JP3080251B2 - 車両懸架装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ショックアブソーバの
減衰係数を最適制御する車両の懸架装置に関する。
減衰係数を最適制御する車両の懸架装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ショックアブソーバの減衰係数制
御を行う車両懸架装置としては、例えば、実開昭63−
93203号公報に記載されたものが知られている。
御を行う車両懸架装置としては、例えば、実開昭63−
93203号公報に記載されたものが知られている。
【0003】この従来装置は、車体の変位と車高とが同
相の時には、ばね定数および減衰力を高くし、両者が逆
相の時には、ばね定数および減衰力を低くする制御を行
うものであった。
相の時には、ばね定数および減衰力を高くし、両者が逆
相の時には、ばね定数および減衰力を低くする制御を行
うものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車速が
高い時には、減衰力の立ち上がりに高い応答性を必要と
するのに対し、上述の従来装置にあっては、車速に対応
した制御を行っていないため、高車速時において減衰力
の立ち上がりの応答性が不足することから、制振性が不
足して低周波のピッチングを発生し、これにより、走行
安定性の不足とドライバーの疲労を招くという問題点が
あった。
高い時には、減衰力の立ち上がりに高い応答性を必要と
するのに対し、上述の従来装置にあっては、車速に対応
した制御を行っていないため、高車速時において減衰力
の立ち上がりの応答性が不足することから、制振性が不
足して低周波のピッチングを発生し、これにより、走行
安定性の不足とドライバーの疲労を招くという問題点が
あった。
【0005】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされてもので、車速が高くなっても減衰力の立ち上が
り応答性が不足することがないようにして、走行安定性
の向上およびドライバーの疲労軽減を図ることのできる
車両懸架装置を提供することを目的としている。
なされてもので、車速が高くなっても減衰力の立ち上が
り応答性が不足することがないようにして、走行安定性
の向上およびドライバーの疲労軽減を図ることのできる
車両懸架装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、車
速の上昇に伴なって、低減衰ポジションの減衰係数を上
昇させるようにして上記目的を達成するようにした。
速の上昇に伴なって、低減衰ポジションの減衰係数を上
昇させるようにして上記目的を達成するようにした。
【0007】すなわち、本発明の車両懸架装置は、図1
のクレーム対応図に示すように、車体側と各車輪側の間
に介在され、伸側をハードにする一方圧側をソフトにし
たHS特性と、圧側をハードにする一方伸側をソフトに
したSH特性とに切換可能であり、かつ、少なくともH
S特性としたときにハード側の減衰係数を減衰係数変更
手段aにより任意に変更可能に形成されたショックアブ
ソーバbと、車体のばね上上下速度を検出するばね上上
下速度検出手段dと、車速を検出する車速検出手段e
と、前記ショックアブソーバbの減衰特性をばね上上下
速度に応じて切り換え、かつ、少なくとも前記HS特性
としたときに、伸側の減衰係数をハードに制御するにあ
たり、ばね上上下速度に応じ、所定の減衰係数可変幅の
範囲でばね上上下速度が高いほど高減衰係数側のポジシ
ョンに、ばね上上下速度が低いほど低減衰係数側のポジ
ションに、減衰係数を多段階に変更させると共に、前記
減衰係数可変幅の下限のポジションを、車速に応じ、車
速が高いほど高減衰係数側に変更する減衰係数制御手段
fとを備えている構成とした。
のクレーム対応図に示すように、車体側と各車輪側の間
に介在され、伸側をハードにする一方圧側をソフトにし
たHS特性と、圧側をハードにする一方伸側をソフトに
したSH特性とに切換可能であり、かつ、少なくともH
S特性としたときにハード側の減衰係数を減衰係数変更
手段aにより任意に変更可能に形成されたショックアブ
ソーバbと、車体のばね上上下速度を検出するばね上上
下速度検出手段dと、車速を検出する車速検出手段e
と、前記ショックアブソーバbの減衰特性をばね上上下
速度に応じて切り換え、かつ、少なくとも前記HS特性
としたときに、伸側の減衰係数をハードに制御するにあ
たり、ばね上上下速度に応じ、所定の減衰係数可変幅の
範囲でばね上上下速度が高いほど高減衰係数側のポジシ
ョンに、ばね上上下速度が低いほど低減衰係数側のポジ
ションに、減衰係数を多段階に変更させると共に、前記
減衰係数可変幅の下限のポジションを、車速に応じ、車
速が高いほど高減衰係数側に変更する減衰係数制御手段
fとを備えている構成とした。
【0008】なお、前記減衰係数制御手段fを、ばね上
上下方向速度が低い場合に制御する低減衰係数側のポジ
ションを前輪側のショックアブソーバbの方が後輪側の
ショックアブソーバbよりも常に同等もしくは高減衰係
数のポジションに制御するようにしてもよい。
上下方向速度が低い場合に制御する低減衰係数側のポジ
ションを前輪側のショックアブソーバbの方が後輪側の
ショックアブソーバbよりも常に同等もしくは高減衰係
数のポジションに制御するようにしてもよい。
【0009】また、前記ショックアブソーバbを、前記
減衰係数変更手段aにより、伸側の減衰係数を多段階に
変更可能で圧側が低減衰係数に固定の伸側ハード特性
と、圧側の減衰係数を多段階に変更可能で伸側が低減衰
係数に固定の圧側ハード特性とに特性変更可能に形成し
てもよい。
減衰係数変更手段aにより、伸側の減衰係数を多段階に
変更可能で圧側が低減衰係数に固定の伸側ハード特性
と、圧側の減衰係数を多段階に変更可能で伸側が低減衰
係数に固定の圧側ハード特性とに特性変更可能に形成し
てもよい。
【0010】
【作用】減衰係数制御手段は、ショックアブソーバbの
減衰特性を、ばね上上下速度に応じてHS特性やSH特
性に切り換える。さらに、少なくともHS特性としたと
きには、伸側の減衰係数をハードに制御するにあたり、
ばね上上下速度に応じ、ばね上上下速度が高いときに
は、所定の減衰係数可変幅の範囲で高減衰係数側のポジ
ションに制御して、ショックアブソーバの振動を抑制
し、操縦安定性を高める。
減衰特性を、ばね上上下速度に応じてHS特性やSH特
性に切り換える。さらに、少なくともHS特性としたと
きには、伸側の減衰係数をハードに制御するにあたり、
ばね上上下速度に応じ、ばね上上下速度が高いときに
は、所定の減衰係数可変幅の範囲で高減衰係数側のポジ
ションに制御して、ショックアブソーバの振動を抑制
し、操縦安定性を高める。
【0011】また、HS特性としたときに、ばね上上下
速度が低い時には、減衰係数制御手段は、ショックアブ
ソーバの伸側の減衰係数を、減衰係数可変幅の範囲で低
減衰係数側のポジションに制御して、ばね下の振動が車
体へ伝達されないようにして乗り心地を高める。
速度が低い時には、減衰係数制御手段は、ショックアブ
ソーバの伸側の減衰係数を、減衰係数可変幅の範囲で低
減衰係数側のポジションに制御して、ばね下の振動が車
体へ伝達されないようにして乗り心地を高める。
【0012】さらに、このばね上上下速度が低い時にお
いて、高速走行時には、前記減衰係数可変幅の下限のポ
ジションを、低速時の場合よりも高減衰係数に変更す
る。したがって、ばね上・ばね下の相対速度に対する減
衰力の立ち上がり特性が高まって、ばね上の制振性が向
上する。
いて、高速走行時には、前記減衰係数可変幅の下限のポ
ジションを、低速時の場合よりも高減衰係数に変更す
る。したがって、ばね上・ばね下の相対速度に対する減
衰力の立ち上がり特性が高まって、ばね上の制振性が向
上する。
【0013】また、請求項2記載の発明では、ばね上上
下速度に応じて低減衰係数とするに際して、減衰係数の
ポジションを、前輪側の方が後輪側よりも同等または高
減衰係数に制御する。したがって、アンダステア特性と
なる。
下速度に応じて低減衰係数とするに際して、減衰係数の
ポジションを、前輪側の方が後輪側よりも同等または高
減衰係数に制御する。したがって、アンダステア特性と
なる。
【0014】また、請求項3記載の発明では、ショック
アブソーバの制振を行うべく伸側ハード特性もしくは圧
側ハード特性として、伸側・圧側のいずれかを高減衰係
数に制御している間、反対側は低減衰係数となってい
る。したがって、制振側とは反対方向の路面入力があっ
た場合に、この入力が車体へ伝達するのを抑制して、制
振時の乗り心地を向上させることができる。
アブソーバの制振を行うべく伸側ハード特性もしくは圧
側ハード特性として、伸側・圧側のいずれかを高減衰係
数に制御している間、反対側は低減衰係数となってい
る。したがって、制振側とは反対方向の路面入力があっ
た場合に、この入力が車体へ伝達するのを抑制して、制
振時の乗り心地を向上させることができる。
【0015】
【実施例】本発明実施例を図面に基づいて説明する。ま
ず、本発明実施例の車両懸架装置の構成について説明す
る。
ず、本発明実施例の車両懸架装置の構成について説明す
る。
【0016】図2は、本発明実施例の車両懸架装置を示
す構成説明図であり、車体と各車輪との間に介在され
て、前輪側のショックアブソーバSAFR,SAFRと後輪
側のショックアブソーバSARR,SARRが設けられてい
る。そして、各ショックアブソーバSAFR,SARRの車
体への取付位置の近傍位置の車体には上下方向の加速度
を検出する上下加速度センサ(以後、上下Gセンサとい
う)1が設けられ、さらに、エンジンルーム内には、車
速を検出する車速センサ8が設けられている。また、運
転席の近傍位置には、各センサ1,8から信号を入力し
て、各ショックアブソーバSAFR,SARRのパルスモー
タ3に駆動制御信号を出力するコントロールユニット4
が設けられている。
す構成説明図であり、車体と各車輪との間に介在され
て、前輪側のショックアブソーバSAFR,SAFRと後輪
側のショックアブソーバSARR,SARRが設けられてい
る。そして、各ショックアブソーバSAFR,SARRの車
体への取付位置の近傍位置の車体には上下方向の加速度
を検出する上下加速度センサ(以後、上下Gセンサとい
う)1が設けられ、さらに、エンジンルーム内には、車
速を検出する車速センサ8が設けられている。また、運
転席の近傍位置には、各センサ1,8から信号を入力し
て、各ショックアブソーバSAFR,SARRのパルスモー
タ3に駆動制御信号を出力するコントロールユニット4
が設けられている。
【0017】以上の構成を示すのが図3のシステムブロ
ック図であって、コントロールユニット4は、インタフ
ェース回路4a,CPU4b,駆動回路4cを備え、前
記インタフェース回路4aに、上述の各センサ1,8か
ら信号が入力される。なお、上下加速度は、上向き加速
度がプラスの値,下向き加速度がマイナスの値で検出さ
れる。
ック図であって、コントロールユニット4は、インタフ
ェース回路4a,CPU4b,駆動回路4cを備え、前
記インタフェース回路4aに、上述の各センサ1,8か
ら信号が入力される。なお、上下加速度は、上向き加速
度がプラスの値,下向き加速度がマイナスの値で検出さ
れる。
【0018】次に、図4は、各ショックアブソーバSA
FR,SARRの1つの構成(各ショックアブソーバS
AFR,SARRの構成は同じである)を示す断面図であっ
て、このショックアブソーバSA(以後、各ショックア
ブソーバSAFR,SARRのいずれか1つを指す場合に
は、たんにSAと表示する)は、シリンダ30と、シリ
ンダ30を上部室Aと下部室Bとに画成したピストン3
1と、シリンダ30の外周にリザーバ室32を形成した
外筒33と、下部室Bとリザーバ室32とを画成したベ
ース34と、ピストン32に連結されたピストンロッド
7の摺動をガイドするガイド部材35と、外筒33と車
体との間に介在されたサスペンションスプリング36
と、バンパラバー37とを備えている。
FR,SARRの1つの構成(各ショックアブソーバS
AFR,SARRの構成は同じである)を示す断面図であっ
て、このショックアブソーバSA(以後、各ショックア
ブソーバSAFR,SARRのいずれか1つを指す場合に
は、たんにSAと表示する)は、シリンダ30と、シリ
ンダ30を上部室Aと下部室Bとに画成したピストン3
1と、シリンダ30の外周にリザーバ室32を形成した
外筒33と、下部室Bとリザーバ室32とを画成したベ
ース34と、ピストン32に連結されたピストンロッド
7の摺動をガイドするガイド部材35と、外筒33と車
体との間に介在されたサスペンションスプリング36
と、バンパラバー37とを備えている。
【0019】次に、図5は前記ピストン31の部分を示
す拡大断面図であって、この図に示すように、ピストン
31には、貫通孔31a,31bが形成されていると共
に、各貫通孔31a,31bをそれぞれ開閉する伸側減
衰バルブ12および圧側減衰バルブ20が設けられてい
る。また、ピストン31を貫通しているピストンロッド
7の先端部には、上部室Aと下部室Bとを連通する連通
孔39が形成され、さらに、この連通孔39の流路断面
積を変更するための調整子40と、流体の流通の方向に
応じて流体の連通孔39の流通を許容・遮断する伸側チ
ェックバルブ17および圧側チェックバルブ22が設け
られている。なお、この調整子40は、前記パルスモー
タ3により回転されるようになっている(図4参照)。
また、ピストンロッド7の先端部には、上から順に第1
ポート21,第2ポート13,第3ポート18,第4ポ
ート14,第5ポート16が形成されている。また、図
中38は圧側チェックバルブ22が着座するリテーナで
ある。
す拡大断面図であって、この図に示すように、ピストン
31には、貫通孔31a,31bが形成されていると共
に、各貫通孔31a,31bをそれぞれ開閉する伸側減
衰バルブ12および圧側減衰バルブ20が設けられてい
る。また、ピストン31を貫通しているピストンロッド
7の先端部には、上部室Aと下部室Bとを連通する連通
孔39が形成され、さらに、この連通孔39の流路断面
積を変更するための調整子40と、流体の流通の方向に
応じて流体の連通孔39の流通を許容・遮断する伸側チ
ェックバルブ17および圧側チェックバルブ22が設け
られている。なお、この調整子40は、前記パルスモー
タ3により回転されるようになっている(図4参照)。
また、ピストンロッド7の先端部には、上から順に第1
ポート21,第2ポート13,第3ポート18,第4ポ
ート14,第5ポート16が形成されている。また、図
中38は圧側チェックバルブ22が着座するリテーナで
ある。
【0020】一方、調整子40は、中空部19が形成さ
れると共に、内外を連通する第1横孔24および第2横
孔25が形成され、さらに、外周部に縦溝23が形成さ
れている。
れると共に、内外を連通する第1横孔24および第2横
孔25が形成され、さらに、外周部に縦溝23が形成さ
れている。
【0021】したがって、前記上部室Aと下部室Bとの
間には、伸行程で流体が流通可能な流路として、貫通孔
31bを通り伸側減衰バルブ12の内側を開弁して下部
室Bに至る伸側第1流路Dと、第2ポート13,縦溝2
3,第4ポート14を経由して伸側減衰バルブ12の外
周側を開弁して下部室Bに至る伸側第2流路Eと、第2
ポート13,縦溝23,第5ポート16を経由して伸側
チェックバルブ17を開弁して下部室Bに至る伸側第3
流路Fと、第3ポート18,第2横孔25,中空部19
を経由して下部室Bに至るバイパス流路Gの4つの流路
がある。また、圧行程で流体が流通可能な流路として、
貫通孔31aを通り圧側減衰バルブ20を開弁する圧側
第1流路Hと、中空部19,第1横孔24,第1ポート
21を経由し圧側チェックバルブ22を開弁して上部室
Aに至る圧側第2流路Jと、中空部19,第2横孔2
5,第3ポート18を経由して上部室Aに至るバイパス
流路Gとの3つの流路がある。
間には、伸行程で流体が流通可能な流路として、貫通孔
31bを通り伸側減衰バルブ12の内側を開弁して下部
室Bに至る伸側第1流路Dと、第2ポート13,縦溝2
3,第4ポート14を経由して伸側減衰バルブ12の外
周側を開弁して下部室Bに至る伸側第2流路Eと、第2
ポート13,縦溝23,第5ポート16を経由して伸側
チェックバルブ17を開弁して下部室Bに至る伸側第3
流路Fと、第3ポート18,第2横孔25,中空部19
を経由して下部室Bに至るバイパス流路Gの4つの流路
がある。また、圧行程で流体が流通可能な流路として、
貫通孔31aを通り圧側減衰バルブ20を開弁する圧側
第1流路Hと、中空部19,第1横孔24,第1ポート
21を経由し圧側チェックバルブ22を開弁して上部室
Aに至る圧側第2流路Jと、中空部19,第2横孔2
5,第3ポート18を経由して上部室Aに至るバイパス
流路Gとの3つの流路がある。
【0022】すなわち、ショックアブソーバSAは、調
整子40を回動させることにより、伸側・圧側のいずれ
とも図6に示すような特性で減衰係数を多段階に変更可
能に構成されている。つまり、図7に示すように、伸側
・圧側いずれも低減衰係数としたポジション(図中の
ポジションで、この状態の特性を以後、ソフト特性とい
う)から、調整子40を反時計方向に回動させると、伸
側のみ減衰係数を高減衰側に多段階に変化し(以後、こ
の領域を伸側ハード特性HSという)、逆に、調整子4
0を時計方向に回動させると、圧側のみ高減衰係数側に
多段階に変化する(以後、この領域を圧側ハード特性S
Hという)構造となっている。
整子40を回動させることにより、伸側・圧側のいずれ
とも図6に示すような特性で減衰係数を多段階に変更可
能に構成されている。つまり、図7に示すように、伸側
・圧側いずれも低減衰係数としたポジション(図中の
ポジションで、この状態の特性を以後、ソフト特性とい
う)から、調整子40を反時計方向に回動させると、伸
側のみ減衰係数を高減衰側に多段階に変化し(以後、こ
の領域を伸側ハード特性HSという)、逆に、調整子4
0を時計方向に回動させると、圧側のみ高減衰係数側に
多段階に変化する(以後、この領域を圧側ハード特性S
Hという)構造となっている。
【0023】ちなみに、図7において、調整子40を
(伸側ハード特性HSで最高減衰係数とするポジショ
ン),(ソフト特性SSのポジション),(圧側ハ
ード特性SHで最高減衰係数とするポジション)の3つ
のポジションに配置した時の、図5におけるK−K断
面,M−M断面,N−N断面を、それぞれ、図8,図
9,図10に示し、また、各ポジションの減衰力特性を
図11,12,13に示している。
(伸側ハード特性HSで最高減衰係数とするポジショ
ン),(ソフト特性SSのポジション),(圧側ハ
ード特性SHで最高減衰係数とするポジション)の3つ
のポジションに配置した時の、図5におけるK−K断
面,M−M断面,N−N断面を、それぞれ、図8,図
9,図10に示し、また、各ポジションの減衰力特性を
図11,12,13に示している。
【0024】次に、パルスモータ3の駆動を制御するコ
ントロールユニット4の作動について、図14および図
15のフローチャートに基づき説明する。
ントロールユニット4の作動について、図14および図
15のフローチャートに基づき説明する。
【0025】ステップ101は、各センサ1,8から、
それぞれ検出ばね上加速度Gおよび車速vsを読み込む
ステップである。
それぞれ検出ばね上加速度Gおよび車速vsを読み込む
ステップである。
【0026】ステップ102は、上下Gセンサ1から読
み込んだばね上加速度Gを積分してばね上上下速度Vn
を演算するステップである。すなわち、上下Gセンサ1
と、コントロールユニット4において加速度Gからばね
上上下速度Vn を演算する部分とで請求の範囲のばね上
上下速度検出手段を構成している。なお、ばね上上下速
度Vn は、上方向がプラスで、下方向がマイナスの値で
与えられる。
み込んだばね上加速度Gを積分してばね上上下速度Vn
を演算するステップである。すなわち、上下Gセンサ1
と、コントロールユニット4において加速度Gからばね
上上下速度Vn を演算する部分とで請求の範囲のばね上
上下速度検出手段を構成している。なお、ばね上上下速
度Vn は、上方向がプラスで、下方向がマイナスの値で
与えられる。
【0027】ステップ103は、ばね上上下速度Vn に
比例してパルスモータ3を駆動させる制御を行うステッ
プである。すなわち、ばね上上下速度Vn が上向きの場
合には、伸側ハード特性HSの領域において、伸側の減
衰係数をばね上上下速度Vnに比例させて調整子40の
ポジションを変更し、一方、ばね上上下速度Vn が下向
きの場合には、圧側ハード特性SHの領域において、圧
側の減衰係数をばね上上下速度Vn に比例させて調整子
40のポジションを変更する。
比例してパルスモータ3を駆動させる制御を行うステッ
プである。すなわち、ばね上上下速度Vn が上向きの場
合には、伸側ハード特性HSの領域において、伸側の減
衰係数をばね上上下速度Vnに比例させて調整子40の
ポジションを変更し、一方、ばね上上下速度Vn が下向
きの場合には、圧側ハード特性SHの領域において、圧
側の減衰係数をばね上上下速度Vn に比例させて調整子
40のポジションを変更する。
【0028】ところで、本実施例では、伸側ハード特性
HSの領域で減衰係数制御を行うにあたり、この伸側ハ
ード特性HSの領域の最低減衰係数のポジションを車速
に応じて変更するようになっている。
HSの領域で減衰係数制御を行うにあたり、この伸側ハ
ード特性HSの領域の最低減衰係数のポジションを車速
に応じて変更するようになっている。
【0029】この制御を示すのが、図15のフローチャ
ートであって、ステップ201は、車速vsが30Km
/h以上であるか否かを判定するステップで、YESで
ステップ203に進み、NOで202に進む。
ートであって、ステップ201は、車速vsが30Km
/h以上であるか否かを判定するステップで、YESで
ステップ203に進み、NOで202に進む。
【0030】ステップ202は、伸側ハード特性HSに
おける最低減衰係数のポジションをソフト特性SSのポ
ジション(図7ののポジション)に設定するステップ
である。
おける最低減衰係数のポジションをソフト特性SSのポ
ジション(図7ののポジション)に設定するステップ
である。
【0031】ステップ203は、図16に示すマップを
参照して、伸側ハード特性HSの最低減衰係数となるポ
ジションをソフト特性SSよりも高減衰係数の所定のポ
ジションに設定するステップである。ここで、マップに
ついて説明すると、図16の(FR)は、前輪側のショ
ックアブソーバSAFR用のマップであって、実線は伸側
ハード特性HSの最低減衰係数を示していて、30Km/h,5
0Km/h,80Km/h,120Km/hを越える毎に最低減衰係数を高め
るようになっている。一方、図17は、後輪側のショッ
クアブソーバSARR用のマップであって、実線は伸側ハ
ード特性HSの最低減衰係数を示していて、50Km/h,80K
m/h,120Km/h を越える毎に最低減衰係数を高めるように
なっている。なお、図中,,,,は、図7の
同じ符号の各ポジションに一致している。
参照して、伸側ハード特性HSの最低減衰係数となるポ
ジションをソフト特性SSよりも高減衰係数の所定のポ
ジションに設定するステップである。ここで、マップに
ついて説明すると、図16の(FR)は、前輪側のショ
ックアブソーバSAFR用のマップであって、実線は伸側
ハード特性HSの最低減衰係数を示していて、30Km/h,5
0Km/h,80Km/h,120Km/hを越える毎に最低減衰係数を高め
るようになっている。一方、図17は、後輪側のショッ
クアブソーバSARR用のマップであって、実線は伸側ハ
ード特性HSの最低減衰係数を示していて、50Km/h,80K
m/h,120Km/h を越える毎に最低減衰係数を高めるように
なっている。なお、図中,,,,は、図7の
同じ符号の各ポジションに一致している。
【0032】ステップ204は、ばね上上下速度Vn が
0となったか否かを判定するステップであり、YESで
ステップ205に進み、NOでステップ201に戻る。
0となったか否かを判定するステップであり、YESで
ステップ205に進み、NOでステップ201に戻る。
【0033】ステップ205は、伸側ハード特性HS時
の最低減衰係数をステップ203により設定した減衰係
数に書き換える処理を行うステップである。
の最低減衰係数をステップ203により設定した減衰係
数に書き換える処理を行うステップである。
【0034】次に、実施例装置の作動を図17,18の
タイムチャートにより説明する。
タイムチャートにより説明する。
【0035】まず、図17により説明する。この図は、
車速が30Km/h未満の時の作動を示していて、図示
のように、ばね上上下速度Vn に対応して、パルスモー
タ3ステップ駆動させている。この例では、伸側も圧側
も、ばね上上下速度Vn が0の状態からプラス方向ある
いはマイナス方向に増加すると、パルスモータ3も、プ
ラス・マイナス0のポジション(図7ののポジション
に相当する)を起点として、ばね上上下速度Vn に比例
してステップ駆動させている。
車速が30Km/h未満の時の作動を示していて、図示
のように、ばね上上下速度Vn に対応して、パルスモー
タ3ステップ駆動させている。この例では、伸側も圧側
も、ばね上上下速度Vn が0の状態からプラス方向ある
いはマイナス方向に増加すると、パルスモータ3も、プ
ラス・マイナス0のポジション(図7ののポジション
に相当する)を起点として、ばね上上下速度Vn に比例
してステップ駆動させている。
【0036】次に、図18は、車速vsが30Km/h
を越えた場合の作動を示していて、車速vsが30Km
/h未満である最初の1secまでの範囲では、ばね上
上下速度Vn に比例して、プラス・マイナス0のポジシ
ョン(図7ののポジションに相当する)から、1段毎
にパルスモータ3をステップ駆動させている。それに対
し、車速vsが30Km/hを越えてから最初に、ばね
上上下速度Vn がプラス方向に変位した場合には(2s
ecの時点よりも後)、パルスモータ3は、プラス・マ
イナス0のポジションよりも減衰係数を高めた図中
(図7ののポジション)で示すステップ位置からばね
上上下速度Vn に対する比例制御を開始している。
を越えた場合の作動を示していて、車速vsが30Km
/h未満である最初の1secまでの範囲では、ばね上
上下速度Vn に比例して、プラス・マイナス0のポジシ
ョン(図7ののポジションに相当する)から、1段毎
にパルスモータ3をステップ駆動させている。それに対
し、車速vsが30Km/hを越えてから最初に、ばね
上上下速度Vn がプラス方向に変位した場合には(2s
ecの時点よりも後)、パルスモータ3は、プラス・マ
イナス0のポジションよりも減衰係数を高めた図中
(図7ののポジション)で示すステップ位置からばね
上上下速度Vn に対する比例制御を開始している。
【0037】このように、伸側ハード特性HSにおける
最低減衰係数を高めたことで、ショックアブソーバSA
で発生している減衰力において、図中斜線で示している
部分が増加し、減衰力の立ち上がり特性が高まって、ば
ね上の制振性が向上する。なお、圧側については、伸側
と比べて減衰係数の可変幅が小さいため、伸側のような
最低減衰係数の変更(本発明)は採用していない。
最低減衰係数を高めたことで、ショックアブソーバSA
で発生している減衰力において、図中斜線で示している
部分が増加し、減衰力の立ち上がり特性が高まって、ば
ね上の制振性が向上する。なお、圧側については、伸側
と比べて減衰係数の可変幅が小さいため、伸側のような
最低減衰係数の変更(本発明)は採用していない。
【0038】以上のように実施例にあっては、車速vs
が高くなるにしたがって、伸側ハード特性HS制御時の
最低減衰係数を高めるようにしていると共に、この時、
後輪側よりも前輪側の方が減衰係数が高くなるようにし
たため、以下に列挙する特徴を有する。
が高くなるにしたがって、伸側ハード特性HS制御時の
最低減衰係数を高めるようにしていると共に、この時、
後輪側よりも前輪側の方が減衰係数が高くなるようにし
たため、以下に列挙する特徴を有する。
【0039】 車速vsが高い場合には、ばね上上下
速度Vn が低い時に制御する低減衰係数のポジションを
高減衰係数側に変更して、減衰力の立ち上がり応答性が
高くなり、制振性が充分に得られるようにして、ピッチ
ングの発生を防止し、これにより、走行安定性を向上で
き、かつ、ドライバーの疲労を防止する。
速度Vn が低い時に制御する低減衰係数のポジションを
高減衰係数側に変更して、減衰力の立ち上がり応答性が
高くなり、制振性が充分に得られるようにして、ピッチ
ングの発生を防止し、これにより、走行安定性を向上で
き、かつ、ドライバーの疲労を防止する。
【0040】 車速が高い(30Km/h以上)時は、常
に、前輪側のショックアブソーバSAFRの減衰係数が後
輪側のショックアブソーバSARRの減衰係数よりも高い
ため、車両は、常にアンダステア特性となって、安定し
た直進走行性が得られる。
に、前輪側のショックアブソーバSAFRの減衰係数が後
輪側のショックアブソーバSARRの減衰係数よりも高い
ため、車両は、常にアンダステア特性となって、安定し
た直進走行性が得られる。
【0041】 伸側の減衰係数を変更する伸側ハード
特性HS時および圧側の減衰係数を変更する圧側ハード
特性SH時のいずれの時にあっても、逆行程側は低減衰
係数として伝達率を低くしているため、行程方向と逆行
程側の路面入力が車体へ伝達されず、制振制御時の乗り
心地を向上させることができる。
特性HS時および圧側の減衰係数を変更する圧側ハード
特性SH時のいずれの時にあっても、逆行程側は低減衰
係数として伝達率を低くしているため、行程方向と逆行
程側の路面入力が車体へ伝達されず、制振制御時の乗り
心地を向上させることができる。
【0042】以上、実施例について説明してきたが具体
的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。
的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。
【0043】例えば、実施例では、伸側のみ本発明を適
用して、ばね上上下速度Vn が低い場合の低減衰係数を
車速に応じて変更するようにしたが、特に、圧側の減衰
係数の可変容量が高い場合には、圧側に本発明を適用す
るようにしてもよい。また、実施例では、低減衰係数を
車速に応じて変更するにあたり、前輪側では4段階、後
輪側では3段階に変化させるようにしたが、1段階以上
無数段階(リニヤ)まで何段階に変更するようにしても
よい。
用して、ばね上上下速度Vn が低い場合の低減衰係数を
車速に応じて変更するようにしたが、特に、圧側の減衰
係数の可変容量が高い場合には、圧側に本発明を適用す
るようにしてもよい。また、実施例では、低減衰係数を
車速に応じて変更するにあたり、前輪側では4段階、後
輪側では3段階に変化させるようにしたが、1段階以上
無数段階(リニヤ)まで何段階に変更するようにしても
よい。
【0044】
【0045】また、実施例では、前輪側のショックアブ
ソーバの方が後輪側のものよりも高減衰係数となるよう
にしたが、両者の減衰係数を同じにしてもよい。
ソーバの方が後輪側のものよりも高減衰係数となるよう
にしたが、両者の減衰係数を同じにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の車両懸
架装置は、ショックアブソーバをHS特性としたとき
に、伸側の減衰係数をハードに制御するにあたり、ばね
上上下速度に応じ、所定の減衰係数可変幅の範囲でばね
上上下速度が高いほど高減衰係数側のポジションに、ば
ね上上下速度が低いほど低減衰係数側のポジションに、
減衰係数を多段階に変更させると共に、前記減衰係数可
変幅の下限のポジションを、車速に応じ、車速が高いほ
ど高減衰係数側に変更する減衰係数制御手段を設けた構
成としたため、ばね上・ばね下の相対速度に対する減衰
力の立ち上がり特性が高まって、ばね上の制振性が向上
し、これにより、車両の走行安定性が向上すると同時
に、ドライバーの疲労低減を図ることができ、しかも、
制振制御時の乗り心地を向上させることができるという
効果が得られる。
架装置は、ショックアブソーバをHS特性としたとき
に、伸側の減衰係数をハードに制御するにあたり、ばね
上上下速度に応じ、所定の減衰係数可変幅の範囲でばね
上上下速度が高いほど高減衰係数側のポジションに、ば
ね上上下速度が低いほど低減衰係数側のポジションに、
減衰係数を多段階に変更させると共に、前記減衰係数可
変幅の下限のポジションを、車速に応じ、車速が高いほ
ど高減衰係数側に変更する減衰係数制御手段を設けた構
成としたため、ばね上・ばね下の相対速度に対する減衰
力の立ち上がり特性が高まって、ばね上の制振性が向上
し、これにより、車両の走行安定性が向上すると同時
に、ドライバーの疲労低減を図ることができ、しかも、
制振制御時の乗り心地を向上させることができるという
効果が得られる。
【0047】また、請求項2記載の車両懸架装置は、上
記効果に加えて、減衰係数制御手段を、ばね上上下方向
速度が低い場合に制御する低減衰係数側のポジションを
前輪側のショックアブソーバの方が後輪側のショックア
ブソーバよりも常に同等もしくは高減衰係数のポジショ
ンに制御する構成としたため、アンダステア特性とな
り、これによって、車両の直進安定性が向上するという
効果が得られる。
記効果に加えて、減衰係数制御手段を、ばね上上下方向
速度が低い場合に制御する低減衰係数側のポジションを
前輪側のショックアブソーバの方が後輪側のショックア
ブソーバよりも常に同等もしくは高減衰係数のポジショ
ンに制御する構成としたため、アンダステア特性とな
り、これによって、車両の直進安定性が向上するという
効果が得られる。
【0048】さらに、請求項3記載の車両懸架装置は、
ショックアブソーバが、伸側の減衰係数を多段階に変更
可能で圧側が低減衰係数に固定の伸側ハード特性と、圧
側の減衰係数を多段階に変更可能で伸側が低減衰係数に
固定の圧側ハード特性とに特性変更可能に形成されてい
るため、伸側ハード特性あるいは圧側ハード特性として
制振制御を行っている時において、行程方向と逆行程側
の路面入力が車体へ伝達されず、制振制御時の乗り心地
を向上させることができるという効果が得られる。
ショックアブソーバが、伸側の減衰係数を多段階に変更
可能で圧側が低減衰係数に固定の伸側ハード特性と、圧
側の減衰係数を多段階に変更可能で伸側が低減衰係数に
固定の圧側ハード特性とに特性変更可能に形成されてい
るため、伸側ハード特性あるいは圧側ハード特性として
制振制御を行っている時において、行程方向と逆行程側
の路面入力が車体へ伝達されず、制振制御時の乗り心地
を向上させることができるという効果が得られる。
【図1】本発明の車両懸架装置を示すクレーム概念図で
ある。
ある。
【図2】本発明実施例の車両懸架装置を示す構成説明図
である。
である。
【図3】実施例の車両懸架装置を示すシステムブロック
図である。
図である。
【図4】実施例装置に適用したショックアブソーバを示
す断面図である。
す断面図である。
【図5】前記ショックアブソーバの要部を示す拡大断面
図である。
図である。
【図6】前記ショックアブソーバのピストン速度に対応
した減衰力特性図である。
した減衰力特性図である。
【図7】前記ショックアブソーバのパルスモータのステ
ップ位置に対応した減衰係数特性図である。
ップ位置に対応した減衰係数特性図である。
【図8】前記ショックアブソーバの要部を示す図5のK
−K断面図である。
−K断面図である。
【図9】前記ショックアブソーバの要部を示す図5のM
−M断面図である。
−M断面図である。
【図10】前記ショックアブソーバの要部を示す図5の
N−N断面図である。
N−N断面図である。
【図11】前記ショックアブソーバの伸側ハード時の減
衰力特性図である。
衰力特性図である。
【図12】前記ショックアブソーバの伸側・圧側ソフト
状態の減衰力特性図である。
状態の減衰力特性図である。
【図13】前記ショックアブソーバの圧側ハード状態の
減衰力特性図である。
減衰力特性図である。
【図14】実施例装置のコントロールユニットの作動を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図15】実施例装置のコントロールユニットの作動を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図16】実施例装置のコントロールユニットにおける
最低減衰係数を設定するためのマップを示す図である。
最低減衰係数を設定するためのマップを示す図である。
【図17】実施例装置の作動を示す車速が低い場合のタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図18】実施例装置の作動を示す車速が高い場合のタ
イムチャートである。
イムチャートである。
a 減衰係数変更手段 b ショックアブソーバ c ばね上上下速度検出手段 d 車速検出手段 e 減衰係数制御手段
Claims (3)
- 【請求項1】 車体側と各車輪側の間に介在され、伸側
をハードにする一方圧側をソフトにしたHS特性と、圧
側をハードにする一方伸側をソフトにしたSH特性とに
切換可能であり、かつ、少なくともHS特性としたとき
に伸側の減衰係数を減衰係数変更手段により任意に変更
可能に形成されたショックアブソーバと、 車体のばね上上下速度を検出するばね上上下速度検出手
段と、 車速を検出する車速検出手段と、前記ショックアブソーバの減衰特性をばね上上下速度に
応じて切り換え、かつ、少なくとも前記HS特性とした
ときに、伸側の減衰係数をハードに制御するにあたり、
ばね上上下速度に応じ、所定の減衰係数可変幅の範囲で
ばね上上下速度が高いほど高減衰係数側のポジション
に、ばね上上下速度が低いほど低減衰係数側のポジショ
ンに、減衰係数を多段階に変更させると共に、前記減衰
係数可変幅の下限のポジションを、車速に応じ、車速が
高いほど高減衰係数側に変更する減衰係数制御手段とを
備えていることを特徴とする車両懸架装置。 - 【請求項2】 前記減衰係数制御手段が、ばね上上下方
向速度が低い場合に制御する低減衰係数側のポジション
を前輪側のショックアブソーバの方が後輪側のショック
アブソーバよりも常に同等もしくは高減衰係数のポジシ
ョンに制御するようにしたことを特徴とする請求項1記
載の車両懸架装置。 - 【請求項3】 前記ショックアブソーバが、前記減衰係
数変更手段により、伸側の減衰係数を多段階に変更可能
で圧側が低減衰係数に固定の伸側ハード特性と、圧側の
減衰係数を多段階に変更可能で伸側が低減衰係数に固定
の圧側ハード特性とに特性変更可能に形成されているこ
とを特徴とする請求項1もしくは2記載の車両懸架装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03294225A JP3080251B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 車両懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03294225A JP3080251B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 車両懸架装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06106951A JPH06106951A (ja) | 1994-04-19 |
| JP3080251B2 true JP3080251B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=17804962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03294225A Expired - Fee Related JP3080251B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 車両懸架装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3080251B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009073414A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Toyota Motor Corp | 車両の減衰力制御装置 |
| KR102224005B1 (ko) * | 2015-11-18 | 2021-03-05 | 현대자동차 주식회사 | 서스펜션 제어 장치 및 서스펜션 제어 방법 |
-
1991
- 1991-11-11 JP JP03294225A patent/JP3080251B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06106951A (ja) | 1994-04-19 |
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Legal Events
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