JP3105149B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3105149B2
JP3105149B2 JP07063061A JP6306195A JP3105149B2 JP 3105149 B2 JP3105149 B2 JP 3105149B2 JP 07063061 A JP07063061 A JP 07063061A JP 6306195 A JP6306195 A JP 6306195A JP 3105149 B2 JP3105149 B2 JP 3105149B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像形成装置、特に、
表示部を有する操作パネルを備えた画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機等の画像形成装置は、動
作モード、複写枚数、複写倍率等の種々の複写条件を入
力するための操作パネルを備えている。また、この操作
パネルには、複写機の動作状態、種々のメッセージ等を
表示する表示部が設けられている。
【0003】従来の複写機において、用紙ジャムが発生
した場合、複写動作が自動的に停止され、操作パネルの
表示部に用紙ジャムの概略的な発生位置が表示される
か、あるいは、用紙ジャムの発生および対処方法がメッ
セージとして表示される。そして、表示された概略的な
用紙ジャム発生位置あるいはメッセージに応じてオペレ
ータによりジャム用紙が排除されると、複写動作を再開
可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
複写機において、用紙ジャム発生時に操作パネルの表示
部に表示されるジャム発生位置は概略的であり、正確な
用紙ジャム発生位置を判断することが困難となる。その
ため、オペレータは、表示された用紙ジャム発生位置付
近を数箇所調べてジャム用紙を排除する必要があり、操
作が面倒となる。
【0005】また、用紙ジャム発生時にその対処方法を
メッセージとして操作パネルの表示部に表示する複写機
においては、具体的な用紙ジャム発生位置が示されない
ため、オペレータはどこの用紙ジャムに対する対処方法
であるかを直ちに判断することができず、ジャム用紙の
排除に時間が掛かってしまう。
【0006】更に、複数箇所で用紙ジャムが発生した場
合でも、まず、1つ目のジャム用紙を排除するための対
処方法のメッセージが表示され、このメッセージに従い
オペレータが複写機の筐体等を開けてジャム用紙を排除
して、筐体等を元の状態に戻した段階で、初めて次のジ
ャム用紙の対処方法を示すメッセージが表示部に表示さ
れる。従って、オペレータは、ジャム用紙の排除を終了
したものと判断して筐体等を閉じたにも拘らず、再度筐
体等を開けて他のジャム用紙を排除する必要があり、排
除作業が非常に面倒となる。
【0007】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、用紙ジャムが発生した場合でも、ジャ
ム用紙を容易に取り除くことができ、作業性に優れた画
像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る画像形成装置は、転写用紙に画像を
形成する画像形成手段と、搬送路を通して転写用紙を搬
送する搬送手段と、上記搬送路における上記転写用紙の
ジャムを検出する検出手段と、装置全体の模式図を表示
するとともに、上記検出手段によって検出された転写用
紙のジャム発生位置を上記模式図の中に表示する第1の
表示手段と、この第1の表示手段に表示されたジャム発
生位置が操作者によって押下された際にこのジャム発生
位置を指定する指定手段と、上記指定手段によって指定
されたジャム発生位置におけるジャムの処理手順を、当
該ジャム発生位置の具体的な構成図と、当該ジャム処理
の際の操作者の手の位置と、を表現した絵でグラフィッ
ク表示する第2の表示手段と、を備えたことを特徴とし
ている。
【0009】また、この発明に係る画像形成装置は、転
写用紙に画像を形成する画像形成手段と、搬送路を通し
て転写用紙を搬送する搬送手段と、上記搬送路における
上記転写用紙のジャムを検出する検出手段と、装置全体
の模式図を表示するとともに、上記検出手段によって検
出された転写用紙のジャム発生位置を上記模式図の中に
表示し、上記表示されたジャム発生位置が操作者によっ
て押下された際、このジャム発生位置におけるジャムの
処理手順を、当該ジャム発生位置の具体的な構成図と、
当該ジャム処理の際の操作者の手の位置と、を表現した
絵でグラフィック表示する表示手段と、を備えたことを
特徴としている。
【0010】
【0011】
【作用】上記のように構成された画像形成装置によれ
ば、検出手段によって転写用紙のジャムが検出される
と、第1の表示手段により転写用紙のジャム発生位置が
装置全体を示す模式図の中に表示される。そして、表示
されているジャム発生位置が操作者によって押下され
定手段によって指定されると、指定されたジャム発生位
置における転写用紙を排除するための処理手順が、ジャ
ム発生位置の具体的な構成図と、ジャム処理の際の操作
者の手の位置と、を表現した絵で第2の表示手段によっ
てグラフィック表示される。
【0012】また、この発明に係る画像形成装置によれ
ば、検出手段によって検出された転写用紙のジャムの発
生位置が装置全体を示す模式図の中に表示され、上記表
示されたジャム発生位置が操作者によって押下されする
と、このジャム発生位置におけるジャムの処理手順が、
ジャム発生位置の具体的な構成図と、当該ジャム処理の
際の操作者の手の位置と、を表現した絵として表示手段
によりグラフィック表示される。
【0013】
【実施例】以下図面を参照しながら、この発明に係る画
像形成装置をデジタル複写機に適用した実施例について
詳細に説明する。図1および図2に示すように、デジタ
ル複写機は装置本体10を備え、この装置本体10内に
は、原稿から画像情報を読み取るスキャナ4、および画
像形成手段として機能する画像形成部6が設けられてい
る。
【0014】装置本体10の上面には、操作パネル2、
および、原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿
載置台12が設けられている。また、装置本体10の上
面には、原稿載置台12上に原稿を自動的に送る自動原
稿送り装置7(以下、ADFと称する)が配設されてい
る。このADF7は、原稿載置台12に対して開閉可能
に配設され、原稿載置台に載置された原稿Dを原稿載置
台12に密着させる原稿押さえとしても機能する。
【0015】ADF7は、原稿Dがセットされる原稿ト
レイ8、原稿の有無を検出するエンプティセンサ9、原
稿トレイから原稿を一枚づつ取り出すピックアップロー
ラ14、取り出された原稿を搬送する給紙ローラ15、
原稿の先端を整位するアライニングローラ対16、原稿
載置台12のほぼ全体を覆うように配設された搬送ベル
ト18を備えている。そして、原稿トレイ8に上向きに
セットされた複数枚の原稿は、その最下の頁、つまり、
最終頁から順に取り出され、アライニングローラ対16
により整位された後、搬送ベルト18によって原稿載置
台12の所定位置へ搬送される。
【0016】ADF7において、搬送ベルト18を挟ん
でアライニングローラ対16と反対側の端部には、反転
ローラ20、非反転センサ21、フラッパ22、排紙ロ
ーラ23が配設されている。後述するスキャナ4により
画像情報の読み取られた原稿Dは、搬送ベルト18によ
り原稿載置台12上から送り出され、反転ローラ20、
フラッパ21、および排紙ローラ22を介してADF7
上面の原稿排紙部24上に排出される。原稿Dの裏面を
読み取る場合、フラッパ22を切換えることにより、搬
送ベルト18によって搬送されてきた原稿Dは、反転ロ
ーラ20によって反転された後、再度搬送ベルト18に
より原稿載置台12上の所定位置に送られる。
【0017】装置本体10内に配設されたスキャナ4
は、原稿載置台12に載置された原稿Dを照明する蛍光
灯等の光源25および原稿Dからの反射光を所定の方向
に偏向する第1のミラー26を有し、これらの光源およ
び第1のミラーは、原稿載置台12の下方に配設された
第1のキャリッジ27に取り付けられている。第1のキ
ャリッジ27は、原稿載置台12と平行に移動可能に配
置され、図示しない歯付きベルト等を介して駆動モータ
により、原稿載置台の下方を往復移動される。
【0018】また、原稿載置台12の下方には、原稿載
置台と平行に移動可能な第2のキャリッジ28が配設さ
れている。第2のキャリッジ28には、第1のミラー2
6により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向する
第2および第3のミラー30、31が互いに直角に取り
付けられている。第2のキャリッジ28は、第1のキャ
リッジ27を駆動する歯付きベルト等により、第1のキ
ャリッジ27に対して従動されるとともに、第1のキャ
リッジに対して、1/2の速度で原稿載置台12に沿っ
て平行に移動される。
【0019】また、原稿載置台12の下方には、第2の
キャリッジ28上の第3のミラー31からの反射光を集
束する結像レンズ32と、結像レンズにより集束された
反射光を受光して光電変換するCCDセンサ34とが配
設されている。結像レンズ32は、第3のミラー31に
より偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介し
て移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を
所望の倍率で結像する。そして、CCDセンサ34は、
入射した反射光を光電変換し、読み取った原稿Dに対応
する電気信号を出力する。
【0020】一方、画像形成部6はレーザ露光装置40
を備え、このレーザ露光装置40は、光源としての半導
体レーザ41と、半導体レーザ41から出射されたレー
ザ光を連続的に偏向するポリゴンミラー36と、ポリゴ
ンミラーを所定の回転数で回転駆動するポリゴンモータ
37と、ポリゴンミラーからのレーザ光を偏向して後述
する感光体ドラムへ導く偏向光学系42と、を備えてい
る。
【0021】半導体レーザ41は、スキャナ4により読
み取られた原稿Dの画像情報、あるいはファクシミリ送
受信文書情報等に応じてオン・オフ制御され、このレー
ザ光はポリゴンミラー36および偏向光学系42を介し
て感光体ドラムへ向けられ、感光体ドラム周面を露光走
査することによりドラム周面上に静電潜像を形成する。
【0022】また、画像形成部6は、装置本体10のほ
ぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体
ドラム44を有し、感光体ドラム周面は、レーザ露光装
置40からのレーザ光により露光され、所望の静電潜像
が形成される。感光体ドラム44の周囲には、ドラム周
面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ45、感光
体ドラム周面上に形成された静電潜像に現像剤としての
トナーを供給して所望の画像濃度で現像する現像器4
6、感光体ドラムに形成されたトナー像を後述する用紙
カセットから給紙された転写用紙P上に転写する転写チ
ャージャ48、この転写チャージャと一体的に形成さ
れ、転写用紙Pを感光体ドラムから分離させる剥離チャ
ージャ47、感光体ドラム周面から転写用紙Pを機械的
に剥離する剥離爪49、感光体ドラム周面に残留したト
ナーを清掃する清掃装置50、および、感光体ドラム周
面の除電する除電器51が順に配置されている。
【0023】装置本体10内の下部には、それぞれ装置
本体から引出し可能な上段カセット52、中段カセット
53、下段カセット54が互いに積層状態に配設され、
各カセット内にはサイズの異なる転写用紙が装填されて
いる。これらのカセットの側方には大容量フィーダ55
が設けられ、この大容量フィーダには、使用頻度の高い
サイズの転写用紙、例えば、A4サイズの転写用紙が約
3000枚収納されている。また、大容量フィーダ55
の上方には、手差しトレイ56を兼ねた給紙カセット5
7が脱着自在に装着されている。
【0024】装置本体10内には、各カセットおよび大
容量フィーダ55から感光体ドラム44と転写チャージ
ャ48との間に位置した転写部を通って延びる搬送路5
8が形成され、搬送路の終端には定着装置60が設けら
れている。定着装置60に対向した装置本体10の側壁
には排出口61が形成され、排出口には排紙トレイ62
が装着されている。
【0025】上段カセット52、中段カセット53、下
段カセット54、給紙カセット57の近傍および大容量
フィーダ55の近傍には、カセットあるいは大容量フィ
ーダから用紙を一枚づつ取り出すピックアップローラ6
3がそれぞれ設けられている。また、搬送路58には、
ピックアップローラ63により取り出された転写用紙P
を搬送路58を通して搬送する多数の給紙ローラ対64
が設けられている。
【0026】搬送路58において感光体ドラム44の上
流側にはレジストローラ対65が設けられている。レジ
ストローラ対65は、取り出された転写用紙Pの傾きを
補正するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の先
端と転写用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム周面
の移動速度と同じ速度で転写用紙Pを転写部へ給紙す
る。レジストローラ対65の手前、つまり、給紙ローラ
64側には、転写用紙Pの到達を検出するアライニング
前センサ66が設けられている。
【0027】ピックアップローラ63により各カセット
あるいは大容量フィーダ55から1枚づつ取り出された
転写用紙Pは、給紙ローラ対64によりレジストローラ
対65へ送られる。そして、転写用紙Pは、レジストロ
ーラ対65により先端が整位された後、転写部に送られ
る。転写部において、感光体ドラム44上に形成された
現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージャ48に
より用紙P上に転写される。トナー像の転写された転写
用紙Pは、剥離チャージャ47および剥離爪49の作用
により感光体ドラム44周面から剥離され、搬送路58
の一部を構成する搬送ベルト67を介して定着装置60
に搬送される。そして、定着装置60によってトナー像
が転写用紙Pに溶融定着さた後、転写用紙Pは、給紙ロ
ーラ対68および排紙ローラ対69により排出口61を
通して排紙トレイ62上へ排出される。
【0028】搬送路58の下方には、定着装置60を通
過した転写用紙Pを反転して再びレジストローラ対65
へ送る自動両面装置70が設けられている。自動両面装
置70は、転写用紙Pを一時的に集積する一時集積部7
1と、搬送路58から分岐し、定着装置60を通過した
コピー用紙Pを一時集積部71に導く搬送路72と、一
時集積部に集積されたコピー用紙Pを一枚づつ取り出す
ピックアップローラ73と、取り出された転写用紙を反
転路74を通してレジストローラ対65へ給紙する給紙
ローラ75と、を備えている。また、搬送路58と搬送
路72との分岐部には、コピー用紙Pを排出口61ある
いは反転路72に選択的に振り分ける振り分けゲート7
6が設けられている。
【0029】両面コピーを行なう場合、定着装置60を
通過した転写用紙Pは、振り分けゲート76により搬送
路72に導かれ、トナー像の形成された表面が上を向い
た状態で一時集積部71に一時的に集積された後、ピッ
クアップローラ73および給紙ローラ対75により、反
転路74を通してレジストローラ対65へ送られる。そ
して、転写用紙Pはレジストローラ対65により整位さ
れた後、再び転写部に送られ、転写用紙Pの裏面にトナ
ー像が転写される。その後、転写用紙Pは、搬送路5
8、定着装置60および排紙ローラ69を介して排紙ト
レイ62上に排紙される。
【0030】なお、上述したピックアップローラ63、
73、給紙ローラ64、75、レジストローラ65、ア
ライニングローラ、搬送ベルト67、排紙ローラ69等
により、この発明における搬送手段が構成されている。
【0031】装置本体10内において、搬送路58、7
2および反転路74の近傍には、これらの搬送路および
反転路を通る転写用紙Pを検出する検出手段としての多
数の用紙センサS1ないしS15が設けられている。こ
れらの用紙センサS1ないしS15は、搬送路58、7
2および反転路74を通過する転写用紙Pが常に少なく
とも1つの用紙センサと対向するように、所定の間隔を
置いて配設されている。なお、用紙センサS2は、レジ
スト前センサ66としても機能する。
【0032】図2および図3に示すように、装置本体1
0の上面前部には操作パネル2が設けられている。操作
パネル2には、表示部80、原稿サイズを選択する原稿
サイズキー84a、用紙サイズを選択する用紙サイズキ
ー84b、複写倍率を変更するための倍率調整キー8
6、複写される画像濃度を変更する濃度調整キー88、
テンキー90、クリアキー91、コピー開始キー92、
種々の動作モードを設定するための種々のモード設定キ
ー94、その他多数のキーが設けられている。
【0033】モード設定キー94は、種々の両面コピー
モードを選択および設定する両面コピーキー95、複数
枚のコピー束のおもてに表紙を追加するモード、おもて
表紙と裏表紙とを白紙で追加するモード等の表紙モード
を選択および設定する表紙モードキー96、右とじ、左
とじ等のとじしろを選択および設定するとじしろキー9
7、その他種々のモード設定キーを含んでいる。
【0034】図3および図4に示すように、表示部80
はタッチパネル式の液晶表示パネル82によって構成さ
れ、入力複写枚数、設定動作モード、複写倍率等の複写
条件85、デジタル複写機全体の形状を概略的に示す模
式図83、後述するジャム処理方法を示すグラフィック
表示、所定のメッセージ等が選択的に表示する。この表
示部80は、この発明における第1および第2の表示手
段を構成している。また、表示部80はタッチパネル式
の液晶表示パネル82によって構成され、オペレータが
指で触れた位置の座標を検出し、その検出信号を後述す
るパネル制御部に入力するもので、この発明における指
定手段としても機能する。
【0035】図5は、以上のように構成されたデジタル
複写機の制御機構を概略的に示している。制御機構は、
デジタル複写機全体の動作を制御するメインCPU10
0を備え、このメインCPUには、ADF7を制御する
ADF制御部102、スキャナ4を制御するスキャナ制
御部104、スキャナ4によって読み取られた画像情報
を処理する画像処理部106、画像形成部6の動作を制
御するプリンタ制御部108、操作パネル2の動作を制
御するパネル制御部110、および用紙センサS1ない
しS15が接続されている。
【0036】パネル制御部110には、液晶表示パネル
82、液晶表示パネル82の動作を制御する液晶制御部
112、ジャム用紙の処理方法等を示す種々のグラッフ
ィックデ−タが格納されたROM116、およびROM
から読み出されたデータを処理するグラフィック制御部
114が接続されている。
【0037】上記のように構成されたデジタル複写機に
おいて、通常、操作パネル2の表示部80には図4に示
す複写機の模式図83が表示され、また、操作パネル2
の種々のキーにより複写条件が設定された時点で、複写
入力枚数、動作モード、複写倍率等の設定された複写条
件85が合わせて表示される。
【0038】複写条件設定後、コピー開始キー92が押
下されると、複写動作が開始される。複写動作の間、搬
送路58、72および反転路74を通る転写用紙Pは、
用紙センサS1ないしS15のいずれかのオン、オフに
よって通過が検出される。そして、用紙センサS1ない
しS15からの検出信号に基づき、転写用紙Pの現在の
通過位置が順次、表示部80の模式図83内に表示され
る。
【0039】例えば、大容量フィーダ55から取り出さ
れた転写用紙Pの片面に画像を複写する場合、表示部8
0には図4に示すような転写用紙Pの搬送状態が示され
る。図6は、上段カセット52から取り出された転写用
紙Pの片面に画像を複写する際の表示部80の表示例を
示している。また、図7は、大容量フィーダ55から取
り出された転写用紙Pの両面に画像を複写する場合の表
示部80の表示例を示している。
【0040】一方、複写動作中に転写用紙Pの紙づま
り、つまり、用紙ジャムが発生した場合、複写機の複写
動作が一時的に停止されるとともに、図8に示すよう
に、用紙センサS1ないしS15からの検出信号に基づ
いて、ジャム発生位置が検出され、操作パネル2の液晶
表示パネル82に表示された模式図83内に紙ジャム発
生位置が表示される。
【0041】図9は、表示部80に表示可能な用紙ジャ
ム発生位置と用紙センサS1ないしS15との位置関係
を概略的に示した図であり、例えば、手差しトレイ56
にセットされた転写用紙Pが用紙センサS1によって検
出されて給紙ローラ64が駆動された後、一定時間経過
しても用紙センサS1がオフとならない場合、パネル制
御部110は用紙ジャム発生と判断してジャム発生位置
P1を表示部80に点灯表示する。また、転写用紙Pが
用紙センサS3によって検出されてから一定時間経過し
ても用紙センサS3がオフとならない場合、パネル制御
部110は用紙ジャム発生と判断してジャム発生位置P
4を表示部80に点灯表示する。その他、パネル制御部
110は、用紙センサS1ないしS15からの検出信号
に基づき全部で15のジャム発生位置P1ないしP15
を検出し表示部80に選択的に表示する。
【0042】図10は、上段カセット52の取り出し位
置、および定着装置60と排紙トレイ62との間で用紙
ジャムが発生し、ジャム発生位置P13およびP5が点
滅表示された表示部80を示している。また、用紙ジャ
ムが発生した場合、表示部80には、「紙づまりです。
取り除きたい紙を押してください」のメッセージ98が
表示される。
【0043】このメッセージ98に応じて、液晶表示パ
ネル82上に表示されたジャム発生位置P13、P5の
いずれかがオペレータにより押下されて指定されると、
液晶表示パネル82は押下された部位の座標位置を検出
し、検出信号をパネル制御部110に入力する。それに
より、パネル制御部110は指定されたジャム発生位置
を特定し、グラフィック制御部114は特定されたジャ
ム発生位置から転写用紙を取り除くための処理方法を示
すグラフィックデータをROM116から読み出す。そ
して、液晶制御部112は、読み出されたグラフィック
データに基づいて表示部80の液晶表示パネル82に処
理方法をグラフィック表示する。
【0044】例えば、ジャム発生位置P13が指定され
た場合、図11に示すように、ジャム処理手順として、
ジャム発生位置の具体的な構成図と、ジャム処理の際の
操作者の手の位置と、を表現した絵が液晶表示パネル8
2にグラフィック表示される。このグラフィック表示に
従いオペレータによってジャム用紙が取り除かれ、用紙
センサS11からオフの検出信号が入力されると、パネ
ル制御部110は液晶表示パネル82上のグラフィック
表示を消し、ジャム用紙が残っている場合は、再度、図
9に示す模式図83、メッセージ98とともに残りのジ
ャム発生位置P5を表示する。
【0045】そして、液晶表示パネル82を通してジャ
ム発生位置P5が押下されて指定されると、ジャム発生
位置P5からジャム用紙を取り除くための処理方法を示
すグラフィック表示が液晶表示パネル82に表示され
る。この場合、図12ないし図14に示すように、ジャ
ム処理手順として、ジャム発生位置の具体的な構成図
と、ジャム処理の際の操作者の手の位置と、を表現した
絵が順次液晶表示パネル82にグラフィック表示され
る。このグラフィック表示に従いオペレータによってジ
ャム用紙が取り除かれ、用紙センサS4からオフの検出
信号が入力されると、パネル制御部110は液晶表示パ
ネル82上のグラフィック表示を消し、他のジャム用紙
がない場合には、模式図83、複写条件85および「コ
ピーできます。」のメッセージを液晶表示パネル82に
表示してジャム処理を終了する。
【0046】以上のように構成されたデジタル複写機に
よれば、転写用紙のジャムが発生した場合、ジャム発生
位置を操作パネル2の表示部80に詳細に表示すること
により、オペレータに対して正確なジャム発生位置を知
らせることができる。また、表示部80に表示されたジ
ャム発生位置の内、オペレータによって指定されたジャ
ム発生位置から転写用紙を取り除く処理方法を表示部8
0にグラフィック表示することにより、オペレータはど
の位置にジャムした転写用紙を取り除くのかを理解した
状態で作業することができ、容易にジャム処理を行うこ
とができる。
【0047】用紙ジャムが複数箇所で発生した場合に
は、複数のジャム発生位置が表示部80に表示されるた
め、オペレータは複数箇所で用紙ジャムが発生したこと
を容易に判断することができる。この場合、オペレータ
によっていずれかのジャム発生位置が指定されると、そ
の指定されたジャム発生位置から転写用紙を取り除く処
理方法がグラフィック表示されるため、オペレータは常
にジャム発生位置とその処理方法とを正確に対応して判
断することができる。そして、1つのジャム処理が終了
した後、直ちに次のジャム処理を開始することが可能と
なる。
【0048】従って、上記構成のデジタル複写機によれ
ば、容易にかつ敏速にジャム処理を行い複写動作を再開
することができる。なお、この発明は上述した実施例に
限定されることなく、この範囲内で種々変形可能であ
る。例えば、上記実施例においては、ジャム発生位置を
点灯表示する構成とした、ジャム発生位置を通常の用紙
搬送位置を示す表示と異なる色で表示するようにしても
よい。
【0049】また、指定手段としてタッチパネルを用い
て表示されたジャム発生位置を直接押下する構成とした
が、表示部80に通常の液晶表示パネルを使用するとと
もに、ジャム発生位置を任意の番号と共に液晶表示パネ
ルに表示し、操作パネル2のテンキーによってジャム発
生位置に対応する番号を入力することにより、ジャム発
生位置を指定するように構成してもよい。更に、表示部
80内にカーソルを表示し、このカーソルによって任意
のジャム発生位置を指定するように構成することもでき
る。なお、この発明はデジタル複写機に限らず、アナロ
グ複写機等の操作パネルを備えた他の画像形成装置に適
用してもよい。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、転写用紙のジャム発生位置を表示部に詳細に表示
し、表示されたジャム発生位置の内、指定されたジャム
発生位置に対応するジャム処理方法を表示部に表示する
ことにより、用紙ジャムが発生した場合でもジャム用紙
を容易に取り除くことができ、作業性に優れた画像形成
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るデジタル複写機の断
面図。
【図2】上記デジタル複写機の斜視図。
【図3】上記デジタル複写機の操作パネルを示す平面
図。
【図4】上記操作パネルの表示部を拡大して示す平面
図。
【図5】上記デジタル複写機の制御機構を示すブロック
図。
【図6】上段カセットから給紙した転写用紙に複写する
場合の上記表示部の表示を示す平面図。
【図7】大容量フィーダから給紙した転写用紙に両面複
写する場合の上記表示部の表示を示す平面図。
【図8】用紙ジャムが発生した場合の制御動作を示すフ
ローチャート
【図9】表示部に表示されるジャム発生位置と用紙セン
サとの位置関係を概略的に示す平面図。
【図10】用紙ジャムが発生した場合の上記表示部の表
示を示す平面図。
【図11】指定されたジャム発生位置に応じて表示部に
表示されたジャム用紙処理方法のグラフィック表示を示
す図。
【図12】指定されたジャム発生位置に応じて表示部に
表示されたジャム用紙処理方法のグラフィック表示を示
す図。
【図13】指定されたジャム発生位置に応じて表示部に
表示されたジャム用紙処理方法のグラフィック表示を示
す図。
【図14】指定されたジャム発生位置に応じて表示部に
表示されたジャム用紙処理方法のグラフィック表示を示
す図。
【符号の説明】
2…操作パネル、6…画像形成部、64…給紙ローラ、
58、72…搬送路、74…反転路、80…表示部、8
2…液晶表示パネル、83…模式図、110…パネル制
御部、112…液晶制御部、114…グラフィック制御
部、S1〜S15…用紙センサ、P1〜P15…ジャム
発生位置。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−356070(JP,A) 特開 平2−58070(JP,A) 特開 平7−172625(JP,A) 特開 平6−59840(JP,A) 特開 平6−164812(JP,A) 特開 平8−73117(JP,A) 特開 平5−6065(JP,A) 特開 昭63−258345(JP,A) 特開 平8−69223(JP,A) 特開 平4−356070(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 386 B65H 5/02 B65H 5/06 B65H 7/06 G03G 15/00 526

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写用紙に画像を形成する画像形成手段
    と、 搬送路を通して転写用紙を搬送する搬送手段と、 上記搬送路における上記転写用紙のジャムを検出する検
    出手段と、装置全体の模式図を表示するとともに、 上記検出手段に
    よって検出された転写用紙のジャム発生位置を上記模式
    図の中に表示する第1の表示手段と、 この第1の表示手段に表示されたジャム発生位置が操作
    者によって押下された際にこのジャム発生位置を指定す
    る指定手段と、 上記指定手段によって指定されたジャム発生位置におけ
    るジャムの処理手順を、当該ジャム発生位置の具体的な
    構成図と、当該ジャム処理の際の操作者の手の位置と、
    を表現した絵でグラフィック表示する第2の表示手段
    と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 転写用紙に画像を形成する画像形成手段
    と、 搬送路を通して転写用紙を搬送する搬送手段と、 上記搬送路における上記転写用紙のジャムを検出する検
    出手段と、装置全体の模式図を表示するとともに、上記検出手段に
    よって検出された転写用紙のジャム発生位置を上記模式
    図の中に表示し、上記表示されたジャム発生位置が操作
    者によって押下された際、このジャム発生位置における
    ジャムの処理手順を、当該ジャム発生位置の具体的な構
    成図と、当該ジャム処理の際の操作者の手の位置と、を
    表現した絵でグラフィック表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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