JP3123387B2 - 配線パターン決定方法 - Google Patents
配線パターン決定方法Info
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- JP3123387B2 JP3123387B2 JP07067334A JP6733495A JP3123387B2 JP 3123387 B2 JP3123387 B2 JP 3123387B2 JP 07067334 A JP07067334 A JP 07067334A JP 6733495 A JP6733495 A JP 6733495A JP 3123387 B2 JP3123387 B2 JP 3123387B2
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
- H05K1/0216—Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0005—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits for designing circuits by computer
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路基板の配線パター
ンを決定する方法及び装置に係り、特に、クロストーク
ノイズを低減するために用いて好適な配線パターン決定
方法及び装置に関する。本発明の配線パターン決定方法
および装置は、プリント基板やマルチチップモジュール
の配線設計に最も適するものであるが、半導体集積回路
装置の配線設計に対して適用することも可能である。
ンを決定する方法及び装置に係り、特に、クロストーク
ノイズを低減するために用いて好適な配線パターン決定
方法及び装置に関する。本発明の配線パターン決定方法
および装置は、プリント基板やマルチチップモジュール
の配線設計に最も適するものであるが、半導体集積回路
装置の配線設計に対して適用することも可能である。
【0002】
【従来の技術】回路基板に布線された導体は、互いに磁
気的および容量的に結合しており、近接した導体間では
クロストークと呼ばれる干渉が生じる。この干渉によっ
て生じるノイズは、回路の正常動作を妨げる原因となり
うるため、たとえば特開昭62−106575公報に記載されて
いるように、導体の平行線長を制限することによりクロ
ストークノイズを低減することが従来より行われてい
る。
気的および容量的に結合しており、近接した導体間では
クロストークと呼ばれる干渉が生じる。この干渉によっ
て生じるノイズは、回路の正常動作を妨げる原因となり
うるため、たとえば特開昭62−106575公報に記載されて
いるように、導体の平行線長を制限することによりクロ
ストークノイズを低減することが従来より行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術はある程
度のクロストークノイズ低減効果を有するが、クロスト
ークノイズ低減に関して、信号の伝播方向について考慮
しているものではない。本発明の目的は、信号の伝播方
向を考慮した配線を施すことによりクロストークノイズ
低減効果を向上することを目的とする。
度のクロストークノイズ低減効果を有するが、クロスト
ークノイズ低減に関して、信号の伝播方向について考慮
しているものではない。本発明の目的は、信号の伝播方
向を考慮した配線を施すことによりクロストークノイズ
低減効果を向上することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の配線パターン決定では、同一方向に伝播す
る信号を同一領域に集めることを特徴とする。すなわ
ち、本発明の配線パターン決定においては、信号層内の
少なくとも1つの領域に対して信号伝播方向を設定する
手段と,接続ピン対に対し、信号伝播方向に関してどち
らのピンが上流側に存在するかを認識する手段と,上流
側ピンもしくは下流側ピンの何れかを探索始点として、
配線経路を上記信号伝播方向に沿って探索する手段とを
有することを特徴とする。
に、本発明の配線パターン決定では、同一方向に伝播す
る信号を同一領域に集めることを特徴とする。すなわ
ち、本発明の配線パターン決定においては、信号層内の
少なくとも1つの領域に対して信号伝播方向を設定する
手段と,接続ピン対に対し、信号伝播方向に関してどち
らのピンが上流側に存在するかを認識する手段と,上流
側ピンもしくは下流側ピンの何れかを探索始点として、
配線経路を上記信号伝播方向に沿って探索する手段とを
有することを特徴とする。
【0005】
【作用】同一方向に伝播する信号を同一領域に集めた場
合、逆方向の信号が混在する場合に比較して、クロスト
ークノイズが低減される。以下、この理由を説明する。
一般にクロストークは、近接した平行ライン間に発生す
るが、それらのライン上を信号が同一方向に伝播する
か、互いに逆方向に伝播するかにより、下流側ピンに生
じるクロストークノイズの大きさが異なる。これは、両
者のクロストークノイズが異種類のものであるためであ
る。つまり、信号が同一方向に伝播する場合には遠端ク
ロストークノイズ(forward crosstalk noise)が下流側
ピンに生じるが、逆方向に伝播する場合は近端クロスト
ークノイズ(backward crosstalknoise)が下流側ピン
に生じる。
合、逆方向の信号が混在する場合に比較して、クロスト
ークノイズが低減される。以下、この理由を説明する。
一般にクロストークは、近接した平行ライン間に発生す
るが、それらのライン上を信号が同一方向に伝播する
か、互いに逆方向に伝播するかにより、下流側ピンに生
じるクロストークノイズの大きさが異なる。これは、両
者のクロストークノイズが異種類のものであるためであ
る。つまり、信号が同一方向に伝播する場合には遠端ク
ロストークノイズ(forward crosstalk noise)が下流側
ピンに生じるが、逆方向に伝播する場合は近端クロスト
ークノイズ(backward crosstalknoise)が下流側ピン
に生じる。
【0006】これら2種類のクロストークノイズの大き
さを比較したとき、一般には近端クロストークノイズの
方が遠端クロストークノイズよりも大きいと言われてい
る。特に、ラインの両端が適切に終端され、かつ均質な
誘電体で囲まれている理想的な伝送線路に関しては、文
献A. Feller, et al.“Crosstalk and Reflectionsin H
igh-speed Digital Systems”, Fall Joint Computer C
onference, Dec.1965. の512ページに述べられてい
るように、遠端クロストークが零になることが理論的に
示されている。また、現実の回路基板における伝送線路
に関しても、文献D. A. Donane,et al.,“Multichip M
odule Technologies and Alternatives”,Van
Nostrand Reinhold, 1993.の552ページから553
ページに述べられているように、おおむね近端クロスト
ークノイズが遠端クロストークノイズに比べて大きいこ
とが知られている。
さを比較したとき、一般には近端クロストークノイズの
方が遠端クロストークノイズよりも大きいと言われてい
る。特に、ラインの両端が適切に終端され、かつ均質な
誘電体で囲まれている理想的な伝送線路に関しては、文
献A. Feller, et al.“Crosstalk and Reflectionsin H
igh-speed Digital Systems”, Fall Joint Computer C
onference, Dec.1965. の512ページに述べられてい
るように、遠端クロストークが零になることが理論的に
示されている。また、現実の回路基板における伝送線路
に関しても、文献D. A. Donane,et al.,“Multichip M
odule Technologies and Alternatives”,Van
Nostrand Reinhold, 1993.の552ページから553
ページに述べられているように、おおむね近端クロスト
ークノイズが遠端クロストークノイズに比べて大きいこ
とが知られている。
【0007】従って、同一方向に伝播する信号を同一領
域に集め、逆方向の信号を離すようにすることにより、
クロストークノイズが低減される。
域に集め、逆方向の信号を離すようにすることにより、
クロストークノイズが低減される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の配線パターン決定方法及び装
置の実施例を図を用いて説明する。
置の実施例を図を用いて説明する。
【0009】本発明の第1の実施例を図1ないし図9を
用いて説明する。この実施例では、領域別に定義された
信号伝播方向を読み込み、この信号伝播方向を遵守する
ように配線を行うことにより、逆方向信号の混在を防止
する。ここで、どのように信号層を領域分割するか、さ
らに、各領域での信号伝播方向をどのように定めるか
は、配線パターン決定装置のユーザが、プリント基板の
性質を考慮して決定する。
用いて説明する。この実施例では、領域別に定義された
信号伝播方向を読み込み、この信号伝播方向を遵守する
ように配線を行うことにより、逆方向信号の混在を防止
する。ここで、どのように信号層を領域分割するか、さ
らに、各領域での信号伝播方向をどのように定めるか
は、配線パターン決定装置のユーザが、プリント基板の
性質を考慮して決定する。
【0010】図1は、本実施例の配線パターン決定方法
による配線処理手順を示している。以下、ステップごと
に説明する。
による配線処理手順を示している。以下、ステップごと
に説明する。
【0011】ステップ11:格子点テーブルを初期設定
する。ここで、格子点テーブルとは、信号層上のすべて
の格子点の情報を有するテーブルであり、経路探索処理
に使用されるものである。
する。ここで、格子点テーブルとは、信号層上のすべて
の格子点の情報を有するテーブルであり、経路探索処理
に使用されるものである。
【0012】ステップ12:各層の領域別に定義された
信号伝播方向指定情報を読み込む。 ステップ13:前ステップで読み込んだ信号伝播方向指
定情報に従い、格子点テーブルに信号伝播方向を設定す
る。
信号伝播方向指定情報を読み込む。 ステップ13:前ステップで読み込んだ信号伝播方向指
定情報に従い、格子点テーブルに信号伝播方向を設定す
る。
【0013】ステップ14:未配線ピンピンを1つ選択
する。ここでピンピンとは、配線パターンで接続すべき
ピンの対であり、接続ピン対とも呼ばれる。
する。ここでピンピンとは、配線パターンで接続すべき
ピンの対であり、接続ピン対とも呼ばれる。
【0014】ステップ15:そのピンピンを構成する2
つのピンのうち、信号伝播方向に関して、いずれが上流
側に存在するかを認識する。このとき、上流側に存在す
るピンを上流側ピンと呼び、下流側にあるピンを下流側
ピンと呼ぶ。
つのピンのうち、信号伝播方向に関して、いずれが上流
側に存在するかを認識する。このとき、上流側に存在す
るピンを上流側ピンと呼び、下流側にあるピンを下流側
ピンと呼ぶ。
【0015】ステップ16:上流側ピンを探索始点とし
て、隣接格子点へ経路探索の波を広げる処理を繰り返す
ことにより、上流側ピンから下流側ピンに至る配線経路
を探索する。このとき、ステップ13で設定した信号伝
播方向のみに探索の波を広げる。たとえば、ある格子点
に設定されている信号伝播方向が正のx方向のみである
場合、その格子点からは、正のx方向のみに対して探索
の波を広げる。
て、隣接格子点へ経路探索の波を広げる処理を繰り返す
ことにより、上流側ピンから下流側ピンに至る配線経路
を探索する。このとき、ステップ13で設定した信号伝
播方向のみに探索の波を広げる。たとえば、ある格子点
に設定されている信号伝播方向が正のx方向のみである
場合、その格子点からは、正のx方向のみに対して探索
の波を広げる。
【0016】ステップ17:探索の波が下流側ピンに到
達したかどうかをチェックする。
達したかどうかをチェックする。
【0017】ステップ18:到達したなら、上流側ピン
から下流側ピンに至る配線経路を登録する。
から下流側ピンに至る配線経路を登録する。
【0018】ステップ19:他に未配線ネットがあれば
ステップ14に戻り、なければ処理を終了する。
ステップ14に戻り、なければ処理を終了する。
【0019】図2は、本発明に係る配線パターン決定装
置の全体構成を示している。この装置は、複数の信号層
を有するプリント基板を対象とした配線パターン自動決
定装置である。この配線パターン決定方法は、コンピュ
ータCに実装されたプログラムによって実現される。コ
ンピュータCは、プログラムに従って、ファイルから配
線処理に必要な情報を読み込み、配線パターンを決定し
た後、その結果をファイルに返す。ファイルは、基板情
報ファイルF1,禁止情報ファイルF2,配線パターン
情報ファイルF3,信号伝播方向指定情報ファイルF
4,回路情報ファイルF5,ネット情報ファイルF6か
らなる。コンピュータCには、入出力装置としてディス
プレイD,キーボードK,マウスM,プリンタPが接続
されている。ユーザは、これら入出力装置を用いてコン
ピュータCにプログラムの起動を指示し、自動配線の進
行状況を監視する。
置の全体構成を示している。この装置は、複数の信号層
を有するプリント基板を対象とした配線パターン自動決
定装置である。この配線パターン決定方法は、コンピュ
ータCに実装されたプログラムによって実現される。コ
ンピュータCは、プログラムに従って、ファイルから配
線処理に必要な情報を読み込み、配線パターンを決定し
た後、その結果をファイルに返す。ファイルは、基板情
報ファイルF1,禁止情報ファイルF2,配線パターン
情報ファイルF3,信号伝播方向指定情報ファイルF
4,回路情報ファイルF5,ネット情報ファイルF6か
らなる。コンピュータCには、入出力装置としてディス
プレイD,キーボードK,マウスM,プリンタPが接続
されている。ユーザは、これら入出力装置を用いてコン
ピュータCにプログラムの起動を指示し、自動配線の進
行状況を監視する。
【0020】このプログラムは、配線制御部21,格子
点テーブル初期設定部22,信号伝播方向設定部23,
上流側ピン認識部24,配線処理部25,格子点テーブ
ル26により構成される。配線制御部21は、格子点テ
ーブル初期設定部22,信号伝播方向設定部23,上流
側ピン認識部24,配線処理部25を起動し、配線処理
全体の制御を行う。格子点テーブル初期設定部22は、
基板情報ファイルF1を読み込んで格子点テーブルを作
成した後、禁止情報ファイルF2および配線パターン情
報ファイルF3を読み込み、配線禁止領域および人手作
成パターンを格子点テーブル26に設定する。信号伝播
方向設定部23は、信号伝播方向指定情報ファイルF4
を読み込み、各層の全格子点に信号伝播方向を設定す
る。上流側ピン認識部24は、回路情報ファイルF5お
よびネット情報ファイルF6を読み込み、ピンピンを構
成する2つのピンのうち、信号伝播方向に関していずれ
が上流側に存在するかを認識する。さらに、認識結果に
従い、格子点テーブル26に対して、上流側ピンを探索
始点、下流側ピンを探索終点と設定する。信号伝播方向
に沿って探索するかぎり、下流側ピンを探索始点として
も良い。配線処理部25では、格子点テーブル26にお
いて、上流側ピンから下流側ピンに至る経路探索を探索
し、発見した配線経路を配線パターン情報ファイルF3
に登録する。
点テーブル初期設定部22,信号伝播方向設定部23,
上流側ピン認識部24,配線処理部25,格子点テーブ
ル26により構成される。配線制御部21は、格子点テ
ーブル初期設定部22,信号伝播方向設定部23,上流
側ピン認識部24,配線処理部25を起動し、配線処理
全体の制御を行う。格子点テーブル初期設定部22は、
基板情報ファイルF1を読み込んで格子点テーブルを作
成した後、禁止情報ファイルF2および配線パターン情
報ファイルF3を読み込み、配線禁止領域および人手作
成パターンを格子点テーブル26に設定する。信号伝播
方向設定部23は、信号伝播方向指定情報ファイルF4
を読み込み、各層の全格子点に信号伝播方向を設定す
る。上流側ピン認識部24は、回路情報ファイルF5お
よびネット情報ファイルF6を読み込み、ピンピンを構
成する2つのピンのうち、信号伝播方向に関していずれ
が上流側に存在するかを認識する。さらに、認識結果に
従い、格子点テーブル26に対して、上流側ピンを探索
始点、下流側ピンを探索終点と設定する。信号伝播方向
に沿って探索するかぎり、下流側ピンを探索始点として
も良い。配線処理部25では、格子点テーブル26にお
いて、上流側ピンから下流側ピンに至る経路探索を探索
し、発見した配線経路を配線パターン情報ファイルF3
に登録する。
【0021】図3(a)は信号伝播方向を説明する図で
ある。信号伝播方向とは、信号パルスが伝送線上を伝播
するときの伝播方向である。ここでは、信号伝播方向3
の元の方に位置するピンを上流側ピン1S、先の方に位
置するピンを下流側ピン1Tと呼ぶ。なお、図中の符号
5は、配線されたラインを示す。
ある。信号伝播方向とは、信号パルスが伝送線上を伝播
するときの伝播方向である。ここでは、信号伝播方向3
の元の方に位置するピンを上流側ピン1S、先の方に位
置するピンを下流側ピン1Tと呼ぶ。なお、図中の符号
5は、配線されたラインを示す。
【0022】図3(b)は、信号伝播方向を説明するも
う1つの図である。この図では、4つのピンから成るネ
ットが定義されており、その中の1つのピンから信号が
出力され、それが伝送線を伝わって他の3つのピンに送
られている。このとき、中流に位置する2つのピンは、
どのピンピンに着目するかにより、上流側ピンと下流側
ピンのいずれかに定義される。たとえば、上流から2番
目のピンについていえば、最上流のピンピンに着目した
場合は下流側ピンとなり、2番目のピンピンに着目した
場合は上流側ピンとなる。
う1つの図である。この図では、4つのピンから成るネ
ットが定義されており、その中の1つのピンから信号が
出力され、それが伝送線を伝わって他の3つのピンに送
られている。このとき、中流に位置する2つのピンは、
どのピンピンに着目するかにより、上流側ピンと下流側
ピンのいずれかに定義される。たとえば、上流から2番
目のピンについていえば、最上流のピンピンに着目した
場合は下流側ピンとなり、2番目のピンピンに着目した
場合は上流側ピンとなる。
【0023】図4は、本実施例の配線パターン決定装置
が対象とするプリント基板の典型例を示している。この
プリント基板8は、4つの信号層X1,Y1,X2,Y
2と電源層V,グランド層Gから成っている。このう
ち、信号層X1およびX2は、主としてx方向(プリン
ト基板8の横辺に平行な方向)に配線パターンが走行す
る層であり、特にx方向層と呼ばれる。一方、信号層Y
1およびY2は、主としてy方向(縦辺に平行な方向を
x方向)に配線パターンが走行する層であり、特にy方
向層と呼ばれる。信号層間の接続はビアホールにより行
われる。なお、ビアホールに沿った深さ方向はz方向と
呼ぶ。
が対象とするプリント基板の典型例を示している。この
プリント基板8は、4つの信号層X1,Y1,X2,Y
2と電源層V,グランド層Gから成っている。このう
ち、信号層X1およびX2は、主としてx方向(プリン
ト基板8の横辺に平行な方向)に配線パターンが走行す
る層であり、特にx方向層と呼ばれる。一方、信号層Y
1およびY2は、主としてy方向(縦辺に平行な方向を
x方向)に配線パターンが走行する層であり、特にy方
向層と呼ばれる。信号層間の接続はビアホールにより行
われる。なお、ビアホールに沿った深さ方向はz方向と
呼ぶ。
【0024】図5(a)および図5(b)は、層X1の
格子点に設定された信号伝播方向を示している。
格子点に設定された信号伝播方向を示している。
【0025】このうち、図5(a)は、層X1を上から
見たときの信号伝播方向を示している。矢印3は信号伝
播方向を表している。全格子点に正のx方向の信号伝播
方向が設定されている他、斜め方向の信号伝播方向も設
定されている。
見たときの信号伝播方向を示している。矢印3は信号伝
播方向を表している。全格子点に正のx方向の信号伝播
方向が設定されている他、斜め方向の信号伝播方向も設
定されている。
【0026】図5(b)は、層X1に設定されたz方向
の信号伝播方向を示している。直下の層Y1に連絡する
ため、3格子おきに正のz方向が設定されている。この
格子は、ピンおよびビアが設置される格子である。
の信号伝播方向を示している。直下の層Y1に連絡する
ため、3格子おきに正のz方向が設定されている。この
格子は、ピンおよびビアが設置される格子である。
【0027】図6(a)および図6(b)は、層Y1の
格子点に設定された信号伝播方向を示している。層Y1
では、正のy方向が主たる信号伝播方向として設定され
ている。また、上下の層に連絡するため、3格子おきに
正負のz方向が設定されている。
格子点に設定された信号伝播方向を示している。層Y1
では、正のy方向が主たる信号伝播方向として設定され
ている。また、上下の層に連絡するため、3格子おきに
正負のz方向が設定されている。
【0028】図7(a)および図7(b)は、層X2の
格子点に設定された信号伝播方向を示している。層X2
では、負のx方向が主たる信号伝播方向として設定され
ている。また、上下の層に連絡するため、3格子おきに
正負のz方向が設定されている。
格子点に設定された信号伝播方向を示している。層X2
では、負のx方向が主たる信号伝播方向として設定され
ている。また、上下の層に連絡するため、3格子おきに
正負のz方向が設定されている。
【0029】図8(a)および図8(b)は、層Y2の
格子点に設定された信号伝播方向を示している。層Y2
では、負のy方向が主たる信号伝播方向として設定され
ている。また、直上の層に連絡するため、3格子おきに
負のz方向が設定されている。
格子点に設定された信号伝播方向を示している。層Y2
では、負のy方向が主たる信号伝播方向として設定され
ている。また、直上の層に連絡するため、3格子おきに
負のz方向が設定されている。
【0030】図9は、本実施例の配線パターン決定装置
により作成された配線パターンの一部を示している。L
SI7の上流側ピン1Sと他のLSIの下流側ピン1T
とが、配線パターンにより接続されている。上流側ピン
1Sを発した信号は、ライン5およびビアホール6を伝
播して下流側ピン1Tに達する。図に示されるように、
プリント基板8の各層X1,Y1,X2において、ライ
ン上を伝播する信号の方向3は同一になっている。
により作成された配線パターンの一部を示している。L
SI7の上流側ピン1Sと他のLSIの下流側ピン1T
とが、配線パターンにより接続されている。上流側ピン
1Sを発した信号は、ライン5およびビアホール6を伝
播して下流側ピン1Tに達する。図に示されるように、
プリント基板8の各層X1,Y1,X2において、ライ
ン上を伝播する信号の方向3は同一になっている。
【0031】本実施例の配線パターン決定装置によれ
ば、各信号層に対して唯一の方向を主たる信号伝播方向
として割り当てるため、信号層内で発生するクロストー
クが最小限に抑えられるという効果がある。計算機シミ
ュレーションによれば、ライン幅30μm,ライン間隔
45μm,平行線長5cm,両端終端の条件下で、同方向
の信号に発生するクロストークノイズの大きさは、逆方
向の信号に発生するクロストークノイズの約1/3であ
った。この結果から、シミュレーションと同様の条件で
配線パターンの実装できれば、同一方向の信号を同一層
に集めることにより、クロストークノイズを1/3程度
に低減できる。
ば、各信号層に対して唯一の方向を主たる信号伝播方向
として割り当てるため、信号層内で発生するクロストー
クが最小限に抑えられるという効果がある。計算機シミ
ュレーションによれば、ライン幅30μm,ライン間隔
45μm,平行線長5cm,両端終端の条件下で、同方向
の信号に発生するクロストークノイズの大きさは、逆方
向の信号に発生するクロストークノイズの約1/3であ
った。この結果から、シミュレーションと同様の条件で
配線パターンの実装できれば、同一方向の信号を同一層
に集めることにより、クロストークノイズを1/3程度
に低減できる。
【0032】さらに、本実施例に係るプリント基板によ
れば、中央に電源層Vとグランド層Gを配設しているの
で、信号層間のクロストークが抑えられるという効果が
ある。
れば、中央に電源層Vとグランド層Gを配設しているの
で、信号層間のクロストークが抑えられるという効果が
ある。
【0033】本発明の第2の実施例を、図10ないし図
14を用いて説明する。この実施例の配線パターン決定
では、信号伝播方向指定情報ファイルF4の内容に基づ
き、信号伝播方向設定部23にて、信号層を短冊状の領
域に分割し、これら短冊状の領域に対して、正負2つの
信号伝播方向を交互に割り当てる。
14を用いて説明する。この実施例の配線パターン決定
では、信号伝播方向指定情報ファイルF4の内容に基づ
き、信号伝播方向設定部23にて、信号層を短冊状の領
域に分割し、これら短冊状の領域に対して、正負2つの
信号伝播方向を交互に割り当てる。
【0034】図10は、本実施例の配線パターン決定装
置が対象とするプリント基板の典型例を示している。こ
のプリント基板8は、信号層X1および信号層Y1から
成る2層基板である。
置が対象とするプリント基板の典型例を示している。こ
のプリント基板8は、信号層X1および信号層Y1から
成る2層基板である。
【0035】図11は、層X1の格子点に設定された信
号伝播方向を示している。
号伝播方向を示している。
【0036】図11(a)は、層X1を上から見たとき
の信号伝播方向を示している。3格子幅のx方向に長い
領域9が、上述の短冊状の領域に相当する。各々の領域
9には、正のx方向または負のx方向が主たる信号伝播
方向として設定されており、これらは交互に繰り返され
ている。すなわち、ある領域での主たる信号伝播方向が
正のx方向である場合、その隣接領域での主たる信号伝
播方向は負のx方向となっている。また、これら領域の
境界においては、斜め方向の信号伝播方向のみを設定し
ている。これは、逆方向信号の隣接を防止するためであ
る。
の信号伝播方向を示している。3格子幅のx方向に長い
領域9が、上述の短冊状の領域に相当する。各々の領域
9には、正のx方向または負のx方向が主たる信号伝播
方向として設定されており、これらは交互に繰り返され
ている。すなわち、ある領域での主たる信号伝播方向が
正のx方向である場合、その隣接領域での主たる信号伝
播方向は負のx方向となっている。また、これら領域の
境界においては、斜め方向の信号伝播方向のみを設定し
ている。これは、逆方向信号の隣接を防止するためであ
る。
【0037】図11(b)は、層X1に設定されたz方
向の信号伝播方向を示している。直下の層Y1に連絡す
るために、3格子おきに正のz方向が設定されている。
向の信号伝播方向を示している。直下の層Y1に連絡す
るために、3格子おきに正のz方向が設定されている。
【0038】図12は層Y1の格子点に設定された信号
伝播方向を示している。
伝播方向を示している。
【0039】図12(a)は、層Y1を上から見たとき
の信号伝播方向を示している。3格子幅のy方向に長い
領域9が定義されている。各々の領域9には、正のy方
向または負のy方向が主たる信号伝播方向として設定さ
れており、これらは交互に繰り返されている。すなわ
ち、ある領域での主たる信号伝播方向が正のy方向であ
る場合、その隣接領域での主たる信号伝播方向は負のy
方向となっている。また、これら領域の境界において
は、斜め方向の信号伝播方向のみを設定している。これ
は、逆方向信号の隣接を防止するためである。
の信号伝播方向を示している。3格子幅のy方向に長い
領域9が定義されている。各々の領域9には、正のy方
向または負のy方向が主たる信号伝播方向として設定さ
れており、これらは交互に繰り返されている。すなわ
ち、ある領域での主たる信号伝播方向が正のy方向であ
る場合、その隣接領域での主たる信号伝播方向は負のy
方向となっている。また、これら領域の境界において
は、斜め方向の信号伝播方向のみを設定している。これ
は、逆方向信号の隣接を防止するためである。
【0040】また、図12(b)に示すように、直上の
層X1に連絡するために、3格子おきに負のz方向が設
定されている。
層X1に連絡するために、3格子おきに負のz方向が設
定されている。
【0041】図13および図14は、本実施例の配線パ
ターン決定装置により作成された配線パターンの一部を
示している。このうち、図13は層X1上のライン5の
パターン、図14は層Y1上のライン5のパターンを表
している。図中、符号1Sは上流側ピンを、1Tは下流
側ピンを、6はビアホールを、3は信号伝播方向を表
す。第1の実施例とは異なり、この実施例では、同一層
に逆方向の信号が存在している。たとえば、図13に示
すように、層X1上には正のx方向と負のx方向の信号
が存在している。また、図14に示すように、層Y1上
には、正のy方向と負のy方向の信号が存在している。
しかし、これら逆方向の信号は、常に2格子の間隔が保
たれており、クロストークの防止が図られている。
ターン決定装置により作成された配線パターンの一部を
示している。このうち、図13は層X1上のライン5の
パターン、図14は層Y1上のライン5のパターンを表
している。図中、符号1Sは上流側ピンを、1Tは下流
側ピンを、6はビアホールを、3は信号伝播方向を表
す。第1の実施例とは異なり、この実施例では、同一層
に逆方向の信号が存在している。たとえば、図13に示
すように、層X1上には正のx方向と負のx方向の信号
が存在している。また、図14に示すように、層Y1上
には、正のy方向と負のy方向の信号が存在している。
しかし、これら逆方向の信号は、常に2格子の間隔が保
たれており、クロストークの防止が図られている。
【0042】本実施例によれば、各信号層に正負両方向
の信号を配線できるようにしているため、配線領域を効
率的に使用することができ、よって少ない層数で配線パ
ターンを実装できるという効果がある。
の信号を配線できるようにしているため、配線領域を効
率的に使用することができ、よって少ない層数で配線パ
ターンを実装できるという効果がある。
【0043】本発明の第3の実施例を、図15ないし図
18を用いて説明する。この実施例も、第2の実施例と
同様に、信号層を短冊状の領域に分割し、これら領域に
対して、正負2つの信号伝播方向を交互に割り当てる。
第2実施例で例示したプリント基板は、3格子おきにビ
アホールを設定できる基板であるが、本実施例で対象と
するプリント基板は、どの格子にもビアホールを設置で
きる基板である。
18を用いて説明する。この実施例も、第2の実施例と
同様に、信号層を短冊状の領域に分割し、これら領域に
対して、正負2つの信号伝播方向を交互に割り当てる。
第2実施例で例示したプリント基板は、3格子おきにビ
アホールを設定できる基板であるが、本実施例で対象と
するプリント基板は、どの格子にもビアホールを設置で
きる基板である。
【0044】図15は、層X1の格子点に設定された信
号伝播方向を示している。
号伝播方向を示している。
【0045】図15(a)は、層X1を上から見たとき
の信号伝播方向3を示している。6格子幅のx方向に長
い領域9には、正のx方向または負のx方向が主たる信
号伝播方向として設定されており、これらは交互に繰り
返されている。また、これら領域の境界においては、斜
め方向の信号伝播方向のみを設定している。これは、逆
方向信号の隣接を防止するためである。
の信号伝播方向3を示している。6格子幅のx方向に長
い領域9には、正のx方向または負のx方向が主たる信
号伝播方向として設定されており、これらは交互に繰り
返されている。また、これら領域の境界においては、斜
め方向の信号伝播方向のみを設定している。これは、逆
方向信号の隣接を防止するためである。
【0046】図15(b)は、層X1に設定されたz方
向の信号伝播方向3を示している。すべての格子点に正
のz方向が設定されている。
向の信号伝播方向3を示している。すべての格子点に正
のz方向が設定されている。
【0047】図16は、層Y1の格子点に設定された信
号伝播方向を示している。
号伝播方向を示している。
【0048】図16(a)は、層Y1を上から見たとき
の信号伝播方向3を示している。6格子幅のy方向に長
い領域9には、正のy方向または負のy方向が主たる信
号伝播方向として設定されており、これらは交互に繰り
返されている。また、これら領域の境界においては、斜
め方向の信号伝播方向のみを設定している。これは、逆
方向信号の隣接を防止するためである。
の信号伝播方向3を示している。6格子幅のy方向に長
い領域9には、正のy方向または負のy方向が主たる信
号伝播方向として設定されており、これらは交互に繰り
返されている。また、これら領域の境界においては、斜
め方向の信号伝播方向のみを設定している。これは、逆
方向信号の隣接を防止するためである。
【0049】図16(b)は、層Y1に設定されたz方
向の信号伝播方向3を示している。すべての格子点に負
のz方向が設定されている。
向の信号伝播方向3を示している。すべての格子点に負
のz方向が設定されている。
【0050】図17および図18は、本実施例の配線パ
ターン決定装置により作成された配線パターンの一部を
示している。このうち、図17は層X1上のパターン、
図18は層Y1上のパターンを表している。符号1Sは
上流側ピンを、1Tは下流側ピンを、5はラインを、6
はビアホールを、3は信号伝播方向を表す。
ターン決定装置により作成された配線パターンの一部を
示している。このうち、図17は層X1上のパターン、
図18は層Y1上のパターンを表している。符号1Sは
上流側ピンを、1Tは下流側ピンを、5はラインを、6
はビアホールを、3は信号伝播方向を表す。
【0051】本実施例の配線パターン決定装置によれ
ば、各信号層に正負両方向の信号を配線できるようにし
ているため、配線領域を効率的に使用することができ、
よって少ない層数で配線パターンを実装できるという効
果がある。
ば、各信号層に正負両方向の信号を配線できるようにし
ているため、配線領域を効率的に使用することができ、
よって少ない層数で配線パターンを実装できるという効
果がある。
【0052】本発明の第4の実施例を図19ないし図2
3を用いて説明する。本実施例では、上述の実施例とは
異なり、信号層あるいは領域に対して信号伝播方向を設
定しない。その代わりに、上流側ピンから下流側ピンへ
向かう方向が類似したピンピン同士を同一の層ペア(x
方向層とy方向層の対)に割り当てることで、間接的に
各層での信号伝播方向を揃える。
3を用いて説明する。本実施例では、上述の実施例とは
異なり、信号層あるいは領域に対して信号伝播方向を設
定しない。その代わりに、上流側ピンから下流側ピンへ
向かう方向が類似したピンピン同士を同一の層ペア(x
方向層とy方向層の対)に割り当てることで、間接的に
各層での信号伝播方向を揃える。
【0053】図19は、本実施例の配線パターン決定方
法による配線処理手順を示している。以下、ステップご
とに説明する。
法による配線処理手順を示している。以下、ステップご
とに説明する。
【0054】ステップ51:各ピンピンの上流側ピンを
認識する。
認識する。
【0055】ステップ52:上流側ピンから下流側ピン
へ向かう方向の類似度に基づいて、ピンピンを4グルー
プに分類する。
へ向かう方向の類似度に基づいて、ピンピンを4グルー
プに分類する。
【0056】ステップ53:各グループに層ペアを割り
当てる。
当てる。
【0057】ステップ54:割り当てられた層ペアにお
いて各グループを配線する。
いて各グループを配線する。
【0058】図20は、本実施例の配線パターン決定装
置の全体構成を示している。この装置は、複数の信号層
を有するプリント基板を対象とした配線パターン自動決
定装置である。この配線パターン決定方法は、コンピュ
ータCに実装されたプログラムによって実現される。コ
ンピュータCは、プログラムに従って、ファイルから配
線処理に必要な情報を読み込み、配線パターンを決定し
た後、その結果をファイルに返す。ファイルは、基板情
報ファイルF1,禁止情報ファイルF2,配線パターン
情報ファイルF3,回路情報ファイルF5,ネット情報
ファイルF6からなる。コンピュータCには、入出力装
置としてディスプレイD,キーボードK,マウスM,プ
リンタPが接続されている。ユーザは、これら入出力装
置を用いてコンピュータCにプログラムの起動を指示
し、自動配線の進行状況を監視する。
置の全体構成を示している。この装置は、複数の信号層
を有するプリント基板を対象とした配線パターン自動決
定装置である。この配線パターン決定方法は、コンピュ
ータCに実装されたプログラムによって実現される。コ
ンピュータCは、プログラムに従って、ファイルから配
線処理に必要な情報を読み込み、配線パターンを決定し
た後、その結果をファイルに返す。ファイルは、基板情
報ファイルF1,禁止情報ファイルF2,配線パターン
情報ファイルF3,回路情報ファイルF5,ネット情報
ファイルF6からなる。コンピュータCには、入出力装
置としてディスプレイD,キーボードK,マウスM,プ
リンタPが接続されている。ユーザは、これら入出力装
置を用いてコンピュータCにプログラムの起動を指示
し、自動配線の進行状況を監視する。
【0059】このプログラムは、配線制御部41,格子
点テーブル初期設定部42,ピンピン分類部43,層ペ
ア割当部44,配線処理部45,格子点テーブル46,
ピンピン分類情報テーブル47,層ペア割当情報テーブ
ル48とにより構成される。配線制御部41は、格子点
テーブル初期設定部42,ピンピン分類部43,層ペア
割当部44,配線処理部45を起動し、配線処理全体の
制御を行う。ピンピン分類部43は、回路情報ファイル
F5とネット情報ファイルF6を読み込み、ピンピンを
4つのグループに分類する。分類結果は、ピンピン分類
情報テーブル47に格納する。層ペア割当部44は、ピ
ンピン分類情報テーブル47に格納されたピンピン分類
結果を用いて、各グループに層ペアを割り当てる。割当
結果は、層ペア割当情報テーブル48に格納する。配線
処理部45は、格子点テーブル46を用いて各グループ
の配線処理を行い、発見した配線経路を配線パターン情
報ファイルF3に登録する。
点テーブル初期設定部42,ピンピン分類部43,層ペ
ア割当部44,配線処理部45,格子点テーブル46,
ピンピン分類情報テーブル47,層ペア割当情報テーブ
ル48とにより構成される。配線制御部41は、格子点
テーブル初期設定部42,ピンピン分類部43,層ペア
割当部44,配線処理部45を起動し、配線処理全体の
制御を行う。ピンピン分類部43は、回路情報ファイル
F5とネット情報ファイルF6を読み込み、ピンピンを
4つのグループに分類する。分類結果は、ピンピン分類
情報テーブル47に格納する。層ペア割当部44は、ピ
ンピン分類情報テーブル47に格納されたピンピン分類
結果を用いて、各グループに層ペアを割り当てる。割当
結果は、層ペア割当情報テーブル48に格納する。配線
処理部45は、格子点テーブル46を用いて各グループ
の配線処理を行い、発見した配線経路を配線パターン情
報ファイルF3に登録する。
【0060】図21は、ピンピンの分類基準を説明する
図である。本実施例では、上流側ピン1Sから下流側ピ
ン1Tへ向かう方向を求め、その方向が正のx方向に対
して成す角φに基づいて、下記のようにピンピンを4つ
のグループT1,T2,T3,T4に分類する。
図である。本実施例では、上流側ピン1Sから下流側ピ
ン1Tへ向かう方向を求め、その方向が正のx方向に対
して成す角φに基づいて、下記のようにピンピンを4つ
のグループT1,T2,T3,T4に分類する。
【0061】 グループT1:0°≦φ<90°のピンピン グループT2:90°≦φ<180°のピンピン グループT3:190°≦φ<270°のピンピン グループT4:270°≦φ<360°のピンピン 図22は、本実施例が対象とするプリント基板の典型例
を示している。このプリント基板8は、4つの層ペアL
1,L2,L3,L4、および電源層V,グランド層G
から成っている。層ペアL1,L2,L3,L4は、そ
れぞれx方向層とy方向層から成る。これら2層上のパ
ターンはビアホールにより接続される。電源層Vおよび
グランド層Gは、層ペアL1,L2,L3,L4を挟む
ようにして配設され、回路動作に必要な電力を供給する
とともに、層ペア間のクロストークを防止する。
を示している。このプリント基板8は、4つの層ペアL
1,L2,L3,L4、および電源層V,グランド層G
から成っている。層ペアL1,L2,L3,L4は、そ
れぞれx方向層とy方向層から成る。これら2層上のパ
ターンはビアホールにより接続される。電源層Vおよび
グランド層Gは、層ペアL1,L2,L3,L4を挟む
ようにして配設され、回路動作に必要な電力を供給する
とともに、層ペア間のクロストークを防止する。
【0062】図23は、層ペア割当処理(ステップ5
3)の処理手順を示している。
3)の処理手順を示している。
【0063】ステップ71:グループ毎の予想配線長を
計算する。ここで、グループの予想配線長とは各ピンピ
ンの予想配線長の和である。上流側ピン1Sと下流側ピ
ン1Tの座標を(xs,ys),(xt,yt)としたと
き、ピンピンの予想配線長は下式で与えられる。
計算する。ここで、グループの予想配線長とは各ピンピ
ンの予想配線長の和である。上流側ピン1Sと下流側ピ
ン1Tの座標を(xs,ys),(xt,yt)としたと
き、ピンピンの予想配線長は下式で与えられる。
【0064】 予想配線長=|xt−xs|+|yt−ys| ステップ72:前ステップで計算した予想配線長に基づ
いて、各グループに層ペアを比例配分する。すなわち、
グループT1,T2,T3,T4の予想配線長がそれぞ
れLEN1,LEN2,LEN3,LEN4であり、層
ペア数がnであるとき、下式で算出される数の層ペアを
各グループへ割り当てる。
いて、各グループに層ペアを比例配分する。すなわち、
グループT1,T2,T3,T4の予想配線長がそれぞ
れLEN1,LEN2,LEN3,LEN4であり、層
ペア数がnであるとき、下式で算出される数の層ペアを
各グループへ割り当てる。
【0065】 グループT1に割り当てる層ペア数≒n×LEN1/(LEN1+LEN2 +LEN3+LEN4) グループT2に割り当てる層ペア数≒n×LEN2/(LEN1+LEN2 +LEN3+LEN4) グループT3に割り当てる層ペア数≒n×LEN3/(LEN1+LEN2 +LEN3+LEN4) グループT4に割り当てる層ペア数≒n×LEN4/(LEN1+LEN2 +LEN3+LEN4) 図22に示すプリント基板8の場合は、4つの層ペアを
有するので、各グループに層ペアを1つずつ割り当て
る。すなわち、グループT1,T2,T3,T4に対し
てそれぞれ層ペアL1,L2,L3,L4を割り当て
る。
有するので、各グループに層ペアを1つずつ割り当て
る。すなわち、グループT1,T2,T3,T4に対し
てそれぞれ層ペアL1,L2,L3,L4を割り当て
る。
【0066】本実施例によれば、すべての配線パターン
は層ペア内で配線されるので、ビアホールの長さが短
く、よって寄生容量の小さい配線パターンが得られると
いう効果がある。
は層ペア内で配線されるので、ビアホールの長さが短
く、よって寄生容量の小さい配線パターンが得られると
いう効果がある。
【0067】また本実施例に係るプリント基板によれ
ば、電源層Vおよびグランド層Gが層ペア間に配設され
るので、層間クロストークが抑えられるという効果があ
る。
ば、電源層Vおよびグランド層Gが層ペア間に配設され
るので、層間クロストークが抑えられるという効果があ
る。
【0068】ここまで説明してきた実施例では、同一方
向に伝播する信号を同一領域(あるいは同一層)に集め
るように配線し、この条件を満足できないピンピンは未
配線としている。しかし、この条件を崩したとしても
(すなわち逆方向の信号が混在したとしても)、必ずし
もクロストークノイズが許容値を越えるというわけでは
ない。そこで、信号伝播方向を考慮した配線を行った後
に、信号伝播方向を無視した再配線処理を行うことで、
未配線の一部を救済できる。
向に伝播する信号を同一領域(あるいは同一層)に集め
るように配線し、この条件を満足できないピンピンは未
配線としている。しかし、この条件を崩したとしても
(すなわち逆方向の信号が混在したとしても)、必ずし
もクロストークノイズが許容値を越えるというわけでは
ない。そこで、信号伝播方向を考慮した配線を行った後
に、信号伝播方向を無視した再配線処理を行うことで、
未配線の一部を救済できる。
【0069】しかし、このように信号伝播方向を無視し
た配線を何等の制約なしに行うとクロストークノイズの
違反が多発する。これを防止するには、平行線長の制
限、特に逆方向信号の隣接平行信号配線の長さの制限を
設けるのが有効である。平行線長制限を遵守する配線手
法としては、従来より様々な手法が知られており、これ
らのいずれかを用いれば良い。
た配線を何等の制約なしに行うとクロストークノイズの
違反が多発する。これを防止するには、平行線長の制
限、特に逆方向信号の隣接平行信号配線の長さの制限を
設けるのが有効である。平行線長制限を遵守する配線手
法としては、従来より様々な手法が知られており、これ
らのいずれかを用いれば良い。
【0070】本変形例の配線パターン決定装置による配
線処理手順は次の通りである。
線処理手順は次の通りである。
【0071】ステップ1:同方向の信号が隣接する場合
と、逆方向の信号が隣接する場合のそれぞれに対して平
行線長制限値を定める。たとえば、同方向信号に対する
制限値を30cm、逆方向信号に対する制限値を5cmとす
る。
と、逆方向の信号が隣接する場合のそれぞれに対して平
行線長制限値を定める。たとえば、同方向信号に対する
制限値を30cm、逆方向信号に対する制限値を5cmとす
る。
【0072】ステップ2:上記第1実施例ないし第4実
施例の配線手順に従い、信号伝播方向を考慮して配線を
行う。このとき、隣接平行線長が同方向信号の平行線長
制限値を越えないようにする。
施例の配線手順に従い、信号伝播方向を考慮して配線を
行う。このとき、隣接平行線長が同方向信号の平行線長
制限値を越えないようにする。
【0073】ステップ3:残った未配線に対して、信号
伝播方向を無視して配線を行う。このとき、隣接平行線
長が逆方向信号の平行線長制限値を越えないようにす
る。
伝播方向を無視して配線を行う。このとき、隣接平行線
長が逆方向信号の平行線長制限値を越えないようにす
る。
【0074】本変形例によれば、信号伝播方向を無視し
た再配線処理を設けているので、より高い結線率を達成
できるという効果がある。また、平行線長の制限を設
け、それを遵守するように配線しているので、クロスト
ークノイズの違反件数を低減できるという効果がある。
た再配線処理を設けているので、より高い結線率を達成
できるという効果がある。また、平行線長の制限を設
け、それを遵守するように配線しているので、クロスト
ークノイズの違反件数を低減できるという効果がある。
【0075】さらに、他の実施例について説明する。
【0076】上述した実施例の配線パターン決定は、信
号方向が一意に決まる伝送線を対象としているが、一般
には、双方向に信号が伝播する伝送線も存在する。双方
向データバスはその定型例である。この変形例では、こ
のような双方向信号も含めて配線処理を行う。配線処理
手順は次の通りである。
号方向が一意に決まる伝送線を対象としているが、一般
には、双方向に信号が伝播する伝送線も存在する。双方
向データバスはその定型例である。この変形例では、こ
のような双方向信号も含めて配線処理を行う。配線処理
手順は次の通りである。
【0077】ステップ1:同方向の信号が隣接する場合
と、逆方向の信号が隣接する場合のそれぞれに対して平
行線長制限値を定める。たとえば、同方向信号に対する
制限値を30cm、逆方向信号に対する制限値を5cmとす
る。
と、逆方向の信号が隣接する場合のそれぞれに対して平
行線長制限値を定める。たとえば、同方向信号に対する
制限値を30cm、逆方向信号に対する制限値を5cmとす
る。
【0078】ステップ2:ピンピンを次の2群に分類す
る。
る。
【0079】(タイプ1)双方向に信号が伝播するピン
ピン (タイプ2)一方向に信号が伝播するピンピン ステップ3:回路情報を参照することにより、上記タイ
プ1に属すピンピンの中から、互いに同じタイミングで
信号方向が切り替わるような信号のグループを抽出す
る。このようなグループをここでは群信号と呼ぶ。たと
えば、双方向データバスの伝送線は一斉に同一タイミン
グで信号方向が切り替わるので、群信号である。
ピン (タイプ2)一方向に信号が伝播するピンピン ステップ3:回路情報を参照することにより、上記タイ
プ1に属すピンピンの中から、互いに同じタイミングで
信号方向が切り替わるような信号のグループを抽出す
る。このようなグループをここでは群信号と呼ぶ。たと
えば、双方向データバスの伝送線は一斉に同一タイミン
グで信号方向が切り替わるので、群信号である。
【0080】ステップ4:群信号を1つ選び、それに属
すピンピンを配線する。このとき、隣接平行線長が同方
向信号の平行線長制限値を越えないようにする。配線終
了後、パターンに隣接するm本の格子(たとえばm=
1)に配線禁止を設ける。
すピンピンを配線する。このとき、隣接平行線長が同方
向信号の平行線長制限値を越えないようにする。配線終
了後、パターンに隣接するm本の格子(たとえばm=
1)に配線禁止を設ける。
【0081】ステップ5:すべての群信号についてステ
ップ4を繰り返す。
ップ4を繰り返す。
【0082】ステップ6:タイプ2に属すピンピンを、
上記第1実施例ないし第4実施例の配線手順に従い、信
号伝播方向を考慮して配線を行う。このとき、隣接平行
線長が同方向信号の平行線長制限値を越えないようにす
る。
上記第1実施例ないし第4実施例の配線手順に従い、信
号伝播方向を考慮して配線を行う。このとき、隣接平行
線長が同方向信号の平行線長制限値を越えないようにす
る。
【0083】ステップ7:残った未配線に対して、信号
伝播方向を無視して配線を行う。このとき、隣接平行線
長が逆方向信号の平行線長制限値を越えないようにす
る。
伝播方向を無視して配線を行う。このとき、隣接平行線
長が逆方向信号の平行線長制限値を越えないようにす
る。
【0084】本変形例によれば、双方向信号に対しても
クロストークノイズを抑制できるので、プリント基板全
体で発生するクロストークノイズの違反件数を低減でき
るという効果がある。
クロストークノイズを抑制できるので、プリント基板全
体で発生するクロストークノイズの違反件数を低減でき
るという効果がある。
【0085】これまで述べてきた実施例による配線パタ
ーン決定によれば、例えば、少なくとも1つの信号配線
層中に着目して、一方向に信号が伝播する信号配線パタ
ーンの長さの総和が、それ以外の方向に信号が伝播する
信号配線パターンの長さの総和の5倍を越えるごとき多
層回路基板を作成できる。また、例えば、少なくとも1
つの信号配線層中に着目して、隣接して平行に走る信号
配線内の信号伝播方向が同一方向となる信号配線が、該
信号配線層中の総配線長の7割以上を占めるごとき多層
回路基板を作成できる。このような多層回路基板は、従
来のものと比較しクロストークノイズの低減が著しく向
上できるものである。
ーン決定によれば、例えば、少なくとも1つの信号配線
層中に着目して、一方向に信号が伝播する信号配線パタ
ーンの長さの総和が、それ以外の方向に信号が伝播する
信号配線パターンの長さの総和の5倍を越えるごとき多
層回路基板を作成できる。また、例えば、少なくとも1
つの信号配線層中に着目して、隣接して平行に走る信号
配線内の信号伝播方向が同一方向となる信号配線が、該
信号配線層中の総配線長の7割以上を占めるごとき多層
回路基板を作成できる。このような多層回路基板は、従
来のものと比較しクロストークノイズの低減が著しく向
上できるものである。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、同一方向の信号を同一
領域に集め、逆方向の信号を離して配線するので、クロ
ストークが低減されるという効果がある。
領域に集め、逆方向の信号を離して配線するので、クロ
ストークが低減されるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例に係る配線パターン決定方法
による配線処理手順を示す図である。
による配線処理手順を示す図である。
【図2】本発明の一実施例に係る配線パターン決定装置
の全体構成を示すブロック図である。
の全体構成を示すブロック図である。
【図3】信号伝播方向を説明する図である。
【図4】本発明の配線パターン決定方法の対象となるプ
リント基板の一例を示す図である。
リント基板の一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施例に係る信号伝播方向の設定例
を示す図である。
を示す図である。
【図6】本発明の一実施例に係る信号伝播方向の設定例
を示す図である。
を示す図である。
【図7】本発明の一実施例に係る信号伝播方向の設定例
を示す図である。
を示す図である。
【図8】本発明の一実施例に係る信号伝播方向の設定例
を示す図である。
を示す図である。
【図9】本発明の一実施例に係る配線パターン決定方法
に決定された配線パターンの例を示す図である。
に決定された配線パターンの例を示す図である。
【図10】本発明の配線パターン決定方法の対象となる
プリント基板の一例を示す図である。
プリント基板の一例を示す図である。
【図11】本発明の一実施例に係る信号伝播方向の設定
例を示す図である。
例を示す図である。
【図12】本発明の一実施例に係る信号伝播方向の設定
例を示す図である。
例を示す図である。
【図13】本発明の一実施例に係る配線パターン決定方
法に決定された配線パターンの例を示す図である。
法に決定された配線パターンの例を示す図である。
【図14】本発明の一実施例に係る配線パターン決定方
法に決定された配線パターンの例を示す図である。
法に決定された配線パターンの例を示す図である。
【図15】本発明の一実施例に係る信号伝播方向の設定
例を示す図である。
例を示す図である。
【図16】本発明の一実施例に係る信号伝播方向の設定
例を示す図である。
例を示す図である。
【図17】本発明の一実施例に係る配線パターン決定方
法に決定された配線パターンの例を示す図である。
法に決定された配線パターンの例を示す図である。
【図18】本発明の一実施例に係る配線パターン決定方
法に決定された配線パターンの例を示す図である。
法に決定された配線パターンの例を示す図である。
【図19】本発明の一実施例に係る配線パターン決定方
法の配線処理手順を示す図である。
法の配線処理手順を示す図である。
【図20】本発明の一実施例に係る配線パターン決定装
置の全体構成を示すブロック図である。
置の全体構成を示すブロック図である。
【図21】本発明の一実施例に係る配線パターン決定方
法におけるピンピン分類の基準を説明する図である。
法におけるピンピン分類の基準を説明する図である。
【図22】本発明の配線パターン決定方法の対象となる
プリント基板の一例を示す図である。
プリント基板の一例を示す図である。
【図23】本発明の一実施例に係る配線パターン決定方
法における層ペア割当の処理手順を示すフローチャート
である。
法における層ペア割当の処理手順を示すフローチャート
である。
1S…上流側ピン、1T…下流側ピン、3…信号伝播方
向、4…ピンピン、5…ライン、6…ビアホール、7…
LSI、8…プリント基板、9…領域、C…コンピュー
タ、D…ディスプレイ、K…キーボード、M…マウス、
P…プリンタ、F1…基板情報ファイル、F2…禁止情
報ファイル、F3…配線パターン情報ファイル、F4…
信号伝播方向指定情報ファイル、F5…回路情報ファイ
ル、F6…ネット情報ファイル。
向、4…ピンピン、5…ライン、6…ビアホール、7…
LSI、8…プリント基板、9…領域、C…コンピュー
タ、D…ディスプレイ、K…キーボード、M…マウス、
P…プリンタ、F1…基板情報ファイル、F2…禁止情
報ファイル、F3…配線パターン情報ファイル、F4…
信号伝播方向指定情報ファイル、F5…回路情報ファイ
ル、F6…ネット情報ファイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗原 寛 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所 汎用コンピュータ事業部 内 (72)発明者 風間 清徳 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所 汎用コンピュータ事業部 内 (56)参考文献 特開 平4−286077(JP,A) 特開 平8−235237(JP,A) 特開 平6−203102(JP,A) 特開 昭58−171888(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 H05K 3/00
Claims (5)
- 【請求項1】信号配線層を積層した回路の配線パターン
決定方法において、 複数の配線可能領域別に信号伝播方向を設定するステッ
プと、 接続ピン対に対し信号伝播方向に関してどちらのピンが
上流側に存在するかを認識するステップと、 上流側ピンもしくは下流側ピンの何れかを探索始点とし
て、設定した上記信号伝播方向に基づいて配線経路を探
索するステップとを包含することを特徴とする配線パタ
ーン決定方法。 - 【請求項2】信号配線層を積層した回路の配線パターン
決定方法において、 nを任意の整数としたとき、前記信号配線層をn格子幅
の分割領域に分割するステップと、 上記分割領域に対して信号伝播方向を設定するステップ
と、 接続ピン対に対し、信号伝播方向に関してどちらのピン
が上流側に存在するかを認識するステップと、 上流側ピンもしくは下流側ピンの何れかを探索始点とし
て、配線経路を上記信号伝播方向に基づいて探索するス
テップとを包含することを特徴とする配線パターン決定
方法。 - 【請求項3】信号配線層を積層した回路の配線パターン
決定方法において、 接続ピン対に対し、信号伝播方向に関してどちらのピン
が上流側に存在するかを認識するステップと、 上流側ピンと下流側ピンの位置関係を用いて接続ピン対
をグループ分けするステップと、 各グループに対して信号配線層を割り当てるステップ
と、 割り当てられた信号配線層において各グループを配線す
るステップとを包含することを特徴とする配線パターン
決定方法。 - 【請求項4】請求項1、2の何れかに記載の配線パター
ン決定方法において、 前記配線経路を探索するステップは、残った未配線に対
して、隣接パターンの平行線長を予め定めた制限値以内
に抑制しつつ信号伝播方向を考慮せずに配線することを
特徴とする配線パターン決定方法。 - 【請求項5】信号配線層を積層した回路の配線パターン
決定方法において、 上記回路において配線すべき接続ピン対を、双方向に信
号が伝播する第1のタイプと、一方向に信号が伝播する
第2のタイプとに分類するステップと、 上記第1のタイプに属す接続ピン対の中から、互いに同
じタイミングで信号方向が切り替わる接続ピン対のグル
ープを1つ以上抽出するステップと、 上記グループに属す接続ピン対の配線パターンを決定
し、その配線パターンの近傍格子に配線禁止を設けるス
テップと、 第2のタイプに属す接続ピン対を、領域ごとに設定され
た信号伝播方向を遵守するように配線するステップと、 残った未配線に対して、信号伝播方向を考慮せず配線す
るステップとを包含することを特徴とする配線パターン
決定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07067334A JP3123387B2 (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 配線パターン決定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07067334A JP3123387B2 (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 配線パターン決定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08263539A JPH08263539A (ja) | 1996-10-11 |
| JP3123387B2 true JP3123387B2 (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=13342025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07067334A Expired - Fee Related JP3123387B2 (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 配線パターン決定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3123387B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5056363B2 (ja) | 2007-11-12 | 2012-10-24 | 富士通株式会社 | 配線経路情報生成方法、配線経路情報生成プログラムおよび配線経路情報生成装置 |
-
1995
- 1995-03-27 JP JP07067334A patent/JP3123387B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08263539A (ja) | 1996-10-11 |
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