JP3122014B2 - 移動局着信接続方法 - Google Patents

移動局着信接続方法

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JP3122014B2 JP20474095A JP20474095A JP3122014B2 JP 3122014 B2 JP3122014 B2 JP 3122014B2 JP 20474095 A JP20474095 A JP 20474095A JP 20474095 A JP20474095 A JP 20474095A JP 3122014 B2 JP3122014 B2 JP 3122014B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は移動通信におい
て、移動局への着信接続の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5Aに移動通信システムにおけるこの
発明と関連する部分を示す。通信制御装置11は通常移
動局加入者交換局に設けられ、移動局に対する着信呼が
あると、その移動局が位置登録してあるゾーンに属する
複数の基地局12,13へ着信要求信号を送出し、基地
局12,13はその着信要求信号をそれぞれ制御チャネ
ル電波により放射してそのサービス領域の各移動局1
4,15へ送信する。
【0003】通信制御装置11では図5Bに示すように
通信制御部がインタフェース部22を介して基地局と着
信接続のための信号の送受信を行い、またタイマ制御部
23、認証部24、状態管理部25と信号の受授を行
う。通信制御装置11の処理手順を図6に示す。網側か
ら着信呼が来ると、まず状態管理部25を着信許容状態
に設定し(S1 )、その着信呼に対する移動局が在圏登
録しているゾーンの各基地局へ着信要求信号を出し、か
つタイマ制御部23に対しタイマ設定要求を出し
(S2 )、着信応答信号を待つ(S3 )、着信応答信号
が受信されると、状態管理部25に状態を問合せる(S
4 )。状態管理部25では着信許容状態であるかを調べ
(S5 )、着信許容状態であればそのことを通信制御部
21へ通知する(S6 )。
【0004】これを受信した通信制御部21ではタイマ
制御部23にタイマ停止要求を出し、かつ状態管理部2
5を着信非許容状態に設定し、その着信応答信号を送出
した基地局に認証要求信号を送出する(S7 )。その後
移動局よりの受信した認証応答信号を認証部24にチェ
ックさせる(S8 )。認証部24から正しい認証結果が
得られたとの通知があれば(S9 )、その基地局とその
通信制御装置11とを接続し(S10)、発呼側と移動局
との間での通話がなされる。その通話が終了すると(S
11)、回線の切断を行って終了する(S12)。
【0005】ステップS3 で着信応答信号を受信しない
と、タイマがタイムアウトしたかを調べ(S13)、タイ
ムアウトしていなければステップS3 に戻り、タイムア
ウトしていれば2回目のタイムアウトかを調べ
(S14)、2回目のタイムアウトでなければステップS
2 へ戻り再び着信要求信号を送出し、2回目のタイムア
ウトであれば終了とする。また状態管理部25のステッ
プS5 で着信許容状態でなければ、通信制御部21に着
信非許容状態であることを通知する(S15)、これを受
信した通信制御部21は回線切断処理を行う(S12)。
【0006】以下に図6を参照し従来の着信接続方法を
具体的に説明する。 (1)通信制御装置11内の通信制御部21は着信要求
信号30を、着呼すべき移動局が在圏登録しているゾー
ンの基地局12と基地局13に対して送信し、着信応答
信号の受信を許容する。 (2)着信要求信号30の送信と同時に、通信制御部2
1はタイマ制御部23に対して一定時間起動するタイマ
31の設定を要求する信号32を送信する。
【0007】(3)タイマ制御部23はタイマ31を設
定する。 (4)着信要求信号30を受信した基地局12は、移動
局14に対して着信要求信号33を送信する。 (5)着信要求信号30を受信した基地局13は、移動
局15に対して着信要求信号34を送信する。
【0008】(6)通信制御装置11と契約がなされて
いない不正な移動局14が着信要求信号33に対する着
信応答信号36を基地局12に送信する。 (7)信号36を受信した基地局12は、着信応答信号
36′を通信制御装置11内の通信制御部21に送信す
る。 (8)通信制御部21はタイマ制御部23に対してタイ
マ停止の要求信号37を送信し、以降の着信応答の受信
を非許容とする。
【0009】(9)信号37を受信したタイマ制御部2
3はタイマ31を停止する。 (10)通信制御部21は着信応答信号36′を送信し
た基地局12に対して、移動局14の正当性を確認する
ための認証要求の信号38を送信する。 (11)信号38を受信した基地局12は、移動局14
の正当性を確認するための認証要求の信号38′を送信
する。
【0010】(12)信号38′を受信した不正な移動
局14は、認証要求38′に対する認証応答の信号39
を基地局12に送信する。 (13)信号39を受信した基地局12は、認証応答の
信号39′を通信制御装置11内の通信制御部21に送
信する。 (14)通信制御部21は信号39′の内容を認証部2
4へ送信し認証確認要求41を行う。
【0011】(15)認証部24は移動局14が基地局
12を介して送信した認証応答信号39′をチェックし
その移動局14が不正と判断し、その旨を通知するため
の認証確認通知信号42を通信制御部21に送信する。 (16)通信制御部21は信号42の内容に基づき、不
正な移動局14に対して着信接続の拒否を行うため切断
の信号43を基地局14に送信し、基地局14との接続
処理を終了する。
【0012】(17)信号43を受信した基地局12
は、切断の信号43′を不正な移動局14に送信し、不
正な移動局14との接続処理を終了する。 (18)一方、移動通信システムを提供する事業者と契
約がなされている正当な移動局15が、着信要求信号1
5に対する着信応答の信号44を基地局13に送信す
る。
【0013】(19)信号44を受信した基地局13
は、着信応答の信号44′を通信制御装置11内の通信
制御部21に送信する。 (20)着信応答受信が非許容な状態であるため、通信
制御部21は、正当な移動局15に対して着信接続の拒
否を行うため切断の信号45を基地局13に送信し、基
地局13との接続処理を終了する。
【0014】(21)信号45を受信した基地局13
は、切断の信号45′を正当な移動局15に送信し、正
当な移動局15との接続処理を終了する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来、移動局への着信
要求があった場合、通信制御装置11からの着信要求信
号30に対する最初の着信応答信号36の受信時に、タ
イマ制御部12に対してタイマ31の停止を要求するた
めの信号37を送信するとともに着信応答した移動局1
4を着信接続対象の移動局として選択するが、それ以降
に応答した移動局に対する着信応答信号は、その移動局
が不正・正当に関わらず通信制御装置11にて受け付け
を拒否するため、不正な移動局14が、通信制御装置1
1からの着信要求信号30に対し一番早く着信応答信号
36を送信した場合、その後正当な移動局15が着信応
答信号44を送信しても着信接続対象の移動局として選
択されず、またタイマ31の停止により着信要求信号の
再送信も行われないため、正当な移動局15への着信接
続が行われないという欠点があった。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明によれば着信応
答信号にもとづき、その移動局の正当性を検証した際
に、正当であれば着信要求の送信から所定時間が経過し
ていなくても、以後の着信応答信号の受付けを拒否し、
正当でなければ、以後の着信応答信号の受付けの拒否を
しない。
【0017】所定時間内に正当な着信応答信号を受信し
ないと、再び着信要求信号を送出し、これより所定時
間、着信応答信号の受信を許容し、正当な着信応答信号
を検出すると、以後へ着信応答信号の受信を拒否する。
つまりこの発明では認証手順により移動局が正当である
ことを確認すると、それ以後の着信応答信号の受信を拒
否する。
【0018】
【発明の実施の形態】図1にこの発明が適用された通信
制御装置11の処理手順を示し、図6と同一処理の部分
には同一の記号を付けてある。図5と異なる点は着信応
答信号を受信し、その時状態管理部25が着信許容状態
であれば、ステップS20で着信応答信号を送信した基地
局に認証要求信号を出すが、タイマ停止要求を出さず、
また状態管理部25に対し、着信非許容状態にすること
は行わない。
【0019】また移動局からの認証応答信号をチェック
した結果、正当でなければ(S21)、ステップS12に移
ることなく、ステップS22でその移動局との接続回線の
切断を行って、ステップS3 に戻り、次の着信応答信号
を待つ。ステップS21で移動局が正当であることを認証
したならば、この時、ステップS23でタイマ制御部23
に対しタイマ停止要求を出すと共に、状態管理部25に
対し着信非許容状態に設定し、その後ステップS10での
基地局との接続処理を行う。
【0020】図6と対応する具体的処理例を図2に示
し、対応する部分に同一符号を付けてある。この実施例
では移動局14からの着信応答信号36を通信制御部2
1で受信すると、タイマ停止要求を出すことなく、着信
応答信号36′を送信した基地局12に対して、移動局
14の正当性を確認するための認証要求の信号38を送
信する。この信号38を受信した不正な移動局14は、
その認証応答の信号39を基地局12を介して返送す
る。
【0021】この認証応答の信号39をチェックしてそ
の移動局14が不正と判断し、その旨を通知するための
認証確認通知信号42を通信制御部21に送信する。通
信制御部21はこの信号42の内容に基づき、不正な移
動局14に対して着信接続の拒否を行うため切断の信号
43を基地局12に送信し、基地局12との接続処理を
終了し、更に基地局12は、不正な移動局14との接続
処理を終了する。
【0022】一方その後に、この移動通信システムを提
供する事業者と契約がなされている正当な移動局15
が、着信応答の信号44を送信して通信制御装置11内
の通信制御部21に受信されると、通信制御部21は着
信応答信号44′を送信した基地局13に対して、移動
局15の正当性を確認するための認証要求の信号46を
送信する。
【0023】信号46を受信した基地局13は、移動局
15の正当性を確認するための認証要求の信号46′を
送信する。信号46′を受信した正当な移動局15は、
認証要求信号46′に対する認証応答の信号47を基地
局13に送信する。信号47を受信した基地局13は、
認証応答の信号47′を通信制御装置11内の通信制御
部21に送信する。
【0024】通信制御部21は信号47′の内容を認証
部24へ送信し認証確認要求48を行う。認証部24は
移動局15が基地局13を介して送信した認証応答信号
47をチェックし該移動局15が正当と判断し、その旨
を通知するための認証確認通知信号49を通信制御部2
1に送信する。
【0025】通信制御部21はタイマ制御部23に対し
てタイマ停止の要求信号37を送信し、以降の着信応答
の受信を非許容とする。信号37を受信したタイマ制御
部23はタイマ31を停止する。通信制御部21は信号
49の内容に基づき、正当な移動局15に対して基地局
13を介して着信接続手続51を行う。
【0026】通信制御装置11と正当な移動局15は基
地局13を介して通信中状態52に移行する。請求項2
の発明における具体的例として、不正な移動局が一番早
く応答する一方、正当な移動局が一回目の着信要求信号
に対する移動局からの着信応答信号を受付可能とするタ
イマ内に応答できず、二回目のタイマ起動中に応答した
場合を図3を参照して説明する。この場合も図2、図6
と対応する部分に同一符号を付けてある。
【0027】図2と同様に通信制御部21が着信要求信
号30を送出し、これに対し不正な移動局14が着信応
答の信号を送信し、その移動局14に対する認証の結
果、移動局14が不正と判断され、不正な移動局14に
対して着信接続の拒否を行うため切断処理を行い、その
後、タイマ31が満了し、これを検出したタイマ制御部
23は、着信要求信号の再送要求信号53を通信制御部
21に送信するとともに、一定時間起動するタイマ54
を設定する。
【0028】信号53を受信した通信制御部21は、着
信要求信号55を基地局12と基地局13に対して送信
する。これを受信した基地局12は、移動局14に対し
て着信要求信号56を送信し、また信号55を受信した
基地局13は、移動局15に対して着信要求信号57を
送信する。この移動通信システムを提供する事業者と契
約がなされている正当な移動局15が、信号57に対す
る着信応答の信号58を基地局13に送信し、これを受
信した基地局13は、着信応答の信号58′を通信制御
部21に送信する。
【0029】信号44を受信した通信制御部21は、着
信応答信号44を送信した基地局13に対して、移動局
15の正当性を確認するための認証要求の信号46を送
信し、図2に示したように移動局15に対する正当性が
認証され、その認証確認通知信号49を通信制御部21
が受信し、通信制御部21はタイマ制御部23に対して
タイマ停止の要求信号37を送信し、以降の着信応答受
信を非許容とし、また正当な移動局15に対して基地局
13を介して着信接続手続51を行い、通信制御装置1
1と正当な移動局15は基地局13を介して通信中状態
52に移行する。
【0030】請求項3及び4の発明の実施例として正当
な移動局と不正な移動局が一回目の着信要求信号に対す
る移動局からの着信応答信号を通信制御装置が受付可能
とするタイマ内に応答できず、二回目のタイマ内におい
ても応答しないとその着信処理を終了する場合を図4を
参照して説明する。この場合も図1、2と対応する部分
に同一符号を付けてある。
【0031】図2と同様に通信制御部21は着信要求信
号30を基地局12と基地局13に対して送信し、着信
応答の受信を許容すると同時に、タイマ制御部23に対
して一定時間起動するタイマ31の設定を要求する信号
32を送信する。基地局12,13はそれぞれ移動局1
4,15に対して着信要求信号33,35を送信する。
しかしこれに対する着信応答信号が受信されないうちに
タイマ31が満了し、これを検出したタイマ制御部23
は着信要求信号の再送要求信号53を通信制御部21に
送信するとともに、一定時間起動するタイマ54を設定
する。通信制御部21は、着信要求信号55を基地局1
2,13に対して送信し、基地局12,13は、移動局
14,15に対して着信要求信号56,57を送信す
る。しかしその着信応答信号が受信されないうちにタイ
マ54が満了し、着信処理を終了する。
【0032】従来においても行われているが、状態管理
部25を省略して、タイマが起動中であれば着信許容状
態、タイマが停止されると着信非許容状態として処理し
てもよい。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、従来の技術では移動
局からの着信応答信号を最初に受信すると着信非許容状
態としてその着信応答を送信した移動局を着信移動局と
して選択するため、たとえ正当な移動局が着信応答の信
号を送信しても、それが不正な移動局の着信応答より時
間的に遅れた場合、正当な移動局は着信移動局として選
択されず、また着信非許容状態とされているため、着信
要求信号の再送も行われない。しかしこの発明では、着
信非許容状態にするのを、認証により正当な移動局を確
認した時としているため、正当な移動局の着信応答が不
正な移動局よりも時間的に遅れた場合でも着信応答信号
が受付可能となり、さらに請求項2、3の発明では着信
許容状態の所定時間が満了した場合における着信要求信
号の再送も可能となるため、正当な移動局のみを着信移
動局として選択できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明方法における通信制御部及び状態管理
部の処理手順を示す流れ図。
【図2】請求項1の発明の実施例における着信接続シー
ケンスを示す図。
【図3】請求項2、3の発明の実施例における着信接続
シーケンスを示す図。
【図4】請求項4の発明の実施例における着信接続シー
ケンスを示す図。
【図5】Aは移動通信システム中のこの発明と関連する
部分を示すブロック図、Bはその通信制御装置11の機
能構成を示す図である。
【図6】従来の着信接続方法における通信制御部及び状
態管理部の処理手順を示す流れ図。
【図7】従来方法による着信接続シーケンスを示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 茂房 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−205236(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/00 - 7/38 H04B 7/24 - 7/26 102

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信制御装置から複数の基地局を介して
    複数の移動局へ一斉に着信要求信号を送出し、同時に、
    これより所定時間、着信応答信号の受信を許容し、 上記移動局から上記着信要求信号に対する着信応答信号
    を上記基地局を介し、上記通信制御装置で受信すると、 上記着信応答信号を送出した移動局の正当性を検証し、
    正当な移動局に対して着信接続処理を行う移動局着信接
    続方法において、 上記正当性を検証した際に、正当性が検証されなけれ
    ば、以後の着信応答信号の受付けの拒否をせず、正当性
    が検証されると、上記所定時間が経過していなくても、
    以後の着信応答信号の受付けを拒否することを特徴とす
    る移動局着信接続方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の着信接続方法において、 上記所定時間が経過した時点で正当な移動局からの着信
    応答信号を受信しないと、再び着信要求信号を送出し、
    これより所定時間、着信応答信号の受信を許容し、その
    時間内に正当な移動局からの着信応答信号を検出する
    と、以後の着信応答信号の受信を拒否することを特徴と
    する移動局着信接続方法。
  3. 【請求項3】 請求項1の着信接続方法において、 上記所定時間以内に着信応答信号が受信されないと、上
    記所定時間が経過した時点で、着信要求信号を再送出す
    ると共に、所定時間、着信応答信号の受信を許容するこ
    とを特徴とする移動局着信接続方法。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3の着信接続方法におい
    て、 上記着信要求信号を再送後、所定時間内に正当な移動局
    からの着信応答信号を受信しないと、着信処理を終了す
    ることを特徴とする移動局着信接続方法。
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