JP3097128B2 - インクジェットプリンタヘッド - Google Patents
インクジェットプリンタヘッドInfo
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Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はインクジェット記録装置に係わるもので、特
にインク中に於て振動素子を駆動し、その圧力でノズル
オリフィスよりインクを吐出させて印字を行うインクジ
ェットプリンタヘッドに関する。
にインク中に於て振動素子を駆動し、その圧力でノズル
オリフィスよりインクを吐出させて印字を行うインクジ
ェットプリンタヘッドに関する。
[従来の技術] 従来、例えば特開平1−186329号公報に示されるよう
にこの種の印字機構は圧力発生振動を起こす為の振動素
子として、梁状圧電素子の少なくとも片面に伸縮拘束部
材を接合し、その圧電素子の振動方向にノズルオリフィ
スを僅かな間隙を隔てて配置していた。
にこの種の印字機構は圧力発生振動を起こす為の振動素
子として、梁状圧電素子の少なくとも片面に伸縮拘束部
材を接合し、その圧電素子の振動方向にノズルオリフィ
スを僅かな間隙を隔てて配置していた。
[発明が解決しようとする課題] 前述の従来技術では印字密度、印字速度、印加電圧等
の制限から、振動素子の形状が制約され、その結果圧力
発生振動の振幅が微少になり、ノズルオリフィスとの間
隙を微少且つ高精度に保つ必要性があった。しかし振動
素子が片持ち梁形状であるため、その先端は、ばらつき
易く、ノズルオリフィスとの間隙を微少且つ高精度に保
つ事が困難であるという問題があった。さらに、振動素
子が振動中、ノズルオリフィスを形成しているノズルプ
レートに接すると、その脆性から、破壊につながるとい
う問題点も有し、安定したインク吐出特性を有するイン
クジェットヘッドの提供が困難であった。
の制限から、振動素子の形状が制約され、その結果圧力
発生振動の振幅が微少になり、ノズルオリフィスとの間
隙を微少且つ高精度に保つ必要性があった。しかし振動
素子が片持ち梁形状であるため、その先端は、ばらつき
易く、ノズルオリフィスとの間隙を微少且つ高精度に保
つ事が困難であるという問題があった。さらに、振動素
子が振動中、ノズルオリフィスを形成しているノズルプ
レートに接すると、その脆性から、破壊につながるとい
う問題点も有し、安定したインク吐出特性を有するイン
クジェットヘッドの提供が困難であった。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、
その目的とする所は、振動素子に設けた溝にインクを充
填させて、振動圧力発生により、溝方向にインク吐出す
る事で、ノズルオリフィスを形成しているノズルプレー
トと振動素子の振動方向とを平行とし、振動素子が振動
中にノズルプレートに接する事を無くするとともに、振
動素子とノズルオリフィスとの、僅かな隙間を、高精度
に保つ事ができるようにして、安定したインク吐出特性
を有するインクジェットプリンタヘッドを提供する事に
ある。
その目的とする所は、振動素子に設けた溝にインクを充
填させて、振動圧力発生により、溝方向にインク吐出す
る事で、ノズルオリフィスを形成しているノズルプレー
トと振動素子の振動方向とを平行とし、振動素子が振動
中にノズルプレートに接する事を無くするとともに、振
動素子とノズルオリフィスとの、僅かな隙間を、高精度
に保つ事ができるようにして、安定したインク吐出特性
を有するインクジェットプリンタヘッドを提供する事に
ある。
[課題を解決するための手段] 上記技術的課題を解決するため、本発明は、ノズルオ
リフィスを有するノズルプレートと、前記ノズルオリフ
ィスに対応して溝部が形成された振動素子と、該振動素
子の溝部側を接合した基板とを有し、前記溝部が形成さ
れた振動素子のノズルプレート側端面と、前記ノズルプ
レートは間隙をおいて対向していることを特徴とする。
リフィスを有するノズルプレートと、前記ノズルオリフ
ィスに対応して溝部が形成された振動素子と、該振動素
子の溝部側を接合した基板とを有し、前記溝部が形成さ
れた振動素子のノズルプレート側端面と、前記ノズルプ
レートは間隙をおいて対向していることを特徴とする。
また、前記ノズルプレートに凹部が形成されているこ
とを特徴とする。
とを特徴とする。
[作用] インク中で駆動させられる振動素子に溝を設け、その
溝を有する面に基板を接合し、長孔を形成する事から、
振動素子に駆動電圧が印加されると、振動素子の溝底面
と基板の間隔が振動によって伸縮する。したがって、振
動素子の溝にインクが充填された状態で、振動素子が振
動すると、圧力の発生によって、インクは溝の開放面方
向に逃げ、溝の開放面から吐出する事になる。そして、
振動素子の溝の一開放面にノズルオリフィスが対向して
いる事から、前記インク吐出によってノズルオリフィス
よりインク滴が整形され吐出する。
溝を有する面に基板を接合し、長孔を形成する事から、
振動素子に駆動電圧が印加されると、振動素子の溝底面
と基板の間隔が振動によって伸縮する。したがって、振
動素子の溝にインクが充填された状態で、振動素子が振
動すると、圧力の発生によって、インクは溝の開放面方
向に逃げ、溝の開放面から吐出する事になる。そして、
振動素子の溝の一開放面にノズルオリフィスが対向して
いる事から、前記インク吐出によってノズルオリフィス
よりインク滴が整形され吐出する。
またノズルプレートと振動素子の振動方向とが平行と
なるので、僅かな隙間さえあれば、振動素子が振動中ノ
ズルプレートに接する事は無く、接触によって振動素子
の破壊につながる事が無い。
なるので、僅かな隙間さえあれば、振動素子が振動中ノ
ズルプレートに接する事は無く、接触によって振動素子
の破壊につながる事が無い。
さらに振動素子の一面が基板に接合されている事か
ら、製造中工程中でラッピングするなどして、片持ち梁
状の振動素子と比較して、容易に、ノズルプレートと対
向する面を加工でき、僅かな隙間を高精度に保つ事がで
きる。
ら、製造中工程中でラッピングするなどして、片持ち梁
状の振動素子と比較して、容易に、ノズルプレートと対
向する面を加工でき、僅かな隙間を高精度に保つ事がで
きる。
[実施例] 以下本発明のインクジェットプリンタヘッドの構造及
び特徴を図面に従って説明する。
び特徴を図面に従って説明する。
第1図は本発明によるインクジェットプリンタヘッド
の一実施例を示す断面図で、第2図は第1図におけるII
−II視図であり、複数のノズルオリフィスが形成されて
いる。1は振動素子としての角柱形積層圧電素子であ
り、溝1aが形成されている。角柱形積層圧電素子1の、
溝1aを有する面1cは、基板としてのセラミック基板2、
あるいはセラミック基板2に形成されたCOM電極2a及びS
EG電極2bの導電パターンに接合されている。つまり振動
素子と基板が接合され、接合境界面側の振動素子に溝が
設けられている。そして角柱形積層圧電素子各々の電極
から導電パターン2a、2bへと配線されている。3はベー
スで、側面視でロ形をしている。ベース3の内周面3aに
は、前記セラミック基板2の下面2cが接合されている。
また、角柱形積層圧電素子1の前面1bとセラミック基板
2の前面2d及びベース3の前面3bは同一面状に形成され
ている(ラッピング等で容易に同一面とする事ができ
る)。4はノズルプレートであり、ノズルオリフィス4a
が形成されている。ノズルオリフィス4aは角柱形積層圧
電素子1の溝1aに対向している。ノズルプレート4の内
側周辺部4bはベース3の前面3bに接合されている。この
内側周辺部4bは内方に突起して、スペーサーの役割を果
たしており、角柱形積層圧電素子1の前面1bとノズルオ
リフィス4bとの間に僅かな隙間cを保持している。5は
インクでベース3に形成されたインク供給用の孔3dから
供給される。6はシール部材で、シリコン系の接着剤に
よってインク漏れ防止の目的でベース3のロ形端面に充
填されている。7はインク吐出バランス板で、絶縁体か
らなり、角柱形積層圧電素子1の溝1aに隙間を保持して
セラミック基板2に接合されている。8は角柱形積層圧
電素子1の振動方向を示す矢印である。
の一実施例を示す断面図で、第2図は第1図におけるII
−II視図であり、複数のノズルオリフィスが形成されて
いる。1は振動素子としての角柱形積層圧電素子であ
り、溝1aが形成されている。角柱形積層圧電素子1の、
溝1aを有する面1cは、基板としてのセラミック基板2、
あるいはセラミック基板2に形成されたCOM電極2a及びS
EG電極2bの導電パターンに接合されている。つまり振動
素子と基板が接合され、接合境界面側の振動素子に溝が
設けられている。そして角柱形積層圧電素子各々の電極
から導電パターン2a、2bへと配線されている。3はベー
スで、側面視でロ形をしている。ベース3の内周面3aに
は、前記セラミック基板2の下面2cが接合されている。
また、角柱形積層圧電素子1の前面1bとセラミック基板
2の前面2d及びベース3の前面3bは同一面状に形成され
ている(ラッピング等で容易に同一面とする事ができ
る)。4はノズルプレートであり、ノズルオリフィス4a
が形成されている。ノズルオリフィス4aは角柱形積層圧
電素子1の溝1aに対向している。ノズルプレート4の内
側周辺部4bはベース3の前面3bに接合されている。この
内側周辺部4bは内方に突起して、スペーサーの役割を果
たしており、角柱形積層圧電素子1の前面1bとノズルオ
リフィス4bとの間に僅かな隙間cを保持している。5は
インクでベース3に形成されたインク供給用の孔3dから
供給される。6はシール部材で、シリコン系の接着剤に
よってインク漏れ防止の目的でベース3のロ形端面に充
填されている。7はインク吐出バランス板で、絶縁体か
らなり、角柱形積層圧電素子1の溝1aに隙間を保持して
セラミック基板2に接合されている。8は角柱形積層圧
電素子1の振動方向を示す矢印である。
上記構成に於て、角柱形積層圧電素子1にパルスが印
加されると、立ち上がりパルスで角柱形積層圧電素子1
が伸びる圧電素子だとすると、角柱形積層圧電素子圧電
素子1の、基板に接合されていない側1d(以下振動部と
いう)が急峻に伸びて、インク吐出バランス板7との隙
間が広がりインク5で充填される。
加されると、立ち上がりパルスで角柱形積層圧電素子1
が伸びる圧電素子だとすると、角柱形積層圧電素子圧電
素子1の、基板に接合されていない側1d(以下振動部と
いう)が急峻に伸びて、インク吐出バランス板7との隙
間が広がりインク5で充填される。
次いで立ち下がりパルスが印加されると、角柱形積層
圧電素子1の伸びが縮みへと反転し、インク吐出バラン
ス板7との隙間が狭まる。これにより角柱形積層圧電素
子圧電素子1の振動部1dとインク吐出バランス板7との
隙間に充填されていたインク5は溝1aの両開放面1e、1f
方向に逃げる事になる。そして、ノズルオリフィス4a
は、溝の一開放面1eからのインクの逃げを受け、インク
滴を整形して吐出する。
圧電素子1の伸びが縮みへと反転し、インク吐出バラン
ス板7との隙間が狭まる。これにより角柱形積層圧電素
子圧電素子1の振動部1dとインク吐出バランス板7との
隙間に充填されていたインク5は溝1aの両開放面1e、1f
方向に逃げる事になる。そして、ノズルオリフィス4a
は、溝の一開放面1eからのインクの逃げを受け、インク
滴を整形して吐出する。
第3図は、第2図の複数のノズルオリフィスを設けた
場合の角柱形積層振動素子1への溝形成の一製造工程図
であり、第3図を用いて角柱形積層振動素子1への溝形
成方法を説明する。(a)は初期状態を示し、スライサ
ー等の研削装置を用いて、角柱形積層振動素子1へ複数
の溝を形成する((b)の状態)。次にセラミック基板
2へ角柱形積層振動素子1を接合する((c)から
(d)の状態)。さらに奇数列の溝に対応させて角柱形
積層振動素子1を切削して、複数に分離する((e)の
状態)。以上の工程で、第2図における角柱形積層振動
素子1の形状が複数形成できる。
場合の角柱形積層振動素子1への溝形成の一製造工程図
であり、第3図を用いて角柱形積層振動素子1への溝形
成方法を説明する。(a)は初期状態を示し、スライサ
ー等の研削装置を用いて、角柱形積層振動素子1へ複数
の溝を形成する((b)の状態)。次にセラミック基板
2へ角柱形積層振動素子1を接合する((c)から
(d)の状態)。さらに奇数列の溝に対応させて角柱形
積層振動素子1を切削して、複数に分離する((e)の
状態)。以上の工程で、第2図における角柱形積層振動
素子1の形状が複数形成できる。
また、本実施例によれば、ノズルプレート4と角柱形
積層圧電素子1の振動方向8が平行なので、僅かな隙間
cさえあれば、角柱形積層圧電素子1が振動中、ノズル
プレート4に接する事は無く、接触によって角柱形積層
圧電素子1が破壊につながる事は無い。また、角柱形積
層圧電素子1は角柱状であり、その一面1cが基板2に接
合されている事から、高剛性で、製造中工程中でラッピ
ングするなどして、片持ち梁状の圧電素子に比較して、
容易に、ベース3の前面3b及び基板の前面2dと同一面に
加工でき、僅かな隙間cを高精度に保つ事ができる。
積層圧電素子1の振動方向8が平行なので、僅かな隙間
cさえあれば、角柱形積層圧電素子1が振動中、ノズル
プレート4に接する事は無く、接触によって角柱形積層
圧電素子1が破壊につながる事は無い。また、角柱形積
層圧電素子1は角柱状であり、その一面1cが基板2に接
合されている事から、高剛性で、製造中工程中でラッピ
ングするなどして、片持ち梁状の圧電素子に比較して、
容易に、ベース3の前面3b及び基板の前面2dと同一面に
加工でき、僅かな隙間cを高精度に保つ事ができる。
[発明の効果] 本発明によると、ノズルプレートと振動素子との間に
間隙が設けられたことにより振動素子がノズルプレート
に接触することがないため振動素子の破壊を防止するこ
とができる。また、ノズルプレートの凹状部を通じて加
圧されたインクが吐出されるのでインク抵抗の均一化が
可能で安定したインク吐出特性を得られる等の効果を奏
する。
間隙が設けられたことにより振動素子がノズルプレート
に接触することがないため振動素子の破壊を防止するこ
とができる。また、ノズルプレートの凹状部を通じて加
圧されたインクが吐出されるのでインク抵抗の均一化が
可能で安定したインク吐出特性を得られる等の効果を奏
する。
第1図は本発明に係わるインクジェットプリンタヘッド
の一実施例を示す断面図、第2図は第1図におけるII−
II視図であり、第3図は、角柱形積層振動素子1への溝
形成の一製造工程図である。 1……振動素子(角柱積層圧電素子) 1a……溝 2……基板(セラミック基板) 3……ベース 4……ノズルプレート 4a……ノズルオリフィス 5……インク 6……シール部材(シリコン接着剤) 7……インク吐出バランス板 8……角柱形積層圧電素子の振動方向
の一実施例を示す断面図、第2図は第1図におけるII−
II視図であり、第3図は、角柱形積層振動素子1への溝
形成の一製造工程図である。 1……振動素子(角柱積層圧電素子) 1a……溝 2……基板(セラミック基板) 3……ベース 4……ノズルプレート 4a……ノズルオリフィス 5……インク 6……シール部材(シリコン接着剤) 7……インク吐出バランス板 8……角柱形積層圧電素子の振動方向
Claims (2)
- 【請求項1】ノズルオリフィスを有するノズルプレート
と、 前記ノズルオリフィスに対応して溝部が形成された振動
素子と、 該振動素子を固定する基板とを有し、 前記振動素子のノズルプレート側端面と、前記ノズルプ
レートは間隙をおいて対向し、 前記振動素子は前記ノズルプレートと平行に変位するこ
とでインクを吐出することを特徴とするインクジェット
プリンタヘッド。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載のインクジェ
ットプリンタヘッドがさらにインク吐出バランス板を有
することを特徴とするインクジェットプリンタヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31543690A JP3097128B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | インクジェットプリンタヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31543690A JP3097128B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | インクジェットプリンタヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04185446A JPH04185446A (ja) | 1992-07-02 |
| JP3097128B2 true JP3097128B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=18065354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31543690A Expired - Fee Related JP3097128B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | インクジェットプリンタヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3097128B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101063450B1 (ko) * | 2009-01-21 | 2011-09-08 | 삼성전기주식회사 | 잉크젯 헤드 제조방법 |
| KR20100104730A (ko) * | 2009-03-19 | 2010-09-29 | 삼성전기주식회사 | 잉크젯 헤드 제조방법 |
-
1990
- 1990-11-20 JP JP31543690A patent/JP3097128B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04185446A (ja) | 1992-07-02 |
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