JP3129095B2 - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JP3129095B2
JP3129095B2 JP06201754A JP20175494A JP3129095B2 JP 3129095 B2 JP3129095 B2 JP 3129095B2 JP 06201754 A JP06201754 A JP 06201754A JP 20175494 A JP20175494 A JP 20175494A JP 3129095 B2 JP3129095 B2 JP 3129095B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号を磁気
テープ上に回転磁気ヘッドを用いてヘリカル記録し再生
する際の信号処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号を記録再生するためのデ
ィジタルVTRとして、磁気ヘッドを取り付けたシリン
ダの回転数は一定のままでディジタル入力信号の伝送レ
ートに対応して磁気テープの走行速度を変えることによ
り信号の記録再生を行う方式がある(例:特開平1−2
58255)。上記従来例では入力信号として伝送レー
トが情報信号に基づいた所定の比を満足する関係とされ
るディジタルデータのみを対象としている。画像圧縮方
式の一つであるMPEG(Moving Pictur
e Experts Group)では伝送レートを様
々な値にすることができる。このような不特定な伝送レ
ートの信号を記録する場合、前記した所定の比を満足す
る伝送レートのみを対象とするVTRでは対応できない
伝送レートが存在することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、様々
な伝送レートで送られてくるディジタル信号を記録再生
可能なVTRを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の信号処理装置では、入力ディジタル信号中に
含まれている伝送レートに関する情報を検出する手段
と、該検出手段により検出した伝送レートに基づいて処
理モードを判別する手段と、前記入力ディジタル信号を
一定の処理レートの信号に変換する手段と、記録時に前
記処理モードにより磁気テープの走行速度を制御する手
段と、記録時に少なくとも前記処理モードを含む信号識
別情報と一定の処理レートに変換された前記ディジタル
信号とを前記処理モードに応じた記録タイミングで記録
する手段と、再生時に再生信号中に含まれている前記信
号識別情報から上記処理モードを検出する手段と、再生
時に前記再生信号より検出した処理モードにより磁気テ
ープの走行速度を制御する手段と、再生時に再生された
一定レートの信号を入力時の伝送レートに変換する変換
手段と、を有する構成とした。
【0005】
【作用】本発明は、前記した手段により様々な伝送レー
トのディジタル信号をVTRに記録し、再生する場合に
記録された伝送レートを検出し内蔵した周波数発振器等
を用い再生信号を入力時の伝送レートで出力することが
可能である。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を用いて
説明する。
【0007】図1は、本発明の一実施例を実現する信号
処理回路の構成例であり、図1において、110はディ
ジタル信号を受ける信号入力端子、100は信号伝送及
び入力時の誤りを訂正する誤り訂正器、200は信号入
力端子110で受けた入力信号の伝送レートの検出、処
理モードの判別、入力ビットレート変換器300の制御
を行う記録信号系制御器、300は信号入力端子110
で受けた入力信号を一時保存し記録信号処理器400の
処理レートに変換する入力ビットレート変換器、400
は入力ビットレート変換器300から送られる信号に対
して誤り訂正符号や伝送レート及び処理モード情報付加
等の信号処理を行う記録信号処理器、510は信号を蓄
積するための磁気テープ、520はシリンダ、521、
522は互いに異なるアジマス角を持つ記録再生用磁気
ヘッド、523、524は互いに異なるアジマス角を持
つ記録再生用磁気ヘッド、600は磁気テープ510の
走行状態を制御するテープ走行制御器、700は磁気テ
ープ510より読み取る再生信号に対して誤り訂正等の
信号処理を行い、また再生信号より伝送レートや処理モ
ード等の情報を検出する再生信号処理器、800は再生
信号処理器700から送られる伝送レートや処理モード
等の情報により内蔵する周波数シンセイサイザ等を用い
て出力ビットレート変換器900を制御する再生信号系
制御器、900は再生信号処理器700の処理レートで
入力される信号を一時保存し出力伝送レートに変換し信
号出力端子120に送る出力ビットレート変換器、12
0は出力ビットレート変換器900より送られるディジ
タル信号を外部に出力する信号出力端子である。以下本
実施例の動作を説明する。
【0008】図2は信号入力端子110に入力される信
号構成の一例を示す。入力信号は任意の長さのブロック
単位に分割され図2に示す形で入力される。21はブロ
ックの始めを示す信号(SOB)、22は信号の伝送レ
ート等の情報を含む信号情報部(ID)、23は信号デ
ータ部、24はID22及び信号データ23に対する誤
り訂正符号部(Parity)、25はブロックの終わ
りを示す信号(EOB)である。
【0009】信号入力端子110に入力された入力信号
は誤り訂正器100に送られる。誤り訂正器100では
入力信号に対して信号伝送及び信号入力時に発生した誤
りの訂正処理を行い、訂正処理した信号を記録信号系制
御器200及び入力ビットレート変換器300に送る。
記録信号系制御器200では、入力信号のID等から伝
送レートを検出し処理モードを判別する。記録信号系制
御器200は伝送レートや処理モード等の記録信号情報
を記録信号処理器400に送り、処理モードをテープ走
行制御器600に送り、伝送レート及び処理モードに応
じた入力ビットレート変換器制御信号を入力ビットレー
ト変換器300へ送る。
【0010】ここで、処理モードについて簡単に説明す
る。本実施例では、一例として、処理モードを次の3モ
ードとする。入力信号の伝送レートが10Mbps(b
ps:bits per second)を超えて20
Mbps以下の場合の処理モードを20Mモードとし、
入力信号の伝送レートが5Mbpsを超えて10Mbp
s以下の場合の処理モードを10Mモードとし、入力信
号の伝送レートが5Mbps以下の場合の処理モードを
5Mモードとする。例えば、入力信号の伝送レートが8
Mbpsの場合の処理モードは10Mモードとなる。
【0011】本実施例では、記録信号処理器400から
再生信号処理器700までの処理レートを処理モードご
とに変化させることなく一定の処理レートで処理を行う
ことにより、磁気テープ510上に信号を記録する際の
記録周波数及びシリンダ520の回転数をそれぞれ一定
にし、記録信号処理器400から再生信号処理器700
までの構成を1系統としている。記録系においては様々
な伝送レートの信号を一定の処理レートに変換する処理
を入力ビットレート変換器300で行い、再生系におい
ては一定の処理レートの信号を入力時の伝送レートに変
換する処理を出力ビットレート変換器900で行う。次
に入力ビットレート変換器300について説明し、出力
ビットレート変換器900については後で再生処理動作
を説明するときに説明する。図3に入力ビットレート変
換器300の一構成例を示す。図3において、301は
誤り訂正器100から送られる入力信号を受け取る入力
端子、302は記録信号系制御器200から送られるメ
モリ制御信号を受け取る入力端子、321、322、3
23、324はそれぞれ入力信号を記録信号処理器40
0の処理レートに変換するためのメモリ、303はメモ
リ321、323から読み出した信号を記録信号処理器
400に送るための出力端子、304はメモリ322、
324から読み出した信号を記録信号処理器400に送
るための出力端子である。各メモリ321、322、3
23、324は、それぞれ磁気テープ510上の一つの
トラックに記録するデータに相当する入力信号を保存で
きる容量を持ち、各モードでの最高入力伝送レートの信
号が入力された時にメモリの必要容量は最大となる。出
力端子303から記録信号処理器400に送られ処理さ
れた信号は磁気ヘッド521又は523により磁気テー
プ510上に記録され、出力端子304から記録信号処
理器400に送られ処理された信号は磁気ヘッド522
又は524により磁気テープ510上に記録される。
【0012】図4、図5、図6に伝送レートがそれぞれ
20Mbps、10Mbps、5Mbpsの入力信号が
入力された場合の入力ビットレート変換器300の信号
処理を示す。図4、図5、図6中の(1)は入力端子3
01で受け取る信号を示し、(2W)、(3W)、(4
W)、(5W)はそれぞれメモリ321、322、32
3、324に書き込む信号を示し、(2R)、(3
R)、(4R)、(5R)はそれぞれメモリ321、3
22、323、324から読み取る信号を示し、(6)
はメモリ321、323から読み出され出力端子303
から記録信号処理器400に送られる信号を示し、
(7)はメモリ322、324から読み出され出力端子
304から記録信号処理器400に送られる信号を示
す。
【0013】ここで、図4、図5、図6で用いる処理単
位期間について説明する。本実施例では磁気テープ51
0上に信号を記録する際に2つ1組みの磁気ヘッド(5
21と522、又は、523と524)で同時に記録す
る。そこで、ある時間に2つの磁気ヘッドで記録(又は
再生)し始めてから次に1組みの磁気ヘッドで記録(又
は再生)し始めるまでの期間を処理単位期間とする。処
理モードが20Mモードの時にはシリンダ520が1回
転する間に1組みの磁気ヘッド(521と522)とも
う1組みの磁気ヘッド(523と524)の2組みの磁
気ヘッドで記録を行うので、20Mモード時の処理単位
期間はシリンダ520が半回転する時間となる。ここ
で、シリンダ520が半回転する時間すなわち20Mモ
ード時の処理単位期間をTchとする。また、本実施例
では処理モードの一例として、各処理モードにおける最
高の入力伝送レートの比が4:2:1となるように処理
モード(20Mモード、10Mモード、5Mモード)を
選んだので、各処理モードにおける最高の入力伝送レー
トの信号が入力された場合に、ある一定のデータ数が入
力されるまでの時間の比は1:2:4となる。したがっ
て、10Mモード時の処理単位期間は20Mモード時の
2倍の2Tchとなり、5Mモード時の処理単位期間は
20Mモード時の4倍の4Tchとなる。
【0014】図4に示した20Mbpsの伝送レートの
信号が入力された場合の入力ビットレート変換器300
の信号処理動作について説明する。伝送レートが20M
bpsの入力信号が入力されると記録信号系制御器20
0では処理モードを20Mモードと判別し、メモリ制御
信号入力端子302に20Mモード用の制御信号を送
る。入力ビットレート変換器300では、誤り訂正器1
00から送られた入力信号を入力端子301で受け取り
(図4中(1))、入力端子302に送られたメモリ制
御信号により20Mモード時の処理単位期間Tchごと
にメモリ321、322とメモリ323、324に振り
分けて書き込まれる。まず、ある処理単位期間に入力信
号がメモリ321、322に振り分けられた場合、入力
信号は、初めにメモリ321に入力伝送レートで書き込
まれ(図4中(2W))、磁気テープ510上の一つの
トラックに記録するデータに相当する入力信号のデータ
数に達した後、入力信号はメモリ322に入力伝送レー
トで書き込まれる(図4中(3W))。メモリ321、
322への信号書き込み処理を行った処理単位期間の次
の処理単位期間にメモリ321、322から記録信号処
理器400の処理レートで信号読み出し処理を行い(図
4中(2R)、(3R))、またメモリ323、324
に入力信号が振り分けられ初めにメモリ323に入力伝
送レートで書き込まれ(図4中(4W))、磁気テープ
510上の一つのトラックに記録するデータに相当する
入力信号のデータ数に達した後、入力信号はメモリ32
4に入力伝送レートで書き込まれる(図4中(5
W))。以上の動作を繰返してメモリ321、323か
ら読み出された信号は出力端子303から記録信号処理
器400へ所定の処理レートで送られ(図4中
(6))、またメモリ322、324から読み出された
信号は出力端子304から記録信号処理器400へ所定
の処理レートで送られる(図4中(7))。
【0015】図5に示した10Mbpsの伝送レートの
信号が入力された場合の入力ビットレート変換器300
の信号処理動作について説明する。伝送レートが10M
bpsの入力信号が入力されると記録信号系制御器20
0では処理モードを10Mモードと判別し、メモリ制御
信号入力端子302に10Mモード用の制御信号を送
る。入力ビットレート変換器300では、誤り訂正器1
00から送られた入力信号を入力端子301で受け取り
(図5中(1))、入力端子302に送られたメモリ制
御信号により10Mモード時の処理単位期間2Tchご
とにメモリ321、322とメモリ323、324に振
り分けて書き込まれる。まず、ある処理単位期間に入力
信号がメモリ321、322に振り分けられた場合、入
力信号は、初めにメモリ321に入力伝送レートで書き
込まれ(図5中(2W))、磁気テープ510上の一つ
のトラックに記録するデータに相当する入力信号のデー
タ数に達した後、入力信号はメモリ322に入力伝送レ
ートで書き込まれる(図5中(3W))。メモリ32
1、322への信号書き込み処理を行った処理単位期間
の次の処理単位期間にメモリ321、322から記録信
号処理器400の処理レートで信号読み出し処理を行い
(図5中(2R)、(3R))、またメモリ323、3
24に入力信号が振り分けられ初めにメモリ323に入
力伝送レートで書き込まれ(図5中(4W))、磁気テ
ープ510上の一つのトラックに記録するデータに相当
する入力信号のデータ数に達した後、入力信号はメモリ
324に入力伝送レートで書き込まれる(図5中(5
W))。以上の動作を繰返してメモリ321、323か
ら読み出された信号は出力端子303から記録信号処理
器400へ所定の処理レートで送られ(図5中
(6))、またメモリ322、324から読み出された
信号は出力端子304から記録信号処理器400へ所定
の処理レートで送られる(図5中(7))。
【0016】図6に示した5Mbpsの伝送レートの信
号が入力された場合の入力ビットレート変換器300の
信号処理動作について説明する。伝送レートが5Mbp
sの入力信号が入力されると記録信号系制御器200で
は処理モードを5Mモードと判別し、メモリ制御信号入
力端子302に5Mモード用の制御信号を送る。入力ビ
ットレート変換器300では、誤り訂正器100から送
られた入力信号を入力端子301で受け取り(図6中
(1))、入力端子302に送られたメモリ制御信号に
より20Mモード時の処理単位期間4Tchごとにメモ
リ321、322とメモリ323、324に振り分けて
書き込まれる。まず、ある処理単位期間に入力信号がメ
モリ321、322に振り分けられた場合、入力信号
は、初めにメモリ321に入力伝送レートで書き込まれ
(図6中(2W))、磁気テープ510上の一つのトラ
ックに記録するデータに相当する入力信号のデータ数に
達した後、入力信号はメモリ322に入力伝送レートで
書き込まれる(図6中(3W))。メモリ321、32
2への信号書き込み処理を行った処理単位期間の次の処
理単位期間にメモリ321、322から記録信号処理器
400の処理レートで信号読み出し処理を行い(図6中
(2R)、(3R))、またメモリ323、324に入
力信号が振り分けられ初めにメモリ323に入力伝送レ
ートで書き込まれ(図6中(4W))、磁気テープ51
0上の一つのトラックに記録するデータに相当する入力
信号のデータ数に達した後、入力信号はメモリ324に
入力伝送レートで書き込まれる(図6中(5W))。以
上の動作を繰返してメモリ321、323から読み出さ
れた信号は出力端子303から記録信号処理器400へ
所定の処理レートで送られ(図6中(6))、またメモ
リ322、324から読み出された信号は出力端子30
4から記録信号処理器400へ所定の処理レートで送ら
れる(図6中(7))。
【0017】次に、本発明で解決しようとしている課題
である所定の比を満足する伝送レート以外の入力信号に
対する記録処理について説明する。図7に8Mbpsの
伝送レートの信号が入力された場合の入力ビットレート
変換器300の信号処理動作を示し、この場合の処理動
作について説明する。伝送レートが8Mbpsの入力信
号が入力されると記録信号系制御器200では処理モー
ドを10Mモードと判別し、メモリ制御信号入力端子3
02に10Mモード用の制御信号を送る。入力ビットレ
ート変換器300では、誤り訂正器100から送られた
入力信号を入力端子301で受け取り(図7中
(1))、入力端子302に送られたメモリ制御信号に
よりメモリ321、322、323、324に書き込
む。入力信号は10Mモード時の処理単位期間2Tch
ごとにメモリ321、322とメモリ323、324に
振り分けて書き込まれる。入力信号がメモリ321、3
22に振り分けられた場合、入力信号は、初めにメモリ
321に入力伝送レートで書き込まれ(図7中(2
W))、磁気テープ510上の一つのトラックに記録す
るデータに相当する入力信号のデータ数に達した後、入
力信号はメモリ322に入力伝送レートで書き込まれる
(図7中(3W))。ただし、この場合は入力伝送レー
トが8Mbpsと10Mモード時の最高入力レート(1
0Mbps)の4/5であるので処理単位期間中のデー
タ数も4/5となる。したがって、メモリ322(次の
処理単位期間ではメモリ324)への書き込みは磁気テ
ープ510上の一つのトラックに記録するデータに相当
する入力信号のデータ数に達する前に終了する。この
時、記録信号系制御器200ではメモリ322(次の処
理単位期間ではメモリ324)に書き込まれた有効デー
タ数を記憶しておき、次の処理単位期間でのメモリ32
2からのデータ読み出しを終了させるために用いる。メ
モリ321、322への信号書き込み処理を行った処理
単位期間の次の処理単位期間に、メモリ323、324
に入力信号が振り分けられ初めにメモリ323に入力伝
送レートで書き込まれ(図7中(4W))、磁気テープ
510上の一つのトラックに記録するデータに相当する
入力信号のデータ数に達した後、入力信号はメモリ32
4に入力伝送レートで書き込まれる(図7中(5
W))、またメモリ321、322から記録信号処理器
400の処理レートで信号読み出し処理が行われる(図
7中(2R)、(3R))。ただし、前の処理単位期間
にメモリ322(次の処理単位期間ではメモリ324)
に書き込まれたデータ数がメモリ321に書き込まれた
データ数よりも少ないので、メモリ321(次の処理単
位期間ではメモリ323)の読み出し終了以前にメモリ
322の読み出しは終了し、その後に無効な信号である
ことを示すダミーデータを挿入する(図7中(2R)、
(4R)、(7)の斜線部)。この時、記録信号系制御
器200は有効データ数の情報を記録信号情報に挿入し
て記録信号処理器400に送る。以上の動作を繰返して
メモリ321、323から読み出された信号は出力端子
303から記録信号処理器400へ所定の処理レートで
送られ(図7中(6))、またメモリ322、324か
ら読み出された信号は出力端子304から記録信号処理
器400へ所定の処理レートで送られる(図7中
(7))。
【0018】以上説明したように、入力メモリバッファ
300では各処理モードに応じた信号処理が行われ、記
録信号処理器400へ処理モードごとに処理レートを変
化させることなく所定の処理レートで信号を出力する。
【0019】記録信号処理器400では、入力ビットレ
ート変換器300から送られてきた信号を再生時におけ
る最小の同期単位として一定のデータ量単位で区切り、
この一定のデータ量単位の信号に対する誤り訂正符号や
伝送レート及び処理モード等の信号識別情報を付加しシ
ンクブロックにまとめる。記録信号処理器400で処理
された信号は記録再生用磁気ヘッド521、522、5
23、524に送られる。図8はシンクブロックの構成
例を示した図である。図8において81は同期パターン
部(SYNC)、82は記録信号系制御器200から送
られた入力伝送レートや処理モード等の識別信号等を含
む信号情報部(ID)、83は信号データ部、84は誤
り訂正信号部(Parity)である。
【0020】記録信号処理器400から出力された信号
は、一定の回転数で回転するシリンダ520に取り付け
られた記録再生用磁気ヘッド521、522、523、
524により処理モードに応じて所定の速度で走行する
磁気テープ510上に図9に示すように記録される。図
9に各処理モードにおける記録再生用磁気ヘッドの走査
で磁気テープ510上に記録されるトラックの構成を示
す。図9において、P1、P2、Q1、Q2はそれぞれ
記録再生用磁気ヘッド521、522、523、524
の走査で記録されたトラックを示し、各トラックP1、
P2、Q1、Q2中の斜線は各記録再生用磁気ヘッド5
21、522、523、524につけられたアジマス角
によりアジマス記録された状態を示す。各処理モードに
おいて記録再生用磁気ヘッド521、522、523、
524に送られる信号は図4、図5、図6及び図7の
(6)、(7)に示したように一定のビットレートで一
定のデータ長であるが、20Mモードではシリンダ52
0が半回転(Tch)する毎に、10Mモードではシリ
ンダ520が1回転(2Tch)する毎に、5Mモード
ではシリンダ520が2回転(4Tch)する毎に信号
が送られる。シリンダ520の回転数は処理モードによ
り変化せず一定であるので、20Mモード時には2組の
磁気ヘッド(521、522と523、524)を交互
に用いてTch毎に記録を行い、10Mモード時には1
組の磁気ヘッド(図9では一例として521、522)
だけを用いて2Tch毎に記録を行い、5Mモード時に
は1組の磁気ヘッド(図9では一例として521、52
2)だけを用いて4Tch毎に記録を行う。ここで、2
0Mモード時の磁気テープ510の走行速度をVとする
と、10Mモード及び5Mモード時の磁気テープ510
の走行速度はそれぞれV/2、V/4に制御する。この
ように磁気テープ510の走行速度を制御することによ
り、図9に示したように各処理モードとも記録トラック
間に隙間が生じることなく磁気テープ510を無駄なく
使うことができる。
【0021】次に、再生動作について説明する。磁気テ
ープ510上に記録された信号を、一定の回転速度で回
転するシリンダ520に取り付けた記録再生用磁気ヘッ
ド521、522、523、524により読み取り、再
生信号処理器700に送る。このように、シリンダ52
0の回転速度を一定にして信号を読み取ることにより再
生信号処理器700に送る信号のビットレートは処理モ
ード等に関わらず一定にすることができる。再生信号処
理器700では、まず再生信号に対して誤り訂正処理等
を行い、信号データ部(図8中83)と伝送レート及び
処理モードを含むID(図8中82)とに分離する。次
に、分離した信号データ部を所定のビットレートで出力
ビットレート変換器900に送り、IDから処理モード
や伝送レート、有効データ数等の情報を検出し、テープ
走行制御器600、再生信号系制御器800に送る。テ
ープ走行制御器600では、再生信号処理器700から
送られた処理モード情報により磁気テープ510の走行
速度を各処理モードに対応する速度に制御する。また、
周波数発振器を内蔵する再生信号系制御器800では、
再生信号処理器700から送られた処理モードや伝送レ
ート等の情報に応じて出力ビットレート変換器900へ
メモリ制御信号を送る。
【0022】以上説明したように記録信号処理器400
から再生信号処理器700までの信号処理を伝送レート
や処理モードに関わらず一定の処理レートで処理行うこ
とにより、処理モード別に回路を構成する必要がなく回
路構成が容易となり、また回路規模を小さくすることが
できる。
【0023】次に、出力ビットレート変換器900の動
作を説明する。図10に出力ビットレート変換器900
の一構成例を示す。基本的に、出力ビットレート変換器
900は前記した入力ビットレート変換器300と同じ
構成要素を持ち逆の処理動作を行う。図10において9
01は記録再生用磁気ヘッド521、523によって磁
気テープ510から読み取られ再生信号処理器700で
誤り訂正処理等が行われた信号を受け取る入力端子、9
02は記録再生用磁気ヘッド522、524によって磁
気テープ510から読み取られ再生信号処理器700で
誤り訂正処理等が行われた信号を受け取る入力端子、9
03は再生信号系制御器800から送られるメモリ制御
信号を受け取る入力端子、921、922、923、9
24はそれぞれ再生信号処理器700の処理レートで送
られてきた信号を入力時の伝送レートに変換するための
メモリ、904はメモリ921、922、923、92
4から読み出した信号を信号出力端子120に送るため
の出力端子である。
【0024】図11に20Mbpsの入力信号を20M
モードで記録した信号を再生する場合、図12に10M
bpsの入力信号を10Mモードで記録した信号を再生
する場合、図13に5Mbpsの入力信号を5Mモード
で記録した信号を再生する場合の信号処理を示す。図1
1、図12、図13中の(1)は記録再生用磁気ヘッド
521、523によって磁気テープ510から読み取ら
れ再生信号処理器700で誤り訂正処理等が行われ入力
端子901で受け取った信号を示し、(2)は記録再生
用磁気ヘッド522、524によって磁気テープ510
から読み取られ再生信号処理器700で誤り訂正処理等
が行われ入力端子902で受け取った信号を示し、(3
W)、(4W)、(5W)、(6W)はそれぞれメモリ
921、922、923、924に書き込む信号を示
し、(3R)、(4R)、(5R)、(6R)はそれぞ
れメモリ921、922、923、924から読み取る
信号を示し、(7)はメモリ921、922、923、
924から読み出した信号を示す。
【0025】図11に示した20Mbpsの入力信号を
20Mモードで記録した信号を再生する場合の出力ビッ
トレート変換器900の信号処理を説明する。出力ビッ
トレート変換器900では、再生信号処理器700から
送られた再生信号を入力端子901、902で受け取
り、入力端子903に送られたメモリ制御信号により2
0Mモード時の処理単位期間Tchごとに、入力端子9
01で受け取った入力信号(図11中(1))はメモリ
921とメモリ923に振り分けられ、また入力端子9
02で受け取った入力信号(図11中(2))はメモリ
922とメモリ924に振り分けられて再生信号処理器
700の処理レートでメモリに書き込まれる。まず、あ
る処理単位期間に再生信号をメモリ921及びメモリ9
22に書き込む(図11中(3W)、(4W))。次の
処理単位期間に再生信号をメモリ923及びメモリ92
4に書き込み(図11中(5W)、(6W))、メモリ
923及びメモリ924に再生信号が書き込まれている
時にメモリ921、922では、まず、メモリ921か
ら記録時の入力レート(20Mbps)で信号が読み出
され(図11中(3R))、メモリ921に書き込まれ
た信号が全て読み出された後にメモリ922からの信号
の読み出しが始まる(図11中(4R))。ここで、2
0Mbpsの読み出し用の制御信号は、記録時に記録系
信号処理器400において記録信号に付加した伝送レー
トに関する情報を再生信号処理器700において再生信
号中より検出し、検出した情報により周波数発振器等を
内蔵する再生信号系制御器800において生成したもの
である。以上の処理動作を繰り返して、メモリ921、
922、923、924から順に記録時の入力レート
(20Mbps)で読み出された信号(図11中
(7))は出力端子904から信号出力端子120に送
られる。
【0026】図12に示した10Mbpsの入力信号を
10Mモードで記録した信号を再生する場合の出力ビッ
トレート変換器900の信号処理を説明する。出力ビッ
トレート変換器900では、再生信号処理器700から
送られた再生信号を入力端子901、902で受け取
り、入力端子903に送られたメモリ制御信号により1
0Mモード時の処理単位期間2Tchごとに、入力端子
901で受け取った入力信号(図12中(1))はメモ
リ921とメモリ923に振り分けられ、また入力端子
902で受け取った入力信号(図12中(2))はメモ
リ922とメモリ924に振り分けられて再生信号処理
器700の処理レートでメモリに書き込まれる。まず、
ある処理単位期間に再生信号をメモリ921及びメモリ
922に書き込む(図12中(3W)、(4W))。次
の処理単位期間に再生信号をメモリ923及びメモリ9
24に書き込み(図12中(5W)、(6W))、メモ
リ923及びメモリ924に再生信号が書き込まれてい
る時にメモリ921、922では、まず、メモリ921
から記録時の入力レート(10Mbps)で信号が読み
出され(図12中(3R))、メモリ921に書き込ま
れた信号が全て読み出された後にメモリ922からの信
号の読み出しが始まる(図12中(4R))。ここで、
10Mbpsの読み出し用の制御信号は、記録時に記録
系信号処理器400において記録信号に付加した伝送レ
ートに関する情報を再生信号処理器700において再生
信号中より検出し、検出した情報により周波数発振器等
を内蔵する再生信号系制御器800において生成したも
のである。以上の処理動作を繰り返して、メモリ92
1、922、923、924から順に記録時の入力レー
ト(10Mbps)で読み出された信号(図12中
(7))は出力端子904から信号出力端子120に送
られる。
【0027】図13に示した5Mbpsの入力信号を5
Mモードで記録した信号を再生する場合の出力ビットレ
ート変換器900の信号処理を説明する。出力ビットレ
ート変換器900では、再生信号処理器700から送ら
れた再生信号を入力端子901、902で受け取り、入
力端子903に送られたメモリ制御信号により5Mモー
ド時の処理単位期間4Tchごとに、入力端子901で
受け取った入力信号(図13中(1))はメモリ921
とメモリ923に振り分けられ、また入力端子902で
受け取った入力信号(図13中(2))はメモリ922
とメモリ924に振り分けられて再生信号処理器700
の処理レートでメモリに書き込まれる。まず、ある処理
単位期間に再生信号をメモリ921及びメモリ922に
書き込む(図13中(3W)、(4W))。次の処理単
位期間に再生信号をメモリ923及びメモリ924に書
き込み(図13中(5W)、(6W))、メモリ923
及びメモリ924に再生信号が書き込まれている時にメ
モリ921、922では、まず、メモリ921から記録
時の入力レート(5Mbps)で信号が読み出され(図
13中(3R))、メモリ921に書き込まれた信号が
全て読み出された後にメモリ922からの信号の読み出
しが始まる(図13中(4R))。ここで、5Mbps
の読み出し用の制御信号は、記録時に記録系信号処理器
400において記録信号に付加した伝送レートに関する
情報を再生信号処理器700において再生信号中より検
出し、検出した情報により周波数発振器等を内蔵する再
生信号系制御器800において生成したものである。以
上の処理動作を繰り返して、メモリ921、922、9
23、924から順に記録時の入力レート(5Mbp
s)で読み出された信号(図13中(7))は出力端子
904から信号出力端子120に送られる。
【0028】次に、本発明で解決しようとしている課題
である所定の比を満足する伝送レート以外の入力信号を
記録し、再生する場合の処理について説明する。図14
に8Mbpsの伝送レートの信号が入力され図7を用い
て説明した処理動作で記録した信号を再生する場合の出
力ビットレート変換器900の信号処理動作を示し、こ
の場合の処理動作について説明する。図14において、
(2)、(4W)、(6W)の斜線部は記録時に付加し
た無効データ(ダミーデータ)を示す。出力ビットレー
ト変換器900では、再生信号処理器700から送られ
た再生信号を入力端子901、902で受け取り、入力
端子903に送られたメモリ制御信号により10Mモー
ド時の処理単位期間2Tchごとに、入力端子901で
受け取った入力信号(図14中(1))はメモリ921
とメモリ923に振り分けられ、また入力端子902で
受け取った入力信号(図14中(2))はメモリ922
とメモリ924に振り分けられて再生信号処理器700
の処理レートでメモリに書き込まれる。まず、ある処理
単位期間に再生信号をメモリ921及びメモリ922に
書き込む(図14中(3W)、(4W))。次の処理単
位期間に再生信号をメモリ923及びメモリ924に書
き込み(図14中(5W)、(6W))、メモリ923
及びメモリ924に再生信号が書き込まれている時にメ
モリ921、922では、まず、メモリ921から記録
時の入力レート(8Mbps)で信号が読み出され(図
14中(3R))、メモリ921に書き込まれた信号が
全て読み出された後にメモリ922からの信号の読み出
しが始まり、有効データを全て読み出した後読み出しを
終了する(図14中(4R))。ここで、8Mbpsの
読み出し用の制御信号は、記録時に記録系信号処理器4
00において記録信号に付加した伝送レートに関する情
報を再生信号処理器700において再生信号中より検出
し、検出した情報により周波数発振器等を内蔵する再生
信号系制御器800において生成したものである。以上
の処理動作を繰り返して、メモリ921、922、92
3、924から順に記録時の入力レート(8Mbps)
で読み出された信号(図14中(7))は出力端子90
4から信号出力端子120に送られる。
【0029】以上説明したように本実施例によれば、様
々な伝送レートの信号を一定のビットレートに変換し、
記録時に伝送レート等の情報も同時に記録することによ
りVTRでの記録再生が容易に実現できる。
【0030】次に、信号識別情報の記録処理の一例とし
て、前記信号識別情報の記録処理では、信号データに信
号識別情報を付加して信号データと磁気テープ510上
で同じトラックに記録する例を説明した。ここでは、信
号識別情報の記録処理の第二の例について述べる。
【0031】信号識別情報の記録処理の第二の例は、固
定磁気ヘッドを用いて磁気テープ510の長手方向に記
録を行うものである。図15は第二の例を実現するため
の一構成例である。530は磁気テープ510の長手方
向に信号を記録するための固定磁気ヘッドである。図1
6は第二の例における20Mモード時の回転磁気ヘッド
(521、522、523、524)及び固定磁気ヘッ
ド530の走査で磁気テープ510上に記録されるトラ
ックの構成を示す。図17は第二の例でのシンクブロッ
クの構成例である。図17において1701は同期パタ
ーン部(SYNC)、1702は信号データ部、170
3は誤り訂正信号部(Parity)である。第二の例
では図17に示したように信号識別情報を信号データと
分離したことにより、一つのトラックに記録できる信号
データ数を多くすることができる。すなわち、信号処理
装置に入力できる信号の最高伝送レートを高くすること
がでる。また、誤り訂正符号の符号長を長くすることに
より誤り訂正能力を向上させることもできる。
【0032】次に、入力ビットレート変換器300及び
出力ビットレート変換器900における書き込み及び読
み出し処理の一例として、前記書き込み及び読み出し処
理では信号を1つのメモリに連続して書き込む例を示し
た。このようにして記録することにより、磁気ヘッドか
ら正常な信号が読み出せなかった時の誤りが他の正常に
読み出せた信号に及ぼす影響を少なくすることができ
る。したがって、書き込み及び読み出し処理の第一の例
は圧縮符号化された信号を記録する場合には有効であ
る。しかし、非圧縮の音声信号や映像信号等の様に隣接
する信号に相関が有り、信号の一部に誤りが発生した場
合にも前後の信号により補間することが可能な信号を書
き込み及び読み出し処理の第一の例のようにして記録す
ると、2つ同時に走査する磁気ヘッドのうち片方の磁気
ヘッドが目詰り等により正常な信号を読み取れない時に
補間処理ができない場合が生じる。このような問題は次
に説明する書き込み及び読み出し処理の第二の例により
解決できる。
【0033】書き込み及び読み出し処理の第二の例は、
信号を2つのメモリに交互に振り分けるものである。図
18に伝送レートが8Mbpsの入力信号が入力された
場合の第二の例での入力ビットレート変換器300の信
号処理動作の例を示し、処理動作について説明する。伝
送レートが8Mbpsの入力信号が入力されると記録信
号系制御器200では処理モードを10Mモードと判別
し、メモリ制御信号入力端子302に10Mモード用の
制御信号を送る。入力ビットレート変換器300では、
誤り訂正器100から送られた入力信号を入力端子30
1で受け取り(図18中(1))、入力端子302に送
られたメモリ制御信号によりメモリ321、322、3
23、324に書き込む。入力信号は10Mモード時の
処理単位期間2Tchごとにメモリ321、322とメ
モリ323、324に振り分けて書き込まれる。入力信
号がメモリ321、322に振り分けられた場合、入力
信号はビット単位もしくは図2に示したブロック単位で
メモリ321とメモリ322に交互に書き込まれる(図
18中(2W)、(3W))。この時、記録信号系制御
器200ではメモリ321、322(次の処理単位期間
ではメモリ323、324)に書き込まれた有効データ
数を記憶しておき、次の処理単位期間でのメモリ32
1、322からのデータ読み出しを終了させるために用
いる。メモリ321、322への信号書き込み処理を行
った処理単位期間の次の処理単位期間に、メモリ32
3、324に入力信号が振り分けられ、入力信号はビッ
ト単位もしくは図2に示したブロック単位でメモリ32
3メモリ324に交互に書き込まれ(図18中(4
W)、(5W))、またメモリ321、322から記録
信号処理器400の処理レートで信号読み出し処理が行
われる(図18中(2R)、(3R))。ただし、入力
信号の伝送レートが8Mbpsであるのでそれぞれのメ
モリ321、322から読みだされる有効データ数は磁
気テープ510上の一つのトラックに記録するデータに
相当する入力信号のデータ数よりも少ない。このため、
有効データを全て読み出した後に無効な信号であること
を示すダミーデータを挿入する(図18中(2R)、
(3R)の斜線部)。この時、記録信号系制御器200
は有効データ数の情報を記録信号情報に挿入して記録信
号処理器400に送る。以上の動作を繰返してメモリ3
21、323から読み出された信号は出力端子303か
ら記録信号処理器400へ送られ(図18中(6))、
またメモリ322、324から読み出された信号は出力
端子304から記録信号処理器400へ送られる(図1
8中(7))。
【0034】次に、書き込み及び読み出し処理の第二の
例における出力ビットレート変換器900の信号処理動
作について説明する。図19に8Mbpsの伝送レート
の信号が入力され図18を用いて説明した処理動作で記
録した信号を再生する場合の出力ビットレート変換器9
00の信号処理動作を示す。図18において、(1)
(2)、(3W)、(4W)、(5W)、(6W)の斜
線部は無効データ(ダミーデータ)を示す。出力ビット
レート変換器900では、再生信号処理器700から送
られた再生信号を入力端子901、902で受け取り、
入力端子903に送られたメモリ制御信号により10M
モード時の処理単位期間2Tchごとに、入力端子90
1で受け取った入力信号(図18中(1))はメモリ9
21とメモリ923に振り分けられ、また入力端子90
2で受け取った入力信号(図18中(2))はメモリ9
22とメモリ924に振り分けられて再生信号処理器7
00の処理レートでメモリに書き込まれる。まず、ある
処理単位期間に再生信号をメモリ921及びメモリ92
2に書き込む(図18中(3W)、(4W))。次の処
理単位期間に再生信号をメモリ923及びメモリ924
に書き込み(図184中(5W)、(6W))、メモリ
923及びメモリ924に再生信号が書き込まれている
時にメモリ921、922では、ビット単位もしくは図
2に示したブロック単位でメモリ921とメモリ922
から交互に信号を読みだす(図18中(3R)、(4
R))。以上の処理動作を繰り返して、メモリ921、
922、923、924から記録時の入力レート(8M
bps)で読み出された信号(図18中(7))は出力
端子904から信号出力端子120に送られる。
【0035】以上説明した書き込み及び読み出し処理の
第二の例では、入力信号が非圧縮の音声もしくは映像信
号等のように隣接する信号に相関がある場合には、2つ
同時に走査する磁気ヘッドのうち片方の磁気ヘッドが目
詰まり等により正常な再生信号を磁気テープ510から
読み取れない時にも、もう一方の磁気ヘッドで再生され
た信号により補間することが可能となる。また、記録信
号系制御器200において入力信号中のIDに含まれる
圧縮に関する情報を検出し、入力信号が圧縮符号化信号
か非圧縮信号かを判別し、書き込み及び読み出し処理に
おいての第一例を用いるか第二の例を用いるかを選択す
ることにより、入力信号に適した記録及び再生処理が可
能となる。
【0036】以上説明したように本発明によれば、回転
磁気ヘッドを有するVTRに記録できる最高の信号入力
レート以下の入力伝送レートで、かつ、内蔵する周波数
発振器の発振周波数の精度(有効桁数)内の入力伝送レ
ートの信号であれば記録再生が可能となる。
【0037】本実施例では、処理モードの一例として2
0Mモード、10Mモード、5Mモードといった最高入
力伝送レート(20Mbps)に対して1/1(20M
×1÷1=20M)、1/2(20M×1÷2=10
M)、1/4(20M×1÷4=5M)の3つ処理モー
ドを示したが、本発明は、最高入力伝送レートに対して
1/n(nは自然数)の処理モードに対しても有効であ
る。
【0038】また、本実施例では入力信号の伝送レート
が20Mpbs、10Mbps、5Mbps、8Mbp
sの4つの伝送レートに対する信号処理の例を示した
が、本発明は最高入力伝送レート以下の入力伝送レート
で、かつ、内蔵する周波数発振器の発振周波数の精度
(有効桁数)内の入力伝送レートの入力信号に対しても
有効である。
【0039】本実施例では、4つの回転磁気ヘッドを有
するVTRの場合を示したが、本発明はm(mは自然
数)個の回転磁気ヘッドを有するVTRに対しても有効
である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、信
号入力時及び信号出力時のビットレート変換処理により
内部の信号処理器の処理レートを一定とすることができ
るため、様々な伝送レートのディジタル信号を記録再生
する信号処理装置の構成及び信号処理が容易になり、そ
の実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するブロック図であ
る。
【図2】信号蓄積及び処理装置に入力される信号のブロ
ック単位の構成例を示す図である。
【図3】記録時のビットレート変換を実現する一回路構
成を示す図である。
【図4】伝送レートが20Mbpsの信号を記録する時
のデータ処理を示す図である。
【図5】伝送レートが10Mbpsの信号を記録する時
のデータ処理を示す図である。
【図6】伝送レートが5Mbpsの信号を記録する時の
データ処理を示す図である。
【図7】伝送レートが8Mbpsの信号を記録する時の
データ処理を示す図である。
【図8】磁気テープ上に信号を記録する際の最小単位で
あるシンクブロックの構成例を示す図である。
【図9】各処理モードでの記録再生用磁気ヘッドの走査
により磁気テープ上に記録されるトラックの構成例を示
す図である。
【図10】再生時のビットレート変換を実現する一回路
構成を示す図である。
【図11】伝送レートが20Mbpsの信号が記録され
た磁気テープを再生する時のデータ処理を示す図であ
る。
【図12】伝送レートが10Mbpsの信号が記録され
た磁気テープを再生する時のデータ処理を示す図であ
る。
【図13】伝送レートが5Mbpsの信号が記録された
磁気テープを再生する時のデータ処理を示す図である。
【図14】伝送レートが8Mbpsの信号が記録された
磁気テープを再生する時のデータ処理を示す図である。
【図15】信号識別情報の記録処理の第二の例を説明す
るブロック図である。
【図16】信号識別情報の記録処理の第二の例での回転
磁気ヘッド及び固定磁気ヘッドの走査により磁気テープ
上に記録されるトラックの構成例を示す図である。
【図17】信号識別情報の記録処理の第二の例でのシン
クブロックの構成例を示す図である。
【図18】書き込み及び読み出し処理の第二の例で伝送
レートが8Mbpsの信号を記録する時のデータ処理を
示す図である。
【図19】書き込み及び読み出し処理の第二の例で伝送
レートが8Mbpsの信号が記録された磁気テープを再
生する時のデータ処理を示す図である。
【符号の説明】
100…誤り訂正器 110…ディジタル信号入力端子 120…ディジタル信号出力端子 200…記録系制御器 300…入力ビットレート変換器 400…記録信号処理 510…磁気テープ 520…シリンダ 521、522、523、524…記録再生用磁気ヘッ
ド 600…テープ走行制御器 700…再生信号処理器 800…再生信号系制御器 900…出力ビットレート変換器
フロントページの続き (72)発明者 吉澤 和彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 杉村 直純 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 早川 弘之 茨城県勝田市稲田1410番地株式会社日立 製作所AV機器事業部内 (56)参考文献 特開 平7−141772(JP,A) 特開 平7−110902(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 301 H04N 5/92

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の伝送レートのディジタル信号を磁気
    テープ上に回転磁気ヘッドを用いてヘリカル記録し再生
    する信号処理装置において、 入力ディジタル信号中に含まれている伝送レートに関す
    る情報を検出する手段と、 該検出手段により検出した伝送レートに基づいて処理モ
    ードを判別する手段と、前記入力ディジタル信号を一定の処理レートの信号に 変
    換する手段と、 記録時に前記処理モードにより磁気テープの走行速度を
    制御する手段と、 記録時に少なくとも前記処理モードを含む信号識別情報
    と一定の処理レートに変換された前記ディジタル信号と
    を前記処理モードに応じた記録タイミングで記録する手
    段と、 再生時に再生信号中に含まれている前記信号識別情報か
    ら上記処理モードを検出する手段と、 再生時に前記再生信号より検出した処理モードにより磁
    気テープの走行速度を制御する手段と、 再生時に再生された一定レートの信号を入力時の伝送レ
    ートに変換する変換手段と、 を有することを特徴とする信号処理装置。
  2. 【請求項2】 上記処理モードは、上記信号処理装置で記
    録可能な最高の伝送レートが、最も高い処理モードにお
    いてmとした時に、他の処理モードではm/n(nは自
    然数)であることを特徴とする請求項1記載の信号処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記入力ディジタル信号を一定の処理レー
    トの信号に変換する手段は、上記記録時の処理モードを
    判別する手段により判別した処理モードにおける記録可
    能な最高の伝送レート未満の伝送レートのディジタル信
    号を変換した後のデータ列の長さが、判別した処理モー
    ドにおける記録可能な最高の伝送レートのディジタル信
    号を変換した後のデータ列の長さと等しくなるように変
    換後のデータ列に無効信号部であることを示す信号を付
    加することを特徴とする請求項1または2に記載の信号
    処理装置。
  4. 【請求項4】 上記信号識別情報を記録する手段は、固定
    磁気ヘッドを用いて磁気テープの長手方向に記録するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか
    1項に記載の信号処理装置。
  5. 【請求項5】 前記入力ディジタル信号を一定の処理レー
    トの信号に変換する手段及び前記再生された一定レート
    の信号を入力時の伝送レートに変換する変換手段は、そ
    れぞれ1個以上の少なくとも所定量の信号を蓄積できる
    メモリにより構成され、記録時には入力ディジタル信号
    を入力伝送レートで各メモリに所定量ずつ順次書き込
    み、信号を読み出す時には1個以上のメモリから同時に
    所定の処理レートで読み出し、読み出した信号を1個以
    上の磁気ヘッドにより磁気テープ上に記録し、再生時に
    は所定の処理レートで1個以上の磁気ヘッドにより磁気
    テープから再生した信号を1個以上のメモリに同時に所
    定の処理レートで書き込み、信号を読み出す時には入力
    時の伝送レートで順次連続して読み出すようにすること
    を特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の信号
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記入力ディジタル信号を一定の処理レー
    トの信号に変換する手段及び前記再生された一定レート
    の信号を入力時の伝送レートに変換する変換手段は、そ
    れぞれ1個以上の少なくとも所定量の信号を蓄積できる
    メモリにより構成され、記録時は入力ディジタル信号を
    所定のビット長ごとにメモリを切換えて入力ディジタル
    信号の伝送レートで書き込み、信号を読み出す時には1
    個以上のメモリから同時に所定の処理レートで読み出
    し、読み出した信号を1個以上の磁気ヘッドにより磁気
    テープ上に記録し、再生時は所定の処理レートで1個以
    上の磁気ヘッドにより磁気テープから再生した信号を1
    個以上のメモリに同時に所定の処理レートで書き込み、
    信号を読み出す時には入力時と同じビット長ごとにメモ
    リを切換えて入力時の伝送レートで読み出しを行うこと
    を特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の信号
    処理装置。
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