JP3075593U - 加熱式床材ユニット - Google Patents
加熱式床材ユニットInfo
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- JP3075593U JP3075593U JP2000005792U JP2000005792U JP3075593U JP 3075593 U JP3075593 U JP 3075593U JP 2000005792 U JP2000005792 U JP 2000005792U JP 2000005792 U JP2000005792 U JP 2000005792U JP 3075593 U JP3075593 U JP 3075593U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 床暖房が困難な日本式の住宅における畳の代
替として使用できると共に、設置が容易で安全且つ長時
間に亘って暖房効果を維持することのできる加熱式床材
ユニットを提供すること。 【解決手段】 一畳あるいは半畳分の大きさで、その外
周に枠23が形成された底板22と、この底板22上に
順次積層される繊維材やウレタンフォーム等の吸湿材2
4、発熱体25、大理石や御影石等を加工した板状石材
26とで構成され、前記発熱体25で板状石材26を加
熱・保温するようにした。
替として使用できると共に、設置が容易で安全且つ長時
間に亘って暖房効果を維持することのできる加熱式床材
ユニットを提供すること。 【解決手段】 一畳あるいは半畳分の大きさで、その外
周に枠23が形成された底板22と、この底板22上に
順次積層される繊維材やウレタンフォーム等の吸湿材2
4、発熱体25、大理石や御影石等を加工した板状石材
26とで構成され、前記発熱体25で板状石材26を加
熱・保温するようにした。
Description
【0001】
この考案は、所定の大きさの枠内に敷き詰めた板状石材を加熱する床材ユニッ トに関し、特に日本式住宅における畳と交換可能な形状及び大きさに形成してな る加熱式床材ユニットに関する。
【0002】
床暖房の代表的なものとして、朝鮮、中国東北地方などで用いられている床下 暖房設備(オンドル)がある。このオンドルは、床下に石を数条に並べて仕切溝 をつくり、その上に薄い石板を載せ、泥を塗り、さらに特殊な油紙を張って床と するもので、室外のたき口で火をたくと、その煙が仕切溝を通って部屋の反対側 の煙ぬきから出る間に床下から部屋全体を暖める仕組みになっている。
【0003】 上記オンドルの原理を応用した床暖房機能を和室の多い日本式住宅に応用した ものとして、図6に示したような床暖房設備1が多数考案あるいは実用化されて いる。図に示したのは、床を設置する土台2の上に合板3、反射材4、ヒータ5 、発熱媒体である床材6を順次積層した構造のものである。前記ヒータ5は電熱 線を内部に埋設したもので、ここで発生させた熱を反射材4で反射させて床材6 を加熱するものである。この床材6は暖房用の畳であったり、木材であったりす る。
【0004】
しかしながら、上記オンドル等の床暖房設備にあっては、建築物の土台造りの 段階において施工しなければならず、後から増設したりすることができない。ま た、設備が大掛かりであるため、施工費用も多大なものとなる。
【0005】 特に、日本式住宅においては、床材として畳を使用しているため、上記オンド ルのような床暖房を設置することが構造上あるいは安全衛生上困難であった。
【0006】 また、図6に示したような床暖房設備1では、床材6の材質としてイグサ等を 用いているため、設定温度を高くすることができず、部屋全体を暖めるには適し ていない。また、畳等の床材6を適温に熱するため、雑菌等が繁殖しやすく、安 全衛生面においても問題がある。
【0007】 そこで、本考案は、床暖房が困難な日本式の住宅における畳の代替として使用 できると共に、設置が容易で安全且つ長時間に亘って暖房効果を維持することの できる加熱式床材ユニットを提供することにある。
【0008】
上記課題を解決するために、本考案者は、一畳あるいは半畳分の大きさの底板 に発熱体や板状石材等を配することで、オンドルに似た床暖房機能を有し、しか も、日本式住宅の畳と交換可能な加熱式床材ユニットを形成した。具体的には、 請求項1の考案は、外周に枠が形成された底板と、この底板上に順次積層される 吸湿材、発熱体、板状石材とで構成され、前記発熱体で板状石材を加熱・保温す ることを特徴とする。
【0009】 この考案によれば、外周に枠が形成された一定の大きさの底板を1ユニットと して、その上に吸湿材、発熱体、板状石材を順次積層した構造となっているので 、組立を簡単に行なうことができ、製造コストや工数の低減化が図られる。また 、熱を発する発熱体や板状石材が枠で遮断されるため、熱が外周部に伝わらず板 状石材を集中的に加熱・保温することができる。しかも、畳の一部として配設し た場合においても、隣接する畳に熱が伝わることがなく、安全である。
【0010】 請求項2の考案は、請求項1記載の加熱式床材ユニットにおいて、前記底板が 、一畳あるいは半畳分の大きさに形成してなることを特徴とする。
【0011】 この考案によれば、1つの加熱式床材ユニットが一畳あるいは半畳分の大きさ に形成されているため、既存の畳を取り外して本案の加熱式床材ユニットを設置 したり交換することが容易である。
【0012】 請求項3の考案は、請求項1記載の加熱式床材ユニットにおいて、前記吸湿材 が、繊維材あるいはウレタンフォームからなり、前記底板上に敷き詰められたこ とを特徴とする。
【0013】 この考案によれば、底板と発熱体との間に吸湿材を配していることで、床下か ら侵入する湿気をある程度吸収し、発熱効率を高めることができると共に、電気 による発熱体の湿気による漏電を防止することができる。また、この吸湿材自体 がクッションとなって、発熱体を保護する他、板状の石材にかかる衝撃を軽減す ることができる。
【0014】 請求項4の考案は、請求項1記載の加熱式床材ユニットにおいて、前記板状石 材が、底板の枠内に納まる単板あるいは枠内に分割して敷き詰められる複数枚の 石片からなることを特徴とする。
【0015】 この考案によれば、板状石材が底板の枠内にすっぽり納まる単板であるため、 熱を板状石材全体に均一に伝導することができる。一方、前記板状石材が何枚か に分割されて敷き詰めるような構成にすると、設置や移動が容易であると共に破 損した場合の交換が簡単である。また、種類の異なる石材や、模様、色などの異 なる石材を隣同士に並べることでバリエションを持たせることができる。
【0016】 請求項5の考案は、請求項1又は4記載の加熱式床材ユニットにおいて、前記 板状石材が、大理石、御影石、玉、オニックス、セラミックスを所定形状に加工 したものであることを特徴とする。
【0017】 この考案によれば、板状石材の原料として大理石、御影石、玉等の自然石、又 はセラミックスを用いたので、加熱したときの状態を長時間維持できると共に、 遠赤外線を発散するので人体の組織を活性化し健康増進に寄与する効果がある。 また、この加熱式床材ユニットを設置したときに、板状石材の形状や模様が直接 表面にでるので、光沢や耀きを持った大理石や御影石等を載置することで、高級 感を醸し出すことができ、装飾効果の面でも優れている。
【0018】
以下添付図面に基づいて、本考案の加熱式床材ユニットを詳細に説明する。図 1は本案の加熱式床材ユニットの構成を示す分解斜視図、図2はその平面図、図 3は前記図2のA−A線に沿った断面図、図4は加熱式床材ユニットを畳の一部 として敷き詰めたときの概念図、図5は加熱式床材ユニットの組合せ例である。
【0019】 この加熱式床材ユニット21は、図1乃至図3に示すように、外周部に一定の 幅の枠23を設けた底板22の上に吸湿材24、発熱体25及び板状石材26を 順に配したものである。
【0020】 底板22は厚さ約12mm程度の合板で、一畳あるいは半畳分の一般住宅に使 われる規格に適合したサイズに形成される。床材として使用されるため、一般的 には、長方形や正方形に形成された1枚板あるいはパイプ等を格子状に組んだフ レーム等が使用される。
【0021】 枠23は、底板22の外周部を一定の幅で囲うもので、木材を細長い箱状にし て形成される。この枠23の表面には後述する加熱した板状石材からの熱を遮断 するための断熱シート29が被覆される。この断熱シート29は、熱を遮断する と同時に、装飾効果を出すために、天然皮等が使用される。
【0022】 吸湿材24は、繊維材やウレタンフォーム等が用いられ、底板22上一面に敷 き詰められる。この吸湿材24は、床下から侵入する湿気を吸湿し、発熱体25 に設けられた電熱線33等の電熱部材に触れさせないようにすることで、漏電や 感電を防止する。また、板状石材26にかかる人の荷重や衝撃を緩衝する機能も 有している。
【0023】 発熱体25は、ニクロム線等の電熱線33を薄い銅板34等で挟んで板状に形 成したものである。銅板34は熱伝導性が高く、また、薄い平板状に形成してあ るため、前記電熱線33で発した熱を均一に板状石材26全体に伝導することが できる。配設方法は、前記吸湿材24の上面に直接載置される。その形状は枠2 3内に納まるような1枚板でもよいし、何枚かに分割された発熱体を繋ぎ合わせ て敷き詰めてもよい。この発熱体25内には前記電熱線33の他、温度を感知す るセンサ(図示せず)が設置され、電源や制御信号線が枠23の端部から引き出 されたケーブル30を介して壁等に設けられるコントローラ27に接続される。 このコントローラ27には、操作パネル31が設けられ、温度設定スイッチやタ イマスイッチ等(図示せず)が備えられ、設定された温度を維持し、過度に温度 が上昇したり下がったりしないように監視する。なお、電源は一般家庭用の10 0V電源を用いる。
【0024】 板状石材26は、大理石、御影石、玉、オニックス等の自然石を所定形状に切 削加工して形成される。玉は主に韓国、中国、メキシコ等で産出される自然石で あり、活性化作用を持つといわれている。オニックスは縞メノウや縞状を呈する 半透明の石灰岩である。これら板状石材26の形状は、厚さ約20mmの表面が 平坦な板状で、枠23内にすっぽり納まる単板で構成される。前記加工した板状 石材26は、そのままの枠23内に載置してもよいし、表面に模様や絵柄を施し てから載置してもよい。なお、発熱媒体として上記板状石材26のような自然石 の他、セラミックスの板状成形体を使用することができる。このセラミックスの 板状成形体は、熱伝導が優れる上に所定の形状に成形し易く、また自然石に比べ て軽量かつ安価であるといった利点がある。このような自然石やセラミックスを 用いることによって昇温スピードは落ちるが、蓄熱性が高いため、ランニングコ ストの低減化が図られる。また、発熱することで遠赤外線を発散するため、人体 を活性化し、健康増進に寄与する効果がある。なお、前記板状石材26は単板以 外に、枠23内をいくつかに分割するような四角形状の板状石片を敷き詰めて形 成してもよい。このように、分割されたものであると、設置や交換作業が容易に なる。
【0025】 上記構造の加熱式床材ユニット21にあっては、前記板状石材26が発熱体2 5によって適温に加熱されるので、座ったり、寝転んだりしたときに足元や接し た体の表面から直に暖められる。このときの温度は、通常30〜40℃の範囲に 設定される。また、床材として自然石やセラミックスを使用するため、設定温度 を高め(例えば、60℃位)に設定すれば、サウナのような温浴効果を得ること もできる。
【0026】 図4は、上記構成の加熱式床材ユニット21を和室37における畳35の一部 として設置する場合の使用例を示したものである。このように、1つの加熱式床 材ユニット21を一畳分の大きさに形成したことで、既存の1枚分の畳35を取 り外した床板36の上にすっぽりと嵌め入れることができる。本実施例では加熱 式床材ユニット21を一畳分の大きさに形成したが、半畳分のスペースにも対応 するために畳半分の大きさに形成してもよい。図5は、上記加熱式床材ユニット 21を縦横に繋げて設置する場合の使用例である。部屋一面をこの加熱式床材ユ ニット21で敷き詰めてもよいし、必要な箇所のみ配置させることができ、その ときの状況に合せて組合せ自在である。また、加熱式床材ユニットを予め畳2枚 分や3枚分の大きさに作っておき、必要な箇所にそのまま敷き詰めることも可能 である。
【0027】 本案は床暖房ができ、畳の代用として用いることを主目的として加熱式床材ユ ニットを形成したものであるが、このような畳の代用目的以外にも、板の間の床 材としても応用可能である。または、加熱式床材ユニットの基本サイズを適宜に 設定することで、人体に直接あるいは間接的に接する寝具やソファー等の暖房器 具の一部に適用することもできる。
【0028】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案の加熱式床材ユニットによれば、既存の畳と交換 可能に設置することができるため、和室の多い日本式住宅において低予算で床暖 房機能を実現することができると共に、配設や増設も容易である。しかも、発熱 体の熱源が電気であり、また、発熱媒体に自然石やセラミックスを使用している ので、安全で長時間に亘って暖房効果を維持することができる。
【0029】 また、本案の加熱式床材ユニットの基本サイズが、畳1枚あるいは半枚分の大 きさに形成してあるので、暖房する広さや人数等の状況に応じて任意に組み合わ せて使用することができる。
【0030】 また、載置する板状石材を所定形状の基本サイズに形成し、それらを組み合わ せて枠内に敷き詰めることで、移動や交換作業がし易く、板状石材の表面に模様 や絵柄を施すことで、装飾効果も高めることができる。
【図1】本考案に係る加熱式床材ユニットの分解斜視図
である。
である。
【図2】上記加熱式床材ユニットの平面図である。
【図3】上記図2のA−A線に沿った断面図である。
【図4】上記加熱式床材ユニットの設置例を示す概念図
である。
である。
【図5】上記加熱式床材ユニットの組合せ例を示す平面
図である。
図である。
【図6】従来の床暖房設備の断面構造図である。
22 底板 23 枠 24 吸湿材 25 発熱体 26 板状石材
Claims (5)
- 【請求項1】 外周に枠が形成された底板と、この底板
上に順次積層される吸湿材、発熱体、板状石材とで構成
され、前記発熱体で板状石材を加熱・保温することを特
徴とする加熱式床材ユニット。 - 【請求項2】 前記底板が、一畳あるいは半畳分の大き
さに形成してなることを特徴とする請求項1記載の加熱
式床材ユニット。 - 【請求項3】 前記吸湿材が、繊維材あるいはウレタン
フォームからなり、前記底板上に敷き詰められたことを
特徴とする請求項1記載の加熱式床材ユニット。 - 【請求項4】 前記板状石材が、底板の枠内に納まる単
板あるいは枠内に分割して敷き詰められる複数枚の石片
からなることを特徴とする請求項1記載の加熱式床材ユ
ニット。 - 【請求項5】 前記板状石材が、大理石、御影石、玉、
オニックス、セラミックスを所定形状に加工したもので
あることを特徴とする請求項1又は4記載の加熱式床材
ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000005792U JP3075593U (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 加熱式床材ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000005792U JP3075593U (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 加熱式床材ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3075593U true JP3075593U (ja) | 2001-02-23 |
Family
ID=43208704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000005792U Expired - Fee Related JP3075593U (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 加熱式床材ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3075593U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008175434A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Matsushita Electric Works Ltd | 分離型床暖房装置 |
| JP7679949B1 (ja) * | 2024-03-08 | 2025-05-20 | デザイン アンド テクニカル ソリューションズ エルエルシー | 埋め込み電熱コイルを有するスマートタイル |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000005792U patent/JP3075593U/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008175434A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Matsushita Electric Works Ltd | 分離型床暖房装置 |
| JP7679949B1 (ja) * | 2024-03-08 | 2025-05-20 | デザイン アンド テクニカル ソリューションズ エルエルシー | 埋め込み電熱コイルを有するスマートタイル |
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