JP3052191B2 - グレーチングの製造方法 - Google Patents

グレーチングの製造方法

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JP3052191B2 JP8171814A JP17181496A JP3052191B2 JP 3052191 B2 JP3052191 B2 JP 3052191B2 JP 8171814 A JP8171814 A JP 8171814A JP 17181496 A JP17181496 A JP 17181496A JP 3052191 B2 JP3052191 B2 JP 3052191B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、グレーチングの製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、道路等の側溝の蓋と
なるグレーチングは図4に分解図で示すように構成され
ており、複数枚の主部材51,51,51にはそれぞれ
貫通状に横長変形状の通し孔51aが形成されており、
この各通し孔51a内に側方より補助バー52を挿通さ
せ、補助バー52には予め所定間隔で係合凹部52a,
52aを形成させておき、この各係合凹部52a内に前
記各主部材51を嵌め込んで各主部材51,51間のピ
ッチを所定ピッチとし、補助バー52に対し前記各主部
材51を溶接して連結しており、長手方向の端部には、
その後にエンドプレート53が溶接固定され、さらに側
面側にはエンドバー54,55が溶接固定されて形成さ
れている。
【0003】このような図4の従来構造では、予め補助
バー52に係合凹部52a,52aを形成させておく必
要があり、かつ補助バー52に対し各主部材51を溶接
により固定させる必要があるため、製造工程が多く、コ
スト高となってしまうという問題点があり、また、主部
材51の嵌め込みを容易化するために前記係合凹部52
aはかなり幅を広く形成させておく必要があり、そのた
めガタつきが生じやすいという問題点があった。
【0004】また、別の従来のグレーチング構造として
図5に示すようなものがあり、図5のものは、複数枚の
主部材51に対し、通し孔51b内に補助パイプ53を
挿通させて、この補助パイプ53と前記各主部材51を
溶接により連結するものであり、このような補助パイプ
53による構造でも、補助パイプ53と各主部材51と
の溶接が必要であり、作業工程が多くコスト高となって
しまうという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、コストを低減させて良
好なピッチ間隔に主部材を連結固定できるグレーチング
の製造方法を提供せんことを目的とし、その要旨は、
定ピッチ間隔で複数配置された各固定側ブロック間には
差込溝が形成され、一方、前記各固定側ブロックに整合
する位置にスライド移動可能に複数配置された各押圧ブ
ロック間にも差込溝が形成されてなり、前記固定側ブロ
ックと押圧ブロックをプレス機に取り付け、前記固定側
ブロックと押圧ブロックの差込溝内に主部材を上方より
差し込んで主部材を所定ピッチ間隔で平行状に配列し、
この状態で各主部材にそれぞれ貫通形成されている孔内
に補助パイプを挿通させ、前記押圧ブロックをプレス機
で前記固定側ブロック側へ押圧し、前記補助パイプを上
下に長い偏平状断面にして、該補助パイプを介し前記各
主部材を所定ピッチ間隔に連結固定することである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本例のグレーチングの斜視構成図であ
り、グレーチング1は複数枚の板状の主部材2,2,2
を有し、この各主部材2はそれぞれ平行状に配列されて
おり、補助パイプ5で所定ピッチ間隔に連結固定された
ものとなっており、長手方向端縁部にはエンドプレート
3が溶接により固設され、また、両側縁部にはそれぞれ
エンドバー4a,4bが溶接固定されたものである。
【0007】なお、この両側面側のエンドバー4a,4
bが存在しないグレーチング1であっても良く、本例で
は、前記各主部材2,2,2は補助パイプ5に対し溶接
されることなく連結固定されたものである。即ち、補助
パイプ5は各主部材2に貫通形成された丸孔2a内に挿
通された後に、横方向より押圧されて、図2の拡大図で
示すように、偏平状にされたものである。
【0008】このグレーチング1の製造工程の一例を図
3の斜視図で示すが、図3において、固定側ブロック
6,6,6が所定ピッチ間隔で複数配置されており、各
固定ブロック6,6間には前記主部材2を上方より差し
込むことのできる差込溝M,M,Mが形成されたものと
なっている。一方、この各固定側ブロック6に対しスラ
イド移動できる押圧ブロック7,7,7が各固定側ブロ
ック6に整合する位置に配列されており、各押圧ブロッ
ク7,7間には主部材2を差し込む差込溝Mが形成され
たものとなっている。
【0009】このように固定側ブロック6と押圧ブロッ
ク7をプレス機に取り付けておき、この状態で差込溝M
内に主部材2,2,2,2をそれぞれ差し込むと、主部
材2,2,2,2は所定ピッチ間隔で平行状に配列され
ることとなり、この状態で主部材2にそれぞれ貫通形成
されている丸孔2a内に、側方より断面円状の補助パイ
プ5を挿通させ、全部の主部材2,2,2を連結するよ
に補助パイプ5が挿通された状態で、前記押圧ブロック
7,7,7を例えば80トンプレス機を用いて前記固定
側ブロック6,6,6側へ押圧することにより、固定側
ブロック6,6,6と押圧ブロック7,7,7に挟まれ
て前記補助パイプ5は図2に拡大して示すように偏平状
とされるものである。
【0010】補助パイプ5において、前記主部材の丸孔
2a内に位置する部位5aでは、丸孔2aの内周に対応
して円形状を留めるが、その他の部分では前述した如く
固定側ブロック6と押圧ブロック7間で挟まれて押圧さ
れ、上下に長い偏平状断面となり、側面側は固定側ブロ
ック6及び押圧ブロック7が当接したほぼ垂直な押圧平
面5bとなり、押圧平面5bの上部側は上方へ膨出され
て上側膨出面5cとなり、この上側膨出面5cは前記丸
孔2aよりも上側に位置することとなり、逆に下側の膨
出面5dは丸孔2aよりも下方側に位置することとな
り、これにより各主部材2,2は固定状態となって、所
定のピッチでそれぞれ平行状に補助パイプ5を介し連結
固定されることとなる。従って、従来のように、補助パ
イプ5と各主部材2を溶接で固定させる必要がなく、偏
平状となった部分で主部材2,2間のガタつきを完全に
抑えて、強固に主部材2,2を所定ピッチ間隔で連結で
きることとなる。
【0011】このように、本例では、複数の固定側ブロ
ック6と複数の押圧ブロック7を用いて、補助パイプ5
の側面を押圧して偏平状とし、補助パイプ5の上下面を
上方及び下方に膨出させて、これにより強固に主部材
2,2を所定ピッチで固定することができ、製造工程が
簡略化して、コストを低減させてグレーチングを製造す
ることができるものとなる。なお、前述した如く、その
後に図1のようにエンドプレート3及びエンドバー4
a,4bを溶接により固定して枠組形成させることもで
きるものである。なお、本例では、各主部材2に丸孔2
aを形成させ、また、補助パイプ5は断面円形状のもの
を例示したが、円形以外の形状であっても良い。
【0012】なお、前記図3の各差込溝Mに対し1つ飛
びに主部材2を差し込んで、主部材2,2のピッチ間隔
の粗いグレーチング1を製造することもでき、また、2
つ飛び間隔で差込溝Mに主部材2を差し込んで、より主
部材2のピッチ間隔の広いグレーチングも製造すること
ができ、主部材2,2のピッチ間隔を自由に設定できる
ものとなる。なお、このように補助パイプ5の側面を押
圧して偏平状にし、複数枚の主部材2,2を連結固定し
たものであるため、ガタつきが生ずることなく、製造後
に長手方向でグレーチング1を切断しても各主部材2,
2が分解することはなく、必要に応じグレーチング1を
切断して寸法設定を行なうことができるものである。
【0013】
【発明の効果】本発明のグレーチングの製造方法は、
定ピッチ間隔で複数配置された各固定側ブロック間には
差込溝が形成され、一方、前記各固定側ブロックに整合
する位置にスライド移動可能に複数配置された各押圧ブ
ロック間にも差込溝が形成されてなり、前記固定側ブロ
ックと押圧ブロックをプレス機に取り付け、前記固定側
ブロックと押圧ブロックの差込溝内に主部材を上方より
差し込んで主部材を所定ピッチ間隔で平行状に配列し、
この状態で各主部材にそれぞれ貫通形成されている孔内
に補助パイプを挿通させ、前記押圧ブロックをプレス機
で前記固定側ブロック側へ押圧し、前記補助パイプを上
下に長い偏平状断面にして、該補助パイプを介し前記各
主部材を所定ピッチ間隔に連結固定することにより、従
来のように各主部材と補助パイプを逐一溶接して固定す
る必要がなく、製造工程が簡略化されてコストを低減さ
せてグレーチングを製造することができるものとなる。
また、各差込溝に対し1つ飛びに主部材を差し込んで、
主部材のピッチ間隔の粗いグレーチングを製造すること
もでき、また、2つ飛び間隔で差込溝に主部材を差し込
んで、より主部材のピッチ間隔の広いグレーチングも製
造することができ、主部材のピッチ間隔を自由に設定で
きるものとなる。 なお、補助パイプの側面を押圧して偏
平状にし、複数枚の主部材を連結固定するものであるた
め、ガタつきが生ずることなく、製造後に長手方向でグ
レーチングを切断しても各主部材が分解することはな
く、必要に応じグレーチングを切断して寸法設定を行な
うことができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例のグレーチングの斜視構成図である。
【図2】図1における偏平状とした補助パイプの要部拡
大斜視図である。
【図3】図1のグレーチングを製造する固定側ブロック
と押圧ブロックの構成斜視図である。
【図4】従来のグレーチングの分解構成図である。
【図5】さらに異なる従来のグレーチングの分解構成図
である。
【符号の説明】
1 グレーチング 2 主部材 2a 丸孔 3 エンドプレート 4a,4b エンドバー 5 補助パイプ 5b 押圧平面 5c 上側膨出面 5d 下側膨出面 6 固定側ブロック 7 押圧ブロック M 差込溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭53−24151(JP,U) 実開 昭61−11816(JP,U) 実開 平6−56191(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03F 5/06 B21D 39/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定ピッチ間隔で複数配置された各固定
    側ブロック6,6間には差込溝M,Mが形成され、一
    方、前記各固定側ブロック6,6に整合する位置にスラ
    イド移動可能に複数配置された各押圧ブロック7,7間
    にも差込溝M,Mが形成されてなり、前記固定側ブロッ
    ク6と押圧ブロック7をプレス機に取り付け、前記固定
    側ブロック6と押圧ブロック7の差込溝M内に主部材
    2,2,2を上方より差し込んで主部材2,2,2を所
    定ピッチ間隔で平行状に配列し、この状態で各主部材
    2,2,2にそれぞれ貫通形成されている孔2a内に補
    助パイプ5を挿通させ、前記押圧ブロック7,7,7を
    プレス機で前記固定側ブロック6,6,6側へ押圧し、
    前記補助パイプ5を上下に長い偏平状断面にして、該補
    助パイプ5を介し前記各主部材2,2,2を所定ピッチ
    間隔に連結固定することを特徴とするグレーチングの製
    造方法
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