JP3058151U - 箸・ホーク等の長尺小物用ケース - Google Patents

箸・ホーク等の長尺小物用ケース

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JP3058151U JP1998008139U JP813998U JP3058151U JP 3058151 U JP3058151 U JP 3058151U JP 1998008139 U JP1998008139 U JP 1998008139U JP 813998 U JP813998 U JP 813998U JP 3058151 U JP3058151 U JP 3058151U
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富三 黒田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 箸やホーク等の主として食卓用の長尺小物を
収納するためのケースであって、可動部が小さく片手で
簡単に開閉できるという取扱い性の優れたものを開発す
ること。 【解決手段】 上端を開口させたケース本体の上部に、
上下動するスライド蓋を被せて、このスライド蓋にその
上端出入口を開閉させるための蓋板と背板とからなる可
撓性開閉板を取付けて、一方、ケース本体の長さを収納
される長尺小物の長さよりも少し短くして長尺小物の先
端部をケース本体から少し突出させておき、スライド蓋
を降下させて行くと蓋板が長尺小物の先端部に当接して
背板を反らせて開いて行く構造とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、箸やホーク等、主として食卓用の長尺小物を収納するためのケース に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、箸箱に代表される食卓用の長尺小物用ケースとしては、蓋を引出し式に 開閉するもの、容器と蓋を左右に開く蝶番開閉式(プッシュ式)のものなどが挙 げられる。
【0003】 引出し式に蓋をスライドさせて開閉するものは、開けるのに両手を要し、また 蓋の移動距離が長く取扱いにくいという点、および常に蓋と容器が分離するため 紛失しやすい点などがその欠点として挙げられる。
【0004】 蝶番開閉式のものは大抵の場合両手を要し、更に開けたときの反動で箸が飛び 出したり、また開口時に力を入れすぎて開度を所定以上にして止ピンを折ったり 外したりして壊してしまうなどの問題点を有している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上述したような従来の長尺小物用ケースの諸欠点を解決し、取扱い 性が極めてすぐれ、片手で簡単に開閉できるという新規かつ顕著な有用性を備え た箸・ホーク等の長尺小物用ケースを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために鋭意研究した結果、上端を開口させたケース本体 の上部に上下動するスライド蓋を被せて、このスライド蓋に蓋板と背板とからな る可撓性開閉板を取付けて、このスライド蓋を降下させることによって、蓋板が ケース本体から突出している長尺小物の先端に当って背板を反らせて開くように してやれば、非常に便利な長尺小物用ケースになることを見い出したのである。
【0007】 また、スライド蓋の上下動の移動距離を決めるために、可撓性開閉板の背板の 内側に突起を設けて、この突起がケース本体の背面に設けたガイド長孔にて案内 されるようにすれば、より好適なものになることも知見したのである。
【0008】 すなわち本考案は、箸やホーク等の長尺小物を収納するためのケースであって 、上端が開口したケース本体とこのケース本体の上部に被さって上下動できるス ライド蓋とからなり、前記ケース本体は長尺小物を収納したときその長尺小物の 先端部が上端開口部から突出する長さになっており、前記スライド蓋にはその上 端出入口を開閉するための蓋板と背板とからなる可撓性開閉板が取付けられてい て、このスライド蓋を降下させると前記蓋板が前記突出した長尺小物の先端に当 接して前記背板を反らせて開くようになっていることを特徴とする箸・ホーク等 の長尺小物用ケース、を要旨とするもので、更に前記可撓性開閉板の背板内側に 突起を設け、スライド蓋の背面に前記突起を遊挿する透孔を穿設し、ケース本体 の背面に前記突起を案内するガイド長孔を設けた構造にすることによって、一層 すぐれた長尺小物用ケースになったのである。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案を、実施例により図面を参照して詳細に説明する。 図1は、本考案ケースの1実施例の要部のみを示した側面断面拡大図である。 なお、この図1及び以下の全図においては、いずれもケース本体(1)の上部 から下は紙面の都合で省略して示しているが、箸やホーク等の長尺小物(t)を 収納できる長尺な寸法の容器となっている。
【0010】 図1の様に、本考案ケースは長尺な容器であるケース本体(1)とこのケース 本体(1)の上部に被さるスライド蓋(2)とからなり、このスライド蓋(2) にはその背面に可撓性開閉板(3)が取付けられていて両者が一体となって蓋と しての役目を果たしているのである。
【0011】 また、ケース本体(1)は上端開口部(1a)を有し、収納されている長尺小 物(t)の先端部はこの上端開口部(1a)から突出しているのである。 つまりケース本体(1)の長さは、長尺小物(t)の長さよりも少し短くなっ ており、スライド蓋(2)はこの突出した長尺小物(t)の先端上方からケース 本体(1)の上部全周にかけて被さるようになっている。
【0012】 このスライド蓋(2)は、ケース本体(1)の上部にスライドして上下動でき る様になっており、このスライド蓋(2)に一体となって取付けられている可撓 性開閉板(3)もスライド蓋(2)と共に上下動するのである。 この可撓性開閉板(3)は、スライド蓋(2)の上端出入口を開閉するための 蓋板(3a)と背板(3b)とがほぼ直角に連係されたものとなっている。
【0013】 この可撓性開閉板(3)は、プラスチック等の可撓性を有する材質からなり、 たわんで湾曲しても折れない物性を有し、本考案者の実験によれば、その材質が ポリプロピレンであれば、最も好ましいと判断された。 なお、可撓性開閉板(3)の取付けは、例えばスライド蓋(2)の背面と背板 (3b)との下部同志を接着剤で接着させてなる接着部(s)を形成することに より固定してやれば良い。 したがって、スライド蓋(2)の材質もポリプロピレンの様なプラスチックが 好適なものとなる。
【0014】 図1の様に、可撓性開閉板(3)の背板(3b)の内側に突起(4)を設けて 、スライド蓋(2)の背面にこの突起(4)を遊挿する透孔(5)を穿設して、 更にケース本体(1)の背面にガイド長孔(6)を設けて突起(4)を案内する 様にしてやれば、スライド蓋(2)の上下動の移動距離が決まるので非常に望ま しいものとなる。
【0015】 図2は、図1の実施例においてスライド蓋を途中まで降下させたときの状態を 示した側面断面拡大図である。 この図の様に、スライド蓋(2)を降下させて行くと、可撓性開閉板(3)の 蓋板(3a)が長尺小物(t)の先端に当接して、背板(3b)を反らせながら 開き始めるのである。
【0016】 図3は、図1の実施例において完全に開放するまでスライド蓋を降下させたと きの状態を示した側面断面拡大図である。 この図のように、スライド蓋(2)を降下させて、蓋板(3a)の先端爪部が ケース本体(1)の上縁に止まると、ケース本体(1)は完全に開いた状態とな り、長尺小物(t)を簡単に取出しできるようになる。
【0017】 一方、図3の状態から図1の閉じた状態に戻すには、スライド蓋(2)を押し 上げてやれば良く、蓋板(3a)が長尺小物(t)から外れると、背板(3b) の反発力で即座にケース本体(1)の真上に戻って蓋が閉まるのである。 すなわち、スライド蓋(2)を上下動させるだけで蓋の開閉が達成できるので ある。
【0018】 図1の閉じた状態から図3の開いた状態までのスライド蓋(2)の移動距離を 決めておいた方が望ましいことは勿論である。 そのための構造として、図面に示した突起(4)とガイド長孔(6)が好適な ものとなる。
【0019】 すなわち、前述したように可撓性開閉板(3)の背板(3b)に突起(4)を 設けて、この突起(4)をケース本体(1)に穿設したガイド長孔(6)まで貫 通させるのである。 そのためには、スライド蓋(2)の背面にもこの突起(4)を遊挿できる透孔 (5)を設ける必要がある。 そしてガイド長孔(6)の長さを、スライド蓋(2)の上下動の適正な距離に 合わせておくのである。
【0020】 この様にすれば、スライド蓋(2)の上下動の移動距離が決まり、ケース本体 (1)の開閉が適切なものとなる。 なお図4は、図3の状態を後方斜めからの斜視図で示したものであって、この 図の破線による(6)はケース本体(1)に設けたガイド長孔であり、また破線 による(5)はスライド蓋(2)に設けた透孔であり、同じく破線による(4) は背板(3b)の内側に設けた突起である。
【0021】 なお、このようにガイド長孔(6)に突起(4)が挿入されていてもスライド 蓋(2)を取外してしまう必要がある場合は、スライド蓋(2)をやや強いめに 押上げることにより、突起(4)はガイド長孔(6)から脱出するので、スライ ド蓋(2)の取外しは可能であって、洗うときなどに便利である。 また、長尺小物(t)を収納するときは、上記の様にスライド蓋(2)を取外 してから入れても良いが、通常は図3や図4の様に可撓性開閉板(3)を反らせ てから入れるようにした方が便利である。
【0022】 本考案におけるケース本体(1)は、プラスチック、木材、金属など種々なる 材質で製作できるが、洗い易い構造にするために、例えば、スライド式、嵌合式 等の通常の手段により長尺方向に二つに分離できるようにしておいた方が好適で ある。
【0023】
【考案の効果】
本考案は以上のようなものであり、このケースを片手で持って親指でスライド 蓋を上下動させるだけで、蓋板が開閉し、片手で充分に取扱うことができ極めて 便利な長尺小物用ケースと言えるものであり、片手の不自由な人には大へん貴重 なものとなる。 またスライド蓋は洗うとき以外は分離する必要はなく、紛失することも少ない し、更にスライド蓋の上下動は僅か1cm前後であって子供でも簡単に開閉できる ものである。
【0024】 そして本考案者の実験によれば、スライド蓋と可撓性開閉板をポリプロピレン で製作した場合、5万回の開閉作動の繰返し実験においても壊れることはなかっ たのである。 この様に、耐久性や強度においても本考案ケースは非常に優れたものとなって いる。 以上のように本考案は極めて高い効果を奏し、すぐれた有用性を発揮するもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ケースの1実施例の要部のみを示した側
面断面拡大図である。
【図2】図1の実施例において、スライド蓋を途中まで
降下させたときの状態を示した側面断面拡大図である。
【図3】図1の実施例において、完全に開放するまでス
ライド蓋を降下させたときの状態を示した側面断面拡大
図である。
【図4】図3の状態を後方斜め方向から示した斜視拡大
図である。
【符号の説明】
(1) ケース本体 (1a) (1)の上端開口部 (2) スライド蓋 (3) 可撓性開閉板 (3a) (3)の蓋板 (3b) (3)の背板 (4) 突起 (5) 透孔 (6) ガイド長孔 (t) 長尺小物 (s) 接着部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箸やホーク等の長尺小物を収納するため
    のケースであって、上端が開口したケース本体とこのケ
    ース本体の上部に被さって上下動できるスライド蓋とか
    らなり、前記ケース本体は長尺小物を収納したときその
    長尺小物の先端部が上端開口部から突出する長さになっ
    ており、前記スライド蓋にはその上端出入口を開閉する
    ための蓋板と背板とからなる可撓性開閉板が取付けられ
    ていて、このスライド蓋を降下させると前記蓋板が前記
    突出した長尺小物の先端に当接して前記背板を反らせて
    開くようになっていることを特徴とする箸・ホーク等の
    長尺小物用ケース。
  2. 【請求項2】 可撓性開閉板の背板内側に突起を設け、
    スライド蓋の背面に前記突起を遊挿する透孔を穿設し、
    ケース本体の背面に前記突起を案内するガイド長孔を設
    けた請求項1記載の箸・ホーク等の長尺小物用ケース。
JP1998008139U 1998-09-30 1998-09-30 箸・ホーク等の長尺小物用ケース Expired - Lifetime JP3058151U (ja)

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