JP3121984U - 検体処理システム - Google Patents

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邦昭 鬼澤
純一 大泉
茂実 大庭
茂 矢野
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Hitachi High Tech Corp
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Hitachi High Technologies Corp
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Abstract

【課題】本考案の目的は、メインCPUと当該モジュール以外のデータ処理に有する時間に関係なく、当該モジュールの処理完了後に次工程の処理に移行できることにある。
【解決手段】搬送ラックに搭載したICタグに非接触で処理データを書き込み、モジュール内または搬送路に設置されたアンテナにより、ICタグとモジュール制御CPU,メインCPU間でデータ通信を行うことで実現できる。
【効果】ICタグにより、通信タイミングの自由が得られ、システム処理速度の向上,通信データの信頼性向上が図れる。
【選択図】図1

Description

本考案は、検査のために採取した血液や尿などの検体を搬送し、分注等の処理を行う検体処理システムに関する。
従来、検体前処理システムでは、検体搬送ラックにバーコードが貼り付けてあり、光学式バーコードリーダで読み取りを行い、ID等の識別をしている。また、メインCPU
(TSM)と各モジュールCPU間のデータ通信はイーサネット(登録商標)で接続されている。メインCPUがあるモジュールと通信を行っている間は他のモジュールの通信はそれが終了するまで処理ができない。搬送ラックは当該モジュールとメインCPU間のデータ通信(処理結果)が完了してから当該モジュール外の搬送路に搬出を行うため、データ通信が完了するまで搬送ラックの搬出ができず、次工程の処理に移行できなかった。
本考案の目的は、メインCPUと当該モジュール以外のデータ処理に有する時間に関係なく、当該モジュールの処理完了後に次工程の処理に移行できることにある。
本考案の構成は、搬送ラックにデータを非接触で書き込み、消去可能なICタグを搭載することにより、当該モジュールのデータをICタグに記録し、搬送路近傍にICタグとの通信用アンテナを設置してモジュール制御CPU,メインCPUとデータ通信をすることにより実現できる。
以上説明したように、ラックにICタグを搭載し、ICタグに分注データを書き込み、分注モジュール内または搬送路に設置されたアンテナにより、通信を行うことで、通信タイミングの自由が得られ、システム処理速度の向上,通信データの信頼性向上を図ることができる。
以下、本考案の実施例を図1に示す一実施例により説明する。
図1は、検体処理モジュールの1つの模式的な例で、ICタグ1を装備し、親検体4を搭載した搬送ラック3を当該モジュールに搬入し、必要な処理を行った後に、搬送ラインに搬出する図である。当該モジュールにおける処理内容は、メインCPUから、ローカルネットワークを介してまたは、ラックに装備されたICタグ1により当該モジュールのモジュール制御CPUに伝えられ、検体に対し必要な処理がなされる。ICタグ1のデータはラック搬送路近傍に設置されたアンテナ2を介して、送受信装置T/R,送受信制御
CPU,ローカルネットワークを介して、モジュール制御CPU,メインCPUに伝送される。図2は代表的な検体搬送ラックの例で、ラック3の側面にICタグ1を装備した例である。ICタグ1は図2に示す位置のみではなく、搬送路との関係で、ラック3の底面に埋め込むように装備してもよい。底面に装備すれば、搬送路面にアンテナ2を設置することで接触に近いごく近傍で、または、搬送ベルトの下にアンテナを設置することでその上をラック3が通過するときに通信が可能となる。図3は代表的な検体前処理システムのモジュール構成で、搬送路の各所に通信用のアンテナを設置した図である。搬送ラックは搬送路を経由して開栓,分注,閉栓,分類等の各モジュールに立ち寄り処理を行う。各モジュールにて処理されたデータをICタグ1に記録し、そのデータを搬送路近傍に設置してある通信用アンテナ2を経由してメインCPUとデータ通信を行う。搬送路では、各モジュールの出口の搬送路側面、または底面にアンテナ2を設置し、各モジュールで処理され記録されたICタグのデータを通信する。図4にICタグ1を装備した搬送ラック3とアンテナ2の関係を示す。ICタグ1とアンテナ2の指向性によってアンテナ2の設置方向等は最適位置に設置する。ICタグ1の情報としては、識別IDのほかにメインCPUからは各モジュールにて処理される内容のデータ、各モジュールからは処理結果がICタグ1に書き込まれる。データ通信のタイミングとしては搬送ラックが当該モジュール内にあるとき、または、搬送路を搬送中に処理をする。モジュール内のアンテナ2は搬送路に設置されているアンテナよりも感度を低くすることにより誤通信をなくす。また、通信方式は微弱電波を利用するCDMA(コード分割多重),PSK(位相変調)スペクトル拡散などのノイズ除去効果,混信防止効果の高い方式を採用する。
分注処理を例に、データ通信の一例を説明する。分注モジュールは、図5に示すように、ラック3に搭載されて搬送されてきた親検体容器4の検体をディスポーザブルノズルチップにより複数の子検体容器にメインCPUからの指示量だけ分注する。ラックに貼り付けされたバーコード5をバーコードリーダ6で読み、ラックIDを特定し、メインCPUからのデータと照合し、また、分注先子ラックのIDを分注データとして取り込む。ICタグ1には検体投入モジュールで当該ラックのIDが書き込んであり、分注モジュールまでの搬送路途中で、メインCPUから分注処理内容に関するデータが書き込まれる。データ内容は、当該ラックに搭載している各検体の分注処理データ(分注先,分注量,分離分注,複数親検体処理等)、処理済み/未処理(データを書き込んだばかりなので未処理)が書き込まれる。分注モジュールの搬入部でこれらのデータ(ラックID,処理データ等)を、ICタグ1から読み出し、または、メインCPUから分注モジュール制御CPUにローカルネットワークを介して通信し、必要な分注処理を行った後、結果を分注モジュール制御CPUからICタグ1または、ローカルネットワークを介してメインCPUに送り、当該ラックを搬送路に搬出して、当該ラックの処理を終了する。ローカルネットワークを介して処理結果のデータを分注モジュール制御CPUからメインCPUに送信しようとした場合、他のモジュールが通信を行っていると、当該モジュールの通信は他の通信が終了するまで待たされることになり、処理を終了したラックを搬送路に搬出できず、次のラックの分注処理に移行できない。このような時は、メインCPUに送信すべき分注結果のデータを当該ラックのICタグに書き込み、搬送路にラックを搬出し、搬送路上のアンテナを介して、ICタグからメインCPUにデータを送信する。
分注処理の結果、全てが正常終了、あるいは詰りや、ショートサンプルがあればそのフラグを、また、分離分注では分注量を、分注結果のデータとしてICタグ1に書き込む。ICタグ1にデータを書き込み終了後、当該ラック3は搬送路に搬出される。搬送路で搬送途中でメインCPUにICタグ1に書き込まれたデータを送信し、次のモジュールでの処理に関するデータを受け取る。
これらのICタグ1を介するデータ通信処理は、メインCPUと当該モジュールのCPU間の通信ができないときのみ行ってもよい。その場合、ICタグ1は、ラックIDのみ、または、IDと当該モジュールでの処理終了のフラグのみ書き込まれた状態になる。
全ての処理が終了して、搬出口からシステム外に搬出、または、収納モジュールに収納される前で、ICタグ1のデータを消去すれば、データの外部流出等も防止できる。ラック3は、従来のバーコードも併用したものとし、通信遅れが発生した場合のみICタグ1を使用してもよい。また、処理終了後にICタグのデータを消去したのちはバーコードによりメインCPUからデータを読み出すこともできる。ICタグを介するデータ通信処理は、メインCPUと当該モジュールのCPU間の通信ができないときのみ行ってもよい。その場合、ICタグは、ラックIDのみ、または、IDと当該モジュールでの処理終了のフラグのみ書き込まれた状態になる。
ICタグはフラッシュメモリとし、書き込み,読み出しの時のみ、電磁誘導を用いて、アンテナから電力を供給し、非動作時は電力不要とすることもできる。
ICタグを仕様した通信システムの一例を示す図である。 搬送ラックの一例を示す図である。 検体前処理システムの一構成例を示す図である。 ICタグを搭載した搬送ラックとアンテナの関係の一例を示す図である。 分注モジュールの一例を示す図である。
符号の説明
1…ICタグ、2…アンテナ、3…検体容器搬送用ラック、4…親検体容器、5…バーコード。

Claims (4)

  1. 非接触でデータの書き込み、消去可能な無線式IC(Integrated Circuit)タグを搭載し、ラックID(Identity),開栓,分注,閉栓,分類等の各モジュールの処理データを
    ICタグに記録し、搬送路近傍にICタグとの通信用アンテナを設置して、メインCPU
    (Central Processing Unit) および各モジュール制御CPUとデータ通信を行うことを特徴とする検体処理システム。
  2. 請求項1記載の検体処理システムにおいて、ICタグを搭載したラックの搬送路において、次に処理を行うモジュールの処理内容に関するデータをメインCPUからICタグに書き込み、前記モジュールの搬入部において、ICタグから処理の内容に関するデータを当該モジュールのCPUに送信し、処理終了後に、当該モジュールの搬出部において、当該モジュールのモジュール制御CPUからICタグに処理結果を書き込み、ラックを搬送路に搬出し、搬送路でラックを搬送中にICタグからメインCPUに処理結果を送信することを特徴とする検体処理システム。
  3. 請求項1記載の検体処理システムにおいて、ラック投入口でデータを書き込み、搬送終了後、搬出口または収納部で、ICタグのデータを消去することを特徴とする検体処理システム。
  4. 請求項1記載の検体処理システムにおいて、バーコードのついた検体搬送用ラックに
    ICタグを搭載し、ラック投入口でデータを書き込み、各モジュールでは、バーコードとICタグと併用してデータ処理を行い、搬送終了後、搬出口または収納部で、ICタグのデータを消去し、消去後はバーコードによりIDを特定し、データを読み出すことを特徴とする検体処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020030096A (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 東芝テック株式会社 管理装置及び管理システム

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