JP3092957U - 打抜機用抜型の構造 - Google Patents
打抜機用抜型の構造Info
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- JP3092957U JP3092957U JP2002005541U JP2002005541U JP3092957U JP 3092957 U JP3092957 U JP 3092957U JP 2002005541 U JP2002005541 U JP 2002005541U JP 2002005541 U JP2002005541 U JP 2002005541U JP 3092957 U JP3092957 U JP 3092957U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多数の成形体が整列成形されたプラスチック
シートを、成形後放置しないでセットでき、かつ切り取
りロスも発生しない打抜機用抜型の構造を提供する。 【解決手段】 単数または複数の打抜刃が取付板に固設
され、この取付板が基板に少しの範囲で遊動自在に取付
けられていることを特徴とする。具体的には、前記取付
板には使用するネジの径より少し大径のバカ穴が設けら
れ、取付板は、このバカ穴にネジを挿通して基板上に設
けた樹脂板にネジ止めすることによってネジの径よりバ
カ穴の大径分の範囲において遊動自在に取付けられる。
シートを、成形後放置しないでセットでき、かつ切り取
りロスも発生しない打抜機用抜型の構造を提供する。 【解決手段】 単数または複数の打抜刃が取付板に固設
され、この取付板が基板に少しの範囲で遊動自在に取付
けられていることを特徴とする。具体的には、前記取付
板には使用するネジの径より少し大径のバカ穴が設けら
れ、取付板は、このバカ穴にネジを挿通して基板上に設
けた樹脂板にネジ止めすることによってネジの径よりバ
カ穴の大径分の範囲において遊動自在に取付けられる。
Description
【0001】
この考案は、多数の成形体(例えば、容器)が整列して形成されたプラスチッ
ク成形シートから多数の成形体を同時に打抜く打抜機用抜型の構造に関する。
【0002】
従来、プラスチックの成形体、例えばコップ状の容器を製造するのに、生産性
を高めるため、図7に示すような多数の成形体21が整列して形成されたプラス
チック成形シート20を形成し、その後、図8に示すようにこのプラスチック成
形シート20から多数の成形体21を同時に打ち抜いて製造することが行われて
いる。この打抜き(裁断)は、抜型を使用して行う。
【0003】
この抜型は、図7に示すようなプラスチック成形シート20に整列成形された
多数の成形体21の裁断位置に合わせた対応する位置に打抜刃(裁断刃)が設け
られたものである。図7に示すような多数の成形体21が整列成形されたプラス
チック成形シート20から成形体21を裁断する場合の抜型の一例を図4乃至図
6に示す。
図4は従来の抜型を示す斜視図、図5は従来の抜型の使用状態を説明する斜視
図、図6は従来の抜型の断面部分説明図である。この抜型10は、取付板12に
円形の打抜刃(裁断刃)11が植込まれて固着され、この取付板12は樹脂板1
5を介して基板16に取付けられて構成されている。本例では取付板12に2個
の打抜刃11が設けられているが、これは1個の場合も3個以上の場合もある。
そして、各打抜刃11は、プラスチック成形シート20の成形体21の裁断(切
断)位置に対応して位置している。
【0004】
これにより図5に示すようにプラスチック成形シート20を、抜型10にセッ
トさせると、各成形体21は打抜刃11に対応し、図6に示すように各成形体2
1が円形の打抜刃11内に嵌入して納まり、切断位置が打抜刃11の位置となる
。従って、この抜型10を打抜機(ダイカッター)に用いれば、容易に成形体2
1を打抜いて製造できる。
【0005】
しかしながら、多数の成形体21が整列成形されたプラスチック成形シート2
0は、加熱して成形するため成形後に収縮が生ずる。プラスチック成形シート2
0は、生産性を高めるため多数の(例えば、50個〜100個)の成形体21が
整列成形され、大きなものとなっているから、収縮幅も大きくなる。従って、収
縮が収まるまではプラスチック成形シート20の成形体21の位置が固定せず、
打抜刃11の位置は固定されているため、収縮が収まるまでは抜型10にセット
して打抜きを行っても、打抜刃11と成形体21の位置が合致しないものが存在
すると、打抜ができないし、打抜刃11を破壊したりする。そこで、従来の成形
後のプラスチック成形シート20は、3日〜4日放置して収縮の収まりを待って
から抜型10にセットし、裁断(切断)するようにしている。
【0006】
しかし、これでは3日〜4日放置する時間的ロスが発生するし、作業効率も悪
くなる。また、3日〜4日放置するため、その間収納しておく置き場所が必要と
なる、等の課題がある。また、収縮が収まりプラスチック成形シート20に抜型
10の打抜刃11に位置の合わない成形体21が存在する場合には、この抜型1
0に合わない成形体21の部分は切り取って抜型10に合わせるようにしている
。
【0007】
しかし、この切り取り作業は、手間がかかり大変であるし、切り取り部分でロ
スが発生し製造効率を低下させる。このロス部分が2〜3割と大きいため、例え
ば、成形体21が100個整列成形されたプラスチック成形シート20から70
〜80個しかできない。すなわち、抜型10の効率は70〜80%である。従っ
て、本来1台の打抜機で対応できる場合でも、2台設置しなければならない不利
も生ずる。
また、生産性を高めるためには出来るだけ多数の成形体21が整列成形された
大きなプラスチック成形シート20を成形すればよいが、その分収縮率も大きく
なり、切り取りロスも多くなるので、その点を考慮すると成形する大きさにも制
限があり余り大きくはできない。
【0008】
この考案は、このような点に鑑み提案されたものであり、その目的は、多数の
成形体が整列成形されたプラスチック成形シートを、成形後放置しないでセット
でき、かつ切り取りロスも発生しない打抜機用抜型の構造を提供することにある
。
【0009】
前記課題を解決するため、この考案の打抜機用抜型の構造は、単数または複数
の打抜刃が取付板に固設され、この取付板が基板に少しの範囲で遊動自在に取付
けられていることを特徴とする。
これにより多数の成形体が整列成形されたプラスチック成形シートに、抜型の
打抜刃に合わない成形体が存在しても、プラスチック成形シートをセットすると
その部分の打抜刃は、その打抜刃が設けられている取付板の位置が移動して、合
うようになるので、その部分を切り取りしないでも抜型にセットできる。従って
、成形後放置することなく抜型にセットして裁断ができるし、切り取りロスも発
生せず、抜型の効率も100%にでき、しかも出来るだけ多数の成形体が整列成
形された大きなプラスチック成形シートとすることもでき、生産性を高めること
もできる。
【0010】
また、この考案の打抜機用抜型の構造は、前記取付板には使用するネジの径よ
り少し大径のバカ穴が設けられ、取付板は、このバカ穴にネジを挿通して基板上
に設けた樹脂板にネジ止めすることによってネジの径よりバカ穴の大径分の範囲
において遊動自在に取付けられることを特徴とする。
これにより、取付板はバカ穴の範囲において遊動自在である。従って、プラス
チック成形シートの成形体に、抜型の打抜刃と位置が合致しない成形体が存在し
ても、抜型にセットするとその打抜刃はその打抜刃が設けられている取付板が遊
動(移動)して、プラスチック成形シートのすべての成形体が打抜刃と合致する
ようになる。
【0011】
以下、この考案の実施の形態について図面と共に詳細に説明する。図1はこの
考案の実施の形態を示す抜型の説明斜視図、図2はこの考案の実施の形態を示す
抜型の要部断面斜視図、図3はこの考案の実施の形態を示す抜型の要部断面図で
ある。
【0012】
この抜型1は、2枚の打抜刃2が取付板3に固設され、この取付板3の所定数
が基板6にネジ8にて遊動自在に取付けられて構成されている。
打抜刃2は、打ち抜く成形体の形状に合わせた形状となっている。本例では図
7に示すようにプラスチック成形シート20に、整列成形された多数の成形体2
1が、カップ状の容器であるため円形であり、プラスチック成形シート20は、
図3に示すように各成形体21が、円形の打抜刃2の内側に嵌入されてセットさ
れる。
【0013】
取付板3は、樹脂板5を介して基板6上に設けられる。詳しくはこの取付板3
には、図2および図3に示すようにネジ8の軸部8aの径より少し大径のバカ穴
4が貫通して設けられており、取付板3は、バカ穴4を貫通し基板6上に設けた
樹脂板5の螺孔5aに螺入したネジ8により遊動自在に取付けられている。すな
わち、取付板3は、ネジ8の軸部8aよりバカ穴4の径が大きいため、その範囲
で遊動自在となっている。この時、ネジ8の頭部8bと取付板3との間には押え
板9が介在されており、取付板3の抜け出しを防止している。また、図3に示す
ように樹脂板5と基板6との間に補助板7を介在させてもよい。本例で成形体2
1がカップ状の容器であり深さがあるため、その深さ距離を確保する必要上、補
助板7が設けられている。
【0014】
従って、取付板3は、ネジ8の軸部8aの径より少し大径のバカ穴4になって
いるので、ネジ8の軸部8aよりバカ穴4の大径分だけ移動が可能となり、その
範囲で遊動自在となっている。この取付板3が遊動して位置調整すると、この取
付板3に設けられている打抜刃2も位置の調整がされることになる。
また、取付板3は、図1に示すように所定数(打抜刃2が成形体21の数と合
致する枚数)が基板6上に取付けられているので、取付けられた取付板3同士が
密接して移動不可に取付けられているのでは、ネジ8とバカ穴4との部分で移動
可能であっても取付板3の移動はできず、位置の調整もできない。そのため、取
付板3同士の間hは、少しの隙間が形成して取付けされる。なお、ネジ8の軸部
8aよりバカ穴4の大径分および前記取付板3同士の隙間hは、プラスチック成
形シート20の成形において、収縮率、形状および成形条件等により、また成形
後の収縮において、成形体21の位置ずれが生じた場合、その範囲で位置調整す
るのであるから、遊動できる範囲は少しでよい。従って、大径分および隙間hも
少しでよい。
【0015】
しかして、この抜型1によれば、多数の成形体21が整列成形されたプラスチ
ック成形シート20に、抜型1の打抜刃2にと位置の合わない成形体21が存在
しても、プラスチック成形シート20をセットすると取付板3が遊動して、打抜
刃2の位置がずれた成形体21と合致する位置となる。従って、多数の成形体2
1が整列成形されたプラスチック成形シート20に、抜型1のいずれかの打抜刃
2と位置がずれた成形体21が存在しても、プラスチック成形シートをセットす
ると、取付板3がそれに対応して移動して位置を調整して打抜刃2の位置をずれ
た成形体21と合致する位置とし、抜型1にセットできるようになる。
【0016】
これにより多数の成形体21が整列成形されたプラスチック成形シート20に
、抜型1のいずれかの打抜刃2と位置ずれが生じた成形体21が存在しても、そ
の部分を切り取りしないでも抜型1にセットでき切断が可能となり、切り取りロ
スが発生しないし、抜型1の打抜効率は100%とすることができる。また、多
数の成形体21が整列成形されたプラスチック成形シート20を、成形後放置す
ることなく抜型1にセットして切断することができるから、放置する間収納する
スペースも不要となる。さらに、多数の成形体21が整列成形されたプラスチッ
ク成形シート20は、出来るだけ多くの成形体21を成形した大きなプラスチッ
ク成形シート20で収縮率が大きくなっても、この抜型1によれば対応可能とな
るので、出来るだけ多くの成形体21を成形したプラスチック成形シート20を
形成し、生産性を高めることも出来る。
【0017】
なお、前記実施の形態は、この考案を制限するものではなく、この考案は要旨
を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、前記実施の形態では、1つの取付板3に2枚の打抜刃2が設けられて
いるが、これは単数でも3枚以上であってもよい。また、打抜刃2の形状も打抜
く成形体21に合せて形成するものであり任意である。また、前記実施の形態で
の多数の成形体21が整列成形されたプラスチック成形シート20の成形体21
は、カップ状の容器の場合であるが、この成形体21の形状も特定されるもので
はなく任意である。また、ネジ8の種類およびネジ止めする位置も特に特定され
ない。さらに、取付板3を遊動自在とする構成も、前記実施の形態に特定されな
い。
【0018】
以上詳細に説明した通り、この考案の打抜機用抜型によれば、次のような効果
を奏する。
(1)多数の成形体が整列成形されたプラスチック成形シートに、抜型のいず
れかの打抜刃と位置ずれが生じた成形体が存在しても、プラスチック成形シート
をセットすると、打抜刃が設けられている取付板がそれに対応して移動し位置を
調整することによって打抜刃の位置をずれた成形体と合致する位置とし、切断す
ることが出来る。
【0019】
(2)多数の成形体が整列成形されたプラスチック成形シートに、抜型のいず
れかの打抜刃と位置ずれが生じた成形体が存在しても、従来のようにその部分を
切り取りしないでも抜型にセットして切断が可能となる。従って、切り取りロス
が発生しないし、抜型の打抜効率は100%とすることができる。
【0020】
(3)多数の成形体が整列成形されたプラスチック成形シートを、成形後放置
して収縮の収まりを待つことなく、成形後抜型にセットして切断することができ
るから、放置する間の収納するスペースも不要となるし、時間的ロスもなくなる
ので作業効率も向上する。
【0021】
(4)出来るだけ多くの成形体を形成し、収縮率の大きくなった大きなプラス
チック成形シートでも対応可能なので、生産性を高めることができる。
【0022】
(5)抜型の打抜効率が100%で、出来るだけ多数の成形体を整列成形した
大きなプラスチック成形シートでも対応可能で生産性が高いので、打抜機の台数
は少なくても従来と同様の生産が可能となる。
【図1】この考案の実施の形態を示す抜型の説明斜視図
である。
である。
【図2】この考案の実施の形態を示す抜型の要部断面斜
視図である。
視図である。
【図3】この考案の実施の形態を示す抜型の要部断面図
である。
である。
【図4】従来の抜型を示す斜視図である。
【図5】従来の抜型の使用状態を説明する斜視図であ
る。
る。
【図6】従来の抜型の断面部分説明図である。
【図7】多数の成形体が整列成形されたプラスチック成
形シートの一例を示す斜視図である。
形シートの一例を示す斜視図である。
【図8】図7に示すプラスチック成形シートから成形体
を切断して形成する様子を説明する斜視図である。
を切断して形成する様子を説明する斜視図である。
1 抜型
2 打抜刃
3 取付板
4 バカ穴
5 樹脂板
5a 螺孔
6 基板
8 ネジ
Claims (2)
- 【請求項1】 単数または複数の打抜刃が取付板に固設
され、この取付板が基板に少しの範囲で遊動自在に取付
けられていることを特徴とする打抜機用抜型の構造。 - 【請求項2】 前記取付板には使用するネジの径より少
し大径のバカ穴が設けられ、取付板は、このバカ穴にネ
ジを挿通して基板上に設けた樹脂板にネジ止めすること
によってネジの径よりバカ穴の大径分の範囲において遊
動自在に取付けられることを特徴とする請求項1記載の
打抜機用抜型の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002005541U JP3092957U (ja) | 2002-09-02 | 2002-09-02 | 打抜機用抜型の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002005541U JP3092957U (ja) | 2002-09-02 | 2002-09-02 | 打抜機用抜型の構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3092957U true JP3092957U (ja) | 2003-04-11 |
Family
ID=43247006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002005541U Expired - Lifetime JP3092957U (ja) | 2002-09-02 | 2002-09-02 | 打抜機用抜型の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3092957U (ja) |
-
2002
- 2002-09-02 JP JP2002005541U patent/JP3092957U/ja not_active Expired - Lifetime
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