JP3136073B2 - 振動体の振動検出装置 - Google Patents
振動体の振動検出装置Info
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Description
せることなく、6自由度の振動を検出するための振動体
の振動検出装置に関するものである。
より振動体の振動を検出するための装置が知られてい
る。この従来例のものは、図17に示すように、基台3
0に固定台31を固定し、基台30に対して可動台32
をシリンダ33により移動自在とし、固定台31及び可
動台32に設けた振動体受けゴム34によりモータのよ
うな振動体1を弾性的に保持し、電源供給手段20を振
動体1に接続して電圧を印加することでモータのような
振動体1を振動させ、振動体1に対して非接触状態とな
るように振動体受けゴム34により支持された非接触振
動センサ35により振動体1の振動を検出するようにし
ていた。そして、振動体受けゴム34により振動体1を
保持するに当たり、耐磨耗性を上げるために図17のよ
うに金属板36を介在していた。また、従来例にあって
は、振動体1の振動を減衰させない目的でシリンダ33
による保持力を弱くした状態で振動体1の振動を検出す
るようにしていた。
は、金属板36があるため、3次元的に6自由度で振動
している振動体1の6自由度全てに対して振動を減衰す
ることができず、正確に測定できないという問題があっ
た。また、非接触振動センサ35をゴムで支持してある
ので、非接触振動センサ35の位置が正確に決まらず、
更に非接触振動センサ35は振動体1の影響を受けてし
まい振動体1の正確な振動検出ができないという問題が
あった。また、振動体1を振動体受けゴム34で直接支
持しているため振動体受けゴム34の損傷が発生しやす
く、振動体1の保持力の変化が振動現象に影響を与え、
装置の性能維持が非常に困難になるという問題があっ
た。
明したものであって、その目的とするところは、振動体
の振動を減衰させることなく、しかも正確に検出するこ
とができ、また、振動体を直接緩衝材で支持しないの
で、緩衝材が損傷しにくい振動体の振動検出装置を提供
するにある。
解決して本発明の目的を達成するため、本発明の振動体
の振動検出装置は、治具4に振動体1を保持する保持手
段2と振動体1の振動検出手段3とを備え、保持手段2
を対向する支持リブ9と、一方の支持リブ9に設けた可
動板10と、可動板10を可動する手段とで形成して可
動板10と対向する支持リブ9とで振動体1を支持する
とともに治具4に振動体1を支持した状態で振動体1の
重心と治具4の重心とが一致するように構成し、振動体
1の振動を検出するための振動検出手段3を治具4に備
えるに当たって振動体の6自由度の振動を検出するため
に直交座標の各軸方向に2個ずつ配置し、上記振動体1
を保持する保持手段2と振動体1の振動検出手段3を備
えた治具4を、基台に6自由度に揺動自在な緩衝材6を
介して支持して成ることを特徴とするものである。
2と重心調整手段を備え、保持手段2を対向する支持リ
ブ9と、一方の支持リブ9に設けた可動板10と、可動
板10を可動する手段と、他方の支持リブ9に設けた移
動板22と、移動板22を移動する手段とで形成して可
動板10と移動板22とで振動体1を支持するように構
成し、重心調整手段を、振動体1を保持しない状態で治
具4を水平に調整するための第1の重心調整手段21a
と、水平にした治具4に振動体1を保持するに当たって
振動体1を保持した状態で水平に調整するための第2の
重心調整手段21bとで構成し、保持手段2と重心調整
手段を備えた治具4を基台5に6自由度に揺動自在な緩
衝材6を介して支持し、治具4と離れた位置に振動体の
6自由度の振動を検出するために直交座標の各軸方向に
振動検出手段3を2個ずつ配置して成る構成とすること
も好ましい。
7を治具4とは独立させて基台に配置することも好まし
い。また、振動体1の振動検出時を除いて治具4の振動
を阻止するロック手段8を設けることも好ましい。
可能な駆動手段7を設けることも好ましい。また、可動
板10を駆動するシリンダ11を備えることも好まし
い。
も好ましい。また、治具4の位置を検出する位置検出手
段13を設けることも好ましい。また、振動体1の振動
と治具4の位置とを検出可能な検出手段を設けることも
好ましい。また、振動体1の動力供給手段を治具4に設
けることも好ましい。
ルス状の加振を行うための外部加振手段40を設けるこ
とも好ましい。また、駆動手段7を移動する移動手段4
3を備え、ロック手段8が駆動手段7や移動手段43と
は分離されると共に該ロック手段8が、少なくとも複数
のピン60により構成され、該複数のピン60を治具4
のロックピン挿入孔61に挿入自在とすると共に複数の
ピン60をロックピン挿入孔61に挿入した状態で治具
4を3次元的に位置決めすることも好ましい。
軸加振器12aであって、該1軸加振器12aを加振方
向が振動検出手段3をそれぞれ配置した直交座標軸の各
軸方向のいずれとも平行とならないように治具4に取付
けることも好ましい。また、1軸加振器12aによる治
具4への加振方向を調整自在とした加振方向調整手段を
設けることも好ましい。
の加振周波数を可変可能な波形発生器41を設けること
も好ましい。また、1軸加振器12aを振動させるため
の複数の加振周波数を発生させることができる波形発生
器41を設けることも好ましい。また、加振手段12が
ボイスコイルモータであることも好ましい。
振動体1を保持する保持手段2と振動体1の振動検出手
段3とを備え、保持手段2を対向する支持リブ9と、一
方の支持リブ9に設けた可動板10と、可動板10を可
動する手段とで形成して可動板10と対向する支持リブ
9とで振動体1を支持するとともに治具4に振動体1を
支持した状態で振動体1の重心と治具4の重心とが一致
するように構成し、振動体1の振動を検出するための振
動検出手段3を治具4に備えるに当たって振動体の6自
由度の振動を検出するために直交座標の各軸方向に2個
ずつ配置し、上記振動体1を保持する保持手段2と振動
体1の振動検出手段3を備えた治具4を、基台に6自由
度に揺動自在な緩衝材6を介して支持してあることで、
振動体1を振動させると、振動体1と治具4とが一体に
振動し、治具4に固定されている振動検出手段3により
振動が減衰されることなく、各軸方向に配置された2個
の振動検出手段3の出力値の間で演算を施し、振動体1
の直交座標軸回り及び直交座標軸回りの回転方向の振動
を検出することができて振動体1の6自由度の振動を検
出することができる。
2と重心調整手段を備え、保持手段2を対向する支持リ
ブ9と、一方の支持リブ9に設けた可動板10と、可動
板10を可動する手段と、他方の支持リブ9に設けた移
動板22と、移動板22を移動する手段とで形成して可
動板10と移動板22とで振動体1を支持するように構
成し、重心調整手段を、振動体1を保持しない状態で治
具4を水平に調整するための第1の重心調整手段21a
と、水平にした治具4に振動体1を保持するに当たって
振動体1を保持した状態で水平に調整するための第2の
重心調整手段21bとで構成し、保持手段2と重心調整
手段を備えた治具4を基台5に6自由度に揺動自在な緩
衝材6を介して支持し、治具4と離れた位置に振動体の
6自由度の振動を検出するために直交座標の各軸方向に
振動検出手段3を2個ずつ配置したものにおいては、第
1の重心調整手段21a、第2の重心調整手段21bを
調整することで、治具4の重心の水平面における位置と
振動体1の重心の水平面における位置とを水平面視にお
いて一致させることができ、この状態で振動体1を振動
させると、振動体1と治具4とが一体に振動し、治具4
から離れた位置に設けた振動検出手段3により振動が減
衰されることなく、各軸方向に配置された2個の振動検
出手段3の出力値の間で演算を施し、振動体1の直交座
標軸回り及び直交座標軸回りの回転方向の振動を検出す
ることができて正確に振動体1の6自由度の振動を検出
することができる。
動手段7を治具4とは独立させて基台5に配置すること
で、緩衝材6で弾性支持される全ての質量を軽量化する
ことができ、振動体1の加振力に対する振動ゲインを大
きくすることができることになる。また、振動体1の振
動検出時を除いて治具4の振動を阻止するロック手段8
を設けるものにおいては、治具4への又は治具4からの
振動体1の着脱等による治具4の揺動を阻止でき、治具
4の位置決めを正確に行うことができる。
可能な駆動手段7を設けることで、駆動手段7の駆動に
より保持手段2による振動体1の保持又は保持解除を行
い、また、駆動手段7の駆動によりロック手段8による
ロック又はロック解除を行うものである。
を備えることで、シリンダ11を駆動して可動板10を
可動することで振動体1の保持又は保持解除を行うもの
であって、振動体1の保持手段2への自動着脱ができる
ことになる。
で、緩衝材6の特性変化による装置の性能変化を検出す
ることができる。つまり、加振力の基準となる基準加振
手段を設けて、一定の加振力を発生させたときの振動を
検出し、正常時の値と比較することで、装置の異常をチ
ェックできることになる。また、治具4の位置を検出す
る位置検出手段13を設けることで、緩衝材6の特性変
化による装置の性能変化を検出することができる。つま
り、治具4の初期位置を検出し、正常時の値と比較して
性能変化を検出することができる。ここで、振動体1の
振動と治具4の位置とを検出可能な検出手段を設ける
と、該検出手段が振動体1の振動検出手段3と装置の性
能変化を検出するための治具4の位置を検出する位置検
出手段13とを兼用することができて構成が簡略化され
る。
設けることで、振動体1に他の振動系を結合させなくて
よい。また、治具4に、治具4の外部からインパルス状
の加振を行うための外部加振手段40を設けることで、
治具4の特性が、振動体1の振動検査時と同じ状態で外
部加振手段40で加振してチェックができることにな
る。そして、外部加振手段40により治具4に常に一定
の加振力を与えて治具4の特性チェックができるもので
ある。
を備え、ロック手段8が駆動手段7や移動手段43とは
分離されると共に該ロック手段8が、少なくとも複数の
ピン60により構成され、該複数のピン60を治具4の
ロックピン挿入孔61に挿入自在とすると共に複数のピ
ン60をロックピン挿入孔61に挿入した状態で治具4
を3次元的に位置決めすることで、ピン60の挿入とい
う簡単な構成で治具4を3次元的に位置決めすることが
でき、また、振動体1の振動検査時に振動体1の振動に
より治具4が駆動手段7に接触することなく正確な検査
が可能となるものである。
軸加振器12aであって、該1軸加振器12aを加振方
向が振動検出手段3をそれぞれ配置した直交座標軸の各
軸方向のいずれとも平行とならないように治具4に取付
けることで、治具4の特性チェックを6方向同時に行う
ことができるものである。また、1軸加振器12aによ
る治具4への加振方向を調整自在とした加振方向調整手
段を設けることで、6方向全てに均等に加振力を分散さ
せることが容易に行えることになる。
の加振周波数を可変可能な波形発生器41を設けること
で、治具4の周波数特性をチェックすることができるこ
とになる。また、1軸加振器12aを振動させるための
複数の加振周波数を発生させることができる波形発生器
41を設けることで、治具4の周波数特性を効率的にチ
ェックできることになる。
であることで、入力電流に対して線形な加振力が発生で
きるために、加振周波数の設定が容易できることにな
る。
いて詳述する。図1には本発明の振動体の振動検出装置
の一実施例が示してある。基台5には支柱14が立設し
てあり、この基台5に設けた支柱14に緩衝材6を介し
て治具4が6自由度に揺動自在に支持してある。治具4
には振動体1を保持する保持手段2と、振動体1の振動
を検出するための振動検出手段3と、振動体1への動力
供給手段である電源供給手段20と、緩衝材6の特性変
化を検出するため基準加振手段となる加振手段12が設
けてある。
向する支持リブ9と、一方の支持リブ9に設けた可動板
10と、該可動板10を可動する手段とで構成してあ
る。可動板10は支持リブ9に移動自在に貫通した可動
体15の先端部に設けてあり、可動板10と支持リブ9
との間にばね材16を介在させて該ばね材16により可
動板10を対向する支持リブ9側(図2において矢印イ
側)へ弾性的に押圧していて、可動板10と対向する支
持リブ9とで振動体1を支持するようになっている。支
持リブ9には軸支部17が設けてあり、軸支部17にベ
ルクランク18の支点となる軸19が軸支してあり、治
具4から離れて配置された駆動手段7を構成するシリン
ダ11によりベルクランク18に作用力を加えること
で、ばね材16のばね力に抗して先端に可動板10を有
する可動体15を図2の矢印ロ側へ移動するようになっ
ている。また、可動板10には電源供給手段20が設け
てある。
手段3は、図3の説明図に示すように直交座標の各軸方
向(X軸、Y軸、Z軸方向)に2個ずつ配置してある。
すなわち、X軸方向に振動検出手段3として振動検出手
段3x1 、3x2 を配置し、Y軸方向に振動検出手段3
として振動検出手段3y1 、3y2 を配置し、Z軸方向
に振動検出手段3として振動検出手段3z1 、3z2 を
配置してあり、各軸方向に配置された2個の振動検出手
段3の出力値の間で演算をして、振動体1の6自由度の
振動、つまり、振動体1の直交座標軸方向(X、Y、Z
方向)及び直交座標軸回りの回転方向(θx、θy、θ
z方向)の振動を検出するようになっている。ここで、
検出される振動は振動変位、振動速度、振動加速度のい
ずれでもよい。
させた場合、振動体1の重心と治具4の重心とを一致さ
せるように設定してある。そして、治具4を基台5に6
自由度に揺動自在に支持する緩衝材6は例えば、図4に
示すように弾性係数k1のばね材6a1と、弾性係数k1
のばね材6a2と、弾性係数k2のばね材6b1と、弾性
係数k2のばね材6b2とで緩衝材6が構成してあり、振
動体1とこれを支持している治具4の全質量の重心Gを
通る重心軸をY軸方向とした場合、Y軸方向にはばね材
6a1とばね材6a2の弾性軸が一致するように設定して
ある。ここで、ばね材6a1とばね材6a2との弾性係数
はいずれもk1、ばね材6b1とばね材6b2の弾性係数
はいずれもk2に設定してある。
振動体1の保持手段2を駆動する駆動手段7(実施例で
はシリンダ11)と、ロック手段8とが設けてある。駆
動手段7と、ロック手段8とは保持手段2により振動体
1を保持している状態では治具4と完全に振動絶縁され
た状態となっている。駆動手段7を構成するシリンダ1
1が下降している時は、図1に示すようにベルクランク
18とシリンダ11とは非接触の状態であり、また、ロ
ック手段8と治具4とは非接触であり、治具4は緩衝材
6によってのみ基台5に支持され、ばね材16により可
動板10が対向する支持リブ9側に押圧されていて、こ
の状態が保持手段2により振動体1を保持して振動検出
を行う状態である。一方、駆動手段7を構成するシリン
ダ11を駆動して上昇させてベルクランク18を上方に
押し上げ、これにより支持リブ9を介して治具4が上方
に押し上げられ、図1に示す隙間sが0となった時点
で、つまり、治具4がロック手段8に押し付けられた状
態でロック手段8により治具4がロックされる。ここ
で、更に駆動手段7を構成するシリンダ11がベルクラ
ンプ18を上方に押し上げると、ばね材16のばね力に
抗して可動体15を図2矢印ロ方向に移動させ、可動板
10と対向する支持リブ9との間の隙間を広げる(つま
り保持手段2を開放状態にする)ようになっている。
出装置の動作につき説明する。振動体1が任意の運搬手
段により治具4上にセットされる。この時、駆動手段7
を駆動して治具4が上昇させられて、図1の隙間sが0
となって、ロック手段8により治具4がロックされて固
定され、同時にばね材16のばね力に抗して保持手段2
が開放状態となっている。次に、駆動手段7を逆方向に
動作させる。すると、ばね材16のばね力で可動板10
が移動して保持手段2が閉じ、保持手段2により振動体
1が完全に治具4に固定され、同時にロック手段8が解
除され、また、電源供給手段20が振動体1の電極に接
触し、振動体1に電圧が供給される。そして、運搬手段
が外れ、治具4は基台5に緩衝材6を介してのみ支持さ
れていて6自由度に揺動可能な状態となっている。続い
て、6個の振動検出手段3により同時に各点の振動を検
出し、演算を施して6自由度の振動を算出する。振動検
出が完了すると、再び駆動手段7を動作させて、ロック
手段8により治具4を固定し、保持手段2を開放し、振
動体1を運搬手段により治具4から外す。ここで、駆動
手段7の駆動はパソコン等によりコントロールすること
で振動体1の自動着脱を行うものである。以上の動作を
繰り返し、自動的に振動体1の6自由度の振動を検出す
る。ここで、求めた振動体1の6自由度の振動から特徴
抽出を行い。それにより振動体1の良否の判定を行うこ
ともできる。この場合の振動体1の良否の判定に当たっ
ては、例えば、本出願人がすでに出願している特願平5
ー5968号に示したような方法が採用できる。なお、
振動体1としては例えばモータを挙げることができる。
装置性能を維持するための手段として、緩衝材6の特性
変化を検出するため基準加振手段となる加振手段12が
設けてある。この基準加振手段となる加振手段12によ
り既知の加振力を治具4に与え、その時の振動検出手段
3の出力値を正常時の値と比較して装置の異常をチェッ
クするようになっている。
て詳述する。基台5には支柱14が立設してあり、この
基台5に設けた支柱14に緩衝材6を介して治具4が6
自由度自在に揺動自在に支持してある。治具4には振動
体1を保持する保持手段2と、重心調整手段21が設け
てある。本実施例においては、振動体1の重心と治具4
の重心とを一致させるようにしてある。
向する支持リブ9と、一方の支持リブ9に設けた可動板
10と、該可動板10を可動する手段と、他方の支持リ
ブ9に設けた移動自在な移動板22と、移動板22を移
動する手段とで構成してある。可動板10は支持リブ9
に移動自在に貫通した可動体15の先端部に設けてあ
り、可動板10と支持リブ9との間にばね材16を介在
させて該ばね材16により可動板10を対向する支持リ
ブ9側(図5において矢印イ側)へ弾性的に押圧してい
て、可動板10と対向する支持リブ9とで振動体1を支
持するようになっている。支持リブ9には軸支部17が
設けてあり軸支部17にベルクランク18の支点となる
軸19が軸支してあり、治具4から離れて配置された駆
動手段7を構成するシリンダ11によりベルクランク1
8に作用力を加えることで、ばね材16のばね力に抗し
て先端に可動板10を有する可動体15を図5の矢印ロ
側へ移動するようになっている。また、可動板10には
電源供給手段20が設けてある。移動板22は例えば支
持リブ9に螺挿した横向きのねじ棒23の先端部に設け
てあり、ねじ棒23を何らかの手段で回転することで移
動板22の位置をねじ棒23の軸方向に移動できるよう
になっている。つまり、振動体1は可動板10と移動板
22とで挟持されるのであるが、ねじ棒23を回転して
移動板22の位置を変えることで振動体1の保持位置を
ねじ棒23の軸方向において調整できるようになってい
る。
る。重心調整手段21は第1の重心調整手段21aと、
第2の重心調整手段21bとで構成してある。第1の重
心調整手段21aは治具4の左右両側の前後部に縦向き
のねじ棒24を4本立設し、各縦向きのねじ棒24に荷
重となる重り25を螺合して構成してあり、治具4に振
動体1をセットしない状態で、重り25を上下方向に移
動調整することで治具4の重心位置を調整する。ここ
で、実施例では第1の重心調整手段21aを調整して水
平にしている。また、第2の重心調整手段21bはすで
に説明した移動板22を横方向に移動するための横方向
のねじ棒23により構成してあり、治具4の保持手段2
に振動体1を保持した状態で、第2の重心調整手段21
bであるねじ棒23を回転して支持リブ9に対して移動
することで、移動板22のねじ棒23の軸方向の位置を
微調整し、これにより移動板22と可動板10とで振動
体1を保持した治具4が水平になるように調整し、これ
により実施例では振動体1の重心の水平面における位置
と、治具4の重心の水平面における位置とを水平面視に
おいて一致させることができるようにしてある。このよ
うに第1の重心調整手段21aと第2の重心位置調整手
段21bを調整することで、振動体1の重心の水平面に
おける位置と治具4の重心の水平面における位置とを水
平面視において一致させることができるようになってい
る。
出するための振動検出手段3は治具4とは独立させて設
けてある。すなわち、基台5から複数の支持部26を立
設し、該支持部26に振動検出手段3を設けてあり、こ
の振動検出手段3は治具4とは非接触の非接触式位置検
出センサにより構成してある。この実施例においても、
振動体1の振動を検出するための振動検出手段3は、図
3の説明図に示すように直交座標の各軸方向(X軸、Y
軸、Z軸方向)に2個ずつ配置してある。すなわち、X
軸方向に振動検出手段3として振動検出手段3x1 、3
x2 を配置し、Y軸方向に振動検出手段3として振動検
出手段3y1 、3y2 を配置し、Z軸方向に振動検出手
段3として振動検出手段3z1 、3z2 を配置してあ
り、各軸方向に配置された2個の振動検出手段3の出力
値の間で演算をして、振動体1の6自由度の振動、つま
り、振動体1の直交座標軸方向(X、Y、Z方向)及び
直交座標軸回りの回転方向(θx、θy、θz方向)の
振動を検出するようになっている。ここで、検出される
振動は振動変位、振動速度、振動加速度のいずれでもよ
い。
振動体1の保持手段2を駆動する駆動手段7(実施例で
はシリンダ11)と、ロック手段8とが設けてある。駆
動手段7と、ロック手段8とは保持手段2により振動体
1を保持している状態では治具4と完全に振動絶縁され
た状態となっている。駆動手段7を構成するシリンダ1
1が下降している時は、図5に示すようにベルクランク
18とシリンダ11とは非接触の状態であり、また、ロ
ック手段8と治具4とは非接触であり、治具4は緩衝材
6によってのみ基台5に支持され、ばね材16により可
動板10が対向する移動板22側に押圧されていて、こ
の状態が保持手段2により振動体1を保持して振動検出
を行う状態である。一方、駆動手段7を構成するシリン
ダ11を駆動して上昇させてベルクランク18を上方に
押し上げ、これにより支持リブ9を介して治具4が上方
に押し上げられ、治具4がロック手段8に押し付けられ
た状態でロック手段8により治具4がロックされる。こ
こで、更に駆動手段7を構成するシリンダ11がベルク
ランプ18を上方に押し上げると、ばね材16のばね力
に抗して可動体15を図5矢印ロ方向に移動させ、可動
板10と対向する移動板22との間の隙間を広げる(つ
まり保持手段2を開放状態にする)ようになっている。
ける振動体の振動検出装置の動作につき説明する。ま
ず、振動体1をセットする前に第1の重心調整手段21
aにより治具4の重心の微調整をし、治具4を水平に調
整する。この状態で、駆動手段7を駆動して治具4が上
昇させられて、ロック手段8により治具4がロックされ
て固定され、同時にばね材16のばね力に抗して保持手
段2が開放状態となる。この状態で振動体21が任意の
運搬手段により治具4上にセットされる。次に、駆動手
段7を逆方向に動作させる。すると、ばね材16のばね
力で可動板10が移動して保持手段2が閉じ、保持手段
2により振動体1が完全に治具4に固定され、同時にロ
ック手段8が解除され、また、電源供給手段20が振動
体1の電極に接触し、振動体1に電圧が供給される。そ
して、運搬手段が外れ、治具4は基台5に緩衝材6を介
してのみ支持されていて6自由度に揺動可能な状態とな
っている。次に、第2の重心調整手段21bを調整し、
保持手段2により振動体1を保持した状態の治具4が水
平となるように調整する。これにより、治具4の重心の
水平面における位置と、振動体1の水平面における位置
とが水平面視で一致させることができる。この場合、第
1の重心調整手段21aにより水平にした治具4上に振
動体1をセットした場合、振動体1の重心の水平面にお
ける位置と治具4の重心の水平面における位置とが水平
面視で一致していないと、治具4が傾くことになるが、
上記のように、第2の重心調整手段21bにより調整し
て振動体1をセットした状態の治具4を水平にすると、
振動体1の重心の水平面における位置と治具4の重心の
水平面における位置とが水平面視で一致することにな
る。続いて、6個の振動検出手段3により同時に各点の
振動を検出し、演算を施して6自由度の振動を算出す
る。振動検出が完了すると、再び駆動手段7を動作させ
て、ロック手段8により治具4を固定し、保持手段2を
開放し、振動体1を運搬手段により治具4から外す。こ
こで、駆動手段7の駆動はパソコン等によりコントロー
ルすることで振動体1の自動着脱を行うものである。以
上の動作を繰り返し、自動的に振動体1の6自由度の振
動を検出する。ここで、求めた振動体1の6自由度の振
動から特徴抽出を行い。それにより振動体1の良否の判
定を行うこともできる。この場合の振動体1の良否の判
定に当たっては、例えば、本出願人がすでに出願してい
る特願平5ー5968号に示したような方法が採用でき
る。
3は振動体1の振動系に対して非接触式位置検出センサ
で構成してあり、振動体1の振動検出を行うだけでな
く、重心調整時の治具4の水平の目安とすると共に振動
体1をセットしない状態での治具4の初期位置を検出
し、正常時の値と比較して緩衝材6の劣化等による治具
4の位置ずれを検査する手段としても用いるものであ
る。
図11に基づいて説明する。この実施例における振動検
出装置の構造は、振動体1を保持する保持手段2と、振
動を検出する振動検出手段3とを備えた治具4を、基台
5に6自由度に揺動自在な緩衝材6を介して支持し、更
に、保持手段2を駆動する駆動手段7と、駆動手段7を
上下方向に移動させる移動手段43と、振動検出時以外
において治具4の揺動を阻止するロック手段8と、治具
4の特性変化を検出するための外部加振手段40とで構
成してある。
と、少なくとも一方の支持リブ9に設けた可動板10
と、該可動板10を可動する手段とで構成してある。可
動板10は支持リブ9に移動自在に貫通した可動体15
の先端部に設けてあり、可動板10と支持リブ9との間
にばね材16を介在させて該ばね材16により可動板1
0を対向する支持リブ9側へ弾性的に押圧していて、可
動板10と対向する支持リブ9とで振動体1を支持する
ようになっている。可動体15の後端部には平面視コ字
状をしたコ字状係止部15aが設けてある。
部に係止突部46を設けて駆動手段7が構成してあり、
該駆動手段7を構成するシリンダ装置44は移動手段4
3により上下方向に移動自在となっている。シリンダ装
置44が下降して係止突部46がコ字状係止部15aよ
りも下方に位置している状態では駆動手段7と可動体1
5とは完全に縁が切れて分離している。そして、シリン
ダ装置44を上昇させコ字状係止部15a内にコ字状係
止部15aの下開口から係止突部46を挿入し、この状
態でシリンダ装置44を駆動してばね材16に抗して可
動体15を移動させるようになっている。このように駆
動手段7を移動手段43により上下移動自在としてある
ことで、駆動手段7を下降させて振動体1を保持手段2
により保持している状態では、駆動手段7は完全に治具
4とは振動絶縁された状態となり、振動検出の信頼性向
上を図れるようになっている。また、駆動手段7を完全
に治具4と分離して独立した位置に設けることで治具4
の軽量化が図れるようになっている。
止するロック手段8は駆動手段7や移動手段43とは分
離されて独立した位置に設けてある。このロック手段8
は複数のピン60により構成してある。実施例では3本
のピン60により構成してあり、治具4の前方又は後方
のいずれかに2個、いずれかに1個配置してあり、ピン
駆動手段62により前後方向に移動自在となっており、
治具4の前面部及び後面部に設けたロックピン挿入孔6
1に挿入自在となっている。基台5の上面部に固着した
基板63の上にピン60を移動自在に挿通したピン支持
体64が固定ボルト65により固着してあり、また、基
板63にはピン駆動手段62を構成するシリンダ装置6
7が固定してある。ピン60の後端部には係止突部66
が設けてあり、シリンダ装置67のロッド68の先端に
はコ字状係止部69が設けてあり、コ字状係止部69内
に係止突部66が上下移動自在にはめ込んである。ピン
支持体64にはピン挿入角度調整手段70が設けてあ
る。ピン角度調整手段70は図8乃至図10の実施例で
は左右及び前後に少なくとも3個以上のボルト71を螺
挿して構成してある。つまり上記各ボルト71はピン支
持体64に設けた雌ねじ部に螺合してある。そして、治
具4に設けた複数(実施例では3個)のロックピン挿入
孔61に対して複数のピン60がそれぞれ完全に一致し
ていなければこじてしまうため、上記ピン挿入角度調整
手段70を用いてピン60の挿入角度調整を行うことが
できるようにしてある。つまり、図8のようにピン支持
体64を基板63の上に載置した状態で固定ボルト65
を締め付けて固定した状態からピン60の挿入角度を調
整するには、まず固定ボルト65を緩め、この状態でボ
ルト71を回転してボルト71の下端部をピン支持体6
4から突出させて基板63に押し当てることで、図9の
ように、基板63からピン支持体64を浮かせ、ピン6
0の高さを調整し、この状態で固定ボルト65を固定し
たり、あるいは、図10のように、複数のボルト71の
ピン支持体64から下方への突出長さをそれぞれ異なら
せることでピン60を傾けると共に傾き角度を調整して
この状態で固定ボルト65により固定したりする。図8
の状態から図9、図10の状態に調整しても、係止突部
66はコ字状係止部69内で上下に移動するのみで係止
状態は確保されものであり、ピン駆動手段67によるピ
ン60の駆動に支障がないようになっている。
た位置に配置してあり、治具4の外部から治具4に対し
てインパルス状の加振(衝撃的な加振)を行い、治具4
の特性変化を検出する時に用いる。インパルス状加振と
は、下記の数1に示す式で表された波形で加振すること
をいう。
形で加振する特徴として、図11(a)に示すような周
波数成分、すなわち全ての周波数をほぼ同程度(完全な
インパルス波形で全く同じだけ)含んでおり、インパル
ス加振による治具4の振動を観測することにより治具4
の低周波域から高周波域までの周波数特性が短時間に解
析できる。この時、インパルス加振力を毎回一定の大き
さで治具4に与えることが困難であるため、加振力を正
規化することが必要となる。また、外部加振手段40の
衝突部40aに用いる材質により加振力の周波数を調整
することができる。例えば、高周波までの特性を調べる
必要がない場合には樹脂材質を用いることにより、図1
1(b)に示すような周波数を含む加振力を与えること
ができる。これに対し金属材質を用いることで図11
(c)に示すような周波数を含む加振力を与えることが
でき、高周波までの周波数特性がわかる。次に、本実施
例の動作を説明する。まず、3箇所のロック手段8を構
成するピン60を治具4に設けたロックピン挿入孔61
に挿入して治具4を3次元的に位置決めして固定する。
すなわち、この実施例では図6において3個のピン60
をロックピン挿入孔61に挿入することで、ピン60の
軸方向と直交する2方向位置決めがされるとともに、ピ
ン60に段部60aを設けてあることで、該段部60a
がロックピン挿入孔61の縁に当たってピン60の軸方
向の位置決めがされ、結果的に治具4を3次元的に動か
ないように位置決め固定する。このように治具4の位置
決め固定をロック手段8により行った後、移動手段43
で駆動手段7を図6のA位置に移動させ、係止突部46
をコ字状係止部15a内に挿入し、この状態で駆動手段
7を駆動して保持手段2を引っ張ってクランプを解除す
る。このクランプ解除状態で治具4に振動体1を何らか
の運搬手段により運搬しててセットし、セットが完了す
ると、駆動手段7を上記とは逆に駆動して保持手段2に
より振動体1をクランプして保持する。その後、移動手
段43により駆動手段7を図6のB位置まで移動し、ま
た、ロック手段8による治具4のロックを解除する。こ
れにより治具4は完全に基台5とは振動絶縁された状態
となる(この状態を振動検出可能状態と言う)。この振
動検出可能状態で振動検出手段3により治具4の振動を
検出した後、再びロック手段8、移動手段43、駆動手
段7をそれぞれ動作し、運搬手段により振動体1を治具
4から取り外す。以後、以上の動作を繰り返し、自動的
に振動体1の6自由度の振動を検出する。
変化検出方法につき説明する。まず、振動体1を治具4
にセットして振動検出可能状態として、外部加振手段4
0により治具4にインパルス波形で加振する。加振後の
治具4の振動を6個の振動検出手段3で検出し、演算に
より6自由度の振動方向別振動に分け、インパルス応答
波形を観測する。この応答波形を周波数分析することに
より治具4の6自由度の各方向別に周波数特性を観測す
ることがでる。この結果を正常時のものと比較すること
で現在の治具4の特性変化を検出する。
する。本実施例の振動体の振動検出装置の構成は、前述
の図6乃至図10に示す実施例の構成と同じであるが、
本実施例では治具4の特性変化検出をするための加振手
段12の構成に特徴がある。つまり、本実施例の加振手
段12は治具4に既知の振動を与えることが可能な基準
加振手段であり、該加振手段12は1軸加振器12aで
あって、該1軸加振器12aを加振方向が振動検出手段
3をそれぞれ配置した直交座標軸のいずれとも平行とな
らないように治具4に取付ける点に特徴がある。
加振器であり、1軸加振器12aを保持した加振器保持
手段80が治具4に取付けてある。加振器保持手段80
は治具4に設けた保持手段2により挟持して保持される
下台部81の上に図13に示すように上台部82を取付
け、上台部82に1軸加振器12aを取付けるための取
付け部83が設けて構成してある。そして、図15に示
すように取付け部83に1軸加振器12aを取付ける。
図15のように取付け部83に1軸加振器12aを取付
けた状態で、1軸加振器12aの加振方向は図13の直
交座標軸の各軸方向(X軸、Y軸、Z軸方向)に対して
いずれも平行とならないように設定してある。したがっ
て、保持手段2により下台部81を保持した状態で、1
軸加振器12aにより1方向にのみ加振した場合、治具
4に対して直交座標軸直交座標軸の各軸方向(X軸、Y
軸、Z軸方向)及びその回りの回転方向(θx、θy、
θz)への加振が可能な構造となっている。なお、上記
直交座標軸の各軸方向(X軸、Y軸、Z軸方向)にはす
でに最初の実施例で述べたように2個ずつの振動検出手
段3が配置してある。
(b)(c)に示すように取付け部83となる孔部を傾
斜して設け、更に該上台部82の下面部に2個のねじ孔
84が設けてあり、一方、下台部81には図14(d)
(e)(f)に示すように1個の軸孔85aと1個の断
面弧状をした長孔85bとが設けてある。そして、下台
部81に図13に示すように上台部82を載置し、軸孔
85aに挿入したボルト(図示せず)を上台部82の1
方のねじ孔84に螺合し、長孔85bに挿入したボルト
(図示せず)を他方のねじ孔84に螺合して下台部81
に上台部82を取付けてあり、この場合、長孔85b内
でボルトをスライドして位置決めした状態で螺合するこ
とで、治具4に対する1軸加振器12aの加振方向を調
整し、なるべくどの方向へも均等な加振となるように調
整できるようにしてある。
動力が供給されるものであり、86は波形発生器41の
出力を増幅するアンプである。波形発生器41は、例え
ば三角関数のサイン波を発生させる機能を持ち、これに
より1軸加振器12aは振動を発生するが、1軸加振器
12aとしてボイスコイルモータ内蔵のものを用いるこ
とで、波形発生器41で出力される信号と同一の周波数
の振動を発生するため、加振周波数が容易にわかる利点
がある。図16に加振手段12としてボイスコイルモー
タ内蔵の1軸加振器12aを示す。これは固定部87
と、固定部87に固定された永久磁石88と、コイル8
9と、コイル89を固定部87に対して1方向にスムー
ズに運動させるためのリニアガイド90とから構成され
ており、アンプ86から供給される電流に比例した電磁
力がコイルに働き、リニアガイド90で強制された方向
にコイルが運動し、それにより振動を発生する仕組みと
なっている。波形発生器41が出力する信号の周波数を
変動できる機能を有するものを用いると、治具4の周波
数別の特性が観測できる。更に、波形発生器41が複数
の周波数を含む波形を出力可能な機能を有するものを用
いると、上記周波数別の治具4の特性が非常に効率的に
求められることになる。
ず、基準加振手段である加振手段12を構成する1軸加
振器12aを上台部82の取付け部83に取付ける。そ
して、治具4に設けた保持手段2を開いて下台部81を
保持手段2にセットして保持手段2を閉じる。その後本
実施例を前述の実施例で述べた振動検出可能状態とし
て、基準加振手段である1軸加振器12aに波形発生器
41の出力信号を入力して治具4を加振する。この時、
加振手段12が1方向のみに加振可能なボイスコイルモ
ータ内蔵の1軸加振器12aであっても、1軸加振器1
2aを保持手段2に取付けた状態では前述のように治具
4に対してそれぞれ振動検出手段3を配置した直交座標
軸のどの軸方向に対しても平行とならないように取付け
られるものであり、このため、6方向(X、Y、Z、θ
x、θy、θz)に加振することができることとなる。
ここで、図14のような構成としてあることで、治具4
の加振方向を調整して各方向の加振を調整し、なるべく
どの方向にも均等となるように調整するのが好ましい。
る治具4への振動を振動検出手段3により検出し、最初
の実施例で説明した方法で振動検出手段3の各検出出力
から治具4の6方向(X、Y、Z、θx、θy、θz)
の振動を算出し、加振入力の大きさに対する治具4の振
動の大きさを正常時の値と比較して、治具4の特性変化
を検出するのである。この時、加振周波数を変化させ、
各周波数に対する治具4の振動の大きさを観測すること
で治具4の周波数特性がわかり、より正確に治具4の特
性変化を検出することができる。更に、この時、波形発
生器41として複数の周波数を含む波形を同時に出力可
能なものを用いれば、効率的に治具4の周波数特性を分
析することができるものである。
は、上述のように、治具に振動体を保持する保持手段と
振動体の振動検出手段とを備え、保持手段を対向する支
持リブと、一方の支持リブに設けた可動板と、可動板を
可動する手段とで形成して可動板と対向する支持リブと
で振動体を支持するとともに治具に振動体を支持した状
態で振動体の重心と治具の重心とが一致するように構成
し、振動体の振動を検出するための振動検出手段を治具
に備えるに当たって振動体の6自由度の振動を検出する
ために直交座標の各軸方向に2個ずつ配置し、上記振動
体を保持する保持手段と振動体の振動検出手段を備えた
治具を、基台に6自由度に揺動自在な緩衝材を介して支
持してあるので、振動体と振動体を保持した治具とを完
全に固定し、一体となった系の振動を検出することにな
り、この結果、振動体の保持力の違いによる振動減衰率
への影響が無くなり、各軸方向に配置された2個の振動
検出手段の出力値の間で演算を施し、振動体の直交座標
軸回り及び直交座標軸回りの回転方向の振動を検出する
ことができて振動体の6自由度の振動を検出することが
できて振動体の正確な振動が検出できるものである。ま
た、治具の振動を検出することにより、振動体の着脱時
に振動検出手段を一旦駆動系から外す必要がなく、更
に、振動検出手段を弾性支持する必要もないため、正確
に振動体の振動が検出できるものである。
具に振動体を保持する保持手段と重心調整手段を備え、
保持手段を対向する支持リブと、一方の支持リブに設け
た可動板と、可動板を可動する手段と、他方の支持リブ
に設けた移動板と、移動板を移動する手段とで形成して
可動板と移動板とで振動体を支持するように構成し、重
心調整手段を、振動体を保持しない状態で治具を水平に
調整するための第1の重心調整手段と、水平にした治具
に振動体を保持するに当たって振動体を保持した状態で
水平に調整するための第2の重心調整手段とで構成し、
保持手段と重心調整手段を備えた治具を基台に6自由度
に揺動自在な緩衝材を介して支持し、治具と離れた位置
に振動体の6自由度の振動を検出するために直交座標の
各軸方向に振動検出手段を2個ずつ配置してあるので、
第1の重心調整手段、第2の重心調整手段を調整するこ
とで、治具の重心の水平面における位置と振動体の重心
の水平面における位置とを水平面視において一致させる
ことができ、このように、治具の重心の水平面における
位置と振動体の重心の水平面における位置とを水平面視
において一致させて振動体と振動体を保持した治具とを
完全に固定し、一体となった系の振動を検出することに
なり、この結果、振動体の保持力の違いによる振動減衰
率への影響が無くなり、各軸方向に配置された2個の振
動検出手段の出力値の間で演算を施し、振動体の直交座
標軸回り及び直交座標軸回りの回転方向の振動を検出す
ることができて正確に振動体の6自由度の振動を検出す
ることができて振動体の正確な振動が検出できるもので
ある。また、治具と離れた位置に振動検出手段により治
具の振動を検出することにより、治具から離れた位置に
設けた振動検出手段により振動が減衰されることなく、
正確に振動体の振動が検出できるものである。
求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、振動体
の保持手段を駆動する駆動手段を治具とは独立させて基
台に配置することで、緩衝材で弾性支持される全ての質
量を軽量化することができ、この結果、振動体の加振力
に対する振動ゲインを大きくすることができるものであ
る。
求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、振動体
の振動検出時を除いて治具の振動を阻止するロック手段
を設けてあるので、振動体の振動検出時以外の治具の揺
動を阻止できて治具の位置決めを正確に行うことがで
き、生産性を向上することができるものである。
求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、保持手
段とロック手段とを駆動可能な駆動手段を設けること
で、駆動手段の駆動により保持手段による振動体の保持
又は保持解除を行ったり、駆動手段の駆動によりロック
手段によるロック又はロック解除を行うことができ、装
置の機構が簡略化できるものである。
求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、可動板
を駆動するシリンダとを備えることで、シリンダを駆動
して可動板を可動することで振動体の保持又は保持解除
を行うことができ、振動体の保持手段への自動着脱がで
きることになり、生産性が向上するものである。
求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、治具に
加振手段を設けてあるので、緩衝材の特性変化による装
置の性能変化を検出してチェックでき、正確な振動検出
を可能とするものである。また、請求項8記載の発明に
おいては、請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加
えて、治具の位置を検出する位置検出手段を設けてある
ので、緩衝材の特性変化による装置の性能変化を検出し
てチェックでき、正確な振動検出を可能とするものであ
る。
求項8記載の発明の効果に加えて、振動体の振動と治具
の位置とを検出可能な検出手段を設けてあるので、検出
手段が振動体の振動検出手段と装置の性能変化を検出す
るための治具の位置を検出する位置検出手段とを兼用で
きて装置の簡略化がはかれるものである。また、請求項
10記載の発明においては、請求項1又は請求項2記載
の発明の効果に加えて、振動体の動力供給手段を治具に
設けてあるので、動力供給手段を弾性体で振動体に押し
付ける必要がなく、正確な振動が検出できるものであ
る。
請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、治具
に、治具の外部からインパルス状の加振を行うための外
部加振手段を設けてあるので、治具の特性が振動体の検
査時と同じ状態(つまり振動体を保持手段で保持した状
態)でチェックできるものであって、より正確なチェッ
クが可能となり、また、一定の加振力を治具に与えるこ
とができるものである。
請求項3又は請求項4記載の発明の効果に加えて、駆動
手段を移動する移動手段を備え、ロック手段が駆動手段
や移動手段とは分離されると共に該ロック手段が少なく
とも複数のピンにより構成され、該複数のピンを治具の
ロックピン挿入孔に挿入自在とすると共に複数のピンを
ロックピン挿入孔に挿入した状態で治具を3次元的に位
置決めしてあるので、振動体の検査時に振動体により治
具が駆動手段に接触することなく正確な検査が可能とな
り、また、治具の位置決めを3次元的に行うことが可能
となって、治具の位置決めが正確にできるものである。
請求項7記載の発明の効果に加えて、治具に取付ける加
振手段が1軸加振器であって、該1軸加振器を加振方向
が振動検出手段をそれぞれ配置した直交座標軸の各軸方
向のいずれとも平行とならないように治具に取付けてあ
るので、治具の特性チェックが6方向(X、Y、Z、θ
x、θy、θz)同時に行えるものである。
請求項13記載の発明の効果に加えて、1軸加振器によ
る治具への加振方向を調整自在とした加振方向調整手段
を設けてあるので、加振方向を調整できるために6方向
全てに均等に加振力を分散させることが容易にできるも
のである。また、請求項15記載の発明にあっては、請
求項13又は請求項14記載の発明の効果に加えて、1
軸加振器を振動させるための加振周波数を可変可能な波
形発生器を設けてあるので、治具の周波数特性をチェッ
クすることができるものである。
請求項13乃至請求項15のいずれかに記載の発明の効
果に加えて、1軸加振器を振動させるための複数の加振
周波数を発生させることができる波形発生器を設けてあ
るので、治具の周波数特性を効率的にチェックすること
ができるものである。また、請求項17記載の発明にあ
っては、請求項13乃至請求項16のいずれかに記載の
発明の効果に加えて、加振手段がボイスコイルモータで
あるから入力電流に対して線形な加振力が発生できるこ
とになって、加振周波数の設定が容易にできるものであ
る。
る。
軸、Y軸、Z軸方向)に2個ずつ配置することを説明す
る説明図である。
る。
る。
を示す図面で、(a)は概略側面図であり、(b)は概
略正面図である。
概略側面図であり、(b)は概略正面図である。
は概略側面図であり、(b)は概略正面図である。
ルと周波数の関係を示すグラフである。
ある。
図であり、(b)は他の方向から見た斜視図である。
図、側面図、下面図であり、(d)(e)(f)はそれ
ぞれ下台部の正面図、側面図、下面図である。
を取付けた状態の斜視図であり、(b)は他の方向から
見た斜視図である。
軸加振器の一部破断した正面図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 治具に振動体を保持する保持手段と振動
体の振動検出手段とを備え、保持手段を対向する支持リ
ブと、一方の支持リブに設けた可動板と、可動板を可動
する手段とで形成して可動板と対向する支持リブとで振
動体を支持するとともに治具に振動体を支持した状態で
振動体の重心と治具の重心とが一致するように構成し、
振動体の振動を検出するための振動検出手段を治具に備
えるに当たって振動体の6自由度の振動を検出するため
に直交座標の各軸方向に2個ずつ配置し、上記振動体を
保持する保持手段と振動体の振動検出手段を備えた治具
を、基台に6自由度に揺動自在な緩衝材を介して支持し
て成ることを特徴とする振動体の振動検出装置。 - 【請求項2】 治具に振動体を保持する保持手段と重心
調整手段を備え、保持手段を対向する支持リブと、一方
の支持リブに設けた可動板と、可動板を可動する手段
と、他方の支持リブに設けた移動板と、移動板を移動す
る手段とで形成して可動板と移動板とで振動体を支持す
るように構成し、重心調整手段を、振動体を保持しない
状態で治具を水平に調整するための第1の重心調整手段
と、水平にした治具に振動体を保持するに当たって振動
体を保持した状態で水平に調整するための第2の重心調
整手段とで構成し、保持手段と重心調整手段を備えた治
具を基台に6自由度に揺動自在な緩衝材を介して支持
し、治具と離れた位置に振動体の6自由度の振動を検出
するために直交座標の各軸方向に振動検出手段を2個ず
つ配置して成ることを特徴とする振動体の振動検出装
置。 - 【請求項3】 振動体の保持手段を駆動する駆動手段を
治具とは独立させて基台に配置して成ることを特徴とす
る請求項1又は請求項2記載の振動体の振動検出装置。 - 【請求項4】 振動体の振動検出時を除いて治具の振動
を阻止するロック手段を設けて成ることを特徴とする請
求項1又は請求項2記載の振動体の振動検出装置。 - 【請求項5】 保持手段とロック手段とを駆動可能な駆
動手段を設けて成ることを特徴とする請求項4記載の振
動体の振動検出装置。 - 【請求項6】 可動板を駆動するシリンダを備えて成る
ことを特徴とする請 求項1又は請求項2記載の振動体の
振動検出装置。 - 【請求項7】 治具に加振手段を設けて成ることを特徴
とする請求項1又は請求項2記載の振動体の振動検出装
置。 - 【請求項8】 治具の位置を検出する位置検出手段を設
けて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
振動体の振動検出装置。 - 【請求項9】 振動体の振動と治具の位置とを検出可能
な検出手段を設けて成ることを特徴とする請求項8記載
の振動体の振動検出装置。 - 【請求項10】 振動体の動力供給手段を治具に設けて
成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の振動
体の振動検出装置。 - 【請求項11】 治具に、治具の外部からインパルス状
の加振を行うための外部加振手段を設けて成ることを特
徴とする請求項1又は請求項2記載の振動体の振動検出
装置。 - 【請求項12】 駆動手段を移動する移動手段を備え、
ロック手段が駆動手段や移動手段とは分離されると共に
該ロック手段が少なくとも複数のピンにより構成され、
該複数のピンを治具のロックピン挿入孔に挿入自在とす
ると共に複数のピンをロックピン挿入孔に挿入した状態
で治具を3次元的に位置決めして成ることを特徴とする
請求項3又は請求項4記載の振動体の振動検出装置。 - 【請求項13】 治具に取付ける加振手段が1軸加振器
であって、該1軸加振器を加振方向が振動検出手段をそ
れぞれ配置した直交座標軸の各軸方向のいずれとも平行
とならないように治具に取付けて成ることを特徴とする
請求項7記載の振動体の振動検出装置。 - 【請求項14】 1軸加振器による治具への加振方向を
調整自在とした加振方向調整手段を設けて成ることを特
徴とする請求項13記載の振動体の振動検出装置。 - 【請求項15】 1軸加振器を振動させるための加振周
波数を可変可能な波形発生器を設けて成ることを特徴と
する請求項13又は請求項14記載の振動体の振動検出
装置。 - 【請求項16】 1軸加振器を振動させるための複数の
加振周波数を発生させることができる波形発生器を設け
て成ることを特徴とする請求項13乃至請求 項15のい
ずれかに記載の振動体の振動検出装置。 - 【請求項17】 加振手段がボイスコイルモータである
ことを特徴とする請求項13乃至請求項16のいずれか
に記載の振動体の振動検出装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP07122728A JP3136073B2 (ja) | 1994-05-24 | 1995-05-22 | 振動体の振動検出装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10948094 | 1994-05-24 | ||
| JP6-109480 | 1994-05-24 | ||
| JP07122728A JP3136073B2 (ja) | 1994-05-24 | 1995-05-22 | 振動体の振動検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0843186A JPH0843186A (ja) | 1996-02-16 |
| JP3136073B2 true JP3136073B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=26449229
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07122728A Expired - Fee Related JP3136073B2 (ja) | 1994-05-24 | 1995-05-22 | 振動体の振動検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3136073B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN117287607A (zh) * | 2023-08-07 | 2023-12-26 | 安徽恒泰电气科技股份有限公司 | 一种煤矿设备用振动检测装置及检测方法 |
-
1995
- 1995-05-22 JP JP07122728A patent/JP3136073B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0843186A (ja) | 1996-02-16 |
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