JP3075246B2 - 音声パケット送受信方法および装置 - Google Patents

音声パケット送受信方法および装置

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JP3075246B2
JP3075246B2 JP1285098A JP1285098A JP3075246B2 JP 3075246 B2 JP3075246 B2 JP 3075246B2 JP 1285098 A JP1285098 A JP 1285098A JP 1285098 A JP1285098 A JP 1285098A JP 3075246 B2 JP3075246 B2 JP 3075246B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声アナログ信号
を符号化圧縮して、有音区間のパケットを送信し、受信
側ではネットワークの遅延ゆらぎをバッファにより吸収
する音声パケット送受信方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の音声パケット送受信装置
は、たとえば特開平4−188929号公報に示されて
いるように、音声パケット通信において、音声パケット
の遅延ゆらぎを吸収して再生を行い、パケット廃棄率を
低減することを目的とする音声パケット制御装置が適用
されている。
【0003】図8はこの音声パケット制御装置が適用さ
れた音声パケット送受信装置の構成を示し、図9は図8
の音声パケット送受信装置を含む音声パケット通信シス
テムの構成を示し、図10は図8のパケット分解制御部
200の構成を示し、図11は図8の音声パケット送受
信装置で使用される音声パケットのフォーマットを示し
ている。
【0004】図9の音声パケット通信システムは音声パ
ケット送受信装置2とパケット中継ノード3と中継回線
A1〜A3から構成されている。音声パケット送受信装
置2は音声アナログ信号を符号化圧縮した後パケット化
する送信機能と、音声パケットを復号化伸長した後音声
アナログ信号を出力する受信機能を持つ。パケット中継
ノード3は、中継回線A1〜A3の各接続点に設置され
パケットの中継を行なう。
【0005】音声パケット送受信装置2は図8に示す構
成をもっている。A/D変換部601は、音声アナログ
信号をディジタル信号に変換する。符号化圧縮部600
は、音声ディジタル信号の符号化・圧縮を行なう。有音
/無音検出部500は、音声ディジタル信号から有音/
無音を判定する。パケット組立制御部400は、音声デ
ィジタル信号をパケットに組み立て、通信制御部700
は、音声パケットをネットワーク1に送信しおよび音声
パケットをネットワーク1から受信する。パケット分解
制御部200は、受信した音声パケットを分解しゆらぎ
吸収バッファにより遅延ゆらぎを吸収する。復号化伸長
部300では、パケット分解制御部200で分解された
音声データの復号伸長が行われ、D/A変換部301に
おいて音声データをアナログ信号に変換して出力する。
【0006】パケット分解制御部200は図10に示す
内部構成をもっている。ヘッダ分離部202は、音声パ
ケットからヘッダ部分を分離する。ゆらぎ吸収バッファ
205は、ヘッダ分離部202により分離された音声デ
ータを蓄積するバッファである。輻輳状態検出部212
では、ヘッダ情報から輻輳状態の検出を行ない、付加固
定遅延制御部211では、輻輳状態に応じたゆらぎ吸収
のための付加固定遅延を決定する。パケット再生制御部
210は、ゆらぎ吸収バッファ205に蓄積された音声
データを制御する。
【0007】次に動作について説明する。音声アナログ
信号は、A/D変換部601でディジタル信号に変換さ
れ、符号化圧縮部600において符号化圧縮される。ま
た、A/D変換部601の出力は、有音/無音検出部5
00により有音/無音が判定され、パケット組立制御部
400にその情報が渡される。パケット組立制御部40
0では、符号化圧縮された音声データは有音/無音情報
を基に有音部のみ音声パケットに構成され、通信制御部
700に渡されネットワーク1に送出される。ここで、
音声パケットのヘッダには、図11に示すようにレイヤ
3ヘッダ30内に輻輳表示ビット31が設けられてい
る。ネットワーク1に送出された音声パケットは、図9
のパケット中継ノード3が受信して宛先ごとに振り分け
るが、輻輳が発生した場合、パケット中継ノード3で遅
延許容範囲内ではキューイングを行ない、許容範囲を超
えるパケットは廃棄する。ここで、キューイングされた
音声パケットの輻輳表示ビット31には、輻輳表示=1
がセットされる。
【0008】通信制御部700で受信した音声パケット
は、パケット分解制御部200に渡され、図10におけ
るヘッダ分離部202においてヘッダが分離され音声デ
ータがゆらぎ吸収バッファ205に蓄積される。
【0009】また、分離されたヘッダ情報を基に輻輳状
態検出部212は受信した音声パケットの輻輳表示ビッ
ト31がオンになっているパケットをある一定量受信し
た場合に輻輳状態であると判断し、付加固定遅延制御部
211に通知する。付加固定遅延制御部211では、こ
の情報を基に付加固定遅延を決定し、パケット再生制御
部210に通知する。パケット再生制御部210では、
有音区間の先頭パケットに決定された付加固定遅延分の
時間だけゆらぎ吸収バッファ205に蓄積させた後に送
出する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の音声パ
ケット送受信装置は、既存の網に適用しようとする場
合、網の中継ノードに輻輳を検出して音声パケットのレ
イヤ3ヘッダの輻輳表示ビットを操作する処理を追加し
なければ、そのままでは適用できないという欠点があ
る。
【0011】本発明の目的は、ネットワークの中継ノー
ドの処理内容を変更することなく、遅延ゆらぎを吸収し
て音声再生を行いパケット廃棄率を低減した音声パケッ
ト送受信方法および装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の音声パケット送
受信方法は、ネットワークを経由して会話型の音声通信
を行うための音声アナログ入力信号を符号化圧縮する段
階と、前記符号化圧縮された信号の有音/無音状態を検
出し前記有音区間のみ音声データをパケット化する段階
と、前記音声パケットを送受信する段階と、受信した音
声パケットをヘッダ部と音声データ部に分解し、バッフ
ァにより前記音声データの遅延ゆらぎを吸収する段階
と、前記バッファより送出された音声データに対して復
号化処理を行い音声アナログ信号を出力する段階とを有
する音声パケット送受信方法において、前記音声パケッ
トをヘッダ部と音声データ部に分解し、バッファにより
前記音声データの遅延ゆらぎを吸収する段階は、有音区
間の先頭の音声パケットを受信すると、閾値が設定され
たバッファに音声データを規定された量だけ蓄積して前
記バッファから送出する段階と、前記バッファ内の蓄積
量が閾値を超えてから一定時間経過しても前記閾値を超
えている場合にのみ音声データを古いものから廃棄する
段階を有する。
【0013】このような構成とすることによって、中継
ノードの処理内容を変更する必要がなくなり、また、音
声データの廃棄率を減少することができる。
【0014】前記音声パケットをヘッダ部と音声データ
部に分解し、バッファにより前記音声データの遅延ゆら
ぎを吸収する段階は、前記バッファのアンダフロー発生
回数および該バッファ内の音声データ廃棄回数を監視し
て記憶する段階と、前記アンダフロー発生回数および音
声データ廃棄回数に基づいて次の有音区間の前記バッフ
ァの初期蓄積量を決定する段階とをさらに有するもので
あってもよい。
【0015】前記次の有音区間のバッファの初期蓄積量
を決定する段階は、単位時間当たりの前記アンダフロー
発生回数が設定された閾値を超えたとき、次の有音区間
の初期蓄積量を増加させ、アンダーフロー発生と音声デ
ータ廃棄がなかったとき、前記初期蓄積量を減少させる
ものを含む。
【0016】本発明の音声パケット送受信装置は、ネッ
トワークを経由して会話型の音声通信を行うための音声
アナログ入力信号をディジタル信号に変換するA/D変
換部と、前記ディジタル信号を符号化圧縮する符号化圧
縮部と、前記ディジタル信号が有音区間であるか無音区
間であるかを検出する有音/無音検出部と、前記符号化
圧縮された信号の有音区間のみの音声データを音声パケ
ットにパケット化するパケット組立制御部と、音声パケ
ットをネットワークに送信および前記ネットワークより
受信する通信制御部と、受信した音声パケットをヘッダ
部と音声データ部に分解し、バッファにより前記音声デ
ータの遅延ゆらぎを吸収するパケット分解制御部と、前
記パケット分解制御部の出力音声データを復号化伸長す
る復号化伸長部と、前記復号化伸長部の出力ディジタル
信号を音声アナログ信号に変換して出力するD/A変換
部とを備える音声パケット送受信装置において、前記パ
ケット分解制御部は、入力した音声パケットをヘッダ部
と音声データ部に分解するヘッダ分離部と、音声データ
を蓄積するとともに、蓄積データ量の閾値が設定される
ゆらぎ吸収バッファと、タイマーと、前記ゆらぎ吸収バ
ッファ内の蓄積データ量が前記設定されている閾値を超
えているかどうかを監視し、前記タイマーと連携して前
記閾値を超えてからの経過時間を計測するバッファ監視
部と、前記バッファ監視部により計測された経過時間が
設定された一定時間を超えた場合、前記ゆらぎ吸収バッ
ファ内の音声データを古いものから廃棄するバッファ制
御部とを有する。
【0017】前記パケット分解制御部は、前記バッファ
制御部により廃棄された前記ゆらぎ吸収バッファ内での
音声データの廃棄回数と前記ゆらぎ吸収バッファのアン
ダフロー発生回数を記憶保持し、前記音声データの廃棄
回数と前記アンダフロー発生回数に基いて前記ゆらぎ吸
収バッファの次の有音区間の初期蓄積量を決定する情報
記憶部をさらに有するものを含む。
【0018】前記情報記憶部は、前記次の有音区間のバ
ッファの初期蓄積量を決定する際、単位時間当たりのア
ンダーフロー発生回数が設定された閾値を超えたとき、
次の有音区間の初期蓄積量を増加させ、アンダーフロー
発生と音声データ廃棄がなかったとき、前記初期蓄積量
を減少させるものであってよい。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0020】図1は本発明の音声パケット送受信方法の
第1実施形態のフローチャート、図2は図1の音声パケ
ット送受信方法で使用される音声パケットのフォーマッ
ト図である。
【0021】本実施形態の音声パケット送受信方法は、
図1のフローチャートに示すように、まず、ネットワー
クを経由して会話型の音声通信を行うための音声アナロ
グ入力信号をA/D変換して符号化圧縮する(ステップ
S1)。
【0022】次に、符号化圧縮された信号の有音/無音
状態を検出し、有音区間のみ音声データをパケット化す
る(ステップS2)。ここで、音声パケットは図2のフ
ォーマットに示すように、ヘッダ部10と音声データ部
11をもっている。
【0023】続いて音声パケットをネットワークを介し
て送信し、受信する(ステップS3)。
【0024】続いて、受信した音声パケットをヘッダ部
10と音声データ部11に分離する(ステップS4)。
【0025】続いて、有音区間の先頭の音声パケットを
受信すると、閾値が設定されたバッファに音声データを
規定された量だけ蓄積してバッファから送出する(ステ
ップS5)。
【0026】続いて、バッファ内の音声データの蓄積量
が閾値を超えてから一定時間経過しても閾値を超えてい
る場合にのみ音声データを廃棄する(ステップS6)。
【0027】続いて、バッファより送出された音声デー
タに対して復号化、D/A変換を行い音声アナログ信号
を出力する(ステップS7)。
【0028】本実施形態の音声パケット送受信方法で
は、規定された量だけバッファに音声データが蓄積され
て、バッファから送出されるので、中継ノードの処理内
容を変更することなく音声パケットの遅延ゆらぎを吸収
できる。
【0029】また、バッファに蓄積されている音声デー
タが閾値を超えても、設定されている一定時間経過しな
ければ廃棄されないので、音声データの廃棄を減少する
ことができる。
【0030】図3は本発明の音声パケット送受信方法の
第2実施形態のフローチャートである。
【0031】本実施形態の音声パケット送受信方法は、
図3のフローチャートに示すように、ステップS11か
らステップS16までは図1のステップS1からステッ
プS6までと全く同様である。
【0032】ステップS16に続いて、バッファのアン
ダフロー発生回数とステップS16における音声データ
廃棄回数を監視して記憶する(ステップS17)。
【0033】次に、バッファのアンダフロー発生回数と
バッファ内の音声データ廃棄回数に基いて次の有音区間
のバッファの初期蓄積量を決定する(ステップS1
8)。ここで、たとえば、単位時間当たりのアンダフロ
ー発生回数が閾値を超えるならば、次の有音区間の初期
蓄積量を増加させ、アンダーフロー発生と音声データの
廃棄がなかったならば、初期蓄積量を減少させるという
決定方法がある。
【0034】続いて、バッファより送出された音声デー
タに復号化、D/A変換を行い音声アナログ信号を出力
する(ステップS19)。
【0035】本実施形態の音声パケット送受信方法は、
バッファでのパケット廃棄やアンダフロー発生回数の情
報により次の有音区間の初期蓄積量を決定しているの
で、第1実施形態以上に音声データの廃棄回数を減少さ
せる効果がある。
【0036】図4は図1の音声パケット送受信方法が適
用された音声パケット送受信装置の一実施例のブロック
図、図5は図4のパケット分解制御部250のブロック
図である。
【0037】この音声パケット送受信装置は図4の21
に示すように、図8の音声パケット送受信装置のパケッ
ト分解制御部200に代ってパケット分解制御部250
が設けられた構成となっている。
【0038】パケット分解制御部250は、図5に示す
ようにヘッダ分離部202とバッファ制御部203とバ
ッファ監視部204とゆらぎ吸収バッファ205とタイ
マー206とから構成されている。ヘッダ分離部202
は、音声パケットを図2に示すヘッダ部10とデータ部
11に分離する。ゆらぎ吸収バッファ205は、音声デ
ータを初期蓄積量208だけ蓄積した後、音声データを
送出する。バッファ監視部204は、タイマー206と
連携して、ゆらぎ吸収バッファ205内の蓄積データ量
が閾値207を超えているかどうかを監視し、タイマー
206と連携して閾値207を超えてからの経過時間を
計測する。バッファ制御部203では、計測された経過
時間がある一定時間を超えた場合、ゆらぎ吸収バッファ
205内の音声データを古いものから廃棄する。以上の
構成によりパケット分解制御部250は、受信した音声
パケットのヘッダと音声データを分離し、遅延ゆらぎを
吸収して、音声データを復号化伸長部300に渡す。そ
の他の構成要素の処理は図8の場合と同様である。
【0039】次に、この音声パケット送受信装置の動作
を説明する。この装置はあらかじめ通信相手方との交渉
により定められた音声データの処理に必要なパラメータ
(たとえばサンプリングレート・サンプリングサイズ・
ステレオ、モノラルの選択・圧縮方式)を用いてA/D
変換部601は、音声アナログ信号を受け取るとディジ
タル信号に変換して、符号化圧縮部600は、符号化お
よび圧縮を行う。有音/無音検出部500では、A/D
変換部601より出力された音声データの有音/無音を
判定してパケット組立制御部400に通知する。パケッ
ト組立制御部400では、有音/無音の情報を基に有音
区間のみ図2に示すフォーマットによって、音声パケッ
トを構成して通信制御部700を介してネットワーク1
に送信する。
【0040】ネットワーク1から到着した音声パケット
は、通信制御部700を介してパケット分解制御部20
0に渡される。図5を参照すると、音声パケットは、ヘ
ッダ分離部202においてヘッダ10と音声データ11
に分離され、音声データ11はゆらぎ吸収バッファ20
5に蓄積される。ゆらぎ吸収バッファ205に初期蓄積
量208だけ蓄積されると音声データの送出が始まる。
音声データは、図4における復号化伸長部300および
D/A変換部301で復号化処理が行われる。
【0041】図5におけるバッファ監視部204は、ゆ
らぎ吸収バッファ205内に設定された閾値207を蓄
積量が超えているかどうかを監視している。また、タイ
マー206により、ゆらぎ吸収バッファ205内の蓄積
量が閾値207を超えてからの経過時間を計測して、一
定時間経過後にまだ蓄積量が閾値207を超えているな
らば、ゆらぎ吸収バッファ205内の音声データは初期
蓄積量208になるまで古い音声データから廃棄され
る。
【0042】本実施例の音声パケット送受信装置では、
音声パケットの遅延ゆらぎが吸収されるとともに、バッ
ファに蓄積されている音声データが閾値を超えたとき、
古いデータから廃棄されるが、設定された一定時間経過
しなければ廃棄されないので、データ廃棄数を減少させ
る効果がある。
【0043】図6は図3の音声パケット送受信方法が適
用された音声パケット送受信装置の一実施例のブロック
図、図7は図6のパケット分解制御部260のブロック
図である。
【0044】この音声パケット送受信装置は、図6の2
2に示すように、図4のパケット分解制御部250に代
ってパケット分解制御部260が用いられている以外
は、図4の音声パケット送受信装置と同様の構成となっ
ている。
【0045】パケット分解制御部260は図7に示すよ
うに、図5のパケット分解制御部250に情報記憶部2
01が追加されて構成されている。情報記憶部201に
は、バッファ制御部203により廃棄されたゆらぎ吸収
バッファ205内での音声データの廃棄回数とバッファ
のアンダフローの発生回数の情報が記憶保持される。こ
の音声データの廃棄回数とアンダフロー発生回数の情報
は次の有音区間の音声データの初期蓄積量を決定するこ
とに用いられる。たとえば、単位時間当たりのアンダフ
ローの発生回数が閾値を超えるならば、次の有音区間の
初期蓄積量を増加させ、アンダーフロー発生と音声デー
タ廃棄がなかったならば次の有音区間の初期蓄積量を減
少させる。
【0046】本実施例の音声パケット送受信装置は、ア
ンダフローの発生回数と音声データの廃棄回数を記憶し
てこれに基いて次の有音区間のバッファの初期蓄積量を
決定するので、一層音声パケットのネットワークによる
遅延ゆらぎを吸収でき、音声データの廃棄を減少する効
果がある。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ゆらぎ吸
収バッファの内部に閾値を設定し、バッファ内の蓄積量
が閾値を超えてある一定時間経過したのちにパケットを
廃棄することにより、ネットワークにおけるパケット廃
棄を考慮することで、音声パケット送受信装置における
音声パケット廃棄率を低減する効果があり、さらに、ゆ
らぎ吸収バッファにおける音声データ廃棄やアンダフロ
ーの情報を基にして次の有音区間の初期蓄積量を決める
ことにより、中継ノードの処理内容を変更することなく
音声データの廃棄率を低減し、良好な音声通信が可能と
なるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声パケット送受信方法の第1実施形
態のフローチャートである。
【図2】図1の音声パケット送受信方法で使用される音
声パケットのフォーマット図である。
【図3】本発明の音声パケット送受信方法の第2実施形
態のフローチャートである。
【図4】図1の音声パケット送受信方法が適用された音
声パケット送受信装置の一実施例のブロック図である。
【図5】図4のパケット分解制御部250のブロック図
である。
【図6】図3の音声パケット送受信方法が適用された音
声パケット送受信装置の一実施例のブロック図である。
【図7】図6のパケット分解制御部260のブロック図
である。
【図8】音声パケット送受信装置の従来例のブロック図
である。
【図9】図8の音声パケット送受信装置を含む音声パケ
ット通信システムのブロック図である。
【図10】図8のパケット分解制御部200のブロック
図である。
【図11】図8の音声パケット送受信装置で使用される
音声パケットのフォーマット図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 21、22、23 音声パケット送受信装置 100、101 パラメータ交渉部 201 情報記憶部 202 ヘッダ分離部 203 バッファ制御部 204 バッファ監視部 205 ゆらぎ吸収バッファ 206 タイマー 207 閾値 208 初期蓄積量 209 符号化情報監視部 250、260、270 パケット分解制御部 300 復号化伸長部 301 D/A変換部 400、450 パケット組立制御部 500 有音/無音検出部 600 符号化圧縮部 601 A/D変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04L 12/28 H04Q 11/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを経由して会話型の音声通
    信を行うための音声アナログ入力信号を符号化圧縮する
    段階と、前記符号化圧縮された信号の有音/無音状態を
    検出し前記有音区間のみ音声データをパケット化する段
    階と、前記音声パケットを送受信する段階と、受信した
    音声パケットをヘッダ部と音声データ部に分解し、バッ
    ファにより前記音声データの遅延ゆらぎを吸収する段階
    と、前記バッファより送出された音声データに対して復
    号化処理を行い音声アナログ信号を出力する段階とを有
    する音声パケット送受信方法において、 前記音声パケットをヘッダ部と音声データ部に分解し、
    バッファにより前記音声データの遅延ゆらぎを吸収する
    段階は、 有音区間の先頭の音声パケットを受信すると、閾値が設
    定されたバッファに音声データを規定された量だけ蓄積
    して前記バッファから送出する段階と、 前記バッファ内の蓄積量が閾値を超えてから一定時間経
    過しても前記閾値を超えている場合にのみ音声データを
    古いものから廃棄する段階を有することを特徴とする音
    声パケット送受信方法。
  2. 【請求項2】 前記音声パケットをヘッダ部と音声デー
    タ部に分解し、バッファにより前記音声データの遅延ゆ
    らぎを吸収する段階は、 前記バッファのアンダフロー発生回数および該バッファ
    内の音声データ廃棄回数を監視して記憶する段階と、 前記アンダフロー発生回数および音声データ廃棄回数に
    基づいて次の有音区間の前記バッファの初期蓄積量を決
    定する段階とをさらに有する請求項1記載の音声パケッ
    ト送受信方法。
  3. 【請求項3】 前記次の有音区間のバッファの初期蓄積
    量を決定する段階は、単位時間当たりの前記アンダフロ
    ー発生回数が設定された閾値を超えたとき、次の有音区
    間の初期蓄積量を増加させ、アンダーフロー発生と音声
    データ廃棄がなかったとき、前記初期蓄積量を減少させ
    る請求項2記載の音声パケット送受信方法。
  4. 【請求項4】 ネットワークを経由して会話型の音声通
    信を行うための音声アナログ入力信号をディジタル信号
    に変換するA/D変換部と、前記ディジタル信号を符号
    化圧縮する符号化圧縮部と、前記ディジタル信号が有音
    区間であるか無音区間であるかを検出する有音/無音検
    出部と、前記符号化圧縮された信号の有音区間のみの音
    声データを音声パケットにパケット化するパケット組立
    制御部と、音声パケットをネットワークに送信および前
    記ネットワークより受信する通信制御部と、受信した音
    声パケットをヘッダ部と音声データ部に分解し、バッフ
    ァにより前記音声データの遅延ゆらぎを吸収するパケッ
    ト分解制御部と、前記パケット分解制御部の出力音声デ
    ータを復号化伸長する復号化伸長部と、前記復号化伸長
    部の出力ディジタル信号を音声アナログ信号に変換して
    出力するD/A変換部とを備える音声パケット送受信装
    置において、 前記パケット分解制御部は、 入力した音声パケットをヘッダ部と音声データ部に分解
    するヘッダ分離部と、 音声データを蓄積するとともに、蓄積データ量の閾値が
    設定されるゆらぎ吸収バッファと、 タイマーと、 前記ゆらぎ吸収バッファ内の蓄積データ量が前記設定さ
    れている閾値を超えているかどうかを監視し、前記タイ
    マーと連携して前記閾値を超えてからの経過時間を計測
    するバッファ監視部と、 前記バッファ監視部により計測された経過時間が設定さ
    れた一定時間を超えた場合、前記ゆらぎ吸収バッファ内
    の音声データを古いものから廃棄するバッファ制御部と
    を有することを特徴とする音声パケット送受信装置。
  5. 【請求項5】 前記パケット分解制御部は、前記バッフ
    ァ制御部により廃棄された前記ゆらぎ吸収バッファ内で
    の音声データの廃棄回数と前記ゆらぎ吸収バッファのア
    ンダフロー発生回数を記憶保持し、前記音声データの廃
    棄回数と前記アンダフロー発生回数に基いて前記ゆらぎ
    吸収バッファの次の有音区間の初期蓄積量を決定する情
    報記憶部をさらに有する請求項4記載の音声パケット送
    受信装置。
  6. 【請求項6】 前記情報記憶部は、前記次の有音区間の
    バッファの初期蓄積量を決定する際、単位時間当たりの
    アンダーフロー発生回数が設定された閾値を超えたと
    き、次の有音区間の初期蓄積量を増加させ、アンダーフ
    ロー発生と音声データ廃棄がなかったとき、前記初期蓄
    積量を減少させる請求項5記載の音声パケット送受信装
    置。
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