されていればよい。 また、通常このような水耕栽培は、ビニルハウス内で行われるが、このハウス 内の室温は、20〜25℃程度であり、夏場は20〜35℃の範囲に設定されて いればよく、特に通気性を有するのがよい。
【0012】
【考案の効果】
本考案の植生ベッドによれば、水耕栽培用樋に圧縮加工されたパーム繊維の積 層板を敷き詰めることによって、パーム繊維の持つ繊維質及び養分を果実に供給 することができ、果実の成長の促進を図り、しかもロックウールに代えて使用で きるので、近年重要視されている環境問題にも対処した植生ベッドを提供するこ とができる。
【提出日】平成9年3月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 本考案の植生ベッド3は、長手方向に延びる水耕栽培用樋2に敷き詰められる もので、上面に育苗ポット4が配置されている。この植生ベッド3は、パーム繊 維の積層板であって、そのパーム繊維は、通常、天然のパーム繊維を、ロープよ り解毛して繊維状に戻し、パーム配列機にかけて、ベルトコンベア上に繊維を並 べ、ニードルパンチングをして、両面に天然ゴムの接着剤をスプレー加工し、乾 燥炉で乾燥させ、加硫缶にて加硫させた後に所望の寸法に裁断加工して得たもの である。このようにして得られたパーム繊維の原板は、その6枚〜10枚程度を はり合わせて、マット、敷物、建材等として広く利用されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案に用いられる水耕栽培用装置の
一例を示す斜視図である。
【図2】図2は、本考案に用いられる水耕栽培用装置の
一例を示し、(a)はその正面図、(b)はその部分側
面図である。
【符号の説明】
1…水耕栽培用装置 2…水耕栽培用樋 3…植生ベッド 4…育苗ポットあるいは連続棒状ポット 5…注水パイプ 6…噴射口 7…果実 8…地下養液タンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーム繊維の積層板を、圧縮加工して植
    生に適する20〜100mmの厚さにしたものからなる
    ことを特徴とする水耕栽培用植生ベッド。
JP1997001172U 1997-02-28 1997-02-28 水耕栽培用植生ベッド Expired - Lifetime JP3041004U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016123304A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 井関農機株式会社 栽培施設
JP2023064486A (ja) * 2021-10-26 2023-05-11 アグリガスコム株式会社 果樹の栽培装置および果実の収穫方法

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