JP3075341B2 - 送受信装置 - Google Patents
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号分割多重アク
セス方式における送受信装置に関する。
セス方式における送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】符号分割多重アクセス方式(以下、CD
MA)とは、スペクトル拡散技術を用いる通信システム
の一つであり、一般的な形態としては、図8に示される
様に、例えば、複数の基地局B1乃至B3と、複数の基
地局B1乃至B3の夫々に対応したセル内に位置する移
動機M1乃至M5とで構成される。ここで、セルとは、
各基地局毎に定義されるエリアであって、各基地局を中
心とした一定のエリアをいう。
MA)とは、スペクトル拡散技術を用いる通信システム
の一つであり、一般的な形態としては、図8に示される
様に、例えば、複数の基地局B1乃至B3と、複数の基
地局B1乃至B3の夫々に対応したセル内に位置する移
動機M1乃至M5とで構成される。ここで、セルとは、
各基地局毎に定義されるエリアであって、各基地局を中
心とした一定のエリアをいう。
【0003】このCDMAシステムにおいては、同一周
波数内及び同一時間内に複数のユーザ(移動機;例え
ば、移動機M1及びM2)が存在した場合、各移動機に
対して個別の拡散符号を用いて、個々の移動機を区別し
ている(例えば、基地局B1に対応したセル内におい
て、移動機M1と移動機M2とを区別している)。ま
た、CDMAシステムにおいて、一つの形態として、基
地局から移動機へ(下り)の送信周波数と、移動機から
基地局へ(上り)の送信周波数とを変えて通信するFD
D(Frequancy Domain Dupulex)方式が用いられてい
る。更に、このCDMAシステムにおいては、受信機側
において適正な希望波受信電力対干渉波受信電力比(以
下、SIR)で受信が行われる様に、送信側における送
信電力の制御が行われている。
波数内及び同一時間内に複数のユーザ(移動機;例え
ば、移動機M1及びM2)が存在した場合、各移動機に
対して個別の拡散符号を用いて、個々の移動機を区別し
ている(例えば、基地局B1に対応したセル内におい
て、移動機M1と移動機M2とを区別している)。ま
た、CDMAシステムにおいて、一つの形態として、基
地局から移動機へ(下り)の送信周波数と、移動機から
基地局へ(上り)の送信周波数とを変えて通信するFD
D(Frequancy Domain Dupulex)方式が用いられてい
る。更に、このCDMAシステムにおいては、受信機側
において適正な希望波受信電力対干渉波受信電力比(以
下、SIR)で受信が行われる様に、送信側における送
信電力の制御が行われている。
【0004】従来、受信機側において適正なSIRで受
信が行われるように、送信側における送信電力を制御す
る技術の代表的なものとして、送信電力開ループ制御と
送信電力閉ループ制御とが挙げられる。
信が行われるように、送信側における送信電力を制御す
る技術の代表的なものとして、送信電力開ループ制御と
送信電力閉ループ制御とが挙げられる。
【0005】送信電力開ループ制御とは、基地局と移動
機との距離に比例して緩やかに変化する受信電力を補償
するものである。また、従来の送信電力閉ループ制御の
一形態としては、各移動機毎に、移動機側の受信機にお
いて、受信信号レベルをAGC回路等から検出し、該受
信信号レベルに基づき、伝送路の減衰を補償するよう
に、基地局側に対する送信信号レベルをコントロールす
ることが挙げられる。しかしながら、特に、CDMAシ
ステムにおいては、前述の通り、同一周波数及び同一時
間内に通信が行われるため、自己の移動機に対する情報
が受信信号中にどれだけの割合で含まれているかを判断
することが出来ないこととなり、正確な送信電力の制御
を行うことが出来なかった。この様な問題を解決した例
としては、特開平05−75571号公報(以下、従来
例1)に開示されているものの一形態が挙げられる。該
一形態における技術は、受信機側に、受信信号の誤り率
を測定する測定回路を設け、測定結果に基づいて、伝送
路における信号レベルの減衰や歪みを予測し、相手局へ
の送信信号の電力を制御する方法である。尚、従来例1
における他の形態は、前述と同様の問題点を依然として
有しているものであった。
機との距離に比例して緩やかに変化する受信電力を補償
するものである。また、従来の送信電力閉ループ制御の
一形態としては、各移動機毎に、移動機側の受信機にお
いて、受信信号レベルをAGC回路等から検出し、該受
信信号レベルに基づき、伝送路の減衰を補償するよう
に、基地局側に対する送信信号レベルをコントロールす
ることが挙げられる。しかしながら、特に、CDMAシ
ステムにおいては、前述の通り、同一周波数及び同一時
間内に通信が行われるため、自己の移動機に対する情報
が受信信号中にどれだけの割合で含まれているかを判断
することが出来ないこととなり、正確な送信電力の制御
を行うことが出来なかった。この様な問題を解決した例
としては、特開平05−75571号公報(以下、従来
例1)に開示されているものの一形態が挙げられる。該
一形態における技術は、受信機側に、受信信号の誤り率
を測定する測定回路を設け、測定結果に基づいて、伝送
路における信号レベルの減衰や歪みを予測し、相手局へ
の送信信号の電力を制御する方法である。尚、従来例1
における他の形態は、前述と同様の問題点を依然として
有しているものであった。
【0006】また、送信電力閉ループ制御とは、基地局
側において、移動機からの受信信号レベルを測定し、該
測定結果に基づいて、移動機に対する送信信号列の中
に、伝送路における信号レベルの減衰を補償するような
制御信号を重畳し、一方、移動機側において、その制御
信号に基づいて送信信号レベルを決定する方法である。
このことから理解される様に、送信電力閉ループ制御と
は、送信側が受信側(複数の受信側がある場合には、個
々の受信側)を細かく制御する場合に適する制御であ
る。尚、ここに記載した方法は、上り送信電力制御に関
するものであるが、下り送信電力制御に関しても同様の
方法が用いられる。この種の例としては、特開平08−
37515号公報(以下、従来例2)に開示されている
ものが挙げられる。
側において、移動機からの受信信号レベルを測定し、該
測定結果に基づいて、移動機に対する送信信号列の中
に、伝送路における信号レベルの減衰を補償するような
制御信号を重畳し、一方、移動機側において、その制御
信号に基づいて送信信号レベルを決定する方法である。
このことから理解される様に、送信電力閉ループ制御と
は、送信側が受信側(複数の受信側がある場合には、個
々の受信側)を細かく制御する場合に適する制御であ
る。尚、ここに記載した方法は、上り送信電力制御に関
するものであるが、下り送信電力制御に関しても同様の
方法が用いられる。この種の例としては、特開平08−
37515号公報(以下、従来例2)に開示されている
ものが挙げられる。
【0007】従来例2の送受信装置は、図9に示される
ように、アンテナ101、送受分離部102、送信無線
部103、拡散部104、変調部105、畳み込み符号
器106、信号発生部107、送信電力制御ビット決定
部501、送信電力制御ビット抽出部502、送信電力
制御部503、受信無線部111、逆拡散部112、復
調部113、SIR算出部114、ビタビ復号器11
5、簡易ビタビ復号器116とを備えている。
ように、アンテナ101、送受分離部102、送信無線
部103、拡散部104、変調部105、畳み込み符号
器106、信号発生部107、送信電力制御ビット決定
部501、送信電力制御ビット抽出部502、送信電力
制御部503、受信無線部111、逆拡散部112、復
調部113、SIR算出部114、ビタビ復号器11
5、簡易ビタビ復号器116とを備えている。
【0008】送受分離部102は、アンテナ101で受
信された受信信号を受信無線部111に対して入力する
と共に、送信無線部103から出力された送信信号をア
ンテナ101から送信するためのものである。
信された受信信号を受信無線部111に対して入力する
と共に、送信無線部103から出力された送信信号をア
ンテナ101から送信するためのものである。
【0009】受信無線部111は、送受分離部102を
介して受信した受信信号から搬送波を取り除き、逆拡散
部112に対して出力する。
介して受信した受信信号から搬送波を取り除き、逆拡散
部112に対して出力する。
【0010】逆拡散部112は、搬送波の取り除かれた
受信信号を受信無線部111から受けて、相手側の送信
機における拡散符号のレプリカを生成し、該拡散符号の
レプリカを用いて受信信号を逆拡散信号に変換して、逆
拡散信号としての受信信号を出力する。また、逆拡散部
112は、受信信号の希望波受信電力(以下、RSSI
と呼ぶ。)を検出するための希望波受信電力検出部11
8と、受信信号の干渉波受信電力(以下、ISSIと呼
ぶ。)を検出するための干渉波受信電力検出部119と
を備えている。
受信信号を受信無線部111から受けて、相手側の送信
機における拡散符号のレプリカを生成し、該拡散符号の
レプリカを用いて受信信号を逆拡散信号に変換して、逆
拡散信号としての受信信号を出力する。また、逆拡散部
112は、受信信号の希望波受信電力(以下、RSSI
と呼ぶ。)を検出するための希望波受信電力検出部11
8と、受信信号の干渉波受信電力(以下、ISSIと呼
ぶ。)を検出するための干渉波受信電力検出部119と
を備えている。
【0011】復調部113は、逆拡散信号に変換された
受信信号を逆拡散部112から受けて復調する。
受信信号を逆拡散部112から受けて復調する。
【0012】ビタビ復号器115は、復調部113にお
いて復調された受信信号に対して誤り訂正を行うと共
に、受信信号列中に含まれるトラヒックチャネル等の情
報データを取り出す。
いて復調された受信信号に対して誤り訂正を行うと共
に、受信信号列中に含まれるトラヒックチャネル等の情
報データを取り出す。
【0013】一方、簡易ビタビ復号器116は、ビタビ
復号器115よりも拘束長が短いものであり、復調部1
13から受けた受信信号に対してビタビ復号器115よ
りも速い復号を行って誤り訂正された受信信号を出力す
る。
復号器115よりも拘束長が短いものであり、復調部1
13から受けた受信信号に対してビタビ復号器115よ
りも速い復号を行って誤り訂正された受信信号を出力す
る。
【0014】送信電力制御ビット抽出部502は、簡易
ビタビ復号器116から誤り訂正された受信信号を受け
て、受信信号列中に挿入されている送信電力制御のため
のビット情報を取り出し、送信電力制御部503に対し
て出力する。
ビタビ復号器116から誤り訂正された受信信号を受け
て、受信信号列中に挿入されている送信電力制御のため
のビット情報を取り出し、送信電力制御部503に対し
て出力する。
【0015】送信電力制御部503は、送信電力制御の
ためのビット情報に従って、送信電力を決定し、送信無
線部103から送信する送信信号の電力を制御する。
ためのビット情報に従って、送信電力を決定し、送信無
線部103から送信する送信信号の電力を制御する。
【0016】また、SIR算出部114は、逆拡散部1
12の有する希望波受信電力検出部118及び干渉波受
信電力検出部119の夫々において検出された受信信号
のRSSI及びISSIを受けて、その比、即ちSIR
を算出して、送信電力制御ビット決定部501に対して
出力する。
12の有する希望波受信電力検出部118及び干渉波受
信電力検出部119の夫々において検出された受信信号
のRSSI及びISSIを受けて、その比、即ちSIR
を算出して、送信電力制御ビット決定部501に対して
出力する。
【0017】送信電力制御ビット決定部501は、SI
R算出部114の算出した受信信号のSIRに基づい
て、相手局送信部に対して送信電力の上げ下げを指示す
るための送信電力制御ビットを決定して、該送信電力制
御ビットを信号発生部107に出力する。詳しくは、送
信電力制御ビット決定部501は、該SIRが小さけれ
ば、相手局送信部に対して送信電力を上げるように指示
するための送信電力制御ビットを信号発生部107に対
して出力し、該SIRが大きければ、相手局送信部に対
して送信電力を下げるように指示するための送信電力制
御ビットを信号発生部107に対して出力する。
R算出部114の算出した受信信号のSIRに基づい
て、相手局送信部に対して送信電力の上げ下げを指示す
るための送信電力制御ビットを決定して、該送信電力制
御ビットを信号発生部107に出力する。詳しくは、送
信電力制御ビット決定部501は、該SIRが小さけれ
ば、相手局送信部に対して送信電力を上げるように指示
するための送信電力制御ビットを信号発生部107に対
して出力し、該SIRが大きければ、相手局送信部に対
して送信電力を下げるように指示するための送信電力制
御ビットを信号発生部107に対して出力する。
【0018】信号発生部107は、送信信号列を生成す
ると共に、送信電力制御ビット決定部501からの送信
電力制御ビットを受けて、送信信号列に対して送信電力
制御ビットを挿入して畳み込み符号器106に出力す
る。
ると共に、送信電力制御ビット決定部501からの送信
電力制御ビットを受けて、送信信号列に対して送信電力
制御ビットを挿入して畳み込み符号器106に出力す
る。
【0019】畳み込み符号器106は、送信電力制御ビ
ットの挿入された送信信号列を受けて、該送信信号列を
符号化して変調部105に対して出力する。
ットの挿入された送信信号列を受けて、該送信信号列を
符号化して変調部105に対して出力する。
【0020】変調部105は、符号化された送信信号列
を受けて、一次変調を行い、拡散部104に出力する。
を受けて、一次変調を行い、拡散部104に出力する。
【0021】拡散部104は、変調部105から一次変
調された送信信号列を受けて、拡散変調を行って、スペ
クトラム拡散信号としての送信信号を送信無線部103
に対して出力する。
調された送信信号列を受けて、拡散変調を行って、スペ
クトラム拡散信号としての送信信号を送信無線部103
に対して出力する。
【0022】送信無線部103は、送信電力制御部50
3の制御に従って送信電力を決定し、拡散部104から
受けた送信信号を、決定した送信電力で、送受分離部1
02及びアンテナ101を介し、移動機(相手局)に対
して送信する。
3の制御に従って送信電力を決定し、拡散部104から
受けた送信信号を、決定した送信電力で、送受分離部1
02及びアンテナ101を介し、移動機(相手局)に対
して送信する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例1及び従来例2に開示された送受信装置は、夫
々、種々の問題点を有していた。以下に、それらの問題
点について、前述の図8を参照して説明する。
た従来例1及び従来例2に開示された送受信装置は、夫
々、種々の問題点を有していた。以下に、それらの問題
点について、前述の図8を参照して説明する。
【0024】従来例2の送受信装置における問題点は、
閉ループ制御の特性に関連するものである。一般に、閉
ループ制御は、受信側から送信側に対して、次回送信時
における送信電力制御のための情報を伝達することによ
り制御するものであるが、その送信電力制御のための情
報が正確に伝達されない場合、当然のことながら、次回
送信時に送信側で送信電力制御の誤動作が生じるといっ
たリスクを有しているものである。従って、閉ループ制
御を行わなくても良い状況においては、即ち、受信信号
の品質が一定値以上の場合、なるべく該閉ループ制御を
行わない方が望ましい。例えば、移動機が他セルからの
干渉妨害を受けていない場合等においては、基地局側か
ら移動機側に対する送信の送信電力を閉ループ制御にて
制御すると、上述のリスクに関連し、却って通信品質の
劣化を招くことになるため、閉ループ制御を行わない方
が望ましいのであるが、従来例2の送受信装置において
は、そのような状況を区別して制御することが出来なか
った。
閉ループ制御の特性に関連するものである。一般に、閉
ループ制御は、受信側から送信側に対して、次回送信時
における送信電力制御のための情報を伝達することによ
り制御するものであるが、その送信電力制御のための情
報が正確に伝達されない場合、当然のことながら、次回
送信時に送信側で送信電力制御の誤動作が生じるといっ
たリスクを有しているものである。従って、閉ループ制
御を行わなくても良い状況においては、即ち、受信信号
の品質が一定値以上の場合、なるべく該閉ループ制御を
行わない方が望ましい。例えば、移動機が他セルからの
干渉妨害を受けていない場合等においては、基地局側か
ら移動機側に対する送信の送信電力を閉ループ制御にて
制御すると、上述のリスクに関連し、却って通信品質の
劣化を招くことになるため、閉ループ制御を行わない方
が望ましいのであるが、従来例2の送受信装置において
は、そのような状況を区別して制御することが出来なか
った。
【0025】また、他セルからの干渉妨害を受ける場合
と受けない場合とでは、必要とされる回路構成が異なる
ものであり、特に、他セルからの干渉妨害を受けない場
合においては、比較的簡単な回路を備えていれば良い。
即ち、他セルからの干渉妨害を受けない場合において
は、干渉妨害を受ける場合と比較して消費電力の小さい
回路を用いることができる。しかしながら、従来例2の
送受信装置は、他セルからの干渉妨害を受けない場合に
おいても、干渉妨害を受ける場合の回路を動作させてい
るため、余分な電力を消費していることになり、移動機
がバッテリー駆動であることを考慮すると、情報伝達
(主に、通話)可能な時間が短くなるといった問題点を
有していた。
と受けない場合とでは、必要とされる回路構成が異なる
ものであり、特に、他セルからの干渉妨害を受けない場
合においては、比較的簡単な回路を備えていれば良い。
即ち、他セルからの干渉妨害を受けない場合において
は、干渉妨害を受ける場合と比較して消費電力の小さい
回路を用いることができる。しかしながら、従来例2の
送受信装置は、他セルからの干渉妨害を受けない場合に
おいても、干渉妨害を受ける場合の回路を動作させてい
るため、余分な電力を消費していることになり、移動機
がバッテリー駆動であることを考慮すると、情報伝達
(主に、通話)可能な時間が短くなるといった問題点を
有していた。
【0026】ここで、他セルからの干渉妨害とは、次の
ようなものを示す。図8において、下り方向の送信に着
目すると、例えば、基地局B1から2つの移動機M1及
びM2へ対する信号は、夫々に対応する拡散符号が直交
しているものであり、また、同一基地局下で動作してい
る。従って、夫々の移動機M1及びM2に対する送信
は、そのタイミングが同期しているものであり、問題と
される様な干渉が生じないものである。しかし、例え
ば、基地局B1から移動機M2に対して行われる送信
は、基地局B1とは異なる基地局B2から2つの移動機
M3及びM4に対して行われる送信と、基地局B3から
移動機M5に対して行われる送信とにより干渉を受ける
ことになる。これは、CDMAシステムにおいて、基地
局間の区別もユーザ(移動機)区別と同様に、拡散符号
(周期的には、ユーザ区別用よりも長い)を用いて行わ
れてはいるものの、基地局間の送信タイミングが非同期
であることに起因する。このように基地局間の送信タイ
ミングの非同期に起因して、自己の属する基地局とは異
なる基地局(又は、基地局に対応したセル)から受ける
干渉を他セルからの干渉という。
ようなものを示す。図8において、下り方向の送信に着
目すると、例えば、基地局B1から2つの移動機M1及
びM2へ対する信号は、夫々に対応する拡散符号が直交
しているものであり、また、同一基地局下で動作してい
る。従って、夫々の移動機M1及びM2に対する送信
は、そのタイミングが同期しているものであり、問題と
される様な干渉が生じないものである。しかし、例え
ば、基地局B1から移動機M2に対して行われる送信
は、基地局B1とは異なる基地局B2から2つの移動機
M3及びM4に対して行われる送信と、基地局B3から
移動機M5に対して行われる送信とにより干渉を受ける
ことになる。これは、CDMAシステムにおいて、基地
局間の区別もユーザ(移動機)区別と同様に、拡散符号
(周期的には、ユーザ区別用よりも長い)を用いて行わ
れてはいるものの、基地局間の送信タイミングが非同期
であることに起因する。このように基地局間の送信タイ
ミングの非同期に起因して、自己の属する基地局とは異
なる基地局(又は、基地局に対応したセル)から受ける
干渉を他セルからの干渉という。
【0027】尚、自セル内における送受信の関係は、以
下に示す様なものである。まず、基地局側における送受
信に着目すると、1つの受信(例えば、基地局B1)に
対してn個の送信(n個の移動機)という関係になるこ
とから、各移動機の位置及び距離に応じて、基地局側に
おける受信信号のレベルは大きく変動することになる。
即ち、移動機の送信タイミングは、基地局からの受信し
た信号に同期するため、基地局に対して近い位置に存し
ていれば速いものとなり、逆に、遠い位置に存していれ
ば遅いものとなる。基地局側においては、それらの合成
波を受けていることから、言い換えれば、バラバラのタ
イミングで送信されてきた信号の合成波を受けているこ
とになる。従って、例えば、基地局側において、強く受
けた信号に対応する移動機には弱く、弱く受けた信号に
対応する移動機には強く送信する様に、基地局が各移動
機を制御して、基地局側における各移動機に対応した信
号のレベルを同等のものにする必要がある。また、複数
の移動機の夫々が安定した信号を送受信するために、こ
れらの送信電力制御には、高速性が要求されることにな
る。また、移動機側における送受信に着目すると、1つ
の受信(例えば、移動機M1)に対して1つの送信(基
地局B1)という関係になる。即ち、基地局から各移動
機への送信に関して、そのタイミングが同じことから、
自セル内において問題となる干渉が生じることはなく、
自己の移動機と基地局との間における位置関係のみに支
配されることから、基地局側のように大きな受信信号の
レベル変動は、生じない。従って、他セルからの干渉妨
害がない場合(例えば、移動機M1)、移動機側では自
己の移動時間・距離による緩やかな受信電力変動に合わ
せた電力制御を行えば良く、一方、他セルからの干渉妨
害がある場合(例えば、移動機M2)、移動機側では、
他セルに属する移動機に対する他の基地局からの干渉妨
害を打ち消すために、前述の様に、閉ループ制御をかけ
ることになる。
下に示す様なものである。まず、基地局側における送受
信に着目すると、1つの受信(例えば、基地局B1)に
対してn個の送信(n個の移動機)という関係になるこ
とから、各移動機の位置及び距離に応じて、基地局側に
おける受信信号のレベルは大きく変動することになる。
即ち、移動機の送信タイミングは、基地局からの受信し
た信号に同期するため、基地局に対して近い位置に存し
ていれば速いものとなり、逆に、遠い位置に存していれ
ば遅いものとなる。基地局側においては、それらの合成
波を受けていることから、言い換えれば、バラバラのタ
イミングで送信されてきた信号の合成波を受けているこ
とになる。従って、例えば、基地局側において、強く受
けた信号に対応する移動機には弱く、弱く受けた信号に
対応する移動機には強く送信する様に、基地局が各移動
機を制御して、基地局側における各移動機に対応した信
号のレベルを同等のものにする必要がある。また、複数
の移動機の夫々が安定した信号を送受信するために、こ
れらの送信電力制御には、高速性が要求されることにな
る。また、移動機側における送受信に着目すると、1つ
の受信(例えば、移動機M1)に対して1つの送信(基
地局B1)という関係になる。即ち、基地局から各移動
機への送信に関して、そのタイミングが同じことから、
自セル内において問題となる干渉が生じることはなく、
自己の移動機と基地局との間における位置関係のみに支
配されることから、基地局側のように大きな受信信号の
レベル変動は、生じない。従って、他セルからの干渉妨
害がない場合(例えば、移動機M1)、移動機側では自
己の移動時間・距離による緩やかな受信電力変動に合わ
せた電力制御を行えば良く、一方、他セルからの干渉妨
害がある場合(例えば、移動機M2)、移動機側では、
他セルに属する移動機に対する他の基地局からの干渉妨
害を打ち消すために、前述の様に、閉ループ制御をかけ
ることになる。
【0028】従来例1の送受信装置の問題点は、精度の
高い制御をするためには、時間がかかり過ぎることにな
り、実用的でないことである。即ち、従来例1の特徴で
あるビットエラーレート対Eb/N0(SIR信号と同
等の信号)の関係は、かなりの長時間測定し、更に平均
化して初めて得られる特性である。従って、誤り率(ビ
ットエラーレート)を測定したとしても、短時間の測定
では、Eb/N0(若しくは、SIR)は、一義的に決
定されるものではない。そのため、精度の高い制御を行
うためには、かなり長時間の測定を要することとなる。
言い換えれば、基地局が各移動機を制御するためには、
高速性が要求されることから、従来例2は、その要求を
満たすことのできないものである。
高い制御をするためには、時間がかかり過ぎることにな
り、実用的でないことである。即ち、従来例1の特徴で
あるビットエラーレート対Eb/N0(SIR信号と同
等の信号)の関係は、かなりの長時間測定し、更に平均
化して初めて得られる特性である。従って、誤り率(ビ
ットエラーレート)を測定したとしても、短時間の測定
では、Eb/N0(若しくは、SIR)は、一義的に決
定されるものではない。そのため、精度の高い制御を行
うためには、かなり長時間の測定を要することとなる。
言い換えれば、基地局が各移動機を制御するためには、
高速性が要求されることから、従来例2は、その要求を
満たすことのできないものである。
【0029】そこで、本発明の目的は、スペクトラム拡
散による符号分割多重アクセス方式において、安定した
通信品質を、必要最小限の回路で実現することのできる
送受信装置を提供することにある。
散による符号分割多重アクセス方式において、安定した
通信品質を、必要最小限の回路で実現することのできる
送受信装置を提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、上り送信電力制御に関しては、閉ル
ープ制御を行うものとし、一方、下り送信電力制御に関
しては、開ループ制御、又は開ループ制御と閉ループ制
御の使い分けにより行うこととした。具体的には、本発
明は、以下に示す手段を提供する。
を解決するために、上り送信電力制御に関しては、閉ル
ープ制御を行うものとし、一方、下り送信電力制御に関
しては、開ループ制御、又は開ループ制御と閉ループ制
御の使い分けにより行うこととした。具体的には、本発
明は、以下に示す手段を提供する。
【0031】即ち、本発明によれば、少なくとも一つの
基地局と複数の移動機とを有し前記移動機毎に異なった
拡散符号が使用される符号分割多重アクセス方式におけ
る送受信装置であって、前記基地局側の送受信装置であ
る基地局側送受信装置において、前記移動機からの受信
信号列中に下り送信電力制御情報が含まれている場合に
は、該下り送信電力制御情報を抽出するための抽出手段
と、前記移動機から受けた受信信号の品質を測定するた
めの測定手段と、該測定手段の測定結果に従い、前記移
動機に対して送出する上り送信電力制御情報を生成する
ための生成手段と、前記抽出手段と前記生成手段とに接
続されて、前記抽出手段の抽出した前記下り送信電力制
御情報と、前記生成手段の生成した上り送信電力制御情
報とのいずれか一方を選択する選択手段と、該選択手段
の選択した前記いずれか一方の送信電力制御情報に従っ
て、前記移動機に対する下り送信信号の送信電力を制御
する送信電力制御部とを備えることを特徴とする基地局
側送受信装置が得られる。
基地局と複数の移動機とを有し前記移動機毎に異なった
拡散符号が使用される符号分割多重アクセス方式におけ
る送受信装置であって、前記基地局側の送受信装置であ
る基地局側送受信装置において、前記移動機からの受信
信号列中に下り送信電力制御情報が含まれている場合に
は、該下り送信電力制御情報を抽出するための抽出手段
と、前記移動機から受けた受信信号の品質を測定するた
めの測定手段と、該測定手段の測定結果に従い、前記移
動機に対して送出する上り送信電力制御情報を生成する
ための生成手段と、前記抽出手段と前記生成手段とに接
続されて、前記抽出手段の抽出した前記下り送信電力制
御情報と、前記生成手段の生成した上り送信電力制御情
報とのいずれか一方を選択する選択手段と、該選択手段
の選択した前記いずれか一方の送信電力制御情報に従っ
て、前記移動機に対する下り送信信号の送信電力を制御
する送信電力制御部とを備えることを特徴とする基地局
側送受信装置が得られる。
【0032】また、本発明によれば、少なくとも一つの
基地局と複数の移動機とを有し前記移動機毎に異なった
拡散符号が使用される符号分割多重アクセス方式におけ
る送受信装置であって、前記移動機側の送受信装置であ
る移動機側送受信装置において、前記基地局から受ける
受信信号の品質に関するしきい値を保持するための記憶
手段と、前記基地局から受けた受信信号の品質を測定す
るための測定手段と、該測定手段の測定した前記品質を
所定の時間で平均化すると共に、該平均化した前記品質
と前記記憶手段に記憶された前記しきい値とを比較する
ための比較手段と、前記測定手段及び前記比較手段に従
って、前記移動機に対して送信する下り送信電力制御情
報を生成するための生成手段とを備えていることを特徴
とする移動機側送受信装置が得られる。
基地局と複数の移動機とを有し前記移動機毎に異なった
拡散符号が使用される符号分割多重アクセス方式におけ
る送受信装置であって、前記移動機側の送受信装置であ
る移動機側送受信装置において、前記基地局から受ける
受信信号の品質に関するしきい値を保持するための記憶
手段と、前記基地局から受けた受信信号の品質を測定す
るための測定手段と、該測定手段の測定した前記品質を
所定の時間で平均化すると共に、該平均化した前記品質
と前記記憶手段に記憶された前記しきい値とを比較する
ための比較手段と、前記測定手段及び前記比較手段に従
って、前記移動機に対して送信する下り送信電力制御情
報を生成するための生成手段とを備えていることを特徴
とする移動機側送受信装置が得られる。
【0033】更に、本発明によれば、前記移動機側送受
信装置において、前記生成手段は、前記比較手段におけ
る比較の結果に従って、前記測定手段の測定した受信信
号の前記品質が、前記記憶手段に記憶された前記しきい
値よりも優っていた場合、前記下り送信電力制御情報の
生成動作を停止することを特徴とする移動機側送受信装
置が得られる。
信装置において、前記生成手段は、前記比較手段におけ
る比較の結果に従って、前記測定手段の測定した受信信
号の前記品質が、前記記憶手段に記憶された前記しきい
値よりも優っていた場合、前記下り送信電力制御情報の
生成動作を停止することを特徴とする移動機側送受信装
置が得られる。
【0034】ここで、上記基地局側送受信装置と移動機
側送受信装置とは、同一の通信システム内で用いられ
る。
側送受信装置とは、同一の通信システム内で用いられ
る。
【0035】また、本発明によれば、少なくとも一つの
基地局と複数の移動機とを有し前記移動機毎に異なった
拡散符号が使用される符号分割多重アクセス方式におけ
る送受信装置であって、前記基地局側の送受信装置であ
る基地局側送受信装置において、前記移動機から受けた
受信信号の品質を測定するための測定手段と、該測定手
段の測定結果に従い、前記移動機に対して送出する上り
送信電力制御情報を生成するための生成手段と、前記上
り送信電力制御情報に従って、前記移動機に対する下り
送信信号の送信電力を制御する送信電力制御部とを備え
ることを特徴とする基地局側送受信装置が得られる。
基地局と複数の移動機とを有し前記移動機毎に異なった
拡散符号が使用される符号分割多重アクセス方式におけ
る送受信装置であって、前記基地局側の送受信装置であ
る基地局側送受信装置において、前記移動機から受けた
受信信号の品質を測定するための測定手段と、該測定手
段の測定結果に従い、前記移動機に対して送出する上り
送信電力制御情報を生成するための生成手段と、前記上
り送信電力制御情報に従って、前記移動機に対する下り
送信信号の送信電力を制御する送信電力制御部とを備え
ることを特徴とする基地局側送受信装置が得られる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
いて、図面を参照して説明する。
【0037】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態の送受信装置は、基地局側と移動機側とで異なる
構成を備えている。従って、まず、基地局側送受信装置
について説明し、次いで移動機側送受信装置について説
明する。
の形態の送受信装置は、基地局側と移動機側とで異なる
構成を備えている。従って、まず、基地局側送受信装置
について説明し、次いで移動機側送受信装置について説
明する。
【0038】本実施の形態の基地局側送受信装置は、図
1に示される様に、アンテナ101、送受分離部10
2、送信無線部103、拡散部104、変調部105、
畳み込み符号器106、信号発生部107、上り送信電
力制御ビット決定部108、下り送信電力制御ビット抽
出部109、送信電力制御部110、受信無線部11
1、逆拡散部112、復調部113、SIR算出部11
4、ビタビ復号器115、簡易ビタビ復号器116、電
力制御情報切替器117とを備えている。
1に示される様に、アンテナ101、送受分離部10
2、送信無線部103、拡散部104、変調部105、
畳み込み符号器106、信号発生部107、上り送信電
力制御ビット決定部108、下り送信電力制御ビット抽
出部109、送信電力制御部110、受信無線部11
1、逆拡散部112、復調部113、SIR算出部11
4、ビタビ復号器115、簡易ビタビ復号器116、電
力制御情報切替器117とを備えている。
【0039】送受分離部102は、アンテナ101で受
信された受信信号を受信無線部111に対して入力する
と共に、送信無線部103から出力された送信信号をア
ンテナ101から送信するためのものである。
信された受信信号を受信無線部111に対して入力する
と共に、送信無線部103から出力された送信信号をア
ンテナ101から送信するためのものである。
【0040】受信無線部111は、送受分離部102を
介して受信した受信信号から搬送波を取り除き、逆拡散
部112に対して出力する。
介して受信した受信信号から搬送波を取り除き、逆拡散
部112に対して出力する。
【0041】逆拡散部112は、搬送波の取り除かれた
受信信号を受信無線部111から受けて、相手側の送信
機における拡散符号のレプリカを生成し、該拡散符号の
レプリカを用いて受信信号を逆拡散信号に変換して、逆
拡散信号としての受信信号を出力する。また、逆拡散部
112は、受信信号の希望波受信電力(以下、RSSI
と呼ぶ。)を検出するための希望波受信電力検出部11
8と、受信信号の干渉波受信電力(以下、ISSIと呼
ぶ。)を検出するための干渉波受信電力検出部119と
を備えている。
受信信号を受信無線部111から受けて、相手側の送信
機における拡散符号のレプリカを生成し、該拡散符号の
レプリカを用いて受信信号を逆拡散信号に変換して、逆
拡散信号としての受信信号を出力する。また、逆拡散部
112は、受信信号の希望波受信電力(以下、RSSI
と呼ぶ。)を検出するための希望波受信電力検出部11
8と、受信信号の干渉波受信電力(以下、ISSIと呼
ぶ。)を検出するための干渉波受信電力検出部119と
を備えている。
【0042】復調部113は、逆拡散信号に変換された
受信信号を逆拡散部112から受けて復調する。
受信信号を逆拡散部112から受けて復調する。
【0043】ビタビ復号器115は、復調部113にお
いて復調された受信信号に対して誤り訂正を行うと共
に、受信信号列中に含まれるトラヒックチャネル等の情
報データを取り出す。
いて復調された受信信号に対して誤り訂正を行うと共
に、受信信号列中に含まれるトラヒックチャネル等の情
報データを取り出す。
【0044】一方、簡易ビタビ復号器116は、ビタビ
復号器115よりも拘束長が短いものであり、復調部1
13から受けた受信信号に対してビタビ復号器115よ
りも速い復号を行って誤り訂正された受信信号を出力す
る。
復号器115よりも拘束長が短いものであり、復調部1
13から受けた受信信号に対してビタビ復号器115よ
りも速い復号を行って誤り訂正された受信信号を出力す
る。
【0045】下り送信電力制御ビット抽出部109は、
簡易ビタビ復号器116から誤り訂正された受信信号を
受けて、次の4種類の信号を電力制御切替器117に対
して出力する。第1乃至第3の夫々の信号は、下り送信
電力制御のためのビット情報が該受信信号列中に挿入さ
れている場合に出力される信号であり、“下り送信電力
を上げる”、“下り送信電力をこのまま維持する”、
“下り送信電力を下げる”の3種類のいずれかの意味を
有する下り送信電力制御ビット情報を備えるものであ
る。第4の信号は、下り送信電力制御ビット情報が該信
号列中に挿入されていない場合に出力される信号であ
り、“移動機が下り送信電力制御ビット情報を送出して
こないため、上り送信電力制御ビット情報を代わりに使
用する”を意味するものである。
簡易ビタビ復号器116から誤り訂正された受信信号を
受けて、次の4種類の信号を電力制御切替器117に対
して出力する。第1乃至第3の夫々の信号は、下り送信
電力制御のためのビット情報が該受信信号列中に挿入さ
れている場合に出力される信号であり、“下り送信電力
を上げる”、“下り送信電力をこのまま維持する”、
“下り送信電力を下げる”の3種類のいずれかの意味を
有する下り送信電力制御ビット情報を備えるものであ
る。第4の信号は、下り送信電力制御ビット情報が該信
号列中に挿入されていない場合に出力される信号であ
り、“移動機が下り送信電力制御ビット情報を送出して
こないため、上り送信電力制御ビット情報を代わりに使
用する”を意味するものである。
【0046】また、SIR算出部114は、逆拡散部1
12の有する希望波受信電力検出部118及び干渉波受
信電力検出部119の夫々において検出された受信信号
のRSSI及びISSIを受けて、その比、即ちSIR
を算出して、上り送信電力制御ビット決定部108に対
して出力する。
12の有する希望波受信電力検出部118及び干渉波受
信電力検出部119の夫々において検出された受信信号
のRSSI及びISSIを受けて、その比、即ちSIR
を算出して、上り送信電力制御ビット決定部108に対
して出力する。
【0047】上り送信電力制御ビット決定部108は、
SIR算出部114の算出した受信信号のSIRに基づ
いて、移動機側の送信部に対して送信電力の上げ下げを
指示するための上り送信電力制御ビット情報を決定し
て、該上り送信電力制御ビット情報を信号発生部107
及び電力制御切替器117に対して出力する。詳しく
は、上り送信電力制御ビット決定部108は、図2に示
される様に、基準となるSIRの値(若しくは、範囲)
である基準SIR値(範囲)を記憶する記憶部1081
と、SIR算出部114から受信信号のSIRを受け
て、記憶部の記憶する基準SIR値(範囲)と比較判定
して、判定結果を出力するための判定部1082と、判
定部1082から判定結果を受けて、上り送信電力を上
げる、下げる、又はそのまま維持するのいずれかを意味
する上り送信電力制御ビット情報を生成する制御ビット
生成部1083とを備えている。また、上り送信電力制
御ビット決定部108は、SIR算出部114からの受
信信号SIRを受けて、該SIRが小さければ、移動機
側送信部に対して上り送信電力を上げるように指示する
ための上り送信電力制御ビット情報を信号発生部107
及び電力制御切替器117に対して出力し、該SIRが
大きければ、移動機側送信部に対して上り送信電力を下
げるように指示するための上り送信電力制御ビット情報
を信号発生部107及び電力制御切替器117に対して
出力する。
SIR算出部114の算出した受信信号のSIRに基づ
いて、移動機側の送信部に対して送信電力の上げ下げを
指示するための上り送信電力制御ビット情報を決定し
て、該上り送信電力制御ビット情報を信号発生部107
及び電力制御切替器117に対して出力する。詳しく
は、上り送信電力制御ビット決定部108は、図2に示
される様に、基準となるSIRの値(若しくは、範囲)
である基準SIR値(範囲)を記憶する記憶部1081
と、SIR算出部114から受信信号のSIRを受け
て、記憶部の記憶する基準SIR値(範囲)と比較判定
して、判定結果を出力するための判定部1082と、判
定部1082から判定結果を受けて、上り送信電力を上
げる、下げる、又はそのまま維持するのいずれかを意味
する上り送信電力制御ビット情報を生成する制御ビット
生成部1083とを備えている。また、上り送信電力制
御ビット決定部108は、SIR算出部114からの受
信信号SIRを受けて、該SIRが小さければ、移動機
側送信部に対して上り送信電力を上げるように指示する
ための上り送信電力制御ビット情報を信号発生部107
及び電力制御切替器117に対して出力し、該SIRが
大きければ、移動機側送信部に対して上り送信電力を下
げるように指示するための上り送信電力制御ビット情報
を信号発生部107及び電力制御切替器117に対して
出力する。
【0048】電力制御切替器117は、下り送信電力制
御ビット抽出部109からの4種類の信号と、上り送信
電力制御ビット決定部108からの上り送信電力制御ビ
ット情報とを受けて、下り送信電力制御ビット抽出部1
09からの信号が下り送信電力制御ビット情報を備えて
いる場合には、下り送信電力制御ビット情報を送信電力
制御部110に対して出力し、下り送信電力制御ビット
抽出部109からの信号が下り送信電力制御ビット情報
を備えていない場合には、上り送信電力制御ビット情報
を送信電力制御部110に対して出力するためのもので
ある。詳しくは、電力制御切替器117は、図3に示さ
れる様に、バッファ1171と、制御切替部1172と
を備えている。バッファ1171は、上り送信電力制御
ビット決定部108からの上り送信電力制御ビット情報
を受けて、該上り送信電力制御ビット情報を一時的に記
憶するためのものである。制御切替部1172は、下り
送信電力制御ビット抽出部109からの信号を受けて、
該信号が下り送信電力制御ビット情報を備えている場合
には、該信号を送信電力制御部110に対して出力する
一方、該信号が下り送信電力制御ビット情報を備えてい
ない場合には、該信号に代えて、バッファ1171に一
時的に記憶されている上り送信電力制御ビット情報を送
信電力制御部110に対して出力するためのものであ
る。
御ビット抽出部109からの4種類の信号と、上り送信
電力制御ビット決定部108からの上り送信電力制御ビ
ット情報とを受けて、下り送信電力制御ビット抽出部1
09からの信号が下り送信電力制御ビット情報を備えて
いる場合には、下り送信電力制御ビット情報を送信電力
制御部110に対して出力し、下り送信電力制御ビット
抽出部109からの信号が下り送信電力制御ビット情報
を備えていない場合には、上り送信電力制御ビット情報
を送信電力制御部110に対して出力するためのもので
ある。詳しくは、電力制御切替器117は、図3に示さ
れる様に、バッファ1171と、制御切替部1172と
を備えている。バッファ1171は、上り送信電力制御
ビット決定部108からの上り送信電力制御ビット情報
を受けて、該上り送信電力制御ビット情報を一時的に記
憶するためのものである。制御切替部1172は、下り
送信電力制御ビット抽出部109からの信号を受けて、
該信号が下り送信電力制御ビット情報を備えている場合
には、該信号を送信電力制御部110に対して出力する
一方、該信号が下り送信電力制御ビット情報を備えてい
ない場合には、該信号に代えて、バッファ1171に一
時的に記憶されている上り送信電力制御ビット情報を送
信電力制御部110に対して出力するためのものであ
る。
【0049】送信電力制御部110は、電力制御切替器
117の出力に従って、下り送信電力を決定し、送信無
線部103から移動機に対して送信する下り送信信号の
電力を制御する。
117の出力に従って、下り送信電力を決定し、送信無
線部103から移動機に対して送信する下り送信信号の
電力を制御する。
【0050】信号発生部107は、送信信号列を生成す
ると共に、上り送信電力制御ビット決定部108からの
上り送信電力制御ビット情報を受けて、送信信号列に対
して該上り送信電力制御ビット情報を挿入して畳み込み
符号器106に出力する。
ると共に、上り送信電力制御ビット決定部108からの
上り送信電力制御ビット情報を受けて、送信信号列に対
して該上り送信電力制御ビット情報を挿入して畳み込み
符号器106に出力する。
【0051】畳み込み符号器106は、送信電力制御ビ
ットの挿入された送信信号列を受けて、該送信信号列を
符号化して変調部105に対して出力する。
ットの挿入された送信信号列を受けて、該送信信号列を
符号化して変調部105に対して出力する。
【0052】変調部105は、符号化された送信信号列
を受けて、一次変調を行い、拡散部104に出力する。
を受けて、一次変調を行い、拡散部104に出力する。
【0053】拡散部104は、変調部105から一次変
調された送信信号列を受けて、拡散変調を行って、スペ
クトラム拡散信号としての送信信号を送信無線部103
に対して出力する。
調された送信信号列を受けて、拡散変調を行って、スペ
クトラム拡散信号としての送信信号を送信無線部103
に対して出力する。
【0054】送信無線部103は、送信電力制御部11
0の制御に従って下り送信電力を決定し、拡散部104
から受けた送信信号を、決定した下り送信電力で、送受
分離部102及びアンテナ101を介し、移動機(相手
局)に対して送信する。
0の制御に従って下り送信電力を決定し、拡散部104
から受けた送信信号を、決定した下り送信電力で、送受
分離部102及びアンテナ101を介し、移動機(相手
局)に対して送信する。
【0055】一方、本実施の形態の移動機側送受信装置
は、図4に示される様に、アンテナ101、送受分離部
102、送信無線部103、拡散部104、変調部10
5、畳み込み符号器106、信号発生部107、下り送
信電力制御ビット決定部204、上り送信電力制御ビッ
ト抽出部205、送信電力制御部201、受信無線部1
11、逆拡散部112、復調部113、SIR算出部2
03、ビタビ復号器115、簡易ビタビ復号器116、
SIRしきい値レジスタ202、積分器206、比較器
207とを備えている。ここで、図4において、基地局
側送受信装置における構成要素と同様の動作を行うもの
については、同じ参照符号を付してある(但し、信号発
生部107を除く)。また、これらの同じ参照符号を付
した構成要素については、説明を省略する。尚、説明中
において、“上り”は“下り”へ、“下り”は“上り”
へ、“移動機”は“基地局”へ、“基地局”は“移動
機”へと読み替えるものとする。
は、図4に示される様に、アンテナ101、送受分離部
102、送信無線部103、拡散部104、変調部10
5、畳み込み符号器106、信号発生部107、下り送
信電力制御ビット決定部204、上り送信電力制御ビッ
ト抽出部205、送信電力制御部201、受信無線部1
11、逆拡散部112、復調部113、SIR算出部2
03、ビタビ復号器115、簡易ビタビ復号器116、
SIRしきい値レジスタ202、積分器206、比較器
207とを備えている。ここで、図4において、基地局
側送受信装置における構成要素と同様の動作を行うもの
については、同じ参照符号を付してある(但し、信号発
生部107を除く)。また、これらの同じ参照符号を付
した構成要素については、説明を省略する。尚、説明中
において、“上り”は“下り”へ、“下り”は“上り”
へ、“移動機”は“基地局”へ、“基地局”は“移動
機”へと読み替えるものとする。
【0056】上り送信電力制御ビット抽出部205は、
簡易ビタビ復号器116から誤り訂正された受信信号を
受けて、次の3種類の信号を送信電力制御部201に対
して出力する。第1乃至第3の夫々の信号は、“上り送
信電力を上げる”、“上り送信電力をこのまま維持す
る”、“上り送信電力を下げる”の3種類のいずれかの
意味を有する上り送信電力制御ビット情報を備えるもの
である。
簡易ビタビ復号器116から誤り訂正された受信信号を
受けて、次の3種類の信号を送信電力制御部201に対
して出力する。第1乃至第3の夫々の信号は、“上り送
信電力を上げる”、“上り送信電力をこのまま維持す
る”、“上り送信電力を下げる”の3種類のいずれかの
意味を有する上り送信電力制御ビット情報を備えるもの
である。
【0057】送信電力制御部201は、上り送信電力制
御ビット抽出部205の出力に従って、上り送信電力を
決定し、送信無線部103から基地局に対して送信する
上り送信信号の電力を制御する。
御ビット抽出部205の出力に従って、上り送信電力を
決定し、送信無線部103から基地局に対して送信する
上り送信信号の電力を制御する。
【0058】以下に、SIR算出部203から信号発生
部107までの構成要素について説明するわけである
が、次の理由により、移動機側と基地局側とは、異なる
構成とした。即ち、通常、移動機側における受信信号の
SIRは、干渉波となる他の移動機への信号も自己の移
動機への信号も同一の経路で到達するので、SIRの急
激な変化は起こらない。従って、受信信号のSIRに関
して、基準となるしきい値を決定しておき、受信信号の
SIRがしきい値を下回った場合にのみ、電力制御を行
うような構成とした。
部107までの構成要素について説明するわけである
が、次の理由により、移動機側と基地局側とは、異なる
構成とした。即ち、通常、移動機側における受信信号の
SIRは、干渉波となる他の移動機への信号も自己の移
動機への信号も同一の経路で到達するので、SIRの急
激な変化は起こらない。従って、受信信号のSIRに関
して、基準となるしきい値を決定しておき、受信信号の
SIRがしきい値を下回った場合にのみ、電力制御を行
うような構成とした。
【0059】SIRしきい値レジスタ202は、受信信
号のSIRに関して定められたしきい値を記憶するため
のものである。
号のSIRに関して定められたしきい値を記憶するため
のものである。
【0060】SIR算出部203は、逆拡散部112の
有する希望波受信電力検出部118及び干渉波受信電力
検出部119の夫々において検出された受信信号のRS
SI及びISSIを受けて、その比、即ちSIRを算出
して、下り送信電力制御ビット決定部204及び積分器
206に対して出力する。
有する希望波受信電力検出部118及び干渉波受信電力
検出部119の夫々において検出された受信信号のRS
SI及びISSIを受けて、その比、即ちSIRを算出
して、下り送信電力制御ビット決定部204及び積分器
206に対して出力する。
【0061】積分器206は、SIR算出部203の出
力を一定時間積分して平均化するためのものである。
力を一定時間積分して平均化するためのものである。
【0062】比較器207は、積分器206の出力と、
SIRしきい値レジスタ202に記憶されたしきい値と
を比較判定して、受信信号のSIRがしきい値以上であ
る場合、下り送信電力制御ビット決定部204に対して
動作停止信号を送出する。尚、動作停止信号は、オン及
びオフの2つの値を持つものとし、比較器207は、オ
ン又はオフのいずれかの値を有する動作停止信号を出力
するものとしても良い。
SIRしきい値レジスタ202に記憶されたしきい値と
を比較判定して、受信信号のSIRがしきい値以上であ
る場合、下り送信電力制御ビット決定部204に対して
動作停止信号を送出する。尚、動作停止信号は、オン及
びオフの2つの値を持つものとし、比較器207は、オ
ン又はオフのいずれかの値を有する動作停止信号を出力
するものとしても良い。
【0063】下り送信電力制御ビット決定部204は、
SIR算出部203の出力する受信信号のSIRと比較
器207の出力とを受けて、動作停止信号に従い、次に
示すいずれかの動作を行う。即ち、動作停止信号が入力
された場合(又は、オンの値を持つ動作停止信号が入力
された場合)、下り送信電力制御ビット決定部204
は、制御ビットを決定する動作を停止し、基地局に対す
る下り送信電力制御ビットの送信をしないものとする。
一方、動作停止信号が入力されない場合(又は、オフの
値を持つ動作停止信号が入力された場合)、下り送信電
力制御ビット決定部204は、基地局側送受信装置にお
ける上り送信電力制御ビット決定部108と同様にし
て、下り送信電力を上げる、下げる、又はそのまま維持
するのいずれかを意味する下り送信電力制御ビット情報
を決定して、信号発生部107に出力する。詳しくは、
下り送信電力制御ビット決定部204は、図5に示され
る様に、記憶部2041、判定部2042、及び制御ビ
ット生成部2043、並びに動作停止制御部2044と
を備えている。記憶部2041及び判定部2042は、
基地局側送受信装置の上り送信電力制御ビット決定部1
08における記憶部1081及び判定部1082と同様
である。動作停止制御部2044は、比較器207から
の動作停止信号(又は、オンの値を持つ動作停止信号)
を受けて、制御ビット生成部2043の動作の停止を制
御するためのものである。制御ビット生成部2043
は、動作停止制御部2044の制御に従って動作を停止
するか、又は、基地局側における説明と同様の動作を行
って、下り送信電力制御ビット情報を生成するためのも
のである。
SIR算出部203の出力する受信信号のSIRと比較
器207の出力とを受けて、動作停止信号に従い、次に
示すいずれかの動作を行う。即ち、動作停止信号が入力
された場合(又は、オンの値を持つ動作停止信号が入力
された場合)、下り送信電力制御ビット決定部204
は、制御ビットを決定する動作を停止し、基地局に対す
る下り送信電力制御ビットの送信をしないものとする。
一方、動作停止信号が入力されない場合(又は、オフの
値を持つ動作停止信号が入力された場合)、下り送信電
力制御ビット決定部204は、基地局側送受信装置にお
ける上り送信電力制御ビット決定部108と同様にし
て、下り送信電力を上げる、下げる、又はそのまま維持
するのいずれかを意味する下り送信電力制御ビット情報
を決定して、信号発生部107に出力する。詳しくは、
下り送信電力制御ビット決定部204は、図5に示され
る様に、記憶部2041、判定部2042、及び制御ビ
ット生成部2043、並びに動作停止制御部2044と
を備えている。記憶部2041及び判定部2042は、
基地局側送受信装置の上り送信電力制御ビット決定部1
08における記憶部1081及び判定部1082と同様
である。動作停止制御部2044は、比較器207から
の動作停止信号(又は、オンの値を持つ動作停止信号)
を受けて、制御ビット生成部2043の動作の停止を制
御するためのものである。制御ビット生成部2043
は、動作停止制御部2044の制御に従って動作を停止
するか、又は、基地局側における説明と同様の動作を行
って、下り送信電力制御ビット情報を生成するためのも
のである。
【0064】信号発生部107は、上り送信信号列を生
成すると共に、下り送信電力制御ビット決定部204か
ら下り送信電力制御ビット情報を受けた場合には、上り
送信信号列に対して該下り送信電力制御ビット情報を挿
入して、畳み込み符号器106に出力する。
成すると共に、下り送信電力制御ビット決定部204か
ら下り送信電力制御ビット情報を受けた場合には、上り
送信信号列に対して該下り送信電力制御ビット情報を挿
入して、畳み込み符号器106に出力する。
【0065】このような構成を備えた本実施の形態の基
地局側送受信装置及び移動機側送受信装置を有する通信
システムにおいては、移動機側における受信SIRがし
きい値を下回った場合にのみ、下りの送信電力に関して
閉ループ制御になるため、従来例の様に、送信電力制御
のための情報が正確に伝達されない場合における誤動作
を軽減することができる。従って、本実施の形態におい
ては、通信品質の向上を図ることができる。
地局側送受信装置及び移動機側送受信装置を有する通信
システムにおいては、移動機側における受信SIRがし
きい値を下回った場合にのみ、下りの送信電力に関して
閉ループ制御になるため、従来例の様に、送信電力制御
のための情報が正確に伝達されない場合における誤動作
を軽減することができる。従って、本実施の形態におい
ては、通信品質の向上を図ることができる。
【0066】また、本実施の形態においては、移動機側
における受信SIRがしきい値以上の場合、移動機側送
受信装置の一部機能の動作を停止できるため、消費電力
が低減されることになる。従って、特に、電池等を使用
する移動機側送受信装置においては、信号送受(通話)
時間の延長を図ることができる。
における受信SIRがしきい値以上の場合、移動機側送
受信装置の一部機能の動作を停止できるため、消費電力
が低減されることになる。従って、特に、電池等を使用
する移動機側送受信装置においては、信号送受(通話)
時間の延長を図ることができる。
【0067】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態の送受信装置は、図6及び図7に示される様に、
基地局側と移動機側とで異なる構成を備えている。本実
施の形態において、移動機側送受信装置は、SIRを算
出しないものであり、従って、下り送信電力制御ビット
情報を決定しないものである。また、それに伴って、基
地局側送受信装置は、下り送信信号の電力を上り送信電
力制御ビット情報にて制御するものである。更に、基地
局側及び移動機側の夫々において、第1の実施の形態と
同様の構成要素を多々含むものである。従って、図6及
び図7において、第1の実施の形態と同様の動作を行う
ものについては、同じ参照符号を付すこととし、説明を
省略するものとする。
の形態の送受信装置は、図6及び図7に示される様に、
基地局側と移動機側とで異なる構成を備えている。本実
施の形態において、移動機側送受信装置は、SIRを算
出しないものであり、従って、下り送信電力制御ビット
情報を決定しないものである。また、それに伴って、基
地局側送受信装置は、下り送信信号の電力を上り送信電
力制御ビット情報にて制御するものである。更に、基地
局側及び移動機側の夫々において、第1の実施の形態と
同様の構成要素を多々含むものである。従って、図6及
び図7において、第1の実施の形態と同様の動作を行う
ものについては、同じ参照符号を付すこととし、説明を
省略するものとする。
【0068】本実施の形態の基地局側送受信装置は、図
6に示される様に、第1の実施の形態における簡易ビタ
ビ復号器116、下り送信電力制御ビット抽出部10
9、及び電力制御切替器117が省略された構成を備え
ている。
6に示される様に、第1の実施の形態における簡易ビタ
ビ復号器116、下り送信電力制御ビット抽出部10
9、及び電力制御切替器117が省略された構成を備え
ている。
【0069】上り送信電力制御ビット決定部108は、
SIR算出部114からの受信信号SIRを受けて、第
1の実施の形態と同様にして、上り送信電力制御ビット
情報を決定し、信号発生部107と送信電力制御部30
1に対して出力する。
SIR算出部114からの受信信号SIRを受けて、第
1の実施の形態と同様にして、上り送信電力制御ビット
情報を決定し、信号発生部107と送信電力制御部30
1に対して出力する。
【0070】送信電力制御部301は、上り送信電力制
御ビット決定部108からの上り送信電力制御ビット情
報を受けて、下り送信電力制御ビット情報に代えて該上
り送信電力制御ビット情報に従って、下り送信電力を制
御するためのものである。
御ビット決定部108からの上り送信電力制御ビット情
報を受けて、下り送信電力制御ビット情報に代えて該上
り送信電力制御ビット情報に従って、下り送信電力を制
御するためのものである。
【0071】一方、本実施の形態の移動機側送受信装置
は、図7に示される様に、第1の実施の形態におけるS
IR算出部203、SIRしきい値レジスタ202、積
分器206、比較器207、及び下り送信電力制御ビッ
ト決定部204が省略された構成を備えている。
は、図7に示される様に、第1の実施の形態におけるS
IR算出部203、SIRしきい値レジスタ202、積
分器206、比較器207、及び下り送信電力制御ビッ
ト決定部204が省略された構成を備えている。
【0072】また、本実施の形態の移動機側送受信装置
においては、SIRを算出しないことから、逆拡散部1
12は、希望波受信電力検出部118及び干渉波受信電
力検出部119が省略された構成を備えている。
においては、SIRを算出しないことから、逆拡散部1
12は、希望波受信電力検出部118及び干渉波受信電
力検出部119が省略された構成を備えている。
【0073】このような構成を備えた本実施の形態の基
地局側送受信装置及び移動機側送受信装置を有する通信
システムにおいては、夫々の送受信装置に関し、回路の
削減を図ることができる。
地局側送受信装置及び移動機側送受信装置を有する通信
システムにおいては、夫々の送受信装置に関し、回路の
削減を図ることができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明してきた様に、本発明によれ
ば、下り送信電力制御に関し、開ループ制御を行う、又
は、移動機側における受信信号の品質が一定値を下回っ
た場合にのみ閉ループ制御を行うこととしたため、閉ル
ープ制御に伴うリスクの軽減を図ることができ、もって
通信品質の向上を図ることができる。
ば、下り送信電力制御に関し、開ループ制御を行う、又
は、移動機側における受信信号の品質が一定値を下回っ
た場合にのみ閉ループ制御を行うこととしたため、閉ル
ープ制御に伴うリスクの軽減を図ることができ、もって
通信品質の向上を図ることができる。
【0075】また、本発明によれば、移動機側送受信装
置において、従来例と比較して、動作する回路を一時的
に又は常に削減することができることから、情報伝達
(通話)持続時間の延長を図ることができる。
置において、従来例と比較して、動作する回路を一時的
に又は常に削減することができることから、情報伝達
(通話)持続時間の延長を図ることができる。
【0076】また、本発明によれば、下り送信電力制御
として開ループ制御を行う場合においても、新たに開ル
ープ制御用の回路を設ける必要がない。これは、上りの
送信信号に、移動機が基地局から見てどのような状態に
あるかを示す情報が含まれているためである。例えば、
基地局において移動機からの送信信号を強く受信出来れ
ば、移動機が、見通しの良い位置にいるか、すぐ近くに
いることを示しており、弱く受信した場合は、移動機が
遠くにいるか、物陰にいることを示している。従って、
本発明においては、上り送信電力制御ビット情報を下り
送信電力制御に適用することができ、回路の規模を増大
させることなく、通信品質の向上を図ることができる。
として開ループ制御を行う場合においても、新たに開ル
ープ制御用の回路を設ける必要がない。これは、上りの
送信信号に、移動機が基地局から見てどのような状態に
あるかを示す情報が含まれているためである。例えば、
基地局において移動機からの送信信号を強く受信出来れ
ば、移動機が、見通しの良い位置にいるか、すぐ近くに
いることを示しており、弱く受信した場合は、移動機が
遠くにいるか、物陰にいることを示している。従って、
本発明においては、上り送信電力制御ビット情報を下り
送信電力制御に適用することができ、回路の規模を増大
させることなく、通信品質の向上を図ることができる。
【0077】また、本発明においては、下り送信電力制
御として開ループ制御を行う場合においても、上り送信
電力制御用の情報を流用することから、従来例と比較し
て高速化が図られている。
御として開ループ制御を行う場合においても、上り送信
電力制御用の情報を流用することから、従来例と比較し
て高速化が図られている。
【0078】更に、本発明によれば、基地局側送受信装
置において、下り送信電力制御に関し、誤り率等を用い
た開ループ制御よりも、個々の移動機に対して細かい送
信電力制御を行うことが出来るため、基地局近傍に位置
する移動機に対して無駄な電力を送信することが無くな
り、基地局側送受信装置における消費電力の低減を図る
ことができる。また、近傍に位置する移動機に対する送
信電力の低減に伴って、他セルへの干渉電力も減らすこ
とができる。
置において、下り送信電力制御に関し、誤り率等を用い
た開ループ制御よりも、個々の移動機に対して細かい送
信電力制御を行うことが出来るため、基地局近傍に位置
する移動機に対して無駄な電力を送信することが無くな
り、基地局側送受信装置における消費電力の低減を図る
ことができる。また、近傍に位置する移動機に対する送
信電力の低減に伴って、他セルへの干渉電力も減らすこ
とができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における基地局側送
受信装置の構成を示すブロック図である。
受信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1における上り送信電力制御ビット決定部の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図3】図1における電力制御切替器の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における移動機側送
受信装置の構成を示すブロック図である。
受信装置の構成を示すブロック図である。
【図5】図4における下り送信電力制御ビット決定部の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における基地局側送
受信装置の構成を示すブロック図である。
受信装置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における移動機側送
受信装置の構成を示すブロック図である。
受信装置の構成を示すブロック図である。
【図8】符号分割多重アクセス方式の一形態を示す図で
ある。
ある。
【図9】従来例2の送受信装置の構成を示すブロック図
である。
である。
101 アンテナ 102 送受分離部 103 送信無線部 104 拡散部 105 変調部 106 畳み込み符号器 107 信号発生部 108 上り送信電力制御ビット決定部 109 下り送信電力制御ビット抽出部 110 送信電力制御部 111 受信無線部 112 逆拡散部 113 復調部 114 SIR算出部 115 ビタビ復号器 116 簡易ビタビ復号器 117 電力制御切替器 1081 記憶部 1082 判定部 1083 制御ビット生成部 1171 バッファ 1172 制御切替部 201 送信電力制御部 202 SIRしきい値レジスタ 203 SIR算出部 204 下り送信電力制御ビット決定部 205 上り送信電力制御ビット抽出部 206 積分器 207 比較器 2041 記憶部 2042 判定部 2043 制御ビット生成部 2044 動作停止制御部 301 送信電力制御部 401 逆拡散部
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも一つの基地局と複数の移動機
とを有し前記移動機毎に異なった拡散符号が使用される
符号分割多重アクセス方式における送受信装置であっ
て、前記基地局側の送受信装置である基地局側送受信装
置において、 前記移動機からの受信信号列中に下り送信電力制御情報
が含まれている場合には、該下り送信電力制御情報を抽
出するための抽出手段と、 前記移動機から受けた受信信号の品質を測定するための
測定手段と、 該測定手段の測定結果に従い、前記移動機に対して送出
する上り送信電力制御情報を生成するための生成手段
と、 前記抽出手段と前記生成手段とに接続されて、前記抽出
手段の抽出した前記下り送信電力制御情報と、前記生成
手段の生成した上り送信電力制御情報とのいずれか一方
を選択する選択手段と、 該選択手段の選択した前記いずれか一方の送信電力制御
情報に従って、前記移動機に対する下り送信信号の送信
電力を制御する送信電力制御部とを備えることを特徴と
する基地局側送受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34511696A JP3075341B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34511696A JP3075341B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 送受信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10190571A JPH10190571A (ja) | 1998-07-21 |
| JP3075341B2 true JP3075341B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=18374395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34511696A Expired - Fee Related JP3075341B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 送受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3075341B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6661832B1 (en) * | 1999-05-11 | 2003-12-09 | Qualcomm Incorporated | System and method for providing an accurate estimation of received signal interference for use in wireless communications systems |
| KR100494070B1 (ko) * | 2000-08-12 | 2005-06-10 | 삼성전자주식회사 | 무선 사설 간이 네트워크의 전송 전력 최적화 장치 및 방법 |
| AT503628B1 (de) * | 2006-04-25 | 2008-06-15 | Vc Trust Holding Gmbh | Verfahren zur überwachung der maximalentfernung zweier objekte |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP34511696A patent/JP3075341B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10190571A (ja) | 1998-07-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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