JP3093376U - ディジタルオーディオ機器 - Google Patents
ディジタルオーディオ機器Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】コスト高を招くことのない構成としながらも、
出力回路における信号伝送ラインからの放射ノイズを効
果的に低減することのできるディジタルオーディオ機器
を提供する。 【解決手段】信号処理回路3にケーブル11を介してそ
れぞれ接続された光信号生成回路7およびバッファ8
と、光信号生成回路7に光ファイバ12を介して接続さ
れた光学式ディジタル音声出力端子9と、バッファ8に
ディジタルオーディオ信号インターフェース4を介して
接続された同軸型ディジタル音声出力端子10とを備え
る。
出力回路における信号伝送ラインからの放射ノイズを効
果的に低減することのできるディジタルオーディオ機器
を提供する。 【解決手段】信号処理回路3にケーブル11を介してそ
れぞれ接続された光信号生成回路7およびバッファ8
と、光信号生成回路7に光ファイバ12を介して接続さ
れた光学式ディジタル音声出力端子9と、バッファ8に
ディジタルオーディオ信号インターフェース4を介して
接続された同軸型ディジタル音声出力端子10とを備え
る。
Description
【0001】
本考案は、デジタルオーディオディスクプレーヤのような同軸型および光学式
の双方のデジタル音声出力端子を有するディジタルオーディオ機器に関するもの
である。
【0002】
一般に、この種の従来のディジタルオーディオ機器には、図2に示すように、
光学式(オプティカル)ディジタル音声出力端子9と同軸型〔コアキシャル)デ
ィジタル音声出力端子10とを装備されており、これら両ディジタル音声出力端
子9,10には、例えば、AVアンプ、MDレコーダまたはオーディオビデオデ
ッキなどの外部ディジタル機器(図示せず)を接続できるようになっている。こ
の場合、光学式ディジタル音声出力端子9は光ケーブルを用いて外部ディジタル
機器に接続され、同軸型ディジタル音声出力端子10は同軸ケーブルを用いて外
部ディジタル機器に接続されるが、何れの場合も音声信号がディジタル信号とし
て信号伝送される。
【0003】
したがって、外部ディジタル機器では、これにアナログとディジタルの双方の
入力機能などが装備されている場合であっても、ディジタル信号を受けることに
よって信号経路を非常にシンプル化して接続できる。すなわち、ディジタルオー
ディオ機器と外部ディジタル機器とをアナログ接続する場合には、ディジタルオ
ーディオ機器においてD/Aコンバータでアナログ信号に変換し、外部ディジタ
ル機器においてA/Dコンバータで再度ディジタル信号に変換する必要があり、
信号が遠回りするだけでなく、変換回路系の精度や音質の問題が生じて不利とな
る上に、レベル調整が必要となるからである。
【0004】
図2はディジタルオーディオ機器における出力回路部分を示したものであり、
第1の回路基板1には、ディジタルオーディオディスクを再生したのち波形整形
したディジタル音声信号を復調するデコーダIC3が搭載され、第2の回路基板
2には、上記光学式ディジタル音声出力端子9および同軸型ディジタル音声出力
端子10の他に、デコーダIC3からの3Vの方形波からなるディジタル信号を
光信号として光ファイバ12を介し光学式ディジタル音声出力端子9に送出する
ための光信号生成用IC7と、上記3Vの方形波からなるディジタル信号を減衰
させて500mVのディジタル信号に変換したのちに同軸型ディジタル音声出力
端子10に出力するバッファ8とが搭載されている。上述の3Vおよび500m
Vの電圧は、EIJA規格に規定されているものである。
【0005】
上記両回路基板1,2は、コネクタ形態のディジタルオーディオ信号インター
フェース4を介して相互に接続されている。このディジタルオーディオ信号イン
ターフェース4としては、オーディオ信号の規格品であるSPDIFが用いられ
ている。デコーダIC3と上記インターフェース4との間並びにインタフェース
4と光信号生成用IC7およびバッファ8との各間は、太線で図示したケーブル
11によって接続されている。
【0006】
ところで、上記ディジタルオーディオ機器は、取り扱われるディジタル音声信
号が、オーディオ領域ではなく、6MHzまたは12MHzといった高周波、つ
まり電波として伝播可能な周波数領域であるため、近傍にセッティングされたア
ナログオーディオ系機器に対しディジタルノイズが悪影響を及ぼすおそれがある
。そこで、従来では、純アナログ・ソースを聴く場合にディジタルオーディオ機
器の電源をオフしたり、ディジタルオーディオ機器をアナログ系機器から離した
配置にセッティングするなどの工夫がなされている。また、従来では、放射ノイ
ズ(ラジエーション)の低減を図ったディジタルオーディオ機器も提案されてい
る(実用新案登録文献1参照)。
【0007】
【実用新案登録文献1】
特開平7−142952号公報
【0008】
しかしながら、図2に太線で図示したケーブル11は、3Vの比較的高圧で、
且つ高周波のディジタル音声信号を伝送することから、恰もアンテナの如く機能
して放射ノイズを輻射するものであるが、従来のディジタルオーディオ機器では
、デコーダIC3から出力回路の最終段の光信号生成用IC7およびバッファ8
までの全ての信号伝送ラインが止むなく上記ケーブル11によって接続されてい
るため、ケーブル11の総長が長くなり、このケーブル11の総長が長いのに伴
ってケーブル11からの放射ノイズの輻射量が大きくなっており、近傍にセッテ
ィングされている外部機器、例えばテレビジョン受像機に対してその表示画面に
デジタルノイズが入るなどの悪影響を及ぼす問題がある。ディジタル音声信号を
上記3Vの比較的高圧で出力回路の最終段まで伝送しているのは、光信号生成用
IC7を駆動して光信号を出力するのに高電圧が必要となるためである。
【0009】
上述のような問題に対して、上記実用新案登録文献1のディジタルオーディオ
機器は、グランドラインでのループ形成を排除して放射ノイズの低減を図ったも
のであるため、この技術は、上述の信号伝送ラインでの放射ノイズの低減化に活
用することができない。
【0010】
そこで、本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、コスト高を招く
ことのない構成としながらも、出力回路における信号伝送ラインからの放射ノイ
ズを効果的に低減することのできるディジタルオーディオ機器を提供することを
目的とするものである。
【0011】
上記目的を達成するために、請求項1に係る考案のディジタルオーディオ機器
の出力回路は、同軸ケーブルを介して外部ディジタル機器に接続される同軸型デ
ィジタル音声出力端子と、光ケーブルを介して外部ディジタル機器に接続される
光学式ディジタル音声出力端子とを備えたものにおいて、信号処理したディジタ
ル音声信号を出力するデコーダICと、このデコーダICにケーブルを介してそ
れぞれ接続された光信号生成用ICおよび減衰器とが搭載された第1の回路基板
と、前記同軸型ディジタル音声出力端子および光学式ディジタル音声出力端子と
が設けられた第2の回路基板と、前記第1および第2の両回路基板とを相互に接
続するコネクタ形態のデジタルオーディオ信号インターフェースとを備えてなり
、前記減衰器が前記ディジタルオーディオ信号インターフェースを介して前記同
軸型ディジタル音声出力端子に接続されているとともに、前記光信号生成用IC
が光ファイバを介して前記光学式ディジタル音声出力端子に接続されていること
を特徴としている。
【0012】
このディジタルオーディオ機器では、デコーダICで信号処理して出力される
比較的高圧のデジタル音声信号を、そのまま光信号生成用ICに入力して光信号
に変換し、且つ減衰器で比較的低圧のディジタル音声信号に変換するので、ケー
ブルによる高圧側信号伝送ラインは、デコーダICと光信号生成用ICおよび減
衰器との各間のみであって、大幅に短縮できる。そのため、恰もアンテナとして
機能するケーブルによる高圧側信号伝送ラインが大幅に短縮された分だけ放射ノ
イズの発生が大幅に低減するから、近傍にセッティングされた外部機器に対する
放射ノイズの悪影響を殆ど除外できる。また、このディジタルオーディオ機器は
、従来と同様の構成要素を用いて、それら構成要素の配置を変更するだけでよい
ので、コスト高を招くことがない。
【0013】
また、請求項2に係る考案のディジタルオーディオ機器は、信号処理回路にケ
ーブルを介してそれぞれ接続された光信号生成回路およびバッファと、前記光信
号生成回路に光ファイバを介して接続された光学式ディジタル音声出力端子と、
前記バッファにデジタルオーディオ信号インターフェースを介して接続された同
軸型ディジタル音声出力端子と、を備えていることを特徴としている。
【0014】
この構成によれば、ケーブルによる高圧側信号伝送ラインは、信号処理回路と
光信号生成回路およびバッファとの各間のみであって、大幅に短縮できるから、
恰もアンテナとして機能するケーブルによる高圧側信号伝送ラインが大幅に短縮
された分だけ放射ノイズの発生が大幅に低減するので、近傍にセッティングされ
た外部機器に対する放射ノイズの悪影響を殆ど除外できる。また、このディジタ
ルオーディオ機器は、従来と同様の構成要素を用いて、それら構成要素の配置を
変更するだけでよいので、コスト高を招くことがない。
【0015】
また、請求項3に係る考案のディジタルオーディオ機器は、信号処理回路にケ
ーブルを介して接続されたバッファと、前記バッファにデジタルオーディオ信号
インターフェースを介して接続された同軸型ディジタル音声出力端子と、前記信
号処理回路に内蔵された光信号生成回路に光ファイバを介して接続された光学式
ディジタル音声出力端子と、を備えていることを特徴としている。
【0016】
この構成によれば、ケーブルによる高圧側信号伝送ラインが、デコーダICと
バッファとの間のみとなり、放射ノイズの発生をさらに低減することができると
ともに、構成を簡素化してコストダウンを図ることもできる。
【0017】
また、請求項4に係る考案のディジタルオーディオ機器は、請求項2または3
に係る考案において、少なくとも前記信号処理回路およびバッファが第1の回路
基板に搭載され、前記同軸型デジタル音声出力端子および前記光学式ディジタル
音声出力端子が第2の回路基板に設けられ、前記第1および第2の両回路基板が
ディジタルオーディオ信号インターフェースを介して相互に接続された構成を有
している。この構成によれば、EIJA規格およびディジタルオーディオ信号の
規格に合致する構成とすることができる。
【0018】
以下、本考案の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本考案の一実施の形態に係るディジタルオーディオ機器における出力
回路部分を示したブロック構成図であり、同図において、説明を簡略化して理解
を容易にするために、図2と同一若しくは同等のものには同一の符号を付して、
重複する説明を省略する。
【0019】
このディジタルオーディオ機器は、図1と図2との比較から明らかなように、
従来と同様の構成要素を用いて、これら構成要素の配置を変更しただけであり、
したがって、コスト高を招くことがないものである。すなわち、上記ディジタル
オーディオ機器は、従来において第2の回路基板2に搭載されていた光信号生成
用IC7およびバッファ(減衰器)8を第2の回路基板2にそれぞれ移載して、
これら光信号生成用IC7およびバッファ8が、信号処理回路としてのデコーダ
IC3にケーブル11を介して直接的に接続されており、第1の回路基板1に移
載した光信号生成用IC7と第2の回路基板2の光学式ディジタル音声出力端子
9とは光ファイバ12によって接続されている。
【0020】
上記ディジタルオーディオ機器では、デコーダIC3で信号処理して出力され
る、比較的高圧の3Vの方形波からなるデジタル音声信号を、そのまま光信号生
成用IC7に入力して光信号に変換し、且つバッファ8で比較的低圧の500m
Vのディジタル音声信号に変換しているから、太線で図示した、ケーブル11に
よる3Vの高圧側信号伝送ラインは、デコーダIC3と光信号生成用IC7およ
びバッファ8との各間のみであって、大幅に短縮されている。すなわち、このデ
ィジタルオーディオ機器は、恰もアンテナとして機能するケーブル11による信
号伝送ラインが大幅に短縮されているから、その長さが短縮された分だけ放射ノ
イズの発生を大幅に低減することができ、近傍にセッティングされた外部機器に
対する放射ノイズの悪影響を殆ど除外できる。
【0021】
また、第1の回路基板1の光信号生成用IC7と第2の回路基板2の光学式デ
ィジタル音声出力端子9とは光ファイバ12で接続されているが、この光ファイ
バ12を用いた光デジタル伝送は、光ファイバ12が導体でないから、デジタル
ノイズの輻射が発生するおそれがなく、電気的にアイソレートされる利点もある
。一方、バッファ8からディジタルオーディオ信号インターフェース4を介して
同軸型ディジタル音声出力端子10に至る信号伝送ラインは、従来に比較して長
くなるが、この信号伝送ラインは、3Vの方形波をバッファ8で変換した500
mVの低圧の方形波のディジタル音声信号が伝送されるので、放射ノイズが発生
するおそれがない。
【0022】
また、上記ディジタルオーディオ機器では、仮想線で図示するように、光信号
生成用IC9をデコーダIC3に内蔵するように組み込むことが容易であり、そ
のような構成とした場合には、ケーブル11による3Vの高圧側信号伝送ライン
が、デコーダIC3とバッファ8との間のみとなり、放射ノイズの発生をさらに
低減することができるとともに、構成を簡素化してコストダウンを図ることもで
きる。
【0023】
以上のように、本考案のディジタルオーディオ機器によれば、信号処理回路に
ケーブルを介して光信号生成回路およびバッファをそれぞれ直接的に接続する構
成としたので、ケーブルによる高圧側信号伝送ラインは、信号処理回路と光信号
生成回路およびバッファとの各間のみであって、大幅に短縮できるから、恰もア
ンテナとして機能するケーブルによる高圧側信号伝送ラインが大幅に短縮された
分だけ放射ノイズの発生が大幅に低減するので、近傍にセッティングされた外部
機器に対する放射ノイズの悪影響を殆ど除外できる。また、このディジタルオー
ディオ機器は、従来と同様の構成要素を用いて、それら構成要素の配置を変更す
るだけでよいので、コスト高を招くことがない。
【図1】本考案の一実施の形態に係るディジタルオーデ
ィオ機器における出力回路部分を示すブロック構成図で
ある。
ィオ機器における出力回路部分を示すブロック構成図で
ある。
【図2】従来のディジタルオーディオ機器における出力
回路部分を示すブロック構成図である。
回路部分を示すブロック構成図である。
1 第1の回路基板
2 第2の回路基板
3 デコーダIC(信号処理回路)
4 ディジタルオーディオ信号インターフェース
7 光信号生成用IC(光信号生成回路)
8 バッファ(減衰器)
9 光学式ディジタル音声出力端子
10 同軸型ディジタル音声出力端子
11 ケーブル
12 光ファイバ
Claims (4)
- 【請求項1】 同軸ケーブルを介して外部ディジタル機
器に接続される同軸型ディジタル音声出力端子と、光ケ
ーブルを介して外部ディジタル機器に接続される光学式
ディジタル音声出力端子とを備えたディジタルオーディ
オ機器の出力回路において、 信号処理したディジタル音声信号を出力するデコーダI
Cと、このデコーダICにケーブルを介してそれぞれ接
続された光信号生成用ICおよび減衰器とが搭載された
第1の回路基板と、 前記同軸型ディジタル音声出力端子および光学式ディジ
タル音声出力端子が設けられた第2の回路基板と、 前記第1および第2の両回路基板とを相互に接続するコ
ネクタ形態のデジタルオーディオ信号インターフェース
とを備えてなり、 前記減衰器が前記ディジタルオーディオ信号インターフ
ェースを介して前記同軸型ディジタル音声出力端子に接
続されているとともに、前記光信号生成用ICが光ファ
イバを介して前記光学式ディジタル音声出力端子に接続
されていることを特徴とするディジタルオーディオ機器
の出力回路。 - 【請求項2】 信号処理回路にケーブルを介してそれぞ
れ接続された光信号生成回路およびバッファと、 前記光信号生成回路に光ファイバを介して接続された光
学式ディジタル音声出力端子と、 前記バッファにデジタルオーディオ信号インターフェー
スを介して接続された同軸型ディジタル音声出力端子
と、 を備えていることを特徴とするディジタルオーディオ機
器。 - 【請求項3】 信号処理回路にケーブルを介して接続さ
れたバッファと、 前記バッファにデジタルオーディオ信号インターフェー
スを介して接続された同軸型ディジタル音声出力端子
と、 前記信号処理回路に内蔵された光信号生成回路に光ファ
イバを介して接続された光学式ディジタル音声出力端子
と、 を備えていることを特徴とするディジタルオーディオ機
器。 - 【請求項4】 少なくとも前記信号処理回路および前記
バッファ第1の回路基板に搭載され、前記同軸型デジタ
ル音声出力端子および前記光学式ディジタル音声出力端
子が第2の回路基板に設けられ、前記第1および第2の
両回路基板がディジタルオーディオ信号インターフェー
スを介して相互に接続されている請求項2または3に記
載のディジタルオーディオ機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002006471U JP3093376U (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | ディジタルオーディオ機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002006471U JP3093376U (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | ディジタルオーディオ機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3093376U true JP3093376U (ja) | 2003-05-09 |
Family
ID=43247405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002006471U Expired - Fee Related JP3093376U (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | ディジタルオーディオ機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3093376U (ja) |
-
2002
- 2002-10-11 JP JP2002006471U patent/JP3093376U/ja not_active Expired - Fee Related
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