JP3048010B2 - ダイバータ冷却装置 - Google Patents
ダイバータ冷却装置Info
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- JP3048010B2 JP3048010B2 JP3172139A JP17213991A JP3048010B2 JP 3048010 B2 JP3048010 B2 JP 3048010B2 JP 3172139 A JP3172139 A JP 3172139A JP 17213991 A JP17213991 A JP 17213991A JP 3048010 B2 JP3048010 B2 JP 3048010B2
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- JP
- Japan
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- cooling
- diverter
- blanket
- vacuum vessel
- cooling system
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/10—Nuclear fusion reactors
Landscapes
- Plasma Technology (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、核融合装置等のダイバ
ータ冷却系において、冷却系内の放射性物質に対する放
射線しゃヘい対策上効果的な、ダイバータ冷却装置に関
する。
ータ冷却系において、冷却系内の放射性物質に対する放
射線しゃヘい対策上効果的な、ダイバータ冷却装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のダイバータの例は、プラズマ・核
融合学会誌“核融合研究(VOL.65/NO.2 F
eb.1991)”に記載のように、冷却管等の構造材
とその表面にロー付けされるアーマ材とで構成されてお
り、冷却管内を流れる冷却水によりダイバータの表面温
度を1000℃以下に冷却する構造となっていた。
融合学会誌“核融合研究(VOL.65/NO.2 F
eb.1991)”に記載のように、冷却管等の構造材
とその表面にロー付けされるアーマ材とで構成されてお
り、冷却管内を流れる冷却水によりダイバータの表面温
度を1000℃以下に冷却する構造となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】核融合装置のダイバー
タは水冷されているが、この冷却水中の酸素16Oはダイ
バータを冷却する際に真空容器内で中性子の照射を受け
るため以下に示す反応により放射化され、16Nになる。
タは水冷されているが、この冷却水中の酸素16Oはダイ
バータを冷却する際に真空容器内で中性子の照射を受け
るため以下に示す反応により放射化され、16Nになる。
【0004】 16O+n → 16N+1H …(化1)16 Nは6.2 MeVとエネルギの高いガンマ線を放出す
る放射性核種であるため、ダイバータ冷却系の真空容器
外に設置される配管・機器にはその放射線を遮蔽するた
め、多量の遮蔽物量が必要となる。
る放射性核種であるため、ダイバータ冷却系の真空容器
外に設置される配管・機器にはその放射線を遮蔽するた
め、多量の遮蔽物量が必要となる。
【0005】本発明の目的はダイバータ冷却水中の主要
な放射線線源である16Nによる真空容器外に設置された
ダイバータ冷却設備の配管・機器まわりのしゃヘい構造
物の物量を大幅に低減し、プラントコストの低減スペー
スの確保を図るため、放射性線源の発生側である真空容
器内のダイバータ冷却系の構成につき改良を行い、真空
容器外へ持ち出される16Nのインベントリ量を大幅に低
減させる事を可能とするに好適なダイバータ冷却システ
ムを提供することにある。
な放射線線源である16Nによる真空容器外に設置された
ダイバータ冷却設備の配管・機器まわりのしゃヘい構造
物の物量を大幅に低減し、プラントコストの低減スペー
スの確保を図るため、放射性線源の発生側である真空容
器内のダイバータ冷却系の構成につき改良を行い、真空
容器外へ持ち出される16Nのインベントリ量を大幅に低
減させる事を可能とするに好適なダイバータ冷却システ
ムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はダイバータ冷却
水中の16Nからの放射線を低減するため、16Nの半減期
が約7秒という、減衰特性に着目した以下の手段により
構成される。
水中の16Nからの放射線を低減するため、16Nの半減期
が約7秒という、減衰特性に着目した以下の手段により
構成される。
【0007】ダイバータを冷却したのち、ダイバータ冷
却系の冷却水は、真空容器内で、ダイバータ冷却系の出
口配管とブランケット冷却系の入口配管とを結ぶ配管を
経由し、ブランケット冷却系へ導かれる。系統構成にす
ることにより、ダイバータ冷却水中の16Nの減衰時間を
確保し、N16の量を低減可能とするシステムを提供す
る。
却系の冷却水は、真空容器内で、ダイバータ冷却系の出
口配管とブランケット冷却系の入口配管とを結ぶ配管を
経由し、ブランケット冷却系へ導かれる。系統構成にす
ることにより、ダイバータ冷却水中の16Nの減衰時間を
確保し、N16の量を低減可能とするシステムを提供す
る。
【0008】
【作用】本発明では、ダイバータを冷却し、その際、中
性子の照射を受け、16Oが放射化されて生成された16N
を多量に含むダイバータ冷却系の冷却水は、真空容器内
でそのままブランケット冷却系に接続された配管を経由
し、ブランケットの冷却を行った後、ブランケット冷却
系出口配管を経由して真空容器外へ導かれる。ダイバー
タ内で生成された冷却水中の16Nはブランケットを冷却
している間に、時間による減衰により十分低減され、こ
のためダイバータ冷却系の遮蔽物量を削減することが可
能となる。
性子の照射を受け、16Oが放射化されて生成された16N
を多量に含むダイバータ冷却系の冷却水は、真空容器内
でそのままブランケット冷却系に接続された配管を経由
し、ブランケットの冷却を行った後、ブランケット冷却
系出口配管を経由して真空容器外へ導かれる。ダイバー
タ内で生成された冷却水中の16Nはブランケットを冷却
している間に、時間による減衰により十分低減され、こ
のためダイバータ冷却系の遮蔽物量を削減することが可
能となる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1により説明する。図
1は核融合炉の断面図である。真空容器1内のプラズマ
2周辺の磁力線の形状を工夫し、外に逃げ出したプラズ
マが、直接、近くの壁に当らないように真空排気部3に
導くための装置であるダイバータ4は水冷されている。
ダイバータ4を冷却する際に真空容器内で中性子により
放射化された16Nを含む冷却水は、真空容器1内でダイ
バータ冷却系出口配管5とブランケット冷却系入口配管
6を結ぶ配管7を経由してブランケット冷却系にはい
り、ブランケット8内を通過し、冷却水中の16Nが減衰
するための時間を確保した後、真空容器1外へ導かれ、
熱交換器9で熱交換を行った後、再び、ダイバータ4を
冷却するため真空容器内へ循環される。本実施例ではダ
イバータ冷却系の16Nを多量に含んだ冷却水が真空容器
内のブランケット冷却系内を流れることになるが、真空
容器の外側にはプラズマ2から放出される放射線をしゃ
へいするためのしゃヘい体10があり、このしゃヘいに
より冷却水中の16Nから放出されるガンマ線もしゃヘい
できるため、新たなしゃヘいの追加は不要となる。図2
にダイバータ出口における冷却水中の16Nのインベント
リを1とした場合のブランケット冷却系の真空容器出口
における16Nインベントリとダイバータ出口からそこま
での所要時間の関係を示す。
1は核融合炉の断面図である。真空容器1内のプラズマ
2周辺の磁力線の形状を工夫し、外に逃げ出したプラズ
マが、直接、近くの壁に当らないように真空排気部3に
導くための装置であるダイバータ4は水冷されている。
ダイバータ4を冷却する際に真空容器内で中性子により
放射化された16Nを含む冷却水は、真空容器1内でダイ
バータ冷却系出口配管5とブランケット冷却系入口配管
6を結ぶ配管7を経由してブランケット冷却系にはい
り、ブランケット8内を通過し、冷却水中の16Nが減衰
するための時間を確保した後、真空容器1外へ導かれ、
熱交換器9で熱交換を行った後、再び、ダイバータ4を
冷却するため真空容器内へ循環される。本実施例ではダ
イバータ冷却系の16Nを多量に含んだ冷却水が真空容器
内のブランケット冷却系内を流れることになるが、真空
容器の外側にはプラズマ2から放出される放射線をしゃ
へいするためのしゃヘい体10があり、このしゃヘいに
より冷却水中の16Nから放出されるガンマ線もしゃヘい
できるため、新たなしゃヘいの追加は不要となる。図2
にダイバータ出口における冷却水中の16Nのインベント
リを1とした場合のブランケット冷却系の真空容器出口
における16Nインベントリとダイバータ出口からそこま
での所要時間の関係を示す。
【0010】ブランケット冷却系で16Nの半減期の約2
〜7倍の約14〜50秒程度の滞在時間を確保すること
ができれば、16Nのインベントリは約1/4〜1/10
0となる。これはしゃヘい体の物量に換算すれば、コン
クリートで約20〜85cmのしゃヘい厚さの低減とな
る。
〜7倍の約14〜50秒程度の滞在時間を確保すること
ができれば、16Nのインベントリは約1/4〜1/10
0となる。これはしゃヘい体の物量に換算すれば、コン
クリートで約20〜85cmのしゃヘい厚さの低減とな
る。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、ダイバータ冷却系の冷
却水中の16Nを真空容器内で減衰させることができ、真
空容器外に設置されている。ダイバータ冷却系の機器・
配管類のしゃヘい物量の大幅な低減及びスペースの確保
が可能となる。
却水中の16Nを真空容器内で減衰させることができ、真
空容器外に設置されている。ダイバータ冷却系の機器・
配管類のしゃヘい物量の大幅な低減及びスペースの確保
が可能となる。
【図1】本発明の一実施例の核融合炉の断面図。
【図2】ダイバータの冷却水が真空容器内のブランケッ
ト冷却系内に滞在する時間と冷却水中の16Nのインベン
トリの関係を表わす特性図。
ト冷却系内に滞在する時間と冷却水中の16Nのインベン
トリの関係を表わす特性図。
1…真空容器、2…プラズマ、3…真空排気部、4…ダ
イバータ、5…ダイバータ冷却系出口配管、6…ブラン
ケット冷却系入口配管、7…配管、8…ブランケット、
9…熱交換器、10…しゃヘい体。
イバータ、5…ダイバータ冷却系出口配管、6…ブラン
ケット冷却系入口配管、7…配管、8…ブランケット、
9…熱交換器、10…しゃヘい体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 半田 博之 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立 エンジニアリング株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21B 1/00
Claims (2)
- 【請求項1】プラズマを閉じ込める真空容器と、前記プ
ラズマが直接近くの壁に当らないように排気部に導くた
めのダイバータと、炉心を取り囲むブランケットと、前
記真空容器のまわりを取り囲むしゃへい体とを備えた核
融合炉において、 前記ダイバータを冷却するダイバータ冷却系と前記ブラ
ンケットを冷却するブランケット冷却系とを前記真空容
器内で配管により接続して、前記ダイバータを冷却した
冷却水により前記ブランケットを冷却する系統構成とし
たことを特徴とするダイバータ冷却装置。 - 【請求項2】プラズマを閉じ込める真空容器と、前記プ
ラズマが直接近くの壁に当らないように排気部に導くた
めのダイバータと、炉心を取り囲むブランケットと、前
記真空容器のまわりを取り囲むしゃへい体とを備えた核
融合炉において、 前記ダイバータを冷却するダイバータ冷却系の出口配管
と前記ブランケットを冷却するブランケット冷却系の入
口配管とを前記真空容器内で接続したことを特徴とする
ダイバータ冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3172139A JP3048010B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | ダイバータ冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3172139A JP3048010B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | ダイバータ冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0519075A JPH0519075A (ja) | 1993-01-26 |
| JP3048010B2 true JP3048010B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=15936292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3172139A Expired - Fee Related JP3048010B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | ダイバータ冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3048010B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002325837A (ja) | 2000-06-15 | 2002-11-12 | Nefuronetto:Kk | 自動血液透析装置 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP3172139A patent/JP3048010B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0519075A (ja) | 1993-01-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |