JP3121102U - レンチキュラーレンズを用いた表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 安全標識や交通標識の視認性向上、駐車場の停止位置までの距離把握の容易化、動物接近・進入の抑止を図ることができるレンチキュラーレンズを用いた表示装置を提供する。
【解決手段】 安全標識と交通標識の視認性向上は、レンチキュラーレンズ背面の表示部に安全標識や交通標識を示す文字又は図形と背景とを複数のレイヤーに分けて印刷する。駐車場の停止位置までの距離把握の容易化は、レンチキュラーレンズ背面の表示部に車両の停止位置までの距離を段階的に示す数字又は文字を複数のレイヤーに分けて印刷する。動物接近・進入の抑止は、レンチキュラーレンズ背面の表示部にその動物の天敵が動いて見えるように撮影したコマを複数のレイヤーに分けて印刷する。
【選択図】 図1
【解決手段】 安全標識と交通標識の視認性向上は、レンチキュラーレンズ背面の表示部に安全標識や交通標識を示す文字又は図形と背景とを複数のレイヤーに分けて印刷する。駐車場の停止位置までの距離把握の容易化は、レンチキュラーレンズ背面の表示部に車両の停止位置までの距離を段階的に示す数字又は文字を複数のレイヤーに分けて印刷する。動物接近・進入の抑止は、レンチキュラーレンズ背面の表示部にその動物の天敵が動いて見えるように撮影したコマを複数のレイヤーに分けて印刷する。
【選択図】 図1
Description
本考案は、レンチキュラーレンズを用いた表示装置に関する。
従来、安全標識や交通標識は金属板やプラスチック板に着色塗装したものが一般的である。これらの標識は視認性を高めるために鮮やかな色彩やデザインで表示されているが、平面的でしかも見慣れているために効果は限定的である。また、駐車場で車両を後退させて停止位置に停車させる場合、運転者はバックミラーやドアミラーあるいは窓から首を出して後方を確認しながら車両を操作するが、運転に慣れていない者にとっては難しい作業である。さらに、ゴミ置き場などネコやカラス等の動物の接近・進入が禁止されている場所では柵や覆いを設けたりすることが成されているが、容易に破られて効果はほとんどない。
一方、レンチキュラーレンズを用いた広告表示具が特許文献1で開示されている。レンチキュラーレンズは、左右の目に別々の像を映し出して視差を生じさせる特性と見える範囲を限定させる特性を利用することで立体的又は視線角度の違いによって表示が変化するように見せることができるというものである。本考案はこのレンチキュラーレンズの技術を応用し、安全標識や交通標識の視認性向上、駐車場の停止位置までの距離把握の容易化、動物接近・進入の抑止を図るために成されたものである。
実用新案登録第3103972号公報
本考案が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、安全標識や交通標識の視認性向上、駐車場の停止位置までの距離把握の容易化、動物接近・進入の抑止を図ることができるレンチキュラーレンズを用いた表示装置を提供することにある。
かかる課題を解決した本考案の構成は、
1) レンチキュラーレンズの背面部にレンチキュラーレンズを透過して見た場合に立体的又は視線角度の違いによって見え方が異なるように印刷された表示部を備えたことを特徴とする、レンチキュラーレンズを用いた表示装置
2) 表示部が、安全標識を構成する文字又は図形と背景とを複数のレイヤーに分けて印刷したもので、これを車両が通過する側壁又は柱又はコーナーの角部に設置することで安全標識を立体的に見せて側壁又は柱又はコーナーの視認性を高めるようにした、1)記載のレンチキュラーレンズを用いた表示装置
3) 表示部が、交通標識を構成する文字又は図形と背景とを複数のレイヤーに分けて印刷したもので、交通標識を立体的に見せて視認性を高めるようにした、1)記載のレンチキュラーレンズを用いた表示装置
4) 表示部が、駐車場の停止位置までの距離を段階的に示す数字又は文字を複数のレイヤーに分けて印刷したもので、これを駐車場の後壁又は側壁又は床面に設置することで運転者の視線角度の変化によって表示を異ならせて停止位置までの距離を把握させるようにした、1)記載のレンチキュラーレンズを用いた表示装置
5) 表示部が、動物が避けたがる他の動物又は人間の像とその背景を複数のレイヤーに分けて印刷したもので、これを動物の接近・進入が禁止されている箇所に設置することで表示されている像を立体的に見せて動物の接近・進入を抑止できるようにした、1)記載のレンチキュラーレンズを用いた表示装置
6) 表示部が、動物が避けたがる他の動物又は人間の像を動いて見せるように撮影又は描画したコマを複数のレイヤーに分けて印刷したもので、これを動物の接近・進入が禁止されている箇所に設置することで動物の視線角度の変化によって表示されている像を動くように見せて動物の接近・進入を抑止できるようにした、1)記載のレンチキュラーレンズを用いた表示装置
7) 動物の避けたがる他の動物が天敵である、5)又は6)記載のレンチキュラーレンズを用いた表示装置
にある。
1) レンチキュラーレンズの背面部にレンチキュラーレンズを透過して見た場合に立体的又は視線角度の違いによって見え方が異なるように印刷された表示部を備えたことを特徴とする、レンチキュラーレンズを用いた表示装置
2) 表示部が、安全標識を構成する文字又は図形と背景とを複数のレイヤーに分けて印刷したもので、これを車両が通過する側壁又は柱又はコーナーの角部に設置することで安全標識を立体的に見せて側壁又は柱又はコーナーの視認性を高めるようにした、1)記載のレンチキュラーレンズを用いた表示装置
3) 表示部が、交通標識を構成する文字又は図形と背景とを複数のレイヤーに分けて印刷したもので、交通標識を立体的に見せて視認性を高めるようにした、1)記載のレンチキュラーレンズを用いた表示装置
4) 表示部が、駐車場の停止位置までの距離を段階的に示す数字又は文字を複数のレイヤーに分けて印刷したもので、これを駐車場の後壁又は側壁又は床面に設置することで運転者の視線角度の変化によって表示を異ならせて停止位置までの距離を把握させるようにした、1)記載のレンチキュラーレンズを用いた表示装置
5) 表示部が、動物が避けたがる他の動物又は人間の像とその背景を複数のレイヤーに分けて印刷したもので、これを動物の接近・進入が禁止されている箇所に設置することで表示されている像を立体的に見せて動物の接近・進入を抑止できるようにした、1)記載のレンチキュラーレンズを用いた表示装置
6) 表示部が、動物が避けたがる他の動物又は人間の像を動いて見せるように撮影又は描画したコマを複数のレイヤーに分けて印刷したもので、これを動物の接近・進入が禁止されている箇所に設置することで動物の視線角度の変化によって表示されている像を動くように見せて動物の接近・進入を抑止できるようにした、1)記載のレンチキュラーレンズを用いた表示装置
7) 動物の避けたがる他の動物が天敵である、5)又は6)記載のレンチキュラーレンズを用いた表示装置
にある。
本考案によれば、安全標識や交通標識を立体的に見せることで視認性を高め、標識の表示効果を向上させることができる。また、駐車場の後壁又は側壁又は床面に設置することで、運転者の視線角度の変化によって表示を異ならせて停止位置までの距離を容易に把握させ、駐車が苦手又は慣れていない初心者でも車両を容易且つ安全に停止位置に停車させることができる。また、動物の接近・進入が禁止される箇所に配置することで、表示されている像を立体的又は動物の視線角度の変化によって表示されている像を動くように見せて動物の接近・進入を抑止し、荒らし等の被害を低減させることができる。
本考案の安全標識と交通標識は、従来の標識に用いられている金属板の表面に複数のレイヤーを直接印刷し、その表面にレンチキュラーレンズを積層する方法が低コストで実施できる。以下、本考案の各実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1,2に示す実施例1は、本考案を工事現場の出入口のコーナーに設置される安全標識に適用した例である。図1は実施例1の表示装置の正面図、図2は実施例1の表示部の構成を示す説明図である。図中、10は表示装置、11はレンチキュラーレンズ、12は表示部、12a,12bはレイヤー、13はコーナーである。
実施例1の表示装置10は、図1に示すようにレンチキュラーレンズ11の背面部に安全標識からなる表示部12を積層して構成されている。表示部12は、図2に示すように黒色の複数の矢印と黄色の背景がレイヤー12aとレイヤー12bに別々に印刷されている。これにより、表示部12をレンチキュラーレンズ11に透過して見た場合、図1に示すように矢印が背景から浮いて遠近感を感じるように立体的に見え、視認性を向上させて車両の運転者や作業者に注意を喚起させることができる。
図3,4に示す実施例2は、本考案を交通標識に適用した例である。図3は実施例2の表示装置の正面図、図4は実施例2の表示部の構成を示す説明図である。図中、20は表示装置、21はレンチキュラーレンズ、22は表示部、22a,22bはレイヤー、23は支柱である。
実施例2の表示装置20は、図3に示すようにレンチキュラーレンズ21の背面部に交通標識からなる表示部22を積層して構成されている。表示部22は、図4に示すように赤色の背景と白抜きの「止まれ」の文字がレイヤー22aとレイヤー22bに別々に印刷されている。これにより、表示部22をレンチキュラーレンズ21に透過して見た場合、図3に示すように「止まれ」の文字が背景から浮いて遠近感を感じるように立体的に見え、視認性を向上させて運転者に注意を喚起させることができる。
図5〜8に示す実施例3は、本考案を駐車場のガイド標識に適用した例である。図5は実施例3の表示装置の正面図、図6は実施例3の表示部のレイヤーの説明図、図7,8は実施例3の表示装置の使用状態を示す説明図である。図中、30は表示装置、31はレンチキュラーレンズ、32は表示部、32a〜32dはレイヤー、33は後壁、34は車両、35は運転者、35aは視線である。
実施例3の表示装置30は、図5に示すようにレンチキュラーレンズ31の背面部に駐車場の停止位置までの距離を段階的に示す表示部32を積層して構成されている。表示部32は、図6に示すように停止位置までの距離を示す3段階の文字「あと1m」,「あと50cm」,「あと20cm」と「停止」の文字がレイヤー32a〜32dに別々に印刷されている。これにより、表示部32をレンチキュラーレンズ31に透過して見た場合、視線35aの角度の変化によってコマ送りされるように変化して見える。なお、図6は分かり易くするために視線35aの角度をやや誇張させて図示している。
図7,8に示すように、この表示装置30を駐車場の停止位置の後壁33に貼り付け、運転者35が車両34を後退させながらドアミラーを介して表示装置30を見ると、後壁33に接近するにしたがって視線35aの角度が徐々に変化し、表示部32が図6に示すように「あと1m」,「あと50cm」,「あと20cm」,「停止」とコマ送りされるように見え、運転者35はそのコマ送りされる表示部32のガイドに沿って車両34の速度を徐々に落として停止位置に安全に停車させることができる。この例は停止位置に車輪止めがない場合に特に有用である。また、表示装置30は後壁33だけでなく、床面や側壁、柱などにも設置することができる。
図9〜11に示す実施例4は、本考案をゴミ置き場のカラス接近抑止標識に適用した例である。図9は実施例4の表示装置の正面図、図10は実施例4の表示部のレイヤーの説明図、図11は実施例4の表示装置の使用状態を示す説明図である。図中、40は表示装置、41はレンチキュラーレンズ、42は表示部、42a〜42eはレイヤー、43はゴミ置き場、44はカラス、44aは視線である。
実施例4の表示装置40は、図9に示すようにレンチキュラーレンズ41の背面部にカラス44の天敵であるオオタカが飛来してくるように見せる表示部42を積層して構成されている。表示部42は、図10に示すように撮影距離を異ならせたオオタカの写真画像がレイヤー42a〜42eに別々に印刷されている。これにより、表示部42をレンチキュラーレンズ41に透過して見た場合、視線角度の変化によってコマ送りされるように変化して見える。
この表示装置40をゴミ置き場43に設置しておくと、カラス44が接近して表示装置40を見た場合、視線44aの角度の変化によってオオタカが自分に向かって急接近してきたかのように見え、カラス44は驚いてゴミ置き場43に近寄り難くなり、ゴミ置き場43の荒らしを低減させることができる。この例は、人間が接近してくるように見せる表示部42を設けることで、ネコの接近抑止にも応用できる。
本考案のレンチキュラーレンズを用いた表示装置は、交通標識やガイド標識の他、消防・危険物標識や防災・保安用品を示す標識など様々な標識に応用できる。
10 表示装置
11 レンチキュラーレンズ
12 表示部
12a,12b レイヤー
13 コーナー
20 表示装置
21 レンチキュラーレンズ
22 表示部
22a,22b レイヤー
23 支柱
30 表示装置
31 レンチキュラーレンズ
32 表示部
32a〜32d レイヤー
33 後壁
34 車両
35 運転者
35a 視線
40 表示装置
41 レンチキュラーレンズ
42 表示部
42a〜42e レイヤー
43 ゴミ置き場
44 カラス
44a 視線
11 レンチキュラーレンズ
12 表示部
12a,12b レイヤー
13 コーナー
20 表示装置
21 レンチキュラーレンズ
22 表示部
22a,22b レイヤー
23 支柱
30 表示装置
31 レンチキュラーレンズ
32 表示部
32a〜32d レイヤー
33 後壁
34 車両
35 運転者
35a 視線
40 表示装置
41 レンチキュラーレンズ
42 表示部
42a〜42e レイヤー
43 ゴミ置き場
44 カラス
44a 視線
Claims (7)
- レンチキュラーレンズの背面部にレンチキュラーレンズを透過して見た場合に立体的又は視線角度の違いによって見え方が異なるように印刷された表示部を備えたことを特徴とする、レンチキュラーレンズを用いた表示装置。
- 表示部が、安全標識を構成する文字又は図形と背景とを複数のレイヤーに分けて印刷したもので、これを車両が通過する側壁又は柱又はコーナーの角部に設置することで安全標識を立体的に見せて側壁又は柱又はコーナーの視認性を高めるようにした、請求項1記載のレンチキュラーレンズを用いた表示装置。
- 表示部が、交通標識を構成する文字又は図形と背景とを複数のレイヤーに分けて印刷したもので、交通標識を立体的に見せて視認性を高めるようにした、請求項1記載のレンチキュラーレンズを用いた表示装置。
- 表示部が、駐車場の停止位置までの距離を段階的に示す数字又は文字を複数のレイヤーに分けて印刷したもので、これを駐車場の後壁又は側壁又は床面に設置することで運転者の視線角度の変化によって表示を異ならせて停止位置までの距離を把握させるようにした、請求項1記載のレンチキュラーレンズを用いた表示装置。
- 表示部が、動物が避けたがる他の動物又は人間の像とその背景を複数のレイヤーに分けて印刷したもので、これを動物の接近・進入が禁止されている箇所に設置することで表示されている像を立体的に見せて動物の接近・進入を抑止できるようにした、請求項1記載のレンチキュラーレンズを用いた表示装置。
- 表示部が、動物が避けたがる他の動物又は人間の像を動いて見せるように撮影又は描画したコマを複数のレイヤーに分けて印刷したもので、これを動物の接近・進入が禁止されている箇所に設置することで動物の視線角度の変化によって表示されている像を動くように見せて動物の接近・進入を抑止できるようにした、請求項1記載のレンチキュラーレンズを用いた表示装置。
- 動物の避けたがる他の動物が天敵である、請求項5又は6記載のレンチキュラーレンズを用いた表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006000618U JP3121102U (ja) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | レンチキュラーレンズを用いた表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006000618U JP3121102U (ja) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | レンチキュラーレンズを用いた表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3121102U true JP3121102U (ja) | 2006-04-27 |
Family
ID=43471232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006000618U Expired - Fee Related JP3121102U (ja) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | レンチキュラーレンズを用いた表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3121102U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013238751A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Nippon Card Kk | 表示システム |
| US8651584B2 (en) | 2008-11-28 | 2014-02-18 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Wheel rim for tire |
-
2006
- 2006-02-02 JP JP2006000618U patent/JP3121102U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8651584B2 (en) | 2008-11-28 | 2014-02-18 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Wheel rim for tire |
| CN102224020B (zh) * | 2008-11-28 | 2014-08-20 | 住友橡胶工业株式会社 | 用于轮胎的车轮轮辋 |
| JP2013238751A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Nippon Card Kk | 表示システム |
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