JP3103261U - ごま含有栄養機能食品 - Google Patents
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Abstract
【課題】ごま本来の風味及び栄養価を最大限に活かすと共に、消化吸収に優れて摂取効率を良好となし、更に、長期保存が可能で手軽に食することができるごま含有栄養機能食品の提供。
【解決手段】ごまペースト100重量部に対し、常温より高い融点を持った硬化油またはショートニング5〜10重量部を均一に混合させ、1個当たり2〜20gの一口サイズの大きさのごまペーストを主原料とした成型品に形成させる。また、栄養機能を補強するために、一定量のカルシウム、鉄、ビタミン類を添加させたり、或いは、カルシウムの消化吸収を向上させるために、一定量のビタミンDとイソフラボンを添加させ、一口サイズの板状物又はスティック状に固化成形されたごま含有栄養機能食品。
【選択図】図1
【解決手段】ごまペースト100重量部に対し、常温より高い融点を持った硬化油またはショートニング5〜10重量部を均一に混合させ、1個当たり2〜20gの一口サイズの大きさのごまペーストを主原料とした成型品に形成させる。また、栄養機能を補強するために、一定量のカルシウム、鉄、ビタミン類を添加させたり、或いは、カルシウムの消化吸収を向上させるために、一定量のビタミンDとイソフラボンを添加させ、一口サイズの板状物又はスティック状に固化成形されたごま含有栄養機能食品。
【選択図】図1
Description
本考案は、ごまを主原料とする栄養機能食品に関し、詳しくは、ごまペーストを主原料とした消化吸収の良いごま含有栄養機能食品に関するものである。
従来より、ごまは、良質の蛋白質、ビタミン類、カルシウム、油脂などが豊富に含まれた食べ物として各種食品の材料として用いられている。例えば、ごまを使用し、おやつのように手軽に食せる加工食品としては、ごまを表面に付着させたり、或いは小麦粉など他の材料内に混入させて焼成したごま煎餅やごまクッキーなどがある(例えば、特許文献1参照)。一般的に、このような加工食品には、種皮付きのごまが使用されている。しかしながら、ごまは小粒であり、また種皮が消化され難いことから、上記のような加工食品に於いては、咀嚼されずそのまま排泄されることが多いため、種皮内に含まれる栄養成分を充分に消化吸収することができない。従って、このような加工食品に於いては、ごまは栄養補給というより、口に入れた際の食感や風味を付与するために使われている。
これに対し、種皮を粉砕したすりごまを使用し、口中でのざらつき感を抑え消化吸収の改善を図ることを目的とするごまを配合した飴及びその製造方法や、噛んだときに歯にくっついたり、歯と歯の間に挟まったりしないごま種子の粉末からなる飴の製造方法等が提案されている(例えば、特許文献2、特許文献3参照)。
しかしながら、上記各飴製品に於いては、消化吸収はよいものの、ごま以外の材料、例えば、米粉、小麦粉、バター、卵、水飴、糖類などの含有割合が大きく、これら飴製品を栄養補給のために必要量摂取しようとすると、糖分取りすぎによるカロリー過多、虫歯など他の弊害を引き起こす要因となる欠点があった。
特開平11−32740号公報
特開平8−173045号公報
特開平11−169081号公報
解決しようとする問題点は、従来に於ける、おやつとして手軽に食することができるごま含有加工食品では、ごまの持つ栄養価を最大限に活かし、而も該栄養成分を効率良く摂取することができないことにある。而して、本考案の目的とするところは、ごま本来の風味及び栄養価を最大限に活かすと共に、消化吸収に優れて摂取効率を良好となし、且つ長期保存が可能で手軽に食することができるごま含有栄養機能食品を提供することにある。
本考案のごま含有栄養機能食品は、ごまペースト100重量部に対し、常温より高い融点を持った硬化油またはショートニング5〜10重量部を均一に混合させ、1個当たり2〜20gの一口サイズの大きさのごまペーストを主原料とした成型品となす。この際、硬化油としては、融点50℃以上のものが使用されている。
また、栄養機能を補強するために、上記ペースト内に、一定量のカルシウム、鉄、ビタミン類を添加させたりする。また、ごまそのもののカルシウム成分の消化吸収を促進させるために、ごまペースト100重量部に対し、1×10−5〜1×10−4重量部のビタミンD及び0.01〜0.5重量部のイソフラボンが添加されたものとなしたりする。
本考案のごま含有栄養機能食品は、消化吸収のよいごまペーストを主原料とし、酸化し難い特定融点の硬化油或いはショートニングを適量添加して固形化させてあるので、保存性はよく、手で持った際にもべとつかず、口溶けの良い成型品に形成することができる。更に、本考案品は、一口サイズの大きさに成型されることから、登山、キャンプ、スポーツなどに栄養補給源として携行したり、おやつとして需要者が自分に必要な分量だけを手軽に食することができる。また、ごま種皮が粉砕されたごまペーストを主原料とすることから、咀嚼力の劣る乳幼児やお年寄りでも安心して食することができ、効率良くごまの持つ栄養成分を補給することができる。
以下、本考案に係るごま含有栄養機能食品を図面を参照して説明する。
図1は、本考案に係るごま含有栄養機能食品1の斜視図であり、Aはスティック状物に成型されたもの、Bは花型に成型されたものを示す。
ごま含有栄養機能食品1に使用される主原料であるごまペーストは、特に制限されるものではなく、白ごま、黒ごま、若しくは両者を任意の比率で併用したものを適宜粉砕して得られたものでよい。この際、ごまは、粉砕する前に種皮を取り除いてもよいが、種皮にもカルシウムや食物繊維が豊富に含まれていることから、そのまま用いるのが好ましい。また、最終成型品に香ばしさを付与するために、ごまは焙煎してあるもののほうが好ましい。
図1は、本考案に係るごま含有栄養機能食品1の斜視図であり、Aはスティック状物に成型されたもの、Bは花型に成型されたものを示す。
ごま含有栄養機能食品1に使用される主原料であるごまペーストは、特に制限されるものではなく、白ごま、黒ごま、若しくは両者を任意の比率で併用したものを適宜粉砕して得られたものでよい。この際、ごまは、粉砕する前に種皮を取り除いてもよいが、種皮にもカルシウムや食物繊維が豊富に含まれていることから、そのまま用いるのが好ましい。また、最終成型品に香ばしさを付与するために、ごまは焙煎してあるもののほうが好ましい。
ごまペーストの粒度も特に制限されるものではなく、粒度が細かいものは舌触りが滑らかであり、粗いものはざらっとした舌触りのものに仕上がる。また、食感が楽しめるように、ごまペースト内にごま粒を適量混入させるものとなしてもよい。
硬化油またはショートニングは、胡麻と同様の植物性油脂であり、特に制限されるものではないが、ごまペーストそのものの風味を損なわず、成型後の取り扱いを簡便になすために、常温より高い融点のものがごまペースト100重量部に対して、5〜10重量部の割合で均一に混合させる。
ここに、常温より高い融点としては、40℃以上であることが好ましく、とりわけ硬化油は50℃以上のものが好ましい。融点が低すぎると、これら硬化油またはショートニングの添加量が増加し、成型品を手に持った際にべたつきが起こりやすく、また逆に融点が高すぎると、口溶け感が劣るものとなる。
本考案のごま含有栄養機能食品は、主原料のごまペーストに、カルシウム、鉄、ビタミン類など他の栄養成分を添加させることにより、栄養機能を更に強化させることができる。この際、他の栄養成分は、ごまペーストの栄養成分を単に補給するものに限らず、ごまペースト自身の栄養成分を効率良く吸収させるものであったりする。例えば、ビタミンD及びイソフラボンを添加したものは、カルシウムの消化吸収がよくなる。この際、ビタミンDは、ごまペースト100重量部に対し、1×10−5〜1×10−4重量部、イソフラボンは0.01〜0.5重量部の範囲で添加される。また、ココア粉末、チーズ粉末など栄養価の高い嗜好品を添加させるものとなしてもよい。
本考案に於ける成型品は、ごまペーストに硬化油またはショートニングを溶融混合させ、この混合物を所望の金型に流し込んで冷却することにより成型されている。該成型品は、携行するのに便利なように、1個当たり2〜20gの一口サイズの大きさになされる。この成型品の形状は、特に制限されるものではなく、板状物、スティック状物、ボール状物や、花型、星型などの特殊形になしたりする。
以下、本考案の実施例について説明するが、本考案はこれらの実施例に限定されるものではない。
白ごまペースト100重量部に対し、融点60℃の硬化油6重量部を溶融混合させ、該混合物を一定厚さの板状体に冷却固化し10×20×100mmのスティック状物(1個当たり20g程度)に成型した。成型品は、45℃の温度まで溶けることなく、手に持ってもべとつきは感じられなかった。この成型品1個当たり(20g)に含有される主な栄養成分は、カルシウム240mg、鉄分2.0mg、食物繊維2.5gであった。
黒ごまペースト1000gに、ビタミンD0.0001g、イソフラボン1g(不二製油製ソヤフラボンHG:イソフラボン40%含有)及び融点53℃の硬化油80gを溶融混合させ、該混合物を花型の金型に注入し、冷却固化することにより1個当たり15g程度の成型品を得た。成型品は、35℃まで溶けることなく、手で持って食べるのには何ら支障はなかった。この成型品1個当たり(15g)に含有される栄養成分は、カルシウム180mg、ビタミンD0.0015mg、イソフラボン10mg、鉄分1.5mg、食物繊維1.9gであった。
ごまペースト1000gに、クエン酸第1鉄0.1gとココア粉末70g、粉末ハチミツ100g、果糖150g及び融点60℃の硬化油90gを溶融混合させ、該混合物を冷却固化した後、1個当たり20×20×7.5mmのキャラメルサイズに切断して成型品とした。この成型品はココア風味で1個当たり3.5g程度になされ、カルシウム28mg、鉄分4.6mgを含有するものであった。
1 ごま含有栄養機能食品
Claims (4)
- ごまペーストを主原料とし、該ペースト100重量部に対し、常温より高い融点を持った硬化油またはショートニング5〜10重量部を均一に混合させ、1粒当たり2〜20gの一口サイズの大きさに成型したことを特徴とするごま含有栄養機能食品。
- 硬化油は、融点が50℃以上であることを特徴とする請求項1に記載のごま含有栄養機能食品。
- カルシウム、鉄、ビタミン類を添加させてなる請求項1又は2に記載のごま含有栄養機能食品。
- ごまペースト100重量部に対し、1×10−5〜1×10−4重量部のビタミンD及び0.01〜0.5重量部のイソフラボンを添加させてなる請求項3に記載のごま含有栄養機能食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004000343U JP3103261U (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | ごま含有栄養機能食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004000343U JP3103261U (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | ごま含有栄養機能食品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3103261U true JP3103261U (ja) | 2004-08-05 |
Family
ID=43256741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004000343U Expired - Lifetime JP3103261U (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | ごま含有栄養機能食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3103261U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2885564B2 (ja) | 1992-03-11 | 1999-04-26 | 日本電気株式会社 | 噴流式電解金メッキ成長装置 |
-
2004
- 2004-01-30 JP JP2004000343U patent/JP3103261U/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2885564B2 (ja) | 1992-03-11 | 1999-04-26 | 日本電気株式会社 | 噴流式電解金メッキ成長装置 |
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