JP3100013U - 額縁及び写真収容アルバム - Google Patents

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Abstract

  【課題】 常時は写真を写真収容アルバムに収容して見ることができ、特別な行事等の際には、かかる写真収容アルバムを簡単に額縁に納めることができる額縁を提供する。
  【解決手段】 額縁10のフレームと、このフレームに装着された表面部と、この表面部に対向して設けられた背面部と、を有し、額縁10に写真収容アルバム20を設置する凸状のアルバム設置部を、フレームから突出した状態で額縁10の裏面側に備えてなることを特徴とする。
【選択図】     図1

Description

 本考案は、写真を飾るための額縁及び写真収容アルバムに関し、特に、常時は写真を写真収容アルバムに収容して見ることができ、特別な行事等の際には、かかる写真収容アルバムを簡単に額縁に納めることができる額縁に関するものである。
 従来より、出生・記念行事(七五三、入学式、卒業式等)といった際には、写真を撮影して記念として残すことが行われている。
 そして、この撮影した写真は、昔は家の居間や座敷に額縁に収容して飾られることが多かったが、近年では、住宅環境の変化から額縁に収容して飾るということは行われずに、写真を収容する写真収容アルバムに収容されて、必要なときに取り出して見て過去を顧みるということが一般的になってきている。
 例えば、葬儀の際には、故人を偲ぶために遺影が飾られることが多く、この遺影は、額縁に納められて祭壇等に設置される。ここで、遺影が納められる額縁は、一般に葬儀業者より買い取る形で提供されるので、額縁と遺影の所有者は葬儀依頼者になる。
 葬儀依頼者は、従来より、遺影が納められた額縁を自宅の座敷に飾ることによって、葬儀後も故人を偲び奉ることが風習として行われている。
 このような遺影を納めるための額縁の一例が特許文献1(特開平7−298967号公報)に開示されている。特許文献1に開示されるような一般に用いられる遺影額は、図6に示すように、額縁10のフレーム12と、このフレーム12に装着された透明ガラス14と、この透明ガラス14に対向して設けられた背面蓋16と、を有し、透明ガラス14と背面蓋16との間に遺影写真を介挿し(符号18)、透明ガラス14と背面蓋16との押圧により遺影写真を保持するものである。
 しかしながら、葬儀の際に祭壇等に飾られる遺影写真が収められた額縁については、近年、自宅の座敷に飾ることによって葬儀後も故人を偲び奉るという風習が崩れてきており、葬儀後は、押入や物置等にしまわれることが多くなっている。
 特に、一戸建て住宅が少ない都市部では、分譲マンション・賃貸マンションに住む人の割合が高く、かかるマンションの使用上、壁に螺子穴・釘穴を開けて額縁を設置するということが禁止されていることから、葬儀終了後は、遺影が納められた額縁を部屋に飾らずに、そのまま押入や物置等にしまうしかないというのが、実情である。また、自己所有の分譲マンションであっても、その全てが居住空間として使用される程スペース的に余裕がなく、遺影を飾ることが行われていないというのが、実情である。
 このように、実際には、葬儀のためだけにしか遺影額は用いられずに、そのためだけに葬儀依頼者は高価な額縁を購入しては、以後は不必要なものとして取り扱われる傾向になっており、その遺影額を用いて故人を偲び奉るという風習が崩れてきている。
 本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、常時は写真を写真収容アルバムに収容して見ることができ、特別な行事等の際には、かかる写真収容アルバムを簡単に額縁に納めることができる額縁を提供することにある。
 特に、葬儀の際に有効活用することのできる額縁を提供するとともに、葬儀後においても容易に故人の遺影を見て、故人を偲び奉ることが可能な写真収容アルバムを提供することにある。
 以上のような課題を解決するために、本考案は、額縁のフレームと、このフレームに装着された表面部と、この表面部に対向して設けられた背面部と、を有し、額縁に写真収容アルバムを設置する凸状のアルバム設置部を、フレームから突出した状態で額縁の裏面側に備えてなることを特徴とする。
 より具体的には、本考案は、以下のものを提供する。
 (1) 写真が収容される写真収容アルバムを設置する額縁であって、額縁のフレームと、前記フレームに装着された表面部と、前記表面部に対向して設けられた背面部と、を有し、前記表面部と前記背面部との間に前記写真収容アルバムを設置するアルバム設置部を備えてなることを特徴とする額縁。
 本考案によれば、額縁の表面部と背面部との間にアルバム設置部を備えてなることとしたから、アルバムをそのまま額縁のアルバム設置部に設置することができるので、アルバムから写真を取り出して写真のみを設置するという煩雑な作業を行わなくて済み、写真を簡単に額縁に納めることができる。
 また、額縁に写真を設置する際には、写真が斜めにならないように、上下左右正しく配置したりと、その作業が煩雑で大変であったが、本考案によれば、写真収容アルバムに収容された写真を設置するのみで写真自体の配置を特段気にせずとも、正しく設置することができる。特に、額縁に写真を設置する際には、写真に指紋が付かないように写真の裏面や側面を扱って作業を行うなどの細心の注意を払う必要があったが、本考案によれば、写真自体を扱うことなく写真収容アルバムを扱って額縁のアルバム設置部に設置することができるので、かかる注意を払う必要はなくなる。
 (2) 前記アルバム設置部は、前記フレームから突出した凸形状によって形成されていることを特徴とする額縁。
 本考案によれば、アルバム設置部が、額縁の背面側に位置するフレームから突出した凸形状によって形成されているので、凸形状のアルバム設置部の凸部の幅を必要最小限に抑えることで、額縁自体の重量が増大することを防止することができる。
 すなわち、額縁に写真収容アルバムを設置するためには、従来の写真のみを設置する額縁に比べて、相当の厚みを額縁に持たせる必要があるが、単純に額縁自体を厚く形成するのではなく、フレームに凸形状のアルバム設置部を形成することによって、最小限の重さを持つ額縁を構成することができる。
 (3) 写真が収容される写真収容アルバムを設置する額縁であって、額縁のフレームと、前記フレームに装着された表面部と、前記表面部に対向して設けられた背面部と、を有し、前記表面部と前記背面部との間に前記写真収容アルバムを設置するアルバム設置部を備えてなる額縁であって、前記フレーム上に前記写真収容アルバムを設置するためのアルバム枠を固着して凸状のアルバム設置部を形成したことを特徴とする額縁。
 本考案によれば、従来より存在する額縁のフレーム上に、写真収容アルバムを設置するためのアルバム枠を固着して凸状のアルバム設置部を形成したことから、簡易な構成で写真収容アルバムを設置することができる額縁を提供することができる。
 (4) 表表紙と裏表紙とからなる表紙部材と、前記表紙部材に装着され、当該表紙部材との間に写真を収容する主収容部が設けられる台紙部材と、を有し、前記表紙部材は、表表紙と裏表紙とが一体形成されている写真収容アルバムであって、前記表紙部材の表表紙裏面には、複数の写真を個別に収容する副収容部が設けられていることを特徴とする写真収容アルバム。
 本考案によれば、主収容部の他に、表紙部材の表表紙裏面には副収容部が設けられていることから、主収容部にメインとなる写真を収容して、副収容部に様々な場面での写真を収容することによって、一枚の写真収容アルバムのみで様々な過去を顧みることができる。
 特に、主収容部に遺影写真を、副収容部に故人の思い出の写真を、それぞれ収容することによって、故人を偲ぶことができる。従来は1枚の遺影写真のみを飾ることによって故人を偲んでいたが、本考案の写真収容アルバムによれば、複数枚の故人の写真をアルバムに収容していつでも見ることができるようにしておくことで、より故人を偲び奉ることが可能となる。
 (5) 前記台紙部材の上部両肩には、リボンが設けられていることを特徴とする写真収容アルバム。
 本考案によれば、台紙部材の上部両肩にリボンを設けることによって、写真収容アルバムに収容されている写真を飾るものとして、また、額縁に写真収容アルバムを設置する際の額縁の飾りとして、リボンを活用することができる。
 かかるリボンは額縁の写真の内容に応じて、所定の色リボンが設けられていてもよい。例えば、遺影写真を飾る際には黒リボン、誕生日を祝う写真を飾る際にはピンクのリボン、などである。
 (6) 前記主収容部には、写真を保護する無反射部材が介挿されていることを特徴とする写真収容アルバム。
 本考案によれば、主収容部に無反射部材が介挿されていることによって、かかる写真収容アルバムに収容された写真を直に見た際には、周囲の光(蛍光灯や太陽光)によって、写真が見えにくくなるのを防止することができる。加えて、かかる写真収容アルバムを額縁に設置した際にも、同様に、周囲の光(蛍光灯や太陽光)によって、写真が見えにくくなるのを防止することができる。
 以上説明したように、本考案によれば、常時は写真を写真収容アルバムに収容して見ることができ、特別な行事等の際には、かかる写真収容アルバムを簡単に額縁に納めることができる。
 以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
 図1は、本考案の実施の形態に係る額縁10及び写真収容アルバム20について説明するための図である。
 本考案の実施の形態に係る額縁10及び写真収容アルバム20は、図1(a)に示すように、額縁10の中に写真収容アルバム20を設置することができる。額縁10に設置された写真収容アルバム20は、額縁10から取り出して通常のアルバムとして用いることができる(図1(b))。
 例えば、葬儀においては、遺影写真が収容された写真収容アルバム20がそのまま額縁10の中に納まり、かかる額縁10を違和感なく祭壇に飾ることができる(図1(a))。そして、葬儀後は写真収容アルバム部分を額縁から外し、写真収容アルバム20を遺影アルバムとして使えるように工夫されている(図1(b))。
 以下、額縁10及び写真収容アルバム20の各構成について説明する。
[額縁]
 図2は、本考案の実施の形態に係る額縁10を示す図であり、図2(a)は、額縁10の正面図、図2(b)は、額縁10のA−A側面図(右側面図と左側面図は同様に現れる)、図2(c)は、額縁10の背面図である。
 本考案の実施の形態に係る額縁10は、フレーム12と、フレーム12に装着された表面部としての透明ガラス14と、透明ガラス14に対向して設けられた背面部としての背面蓋16と、を有し、アルバム設置部19を備えて構成されている。
 アルバム設置部19は、透明ガラス14と背面蓋16との空隙によって、フレーム12から突出した凸形状によって形成されており、かかるアルバム設置部19に、写真収容アルバム20が設置される。ここで、写真収容アルバム20を設置するためには、アルバム設置部19の幅を十分に取る必要があり、その幅をアルバム設置部用フレーム19aによって確保している。
 アルバム設置部用フレーム19aは、額縁のフレーム12上に固着されたアルバム枠の一態様であり、簡易な構成で写真収容アルバム20を設置することができる額縁10を提供することができる。
 また、アルバム設置部用フレーム19aには、複数の係止部材17,17,・・・が設けられており、背面蓋16と係止することによって、透明ガラス14と背面蓋16との押圧を保持して、内部に設置された写真収容アルバム20が額縁10から出ないようにしている。
[写真収容アルバム]
 図3は、本考案の実施の形態に係る写真収容アルバム20を示す図であり、図3(a)は、写真収容アルバムを閉じた状態において、写真収容アルバム20の表表紙22aの表面を示す図、図3(b)は、写真収容アルバムを閉じた状態において、写真収容アルバム20の裏表紙22cの表面を示す図、図3(c)は、写真収容アルバムを開いた状態において、写真収容アルバム20の表表紙22aの裏面及び裏表紙22cの裏面を示す図、図3(d)は、写真収容アルバムを閉じた状態において、写真収容アルバム20の裏表紙22cの裏面を示す図である。
 図3(a)において、本考案の実施の形態に係る写真収容アルバム20の表表紙22aの表面には、「偲」という文字が記されており、故人を偲ぶための遺影アルバムとして用いることができる。なお、この他に、家紋や、故人の名前、出生日等を記すこともできる。
 図3(c)において、本考案の実施の形態に係る写真収容アルバム20の表表紙22aの裏面には、複数の写真を個別に収容する副収容部23,23,・・・が設けられている。これらの副収容部23は、表表紙22aの裏面にセロハン等の透明部材を装着することで、表表紙裏面と透明部材との空隙によって形成されるものであってもよく、又は、表表紙裏面に切り込みを入れることで、複数の切り込み部によって形成されたものであってもよい。
 また、図3(c)において、本考案の実施の形態に係る写真収容アルバム20の裏表紙22cの裏面には、表紙部材22との間に写真を収容する主収容部21が設けられている。主収容部21には、写真を保護するとともに、光反射を防ぐ無反射部材としての無反射アクリルが設置されており、表紙部材22と無反射アクリルとの空隙によって形成された主収容部21に写真を収容することができる。
 本考案の実施の形態に係る写真収容アルバム20は、裏表紙22cの裏面(図3(d)の状態)を額縁10の表面部である透明ガラス14に対向させて、額縁10に設置する。写真収容アルバム20は、布張りアルバム型にして、遺影を居間の本棚などの日常空間に置き、故人をいつでも偲ぶことができる。
 図4は、本考案の実施の形態に係る写真収容アルバム20の平面図(底面図)である。図4(a)は、写真収容アルバム20を閉じた状態での平面図であり、図4(b)は、写真収容アルバム20を開いた状態での平面図である。
 図4において、写真収容アルバム20は、表表紙22aと裏表紙22cと折り曲げ部22bとが一体形成された表紙部材22と、表紙部材22の裏表紙22cに装着された台紙部材24と、によって構成されている。
[写真収容アルバムの他の例]
 図5は、写真収容アルバムを閉じた状態において、写真収容アルバム20の裏表紙22cの裏面の他の例を示す図である。図3(d)に示すものの変形例であって、台紙部材24の上部両肩にはリボン25が設けられている。
本考案の実施の形態に係る額縁及び写真収容アルバムについて説明するための図。 本考案の実施の形態に係る額縁を示す図。 本考案の実施の形態に係る写真収容アルバムを示す図。 本考案の実施の形態に係る写真収容アルバムの平面図(底面図)。 本考案の実施の形態に係る写真収容アルバムの他の例を示す図。 従来の遺影額縁を示す図。
符号の説明
 10 額縁
 20 写真収容アルバム

Claims (6)

  1.  写真が収容される写真収容アルバムを設置する額縁であって、
     額縁のフレームと、前記フレームに装着された表面部と、前記表面部に対向して設けられた背面部と、を有し、
     前記表面部と前記背面部との間に前記写真収容アルバムを設置するアルバム設置部を備えてなることを特徴とする額縁。
  2.  前記アルバム設置部は、前記フレームから突出した凸形状によって形成されていることを特徴とする請求項1記載の額縁。
  3.  写真が収容される写真収容アルバムを設置する額縁であって、
     額縁のフレームと、前記フレームに装着された表面部と、前記表面部に対向して設けられた背面部と、を有し、
     前記表面部と前記背面部との間に前記写真収容アルバムを設置するアルバム設置部を備えてなる額縁であって、
     前記フレーム上に前記写真収容アルバムを設置するためのアルバム枠を固着して凸状のアルバム設置部を形成したことを特徴とする額縁。
  4.  表表紙と裏表紙とからなる表紙部材と、
     前記表紙部材に装着され、当該表紙部材との間に写真を収容する主収容部が設けられる台紙部材と、を有し、
     前記表紙部材は、表表紙と裏表紙とが一体形成されている写真収容アルバムであって、
     前記表紙部材の表表紙裏面には、複数の写真を個別に収容する副収容部が設けられていることを特徴とする写真収容アルバム。
  5.  前記台紙部材の上部両肩には、リボンが設けられていることを特徴とする請求項4記載の写真収容アルバム。
  6.  前記主収容部には、写真を保護する無反射部材が介挿されていることを特徴とする請求項4又は5記載の写真収容アルバム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014079935A (ja) * 2012-10-16 2014-05-08 Askanet:Kk 遺影写真用台紙の使用方法及び遺影写真用台紙

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