JP3076751U - 空気調和機の運転制御装置 - Google Patents

空気調和機の運転制御装置

Info

Publication number
JP3076751U
JP3076751U JP2000007122U JP2000007122U JP3076751U JP 3076751 U JP3076751 U JP 3076751U JP 2000007122 U JP2000007122 U JP 2000007122U JP 2000007122 U JP2000007122 U JP 2000007122U JP 3076751 U JP3076751 U JP 3076751U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
refrigerant compressor
temperature
indoor
operation control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000007122U
Other languages
English (en)
Inventor
隆雄 阪上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2000007122U priority Critical patent/JP3076751U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3076751U publication Critical patent/JP3076751U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷房運転中において、冷媒圧縮機が短時間で
のオン、オフ動作を繰り返さないように、オン、オフの
1サイクルを単位として一定時間に制御する。 【解決手段】 冷房運転時、運転制御部23は、室内温
度センサ21による室内検出温度とタイマー回路22に
よる冷媒圧縮機1のオン時間およびオフ時間とに基づ
き、冷媒圧縮機1のオン時間が予め設定された比較基準
時間Ts以下であるとき、設定温度に対し冷媒圧縮機を
オンからオフに切り換えるためのオン−オフ切り換え温
度をさらに一定温度だけ低く設定するとともに、オフ−
オン切り換え温度をさらに一定温度だけ高く設定して、
冷媒圧縮機1のオン時間とオフ時間の1サイクルの合計
時間が、予め設定された一定時間Tcnsとなるよう
に、冷媒圧縮機1のオン、オフを制御する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、冷媒圧縮機と、室内側熱交換器と、室内側ファンと、室外側熱交換 器と、室外側ファンと、前記室内側熱交換器と前記室外側熱交換器との間に介挿 される減圧機と、前記冷媒圧縮機と前記室内側熱交換器又は前記室外側熱交換器 との接続を切り換える四方弁とで形成される冷凍サイクルを備えた空気調和機に 係り、より詳細には、冷房運転中において、冷媒圧縮機が短時間でのオン、オフ 動作を繰り返さないように保護するための空気調和機の運転制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機は、四方弁を切り換えることにより、冷房運転時には、圧縮 機で圧縮された冷媒を、四方弁、室外側熱交換器、減圧機、室内側熱交換器、四 方弁の経路を経て再び圧縮機に循環させ、暖房運転時には、圧縮機で圧縮された 冷媒を、四方弁、室内側熱交換器、減圧機、室外側熱交換器、四方弁の経路を経 て再び圧縮機に循環させている。
【0003】 ところで、冷房運転時、空気調和機は、室内温度を設定温度に維持すべく、冷 媒圧縮機の運転をオン、オフしながら冷房運転を行っている。この場合、例えば 狭い室内で容量の大きな空気調和機を運転していた場合、冷媒圧縮機が短時間で のオン、オフを繰り返すため、冷媒圧縮機の寿命が短くなってしまうといった問 題があった。そこで、このような問題を解決すべく、従来より種々の技術が提案 されている。
【0004】 例えば、特開平10−30836号公報に記載のものは、吹出空気の温度が設 定温度(正確には、設定温度−1℃)よりも低くなったときに、圧縮機を停止さ せ、この圧縮機を停止させたときの吸込空気の温度Hi1を記憶する。そして、 吸込空気の温度が(Hi1+2℃)を超えたときに、圧縮機を起動するようにな っている。このような制御を行う理由は、電子計算機により冷却制御を行うに際 し、吸込空気の温度の方が、吹出空気の温度よりも室内の状況を忠実に反映して いるからである。このような制御により、圧縮機のオン、オフ回数を抑えるよう になっている(これを、従来技術1とする)。
【0005】 また、実開昭62−9045号公報に記載のものは、圧縮機の運転オフのイン ターバル時間を設定温度に応じて変化させるようになっている(これを、従来技 術2とする)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術1のものでは、圧縮機を起動するための基準となる温 度を、実際の室内状況を忠実に反映した吸込空気の温度を用いて制御しているだ けであり、このような制御によって圧縮機のオン、オフ回数を抑えることができ たとしても、それが当所予定していたオン、オフ回数であるかどうかは、全く分 からない。つまり、圧縮機のオン、オフの1サイクルを何分に抑えるといった明 確な制御が行えないといった問題があった。
【0007】 また、従来技術2においても、圧縮機のオフ時間は考慮されているものの、オ ン時間については全く考慮されておらず、圧縮機のオン、オフの1サイクルを何 分に抑えるといったトータル的な制御が行えないといった問題があった。 本考案はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、冷房運転 中において、冷媒圧縮機が短時間でのオン、オフ動作を繰り返さないように、オ ン、オフの1サイクルを単位として一定時間に制御することのできる空気調和機 の運転制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の空気調和機の運転制御装置は、冷媒圧縮機 と、室内側熱交換器と、室内側ファンと、室外側熱交換器と、室外側ファンと、 前記室内側熱交換器と前記室外側熱交換器との間に介挿される減圧機と、前記冷 媒圧縮機と前記室内側熱交換器又は前記室外側熱交換器との接続を切り換える四 方弁とで形成される冷凍サイクルを備えた空気調和機において、室内温度を検出 する室内温度検出手段と、前記冷媒圧縮機のオン時間およびオフ時間を計測する 計測手段と、前記冷凍サイクルを制御する制御手段とを備え、冷房運転時、前記 制御手段は、前記室内温度検出手段による室内検出温度と前記計測手段による冷 媒圧縮機のオン時間およびオフ時間とに基づき、前記冷媒圧縮機のオン時間とオ フ時間の1サイクルの合計時間が、予め設定された一定時間Tcnsとなるよう に前記冷媒圧縮機のオン、オフを制御することを特徴とする。
【0009】 このような特徴を有する本考案によれば、冷媒圧縮機のオン時間とオフ時間の 1サイクルの合計時間が、予め設定された一定時間Tcns(例えば、10分等 )となるように冷媒圧縮機のオン、オフを制御する。つまり、1サイクル単位で 冷媒圧縮機のオン時間とオフ時間とを制御するので、冷房運転自体の制御も安定 した制御を繰り返すことになる。また、冷媒圧縮機のオンとオフの切り換えが、 必ず一定時間である10分等に制御されるので、冷媒圧縮機のオン、オフ回数を 目標通りに減らすことができる。
【0010】 また、本考案の空気調和機の運転制御装置によれば、制御手段は、前記冷媒圧 縮機のオン時間が予め設定された比較基準時間Ts以下であるとき、設定温度に 対し冷媒圧縮機をオンからオフに切り換えるためのオン−オフ切り換え温度をさ らに一定温度だけ低く設定することを特徴とする。
【0011】 このような特徴を有する本考案によれば、通常、冷媒圧縮機のオンからオフへ の切り換えは、(設定温度−1℃)を基準とし、室内温度がこの(設定温度−1 ℃)以下になったとき、冷媒圧縮機をオンからオフに切り換えているが、本考案 では、さらに低い温度、例えば(設定温度−2℃)以下になったとき、冷媒圧縮 機をオンからオフに切り換えるので、1℃低くした分だけ、冷媒圧縮機のオン時 間を長く維持することが可能となる。
【0012】 また、本考案の空気調和機の運転制御装置によれば、制御手段は、前記冷媒圧 縮機のオン時間が予め設定された比較基準時間Ts以下であるとき、前記室内側 ファンの回転数を超低速に切り換えることを特徴とする。 このような特徴を有する本考案によれば、室内温度が設定温度(正確には、設 定温度−1℃)以下になった後は、室内側ファンの回転を超低速LLに切り換え 、室内温度が(設定温度−2℃)以下になるまで冷房運転を継続するように構成 している。これにより、室内の冷却作用が減速されるので、冷媒圧縮機のオン時 間をさらに長く維持することが可能になるとともに、室内に居る使用者にとって も、冷風がほとんど来ないので、快適な冷房状態を阻害されるといった心配もな い。
【0013】 また、本考案の空気調和機の運転制御装置によれば、制御手段は、設定温度に 対し冷媒圧縮機をオフからオンに切り換えるためのオフ−オン切り換え温度をさ らに一定温度だけ高く設定することを特徴とする。 このような特徴を有する本考案によれば、室内温度が(設定温度−2℃)以下 になって冷媒圧縮機がオフした後は、室内温度が(設定温度+1℃)を超えて( 設定温度+2℃)を超えるまで、冷媒圧縮機のオフ状態が維持される。つまり、 従来の制御に比べ、冷媒圧縮機のオフ時間を長く維持することが可能となる。
【0014】 また、本考案の空気調和機の運転制御装置によれば、制御手段は、計測手段に より計測される冷媒圧縮機のオン時間をTonとするとき、次の冷媒圧縮機のオ フ時間Toffが、Tcns−Tonとなったとき、冷媒圧縮機をオフからオン に切り換えることを特徴とする。 このような特徴を有する本考案によれば、冷媒圧縮機のオン、オフの1サイク ルの時間を、確実に一定時間Tcnsに制御することが可能となる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図1は、本考案の運転制御装置を備えた空気調和機の系統図(冷凍サイクル) である。 同図において、冷媒圧縮機1の吐出口11及び吸入口12は、四方弁2を介し て室内側ファン31を有する室内側熱交換器3の一方の接続口と、室外側ファン 51を有する室外側熱交換器5の一方の接続口とに接続されており、室内側熱交 換器3の他方の接続口と室外側熱交換器5の他方の接続口とが、減圧機4を介し て接続されている。また、室内側熱交換器3には、内部に設けられた導管(図示 省略)内を流れる冷媒の温度(実質的には導管温度)を検出する導管温度センサ 7が取り付けられた構成となっている。導管温度センサ7は、室内側ファン31 の送風の影響を受けない箇所に取り付けられている。また、図示しない室内側ユ ニットの空気吸入口近傍には、吸入空気の温度(すなわち、室内温度)を検出す る室内温度センサ21(図2参照)が配置された構成となっている。
【0016】 そして、暖房運転時には、四方弁2の切り換えにより、冷媒圧縮機1の吐出口 11と室内側熱交換器3の一方の接続口とが接続され、冷媒圧縮機1の吸入口1 2と室外側熱交換器5の一方の接続口とが接続されることから、冷媒圧縮機1で 圧縮された高温冷媒は、図中に実線で示す矢符の如く流れて室内を暖房する。
【0017】 すなわち、冷媒圧縮機1で圧縮された高温冷媒は、四方弁2を通って室内側熱 交換器3に供給され、ここで室内側ファン31によって強制的に熱交換して室内 を暖房する。室内側熱交換器3により熱交換を終わって凝縮された冷媒は、減圧 機4により減圧されて室外側熱交換器5に供給され、ここで室外側ファン51に よって強制的に熱交換して室外側熱交換器5の表面温度を低下させる。室外側熱 交換器5により熱交換を終わって気化された冷媒は、四方弁2を通って再び冷媒 圧縮機1に循環される。
【0018】 一方、冷房運転時には、四方弁2の切り換えにより、冷媒圧縮機1の吐出口1 1と室外側熱交換器5の一方の接続口とが接続され、冷媒圧縮機1の吸入口12 と室内側熱交換器3の一方の接続口とが接続されることから、冷媒圧縮機1で圧 縮された高温冷媒は、図中に破線で示す矢符の如く流れて室内を冷房する。
【0019】 図2は、本考案の運転制御装置の電気的構成を示すブロック図である。 室内温度を検出する室内温度センサ21の出力、および冷媒圧縮機1のオン時 間およびオフ時間を計測するタイマー回路22の出力は、図1に示す冷凍サイク ルを制御する運転制御部23に導かれている。また、運転制御部23には、各種 スイッチ(図示省略)が設けられた入力部24の出力が導かれた構成となってい る。
【0020】 運転制御部23は、図示しない内部メモリに格納された各種運転モード(暖房 運転モード、冷房運転モード、除霜運転モード等)を実行するプログラムに従っ て、図1に示す冷凍サイクルを制御するブロックである。 また、運転制御部23は、冷房運転時、室内温度センサ21による室内検出温 度と、タイマー回路22による冷媒圧縮機31のオン時間およびオフ時間とに基 づき、冷媒圧縮機31のオン時間とオフ時間の1サイクルの合計時間が、予め設 定された一定時間Tcns(本実施形態では、10分とする)となるように、冷 媒圧縮機1のオン、オフを制御する。
【0021】 また、運転制御部23は、冷房運転時、冷媒圧縮機1のオン時間が予め設定さ れた比較基準時間Ts(本実施形態では3分とする)以下であるとき、設定温度 に対し冷媒圧縮機1をオンからオフに切り換えるためのオン−オフ切り換え温度 (すなわち、設定温度−1℃)をさらに一定温度(例えば、1℃)だけ低く設定 (すなわち、設定温度−2℃)する。
【0022】 また、運転制御部23は、冷房運転時、冷媒圧縮機1のオン時間が比較基準時 間Ts(3分)以下であるとき、室内側ファン31の回転数をそのときの回転モ ード(H、M、Lのいずれか)から超低速(LL)に切り換える。 また、運転制御部23は、冷房運転時、冷媒圧縮機1のオン時間が比較基準時 間Ts(3分)以下であるとき、設定温度に対し冷媒圧縮機1をオフからオンに 切り換えるためのオフ−オン切り換え温度(すなわち、設定温度+1℃)をさら に一定温度(例えば、1℃)だけ高く設定(すなち、設定温度+2℃)する。
【0023】 さらに、運転制御部23は、冷房運転時、タイマー回路22により計測される 冷媒圧縮機1のオン時間をTonとするとき、冷媒圧縮機1の次のオフ時間To ffが、Tcns−Tonとなったとき、冷媒圧縮機1をオフからオンに切り換 えるようになっている。
【0024】 次に、上記構成の運転制御装置を備えた空気調和機の動作について、図3に示 すフローチャート、および図4に示す室内温度の変化曲線図を参照して説明する 。ただし、図4中、一点鎖線で示す曲線は、従来の冷房運転制御による室内温度 曲線図を示している。 入力部24の図示しない温度設定スイッチが操作されて、運転制御部23に設 定温度が保存された後、図示しない冷房運転の開始スイッチが操作されると、そ の操作信号は入力部24から運転制御部23に入力される。運転制御部23は、 この操作信号に基づいて冷凍サイクルを制御し、室内温度が設定温度近傍を維持 するように冷房運転を開始する。すなわち、冷媒圧縮機1をオン状態とするとと もに(ステップS1)、タイマー回路22により冷媒圧縮機1のオン時間の計測 を開始する(ステップS2)。
【0025】 このようにして冷房運転を開始すると、運転制御部23では、室内温度センサ 21により検出される室内温度と、内部に保存されている設定温度(正確には、 設定温度に対し冷媒圧縮機1をオンからオフに切り換えるためのオン−オフ切り 換え温度)とを比較し、室内温度がオン−オフ切り換え温度である(設定温度− 1℃) 以下になるまで冷房運転を継続する。そして、室内温度が(設定温度−1 ℃) 以下になると(ステップS3でYesと判断されると)、その時点で、タイ マー回路22により計測された冷媒圧縮機1のオン時間Tonが、予め設定され た比較基準時間Ts(3分)を経過しているかどうかを判断する(ステップS4 )。
【0026】 その結果、冷媒圧縮機1のオン時間Tonが比較基準時間Ts(3分)を経過 している場合には、ステップS5へと動作を進め、冷媒圧縮機1のオンが1回目 (運転開始時の最初のオン)かどうかを判断する。そして、最初のオンである場 合には、ステップS7へと動作を進めて、冷媒圧縮機1をオフとする。このとき 、運転制御部23は、タイマー回路22を同時にリセットして、今度は冷媒圧縮 機1のオフ時間の計測を開始する(ステップS8)。
【0027】 冷媒圧縮機1がオフされることにより、室内の冷房が停止されるので、室内温 度は徐々に上昇していくことになる。運転制御部23では、室内温度センサ22 により検出される室内温度と、内部に保存されている設定温度(正確には、設定 温度に対し冷媒圧縮機1をオフからオンに切り換えるためのオフ−オン切り換え 温度)とを比較し、室内温度がオフ−オン切り換え温度である(設定温度+1℃ ) を超えたかどうかを判断する(ステップS9)。そして、室内温度センサ22 により検出される室内温度が(設定温度+1℃) を超えると(ステップS9でY esと判断されると)、次に運転制御部23は、その時点で、タイマー回路22 により計測された冷媒圧縮機1のオフ時間Toffが、予め設定された3分を経 過しているかどうかを判断する(ステップS10)。
【0028】 その結果、冷媒圧縮機1のオフ時間Toffが3分を経過している場合(ステ ップS10でYesと判断された場合)には、そのオフ時間Toffを図示しな い内部メモリに保持した後(ステップS11)、タイマー回路22をリセットし て(ステップS12)、ステップS1に戻る。 以上の処理は、冷房運転を開始した直後の冷媒圧縮機1の最初のオン、オフ動 作を示しており、いわゆる従来の冷房運転制御動作である。
【0029】 そして、ステップS1に戻って、運転制御部23は、冷媒圧縮機1を再びオン 状態とするとともに、タイマー回路22により冷媒圧縮機1のオン時間の計測を 開始する(ステップS2)。 このようにして再び冷房運転を開始すると、運転制御部23では、室内温度セ ンサ21により検出される室内温度と、内部に保存されている設定温度とを比較 し、室内温度が(設定温度−1℃) 以下になるまで冷房運転を継続する。そして 、室内温度が(設定温度−1℃) 以下になると(ステップS3でYesと判断さ れると)、その時点で、タイマー回路22により計測された冷媒圧縮機1のオン 時間Tonが、予め設定された比較基準時間Ts(3分)を経過しているかどう かを判断する(ステップS4)。
【0030】 その結果、冷媒圧縮機1のオン時間Tonが比較基準時間Ts(3分)を経過 している場合には、ステップS5へと動作を進め、冷媒圧縮機1のオンが1回目 (運転開始時の最初のオン)かどうかを判断する。この場合には、1回目ではな いので、ステップS6へと動作を進め、その時点でのタイマー回路22による冷 媒圧縮機1のオン時間Tonと、ステップS11で保持した直前の冷媒圧縮機1 のオフ時間Toffとの合計が、一定時間Tcnsである10分を経過している かどうかを判断する。そして、10分を経過している場合には、冷媒圧縮機1の オン、オフの1サイクルの時間が10分以上確保されているので、そのままステ ップS7へと動作を進め、いわゆる従来の冷房運転制御を続行することになる。
【0031】 一方、ステップS4において、冷媒圧縮機1のオン時間Tonが比較基準時間 Ts(3分)を経過していないと判断された場合、およびステップS5において 、冷媒圧縮機1のオン時間Tonとオフ時間Toffの合計が10分を経過して いないと判断された場合には、ステップS13へと動作を進め、本考案の特徴で ある冷房運転制御に移行する。
【0032】 すなわち、運転制御部23は、時刻t1(図4参照)において、まず室内側フ ァン31の回転を超低速LLに切り換えるとともに(ステップS13)、設定温 度に対し冷媒圧縮機1をオンからオフに切り換えるためのオン−オフ切り換え温 度を、(設定温度−1℃)からさらに1℃だけ低くして、(設定温度−2℃)に 設定変更する。これにより、運転制御部23は、室内温度が(設定温度−1℃) に達しても(すなわち、通常の冷房運転であれば冷媒圧縮機1をオフするタイミ ングとなっても)、室内温度が(設定温度−2℃)になるまで冷媒圧縮機1のオ ン状態を維持して、冷房運転を継続することになる。
【0033】 この場合、通常は、高速H、中速M、低速Lのいずれかのモードで回転してい る室内側ファン31の回転を、超低速LLまで下げることにより、すでに設定温 度に達している室内の冷房能力を最小限に抑えるようにして、その部屋に居る使 用者に冷えすぎた感じを極力与えないように工夫している。本考案では、このよ うな工夫によって、冷媒圧縮機1のオン時間を、従来より+α時間(図4参照) 分長く維持することを可能にしている。ただし、この+α時間は、冷媒圧縮機1 をオンからオフにするときに稼げる時間であり、冷媒圧縮機1をオフからオンに したときも同様に+σ時間分長く維持することができるが、これについては後述 する。
【0034】 すなわち、運転制御部23は、室内温度センサ21により検出される室内温度 と、内部に新たに設定されたオン−オフ切り換え温度である(設定温度−2℃) とを比較し、室内温度が(設定温度−2℃) 以下になるまで冷房運転を継続する 。そして、時刻t2(図4参照)において、室内温度が(設定温度−2℃) 以下 になると(ステップS14でYesと判断されると)、その時点で、タイマー回 路22により計測された冷媒圧縮機1のオン時間Tonを図示しない内部メモリ に保持するとともに(ステップS15)、冷媒圧縮機1をオフとする(ステップ S16)。このとき、運転制御部23は、タイマー回路22を同時にリセットし て、今度は冷媒圧縮機1のオフ時間の計測を開始する(ステップS17)。
【0035】 冷媒圧縮機1がオフされることにより、室内の冷房が停止されるので、室内温 度が徐々に上昇していくことになるが、本考案では、時刻t2からすぐに室内温 度が上昇することはなく、さらに若干の温度低下があってから、温度上昇に転じ ることになる。このことについて、さらに詳しく説明する。
【0036】 上記したように、本考案の空気調和機では、時刻t1において、冷媒圧縮機1 をオフすることなく運転を継続し、室内側ファン31の回転のみを超低速LLに 切り換えている。つまり、室内側熱交換器3にはそれまでと同様の冷媒が送り続 けられているのに対し、室内側熱交換器3での熱交換能力は低下することになる 。そのため、室内側熱交換器3には、室内側ファン31の回転が超低速LLに切 り換わった時点(時刻t1)から、熱交換されなかった分の熱量(冷熱)が蓄積 されていくことになる。図4中、斜線を付して示す部分(符号81により示す) は、室内温度が(設定温度−2℃)に達して冷媒圧縮機1がオフされるまで(時 刻t1から時刻t2まで)の間に室内側熱交換器3に蓄積される熱量(冷熱)を 示している。
【0037】 つまり、冷媒圧縮機1をオフした時刻t2の時点で、室内側熱交換器3には、 図4中、符号81により示す面積分の熱量が蓄積されている。そのため、時刻t 2で冷媒圧縮機1をオフしても、室内側熱交換器3は、その時点で蓄積されてい る熱量(符号81により示す面積分)をその後も放出(ただし、自然放出)し続 けることになるので、その間は、室内温度も若干ではあるが減少し、全ての熱量 を放出した時点(時刻t3)で、上昇に転じることになる。図4中の符号82に より示す斜線部分は、放出される熱量(冷熱)を示している。つまり、符号81 により示す斜線部分の面積と、符号82により示す斜線部分の面積とは等しい面 積となる。
【0038】 このように、本考案による冷房運転制御によれば、オン−オフ切り換え温度を 従来の(設定温度−1℃)から(設定温度−2℃)に変更したことによって、こ の1℃分の温度降下と温度上昇との時間分だけ冷媒圧縮機1のオン時間およびオ フ時間を長くしただけでなく、室内側熱交換器3に蓄積された熱量(冷熱)の放 熱によって、冷媒圧縮機1のオフ時間をさらに+β時間分だけ長くできている点 に1つの特徴を有している。
【0039】 図3の処理に戻って、時刻t2において冷媒圧縮機1をオフした後、運転制御 部23は、室内温度センサ21により検出される室内温度と、内部に新たに設定 したオフ−オン切り換え温度である(設定温度+2℃)とを比較し(ステップS 18)、室内温度が(設定温度+2℃) を超えるまで、冷媒圧縮機1のオフ状態 を維持する。
【0040】 すなわち、運転制御部23は、室内温度が(設定温度+1℃)に達しても(す なわち、通常の冷房運転であれば冷媒圧縮機1をオンするタイミングとなっても )、室内温度が(設定温度+2℃)になるまで冷媒圧縮機1のオフ状態を維持す ることになる。本考案では、このような工夫によって、冷媒圧縮機1のオフ時間 を、従来より+γ時間(図4参照)分長く維持することを可能にしている。つま り、冷媒圧縮機1のオフ時間については、従来の冷房運転制御の場合に比べ、ト ータルで(β+γ)時間分だけ長く維持できるようになっている。
【0041】 そして、時刻t6(図4参照)において、室内温度が(設定温度+2℃) を超 えると(ステップS18でYesと判断されると)、次に運転制御部23は、冷 媒圧縮機1のオフ時間Toffが、予め内部に設定されている一定時間Tcns である10分から、ステップS15で保持したオン時間Tonを引いた時間を経 過しているかどうかを判断する(ステップS19)。その結果、冷媒圧縮機1の オフ時間Toffが、10分−Ton時間を経過している場合(ステップS19 でYesと判断された場合)には、ステップS11へと動作を進め、そのときの タイマー回路22により計測されている冷媒圧縮機1のオフ時間Toffを図示 しない内部メモリに保持した後(ステップS11)、タイマー回路22をリセッ トして(ステップS12)、ステップS1に戻る。すなわち、冷媒圧縮機1を再 びオンして、冷房運転を開始する。
【0042】 この場合、従来の運転制御に比べ、冷媒圧縮機1をオンするタイミングを、( 設定温度+1℃)から(設定温度+2℃)と1℃分高くしているので、この1℃ 分だけ室内を冷却する時間σだけ、冷媒圧縮機1のオン時間が従来より長くなっ ている。つまり、冷媒圧縮機1のオン時間については、従来の冷房運転制御の場 合に比べ、トータルで(α+σ)時間分だけ長く維持できるようになっている。 冷房運転中、以上の処理を繰り返すことにより、以後、冷媒圧縮機1のオン、 オフの1サイクルが、確実に一定時間Tcnsである10分に保たれることにな る。
【0043】
【考案の効果】
本考案の空気調和機の運転制御装置によれば、、冷房運転時、制御手段は、室 内温度検出手段による室内検出温度と計測手段による冷媒圧縮機のオン時間およ びオフ時間とに基づき、冷媒圧縮機のオン時間とオフ時間の1サイクルの合計時 間が、予め設定された一定時間Tcnsとなるように冷媒圧縮機のオン、オフを 制御する構成としている。これにより、冷媒圧縮機のオンとオフの切り換えが、 一定時間である例えば10分等に確実に制御されるので、冷媒圧縮機のオン、オ フ回数を目標通りに減らすことができる。また、冷媒圧縮機のオン時間とオフ時 間とを1サイクル単位で制御するので、冷房運転自体の制御も安定した制御を繰 り返すことができる。
【0044】 また、本考案の空気調和機の運転制御装置によれば、制御手段は、冷媒圧縮機 のオン時間が予め設定された比較基準時間Ts以下であるとき、設定温度に対し 冷媒圧縮機をオンからオフに切り換えるためのオン−オフ切り換え温度をさらに 一定温度だけ低く設定する構成としている。すなわち、通常は、冷媒圧縮機のオ ンからオフへの切り換えは(設定温度−1℃)を基準とし、室内温度がこの(設 定温度−1℃)以下になったとき、冷媒圧縮機をオンからオフに切り換えている が、本考案では、さらに低い温度、例えば(設定温度−2℃)以下になったとき 、冷媒圧縮機をオンからオフに切り換えるので、1℃低くした分だけ、冷媒圧縮 機のオン時間を長く維持することができる。
【0045】 また、本考案の空気調和機の運転制御装置によれば、制御手段は、冷媒圧縮機 のオン時間が予め設定された比較基準時間Ts以下であるとき、室内側ファンの 回転数を超低速に切り換える構成としている。すなわち、室内温度が設定温度( 正確には、設定温度−1℃)以下になった後は、室内側ファンの回転を超低速L Lに切り換え、室内温度が(設定温度−2℃)以下になるまで冷房運転を継続す るように構成したので、室内の冷却作用が減速される分、冷媒圧縮機のオン時間 をさらに長く維持することができるとともに、室内に居る使用者にとっても、冷 風がほとんど来ないので、快適な冷房状態を阻害されることがない。
【0046】 また、本考案の空気調和機の運転制御装置によれば、制御手段は、設定温度に 対し冷媒圧縮機をオフからオンに切り換えるためのオフ−オン切り換え温度をさ らに一定温度だけ高く設定する構成としている。すなわち、室内温度が(設定温 度−2℃)以下になって冷媒圧縮機がオフした後は、室内温度が(設定温度+1 ℃)を超えて(設定温度+2℃)を超えるまで、冷媒圧縮機のオフ状態が維持さ れるので、従来の冷房運転制御に比べ、冷媒圧縮機のオフ時間を長く維持するこ とができる。
【0047】 また、本考案の空気調和機の運転制御装置によれば、制御手段は、計測手段に より計測される冷媒圧縮機のオン時間をTonとするとき、次の冷媒圧縮機のオ フ時間Toffが、Tcns−Tonとなったとき、冷媒圧縮機をオフからオン に切り換える構成としている。これにより、冷媒圧縮機のオン、オフの1サイク ルの時間を、確実に一定時間Tcnsに制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の運転制御装置を備えた空気調和機の系
統図である。
【図2】本考案の運転制御装置の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本考案の運転制御装置による冷房運転の制御動
作を示すフローチャートである。
【図4】本考案に係わる冷房運転制御による室内温度の
変化曲線図である。
【符号の説明】
1 冷媒圧縮機 2 四方弁 3 室内側熱交換器 4 減圧機 5 室外側熱交換器 21 室内温度センサ(室内温度検出手段) 22 タイマー回路 23 運転制御部 24 入力部 31 室内側ファン

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒圧縮機と、室内側熱交換器と、室内
    側ファンと、室外側熱交換器と、室外側ファンと、前記
    室内側熱交換器と前記室外側熱交換器との間に介挿され
    る減圧機と、前記冷媒圧縮機と前記室内側熱交換器又は
    前記室外側熱交換器との接続を切り換える四方弁とで形
    成される冷凍サイクルを備えた空気調和機において、 室内温度を検出する室内温度検出手段と、 前記冷媒圧縮機のオン時間およびオフ時間を計測する計
    測手段と、 前記冷凍サイクルを制御する制御手段とを備え、冷房運
    転時、前記制御手段は、前記室内温度検出手段による室
    内検出温度と前 記計測手段による冷媒圧縮機のオン時間およびオフ時間
    とに基づき、前記冷媒圧縮機のオン時間とオフ時間の1
    サイクルの合計時間が、予め設定された一定時間Tcn
    sとなるように前記冷媒圧縮機のオン、オフを制御する
    ことを特徴とする空気調和機の運転制御装置。
  2. 【請求項2】 前記一定時間Tcnsが10分以上であ
    る請求項1に記載の空気調和機の運転制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記冷媒圧縮機のオン
    時間が予め設定された比較基準時間Ts以下であると
    き、設定温度に対し冷媒圧縮機をオンからオフに切り換
    えるためのオン−オフ切り換え温度をさらに一定温度だ
    け低く設定することを特徴とする請求項1または2に記
    載の空気調和機の運転制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記冷媒圧縮機のオン
    時間が予め設定された比較基準時間Ts以下であると
    き、前記室内側ファンの回転数を超低速に切り換えるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の空気調和機の運転制御
    装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、設定温度に対し冷媒圧
    縮機をオフからオンに切り換えるためのオフ−オン切り
    換え温度をさらに一定温度だけ高く設定することを特徴
    とする請求項3または4に記載の空気調和機の運転制御
    装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記計測手段により計
    測される冷媒圧縮機のオン時間をTonとするとき、次
    の冷媒圧縮機のオフ時間Toffが、Tcns−Ton
    となったとき、冷媒圧縮機をオフからオンに切り換える
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載
    の空気調和機の運転制御装置。
JP2000007122U 2000-10-03 2000-10-03 空気調和機の運転制御装置 Expired - Fee Related JP3076751U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000007122U JP3076751U (ja) 2000-10-03 2000-10-03 空気調和機の運転制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000007122U JP3076751U (ja) 2000-10-03 2000-10-03 空気調和機の運転制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3076751U true JP3076751U (ja) 2001-04-20

Family

ID=43209800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000007122U Expired - Fee Related JP3076751U (ja) 2000-10-03 2000-10-03 空気調和機の運転制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3076751U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014062505A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 給水装置および給水装置の運転方法
JP2023059027A (ja) * 2021-10-14 2023-04-26 株式会社Nttファシリティーズ 空調装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014062505A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 給水装置および給水装置の運転方法
JP2023059027A (ja) * 2021-10-14 2023-04-26 株式会社Nttファシリティーズ 空調装置
JP7708641B2 (ja) 2021-10-14 2025-07-15 株式会社Nttファシリティーズ 空調装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4134501B2 (ja) 空気調和機の自動運転制御方法
JP2013036678A (ja) 空調装置
KR0161217B1 (ko) 멀티형 공기조화기의 제어방법
KR100696121B1 (ko) 냉난방 공기조화기에서 실행 가능한 제상운전 방법
US20060207273A1 (en) Method of controlling over-load cooling operation of air conditioner
JP2003240363A (ja) 多室形空気調和機の制御方法
KR100696120B1 (ko) 제상운전 시 난방능력 향상이 가능한 냉난방형공기조화기와 그에 사용되는 실외기 및 제상운전 방법
JP2910849B1 (ja) 空気調和機の除霜制御装置
JP3072260U (ja) 空気調和機の除霜制御装置
KR100522879B1 (ko) 냉난방 겸용 에어컨의 제상 운전 제어방법
JPS59189243A (ja) 空気調和機の除霜制御装置
JP2022149719A (ja) 空気調和機
JPH05322264A (ja) 空気調和機の除霜制御方法
WO2019198277A1 (ja) 空気調和システム
KR20010001013A (ko) 공기조화기의 제상운전 방법
JP2004028458A (ja) 空気調和機の制御方法
CN119063203B (zh) 一种化霜方法、控制装置及空调器
JP3059050U (ja) 空気調和機の除霜制御装置
JP3072761U (ja) 空気調和機の運転制御装置
JPH0526496A (ja) 空気調和装置
JP3059583U (ja) 空気調和機
JPH02140547A (ja) 空気調和機の除霜制御方法
JP2612864B2 (ja) 多室形空気調和機
JPS6325478Y2 (ja)
JPS62142944A (ja) デフロスト装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees