JP3123003B2 - 熱転写受像シート - Google Patents
熱転写受像シートInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写受像シートに関
し、更に詳しくは優れた耐油性を有する画像を与える熱
転写受像シートの提供を目的とする。
し、更に詳しくは優れた耐油性を有する画像を与える熱
転写受像シートの提供を目的とする。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の熱転写方法が公知である
が、それらの中で昇華性染料を記録剤とし、これを紙や
プラスチックフイルム等の基材シートに担持させて熱転
写シートとし、染料受容層を設けた紙やプラスチックフ
イルム上に各種のフルカラー画像を形成する方法が提案
されている。この場合には加熱手段としてプリンターの
サーマルヘッドが使用され、極めて短時間の加熱によっ
て3色又は4色の多数の色ドットを熱転写受像シートに
転移させ、該多色の色ドットにより原稿のフルカラー画
像を再現するものである。
が、それらの中で昇華性染料を記録剤とし、これを紙や
プラスチックフイルム等の基材シートに担持させて熱転
写シートとし、染料受容層を設けた紙やプラスチックフ
イルム上に各種のフルカラー画像を形成する方法が提案
されている。この場合には加熱手段としてプリンターの
サーマルヘッドが使用され、極めて短時間の加熱によっ
て3色又は4色の多数の色ドットを熱転写受像シートに
転移させ、該多色の色ドットにより原稿のフルカラー画
像を再現するものである。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】上記熱転写方法
で使用される受像シートは、紙、合成紙、プラスチック
シート等の基材シートの表面に熱可塑性樹脂からなる染
料受容層を設けたものである為、該受容層は皮脂、可塑
剤、溶剤等の油状物質と親和性が高い。その為画像形成
後の受容層面に指が触れると指紋が残ったり、消しゴム
や電話コード等の軟質塩化ビニル製品が接触すると、画
像を形成している染料に悪影響が生じ、画像品質が劣化
するという問題がある。従って、本発明の目的は、耐指
紋性、耐可塑剤性等の耐油性に優れた画像を与える熱転
写受像シートを提供することである。
で使用される受像シートは、紙、合成紙、プラスチック
シート等の基材シートの表面に熱可塑性樹脂からなる染
料受容層を設けたものである為、該受容層は皮脂、可塑
剤、溶剤等の油状物質と親和性が高い。その為画像形成
後の受容層面に指が触れると指紋が残ったり、消しゴム
や電話コード等の軟質塩化ビニル製品が接触すると、画
像を形成している染料に悪影響が生じ、画像品質が劣化
するという問題がある。従って、本発明の目的は、耐指
紋性、耐可塑剤性等の耐油性に優れた画像を与える熱転
写受像シートを提供することである。
【0004】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、基材シートの少
なくとも一方の面に下記(1)〜(5)の樹脂の少なく
とも1種を含む染料受容層を形成してなり、該染料受容
層のテトラデカンに対する接触角が10°以上であるこ
とを特徴とする熱転写受像シートである。(1)弗素含有の置換基を側鎖に有するビニルモノマ
ー、アクリレートモノマー、メタクリレートモノマー
と、弗素を含有していないビニルモノマー、アクリレー
トモノマー、メタクリレートモノマーとの共重合樹脂。 (2)弗素含有の置換基を側鎖に有するビニルモノマ
ー、アクリレートモノマー、メタクリレートモノマー
と、弗素を含有していないビニルモノマー、アクリレー
トモノマー、メタクリレートモノマーと、アクリロイル
基又はメタクリロイル基を末端に有するポリジメチルシ
ロキサンの共重合樹脂。 (3)両末端アルコール基を有するポリジメチルシロキ
サンと含弗素アルコールとをポリイソシアネートによっ
て高分子量化させた樹脂。 (4)メチルハイドロジェンポリシロキサンと含弗素ア
ルキルアリルエーテルやビニルエーテル又は含弗素アク
リレート、メタクリレートとを白金触媒下で反応するこ
とによって得られる樹脂。 (5)シラノール基を有するジメチルポリシロキサンと
フルオロアルキルシランとの反応によって得られる樹
脂。
によって達成される。即ち、本発明は、基材シートの少
なくとも一方の面に下記(1)〜(5)の樹脂の少なく
とも1種を含む染料受容層を形成してなり、該染料受容
層のテトラデカンに対する接触角が10°以上であるこ
とを特徴とする熱転写受像シートである。(1)弗素含有の置換基を側鎖に有するビニルモノマ
ー、アクリレートモノマー、メタクリレートモノマー
と、弗素を含有していないビニルモノマー、アクリレー
トモノマー、メタクリレートモノマーとの共重合樹脂。 (2)弗素含有の置換基を側鎖に有するビニルモノマ
ー、アクリレートモノマー、メタクリレートモノマー
と、弗素を含有していないビニルモノマー、アクリレー
トモノマー、メタクリレートモノマーと、アクリロイル
基又はメタクリロイル基を末端に有するポリジメチルシ
ロキサンの共重合樹脂。 (3)両末端アルコール基を有するポリジメチルシロキ
サンと含弗素アルコールとをポリイソシアネートによっ
て高分子量化させた樹脂。 (4)メチルハイドロジェンポリシロキサンと含弗素ア
ルキルアリルエーテルやビニルエーテル又は含弗素アク
リレート、メタクリレートとを白金触媒下で反応するこ
とによって得られる樹脂。 (5)シラノール基を有するジメチルポリシロキサンと
フルオロアルキルシランとの反応によって得られる樹
脂。
【0005】
【作用】受像シートの染料受容層のテトラデカンに対す
る接触角を10°以上とすることによって、耐指紋性、
耐可塑剤性等の耐油性に優れた画像を与える熱転写受像
シートを提供することが出来る。
る接触角を10°以上とすることによって、耐指紋性、
耐可塑剤性等の耐油性に優れた画像を与える熱転写受像
シートを提供することが出来る。
【0006】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳細に説明する。本発明の熱転写受像シート
は、基材シートと、該基材シートの少なくとも一方の面
に形成された染料受容層とからなる。本発明で使用する
基材シートとしては、合成紙(ポリオレフィン系、ポリ
スチレン系等)、上質紙、アート紙、コート紙、キャス
トコート紙、壁紙、裏打用紙、合成樹脂又はエマルジョ
ン含浸紙、合成ゴムラテックス含浸紙、合成樹脂内添
紙、板紙等、セルロース繊維紙、ポリオレフィン、ポリ
塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレ
ン、ポリメタクリレート、ポリカーボネート等の各種の
プラスチックのフイルム又はシート等が使用出来、又、
これらの合成樹脂に白色顔料や充填剤を加えて成膜した
白色不透明フイルム或いは発泡させた発泡シート等も使
用出来特に限定されない。又、上記基材シートの任意の
組み合わせによる積層体も使用出来る。代表的な積層体
の例として、セルロース繊維紙と合成紙或いはセルロー
ス繊維紙とプラスチックフイルム又はシートとの合成紙
が挙げられる。これらの基材シートの厚みは任意でよ
く、例えば、10〜300μm程度の厚みが一般的であ
る。上記の如き基材シートは、その表面に形成する染料
受容層との密着力が乏しい場合にはその表面にプライマ
ー処理やコロナ放電処理を施すのが好ましい。上記基材
シートの表面に形成する染料受容層は、熱転写シートか
ら移行してくる昇華性染料を受容し、形成された画像を
維持する為のものであり、更に本発明ではテトラデカン
に対する接触角が10°以上となる様に構成する。
発明を更に詳細に説明する。本発明の熱転写受像シート
は、基材シートと、該基材シートの少なくとも一方の面
に形成された染料受容層とからなる。本発明で使用する
基材シートとしては、合成紙(ポリオレフィン系、ポリ
スチレン系等)、上質紙、アート紙、コート紙、キャス
トコート紙、壁紙、裏打用紙、合成樹脂又はエマルジョ
ン含浸紙、合成ゴムラテックス含浸紙、合成樹脂内添
紙、板紙等、セルロース繊維紙、ポリオレフィン、ポリ
塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレ
ン、ポリメタクリレート、ポリカーボネート等の各種の
プラスチックのフイルム又はシート等が使用出来、又、
これらの合成樹脂に白色顔料や充填剤を加えて成膜した
白色不透明フイルム或いは発泡させた発泡シート等も使
用出来特に限定されない。又、上記基材シートの任意の
組み合わせによる積層体も使用出来る。代表的な積層体
の例として、セルロース繊維紙と合成紙或いはセルロー
ス繊維紙とプラスチックフイルム又はシートとの合成紙
が挙げられる。これらの基材シートの厚みは任意でよ
く、例えば、10〜300μm程度の厚みが一般的であ
る。上記の如き基材シートは、その表面に形成する染料
受容層との密着力が乏しい場合にはその表面にプライマ
ー処理やコロナ放電処理を施すのが好ましい。上記基材
シートの表面に形成する染料受容層は、熱転写シートか
ら移行してくる昇華性染料を受容し、形成された画像を
維持する為のものであり、更に本発明ではテトラデカン
に対する接触角が10°以上となる様に構成する。
【0007】染料受容層を形成する為の樹脂としては、
例えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポ
リ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化ポリ
マー、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルエステル等のビニ
ルポリマー、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリスチレ
ン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンやプロピレン等
のオレフィンと他のビニルモノマーとの共重合体系樹
脂、アイオノマー、セルロースジアセテート等のセルロ
ース系樹脂、ポリカーボネート等が挙げられ、特に好ま
しいものは、ビニル系樹脂及びポリエステル系樹脂であ
る。
例えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポ
リ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化ポリ
マー、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルエステル等のビニ
ルポリマー、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリスチレ
ン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンやプロピレン等
のオレフィンと他のビニルモノマーとの共重合体系樹
脂、アイオノマー、セルロースジアセテート等のセルロ
ース系樹脂、ポリカーボネート等が挙げられ、特に好ま
しいものは、ビニル系樹脂及びポリエステル系樹脂であ
る。
【0008】本発明の熱転写受像シートは前記の基材シ
ートの少なくとも一方の面に、上記の如き樹脂に離型剤
等の添加剤を加えたものを、適当な有機溶剤に溶解した
り或いは有機溶剤や水に分散した分散体を、例えば、グ
ラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いた
リバースロールコーティング法等の形成手段により塗
布、乾燥及び加熱して染料受容層と離型層とを形成する
ことによって得られる。上記染料受容層の形成に際して
は、染料受容層の白色度を向上させて転写画像の鮮明度
を更に高める目的で、酸化チタン、酸化亜鉛、カオリン
クレー、炭酸カルシウム、微粉末シリカ等の顔料や充填
剤を添加することが出来る。
ートの少なくとも一方の面に、上記の如き樹脂に離型剤
等の添加剤を加えたものを、適当な有機溶剤に溶解した
り或いは有機溶剤や水に分散した分散体を、例えば、グ
ラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いた
リバースロールコーティング法等の形成手段により塗
布、乾燥及び加熱して染料受容層と離型層とを形成する
ことによって得られる。上記染料受容層の形成に際して
は、染料受容層の白色度を向上させて転写画像の鮮明度
を更に高める目的で、酸化チタン、酸化亜鉛、カオリン
クレー、炭酸カルシウム、微粉末シリカ等の顔料や充填
剤を添加することが出来る。
【0009】上記染料受容層のテトラデカンに対する接
触各を10°以上とする方法としては、前記樹脂として
撥油性の高い樹脂、例えば、弗素変性樹脂を使用又は併
用する方法等が挙げられる。(1)本発明でいう 弗素変性樹脂とは、弗素含有の置換
基を側鎖に有するビニルモノマー、アクリレートモノマ
ー、メタクリレートモノマー等と、弗素を含有していな
いビニルモノマー、アクリレートモノマー、メタクリレ
ートモノマー等との共重合によって得られる。マクロモ
ノマーやラジカル開始剤となりうるジアルコールやジカ
ルボン酸を用いること、アニオン重合等によって得られ
るグラフトコポリマーやブロックコポリマーを本発明で
用いることが出来る。
触各を10°以上とする方法としては、前記樹脂として
撥油性の高い樹脂、例えば、弗素変性樹脂を使用又は併
用する方法等が挙げられる。(1)本発明でいう 弗素変性樹脂とは、弗素含有の置換
基を側鎖に有するビニルモノマー、アクリレートモノマ
ー、メタクリレートモノマー等と、弗素を含有していな
いビニルモノマー、アクリレートモノマー、メタクリレ
ートモノマー等との共重合によって得られる。マクロモ
ノマーやラジカル開始剤となりうるジアルコールやジカ
ルボン酸を用いること、アニオン重合等によって得られ
るグラフトコポリマーやブロックコポリマーを本発明で
用いることが出来る。
【0010】具体的な弗素化合物系モノマーやオリゴマ
ーとしては、下記に示す化合物が挙げられる。 C7F15CH2OCOCH=CH2、 C7F15CH2OCOC(Me)=CH2、 CF3(CF2)2CH2OCOC(Me)=CH2、 CF3(CF2)4(CH2)2OCOC(Me)=CH2、 CF3(CF2)3(CH2)2OCOC(Me)=CH2、 (CF3)2CF(CF2)8(CH2)2OCOCH=CH2、 (CF3)2CF(CF2)8(CH2)2OCOC(Me)=CH2、 C8F17CH2CH(OH)CH2OCOC(Me)=CH2、 C8F17(CF2)11OCOC(Me)=CH2、 C7F15CON(Et)(CH2)2OCOC(Me)=CH2、 C6F13SO2N(Me)(CH2)2OCOCH=CH2、 C8F17SO2N(Pr)(CH2)2OCOCH=CH2、 C8F17SO2N(Me)(CH2)2OCOC(Me)=CH2、 C8F17SO2N(Me)(CH2)18OCOCH2CH=CH2、 C8F17SO2N(CH2CH2OCOCH=CH2)2、 HCF2(CF2)7CH2OCOC(Me)=CH2、 等のパーフルオロアルキル基含有(メタ)アクリル酸エステル; C7F15CH2OCH=CH2、 C7F15CH2OCH2CH=CH2 等の上記と同様のパーフルオロアルキル基を有するビニルエーテル又はアリルエ ーテル; C8F17SO2NHCH2SO2CH=CH2 等の上記(メタ)アクリル酸エステルの場合と同様のパ
ーフルオロアルキル基を有するビニルスルホンが挙げら
れる〔上記においてMeはメチル基、Etはエチル基及
びPrはプロピル基を示す。〕。
ーとしては、下記に示す化合物が挙げられる。 C7F15CH2OCOCH=CH2、 C7F15CH2OCOC(Me)=CH2、 CF3(CF2)2CH2OCOC(Me)=CH2、 CF3(CF2)4(CH2)2OCOC(Me)=CH2、 CF3(CF2)3(CH2)2OCOC(Me)=CH2、 (CF3)2CF(CF2)8(CH2)2OCOCH=CH2、 (CF3)2CF(CF2)8(CH2)2OCOC(Me)=CH2、 C8F17CH2CH(OH)CH2OCOC(Me)=CH2、 C8F17(CF2)11OCOC(Me)=CH2、 C7F15CON(Et)(CH2)2OCOC(Me)=CH2、 C6F13SO2N(Me)(CH2)2OCOCH=CH2、 C8F17SO2N(Pr)(CH2)2OCOCH=CH2、 C8F17SO2N(Me)(CH2)2OCOC(Me)=CH2、 C8F17SO2N(Me)(CH2)18OCOCH2CH=CH2、 C8F17SO2N(CH2CH2OCOCH=CH2)2、 HCF2(CF2)7CH2OCOC(Me)=CH2、 等のパーフルオロアルキル基含有(メタ)アクリル酸エステル; C7F15CH2OCH=CH2、 C7F15CH2OCH2CH=CH2 等の上記と同様のパーフルオロアルキル基を有するビニルエーテル又はアリルエ ーテル; C8F17SO2NHCH2SO2CH=CH2 等の上記(メタ)アクリル酸エステルの場合と同様のパ
ーフルオロアルキル基を有するビニルスルホンが挙げら
れる〔上記においてMeはメチル基、Etはエチル基及
びPrはプロピル基を示す。〕。
【0011】弗素を含有しないモノマーとしては、一般
にスチレンやその誘導体、アクリル酸、メタクリル酸、
それらのアルキルエステル、アミド等が挙げられ、2−
ヒドロキシエチルアクリレートやメタクリレート等を用
いた場合、ポリマー中に−OH基が存在する為、ポリイ
ソシアネートで硬化させることが出来る。(2) これらの弗素変性樹脂中に、ジメチルシロキサン
の鎖を入れることは、弗素を表面に出すことでは効果が
あり、具体的にはアクリロイル基又はメタクリロイル基
を末端に有するポリジメチルシロキサンを共重合する方
法又は上記した様にラジカル開始剤となりうるジアルコ
ールと、両末端アルコール基を有するポリジメチルシロ
キサンとのイソシアネートを介してのウレタン化やラジ
カル開始剤となりうるジカルボン酸と両末端エポキシ基
を有するポリジメチルシロキサンとの反応によってシリ
コーン変性含弗素ポリマーが得られる。(3) 更に含弗素シリコーン変性樹脂としては、両末端
アルコール基を有するポリジメチルシロキサンと含弗素
アルコールとをポリイソシアネートによって高分子量化
させることによって得られる。含弗素アルコールの具体
例としては、下記のものが挙げられる。
にスチレンやその誘導体、アクリル酸、メタクリル酸、
それらのアルキルエステル、アミド等が挙げられ、2−
ヒドロキシエチルアクリレートやメタクリレート等を用
いた場合、ポリマー中に−OH基が存在する為、ポリイ
ソシアネートで硬化させることが出来る。(2) これらの弗素変性樹脂中に、ジメチルシロキサン
の鎖を入れることは、弗素を表面に出すことでは効果が
あり、具体的にはアクリロイル基又はメタクリロイル基
を末端に有するポリジメチルシロキサンを共重合する方
法又は上記した様にラジカル開始剤となりうるジアルコ
ールと、両末端アルコール基を有するポリジメチルシロ
キサンとのイソシアネートを介してのウレタン化やラジ
カル開始剤となりうるジカルボン酸と両末端エポキシ基
を有するポリジメチルシロキサンとの反応によってシリ
コーン変性含弗素ポリマーが得られる。(3) 更に含弗素シリコーン変性樹脂としては、両末端
アルコール基を有するポリジメチルシロキサンと含弗素
アルコールとをポリイソシアネートによって高分子量化
させることによって得られる。含弗素アルコールの具体
例としては、下記のものが挙げられる。
【0012】C8F17C2H4OH、 C6F13C2H4OH、 (CF3)2CFC10F20C2H4OH、 C8F17C2H4OH、 C10F21C2H4OH、 C8F17SO2N(C2H5)C2H4OH、 C8F17SO2N(Me)C2H4OH、 (CF3)2CHOH。(4) 更にメチルハイドロジェンポリシロキサンと含弗
素アルキルアリルエーテルやビニルエーテル又は含弗素
アクリレート、メタクリレートとを白金触媒下で反応す
ることによっても得られる。
素アルキルアリルエーテルやビニルエーテル又は含弗素
アクリレート、メタクリレートとを白金触媒下で反応す
ることによっても得られる。
【0013】(5)更にシラノール基を有するジメチル
ポリシロキサンとフルオロアルキルシランとの反応によ
っても、含弗素シリコーン変性樹脂が得られる。又、フ
ルオロアルキルシランとしては下記のものが挙げられ
る。 CF3CH2CH2Si(OMe)3 CF3CH2CH2SiCl3 CF3(CF2)5CH2CH2SiCl3 CF3(CH2)5CH2CH2Si(OMe)3 CF3(CF2)7CH2CH2SiCl3 CF3(CH2)7CH2CH2Si(OMe)3 CF3(CF2)7CH2CH2SiMeCl2 CF3(CF2)7CH2CH2SiMe(OMe)2 この場合、特にシラノール基を有するジメチルポリシロ
キサンのみを組成物として塗布、乾燥後、その塗膜上に
フルオロアルキルシランをメタノール溶液で塗工し、乾
燥及び加熱するすることによっても得られる。以上の如
く形成される染料受容層は任意の厚さでよいが、一般的
には1〜50μmの厚さである。又、この様な染料受容
層は連続被覆であるのが好ましいが、樹脂エマルジョン
や樹脂分散液を使用して、不連続の被覆として形成して
もよい。
ポリシロキサンとフルオロアルキルシランとの反応によ
っても、含弗素シリコーン変性樹脂が得られる。又、フ
ルオロアルキルシランとしては下記のものが挙げられ
る。 CF3CH2CH2Si(OMe)3 CF3CH2CH2SiCl3 CF3(CF2)5CH2CH2SiCl3 CF3(CH2)5CH2CH2Si(OMe)3 CF3(CF2)7CH2CH2SiCl3 CF3(CH2)7CH2CH2Si(OMe)3 CF3(CF2)7CH2CH2SiMeCl2 CF3(CF2)7CH2CH2SiMe(OMe)2 この場合、特にシラノール基を有するジメチルポリシロ
キサンのみを組成物として塗布、乾燥後、その塗膜上に
フルオロアルキルシランをメタノール溶液で塗工し、乾
燥及び加熱するすることによっても得られる。以上の如
く形成される染料受容層は任意の厚さでよいが、一般的
には1〜50μmの厚さである。又、この様な染料受容
層は連続被覆であるのが好ましいが、樹脂エマルジョン
や樹脂分散液を使用して、不連続の被覆として形成して
もよい。
【0014】又、本発明の受像シートは、基材シートを
適宜選択することにより、熱転写記録可能な被熱転写シ
ート、カード類、透過型原稿作成用シート等の各種用途
に適用することも出来る。更に、本発明の受像シートは
必要に応じて基材シートと染料受容層との間にクッショ
ン層を設けることが出来、この様なクッション層を設け
ることによって、印字時にノイズが少なく画像情報に対
応した画像を再現性良く転写記録することが出来る。ク
ッション層を構成する材質としては、例えば、ポリウレ
タン樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン系樹脂、ブタジ
エンラバー、エポキシ樹脂等が挙げられ、特に発泡性を
有する発泡ポリエチレン樹脂や発泡ポリプロピレン樹脂
が好ましい。クッション層の厚さは2〜20μm程度が
好ましい。
適宜選択することにより、熱転写記録可能な被熱転写シ
ート、カード類、透過型原稿作成用シート等の各種用途
に適用することも出来る。更に、本発明の受像シートは
必要に応じて基材シートと染料受容層との間にクッショ
ン層を設けることが出来、この様なクッション層を設け
ることによって、印字時にノイズが少なく画像情報に対
応した画像を再現性良く転写記録することが出来る。ク
ッション層を構成する材質としては、例えば、ポリウレ
タン樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン系樹脂、ブタジ
エンラバー、エポキシ樹脂等が挙げられ、特に発泡性を
有する発泡ポリエチレン樹脂や発泡ポリプロピレン樹脂
が好ましい。クッション層の厚さは2〜20μm程度が
好ましい。
【0015】又、基材シートの裏面に滑性層を設けるこ
とも出来る。滑性層の材質としては、メチルメタクリレ
ート等のメタクリレート樹脂若しくは対応するアクリレ
ート樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等のビニル
系樹脂等が挙げられる。更に、受像シートに検知マーク
を設けることも可能である。検知マークは熱転写シート
と受像シートとの位置決めを行う際等に極めて便利であ
り、例えば、光電管検知装置により検知しうる検知マー
クを基材シートの裏面等に印刷等により設けることが出
来る。
とも出来る。滑性層の材質としては、メチルメタクリレ
ート等のメタクリレート樹脂若しくは対応するアクリレ
ート樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等のビニル
系樹脂等が挙げられる。更に、受像シートに検知マーク
を設けることも可能である。検知マークは熱転写シート
と受像シートとの位置決めを行う際等に極めて便利であ
り、例えば、光電管検知装置により検知しうる検知マー
クを基材シートの裏面等に印刷等により設けることが出
来る。
【0016】上記の如き本発明の熱転写受像シートを使
用して熱転写を行う際に使用する熱転写シートは、紙や
ポリエステルフイルム上に昇華性染料を含む染料層を設
けたものであり、従来公知の熱転写シートはいずれも本
発明でそのまま使用することが出来る。又、熱転写時の
熱エネルギーの付与手段は、従来公知の熱ペン、熱板、
サーマルヘッド、レーザー等の付与手段がいずれも使用
出来、例えば、サーマルプリンター(例えば、(株)日
立製作所製、ビデオプリンターVY−100)等の記録
装置によって、記録時間をコントロールすることによ
り、5〜100mJ/mm2程度の熱エネルギーを付与
することによって所期の目的を十分に達成することが出
来る。
用して熱転写を行う際に使用する熱転写シートは、紙や
ポリエステルフイルム上に昇華性染料を含む染料層を設
けたものであり、従来公知の熱転写シートはいずれも本
発明でそのまま使用することが出来る。又、熱転写時の
熱エネルギーの付与手段は、従来公知の熱ペン、熱板、
サーマルヘッド、レーザー等の付与手段がいずれも使用
出来、例えば、サーマルプリンター(例えば、(株)日
立製作所製、ビデオプリンターVY−100)等の記録
装置によって、記録時間をコントロールすることによ
り、5〜100mJ/mm2程度の熱エネルギーを付与
することによって所期の目的を十分に達成することが出
来る。
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に
断りの無い限り重量基準である。
具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に
断りの無い限り重量基準である。
【0017】実施例1〜2及び比較例1〜6 基材シートとして合成紙(ユポ−FRG−150 、厚
さ150μm、王子油化製)を用い、この一方の面に下
記第1表の組成の塗工液をバーコーターにより乾燥時1
0.0g/m2になる割合で塗布し、ドライヤーで仮乾
燥後、100℃のオーブン中で30分間乾燥して染料受
容層を形成して本発明及び比較例の受像シートを得た。塗工液組成 : 下記表1の樹脂 50部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 10部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 10部 下記表1の溶剤 400部
さ150μm、王子油化製)を用い、この一方の面に下
記第1表の組成の塗工液をバーコーターにより乾燥時1
0.0g/m2になる割合で塗布し、ドライヤーで仮乾
燥後、100℃のオーブン中で30分間乾燥して染料受
容層を形成して本発明及び比較例の受像シートを得た。塗工液組成 : 下記表1の樹脂 50部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 10部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 10部 下記表1の溶剤 400部
【0018】
【表1】
【0019】
【0020】
【0021】比較例7 下記塗工液を使用した以外は実施例1と同様にして比較
例の受像シートを得た。塗工液組成 : 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(#1000A、電気化学工業製)50部 ポリエステル(バイロン600、東洋紡績製) 50部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 10部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 10部 トルエン 400部
例の受像シートを得た。塗工液組成 : 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(#1000A、電気化学工業製)50部 ポリエステル(バイロン600、東洋紡績製) 50部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 10部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 10部 トルエン 400部
【0022】実施例3 下記塗工液を使用した以外は実施例1と同様にして本発
明の受像シートを得た。塗工液組成 : 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(#1000A、電気化学工業製)50部 ポリエステル(バイロン600、東洋紡績製) 50部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 10部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 10部 弗素系樹脂(サーフロンS−382、旭硝子製) 0.5部 トルエン 400部
明の受像シートを得た。塗工液組成 : 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(#1000A、電気化学工業製)50部 ポリエステル(バイロン600、東洋紡績製) 50部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 10部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 10部 弗素系樹脂(サーフロンS−382、旭硝子製) 0.5部 トルエン 400部
【0023】実施例4 下記塗工液を使用した以外は実施例1と同様にして本発
明の受像シートを得た。塗工液組成 : 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(#1000A、電気化学工業製)50部 ポリエステル(バイロン600、東洋紡績製) 50部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 10部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 10部 弗素系樹脂(サーフロンS−382、旭硝子製) 0.25部 トルエン 400部
明の受像シートを得た。塗工液組成 : 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(#1000A、電気化学工業製)50部 ポリエステル(バイロン600、東洋紡績製) 50部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 10部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 10部 弗素系樹脂(サーフロンS−382、旭硝子製) 0.25部 トルエン 400部
【0024】比較例8 下記塗工液を使用した以外は実施例1と同様にして比較
例の受像シートを得た。塗工液組成 : 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(#1000A、電気化学工業製)50部 ポリエステル(バイロン600、東洋紡績製) 50部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 10部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 10部 トルエン 400部 一方、下記組成の染料層形成用塗工液を調製し、背面に
耐熱処理を施した4.5μm厚のポリエチレンテレフタ
レートフイルムに、乾燥塗布量が1.0g/m2になる
様にワイヤーバーにより塗布及び乾燥し、更に背面にシ
リコーンオイル(X−41・4003A、信越シリコー
ン製)をスポイトで数滴滴下後、全面に広げて背面処理
コートを行い、熱転写シートを得た。塗工液組成 : 分散染料(カヤセットブルー714、C.I.ソルベントブルー63、日本 化薬製) 7部 ポリビニルブチラール樹脂(BX−1、積水化学製) 4.5部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 90部
例の受像シートを得た。塗工液組成 : 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(#1000A、電気化学工業製)50部 ポリエステル(バイロン600、東洋紡績製) 50部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 10部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 10部 トルエン 400部 一方、下記組成の染料層形成用塗工液を調製し、背面に
耐熱処理を施した4.5μm厚のポリエチレンテレフタ
レートフイルムに、乾燥塗布量が1.0g/m2になる
様にワイヤーバーにより塗布及び乾燥し、更に背面にシ
リコーンオイル(X−41・4003A、信越シリコー
ン製)をスポイトで数滴滴下後、全面に広げて背面処理
コートを行い、熱転写シートを得た。塗工液組成 : 分散染料(カヤセットブルー714、C.I.ソルベントブルー63、日本 化薬製) 7部 ポリビニルブチラール樹脂(BX−1、積水化学製) 4.5部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 90部
【0025】上記の熱転写シートと前記の本発明及び比
較例の熱転写受像シートとを、夫々の染料層と染料受容
面とを対向させて重ね合せ、サーマルヘッドを用いて、
出力1W/ドット、パルス幅0.3〜0.45mse
c.、ドット密度6ドット/mmの条件で印字を行いシ
アン画像を形成した後、画像面の接触角、耐指紋性、耐
可塑剤性を調べ下記表2の結果を得た。
較例の熱転写受像シートとを、夫々の染料層と染料受容
面とを対向させて重ね合せ、サーマルヘッドを用いて、
出力1W/ドット、パルス幅0.3〜0.45mse
c.、ドット密度6ドット/mmの条件で印字を行いシ
アン画像を形成した後、画像面の接触角、耐指紋性、耐
可塑剤性を調べ下記表2の結果を得た。
【0026】
【表2】
【0027】接触角:撥水性の時は水を、撥油性の時は
テトラデカンを用いた。テトラデカンを選んだ理由は、
接触角測定時に安定な物質であること(蒸発速度が小さ
いこと、受容層樹脂と結合を起こさないこと、受容層樹
脂を溶解しないこと、室温20℃付近で沸点や融点がな
く安定である。)ことで、他のシクロデカン等でもよ
い。その液滴を使って協和界面科学株式会社のFACE
接触計(コンタクタングルメーター)CA−D型を用い
て滴定法で測定した。耐指紋性 :顔の皮脂を指につけ画像に押し当てた後、5
0℃で16時間放置後画像面を評価した。 ○:指紋が認められず △:指紋がやや認められる ×:指紋が明瞭に認められる耐可塑剤性 :ワセリンにジオクチルフタレートを10%
添加混合したものを画像面に塗り付けた後、40℃で4
8時間放置後画像面を評価した。 ○:変化なし △:やや褪色する ×:著しく褪色する
テトラデカンを用いた。テトラデカンを選んだ理由は、
接触角測定時に安定な物質であること(蒸発速度が小さ
いこと、受容層樹脂と結合を起こさないこと、受容層樹
脂を溶解しないこと、室温20℃付近で沸点や融点がな
く安定である。)ことで、他のシクロデカン等でもよ
い。その液滴を使って協和界面科学株式会社のFACE
接触計(コンタクタングルメーター)CA−D型を用い
て滴定法で測定した。耐指紋性 :顔の皮脂を指につけ画像に押し当てた後、5
0℃で16時間放置後画像面を評価した。 ○:指紋が認められず △:指紋がやや認められる ×:指紋が明瞭に認められる耐可塑剤性 :ワセリンにジオクチルフタレートを10%
添加混合したものを画像面に塗り付けた後、40℃で4
8時間放置後画像面を評価した。 ○:変化なし △:やや褪色する ×:著しく褪色する
【0028】実施例5 塗工液組成 : ポリビニルアセトアセタール(積水化学製、エスレックKS−1)100部 触媒硬化型シリコーン(信越化学製、X−62−1212) 20部 弗素樹脂(旭硝子製、ルミフロンLF200) 10部 イソシアネート(日本ポリウレタン製、コロネートHK) 0.9部 ジブチルスズジラウレート 3.5×10-2部 白金系硬化触媒(信越化学工業製、Cat PL50T) 2部 MEK/トルエン(1/1) 600部 基材フィルムとして、合成紙(ユポFRG−150、厚
さ150μm、王子油化製)を用い、上記組成の塗工液
をバーコーターにより、乾燥時5.0g/m2になる様
塗布及び乾燥し、本発明の受像シートを得た。 実施例6〜19 実施例5における塗工液に代えて下記塗工液を使用し、
他は実施例5と同様にして本発明の受像シートを得た。
さ150μm、王子油化製)を用い、上記組成の塗工液
をバーコーターにより、乾燥時5.0g/m2になる様
塗布及び乾燥し、本発明の受像シートを得た。 実施例6〜19 実施例5における塗工液に代えて下記塗工液を使用し、
他は実施例5と同様にして本発明の受像シートを得た。
【0029】実施例6 塗工液組成 : ポリビニルアセトアセタール(積水化学製、エスレックKS−1)100部 触媒硬化型シリコーン(信越化学工業製、X−62−1212) 20部 白金系硬化触媒(信越化学工業製、Cat PL50T) 1部 弗素樹脂(旭硝子製、ルミフロンLF200) 10部 MEK/トルエン(1/1) 600部 実施例7 塗工液組成 : ポリビニルアセトアセタール(積水化学製、エスレックKS−1)100部 触媒硬化型シリコーン(信越化学工業製、X−62−1212) 20部 白金系硬化触媒(信越化学工業製、Cat PL50T) 1部 弗素含有アクリル樹脂(日本油脂製、モデイパーF200) 20部 MEK/トルエン(1/1) 600部
【0030】実施例8 塗工液組成 : ポリビニルアセトアセタール(積水化学製、エスレックKS−1)100部 触媒硬化型シリコーン(信越化学工業製、X−62−1212) 20部 白金系硬化触媒(信越化学工業製、Cat PL50T) 1部 弗素含有アクリル樹脂(日本油脂製、モデイパーF200) 20部 イソシアネート(日本ポリウレタン製、コロネートHK) 0.9部 ジブチルスズジラウレート 3.5×10-2部 MEK/トルエン(1/1) 600部 実施例9 実施例7のモデイパーF200をモデイパーFS710
とした。 実施例10 実施例8のモデイパーF200をモデイパーFS710
とした。
とした。 実施例10 実施例8のモデイパーF200をモデイパーFS710
とした。
【0031】実施例11 塗工液組成 : ポリビニルアセトアセタール(エスレックKS−1、積水化学製)100部 触媒硬化型シリコーン(X−62−1212、信越化学工業製) 20部 白金系硬化触媒(Cat PL50T、信越化学工業製) 2部 含弗素アルコール(ユニセーフHFA−5635、日本油脂製) 5部 アルコール変性ジメチルシロキサン(BY−16−005、東芝シリコーン 製) 4部 コロネートHK 10部 ジブチルスズジラウレート 5×10-2部 MEK/トルエン(1/1) 600部
【0032】実施例12 塗工液組成 : ポリビニルアセトアセタール(エスレックKS−1、積水化学製)100部 メチルハイドロジェンポリシロキサン(BY−16−805、東レシリコー ン製) 10部 白金系硬化触媒(Cat PL50T、信越化学工業製) 1部 アリルヘキサフルオロイソプロピルエーテル 5部 MEK/トルエン(1/1) 600部 実施例13 実施例12のアリルヘキサフルオロイソプロピルエーテ
ルをアリルペンタデカフルオロオクチルエーテルとし
た。 実施例14 実施例12のアリルヘキサフルオロイソプロピルエーテ
ルを含弗素アルキルアクリレートとした。含弗素アルキ
ルアクリレートは、共栄社油脂製のFA−108とし
た。
ルをアリルペンタデカフルオロオクチルエーテルとし
た。 実施例14 実施例12のアリルヘキサフルオロイソプロピルエーテ
ルを含弗素アルキルアクリレートとした。含弗素アルキ
ルアクリレートは、共栄社油脂製のFA−108とし
た。
【0033】実施例15 塗工液組成 : ポリビニルアセトアセタール(エスレックKS−1、積水化学製)100部 触媒硬化型シリコーン(X−62−1212、信越化学工業製) 20部 白金系硬化触媒(Cat PL50T、信越化学工業製) 1部 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 20部 含弗素アルキルアクリレート(FA−108、共栄社油脂製) 10部 光硬化開始剤(イルガキュア183、チバガイギー製) 8部 MEK/トルエン(1/1) 600部 上記組成の塗工液を塗布及び乾燥後、20mJ/m2の
UV光で3回露光し硬化塗膜を得た。 実施例16塗工液組成 : ポリビニルアセトアセタール(エスレックKS−1、積水化学製)100部 触媒硬化型シリコーン(X−62−1212、信越化学工業製) 20部 白金系硬化触媒(Cat PL50T、信越化学工業製) 1部 フルオロアルキルシラン(XC95−470、東芝シリコーン製) 4部 シラノール変性ジメチルポリシロキサン(YF 3057、東芝シリコーン 製) 12部 MEK/トルエン(1/1) 600部
UV光で3回露光し硬化塗膜を得た。 実施例16塗工液組成 : ポリビニルアセトアセタール(エスレックKS−1、積水化学製)100部 触媒硬化型シリコーン(X−62−1212、信越化学工業製) 20部 白金系硬化触媒(Cat PL50T、信越化学工業製) 1部 フルオロアルキルシラン(XC95−470、東芝シリコーン製) 4部 シラノール変性ジメチルポリシロキサン(YF 3057、東芝シリコーン 製) 12部 MEK/トルエン(1/1) 600部
【0034】実施例17 実施例14のフルオロアルキルシランXC95−470
を、XC95−471とした。 実施例18 実施例17のフルオロアルキルシランを除いた組成で、
予め塗工及び乾燥し、フルオロアルキルシラン(XC−
95−470、東芝シリコーン製)のメタノール溶液を
塗布及び乾燥した後、120℃で15分間キュアリング
した。 実施例19 実施例17のフルオロアルキルシランXC95−470
を、XC95−471とした。
を、XC95−471とした。 実施例18 実施例17のフルオロアルキルシランを除いた組成で、
予め塗工及び乾燥し、フルオロアルキルシラン(XC−
95−470、東芝シリコーン製)のメタノール溶液を
塗布及び乾燥した後、120℃で15分間キュアリング
した。 実施例19 実施例17のフルオロアルキルシランXC95−470
を、XC95−471とした。
【0035】以下実施例5〜19までのポリビニルアセ
トアセタール樹脂を、ポリエステル樹脂とした。 実施例20〜34 実施例5における塗工液に代えて下記塗工液を使用し、
他は実施例5と同様にして本発明の受像シートを得た。塗工液組成 : ポリエステル樹脂(バイロン200、東洋紡製) 100部 触媒硬化型シリコーン(X−62−1212、信越化学工業製) 10部 白金系硬化触媒(Cat PL50T、信越化学工業製) 0.5部 MEK/トルエン(重量比1/1) 600部 一方、下記組成の染料層形成用塗工液を調製し、背面に
耐熱処理を施した4.5μm厚のポリエチレンテレフタ
レートフイルムに、乾燥塗布量が1.0g/m2になる
様にワイヤーバーにより塗布及び乾燥し、更に背面にシ
リコーンオイル(X−41・4003A、信越シリコー
ン製)をスポイトで数滴滴下後、全面に広げて背面処理
コートを行い、熱転写シートを得た。塗工液組成 : 分散染料(カヤセットブルー714、C.I.ソルベントブルー63、日本化 薬製) 7部 ポリビニルブチラール樹脂(エスレックBX−1、積水化学製) 4.5部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 90部
トアセタール樹脂を、ポリエステル樹脂とした。 実施例20〜34 実施例5における塗工液に代えて下記塗工液を使用し、
他は実施例5と同様にして本発明の受像シートを得た。塗工液組成 : ポリエステル樹脂(バイロン200、東洋紡製) 100部 触媒硬化型シリコーン(X−62−1212、信越化学工業製) 10部 白金系硬化触媒(Cat PL50T、信越化学工業製) 0.5部 MEK/トルエン(重量比1/1) 600部 一方、下記組成の染料層形成用塗工液を調製し、背面に
耐熱処理を施した4.5μm厚のポリエチレンテレフタ
レートフイルムに、乾燥塗布量が1.0g/m2になる
様にワイヤーバーにより塗布及び乾燥し、更に背面にシ
リコーンオイル(X−41・4003A、信越シリコー
ン製)をスポイトで数滴滴下後、全面に広げて背面処理
コートを行い、熱転写シートを得た。塗工液組成 : 分散染料(カヤセットブルー714、C.I.ソルベントブルー63、日本化 薬製) 7部 ポリビニルブチラール樹脂(エスレックBX−1、積水化学製) 4.5部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 90部
【0036】上記の熱転写シートと前記の本発明及び比
較例の熱転写受像シートとを、夫々の染料層と染料受容
面とを対向させて重ね合せ、サーマルヘッドを用いて、
出力1W/ドット、パルス幅0.3〜0.45mse
c.、ドット密度6ドット/mmの条件で印字を行いシ
アン画像を形成した後、画像面の接触角、耐指紋性、耐
可塑剤性を調べ下記表3の結果を得た。
較例の熱転写受像シートとを、夫々の染料層と染料受容
面とを対向させて重ね合せ、サーマルヘッドを用いて、
出力1W/ドット、パルス幅0.3〜0.45mse
c.、ドット密度6ドット/mmの条件で印字を行いシ
アン画像を形成した後、画像面の接触角、耐指紋性、耐
可塑剤性を調べ下記表3の結果を得た。
【0037】
【表3】
【0038】
【表4】
【0039】接触角:撥水性の時は水を、撥油性の時は
テトラデカンを用いた。テトラデカンを選んだ理由は、
接触角測定時に安定な物質であること(蒸発速度が小さ
いこと、受容層樹脂と結合を起こさないこと、受容層樹
脂を溶解しないこと、室温20℃付近で沸点や融点がな
く安定である。)ことで、他のシクロデカン等でもよ
い。その液滴を使って協和界面科学株式会社のFACE
接触計(コンタクタングルメーター)CA−D型を用い
て滴定法で測定した。耐指紋性 :顔の皮脂を指につけ画像に押し当てた後、5
0℃で16時間放置後画像面を評価した。 ○:指紋が認められず △:指紋がやや認められる ×:指紋が明瞭に認められる耐可塑剤性 :ワセリンにジオクチルフタレートを10%
添加混合したものを画像面に塗り付けた後、40℃で4
8時間放置後画像面を評価した。 ○:変化なし △:やや褪色する ×:著しく褪色する
テトラデカンを用いた。テトラデカンを選んだ理由は、
接触角測定時に安定な物質であること(蒸発速度が小さ
いこと、受容層樹脂と結合を起こさないこと、受容層樹
脂を溶解しないこと、室温20℃付近で沸点や融点がな
く安定である。)ことで、他のシクロデカン等でもよ
い。その液滴を使って協和界面科学株式会社のFACE
接触計(コンタクタングルメーター)CA−D型を用い
て滴定法で測定した。耐指紋性 :顔の皮脂を指につけ画像に押し当てた後、5
0℃で16時間放置後画像面を評価した。 ○:指紋が認められず △:指紋がやや認められる ×:指紋が明瞭に認められる耐可塑剤性 :ワセリンにジオクチルフタレートを10%
添加混合したものを画像面に塗り付けた後、40℃で4
8時間放置後画像面を評価した。 ○:変化なし △:やや褪色する ×:著しく褪色する
【0040】
【効果】以上の如き本発明によれば、受像シートの染料
受容層のテトラデカンに対する接触角を10°以上とす
ることによって、耐指紋性、耐可塑剤性等の耐油性に優
れた画像を与える熱転写受像シートを提供することが出
来る。
受容層のテトラデカンに対する接触角を10°以上とす
ることによって、耐指紋性、耐可塑剤性等の耐油性に優
れた画像を与える熱転写受像シートを提供することが出
来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−258389(JP,A) 特開 平2−223485(JP,A) 特開 平1−229690(JP,A) 特開 昭64−30793(JP,A) 特開 昭62−231797(JP,A) 特開 平1−200990(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/38 - 5/40
Claims (1)
- 【請求項1】 基材シートの少なくとも一方の面に下記
(1)〜(5)の樹脂の少なくとも1種を含む染料受容
層を形成してなり、該染料受容層のテトラデカンに対す
る接触角が10°以上であることを特徴とする熱転写受
像シート。(1)弗素含有の置換基を側鎖に有するビニルモノマ
ー、アクリレートモノマー、メタクリレートモノマー
と、弗素を含有していないビニルモノマー、アクリレー
トモノマー、メタクリレートモノマーとの共重合樹脂。 (2)弗素含有の置換基を側鎖に有するビニルモノマ
ー、アクリレートモノマー、メタクリレートモノマー
と、弗素を含有していないビニルモノマー、アクリレー
トモノマー、メタクリレートモノマーと、アクリロイル
基又はメタクリロイル基を末端に有するポリジメチルシ
ロキサンの共重合樹脂。 (3)両末端アルコール基を有するポリジメチルシロキ
サンと含弗素アルコールとをポリイソシアネートによっ
て高分子量化させた樹脂。 (4)メチルハイドロジェンポリシロキサンと含弗素ア
ルキルアリルエーテルやビニルエーテル又は含弗素アク
リレート、メタクリレートとを白金触媒下で反応するこ
とによって得られる樹脂。 (5)シラノール基を有するジメチルポリシロキサンと
フルオロアルキルシランとの反応によって得られる樹
脂。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40464390 | 1990-12-05 | ||
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|---|
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| EP1457354A4 (en) * | 2001-12-17 | 2005-10-26 | Fuji Photo Film Co Ltd | MULTI-COLOR RECORDING MATERIAL AND MULTICOLORED PICTURE PRODUCTION METHOD |
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1991
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