JP3089083B2 - ライニング方法 - Google Patents

ライニング方法

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JP3089083B2
JP3089083B2 JP04043841A JP4384192A JP3089083B2 JP 3089083 B2 JP3089083 B2 JP 3089083B2 JP 04043841 A JP04043841 A JP 04043841A JP 4384192 A JP4384192 A JP 4384192A JP 3089083 B2 JP3089083 B2 JP 3089083B2
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茂充 岡田
寛之 西村
善行 海津
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給水管路や給水タンク
の内面に樹脂をライニングする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から給水管路や給水タンクにライニ
ングする場合には、エポキシ樹脂を主剤とし、これにア
ミンからなる硬化剤を加え、さらにこれに充填剤を加え
たものが用いられている。ライニングは常温で行い、常
温で硬化させている。また湯水管路や温水タンクでは、
温水を流してライニング剤を熱で硬化している(特開昭
63−83174)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら給水管路
や給水タンク、特に上水道用の管路やタンクでは、その
水中で雑菌が繁殖することを防止するために塩素滅菌を
し、管路の末端である蛇口部で残留塩素濃度が0.1〜
0.2ppmになるように規定されている。しかし上水
道用管路に水道用硬質塩化ビニル管や水道用液状エポキ
シ樹脂によって内面をライニングした管を用いると残留
塩素濃度が前記規準以下に低下するという問題がある。
【0004】このため、日本工業規格JIS K 67
42や日本水道協会規格JWWAK 135に残留塩素
濃度の減量が0.7ppm以下と規定されている。この
残留塩素濃度の減量限界は、管路の径が小さくなると管
と水の接触面積が大きくなり基準値を満足しなくなる傾
向にある。この低下傾向は、湯水管路で熱によって硬化
されても余り変わらない。
【0005】本発明の目的は、樹脂ライニング管や樹脂
ライニングタンクを用いて残留塩素を含んだ水を供給す
る場合、残留塩素の低下を減少するライニング方法を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、給水管路およ
び給水タンクの内面に熱硬化性樹脂または常温硬化性樹
脂をライニングする方法において、少なくとも樹脂の表
面が硬化した後に、樹脂表面の官能基と反応する薬剤を
樹脂表面に接触させることを特徴とするライニング方法
である。
【0007】また本発明は、熱硬化性樹脂または常温硬
化性樹脂の硬化剤がアミン基を有する樹脂を主体とし、
樹脂表面の官能基と反応する薬剤が酸であることを特徴
とする。
【0008】また本発明は、熱硬化性樹脂または常温硬
化性樹脂の硬化剤がアミン基を有する樹脂を主体とし、
樹脂表面の官能基と反応する薬剤がオキシド基またはイ
ソシアネイト基を有する物質であることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明に従えば、エポキシ樹脂をアミン系硬化
剤とともに水の管路やタンクの内面にライニングして、
少なくとも樹脂が手に付着しない程度に、また樹脂が垂
れない程度に硬化した後(以下「タックフリーに硬化
後」という)、樹脂の表面に残留している官能基と反応
する薬剤を樹脂表面に接触させて、官能基と反応減少さ
せ、残留塩素を官能基と反応させないようにする。
【0010】薬剤はライニング樹脂の表面に残留した官
能基と反応するものであれば何でもよいが、一般のエポ
キシ樹脂系ライニング剤では、硬化剤にアミン系のもの
が用いられ、この中の第1級アミンや第2級アミンの水
素が官能基として、残留塩素濃度の低下に寄与している
と考えられるので、これらと反応する酸やオキシド基や
イソシアネイト基を含む化合物が好ましい。
【0011】これらの薬剤としては、さらに次の物質が
好ましい。
【0012】(1)酸として酢酸、炭酸 (2)オキシド基を含有する化合物として、ブタジエン
オキシド、ブチレンオキシド、エチレンオキシド (3)イソシアネイト基を含有する化合物として、イソ
シアン酸フェニル、トルエンジイソシアネイト
【0013】
【実施例および比較例】以下、本発明を実施例によっ
て、より具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に
限定されるものではない。
【0014】口径1B(1インチ)の鋼管の内面をアミ
ンを硬化剤とするエポキシ樹脂でライニングし、12時
間してこの樹脂がタックフリーに硬化後、次の処理を
し、さらに管内を上水で置換洗浄した。これに上水を2
4時間封入し、封入前後の残留塩素の減量を測定した。
その結果を比較例の結果とともに表1に示す。
【0015】実施例1 pH4に調整した酢酸水溶液を2時間管内に封入。
【0016】実施例2 0.1N炭酸ナトリウム水溶液を塩酸でpH4に調整し
た液を2時間管内に封入。
【0017】実施例3 ブタジエンオキシドを100ppm含む水溶液を2時間
管内に封入。
【0018】実施例4 炭酸ガスを空気希釈しその濃度を100ppmとして2
時間管内に封入。
【0019】実施例5 酢酸中に空気をバブリングし、酢酸濃度を100ppm
として、この空気を2時間管内に封入。
【0020】実施例6 フェニルイソシアネイト中に空気をバブリングし、フェ
ニルイソシアネイト濃度を100ppmとして、この空
気を2時間管内に封入。
【0021】比較例 口径1B(1インチ)の鋼管の内面をアミンを硬化剤と
するエポキシ樹脂でライニングし、14時間後、上水を
24時間封入し、封入前後の残留塩素の減量を測定し
た。
【0022】
【表1】
【0023】(注)JWWA K135の残留塩素の減
量基準0.7ppm以下 また、これらの薬剤と樹脂を接触させる方法としては、
エポキシ樹脂系ライニング剤をライニングした容器がタ
ンクなど中に人が入って作業できるときは、図1に示す
ように酢酸水、炭酸水、オキシド水などの薬剤を噴射ノ
ズル2を先端に着けたホース1によって、エポキシ樹脂
系ライニング剤層3の上から噴霧する。
【0024】これらの容器が管路であるときは、実施例
で述べたように管路の中に薬剤を溶かした水溶液や、薬
剤を気化または霧化させ空気または窒素などで希釈した
ものを管路内に封入または循環して薬剤を樹脂に接触さ
せる。この場合の薬剤の濃度は10ppm以上100p
pm以下、酸の水溶液を用いる場合はpH3以上5以下
が好ましい。これ以上の高濃度では樹脂に損傷を与える
おそれがあり、またこれ以下の低濃度では効果が少な
く、長時間の接触が必要となる。
【0025】
【発明の効果】鋼管など金属管の内面を樹脂ライニング
後、その表面にある残留塩素と反応する官能基を、予め
薬剤を用いて反応させることによって、残留塩素の減少
を防ぎ、上水中の雑菌の繁殖が防止できる。
【0026】特にライニング樹脂にアミン系の硬化剤を
用いたときは、薬剤として酸またはオキシド基もしくは
イソシアネイト基を有する粉体を水溶液またはガス状で
用いるという簡単な方法で処理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例のライニング方法を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 ホース 2 噴射ノズル 3 エポキシ樹脂系ライニング剤層
フロントページの続き (72)発明者 海津 善行 東大阪市吉原275 株式会社ハーマンエ ンジニアリング内 (56)参考文献 特開 昭61−25820(JP,A) 特開 昭62−204881(JP,A) 特開 昭63−83174(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05D 1/00 - 7/26 B29C 63/00 C08J 7/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水管路および給水タンクの内面に熱硬
    化性樹脂または常温硬化性樹脂をライニングする方法に
    おいて、少なくとも樹脂の表面が硬化した後に、樹脂表
    面の官能基と反応する薬剤を樹脂表面に接触させること
    を特徴とするライニング方法。
  2. 【請求項2】 熱硬化性樹脂または常温硬化性樹脂の硬
    化剤がアミン基を有する樹脂を主体とし、樹脂表面の官
    能基と反応する薬剤が酸であることを特徴とする請求項
    1記載のライニング方法。
  3. 【請求項3】 熱硬化性樹脂または常温硬化性樹脂の硬
    化剤がアミン基を有する樹脂を主体とし、樹脂表面の官
    能基と反応する薬剤がオキシド基またはイソシアネイト
    基を有する物質であることを特徴とする請求項1記載の
    ライニング方法。
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