JP3123633B2 - 1:n通信の伝送方式 - Google Patents

1:n通信の伝送方式

Info

Publication number
JP3123633B2
JP3123633B2 JP06126620A JP12662094A JP3123633B2 JP 3123633 B2 JP3123633 B2 JP 3123633B2 JP 06126620 A JP06126620 A JP 06126620A JP 12662094 A JP12662094 A JP 12662094A JP 3123633 B2 JP3123633 B2 JP 3123633B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
subscriber
signal
unit
reception
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06126620A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07143529A (ja
Inventor
清美 雲▲崎▼
誠一 山野
康行 奥村
好比郎 滝川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Inc
NTT Inc USA
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Inc USA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, NTT Inc USA filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP06126620A priority Critical patent/JP3123633B2/ja
Priority to US08/308,498 priority patent/US5539564A/en
Priority to EP94114946A priority patent/EP0644704A3/en
Publication of JPH07143529A publication Critical patent/JPH07143529A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3123633B2 publication Critical patent/JP3123633B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一個の局側伝送装置と
多数の加入者側伝送装置との多重通信を高い信頼性で行
なうことが可能な1:n通信の伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、1:n通信における従来構成
の一例を示すブロック図であり、この図では、説明の便
宜上、一つの局側伝送装置と二つの加入者側伝送装置と
において多重通信を行なう場合を示している。
【0003】この図に示すように、局側伝送装置100
と、この相手先となる加入者側伝送装置300,400
とは、光ファイバ200,201および202、光ファ
イバ220,221および222の各々を伝送媒体とし
て互いに伝送を行なうようになっている。各伝送媒体の
経路途中には、加入者側伝送装置300,400への分
岐および局側伝送装置100への結合を行なう光カプラ
210,230が、それぞれ設置されている。
【0004】局側伝送装置100は、対向する加入者側
伝送装置300,400との間で送受信を行なう二系統
の送受信部110,120と、これらの系統に送信信号
を切り換える切替スイッチ130と、これらの系統から
の受信信号を選択する切替スイッチ140とから成る。
一方、加入者側伝送装置300は、対向する局側伝送装
置100との間で送受信を行う二系統の送受信部31
0,320と、これらの系統に送信信号を切り換える切
替スイッチ330と、これらの系統からの受信信号を選
択する切替スイッチ340とから成る。同様に、加入者
側伝送装置400は、対向する局側伝送装置100との
間で送受信を行う二系統の送受信部410,420と、
これらの系統に送信信号を切り換える切替スイッチ43
0と、これらの系統からの受信信号を選択する切替スイ
ッチ440とから成る。
【0005】局側伝送装置100において、送受信部1
10は、光ファイバ200,201および202を介し
て加入者側伝送装置300の送受信部310と、加入者
側伝送装置400の送受信部410とに接続される。光
ファイバ200において、加入者側伝送装置300,4
00への分岐点には、光カプラ210が設置され、伝送
信号を分岐・結合する。同様に、送受信部120は、光
ファイバ220,221および222を介して加入者側
伝送装置300の送受信部320と、加入者側伝送装置
400の送受信部420とに接続される。光ファイバ2
20において、加入者側伝送装置300,400への分
岐点には、光カプラ230が設置され、伝送信号を分岐
・結合する。
【0006】通常は、局側伝送装置100における切替
スイッチ130,140と、加入者側伝送装置300に
おける切替スイッチ330,340と、加入者側伝送装
置400における切替スイッチ430,440とは、全
て図中a側に設定される。これにより、局側伝送装置1
00における送受信部110は、送受信部310,41
0と対向することになり、これらの間で通信が、光ファ
イバ200,201および202を介して行なわれるよ
うになっている。
【0007】このとき、局側伝送装置100の送受信部
110、加入者側伝送装置300の送受信部310、加
入者側伝送装置400の送受信部410、光ファイバ2
00,201,202、および光カプラ210のうち、
いずれかが故障した場合、切替スイッチ130,14
0、330,340、430,440は、全て図中b側
に切替えられる。これにより、局側伝送装置100にお
ける送受信部120は、送受信部320,420と対向
することになり、これらの間で通信が、光ファイバ22
0,221および222を介して行なわれるようになっ
ている。
【0008】次に、上記構成による送受信ダイアグラム
について説明する。図13は、図12に示した1:n通
信の伝送方式における送受信ダイアグラムの一例を示す
図であり、双方向多重および加入者多重方式として時分
割多重を用いた例を示す。
【0009】いま、図12において、切替スイッチ13
0,140、330,340、430,440は、全て
図中a側に設定されているものとする。図13に示すよ
うに、送受信繰り返し周期Tの前半である送信期間Ts
では、加入者側伝送装置300への伝送信号D1と加入
者側伝送装置400への伝送信号D2とが、次のよう
に、局側伝送装置100から送信されて、加入者側伝送
装置300,400の各々に受信される。 ’まず、送信すべき伝送信号D1,D2が、図12に
おける局側伝送装置100の入力ポートS1に入力さ
れ、切替スイッチ130を介して送受信部110へ供給
される。 ’送受信部110において、伝送信号D1,D2は、
送信部111で光信号に変換され、光カプラ113を介
して入出力ポートC110から光ファイバ200へと出
力される。 ’伝送信号D1,D2は、光カプラ210で分岐さ
れ、光ファイバ201,202を介して、加入者側伝送
装置300の入出力ポートC310と、加入者側伝送装
置400の入出力ポートC410とに、それぞれ供給さ
れる。 ’加入者側伝送装置300では、送受信部310が、
受信した伝送信号をD1,D2を、光カプラ313によ
り分岐し、受信部312により光−電気変換するととも
に、自装置宛伝送信号D1を取り出し、切替スイッチ3
40を介して出力ポートR3へ出力する。同様に、加入
者側伝送装置400では、送受信部410が、受信した
伝送信号D1,D2を、光カプラ413により分岐し、
受信部412により光−電気変換するとともに、自装置
宛伝送信号D2を取り出し、切替スイッチ440を介し
て出力ポートR4へ出力する。
【0010】続いて、送受信繰り返し周期Tの後半であ
る受信期間TR では、加入者側伝送装置300からの伝
送信号U1と,加入者側伝送装置400からの伝送信号
U2とが、局側伝送装置100へ次のようにして送信さ
れる。 ’送信すべき伝送信号U1が、図12における加入者
側伝送装置300の入力ポートS3に入力され、切替ス
イッチ330を介して送受信部310へ供給される。送
受信部310において、伝送信号U1は、送信部311
で光信号に変換され、光カプラ313を介して入出力ポ
ートC310から光ファイバ200へと出力される。同
様に、送信すべき伝送信号U2が、加入者側伝送装置4
00の入力ポートS4に入力され、切替スイッチ430
を介して送受信部410へ供給される。送受信部410
において、伝送信号U2は、送信部411で光信号に変
換され、光カプラ413を介して入出力ポートC410
から光ファイバ202,200へと出力される。ここ
で、伝送信号U1,U2は、互いに重ならないように予
め設定された時間位置に送出されるようになっている。 ’光ファイバ200に送出された伝送信号U1,U2
は、光カプラ210で結合されて、局側伝送装置100
の入出力ポートC110に供給される。 ’局側伝送装置100では、送受信部110が、受信
した伝送信号U1,U2を光カプラ113により分岐
し、受信部112により光−電気変換して、切替スイッ
チ140を介して出力ポートR1へ出力する。 このような’〜’の動作が、送受信繰り返し周期T
毎に繰り返される。
【0011】なお簡単のため、図13においては、送受
信伝送信号の同期をとる同期フレーム、加入者側伝送装
置の送信信号位置指定およびスイッチ切替えのため制御
チャネル、光ファイバにおける伝播遅延時間は省略して
いる。
【0012】次に、局側伝送装置100の送受信部11
0、加入者側伝送装置300の送受信部310、加入者
側伝送装置400の送受信部410、光ファイバ20
0,201,202、および光カプラ210のうち、い
ずれかが故障した場合について説明する。この場合に
は、前述したように、切替スイッチ130,140、3
30,340、430,440は、全て図中b側に切替
えられる。
【0013】図14は、この場合における送受信ダイア
グラムの一例を示す図であり、図13と対応している。
この場合、切替え前と同様にして、通信が、局側伝送装
置100の送受信部120と、これに対向する加入者側
伝送装置300の送受信部320と,加入者側伝送装置
400の送受信部420との間で光ファイバ220,2
21,222を介して行われる。切替え後、送受信部1
10,310,410、光ファイバ200,201,2
02、および光カプラ210のうち、故障箇所の修理を
実施する。結果として、ポイント・マルチポイント伝送
方式における不稼働時間が短縮され、高信頼化が図られ
る。
【0014】このように、図12に示した従来の1:n
通信の伝送方式は、二つの伝送系を、すなわち局側伝送
装置100の送受信部110、加入者側伝送装置300
の送受信部310、加入者側伝送装置400の送受信部
410、光ファイバ200,201,202、および光
カプラ210で構成される伝送系と、局側伝送装置10
0の送受信部120、対向する加入者側伝送装置300
の送受信部320、加入者側伝送装置400の送受信部
420、光ファイバ220,221,222、および光
カプラ230で構成される伝送系との二つを、局側伝送
装置100の切替スイッチ130,140、加入者側伝
送装置300の切替スイッチ330,340、加入者側
伝送装置400の切替スイッチ430,440を用いて
一括して切替える方式である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の1:n通信の伝送方式では、一つの伝送系を
構成する要素数が比較的多いため、切替え先の伝送系を
構成する要素が全て正常である確率は相対的に低い。例
えば、図12に示した例では簡単のため、加入者側伝送
装置の数が二つの場合を示したが、加入者側伝送装置数
が多数である場合はその傾向が顕著となる。言い換える
と、加入者側伝送装置数が多数である場合、一方の伝送
系に故障が発生したことにより、他方の伝送系に一括し
て切替えても、切替え先の伝送系においても故障が発生
している、という状況の発生確率が高くなる。
【0016】結果として、正常に通信していた回線が切
替えによって故障になる危険性がある。したがって、こ
のような伝送方式では、特に、一つの局側伝送装置に多
数の加入者側伝送装置が接続された場合、充分な信頼性
の確保が困難になるという欠点があった。
【0017】本発明は、前述した問題に鑑みてなされた
もので、その目的は、一つの局側伝送装置と少なくとも
一つ以上の加入者側伝送装置との多重通信を、高い信頼
性で行なうことが可能な1:n通信の伝送方式を提供す
ることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記欠点を解決するため
に、請求項1に記載の1:n通信の伝送方式は、伝送媒
体を介して互いに対向する一個の局側伝送装置とn個
(nは「2」以上の整数)の加入者側伝送装置との間で
時分割多重通信を行なう1:n通信の伝送方式におい
て、前記局側伝送装置に、これに対向する前記n個の加
入者側伝送装置への伝送信号を送信し、かつ、前記n個
の加入者側伝送装置からの伝送信号を受信する二つの送
受信部を並列に備えるとともに、前記二つの送受信部の
各々からの受信信号を入力し、前記対向するn個の加入
者側伝送装置からの受信信号毎に、当該二つの受信信号
のうちの正常信号を選択する選択部を備える一方、前記
n個の加入者側伝送装置の各々に、これに対向する前記
局側伝送装置への伝送信号を送信し、かつ、前記局側伝
送装置からの伝送信号を受信する二つの送受信部を並列
にそれぞれ備えるとともに、前記二つの送受信部の各々
からの受信信号を入力し、当該二つの受信信号のうちの
正常信号を選択する選択部をそれぞれ備えることを特徴
としている。
【0019】また、請求項2に記載の1:n通信の伝送
方式は、伝送媒体を介して互いに対向する一個の局側伝
送装置とn個(nは「2」以上の整数)の加入者側伝送
装置との間で時分割多重通信を行なう1:n通信の伝送
方式において、前記局側伝送装置に、これに対向する前
記n個の加入者側伝送装置への伝送信号を送信し、か
つ、前記n個の加入者側伝送装置からの伝送信号を受信
する二つの送受信部を並列に備えるとともに、前記二つ
の送受信部の各々からの受信信号を入力し、前記対向す
るn個の加入者側伝送装置からの受信信号毎に、当該二
つの受信信号のうちの正常信号を選択する選択部を備え
る一方、前記n個の加入者側伝送装置の各々に、これら
に対向する前記局側伝送装置への伝送信号を送信する送
信部と前記局側伝送装置からの伝送信号を受信する受信
部とからなる送受信部を二つ並列にそれぞれ備えるとと
もに、加入者側から送信される伝送信号をいずれか一方
の送受信部の送信部へ入力する切替部をそれぞれ備え、
かつ、二つの送受信部の各々からの受信信号を入力し、
当該二つの受信信号のうちの正常信号を選択する選択部
をそれぞれ備えることを特徴としている。
【0020】さらに、請求項3に記載の1:n通信の伝
送方式は、請求項2に記載の1:n通信の伝送方式にお
いて、前記局側伝送装置の選択部は、前記局側伝送装置
に備えられた二つの送受信部の各々からの受信信号の論
理和をとることを特徴としている。
【0021】また、請求項4に記載の1:n通信の伝送
方式は、請求項1または2いずれかに記載の1:n通信
の伝送方式において、前記n個の加入者側伝送装置の各
々に備えられた選択部は、前記n個の加入者側伝送装置
の各々に備えられた二つの送受信部からの二つの受信信
号に対して符号誤り検出を施し、符号誤りの検出されな
い受信信号を正常信号として選択することを特徴として
いる。
【0022】さらに、請求項5に記載の1:n通信の伝
送方式は、請求項2に記載の1:n通信の伝送方式にお
いて、前記n個の加入者側伝送装置の各々の切替部は、
前記n個の加入者側伝送装置の各々に備えられた二つの
送受信部のうち、一方の送受信部の送信部の故障を検出
した場合に、加入者側から送信される伝送信号を他方の
送受信部の送信部へ入力することを特徴としている。
【0023】
【作用】請求項1に記載の1:n通信の伝送方式によれ
ば、局側伝送装置と加入者側伝送装置との間で二つの伝
送系が並列に動作するとともに、局側伝送装置の受信側
においては、これに対向する加入者側伝送装置からの受
信信号毎に、二つの受信信号のうち正常な受信信号が選
択される一方、各加入者側伝送装置の受信側において
は、これに対向する局側伝送装置からの二つの受信信号
のうち正常な受信信号が選択される。この結果、従来の
伝送方式に比較して飛躍的な信頼性向上が可能となる。
【0024】また、請求項2に記載の1:n通信の伝送
方式によれば、局側伝送装置と加入者側伝送装置との間
で二つの伝送系が並列に動作するとともに、局側伝送装
置の受信側においては、これに対向する加入者側伝送装
置からの受信信号毎に、二つの受信信号のうち正常な受
信信号が選択される一方、各加入者側伝送装置の受信側
においては、これに対向する局側伝送装置からの二つの
受信信号のうち正常な受信信号が選択される。また、各
加入者側伝送装置の送信側においては、二つの送受信部
の送信部の一方へ加入者側から送信される伝送信号が入
力される。この結果、従来の伝送方式に比較して飛躍的
な信頼性向上が可能となる。
【0025】さらに、請求項3に記載の1:n通信の伝
送方式によれば、局側伝送装置の選択部は、当該局側伝
送装置に備えられた二つの送受信部の各々からの受信信
号の論理和をとることにより正常な受信信号を選択して
いる。このため、局側伝送装置の選択部の構成が容易と
なる。
【0026】また、請求項4に記載の1:n通信の伝送
方式によれば、加入者側伝送装置に備えられた二つの送
受信部からの二つの受信信号に対して符号誤り検出が施
され、符号誤りが検出されない受信信号が正常信号とし
て選択される。これにより、迅速かつ正確に正常信号が
選択される。
【0027】さらに、請求項5に記載の1:n通信の伝
送方式によれば、加入者側伝送装置の二つの送受信部の
うち、一方の送受信部の送信部の故障が検出された場
合、加入者側から送信される伝送信号は、他方の送受信
部の送信部へ入力される。すなわち、伝送信号が正常信
号とならないことが確実となるような無駄な信号伝送が
防止される。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。まず、図1を参照して、本発明の第1の実
施例について説明する。図1は、第1の実施例の構成を
示すブロック図であり、図12に示した従来例との比較
のため、一つの局側伝送装置と二つの加入者側伝送装置
とにおいて多重通信を行なう場合を示している。図1に
おいて、図12と同一部分には同一符号を付与し、その
説明を省略する。局側伝送装置101は、対向する加入
者側伝送装置301,401との間で送受信を行なう二
系統の送受信部110,120と、これらの受信信号の
選択を行なう選択部150とから成る。そして、入力ポ
ートS1から供給される送信すべき伝送信号は、送受信
部110の送信部111と、送受信部120の送信部1
21との両方に供給される。一方、加入者側伝送装置3
01は、対向する局側伝送装置101との間で送受信を
行なう二系統の送受信部310,320と、これらの受
信信号の選択を行なう選択部350とから成る。そし
て、入力ポートS3から供給される送信すべき伝送信号
は、送受信部310の送信部311と、送受信部320
の送信部321との両方に供給される。同様に、加入者
側伝送装置401は、対向する局側伝送装置101との
間で送受信を行なう二系統の送受信部410,420
と、これらの受信信号の選択を行なう選択部450とか
ら成る。そして、入力ポートS4から供給される送信す
べき伝送信号は、送受信部410の送信部411と、送
受信部420の送信部421との両方に供給される。
【0029】選択部150,350,450の各々は、
それぞれ二つの受信入力のうち正常信号を選択するもの
である。この正常信号の選択は、例えば、CRC(Cycl
ic Redundancy check Code:巡回冗長符号)による誤り
検出方法を用いて、誤りの無い信号を選択することによ
り行なわれる。さらに、選択部150,350,450
の各々は、それぞれ二つの受信入力とも誤りが発生して
いる場合には、誤り発生頻度の低い信号を選択する一
方、二つの受信入力とも誤りが発生していない場合に
は、任意の一受信入力を選択する。
【0030】図1に示す構成では、次に示す二つの伝送
系が常時並列に動作する。すなわち、これらの伝送系
は、局側伝送装置101の送受信部110、これに対向
する加入者側伝送装置301の送受信部310、加入者
側伝送装置401の送受信部410、光ファイバ20
0,201,202、および光カプラ210で構成され
る伝送系と、局側伝送装置101の送受信部120、こ
れに対向する加入者側伝送装置301の送受信部32
0、加入者側伝送装置401の送受信部420、光ファ
イバ220,221,222、および光カプラ230か
ら構成される伝送系とである。
【0031】次に、上記構成における送受信ダイアグラ
ムについて説明する。図2は、その送受信ダイアグラム
の一例を示す図であり、図13あるいは図14と同様
に、双方向多重および加入者多重方式として時分割多重
(TDM:time division multiplex )を用いた例を示
す。
【0032】図2に示すように、送受信繰り返し周期T
の前半である送信期間Ts では、伝送信号D1,D2
が、次のように、図1における局側伝送装置101から
送出されて、その宛先である加入者側伝送装置301,
401の各々にて受信される。 まず、送信すべき伝送信号D1,D2が、図1にお
ける局側伝送装置101の入力ポートS1に入力され、
送受信部110,120の各々へ供給される。 送受信部110において、伝送信号D1,D2は、
送信部111により光信号に変換され、光カプラ113
を介して入出力ポートC110から光ファイバ200へ
と出力される。同様に、送受信部120において、伝送
信号D1,D2は、送信部121により光信号に変換さ
れ、光カプラ123を介して入出力ポートC120から
光ファイバ220へと出力される。 入出力ポートC110から出力された伝送信号D
1,D2は、光カプラ210で分岐され、光ファイバ2
01,202を介して、加入者側伝送装置301の入出
力ポートC310と、加入者側伝送装置401の入出力
ポートC410とへそれぞれ供給される。加入者側伝送
装置301の送受信部310は、受信した伝送信号D
1,D2を光カプラ313により分岐し、受信部312
で光−電気変換するとともに、自装置宛信号D1を取り
出して、選択部350の一方の入力端に供給する。ま
た、加入者側伝送装置401の送受信部410は、受信
した伝送信号D1,D2を光カプラ413により分岐
し、受信部412で光−電気変換するとともに、自装置
宛信号D2を取り出して、選択部450の一方の入力端
に供給する。同様に、入出力ポートC120から出力さ
れた伝送信号D1,D2は、光カプラ230で分岐さ
れ、光ファイバ221,222を介して、加入者側伝送
装置301の入出力ポートC320と、加入者側伝送装
置401の入出力ポートC420とへそれぞれ供給され
る。加入者側伝送装置301の送受信部320は、受信
した伝送信号D1,D2を光カプラ323により分岐
し、受信部322で光−電気変換するとともに、自装置
宛信号D1を取り出して、選択部350の他方の入力端
に供給する。また、加入者側伝送装置401の送受信部
420は、受信した伝送信号D1,D2を光カプラ42
3により分岐し、受信部422で光−電気変換するとと
もに、自装置宛信号D2を取り出して、選択部450の
他方の入力端に供給する。 加入者側伝送装置301では、選択部350が、そ
の二つの入力端にそれぞれ供給された伝送信号D1のう
ちの正常信号の一つを選択して、出力ポートR3を介し
て出力する。同様に、加入者側伝送装置401では、選
択部450が、その二つの入力端にそれぞれ供給された
伝送信号D2のうち正常信号の一つを選択し、出力ポー
トR4を介して出力する。
【0033】続いて、送受信繰り返し周期Tの後半であ
る受信期間TR では、加入者側伝送装置301からの伝
送信号U1と,加入者側伝送装置401からの伝送信号
U2とが、局側伝送装置101へ次のようにして伝送さ
れる。 まず、送信すべき伝送信号U1が、図1における加
入者側伝送装置301の入力ポートS3に入力され、送
受信部310,320の各々へ供給される。同様に、送
信すべき伝送信号U2が、加入者側伝送装置401の入
力ポートS4に入力され、送受信部410,420の各
々へ供給される。 送受信部310において、伝送信号U1は、送信部
311により光信号に変換され、光カプラ313を介し
て入出力ポートC310から光ファイバ201へと出力
される。また、送受信部320において、伝送信号U1
は、送信部321により光信号に変換され、光カプラ3
23を介して入出力ポートC320から光ファイバ22
1へと出力される。 同様に、送受信部410において、伝送信号U2は、送
信部411により光信号に変換され、光カプラ413を
介して入出力ポートC410から光ファイバ202へと
出力される。また、送受信部420において、伝送信号
U2は、送信部421により光信号に変換され、光カプ
ラ423を介して入出力ポートC420から光ファイバ
222へと出力される。ここで、伝送信号U1,U2
は、加入者側伝送装置301,401から局側伝送装置
101への光ファイバ200,220経路上で各々が互
いに時間的に重ならないようように、予め設定された時
間位置に送出される。 入出力ポートC310から出力された伝送信号U1
と、入出力ポートC410から出力された伝送信号U2
とは、光カプラ210により結合され、光ファイバ20
0を介して、局側伝送装置101の入出力ポートC11
0に供給される。加入者側伝送装置101の送受信部1
10は、受信した伝送信号U1,U2を光カプラ113
により分岐し、受信部112で光−電気変換して、選択
部150の一方の入力端に供給する。同様に、入出力ポ
ートC320から出力された伝送信号U1と、入出力ポ
ートC420から出力された伝送信号U2とは、光カプ
ラ230により結合され、光ファイバ220を介して、
局側伝送装置101の入出力ポートC120に供給され
る。加入者側伝送装置101の送受信部120は、受信
した伝送信号U1,U2を光カプラ123により分岐
し、受信部122で光−電気変換して、選択部150の
他方の入力端に供給する。 局側伝送装置101では、選択部150が、その二
つの入力端にそれぞれ供給された伝送信号のうちの正常
信号が供給される一つの入力端を選択し、正常信号を出
力ポートR1を介して出力する。 このような〜の動作が、送受信繰り返し周期T毎に
繰り返される。
【0034】なお簡単なため、図2においては、送受信
伝送信号の同期をとる同期フレーム、加入者側伝送装置
の送信信号位置指定のための制御チャネル,光ファイバ
における伝播遅延時間は省略している。
【0035】この第1の実施例によれば、局側伝送装置
101と加入者側伝送装置301,401と間で二つの
伝送系が同時に並列に動作する。局側伝送装置101で
は、これに対向する加入者側伝送装置301,401か
らの受信信号毎に二つの受信信号のうち正常な一つの受
信信号を選択部150により選択する一方、各加入者側
伝送装置301あるいは401では、これらに対向する
局側伝送装置101からの二つの受信信号のうち正常な
一つの受信信号を選択部350あるいは450により選
択する。その結果、従来方式では、故障の発生した伝送
系から他方の伝送系へ一括して切替える方式であるの
で、切替え先の伝送系を構成する要素が一つ残らず全て
正常である必要があるのに対して、本発明では並列に動
作する二つの伝送系において、伝送系を構成する各要素
について二つのうち少なくとも一つが正常であれば、通
信が正常に行われるので、信頼性を飛躍的に向上させる
ことが可能である。また、上記第1の実施例では、従来
方式における切替スイッチおよびスイッチ制御が不要で
ある。
【0036】次に、図3を参照して、本発明の第2の実
施例について説明する。図3は、第2の実施例の構成を
示すブロック図であり、図12に示した従来例との比較
のため、一つの局側伝送装置と二つの加入者側伝送装置
とにおいて多重通信を行なう場合を示している。なお、
図3において、図1,図12と同一部分には同一符号を
付与し、その説明を省略する。
【0037】図3において、局側伝送装置101は、対
向する加入者側伝送装置302,402との間で送受信
を行う送受信部110,120と、受信信号の選択を行
う150とからなる。一方、加入者側伝送装置302
は、対向する局側伝送装置101との間で送受信を行う
二つの送受信部310,320と、送信信号の切替えを
行う切替部330と、受信信号の選択を行う選択部35
0とからなる。同様に加入者側伝送装置402は、対向
する局側伝送装置101との間で送受信を行う送受信部
410,420と、送信信号の切替えを行う切替部43
0と、受信信号の選択を行う選択部450からなる。
【0038】局側伝送装置101の送受信部110は、
光ファイバ200,201,202および光カプラ21
0を介して、加入者側伝送装置302の送受信部31
0、および加入者側伝送装置402の送受信部410へ
接続される。一方、局側伝送装置101の送受信部12
0は、光ファイバ220,221,222および光カプ
ラ23を介して、加入者側伝送装置302の送受信部3
20、および加入者側伝送装置402の送受信部420
へ接続される。
【0039】ここで、図7〜図11を参照して、各部の
具体的な構成について説明する。図7は、選択部150
の構成を説明するための図であり、この図に示すよう
に、選択部150は、局側伝送装置101の送受信部1
10の受信部112と、送受信部120の受信部122
を入力とし、これらの論理和を端子R1に出力する。加
入者側伝送装置302,402それぞれに設けられた二
つの送受信部310,320、および二つの送受信部4
10,420は、それぞれどちらか一方のみ送信信号を
送出する。
【0040】したがって、加入者側伝送装置302,4
02から局側伝送装置101への伝送信号U1,U2
は、選択部150の二つの入力端のどちらか一方にのみ
入力される。したがって、二つの入力の論理和をとるこ
とにより、伝送信号U1,U2を出力することができ
る。これにより伝送信号毎に入力を切替えることなく、
簡素な構成で選択機能を実現できる。
【0041】また、図8は、選択部350の概略構成を
示すブロック図であり、この図に示すように、受信部3
12,322からの受信信号は、切替スイッチ353に
入力されるとともに、それぞれ誤り検出部351,35
2に入力される。誤り検出部351,352では、入力
信号における符号誤りの有無を検出し、それぞれ、誤り
検出信号a,bを制御部354へ出力する。符号誤り検
出方法としては、第1の実施例で述べたように、CRC
による誤り検出方法等がある。
【0042】制御部354は、誤り検出信号a,bで表
される情報に基づき、切替スイッチ353を制御する。
ここで、切替スイッチ353の切替え方法の一例を説明
する。まず、誤り検出信号a,bで表される情報に基づ
いて、誤りが検出されなかった信号(正常信号)を選択
するよう、切替スイッチ353を制御する。ただし、二
つの受信入力双方において誤りが検出される場合には、
誤り発生頻度が低い信号を選択するよう切替スイッチ3
53を制御する。また、二つの受信入力のどちらにも誤
りが発生していない場合には、任意の1つの受信入力を
選択するよう切替スイッチ353を制御する。
【0043】なお、一般に、伝送装置の受信部312,
322は、誤り検出機能を具備していることが多い。こ
のような場合、受信部312,322から制御部354
へ直接、誤り検出信号を入力すればよく、選択部350
に、誤り検出部351,352を備える必要はない。な
お選択部450の構成および動作は、上記選択部350
と同様であるので、その説明を省略する。
【0044】さらに、図9は、切替部330の概略構成
を示すブロック図であり、この図に示すように、切替部
330は、切替スイッチ331と、制御部332とから
構成される。切替部330において、制御部332は、
送信部311および321から出力される故障検出信号
A1,A2を受信する。制御部332は、一方の送信部
から故障検出信号が入力されると、他方の正常な送信部
へ信号を供給するよう切替スイッチ331を切替え制御
する。なお、故障検出信号としては、例えば、送信部の
電気・光変換部、すなわちレーザダイオードのモニタ光
検出を利用することができる。具体的には、通信中にレ
ーザダイオードが故障し、光出力が断となると、モニタ
光が検出されなくなり、送信部の故障が検出される。な
お、切替部430の構成および動作は、上記切替部33
0と同様であるため、その説明を省略する。
【0045】また、図10は、局側伝送装置101の概
略構成を示すブロック図であり、この図に示すように、
局側伝送装置101の制御部160は、送受信部110
の受信部112と、送受信部120の受信部122の出
力を入力とし、時分割多重された複数加入者側伝送装置
からの受信信号を、加入者側伝送装置毎に監視する。こ
こで、制御部160による監視動作について具体的に説
明する。例えば、加入者側伝送装置302,402それ
ぞれの二つの送受信部310,320、および410,
420において、送信部311,411が動作している
状態において、加入者側伝送装置302の送受信部31
0における送信部311あるいは光カプラ313、光フ
ァイバ201あるいは200、光カプラ210、局側伝
送装置101の送受信部110における光カプラ113
あるいは受信部112のうちいずれかが故障したものと
する。
【0046】この場合、受信部112の出力において、
加入者側伝送装置302からの伝送信号が「断」あるい
は「符号誤り多発」の状態となる。制御部160におい
ては、受信部112での加入者側伝送装置302からの
伝送信号が「断」あるいは「符号誤り多発」である状態
を検出すると、切替信号S31を、送受信部110の送
信部111と、送受信部120の送信部121とへ送出
する。これにより、送信部111および送信部121
は、切替信号S31を下り伝送信号に多重化して送信す
る。
【0047】同様に、加入者側伝送装置302の送受信
部320における送信部321あるいは光カプラ32
3、光ファイバ221あるいは220、光カプラ23
0、局側伝送装置101の送受信部120における光カ
プラ123あるいは受信部122のうちいずれかが故障
し、受信部122の出力において、加入者側伝送装置3
02からの伝送信号が「断」あるいは「符号誤り多発」
であることを検出すると、制御部160は、切替信号S
32を、送受信部110の送信部111と送受信部12
0の送信部121とを介して、下り伝送信号に多重化し
て送信する。
【0048】ここで、再び切替部330について説明す
る。図11は、切替部330の概略構成を示すブロック
図であり、制御部330は、図9に示す構成と、図11
に示す構成とを両方有する。切替部330の制御部33
3は、受信部312,322から出力される切替信号S
31,S32を受信する。制御部333は、切替信号S
31が入力されると、送信部321を介して伝送信号を
送信するよう切替スイッチ331を切替え制御する。ま
た、制御部333は、切替信号S32が入力されると、
送信部311を介して伝送信号を送信するよう切替スイ
ッチ331を切替え制御する。なお、加入者側伝送装置
402からの伝送信号が断あるいは符号誤り多発の状態
になった場合には、切替信号S31,S32に対応する
切替信号S41,S42を用いて同様の切替え制御が実
施される。
【0049】次に、上記構成における送受信ダイアグラ
ムについて説明する。図4は、その送受信ダイアグラム
の一例を示す図であり、図2と同様に、双方向多重およ
び加入者多重方式として時分割多重を用いた例を示す。
ただし、送受信繰り返し周期Tの前半である送信期間T
s では、図2と同様な通信動作〜が為されるため、
その説明を省略する。送信期間Ts における第1の実施
例と第2の実施例との動作上の差異は、加入者側伝送装
置301,401に代えて、加入者側伝送装置302,
402が作動する点のみである。
【0050】本実施例では、図4に示すように、送受信
繰り返し周期Tの後半である受信期間TR において、加
入者側伝送装置302からの伝送信号U1と、加入者側
伝送装置402からの伝送信号U2とが、局側伝送装置
101へ次のようにして伝送される。
【0051】まず、送信すべき伝送信号U1が、図3に
おける加入者側伝送装置302の入力ポートS3に入力
され、切替部330を介して、送受信部310および送
受信部320のいずれか一方に入力される。図3におい
て、切替部330はa側に切替えられており、伝送信号
U1は送受信部310へ供給される。送受信部310に
おいて、伝送信号U1は、光信号に変換され、光カプラ
313を介して、入出力ポートC310から光ファイバ
201へ出力される。
【0052】一方、加入者側伝送装置402の入力ポー
トS4には、加入者側から送信される伝送信号U2が入
力され、この伝送信号U2が、切替部430により送受
信部410あるいは送受信部420に入力される。図3
および図4では、切替部430は、a側に切替えられて
いるため、伝送信号U2は、送信部410へ入力され
る。送受信部410において、伝送信号U2は、送信部
411により光信号に変換され、光カプラ413を介し
て、入出力ポートC410から光ファイバ202へ出力
される。
【0053】加入者側伝送装置302の入出力ポートC
310から出力された伝送信号U1と、加入者側伝送装
置402の入出力ポートC410から出力されたU2と
は、光カプラ210で合成され、局側伝送装置101の
入出力ポートC110へ入力される。なお、加入者側伝
送装置302の入出力ポートC320と、加入者側伝送
装置402の入出力ポートC420とからは、信号は出
力されない。
【0054】局側伝送装置101の入出力ポートC11
0へ入力された伝送信号U1,U2は送受信部110に
おいて光カプラ113を介し、受信部112に入力され
る。伝送信号U1,U2は、受信部112において電気
信号に変換され、選択部150へ出力される。一方、入
出力ポートC120へは伝送信号が入力されないため、
受信部122から選択部150への出力は無信号とな
る。選択部150では、伝送信号U1,U2それぞれに
ついて、二つの受信入力の論理和をとって正常信号を選
択し、出力ポートR1へ出力する。この場合、伝送信号
U1,U2は、受信部112からのみ入力され、受信部
122からは無信号であるので、受信部112からの信
号が出力ポートR1へ出力される。
【0055】次に、図5に示すように、加入者側伝送装
置302の切替部330がa側に切替えられ、加入者側
伝送装置402の切替部430がb側に切替えられた場
合の送受信動作について、図5および図6を参照して説
明する。図6は、図5に示す状態における送受信ダイヤ
グラムの一例を示す図であり、図4と同様に、双方向多
重および加入者多重方式として時分割多重を用いた例を
示している。
【0056】図6から明らかなように、局側伝送装置1
01の送信期間TS での動作は、図4で表される動作と
同様であるので、その説明を省略する。一方、受信期間
TRでは、加入者側伝送装置302からの伝送信号U1
と、加入者側伝送装置402からの伝送信号U2とが、
局側伝送装置101へ次のようにして伝送される。
【0057】まず、加入者側伝送装置302の入力ポー
トS3には、加入者側から送信される伝送信号U1が入
力され、この伝送信号U1が、切替部330を介して、
a側の送信部310へ入力される。送受信部310にお
いて、伝送信号U1は、送信部311により光信号に変
換され、光カプラ313を介して、入出力ポートC31
0から出力される。ここで出力された伝送信号U1は、
光ファイバ201、光カプラ210、および光ファイバ
200を介して、局側伝送装置101の入出力ポートC
110へ入力される。入出力ポートC110へ入力され
た伝送信号U1は、送受信部110において電気信号に
変換され、選択部150へ出力される。
【0058】一方、加入者側伝送装置402の入力ポー
トS4には加入者側から送信される伝送信号U2が入力
され、この伝送信号U2が、切替部430を介して、b
側の送受信部420へ入力される。送受信部420にお
いて、伝送信号U2は、送信部S421により光信号に
変換され、光カプラ423を介して、入出力ポートC4
20から出力される。ここで出力された伝送信号U2
は、光ファイバ222、光カプラ230、および光ファ
イバ220を介して、局側伝送装置101の入出力ポー
トC120へ入力される。入出力ポートC120へ入力
された伝送信号U2は、送受信部120において電気信
号に変換され、選択部150へ出力される。なお、加入
者側伝送装置302の入出力ポートC320と、加入者
側伝送装置402の入出力ポートC410とからは、信
号が出力されないため、送受信部110から選択部15
0へ伝送信号U2が出力されることはない。同様に、送
受信部120から選択部150へ伝送信号U1が出力さ
れることはない。
【0059】選択部150では、伝送信号U1,U2そ
れぞれについて、二つの受信入力のうち正常信号を選択
し、出力ポートR1へ出力する。すなわち、伝送信号U
1については送受信部110からの信号を、伝送信号U
2については送受信部120からの信号を選択して出力
ポートR1へ出力する。なお簡単のため、図4,図6に
おいては、送受信伝送信号の同期をとる同期フレーム、
加入者側伝送装置の送信信号位置指定およびスイッチ切
替えのための制御チャネル、光ファイバにおける伝播遅
延時間は省略している。
【0060】この第2の実施例によれば、局側伝送装置
101と加入者側伝送装置302,402と間で二つの
伝送系が同時に並列に動作する。局側伝送装置101で
は、これに対向する加入者側伝送装置302,402か
らの受信信号毎に二つの受信信号のうち正常な一つの受
信信号を選択部150により選択する一方、各加入者側
伝送装置302あるいは402では、これらに対向する
局側伝送装置101からの二つの受信信号のうち正常な
一つの受信信号を選択部350あるいは450により選
択する。さらに、加入者側伝送装置302,402の切
替部330,430において、加入者側から送信される
伝送信号U1,U2を入力する送信部が切替え制御され
る。
【0061】こうしたことから、第1の実施例と同様
に、並列に動作する二つの伝送系において、伝送系を構
成する各要素について二つのうち少なくとも一つが正常
であれば、通信が正常に行われるので、信頼性を飛躍的
に向上させることが可能である。また、選択部150
は、二つの入力端のどちらか一方のみに伝送信号U1,
U2が入力され、両入力の論理和をとることにより、伝
送信号U1,U2を出力する。したがって、伝送信号毎
に入力を切替える必要がなく、簡素な構成で選択機能を
実現できる。
【0062】さらに、加入者側伝送装置302,402
の切替部330,430において、それぞれ、自装置の
一方の送信部が故障した場合に、加入者側から送信され
る伝送信号U1,U2を、他方の送信部へ入力するよう
切替え制御が行われる。このため、「断」あるいは「符
号誤り多発」となる無駄な信号送出を防止することがで
きる。
【0063】なお、第1および第2の実施例では、説明
の便宜上、加入者側伝送装置の個数を「2」として説明
したが、「3」以上であっても良いし、加入者側伝送装
置の個数を「1」とした、一つの局側伝送装置が一つの
加入者側伝送装置に接続される形態、すなわちポイント
・ポイント伝送の場合にも適用できることも当業者であ
れば容易に類推できる。さらに、各部の構成を具体的に
説明したが、本発明は、第1および第2の実施例で述べ
た構成に限定されるものではない。
【0064】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、局側伝送
装置と加入者側伝送装置との間で二つの伝送系が並列に
動作するとともに、局側伝送装置の受信側においては、
これに対向する加入者側伝送装置からの受信信号毎に、
二つの受信信号のうち正常な受信信号が選択される一
方、各加入者側伝送装置の受信側においては、これに対
向する局側伝送装置からの二つの受信信号のうち正常な
受信信号が選択される。したがって、故障の発生した伝
送系から他方の伝送系へ一括して切替える従来方式で
は、正常に通信していた回線が切替えによって故障にな
る危険性があり、切替え先の伝送系を構成する要素が一
つ残らず全て正常である必要があったのに対して、本発
明では並列に動作する二つの伝送系において、伝送系を
構成する各要素について二つのうち少なくとも一つが正
常であれば通信が正常に行われるので、信頼生を飛躍的
に向上させることが可能となるという効果がある(請求
項1,2)。
【0065】さらに、局側伝送装置の選択部は、当該局
側伝送装置に備えられた二つの送受信部の各々からの受
信信号の論理和をとることにより正常な受信信号を選択
するという簡素な構成であるため、当該選択部を容易に
構成することができるという効果がある(請求項3)。
また、加入者側伝送装置に備えられた二つの送受信部か
らの二つの受信信号に対して符号誤り検出が施され、符
号誤りが検出されない受信信号が正常信号として選択さ
れる。したがって、迅速かつ正確に正常信号を選択する
ことができるという効果がある(請求項4)。さらに、
加入者側伝送装置に備えられた二つの送受信部のうち、
一方の送受信部の送信部の故障が検出された場合、加入
者側から送信される伝送信号は、他方の送受信部の送信
部へ入力される。したがって、伝送信号が正常信号とな
らないことが確実となるような無駄な信号伝送を防止す
ることができるという効果がある(請求項5)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による1:n通信の伝送
方式を適用した通信システムの概略構成を示すブロック
図である。
【図2】同システムの送受信ダイアグラムの一例を示す
図である。
【図3】本発明の第2の実施例による1:n通信の伝送
方式を適用した通信システムの概略構成を示すブロック
図である。
【図4】同システムの送受信ダイアグラムの一例を示す
図である。
【図5】同システムの動作を説明するためのブロック図
である。
【図6】同システムの送受信ダイアグラムの一例を示す
図である。
【図7】選択部150の概略構成を示す図である。
【図8】選択部350の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図9】切替部330の構成を説明するためのブロック
図である。
【図10】局側伝送装置101の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】切替部330の構成を説明するためのブロッ
ク図である。
【図12】従来の1:n通信の伝送方式を適用した通信
システムの概略構成を示すブロック図である。
【図13】同システムの送受信ダイアグラムの一例を示
す図である。
【図14】同システムの送受信ダイアグラムの一例を示
す図である。
【符号の説明】
101 …
… 局側伝送装置 110,120,310,320,410,420 …
… 送受信部 111,121,311,321,411,421 …
… 送信部 112,122,312,322,412,422 …
… 受信部 150,350,450 …
… 選択部 301,302,401,402 …
… 加入者側伝送装置 330,430 …
… 切替部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝川 好比郎 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−63698(JP,A) 特開 昭57−42248(JP,A) 特開 昭63−269637(JP,A) 実開 昭63−55639(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 11/04 H04M 3/56 H04Q 3/52 101

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送媒体を介して互いに対向する一個の
    局側伝送装置とn個(nは「2」以上の整数)の加入者
    側伝送装置との間で時分割多重通信を行なう1:n通信
    の伝送方式において、 前記局側伝送装置に、これに対向する前記n個の加入者
    側伝送装置への伝送信号を送信し、かつ、前記n個の加
    入者側伝送装置からの伝送信号を受信する二つの送受信
    部を並列に備えるとともに、前記二つの送受信部の各々
    からの受信信号を入力し、前記対向するn個の加入者側
    伝送装置からの受信信号毎に、当該二つの受信信号のう
    ちの正常信号を選択する選択部を備える一方、 前記n個の加入者側伝送装置の各々に、これらに対向す
    る前記局側伝送装置への伝送信号を送信し、かつ、前記
    局側伝送装置からの伝送信号を受信する二つの送受信部
    を並列にそれぞれ備えるとともに、前記二つの送受信部
    の各々からの受信信号を入力し、当該二つの受信信号の
    うち正常信号を選択する選択部をそれぞれ備えることを
    特徴とする1:n通信の伝送方式。
  2. 【請求項2】 伝送媒体を介して互いに対向する一個の
    局側伝送装置とn個(nは「2」以上の整数)の加入者
    側伝送装置との間で時分割多重通信を行なう1:n通信
    の伝送方式において、 前記局側伝送装置に、これに対向する前記n個の加入者
    側伝送装置への伝送信号を送信し、かつ、前記n個の加
    入者側伝送装置からの伝送信号を受信する二つの送受信
    部を並列に備えるとともに、前記二つの送受信部の各々
    からの受信信号を入力し、前記対向するn個の加入者側
    伝送装置からの受信信号毎に、当該二つの受信信号のう
    ちの正常信号を選択する選択部を備える一方、 前記n個の加入者側伝送装置の各々に、これらに対向す
    る前記局側伝送装置への伝送信号を送信する送信部と前
    記局側伝送装置からの伝送信号を受信する受信部とから
    なる送受信部を二つ並列にそれぞれ備えるとともに、加
    入者側から送信される伝送信号をいずれか一方の送受信
    部の送信部へ入力する切替部をそれぞれ備え、かつ、二
    つの送受信部の各々からの受信信号を入力し、当該二つ
    の受信信号のうちの正常信号を選択する選択部をそれぞ
    れ備えることを特徴とする1:n通信の伝送方式。
  3. 【請求項3】 前記局側伝送装置の選択部は、前記局側
    伝送装置の二つの送受信部の各々からの受信信号の論理
    和をとることを特徴とする請求項2に記載の1:n通信
    の伝送方式。
  4. 【請求項4】 前記n個の加入者側伝送装置の各々に備
    えられた選択部は、前記n個の加入者側伝送装置の各々
    に備えられた二つの送受信部からの二つの受信信号に対
    して符号誤り検出を施し、符号誤りの検出されない受信
    信号を正常信号として選択することを特徴とする請求項
    1または2いずれかに記載の1:n通信の伝送方式。
  5. 【請求項5】 前記n個の加入者側伝送装置の各々の切
    替部は、前記n個の加入者側伝送装置の各々に備えられ
    た二つの送受信部のうち、一方の送受信部の送信部の故
    障を検出した場合に、加入者側から送信される伝送信号
    を他方の送受信部の送信部へ入力することを特徴とする
    請求項2に記載の1:n通信の伝送方式。
JP06126620A 1993-09-22 1994-06-08 1:n通信の伝送方式 Expired - Fee Related JP3123633B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06126620A JP3123633B2 (ja) 1993-09-22 1994-06-08 1:n通信の伝送方式
US08/308,498 US5539564A (en) 1993-09-22 1994-09-21 Point-to-multipoint optical transmission system
EP94114946A EP0644704A3 (en) 1993-09-22 1994-09-22 Point-to-multipoint optical transmission system

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23689793 1993-09-22
JP5-236897 1993-09-22
JP06126620A JP3123633B2 (ja) 1993-09-22 1994-06-08 1:n通信の伝送方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07143529A JPH07143529A (ja) 1995-06-02
JP3123633B2 true JP3123633B2 (ja) 2001-01-15

Family

ID=26462784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06126620A Expired - Fee Related JP3123633B2 (ja) 1993-09-22 1994-06-08 1:n通信の伝送方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3123633B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6898376B1 (en) 1998-12-14 2005-05-24 Tellabs Operations, Inc. Optical ring protection apparatus and methods
WO2001045311A1 (en) * 1999-12-14 2001-06-21 Tellabs Operations, Inc. Optical ring protection apparatus and methods
JP2006352544A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Kddi Corp レイヤ2ネットワークの冗長化システム
JP4635763B2 (ja) * 2005-07-21 2011-02-23 住友電気工業株式会社 光送受信モジュール
JP4862059B2 (ja) * 2009-03-25 2012-01-25 ミハル通信株式会社 光信号伝送システム及び光信号伝送システム用光受信装置
JP5619856B2 (ja) * 2011-11-30 2014-11-05 光興國際股▲ふん▼有限公司OptoMedia Technology,Inc. 光ファイバー伝送切換え装置及びその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07143529A (ja) 1995-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5539564A (en) Point-to-multipoint optical transmission system
US6362905B1 (en) Optical crossconnect apparatus and optical transmission system
US6587235B1 (en) Method and apparatus for capacity-efficient restoration in an optical communication system
US6061156A (en) Optical transmission system
US6701085B1 (en) Method and apparatus for data transmission in the wavelength-division multiplex method in an optical ring network
US7174096B2 (en) Method and system for providing protection in an optical communication network
US5717796A (en) Optical fiber transmission system utilizing a line switched ring to provide protection
JP3195461B2 (ja) リングノード
US7865077B2 (en) Optical communition system with N + 1 redundancy
US6288809B1 (en) Optical subscriber network system
US6728207B1 (en) Self-healing ring network and a method for fault detection and rectifying
JP2002510441A (ja) 異質光通信ネットワークの動作、保護、及び回復方法及び装置
EP2151931B1 (en) Wavelength division multiplexer and regenerative repeating method in wavelength division multiplexing network
WO2001093489A1 (en) Redundant optical multiple-branch communication system
JP2008160583A (ja) 冗長化光アクセス装置
JPH07143529A (ja) 1:n通信の伝送方式
JP3510059B2 (ja) 交差型二重化構成を有するパッシブダブルスター通信システム
JPH1127208A (ja) 光クロスコネクト装置及び光伝送システム
US7302180B2 (en) Dual homing for DWDM networks in fiber rings
KR20020048979A (ko) 통신 보호를 위한 방법 및 시스템
KR100342758B1 (ko) 광가입자 선로 자동 절체 장치
JPH0454738A (ja) 受信端切り替え伝送方式
JPH0946298A (ja) シャッター機能付光スターカプラ
JPH0697950A (ja) 光リングシステム
KR20010066201A (ko) 자동 장애복구 기능을 갖는 환형 구조의 단일 광선로이동통신 신호분배 네트워크

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071027

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081027

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091027

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131027

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees