JP3044822B2 - 力率制御装置 - Google Patents
力率制御装置Info
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- JP3044822B2 JP3044822B2 JP3117748A JP11774891A JP3044822B2 JP 3044822 B2 JP3044822 B2 JP 3044822B2 JP 3117748 A JP3117748 A JP 3117748A JP 11774891 A JP11774891 A JP 11774891A JP 3044822 B2 JP3044822 B2 JP 3044822B2
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E40/30—Reactive power compensation
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電力系統における無効
電力を検出し、この無効電力が所定の設定値以上の大き
さの遅れ無効電力となったとき進相コンデンサを前記電
力系統に投入し、前記無効電力が所定の設定値以上の進
み無効電力または所定の設定値以下の遅れ無効電力とな
ったとき進相コンデンサを遮断することにより、負荷力
率の改善を図る力率制御装置に関する。
電力を検出し、この無効電力が所定の設定値以上の大き
さの遅れ無効電力となったとき進相コンデンサを前記電
力系統に投入し、前記無効電力が所定の設定値以上の進
み無効電力または所定の設定値以下の遅れ無効電力とな
ったとき進相コンデンサを遮断することにより、負荷力
率の改善を図る力率制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の力率制御装置のブロック
図を図2に示す。図2において、1は電力系統の三相交
流 (R相、S相、T相) における一相、この場合にはR
相に流れる電流が変流器CTを介して入力され、他の二
相、この場合にはS,T相間の電圧が変成器PTを介し
て入力され、この電流を電圧に基づいて無効電力をその
無効電力の値に比例した直流電圧に変換して出力電圧V
OU T として出力する無効電力電圧変換回路、2は設定さ
れた進相コンデンサを投入する必要のある遅れ無効電力
の判定レベル、設定された進相コンデンサを遮断する必
要のある進み無効電力の判定レベルや遅延時間などの動
作条件を設定する動作条件設定回路、3は動作条件設定
回路2で設定された進相コンデンサの投入,遮断の判定
レベルと無効電力電圧変換回路1の出力電圧VOUT とを
比較して電力系統の無効電力が進相コンデンサを投入ま
たは遮断するレベルに達しているか否かを判別する投入
・遮断判別回路、4は例えば負荷として電動機が用いら
れる場合に電動機の始動電流のような短時間の負荷変動
に対しては進相コンデンサの投入, 遮断が繰り返される
ことを防止するため、動作条件設定回路2で設定された
遅延時間の間無効電力が継続して進相コンデンサの投入
の判定レベルを遅れ側に超えないと出力を発しないよう
にした遅延時間回路、5は遅延時間回路4の出力に基づ
いて進相コンデンサのオンオフを制御するオンオフ制御
回路、6はオンオフ制御回路5の出力信号により進相コ
ンデンサを投入, 遮断させる接点信号C1〜C4を出力する
不図示のリレーを有する出力回路である。
図を図2に示す。図2において、1は電力系統の三相交
流 (R相、S相、T相) における一相、この場合にはR
相に流れる電流が変流器CTを介して入力され、他の二
相、この場合にはS,T相間の電圧が変成器PTを介し
て入力され、この電流を電圧に基づいて無効電力をその
無効電力の値に比例した直流電圧に変換して出力電圧V
OU T として出力する無効電力電圧変換回路、2は設定さ
れた進相コンデンサを投入する必要のある遅れ無効電力
の判定レベル、設定された進相コンデンサを遮断する必
要のある進み無効電力の判定レベルや遅延時間などの動
作条件を設定する動作条件設定回路、3は動作条件設定
回路2で設定された進相コンデンサの投入,遮断の判定
レベルと無効電力電圧変換回路1の出力電圧VOUT とを
比較して電力系統の無効電力が進相コンデンサを投入ま
たは遮断するレベルに達しているか否かを判別する投入
・遮断判別回路、4は例えば負荷として電動機が用いら
れる場合に電動機の始動電流のような短時間の負荷変動
に対しては進相コンデンサの投入, 遮断が繰り返される
ことを防止するため、動作条件設定回路2で設定された
遅延時間の間無効電力が継続して進相コンデンサの投入
の判定レベルを遅れ側に超えないと出力を発しないよう
にした遅延時間回路、5は遅延時間回路4の出力に基づ
いて進相コンデンサのオンオフを制御するオンオフ制御
回路、6はオンオフ制御回路5の出力信号により進相コ
ンデンサを投入, 遮断させる接点信号C1〜C4を出力する
不図示のリレーを有する出力回路である。
【0003】図2に示す力率制御装置は、投入・遮断判
別回路3において無効電力電圧変換回路1の出力電圧V
OUT が進相コンデンサの投入の判定レベルを超えたと判
別されると、その判別出力は遅延時間回路4で一定時間
(例えば10分間) 遅延された後、オンオフ制御回路5
へ入力される。これによりオンオフ制御回路5は所定の
順序に従って出力回路6を駆動してオンの接点信号C1〜
C4を出力して進相コンデンサを投入する。前記投入・遮
断判別回路3において無効電力電圧変換回路1の出力電
圧VOUTが進相コンデンサの遮断の判別レベルを超えた
と判別されると、その出力は遅延時間回路4を介して一
定時間の経過後オンオフ制御回路5が動作し、出力回路
6を駆動してオフの接点信号C1〜C4を出力して進相コン
デンサを遮断する。
別回路3において無効電力電圧変換回路1の出力電圧V
OUT が進相コンデンサの投入の判定レベルを超えたと判
別されると、その判別出力は遅延時間回路4で一定時間
(例えば10分間) 遅延された後、オンオフ制御回路5
へ入力される。これによりオンオフ制御回路5は所定の
順序に従って出力回路6を駆動してオンの接点信号C1〜
C4を出力して進相コンデンサを投入する。前記投入・遮
断判別回路3において無効電力電圧変換回路1の出力電
圧VOUTが進相コンデンサの遮断の判別レベルを超えた
と判別されると、その出力は遅延時間回路4を介して一
定時間の経過後オンオフ制御回路5が動作し、出力回路
6を駆動してオフの接点信号C1〜C4を出力して進相コン
デンサを遮断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図2に示すように無効
電力電圧変換回路1の1番端子と2番端子に変流器CT
の二次側端子kと端子lが接続され、無効電力電圧変換
回路1の3番端子と4番端子に変成器PTの二次側の端
子uと端子vが接続ささていると、三相交流のR相に流
れる電流IR とS相とT相の相電圧VSTのベクトル関係
は図3に示す実線で表わされるようになる。図3におい
て、IR1は力率100%の場合の電流を示す。
電力電圧変換回路1の1番端子と2番端子に変流器CT
の二次側端子kと端子lが接続され、無効電力電圧変換
回路1の3番端子と4番端子に変成器PTの二次側の端
子uと端子vが接続ささていると、三相交流のR相に流
れる電流IR とS相とT相の相電圧VSTのベクトル関係
は図3に示す実線で表わされるようになる。図3におい
て、IR1は力率100%の場合の電流を示す。
【0005】この場合に無効電力の検出原理は単相電力
計の原理を用いて次のように表わされる。すなわち、遅
れ力率時の無効電力をq1 とすると、この無効電力q1
は次式(1) となる。
計の原理を用いて次のように表わされる。すなわち、遅
れ力率時の無効電力をq1 とすると、この無効電力q1
は次式(1) となる。
【0006】
【数1】
【0007】三相交流における力率角は相電圧VR に対
する角度であるからθ1 である。従って、検出される遅
れ無効電力Q1 は三相換算して次式(2) となる。
する角度であるからθ1 である。従って、検出される遅
れ無効電力Q1 は三相換算して次式(2) となる。
【0008】
【数2】
【0009】前述した遅れ無効電力と同様に進み力率時
における進み無効電力Q2 も次式(3) により検出され
る。
における進み無効電力Q2 も次式(3) により検出され
る。
【0010】
【数3】
【0011】従って、無効電力電圧変換回路1の出力電
圧VOUT は、前述した式(2)(3)で表わされる無効電力の
値に比例した直流電圧として、図4の実線で示すような
特性となる。今、図2において仮に変成器PTの二次側
の端子u, vと無効電力電圧変換回路1の3番端子と4
番端子との接続が点線で示すように逆極性となると、無
効電力電圧変換回路1には図3に点線で示すような電圧
VSTが入力される。このとき、無効電力Q1 , Q2 は電
圧VSTとR相の電流IR1またはIR2との関係となること
から、遅れ無効電力Q1 は次式(4) のようになる。
圧VOUT は、前述した式(2)(3)で表わされる無効電力の
値に比例した直流電圧として、図4の実線で示すような
特性となる。今、図2において仮に変成器PTの二次側
の端子u, vと無効電力電圧変換回路1の3番端子と4
番端子との接続が点線で示すように逆極性となると、無
効電力電圧変換回路1には図3に点線で示すような電圧
VSTが入力される。このとき、無効電力Q1 , Q2 は電
圧VSTとR相の電流IR1またはIR2との関係となること
から、遅れ無効電力Q1 は次式(4) のようになる。
【0012】
【数4】
【0013】また、進み無効電力Q2 は次式(5) のよう
になる。
になる。
【0014】
【数5】
【0015】すなわち、変成器PTの二次側の端子u,
vと無効電力電圧変換回路1の3番端子と4番端子との
接続が逆極性となると、無効電力電圧変換回路1の出力
電圧VOUT の極性の正・負により遅れ・進みを判別して
いたものが反対の関係となる。この場合の無効電力電圧
変換回路1の出力電圧VOUT の特性は図4に点線で示す
ようになる。これと同様なことが変流器CTの二次側端
子k, lと無効電力電圧変換回路1の1番端子と2番端
子との接続が逆になった場合にも言える。
vと無効電力電圧変換回路1の3番端子と4番端子との
接続が逆極性となると、無効電力電圧変換回路1の出力
電圧VOUT の極性の正・負により遅れ・進みを判別して
いたものが反対の関係となる。この場合の無効電力電圧
変換回路1の出力電圧VOUT の特性は図4に点線で示す
ようになる。これと同様なことが変流器CTの二次側端
子k, lと無効電力電圧変換回路1の1番端子と2番端
子との接続が逆になった場合にも言える。
【0016】前述したように図2に示す従来装置におい
ては、変流器CTまたは変成器PTのいずれかの二次側
端子と無効電力電圧変換回路1の配線を誤って逆極性に
接続したとき、遅れ・進み無効電力の検出が逆になって
しまう。このような誤配線は施設時に見過ごされること
が多く、また相順が逆相のまま受電したりすると、実際
に力率制御装置が運転状態に入ってしまって負荷を駆動
するまで誤接続が分からないという欠点がある。そし
て、誤配線の配線替えのためには一旦停電状態にしなけ
ればならないという欠点を有する。
ては、変流器CTまたは変成器PTのいずれかの二次側
端子と無効電力電圧変換回路1の配線を誤って逆極性に
接続したとき、遅れ・進み無効電力の検出が逆になって
しまう。このような誤配線は施設時に見過ごされること
が多く、また相順が逆相のまま受電したりすると、実際
に力率制御装置が運転状態に入ってしまって負荷を駆動
するまで誤接続が分からないという欠点がある。そし
て、誤配線の配線替えのためには一旦停電状態にしなけ
ればならないという欠点を有する。
【0017】そこで、本発明の第1の目的は前述した従
来装置の欠点を除去し、無効電力電圧変換回路への電流
または電圧の入力極性が逆となる誤配線を容易に検出す
ることができるとともにその誤配線を報知することが可
能な力率制御装置を提供することにある。また、本発明
の第2の目的は、無効電力電圧変換回路への電流または
電圧の入力極性が逆となる誤配線によっても配線替えを
必要とせず安定した動作を可能とすることのできる力率
制御装置を提供することにある。
来装置の欠点を除去し、無効電力電圧変換回路への電流
または電圧の入力極性が逆となる誤配線を容易に検出す
ることができるとともにその誤配線を報知することが可
能な力率制御装置を提供することにある。また、本発明
の第2の目的は、無効電力電圧変換回路への電流または
電圧の入力極性が逆となる誤配線によっても配線替えを
必要とせず安定した動作を可能とすることのできる力率
制御装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前述した第1の目的を達
成するために本発明の第1の発明は、電力系統の無効電
力を検出し、この検出結果に基づいて進相コンデンサを
投入または遮断して前記電力系統の力率改善を行う力率
制御装置において、前記電力系統の電流と電圧との変成
出力から無効電力を検出し、この無効電力に比例した電
圧に変換する無効電力電圧変換回路と、この無効電力電
圧変換回路の出力電圧の符号または大きさより前記無効
電力電圧変換回路に入力した電流または電圧の位相が進
み位相であることを判定する進み出力判定回路と、この
進み出力判定回路の進み出力判定信号と前記進相コンデ
ンサの投入,遮断用の出力信号が全て遮断用の出力信号
であることの論理積条件に基づいて誤配線の警報を出力
する誤入力判定警報回路とを備え、前記無効電力電圧変
換回路への電流入力と電圧入力のいずれかが逆極性の場
合に前記誤入力判定警報回路より警報を報知することを
特徴とする。
成するために本発明の第1の発明は、電力系統の無効電
力を検出し、この検出結果に基づいて進相コンデンサを
投入または遮断して前記電力系統の力率改善を行う力率
制御装置において、前記電力系統の電流と電圧との変成
出力から無効電力を検出し、この無効電力に比例した電
圧に変換する無効電力電圧変換回路と、この無効電力電
圧変換回路の出力電圧の符号または大きさより前記無効
電力電圧変換回路に入力した電流または電圧の位相が進
み位相であることを判定する進み出力判定回路と、この
進み出力判定回路の進み出力判定信号と前記進相コンデ
ンサの投入,遮断用の出力信号が全て遮断用の出力信号
であることの論理積条件に基づいて誤配線の警報を出力
する誤入力判定警報回路とを備え、前記無効電力電圧変
換回路への電流入力と電圧入力のいずれかが逆極性の場
合に前記誤入力判定警報回路より警報を報知することを
特徴とする。
【0019】また、前述した第2の目的を達成するため
に本発明の第2の発明は、電力系統の無効電力を検出
し、この検出結果に基づいて進相コンデンサを投入また
は遮断して前記電力系統の力率改善を行う力率制御装置
において、前記電力系統の電流と電圧との変成出力から
無効電力を検出し、この無効電力に比例した電圧に変換
する無効電力電圧変換回路の出力電圧の符号または大き
さより前記無効電力電圧変換回路に入力した電流または
電圧の位相が進み位相であることを判定する進み出力判
定回路と、この進み出力判定回路の進み出力判定信号と
前記進相コンデンサの投入, 遮断用の出力信号が全て遮
断用の出力信号であることの論理積条件に基づいて誤配
線の警報を出力する誤入力判定警報回路および前記誤入
力判定警報回路の出力に基づいて切換手段の操作により
電力系統の電流または電圧の極性を反転させる位相反転
指示回路を備えたことを特徴とする。
に本発明の第2の発明は、電力系統の無効電力を検出
し、この検出結果に基づいて進相コンデンサを投入また
は遮断して前記電力系統の力率改善を行う力率制御装置
において、前記電力系統の電流と電圧との変成出力から
無効電力を検出し、この無効電力に比例した電圧に変換
する無効電力電圧変換回路の出力電圧の符号または大き
さより前記無効電力電圧変換回路に入力した電流または
電圧の位相が進み位相であることを判定する進み出力判
定回路と、この進み出力判定回路の進み出力判定信号と
前記進相コンデンサの投入, 遮断用の出力信号が全て遮
断用の出力信号であることの論理積条件に基づいて誤配
線の警報を出力する誤入力判定警報回路および前記誤入
力判定警報回路の出力に基づいて切換手段の操作により
電力系統の電流または電圧の極性を反転させる位相反転
指示回路を備えたことを特徴とする。
【0020】
【作用】無効電力電圧変換回路に電流または電圧が逆極
性で入力されると、無効電力電圧変換回路は電力系統の
負荷力率が遅れ力率であるにもかかわらず進み力率とし
て進み無効電力に比例した出力電圧を出力する。この出
力電圧に基づいて進み出力判定回路は進み力率として判
定し、誤入力判定警報回路に逆極性入力判定信号を供給
する。誤入力判定警報回路では進み出力判定回路からの
逆極性入力判定信号と、進相コンデンサの投入, 遮断用
の出力信号が全て遮断用の出力信号であること、すなわ
ち進相用コンデンサが投入されて進み力率にないことを
検出すると逆極性入力があることを判定して警報を発す
る。この警報に基づいて位相反転指示回路の切換手段を
操作することにより電力系統の電流入力または電圧入力
を極性を反転し、そして進み出力判定回路をリセットす
る。
性で入力されると、無効電力電圧変換回路は電力系統の
負荷力率が遅れ力率であるにもかかわらず進み力率とし
て進み無効電力に比例した出力電圧を出力する。この出
力電圧に基づいて進み出力判定回路は進み力率として判
定し、誤入力判定警報回路に逆極性入力判定信号を供給
する。誤入力判定警報回路では進み出力判定回路からの
逆極性入力判定信号と、進相コンデンサの投入, 遮断用
の出力信号が全て遮断用の出力信号であること、すなわ
ち進相用コンデンサが投入されて進み力率にないことを
検出すると逆極性入力があることを判定して警報を発す
る。この警報に基づいて位相反転指示回路の切換手段を
操作することにより電力系統の電流入力または電圧入力
を極性を反転し、そして進み出力判定回路をリセットす
る。
【0021】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す力率制御装置
のブロック図である。図1において図2に示すものと同
一または対応するものには同一符号を付している。図1
において図2の従来装置と相違する点は、進み出力判定
回路7と誤入力判定警報回路8と位相反転指示回路9で
ある。進み出力判定回路7は無効電力電圧変換回路1の
出力電圧VOUT に基づいて進み無効電力であるか否かを
判定し、進み無効電力の場合に逆極性入力判定信号S2
を誤入力判定警報回路8のアンド回路83の一方の入力に
供給する。誤入力判定警報回路8は、出力回路6からの
接点信号C1〜C4が投入信号である場合はハイレベルで接
点信号C1〜C4が遮断信号である場合にローレベルとなる
信号a1〜a4をそれぞれの入力とするアンド回路82, アン
ド回路83と警報回路81とを有し、出力回路6の接点信号
にC1〜C4がすべて遮断信号の場合にアンド回路82から出
力されるハイレベルの信号S1 と前記逆極性入力判定信
号S2 とによりアンド回路83が導通して警報回路81から
警報を発する。位相反転回路9は切換スイッチ91を有
し、この切換スイッチ91を操作して閉成することにより
投入・遮断判別回路3に入力する無効電力電圧変換回路
1の出力電圧VOUT の極性を反転して判別する指示信号
S3 を出力すると共に進み出力判定回路7にリセット信
号S4 を出力する。
のブロック図である。図1において図2に示すものと同
一または対応するものには同一符号を付している。図1
において図2の従来装置と相違する点は、進み出力判定
回路7と誤入力判定警報回路8と位相反転指示回路9で
ある。進み出力判定回路7は無効電力電圧変換回路1の
出力電圧VOUT に基づいて進み無効電力であるか否かを
判定し、進み無効電力の場合に逆極性入力判定信号S2
を誤入力判定警報回路8のアンド回路83の一方の入力に
供給する。誤入力判定警報回路8は、出力回路6からの
接点信号C1〜C4が投入信号である場合はハイレベルで接
点信号C1〜C4が遮断信号である場合にローレベルとなる
信号a1〜a4をそれぞれの入力とするアンド回路82, アン
ド回路83と警報回路81とを有し、出力回路6の接点信号
にC1〜C4がすべて遮断信号の場合にアンド回路82から出
力されるハイレベルの信号S1 と前記逆極性入力判定信
号S2 とによりアンド回路83が導通して警報回路81から
警報を発する。位相反転回路9は切換スイッチ91を有
し、この切換スイッチ91を操作して閉成することにより
投入・遮断判別回路3に入力する無効電力電圧変換回路
1の出力電圧VOUT の極性を反転して判別する指示信号
S3 を出力すると共に進み出力判定回路7にリセット信
号S4 を出力する。
【0022】図1に示す力率制御装置において、今変成
器PTの二次側の端子u, vと無効電力電圧変換回路1
の端子番号3, 4との接続が点線で示すように逆に誤配
線されたとすると、電力系統の負荷力率が遅れ力率であ
っても無効電力電圧変換回路1の出力電圧VOUT は図4
に点線で示すように負の電圧となる。この無効電力電圧
変換回路1の出力電圧VOUTが負の電圧であると進み出
力判定回路7は進み無効電力として判定して逆極性入力
判定信号S2 を出力する。電力系統の負荷に電力が供給
された当初、すなわち図1に示す力率制御装置に通電が
開始された当初において出力回路6からの接点信号C1〜
C4は全て遮断信号であることにより出力回路6からアン
ド回路82に入力する信号a1〜a4が全てローレベルとな
り、アンド回路82がハイレベルの信号S1 がアンド回路
83の一方の入力に印加される。このアンド回路83の他方
の入力には進み出力判定回路7から逆極性入力判定回路
S2が入力されていることによりこのアンド回路83は導
通して警報回路81を動作させる。警報回路81はブザー音
やLEDなどの発光素子による発光表示により逆極性に
接続されていることを報知する。
器PTの二次側の端子u, vと無効電力電圧変換回路1
の端子番号3, 4との接続が点線で示すように逆に誤配
線されたとすると、電力系統の負荷力率が遅れ力率であ
っても無効電力電圧変換回路1の出力電圧VOUT は図4
に点線で示すように負の電圧となる。この無効電力電圧
変換回路1の出力電圧VOUTが負の電圧であると進み出
力判定回路7は進み無効電力として判定して逆極性入力
判定信号S2 を出力する。電力系統の負荷に電力が供給
された当初、すなわち図1に示す力率制御装置に通電が
開始された当初において出力回路6からの接点信号C1〜
C4は全て遮断信号であることにより出力回路6からアン
ド回路82に入力する信号a1〜a4が全てローレベルとな
り、アンド回路82がハイレベルの信号S1 がアンド回路
83の一方の入力に印加される。このアンド回路83の他方
の入力には進み出力判定回路7から逆極性入力判定回路
S2が入力されていることによりこのアンド回路83は導
通して警報回路81を動作させる。警報回路81はブザー音
やLEDなどの発光素子による発光表示により逆極性に
接続されていることを報知する。
【0023】前記警報回路81の報知出力に基づいて位相
反転指示回路9の切換スイッチ91を操作して閉成すると
位相反転指示回路9が動作して信号S3 を投入・遮断判
別回路3に出力する。この投入・遮断判別回路3は信号
S3 が入力されると無効電力電圧変換回路1の出力電圧
VOUT を反転回路を介して反転して入力するように動作
し、これによって逆極性に接続された極性が正常に戻
る。前記位相反転指示回路9は信号S3 を出力すると同
時にリセット信号S4 を進み出力判定回路7に出力して
進み出力判定回路7をリセットする。
反転指示回路9の切換スイッチ91を操作して閉成すると
位相反転指示回路9が動作して信号S3 を投入・遮断判
別回路3に出力する。この投入・遮断判別回路3は信号
S3 が入力されると無効電力電圧変換回路1の出力電圧
VOUT を反転回路を介して反転して入力するように動作
し、これによって逆極性に接続された極性が正常に戻
る。前記位相反転指示回路9は信号S3 を出力すると同
時にリセット信号S4 を進み出力判定回路7に出力して
進み出力判定回路7をリセットする。
【0024】前述では無効電力電圧変換回路1に入力す
る変成器PTの二次側の端子u, vが誤配線された場合
について説明したが、変流器CTの二次側の端子k, l
が誤配線されて無効電力電圧変換回路1への電流入力が
逆極性となった場合も同様である。なお、変流器CTお
よび変成器PTの両方ともに逆極性の場合には、図3に
点線で示すIR1, IR2, VSTのベクトル関係から明らか
なように位相関係は正しく接続された場合と同一となり
正常に動作する。
る変成器PTの二次側の端子u, vが誤配線された場合
について説明したが、変流器CTの二次側の端子k, l
が誤配線されて無効電力電圧変換回路1への電流入力が
逆極性となった場合も同様である。なお、変流器CTお
よび変成器PTの両方ともに逆極性の場合には、図3に
点線で示すIR1, IR2, VSTのベクトル関係から明らか
なように位相関係は正しく接続された場合と同一となり
正常に動作する。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したとおり本発明によれば、
進相コンデンサを投入しないときの電力系統の力率は一
般的に遅れ力率であることから、無効電力電圧変換回路
の出力電圧に基づいて進み無効電力を検出する進み出力
判定回路と、前記進相コンデンサの投入, 遮断用の出力
信号が全て遮断用の出力信号であるにもかかわらず、進
み出力判定回路から逆極性入力判定信号が入力される場
合には警報を発する誤入力判定警報回路とを設けたこと
により、無効電力電圧変換回路への電流または電圧入力
が逆極性となる誤配線を報知することができる。また、
前記誤入力判定警報回路からの報知に基づいて切換手段
を操作することにより電力系統の電流または電圧の極性
を反転させる位相反転指示回路を設けたことにより、通
電状態を停止して誤配線の接続替えをする必要がなく通
電状態のままで安定した動作を行う力率制御装置を得る
ことができるという効果を有する。
進相コンデンサを投入しないときの電力系統の力率は一
般的に遅れ力率であることから、無効電力電圧変換回路
の出力電圧に基づいて進み無効電力を検出する進み出力
判定回路と、前記進相コンデンサの投入, 遮断用の出力
信号が全て遮断用の出力信号であるにもかかわらず、進
み出力判定回路から逆極性入力判定信号が入力される場
合には警報を発する誤入力判定警報回路とを設けたこと
により、無効電力電圧変換回路への電流または電圧入力
が逆極性となる誤配線を報知することができる。また、
前記誤入力判定警報回路からの報知に基づいて切換手段
を操作することにより電力系統の電流または電圧の極性
を反転させる位相反転指示回路を設けたことにより、通
電状態を停止して誤配線の接続替えをする必要がなく通
電状態のままで安定した動作を行う力率制御装置を得る
ことができるという効果を有する。
【図1】この発明の一実施例を示す力率制御装置のブロ
ック図
ック図
【図2】従来例を示す力率制御装置のブロック図
【図3】力率制御装置の動作説明用の電流・電圧入力の
ベクトル図
ベクトル図
【図4】力率制御装置の動作説明用の無効電力電圧変換
特性図
特性図
1 無効電力電圧変換回路 2 動作条件設定回路 3 投入・遮断判別回路 4 遅延時間回路 5 オンオフ制御回路 6 出力回路 7 進み出力判定回路 8 誤入力判定警報回路 9 位相反転指示回路 91 切換スイッチ CT 変流器 PT 変成器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−55621(JP,A) 特開 平1−136527(JP,A) 特開 平1−286727(JP,A) 特開 平2−17827(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05F 1/70
Claims (3)
- 【請求項1】電力系統の無効電力を検出し、この検出結
果に基づいて進相コンデンサを投入または遮断して前記
電力系統の力率改善を行う力率制御装置において、前記
電力系統の電流と電圧との変成出力から無効電力を検出
し、この無効電力に比例した電圧に変換する無効電力電
圧変換回路と、この無効電力電圧変換回路の出力電圧の
符号または大きさより前記無効電力電圧変換回路に入力
した電流または電圧の位相が進み位相であることを判定
する進み出力判定回路と、この進み出力判定回路の進み
出力判定信号と前記進相コンデンサの投入,遮断用の出
力信号が全て遮断用の出力信号であることの論理積条件
に基づいて誤配線の警報を出力する誤入力判定警報回路
とを備え、前記無効電力電圧変換回路への電流入力と電
圧入力のいずれかが逆極性の場合に前記誤入力判定警報
回路より警報を報知することを特徴とする力率制御装
置。 - 【請求項2】電力系統の無効電力を検出し、この検出結
果に基づいて進相コンデンサを投入または遮断して前記
電力系統の力率改善を行う力率制御装置において、前記
電力系統の電流と電圧との変成出力から無効電力を検出
し、この無効電力に比例した電圧に変換する無効電力電
圧変換回路の出力電圧の符号または大きさより前記無効
電力電圧変換回路に入力した電流または電圧の位相が進
み位相であることを判定する進み出力判定回路と、この
進み出力判定回路の進み出力判定信号と前記進相コンデ
ンサの投入, 遮断用の出力信号が全て遮断用の出力信号
であることの論理積条件に基づいて誤配線の警報を出力
する誤入力判定警報回路および前記誤入力判定警報回路
の出力に基づいて切換手段の操作により電力系統の電流
または電圧の極性を反転させる位相反転指示回路を備え
たことを特徴とする力率制御装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の力率制御装置において、
位相反転指示回路は無効電力電圧変換回路の出力電圧の
符号を反転する指示信号を出力することを特徴とする力
率制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3117748A JP3044822B2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 力率制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3117748A JP3044822B2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 力率制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04344908A JPH04344908A (ja) | 1992-12-01 |
| JP3044822B2 true JP3044822B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=14719340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3117748A Expired - Lifetime JP3044822B2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 力率制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3044822B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115955234B (zh) * | 2023-03-09 | 2023-05-16 | 三峡智控科技有限公司 | 一种多数判决电路能耗优化装置及优化方法 |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP3117748A patent/JP3044822B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04344908A (ja) | 1992-12-01 |
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