JP3045642U - 競技観戦用スクラッチカード - Google Patents
競技観戦用スクラッチカードInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 充分に遊戯心を刺激することが可能であると
ともに競技観戦時における退屈感の発生を抑制すること
のできる競技観戦用スクラッチカードを提供する。 【解決手段】 大相撲スクラッチカード1は、基材2
と、剥離可能な隠蔽層3とで構成されている。基材2の
中央部には、大相撲における中入り後の取組に対応する
“1”〜“15”の取組番号5が横方向に印刷されてお
り、各取組番号5の上下各部には、各々印刷可能な西方
領域6Nと東方領域6Hとが対応して形成されている。
対応する西方領域6Nと東方領域6Hの一方には負けマ
ーク、又は負けマークと取り直しマークとが不規則的に
印刷されており、対応する他方には不戦勝マーク、勝ち
マーク、決まり手マークのいずれかが印刷されている。
そして、各領域6N,6Hに断続的に隠蔽層3が積層さ
れ、これにより各マークが隠蔽されている。
ともに競技観戦時における退屈感の発生を抑制すること
のできる競技観戦用スクラッチカードを提供する。 【解決手段】 大相撲スクラッチカード1は、基材2
と、剥離可能な隠蔽層3とで構成されている。基材2の
中央部には、大相撲における中入り後の取組に対応する
“1”〜“15”の取組番号5が横方向に印刷されてお
り、各取組番号5の上下各部には、各々印刷可能な西方
領域6Nと東方領域6Hとが対応して形成されている。
対応する西方領域6Nと東方領域6Hの一方には負けマ
ーク、又は負けマークと取り直しマークとが不規則的に
印刷されており、対応する他方には不戦勝マーク、勝ち
マーク、決まり手マークのいずれかが印刷されている。
そして、各領域6N,6Hに断続的に隠蔽層3が積層さ
れ、これにより各マークが隠蔽されている。
Description
【0001】
本考案は、大相撲やプロ野球等の競技観戦時に用いられて遊戯性を発生する競 技観戦用スクラッチカードに関する。
【0002】
従来、くじ付きカードには、図12に示すように、当たり部分81,・・・の 印刷が、コインや爪などで剥離可能な隠蔽層82,・・・によって隠蔽されたカ ード体83が広く用いられている。このカード体83は、前記隠蔽層82を削り 取ることにより、カード体83の表面に印刷された数字84,・・・が露呈よう に構成されており、例えば、同一の数字84が三つ揃うことにより、当籤が確定 するとともに、揃った数字84により当籤の等級が解るように工夫されている。 そして、当籤したことが判明したカード体83を、店頭にて賞品等に交換するこ とにより、カード体83の所有者にあっては賞品が得られ、また、賞品交換店舗 にあっては集客力を高めることができる。
【0003】
しかしながら、このような従来カード体83にあっては、当籤を示す数字は予 め決定されていることから、カード体83を入手した時点で、隠蔽層82を剥離 させずとも、当該カード体83の当籤の有無は既に確定している。したがって、 隠蔽層82を剥離することによって当籤が決定しても、カード所有者の遊戯心を 充分に刺激することができず、よってカード所有者の歓喜感も小さく、結果とし て利用者に飽きられてしまう。
【0004】 一方、大相撲、プロ野球等のスポーツにおいては、例えば相撲における制限時 間が一杯となるまでの時間や、野球における攻守交代に要する時間等、そのルー ルに応じたインターバルが存在する。このため観戦者は、このインターバルに応 じた待機時間を強いられて、この間視覚的な刺激を受けられず、観戦者に退屈感 が生じてしまう。
【0005】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、充分に遊戯心 を刺激することが可能であるとともに競技観戦時における退屈感の発生を抑制す ることのできる競技観戦用スクラッチカードを提供することを目的とする。
【0006】
前記課題を解決するために、請求項1記載の競技観戦用スクラッチカードにあ っては、基材の表面に形成され、各々対応する複数の領域で構成された一対の列 と、この各列の前記各領域の各々に印刷され、所定の競技の勝敗結果を示す識別 子と、前記各領域に積層され前記識別子を隠蔽する剥離可能な隠蔽層と、を備え ている。
【0007】 かかる構成において、複数組の相手同士が順次対戦する競技を観戦するに際し ては、各組の対戦が開始される直前、あるいは対戦が終了した直後、各列の対応 する領域のいずれか一方の隠蔽層を剥離させて、勝敗結果を示す識別子を露呈さ せる。そして、この露呈させた識別子が示す勝敗結果と実際の対戦の勝敗結果と が一致すれば、その露呈させた識別子を加点対象とする。したがって、各対戦の インターバルにおいて、実際の勝敗と一致する識別子が現れることを期待しつつ 隠蔽層を除去することにより、カードを所持しつつ競技観戦を行っている者は、 競技観戦による直接的な刺激のみならず、カードによる間接的な刺激を受けるこ とができる。また、所持しているカードに印刷されている識別子自体は変化せず 固定的であるが、対戦結果により実際の勝敗は流動的であることから、実際の勝 敗と識別子とが一致した際の歓喜感、及び不一致となった際の落胆度も大きく、 これによりカード使用者の遊戯心を充分に刺激することができる。
【0008】 また、請求項2記載の競技観戦用スクラッチカードにあっては、前記競技は大 相撲であり、前記各列の前記領域には東方力士と西方力士の中入り後の勝敗結果 を示す識別子が各々印刷されている。したがって、各取組の制限時間が一杯とな るまでの間等、次の取組が始まるまでの、相撲自体により刺激を受けられない時 間帯において、カード所有者はカードによる刺激を得ることができる。
【0009】 また、請求項3記載の競技観戦用スクラッチカードにあっては、前記領域のい ずれかに、勝敗の決まり手を示す識別子が印刷されている。すなわち、所謂相フ ァンと称される者達は、勝負の結果は無論であるがその決まり手に重大な関心を 寄せる。したがって、カードに決まり手を示す識別子を印刷し、この識別子が示 す決まり手と、実際の相撲での決まり手とが一致するか否かを要素に盛り込むこ とにより、所謂相ファンと称される者達の遊戯心をも刺激することができる。ま た、露呈させたカードの識別子が示す決まり手と実際の決まり手とが、所定数以 上合致した場合には、当籤の対象とすることにより、当籤のパターンが多様化す る。
【0010】 また、請求項4記載の競技観戦用スクラッチカードにあっては、前記領域のい ずれかに、対応する他方の領域の隠蔽層をも剥離できる権利を与えることを意味 する、相撲の取り直しを示す識別子が印刷されている。したがって、この取り直 しを示す識別子が露呈した場合には、対応する他方の領域に印刷されている識別 子を露呈させることができ、実際の勝敗結果とカードの識別子が示す勝敗との一 致可能性、つまりチャンスが広がる。
【0011】 一方、請求項5記載の競技観戦用スクラッチカードにあっては、基材の表面に 形成され、各々対応する複数の領域で構成された一対の列と、この各列の前記各 領域の各々に印刷され、所定の競技における各チームの対応する各回の得点を示 す数値及び合計得点を示す数値と、前記各領域に積層され前記数値を隠蔽する剥 離可能な隠蔽層とを備えている。
【0012】 かかる構成において、2組のチームが各回毎に交互に攻撃を繰り返して対戦す る競技を観戦するに際しては、各回の攻撃が開始される都度、あるいは各回の攻 撃が終了する都度、各列の対応する一方の領域の隠蔽層を剥離させて、得点を示 す数値を露呈させる。そして、剥離させなかった他方の領域の点数を“0”と見 做して、競技が終了した時点でカード側に示される得点推移結果とスコアボード とが合致した場合、あるいは推移結果が合致せずともカード側の各チームの合計 得点が実際のチームの合計得点と合致する場合、若しくはカード側の点数箇所と スコアボードの点数箇所とが所定数以上合致する場合等において、当籤の対象と する。
【0013】 したがって、攻守交代時のインターバルにおいて、実際の得点と一致する数値 が現れることを期待しつつ隠蔽層を除去することにより、カードを所持しつつ競 技観戦を行っている者は、競技観戦により直接的な刺激のみならず、カードによ る間接的な刺激を受けることができる。また、所持しているカードに印刷されて いる数値自体は変化せず固定的であるが、実際の得点は流動的であることから、 実際の得点とカードの数値とが一致した際の歓喜感、及び不一致となった際の落 胆度も大きく、これによりカード使用者の遊戯心を充分に刺激することができる 。
【0014】 また、請求項6記載の競技観戦用スクラッチカードにあっては、前記競技はプ ロ野球であり、前記各列の先頭部には対戦するチーム名が印刷されている。した がって、攻撃の交代時に生ずる次の攻撃が始まるまでの、野球により刺激を受け られない時間帯において、カード所有者はカードによる刺激を得ることができる 。
【0015】 また、請求項7記載の競技観戦用スクラッチカードにあっては、前記領域のい ずれかに、前記隠蔽層を既に剥離したことにより露呈した数値を修正する権利を 与えることを意味する、特定の識別子が印刷されている。したがって、隠蔽層を 除去して露呈した数値と実際の得点とが不一致となった時点で、即時そのカード の不当籤が確定しまうことがなく、その後の剥離により特定の識別子が露呈すれ ば、当該カードが当籤の対象となり得る。
【0016】 また、請求項8記載の競技観戦用スクラッチカードにあっては、前記領域のい ずれかに、得点根拠を示す識別子が識別子、例えばホームランを示す識別子が印 刷されている。したがって、この識別子が露呈した領域に対応する回に実際にホ ームランが出た場合には、当籤の対象とすることにより当籤パターンが多様化す る。
【0017】 また、請求項9記載の競技観戦用スクラッチカードにあっては、前記領域の領 域のいずれかには、加熱されて顕在化する感熱性の識別子が印刷形成されている 。したがって、カードを専用の加熱機を通過させて、感熱性の識別子を顕在化さ せて、この識別子により当籤の対象とすることもでき、あるいはこの識別子によ りカードの真偽を判定して、偽造カードの使用を防止することも可能となる。
【0018】
以下、本考案の一実施の形態について図に従って説明する。図1〜6は、本考 案の第1の実施の形態を示すものであり、図1に示すように、本実施の形態にか かる大相撲スクラッチカード1は、基材2と、隠蔽層3とで構成されている。こ この隠蔽層3は、基材2の表面にスクラッチインキを印刷して積層することによ り形成され、爪やコイン等により削除することが可能である。
【0019】 基材2の表面には、図2に示すように、その右端部に注意事項部4が印刷形成 されているともに、周部や所定箇所には必要事項が印刷されている。また、中央 部には、大相撲における中入り後の取組に対応する“1”〜“15”の取組番号 5が横方向に印刷されており、各取組番号5の上下各部には、各々印刷可能な西 方領域6Nと東方領域6Hとが対応して形成されている。
【0020】 この各領域6N,6Hには、図3(a)〜(e)に示すマーク7のいずれかが 不規則的且つ選択的に印刷されており、これらマークは、不戦勝マーク7a、勝 マーク7b、取り直しマーク7c、負マーク7d及び決まり手マーク7eで構成 されている。不戦勝マーク7aは、単なる勝ちと不戦勝とを意味し、このマーク が露呈した場合それのみにより、当籤の対象となる。勝マーク7bは、決まり手 を無視した勝ちを意味し、取り直しマーク7cは、これと反対側の領域6N又は 6Hの隠蔽層3をも削除できる権利が生じたことを意味する。また、負マーク7 dは負けを意味し、決まり手マーク7eは、48種類で構成されており、各々決 まり手を示す図柄と文字とからなる。
【0021】 そして、図2に示すように、対応する西方領域6Nと東方領域6Hの一方には 負けマーク7d、又は負けマーク7dと取り直しマーク7cとが不規則的に印刷 されており、対応する他方には不戦勝マーク7a、勝ちマーク7b、決まり手マ ーク7eのいずれかが印刷されている。無論、決まり手マーク7eは48種類の いずれかである。
【0022】 さらに、図2に示すように、所定のマーク7には、常温においては顕在化せず 、所定温度以上での加熱により顕在化する感熱性識別子8が印刷により付加され ている。そして、各領域6N,6Hに断続的に隠蔽層3が積層され、これにより 各マーク7及び感熱性識別子8が隠蔽されている。
【0023】 なお、この基材2は、例えば200種類用意されており、各基材2は相互に各 領域6N,6Hに印刷されたマーク7の組み合わせが異なる。また、前記注意事 項部4には、図4に示した注意事項が印刷されている。
【0024】 かかる構成において、大相撲スクラッチカード1は大相撲が開催される競技場 の売店等で、例えば200種類が同時に販売され、観戦者は所望により中入り後 の取組が開始される前に、販売されている複数枚の大相撲スクラッチカード1の 中から、いずれかを選んでこれを購入する。このとき、各マーク7は隠蔽層3に より隠蔽されていることから、購入したカード1にどのような配列でマーク7が 印刷されているかは、購入者には分からない。そして、各取組番号5に対応する 取組が開始される直前に、当該取組番号5に対応する西方領域6Nと東方領域6 Hに積層されている隠蔽層3のいずれか一方を一か所だけ、勝つと思われる方を 爪あるいはコインにより削り落として除去する。これより、隠蔽層3が除去され たいずれか一方の領域のマーク7が露呈する。
【0025】 したがって、各取組間のインターバルにおいて、実際の勝敗と一致するマーク 7が現れることを期待しつつ隠蔽層3を除去することにより、カード1を所持し つつ相撲観戦を行っている者は、相撲観戦による直接的な刺激のみならず、カー ド1による間接的な刺激を受けることができる。また、購入したカード1の基材 2に印刷されているマーク7自体は変化せず確定的ではあるが、実際の勝敗は流 動的であることから、実際の勝敗とマーク7とが一致した際の歓喜感、及び不一 致となった際の落胆度も大きいものとなる。よって、各取組の制限時間が一杯と なるまでの間等、次の取組が始まるまでの、相撲自体により刺激を受けられない 時間帯において、カード1を購入した者の遊戯心を充分に刺激することができる 。
【0026】 また、以下同様にして、図5に示すように、各取組番号5に対応する取組が開 始される直前ごとに、当該取組番号5に対応する西方領域6Nと東方領域6Hに 積層されている隠蔽層3のいずれか一方を一か所だけ、勝つと思われる方を爪あ るいはコインにより削り落として除去する。
【0027】 このとき、基材2は、単に勝敗結果のみならず、また、勝敗の決まり手を示す 決まり手マーク7eが適宜印刷されている。したがって、所謂相ファンと称され る者達は、勝負の結果は無論であるがその決まり手に重大な関心を寄せることか ら、実際の相撲での決まり手と隠蔽層3を除去することにより露呈した決まり手 マーク7eの決まり手とが一致するか否かにより、所謂相ファンと称される者達 の遊戯心をも充分に刺激することができる。
【0028】 また、図5の取組番号5における“4”の東方領域6Hの隠蔽層3を削除して 露呈させた場合のように、取り直しマーク7cが露呈した場合には、その反対側 の西方領域6Nの隠蔽層3を除去する権利が与えられる。これにより、実際の勝 敗結果とカード1のマーク7が示す勝敗との一致可能性が広がり、一層興味性を 高めることができる。
【0029】 そして、中入り後の15組の取組が終了すると、図6に示すように、取り直し マーク7cが露呈した箇所を除いて、対応する西方領域6Nと東方領域6Hのい ずれか一方に隠蔽層3が残存し、他方にマーク7が露呈した剥離完了状態となる 。この剥離完了状態となったカード1を館内の指定場所に持参すると、当日の実 際の取組結果とカード1に露呈したマーク7とを比較し、例えば、 〇勝敗が10又は11箇所一致した場合 〇勝敗が12又は13箇所一致した場合 〇勝敗が14箇所一致した場合 〇勝敗が15箇所全て一致した場合 〇取組番号5に対応する箇所の決まり手マーク7eと当該取組番号5の実際の決 まり手と一致した場合 〇実際の相撲の決まり手に関係なく、同じ決まり手マーク7eが5つ以上露呈し た場合、 〇不戦勝マークが露呈した場合、 に各々当籤となり、各等級に応じた景品との交換が可能となる。
【0030】 このとき、前記指定場所に当該カード1専用の加熱装置を配備しておき、この 加熱装置に持参された剥離済みのカード1を通過させると、前記感熱性識別子8 が顕在化する。したがって、この感熱性識別子8がいずれの番号5に対応する部 位にて顕在化したかにより当籤とし、景品を付与する。これにより、剥離のみで は当籤とならなかったカード1も復活的に当籤となる可能性もあり、取組が終了 した後まで楽しみを持続させることができる。しかも、感熱性識別子8が顕在化 するか否か、顕在化した感熱性識別子8が所定位置や所定形状であるか否かによ り、持参されたカード1の真偽を判別することもでき、これにより偽造カードの 使用を防止することもできる。
【0031】 なお、景品と交換可能な条件は、前述したものに限ることなく、この大相撲ス クラッチカード1を用いることにより生ずるパターンに応じて、適宜設定すれば よい。
【0032】 図7〜11は、本考案の第2の実施の形態を示すものであり、図7に示すよう に、本実施の形態にかかる野球スクラッチカード11は、基材12と、この基材 12の表面にスクラッチインキを印刷により積層することにより20カ所箇所に 形成された円形の隠蔽層13とで構成されている。基材12の表面には、図8に 示すように、その右端部に注意事項部14が印刷形成されているともに、周部や 所定箇所には必要事項が印刷され、中央部にはスコア表15が横方向に印刷され ている。
【0033】 このスコア表15は、野球におけるスコアボードと同様に3段構成であって、 上段部16、中段部17及び下段部18で構成されている。上段部16には、左 端を除いて、“1”〜“9”までの回数を示す回数番号が印刷され、右端に“合 計”の文字が印刷されている。中段部17と下段部18とには、その左端部に、 当日、当該球場で開催するゲームで対戦するプロ野球のチーム名が、攻撃の順序 に応じて上下に印刷されている。さらに、中段部17と下段部18とには、“1 ”〜“9”までの回数を示す数値と“合計”とに対応して、先攻チーム領域19 Sと後攻チーム領域19Kとが形成されており、各領域19S,19Kには、各 々“0”以上の自然数がランダムに印刷されている。
【0034】 さらに、各領域19S,19Kのいずれかには、チャンスマーク20とホーム ランマーク21とが印刷されている。チャンスマーク20は、これが露呈した場 合、既に露呈させた数値のいずれか1つを任意の値に修正する権利が与えられる ことを意味する。また、ホームランマーク21はこれが露呈した回に、実際に試 合でホームランがでた場合、当籤対象とすることを意味する。
【0035】 この基材12は、例えば200種類用意されており、各基材12は各領域19 S,19Kに印刷された数値の組み合わせが相互に異なる。無論、このチャンス マーク20やホームランマーク21が印刷されいないカード11も存在する。な お、前記注意事項部14には、図9に示した注意事項が印刷されている。そして 、各領域19S,19Kに前記隠蔽層13が積層され、これにより各数値及びマ ーク20,21は隠蔽されている。
【0036】 かかる構成において、野球スクラッチカード11はプロ野球が開催される球場 の売店等で販売され、観戦者は所望により試合が開始される前に、複数の野球ス クラッチカード11の中から、いずれかを選んでこれを購入し所持する。そして 、回数番号に対応する回の先攻チームの攻撃が開始される直前に、当該回数番号 であって攻撃チーム側の領域19S又は19Kに積層されている隠蔽層13のい ずれか一方(又は少なくともいずれか一方)を、爪やコインにより削り落として 除去する。これより、隠蔽層13が除去された領域の数値が露呈する。このとき 、剥離させなかった領域に表示された点数は“0”と見做すことから、0点であ ろうと予想したチーム側の剥離層13は剥離しない。
【0037】 したがって、各開間のインターバルにおいて、実際の点数と一致する数値が現 れることを期待しつつ隠蔽層13を除去することにより、カード11を所持しつ つプロ野球観戦を行っている者は、プロ野球観戦により直接的な刺激のみならず 、カード11による間接的な刺激を受けることができる。また、購入したカード 11の基材12に印刷されている得点を示す数値自体は変化せず固定的であるが 、攻撃結果により実際の得点は流動的であることから、実際の得点と露呈した数 値が一致した際の歓喜感、及び不一致となった際の落胆度も大きいものとなる。 よって、各回インターバル等、攻防が始まるまでの野球自体により刺激を受けら れない時間帯において、カード11を購入した者の遊戯心を充分に刺激すること ができる。
【0038】 また、以下同様にして、図10に示すように、各回数番号に対応する試合が開 始される直前ごとに、当該回数番号に対応する領域19S,19Kに積層されて いる隠蔽層13のいずれか一方(又は少なくともいずれか一方)を削り落として 除去する。
【0039】 このとき、基材12は、単に得点を示す数値のみならず、また、チャンスマー ク20やホームランマーク21が印刷されていることから、一層遊戯心を刺激す ることができる。このとき、チャンスマーク20が露呈すると、既に露呈させた 数値のいずれか1つを任意の値に修正する権利が与えられることから、これによ り、実際の試合の点数推移とカード11に露呈した点数の推移との一致可能性が 高められ、一層興味性を向上させることができる。
【0040】 そして、試合が終了すると、図11に示すように、“合計”に対応する領域1 9S,19Kの隠蔽層13を除去して、そこに印刷されている数値を露呈させて 、剥離完了状態とし、この剥離完了状態となったカード11を球場の指定場所に 持参する。すると、当日の実際の試合結果と、カード11に露呈した各領域19 S,19Kの点数、“0”であると見做す隠蔽層13の位置、及びチャンスマー ク20の出現により修正した回の点数を考慮して、例えば、 〇カード11のスコア表15とスコアボードとの得点推移及び各チームの合計得 点が一致した場合つまり完全一致した場合 〇隠蔽層13が削除された領域19S,19Kのみに着目して、該領域19S, 19Kと実際の得点推移とが一致した場合 〇他の領域は無視して、“得点”に対応する領域に露呈した数値のみに着目し、 該数値が実際の各チームの合計得点と一致した場合 〇ホームランマーク21が露呈した回に実際にホームランがあった場合 〇実際の得点推移に関係なく、同じ数字が5カ所以上露呈している場合 には、各場合に応じた等級で当籤となり、各等級に応じた景品との交換が可能と なる。
【0041】 なお、ホームランマーク21を感熱性インキにより印刷しておき、前記指定場 所に配置された加熱装置に剥離済みのカード11を通過させることにより、ホー ムランマーク21を顕在化させるようにしてもよい。これにより、剥離のみでは 当籤とならなかったカード11も復活的に当籤となる可能性もあり、試合が終了 した後まで楽しみを持続させることができる。また、ホームランマーク21が顕 在化するか否かにより、持参されたカード11の真偽を判別することもでき、こ れにより偽造カードの使用を防止することもできる。
【0042】 なお、景品と交換可能な条件は、前述したパターンに限ることなく、この野球 スクラッチカード1を用いることにより生ずるパターンに応じて、適宜設定すれ ばよい。
【0043】
以上説明したように本考案は、一対の列の対応する領域に所定の競技の勝敗結 果を示す識別子を印刷しておき、隠蔽層を剥離することにより、この識別子が露 呈するようにした。よって、各対戦のインターバルにおいて、実際の勝敗と一致 する識別子が現れることを期待しつつ隠蔽層を除去することにより、観戦者は競 技観戦による直接的な刺激のみならず、カードによる間接的な刺激を受けること ができる。また、所持しているカードに印刷されている識別子自体は変化せず固 定的であるが、対戦結果により実際の勝敗は流動的であることから、実際の勝敗 と識別子とが一致した際の歓喜感、及び不一致となった際の落胆度も大きく、こ れにより観戦者の遊戯心を充分に刺激することができる。
【0044】 また、前記競技は大相撲であり、前記各列の領域には東方力士と西方力士の中 入り後の勝敗結果を示す識別子が各々印刷されていることにより、次の取組が始 まるまでの、相撲自体により刺激を受けられない時間帯において、カード所有者 にカードによる興奮を与えることができる。
【0045】 また、領域のいずれかに、勝敗の決まり手を示す識別子が印刷されていること から、所謂相ファンと称される者達の遊戯心をも刺激することができ、露呈させ たカードの識別子が示す決まり手と実際の決まり手とが、所定数以上合致した場 合には、当籤の対象とすることにより、当籤のパターンが多様化を図ることもで きる。
【0046】 また、前記領域のいずれかに、対応する他方の領域の隠蔽層をも剥離できる権 利を与えることを意味する、相撲の取り直しを示す識別子が印刷することによっ て、実際の勝敗結果とカードの識別子が示す勝敗との一致可能性を拡大すること ができ、これによりカードに対する興味心を高めることができる。
【0047】 また、所定の競技における各チームの1回の攻撃ごとの得点を示す数値及び合 計得点を示す数値を印刷しておき、隠蔽層を剥離することにより、この数値が露 呈するようにした。よって、攻防のインターバルにおいて、実際の得点と一致す る識別子が現れることを期待しつつ隠蔽層を除去することにより、観戦者は競技 観戦による直接的な刺激のみならず、カードによる間接的な刺激を受けることが できる。また、所持しているカードに印刷されている数値自体は変化せず固定的 であるが、実際の得点は流動的であることから、実際の得点と数値とが一致した 際の歓喜感、及び不一致となった際の落胆度も大きく、これにより観戦者の遊戯 心を充分に刺激することができる。
【0048】 また、前記競技はプロ野球であり、前記各列の先頭部には対戦するチーム名が 印刷されていることから、攻撃の交代時に生ずる次の攻撃が始まるまでの、野球 により刺激を受けられない時間帯において、カード所有者はカードによる刺激を 得ることができる。
【0049】 また、前記領域のいずれかに、前記隠蔽層を既に剥離したことにより露呈した 数値を修正する権利を与えることを意味する、特定の識別子が印刷することによ り、隠蔽層を除去して露呈した数値と実際の得点とが不一致となった時点で、即 時そのカードの不当籤が確定しまうことがなく、当該カードに対する期待感を継 続化させることができる。
【0050】 また、前記領域のいずれかに、得点根拠を示す識別子を印刷するようにしたこ とから、当籤パターンを多様化させることができる。
【0051】 また、前記領域の領域のいずれかには、加熱されて顕在化する感熱性の識別子 が印刷形成するようにしたことから、この識別子があることを当籤の対象とする ことにより、敗者復活的な取り扱いを行ってカード利用者の期待感をより長く維 持することができるとともに、偽造カードの使用を防止することもできる。
【0052】
【図1】本考案の第1の実施の形態を示す未使用状態の
平面図である。
平面図である。
【図2】同実施の形態における隠蔽層を積層前の状態に
おける基材の平面図である。
おける基材の平面図である。
【図3】同実施の形態で用いたマークの種類を示す図で
ある。
ある。
【図4】同実施の形態の注意事項部の記載内容を示す図
である。
である。
【図5】同実施の形態の剥離途中(競技途中)の状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図6】同実施の形態の剥離完了後の状態を示す平面図
である。
である。
【図7】本考案の第2の実施の形態を示す未使用状態の
平面図である。
平面図である。
【図8】同実施の形態における隠蔽層を積層前の状態に
おける基材の平面図である。
おける基材の平面図である。
【図9】同実施の形態の注意事項部の記載内容を示す図
である。
である。
【図10】同実施の形態の剥離途中(試合途中)の状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図11】同実施の形態の剥離完了後の状態を示す平面
図である。
図である。
1 大相撲スクラッチカード 2 基材 3 隠蔽層 6N 西方領域 6H 東方領域 8 感熱性識別子 11 野球スクラッチカード 12 基材 13 隠蔽層 19S 先攻チーム領域 19K 後攻チーム領域 20 チャンスマーク 21 ホームランマーク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月17日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態を示す未使用状態の
平面図である。
平面図である。
【図2】同実施の形態における隠蔽層を積層前の状態に
おける基材の平面図である。
おける基材の平面図である。
【図3】同実施の形態で用いたマークの種類を示す図で
ある。
ある。
【図4】同実施の形態の注意事項部の記載内容を示す図
である。
である。
【図5】同実施の形態の剥離途中(競技途中)の状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図6】同実施の形態の剥離完了後の状態を示す平面図
である。
である。
【図7】本考案の第2の実施の形態を示す未使用状態の
平面図である。
平面図である。
【図8】同実施の形態における隠蔽層を積層前の状態に
おける基材の平面図である。
おける基材の平面図である。
【図9】同実施の形態の注意事項部の記載内容を示す図
である。
である。
【図10】同実施の形態の剥離途中(試合途中)の状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図11】同実施の形態の剥離完了後の状態を示す平面
図である。
図である。
【図12】従来のカード体を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 大相撲スクラッチカード 2 基材 3 隠蔽層 6N 西方領域 6H 東方領域 8 感熱性識別子 11 野球スクラッチカード 12 基材 13 隠蔽層 19S 先攻チーム領域 19K 後攻チーム領域 20 チャンスマーク 21 ホームランマーク
Claims (9)
- 【請求項1】 基材の表面に形成され、各々対応する複
数の領域で構成された一対の列と、 この各列の前記各領域の各々に印刷され、所定の競技の
勝敗結果を示す識別子と、 前記各領域に積層され前記識別子を隠蔽する剥離可能な
隠蔽層と、 を備えたことを特徴とする競技観戦用スクラッチカー
ド。 - 【請求項2】 前記競技は大相撲であり、前記各列の前
記領域には東方力士と西方力士の中入り後の勝敗結果を
示す識別子が各々印刷されていることを特徴とする請求
項1記載の競技観戦用スクラッチカード。 - 【請求項3】 前記領域のいずれかに、勝敗の決まり手
を示す識別子が印刷されていることを特徴とする請求項
2記載の競技観戦用スクラッチカード。 - 【請求項4】 前記領域のいずれかに、対応する他方の
領域の隠蔽層をも剥離できる権利を与えることを意味す
る、相撲の取り直しを示す識別子が印刷されていること
を特徴とする請求項2記載の競技観戦用スクラッチカー
ド。 - 【請求項5】 基材の表面に形成され、各々対応する複
数の領域で構成された一対の列と、 この各列の前記各領域の各々に印刷され、所定の競技に
おける各チームの対応する各回の得点を示す数値及び合
計得点を示す数値と、 前記各領域に積層され前記数値を隠蔽する剥離可能な隠
蔽層と、 を備えたことを特徴とする競技観戦用スクラッチカー
ド。 - 【請求項6】 前記競技はプロ野球であり、前記各列の
先頭部には対戦するチーム名が印刷されていることを特
徴とする請求項5記載の競技観戦用スクラッチカード。 - 【請求項7】 前記領域のいずれかに、前記隠蔽層を既
に剥離したことにより露呈した数値を修正する権利を与
えることを意味する、特定の識別子が印刷されているこ
とを特徴とする請求項5記載の競技観戦用スクラッチカ
ード。 - 【請求項8】 前記領域のいずれかに、得点根拠を示す
識別子が印刷されていることを特徴とする請求項5記載
の競技観戦用スクラッチカード。 - 【請求項9】 前記領域の領域のいずれかに、加熱され
て顕在化する感熱性の識別子が印刷形成されていること
を特徴とする請求項1から8にいずれか記載の競技観戦
用スクラッチカード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1997002113U JP3045642U (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 競技観戦用スクラッチカード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1997002113U JP3045642U (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 競技観戦用スクラッチカード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3045642U true JP3045642U (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=43180018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1997002113U Expired - Lifetime JP3045642U (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 競技観戦用スクラッチカード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3045642U (ja) |
-
1997
- 1997-03-11 JP JP1997002113U patent/JP3045642U/ja not_active Expired - Lifetime
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