JP3052009B2 - 柱と梁の接合構造および接合工法 - Google Patents
柱と梁の接合構造および接合工法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋コンクリート製の
柱と鉄骨製の梁とを剛に接合する柱と梁の接合構造およ
びその接合工法に関する。
柱と鉄骨製の梁とを剛に接合する柱と梁の接合構造およ
びその接合工法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のように、鉄筋コンクリート製の柱
と鉄骨製の梁とを剛に接合する接合構造の一つに、複数
階(例えば3階)ごとに柱用の鉄筋を建て込み、それら
柱用の鉄筋の回りに所定高さ置きに梁接合用のプレート
を設け、該梁接合用プレートに鉄骨製の梁の端部を接合
し、その後、柱部分を型枠で囲ってコンクリートを打設
してなる構造のものがある。
と鉄骨製の梁とを剛に接合する接合構造の一つに、複数
階(例えば3階)ごとに柱用の鉄筋を建て込み、それら
柱用の鉄筋の回りに所定高さ置きに梁接合用のプレート
を設け、該梁接合用プレートに鉄骨製の梁の端部を接合
し、その後、柱部分を型枠で囲ってコンクリートを打設
してなる構造のものがある。
【0003】また、プレキャストコンクリート製の柱か
ら鉄筋を上部に突出させ、該柱の上部に鉄骨製の梁の端
部を所定間隔をあけて配置し、それら柱と梁の端部を接
続するように梁の両側にコンクリートを巻いてハーフP
Cの鉄骨梁構造としたものもある。
ら鉄筋を上部に突出させ、該柱の上部に鉄骨製の梁の端
部を所定間隔をあけて配置し、それら柱と梁の端部を接
続するように梁の両側にコンクリートを巻いてハーフP
Cの鉄骨梁構造としたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た柱と梁の接合構造にあっては、次のような欠点があっ
た。
た柱と梁の接合構造にあっては、次のような欠点があっ
た。
【0005】すなわち、前者および後者とも、柱となる
部分を型枠で囲わなければならず、しかも柱と梁と仕口
部に所定形状の鉄筋を配置しなければならないため、施
工が複雑で手間がかかる欠点があった。
部分を型枠で囲わなければならず、しかも柱と梁と仕口
部に所定形状の鉄筋を配置しなければならないため、施
工が複雑で手間がかかる欠点があった。
【0006】特に、前者にあっては、梁の端部を梁接合
用のプレートに突き合わせ溶接しなければならないた
め、面倒な溶接作業が必要になる。また、溶接工事のほ
か前記したように型枠工事、および鉄筋工事を伴うた
め、多数の職種の作業員が必要になる。さらに、一度に
複数階ずつ施工するため、高所作業を伴う等の欠点があ
った。
用のプレートに突き合わせ溶接しなければならないた
め、面倒な溶接作業が必要になる。また、溶接工事のほ
か前記したように型枠工事、および鉄筋工事を伴うた
め、多数の職種の作業員が必要になる。さらに、一度に
複数階ずつ施工するため、高所作業を伴う等の欠点があ
った。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、高所作業を最小限にとど
めることができ、しかも突き合わせ溶接等の面倒な溶接
作業を行うことなく、少ない職種の作業員でも容易に施
工することができる柱と梁の接合構造およびその接合工
法を提供することにある。
で、その目的とするところは、高所作業を最小限にとど
めることができ、しかも突き合わせ溶接等の面倒な溶接
作業を行うことなく、少ない職種の作業員でも容易に施
工することができる柱と梁の接合構造およびその接合工
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる柱と梁の
接合構造では、プレキャストコンクリート製の柱の上部
に、該柱の上部に設けられたアンカーボルトを介して、
互いに直交する方向のうち一方の方向に延びる鉄骨製の
梁が固定され、該一方の梁の下端フランジに設けられた
フランジ接合プレートを介して前記一方の梁に直交する
他方の鉄骨製の梁の下端フランジが固定され、該他方の
梁の上端フランジは前記一方の梁の上端フランジにまた
がる鉄筋によってラップジョイントされていることを特
徴としている。
接合構造では、プレキャストコンクリート製の柱の上部
に、該柱の上部に設けられたアンカーボルトを介して、
互いに直交する方向のうち一方の方向に延びる鉄骨製の
梁が固定され、該一方の梁の下端フランジに設けられた
フランジ接合プレートを介して前記一方の梁に直交する
他方の鉄骨製の梁の下端フランジが固定され、該他方の
梁の上端フランジは前記一方の梁の上端フランジにまた
がる鉄筋によってラップジョイントされていることを特
徴としている。
【0009】また、本発明工法では、プレキャストコン
クリート製の柱を立設し、該柱の上部に設けたアンカー
ボルトで、互いに直交する方向のうち一方の方向に延び
る鉄骨製の梁を固定し、該一方の梁の下端フランジに設
けたフランジ接合プレートを介して該一方の梁に直交す
る他方の鉄骨製の梁の下端フランジを固定し、該他方の
梁の上端フランジから前記一方の梁の上端フランジに至
るように鉄筋をまたがせ、それら柱と梁と接合部分にコ
ンクリートを打設して柱と梁とを接合することを特徴と
している。
クリート製の柱を立設し、該柱の上部に設けたアンカー
ボルトで、互いに直交する方向のうち一方の方向に延び
る鉄骨製の梁を固定し、該一方の梁の下端フランジに設
けたフランジ接合プレートを介して該一方の梁に直交す
る他方の鉄骨製の梁の下端フランジを固定し、該他方の
梁の上端フランジから前記一方の梁の上端フランジに至
るように鉄筋をまたがせ、それら柱と梁と接合部分にコ
ンクリートを打設して柱と梁とを接合することを特徴と
している。
【0010】
【作用】一方の方向に延びる鉄骨製の梁をアンカーボル
トを介して柱に、また一方の梁に対して直交するように
延びる他方の梁を一方の梁に取り付けたフランジ接合プ
レートを介して固定する構成であり、梁を柱等に固定す
るのに梁端部の突き合わせ溶接箇所がなく、かつ該柱と
梁との仕口部の構造が簡単であることから、施工が容易
になる。
トを介して柱に、また一方の梁に対して直交するように
延びる他方の梁を一方の梁に取り付けたフランジ接合プ
レートを介して固定する構成であり、梁を柱等に固定す
るのに梁端部の突き合わせ溶接箇所がなく、かつ該柱と
梁との仕口部の構造が簡単であることから、施工が容易
になる。
【0011】また、一層ずつ施工する積層工法を導入で
きるから、高所作業が減少するとともに、ひずみ直しや
仮締めなどの手間が省略でき、さらに施工誤差を各層毎
に吸収することができる。加えて、型枠工事がほとんど
不要であり、各フロアの工事を少ない人数で施工するこ
とができる。
きるから、高所作業が減少するとともに、ひずみ直しや
仮締めなどの手間が省略でき、さらに施工誤差を各層毎
に吸収することができる。加えて、型枠工事がほとんど
不要であり、各フロアの工事を少ない人数で施工するこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明にかかる柱と梁の接合構造を示す縦
断面図、図2は図1のXーX線に沿う断面図、図3は平
面図である。
する。図1は本発明にかかる柱と梁の接合構造を示す縦
断面図、図2は図1のXーX線に沿う断面図、図3は平
面図である。
【0013】図において符号1は、上部の一部分を残し
てほとんどがプレキャストコンクリート製で構成された
柱である。この柱1は、内部所定位置に鉄筋が埋設され
ており、その上部に配置される後述する梁6,7の下端
フランジ位置と同じ高さ位置までフルプレキャストコン
クリート製とされている。また、この柱1の上面中央部
にはアンカーボルト3…が上端を突出されて配されてい
る。さらに、この柱1の4隅部にはL字状の起立部4…
が立ち上げられて、後にコンクリートが打設されること
により仕上げられる、いわゆるハーフPC化とされてい
る。上記L字状の起立部4の内側には鉄筋2…が立ち上
げられている。
てほとんどがプレキャストコンクリート製で構成された
柱である。この柱1は、内部所定位置に鉄筋が埋設され
ており、その上部に配置される後述する梁6,7の下端
フランジ位置と同じ高さ位置までフルプレキャストコン
クリート製とされている。また、この柱1の上面中央部
にはアンカーボルト3…が上端を突出されて配されてい
る。さらに、この柱1の4隅部にはL字状の起立部4…
が立ち上げられて、後にコンクリートが打設されること
により仕上げられる、いわゆるハーフPC化とされてい
る。上記L字状の起立部4の内側には鉄筋2…が立ち上
げられている。
【0014】なお、建物の端部に存する柱1の場合に
は、図にも示すように、端部に位置するL字状の起立部
4,4どうしがつながっている。また、L字状の起立部
4の間には、後述するように梁6,7が組み込まれた
後、柱と梁との仕口部にコンクリートを打設する際に該
コンクリートが外部に流れ出さないように、リブ8a付
きの蓋プレート8が渡されるが、この蓋プレート8は後
述するフランジ接合プレート11に取り付けられてい
る。
は、図にも示すように、端部に位置するL字状の起立部
4,4どうしがつながっている。また、L字状の起立部
4の間には、後述するように梁6,7が組み込まれた
後、柱と梁との仕口部にコンクリートを打設する際に該
コンクリートが外部に流れ出さないように、リブ8a付
きの蓋プレート8が渡されるが、この蓋プレート8は後
述するフランジ接合プレート11に取り付けられてい
る。
【0015】上記柱1の上部にはアンカーボルト3を介
して、互いに直交する方向(X,Y方向)のうちの一方
の方向(Y方向)に延びる断面H状に形成された鉄骨製
の梁6の端部が、互いに同軸状となるように突き合わさ
れて固定されている。梁6は下端フランジ6aにあらか
じめ形成された孔に前記アンカーボルト3の上端が挿通
されてナット9により締め付けられて固定されている。
して、互いに直交する方向(X,Y方向)のうちの一方
の方向(Y方向)に延びる断面H状に形成された鉄骨製
の梁6の端部が、互いに同軸状となるように突き合わさ
れて固定されている。梁6は下端フランジ6aにあらか
じめ形成された孔に前記アンカーボルト3の上端が挿通
されてナット9により締め付けられて固定されている。
【0016】前記突き合わされた梁6,6の間にはガセ
ットプレート10がそれら梁6に直交するように取り付
けられ、さらにそれら梁6,6の下端フランジ6aには
フランジ接合プレート11が該梁6に直交するようにか
つその先端を柱1から突出されて溶接により固定されて
いる。
ットプレート10がそれら梁6に直交するように取り付
けられ、さらにそれら梁6,6の下端フランジ6aには
フランジ接合プレート11が該梁6に直交するようにか
つその先端を柱1から突出されて溶接により固定されて
いる。
【0017】また、前記柱1,1の間には前記梁6に直
交する方向(X方向)に延びる断面H字状に形成された
他方の鉄骨製の梁7が、その下端フランジ7aを前記フ
ランジ接合プレート11にボルトおよびナットを介して
連結されるとともに、そのウエブ7bを前記ガセットプ
レート9の端部にボルトおよびナットを介して連結され
ている。
交する方向(X方向)に延びる断面H字状に形成された
他方の鉄骨製の梁7が、その下端フランジ7aを前記フ
ランジ接合プレート11にボルトおよびナットを介して
連結されるとともに、そのウエブ7bを前記ガセットプ
レート9の端部にボルトおよびナットを介して連結され
ている。
【0018】さらに、このX方向に延びる他方の梁7の
上端フランジ7cの一端には複数本の鉄筋12が溶接さ
れている。この鉄筋12の長さは、該鉄筋12が取り付
けられている梁7の端部と接合される梁6を横切りかつ
該梁7と同軸状に配置される他の梁7に所定長さ重なる
ような長さに設定されている。なお、建物の端部(通
り)に位置する梁7に取り付けられる鉄筋12aも同程
度の長さに設定され、その先端は図1に示すように梁6
を採った後下方へ折曲されるようになっている。
上端フランジ7cの一端には複数本の鉄筋12が溶接さ
れている。この鉄筋12の長さは、該鉄筋12が取り付
けられている梁7の端部と接合される梁6を横切りかつ
該梁7と同軸状に配置される他の梁7に所定長さ重なる
ような長さに設定されている。なお、建物の端部(通
り)に位置する梁7に取り付けられる鉄筋12aも同程
度の長さに設定され、その先端は図1に示すように梁6
を採った後下方へ折曲されるようになっている。
【0019】鉄筋12は強度計算上通常2本以上必要で
あるが、必要本数の大体1/3を上端フランジ7に溶接
し、他の2/3は同レベルの位置に後で配置すれば足り
る。
あるが、必要本数の大体1/3を上端フランジ7に溶接
し、他の2/3は同レベルの位置に後で配置すれば足り
る。
【0020】上記図1〜図3で説明したものは施工途中
の断面図であり、その後、上部にデッキプレート等が敷
き込まれ、フロアダクト、配筋等が施された後、フロア
部および柱1の上部にコンクリートが打設される。
の断面図であり、その後、上部にデッキプレート等が敷
き込まれ、フロアダクト、配筋等が施された後、フロア
部および柱1の上部にコンクリートが打設される。
【0021】次に、上記柱と梁の接合構造の工法につい
て説明する。図4は一階のフロア部Fの施工途中を示す
図である。フロア部Fの所定位置には柱筋21が突出さ
れている。このフロア部に対して、柱筋21の先端にス
プライススリーブ等の連結具を利用して柱筋を継ぎ足
し、前記したほぼフルPC構造の柱1を建て込む。な
お、柱1が倒れないように必要に応じて該柱1を支持す
る構造にしてもよい。
て説明する。図4は一階のフロア部Fの施工途中を示す
図である。フロア部Fの所定位置には柱筋21が突出さ
れている。このフロア部に対して、柱筋21の先端にス
プライススリーブ等の連結具を利用して柱筋を継ぎ足
し、前記したほぼフルPC構造の柱1を建て込む。な
お、柱1が倒れないように必要に応じて該柱1を支持す
る構造にしてもよい。
【0022】次いで、上記のように建て込んだ柱1の上
部にY方向の梁(大梁)6を組み付ける。梁6の組み付
けは、前記したようにあらかじめ柱1の上部に取り付け
たアンカーボルト3を利用して行う。実際には、柱1ど
うしの間を一つの梁6で渡すことは難しく、途中ジョイ
ント部23を設ける。ジョイント部23は、図6
(イ),図7(イ)に示すように、柱1,1間の両端に
近い2箇所に設ける方法と、図6(ロ,)図7(ロ)に
示すように柱1,1間の中央部分に設ける方法等があ
る。
部にY方向の梁(大梁)6を組み付ける。梁6の組み付
けは、前記したようにあらかじめ柱1の上部に取り付け
たアンカーボルト3を利用して行う。実際には、柱1ど
うしの間を一つの梁6で渡すことは難しく、途中ジョイ
ント部23を設ける。ジョイント部23は、図6
(イ),図7(イ)に示すように、柱1,1間の両端に
近い2箇所に設ける方法と、図6(ロ,)図7(ロ)に
示すように柱1,1間の中央部分に設ける方法等があ
る。
【0023】次いで、前記梁6の下端に取り付けたフラ
ンジ接合プレート11を利用してX方向の梁(大梁)7
を組み付ける。具体的には、まず通りの柱1と通り
の柱1の間に梁6を、該梁6の端部をフランジ接合プレ
ート11にボルト等を利用して取り付ける。梁7の通
りの端部には┐型に折曲げられた鉄筋12aがあらかじ
め溶接されており、その鉄筋12aの先端はY方向の梁
6を乗り越えてセットされる。実際には、梁7の応力は
主に、フランジ接合プレートと上部に鉄筋12aを介し
て柱側へ伝わる。
ンジ接合プレート11を利用してX方向の梁(大梁)7
を組み付ける。具体的には、まず通りの柱1と通り
の柱1の間に梁6を、該梁6の端部をフランジ接合プレ
ート11にボルト等を利用して取り付ける。梁7の通
りの端部には┐型に折曲げられた鉄筋12aがあらかじ
め溶接されており、その鉄筋12aの先端はY方向の梁
6を乗り越えてセットされる。実際には、梁7の応力は
主に、フランジ接合プレートと上部に鉄筋12aを介し
て柱側へ伝わる。
【0024】次に、通りの柱とその図中右側に存する
通りの柱(図示略)の間に梁7を組み付ける。この梁
7の組み付け方法は、前記,通りの柱間に渡される
梁と同様である。また、この梁7の通り側の上端フラ
ンジ7cには鉄筋12があらかじめ溶接されているの
で、梁7を正規の位置に組み付けることで、この鉄筋1
2の端部が自動的に,通り間の梁7の通り側の端
部上にセットされる。この鉄筋12の先端は、その後上
部にコンクリートが打設されるとき、前記,通り間
の梁7に対してラップジョイントされる。以下、スパン
が増加しても、同様の作業によって梁6,7を組み付け
る。
通りの柱(図示略)の間に梁7を組み付ける。この梁
7の組み付け方法は、前記,通りの柱間に渡される
梁と同様である。また、この梁7の通り側の上端フラ
ンジ7cには鉄筋12があらかじめ溶接されているの
で、梁7を正規の位置に組み付けることで、この鉄筋1
2の端部が自動的に,通り間の梁7の通り側の端
部上にセットされる。この鉄筋12の先端は、その後上
部にコンクリートが打設されるとき、前記,通り間
の梁7に対してラップジョイントされる。以下、スパン
が増加しても、同様の作業によって梁6,7を組み付け
る。
【0025】次いで、必要に応じて大梁6,6の間に小
梁25を組み付ける。その後、柱1および梁6,7の上
部にデッキプレートあるいはハーフPC板を敷き込み、
フロアダクトおよび配筋を施した後、コンクリートを打
設し、養生することにより、所望の柱と梁の接合構造が
得られる。次いで、2階以降を施工するが施工手順は前
記と同様である。すなわち、あらかじめ2階のフロア部
に突出させた柱筋を使用して、上記と同様な工程を繰り
返すことによって同様な柱と梁の接合構造が得られる。
梁25を組み付ける。その後、柱1および梁6,7の上
部にデッキプレートあるいはハーフPC板を敷き込み、
フロアダクトおよび配筋を施した後、コンクリートを打
設し、養生することにより、所望の柱と梁の接合構造が
得られる。次いで、2階以降を施工するが施工手順は前
記と同様である。すなわち、あらかじめ2階のフロア部
に突出させた柱筋を使用して、上記と同様な工程を繰り
返すことによって同様な柱と梁の接合構造が得られる。
【0026】なお、上記実施例において示した各構成部
材の諸形状や寸法は一例であって、必要に応じて種々設
計変更可能である。すなわち、小梁25、一方向スラ
ブ、またはハーフPCスラブを用いた場合でも、梁の接
合工法は上記と同様である。
材の諸形状や寸法は一例であって、必要に応じて種々設
計変更可能である。すなわち、小梁25、一方向スラ
ブ、またはハーフPCスラブを用いた場合でも、梁の接
合工法は上記と同様である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
方の方向に延びる鉄骨製の梁をアンカーボルトを介して
柱に、また一方の梁に対して直交するように延びる他方
の梁を一方の梁に取り付けたフランジ接合プレートを介
して固定する構成であり、梁を柱等に固定するのに梁端
部の突き合わせ溶接箇所がなく、かつ該柱と梁との仕口
部の構造が簡単であることから、施工が容易になる。
方の方向に延びる鉄骨製の梁をアンカーボルトを介して
柱に、また一方の梁に対して直交するように延びる他方
の梁を一方の梁に取り付けたフランジ接合プレートを介
して固定する構成であり、梁を柱等に固定するのに梁端
部の突き合わせ溶接箇所がなく、かつ該柱と梁との仕口
部の構造が簡単であることから、施工が容易になる。
【0028】また、一層ずつ施工する積層工法を導入で
きるから、高所作業が減少するとともに、ひずみ直しや
仮締めなどの手間が省略でき、さらに施工誤差を各層毎
に吸収することができる。また、型枠工事がほとんど不
要であり、各フロアの工事を少ない人数で施工すること
ができる。また、鉄骨の加工量が少なく、単純加工の部
分が多いため、鉄骨の納期短縮ができ、かつコストダウ
ンも図れる。さらに、各フロアの施工人数が小数人でよ
く、クレーンのオペレータを合わせても4〜5人の小数
人での施工が可能である。
きるから、高所作業が減少するとともに、ひずみ直しや
仮締めなどの手間が省略でき、さらに施工誤差を各層毎
に吸収することができる。また、型枠工事がほとんど不
要であり、各フロアの工事を少ない人数で施工すること
ができる。また、鉄骨の加工量が少なく、単純加工の部
分が多いため、鉄骨の納期短縮ができ、かつコストダウ
ンも図れる。さらに、各フロアの施工人数が小数人でよ
く、クレーンのオペレータを合わせても4〜5人の小数
人での施工が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる柱と梁の接合構造の縦断面図で
ある。
ある。
【図2】図1のXーX線に沿う断面図である。
【図3】同接合構造の平面図である。
【図4】施工手順を示す概略側面図である。
【図5】施工手順を示す概略側面図である。
【図6】施工手順を示す概略側面図である。
【図7】施工手順を示す概略側面図である。
【図8】施工手順を示す概略側面図である。
1 柱 2 鉄筋 3 アンカーボルト 6 一方の梁 6a 下端フランジ 7 他方の梁 7a 下端フランジ 7b ウエブ 7c 上端フランジ 10 ガセットプレート 11 フランジ接合プレート
Claims (2)
- 【請求項1】 プレキャストコンクリート製の柱の上部
に、該柱の上部に設けられたアンカーボルトを介して、
互いに直交する方向のうち一方の方向に延びる鉄骨製の
梁が固定され、該一方の梁の下端フランジに設けられた
フランジ接合プレートを介して前記一方の梁に直交する
他方の鉄骨製の梁の下端フランジが固定され、該他方の
梁の上端フランジは前記一方の梁の上端フランジにまた
がる鉄筋によってラップジョイントされていることを特
徴とする柱と梁の接合構造。 - 【請求項2】 プレキャストコンクリート製の柱を立設
し、該柱の上部に設けたアンカーボルトで、互いに直交
する方向のうち一方の方向に延びる鉄骨製の梁を固定
し、該一方の梁の下端フランジに設けたフランジ接合プ
レートを介して該一方の梁に直交する他方の鉄骨製の梁
の下端フランジを固定し、該他方の梁の上端フランジか
ら前記一方の梁の上端フランジに至るように鉄筋をまた
がせ、それら柱と梁と接合部分にコンクリートを打設し
て柱と梁とを接合することを特徴とする柱と梁の接合工
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3193406A JP3052009B2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 柱と梁の接合構造および接合工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3193406A JP3052009B2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 柱と梁の接合構造および接合工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0518006A JPH0518006A (ja) | 1993-01-26 |
| JP3052009B2 true JP3052009B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=16307429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3193406A Expired - Lifetime JP3052009B2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 柱と梁の接合構造および接合工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3052009B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7393619B2 (ja) * | 2019-06-03 | 2023-12-07 | 日本製鉄株式会社 | 柱梁接合部構造及び柱梁接合部の設計方法 |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP3193406A patent/JP3052009B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0518006A (ja) | 1993-01-26 |
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