JP3138033B2 - ステータの製造方法及びコイルをバランスさせるための装置 - Google Patents

ステータの製造方法及びコイルをバランスさせるための装置

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JP3138033B2
JP3138033B2 JP03337514A JP33751491A JP3138033B2 JP 3138033 B2 JP3138033 B2 JP 3138033B2 JP 03337514 A JP03337514 A JP 03337514A JP 33751491 A JP33751491 A JP 33751491A JP 3138033 B2 JP3138033 B2 JP 3138033B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転電機機械のステー
タの製造方法及び製造装置に関し、詳しくは、ステータ
コアに挿入されたコイルを整形する前に、コイルの挿入
側と反挿入側とのバランスをよくするための方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】モータ等の回転電気機械におけるステー
タは、ステータコアにコイルを挿入して形成されてい
る。コイルの挿入は、先ず、巻ピッチに対応した一つ以
上の巻段を有する巻型を備えた巻線装置における該巻型
に電線を巻回してコイルを形成し、次に、このコイルを
コイル挿入装置における環状に配列されたブレードに移
し、次に、この複数のブレードの内側を軸方向に移動し
てコイルを押圧するストリッパによってコイルをステー
タコアの溝に挿入することにより行われている。こうし
てステータコアに挿入されたコイルは、ステータコアの
両端面より突出したループ状のコイルエンドを有してい
る。更に、複数のコイルの組み合わせが、同様な方法で
ステータコアに挿入される。この時、次のコイルが挿入
され易いように先に挿入されたコイルエンドを外径側に
拡げておくことが必要となる。このようにして組み立て
られたステータは、リード結線され、回転電機機械に支
障なく取り付けられる形状にコイルエンドが整形され
て、回転電気機械の本体に取り付けられる。
【0003】図13は、上記コイル挿入装置によってス
テータコア1にコイルを挿入した状態を示す正面図であ
り、図14はこれをコイルの挿入側(上側)から見た平
面図、図15は反挿入側(下側)から見た下面図であ
る。ステータコア1に挿入されたコイルは、挿入側コイ
ルエンド2と反挿入側コイルエンド3を形成している。
2a,3aは巻ピッチの最も大きなコイル群のコイルエ
ンド、2c,3cは巻ピッチの最も小さなコイル群のコ
イルエンド、2b,3bはその中間の巻ピッチのコイル
群のコイルエンドをそれぞれ示しており、図示するよう
にコイルの周長は極間5,6付近が一番大きく、外側に
なるにつれて小さくなる。またコイルエンドの突出長
は、挿入側が非常に大きいのに対し、反挿入側は各コイ
ル群共略一定で少なく、極めてアンバランスになってい
る。
【0004】上記コイルエンドを外径側へ拡げるには、
図10に示すような治具を用いて行われる。これは、先
端が円錐状のテーパに形成された丸棒15を有する上型
13と、前記丸棒15に嵌合する孔部16を有する下型
14とによって構成され、丸棒15をステータコア1の
内径に挿通させて上型13と下型14とを近接させる方
向へ移動させることによって、アール部17,18によ
って上下両側のコイルエンドを押圧してこれを外径側へ
拡げるものである。
【0005】ところがコイル挿入装置によって挿入され
たコイルは、図13に示したように挿入側と反挿入側の
突出量のバランスが極めて悪い状態である。従って、整
形加工後に得られる形状は図11のようになる。図11
を反挿入側から見たのが図12である。反挿入側におい
ては突出したコイル量が少ないため、コイルエンドは十
分大きく拡がらず、次のコイルが挿入される溝24を覆
って挿入されてくるコイルの進路をふさぎ、コイルの挿
入圧が高くなる。この結果、ステータコアの溝に多くの
コイルを挿入する高効率モータになればなるほど、コイ
ルの絶縁被膜を破壊する不良が増大してきた。
【0006】上記問題を解決するためには、挿入側と反
挿入側のコイルエンド突出長が概略均等になるように整
形加工することが好ましく、例えば特開昭63−597
51号公報に開示される整形治具が提案されている。こ
の整形治具及びこれを用いた整形方法を図16によって
説明する。
【0007】この整形治具21は、全体としてステータ
コア1の内部に適合する丸棒状をなし、その先端部は先
細のテーパ部22をなしており、このテーパ部22の中
間に環状に突出した段部23が形成されている。この整
形治具21をステータコア1の上方から内部に挿通させ
ると、段部23が下方のコイルエンド3における内側の
コイルに引っかかり、この引っかけたコイルを下方に引
き出し、そして整形治具21をさらに下方に押し込ん
で、引っかけた内側のコイルを段部23から外し、そし
てステータコア1の内径に略等しい径を有する治具21
の基部によって下方のコイルエンド3を外側へ押し拡げ
るものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図16に示した従来提
案されている整形治具及び整形方法においては、治具2
1の本体が反挿入側のコイルエンドを突き抜けて整形を
施す構成となっているため、次のような問題が生じる。
即ち、段部23に引っかけたコイルが外れない場合、治
具21の下降に伴って引っかけたコイルが引き伸ばされ
て破壊されてしまう。これは、コイル量の多いステータ
の場合はコイルエンドに柔軟性がないため、治具21の
基部が挿通されるまではコイルエンドが十分に外側へ拡
がらないためである。また前記問題を回避するために段
部23に引っかかったコイルが容易に外れるように構成
すると、今度は、内側のコイルの中で段部23に引っか
からないコイルが生じ、この場合はコイルの下方への引
き出しが不十分となってしまう。いずれにしても、反挿
入側のコイルエンドの突出長を制御することが非常に困
難な構成となっている。
【0009】上記問題点は巻線仕様の種類に応じて多数
の整形治具を準備することによってある程度解消できる
が、多種少量生産の場合は、巻線仕様の変更の都度治具
を取り替える手間や、多数の治具管理の手間等を要する
ため実用的ではない。
【0010】また一般にコイル挿入装置によってステー
タコアに挿入されたコイルの特徴として、巻ピッチの同
一なコイルどうしであっても、先行して挿入されたコイ
ル片(コイル挿入装置におけるブレードの先端側に位置
するコイル片)は反挿入側への突出長が大きく、後に挿
入されたコイル片ほど反挿入側への突出長が小さくな
る。これを略同一の突出長に修正し、尚且つ挿入側と反
挿入側の突出長をバランスさせることによって、後工程
の整形を良好にすることができる。ところが、図16に
示した従来のものにおいては、内側のコイルのみを下方
に引き出す構成であるため、、外側のコイル群即ち巻ピ
ッチの小さい側のコイル群については、同一のコイル群
内のコイルを同一の突出長に修正したり、挿入側と反挿
入側の突出長をバランスさせることが不可能な構成とな
っている。従って後工程のコイルエンドを外側へ大きく
拡げる整形において、その整形効果が十分なものとなら
ず、先に挿入された外層コイルのコイルエンドが後に挿
入される内層コイルの進路をふさいでしまい、特にステ
ータコアの溝に多くのコイルを挿入する高効率モータの
製作には不十分なものであった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のステータの製造
方法は、ステータコアにコイルを挿入させた後に、コイ
ル挿入側から前記ステータコアの内径へコイル押し治具
を挿入し、このコイル押し治具に具備されたコイル押圧
部が反挿入側コイルエンドを突き抜けることなく全部の
コイルを挿入側から反挿入側に向けて押し、挿入側と反
挿入側のコイルエンド突出長が概略均等になるようにコ
イルを移動させた後に、前記コイルを整形するものであ
る。また本発明のコイルをバランスさせるための装置
は、ステータコアの内径に適合する棒状体と、この棒状
体の先端に設けられたコイル押し治具と、このコイル押
し治具の中央に突設されたコイル極間検出部を具備し、
前記棒状体をコイルの挿入側からステータコアの内径へ
挿入して反挿入側へ向けて移動させたとき、前記コイル
極間検出部はコイルの極間を分けて反挿入側コイルエン
ドを通り抜け、前記コイル押し治具のコイル押圧部は反
挿入側コイルエンドを通り抜けることなくこれを押して
コイルを移動させ、前記コイルの移動が所定の寸法に達
する地点で前記棒状体を後退させるように構成したもの
である。
【0012】
【作用】ステータコアにコイルを挿入させた後に、コイ
ル押圧部を具備したコイル押し治具をコイル挿入側から
ステータコアに挿通させると、コイル押し治具が反挿入
側コイルエンドに当たり、確実にコイルを設定量反挿入
側に押すことができる。従って、コイル挿入装置でコイ
挿入されたステータに適用した場合、次工程の整形
においてコイルエンドが外径側へ大きく拡がるように反
挿入側のコイルエンドの突出量を最適設定できて、ステ
ータコア次に挿入されるコイルが最も抵抗の少ない状
態で挿入することができる。
【0013】
【実施例】本発明を実施したコイルをバランスさせるた
めの装置(以下、コイルバランス装置と称す)は、ステ
ータコアにコイルを挿入させた後に、ステータコア
方からコイル押し治具を挿通することにより、コイルを
全体的に下方に押し出すものである。このコイル押し治
具は、ステータコアの内径に挿通可能な形状をなし、そ
の先端部には、反挿入側のコイルエンドの極間部を検出
してこれを分けるための極間検出部と、反挿入側のコイ
ルエンドを分けて通り抜けることなくこれを押圧するコ
イル押圧部を備えている。コイル押し治具の全体が反挿
入側のコイルエンドの極間部を分けて通り抜けてしまう
と、反挿入側のコイルエンドの突出長が制御できずにば
らつくため一定にならず、最適で均一な状態が得られな
い。従ってコイル押し治具は、コイルエンドを外径側へ
拡げない形状でなければならない。
【0014】図1に示すコイルバランス装置11は、ス
テータコア1の内径19に適合する棒状体7と、この棒
状体7の先端に設けられた円柱状のコイル押し治具8よ
り構成されている。このコイル押し治具8のコイル押圧
部は、周囲を面取りされた円形平面よりなり、このコイ
ル押圧部からは、反挿入側コイルエンド3の極間6を分
けて通り抜けるように構成された極間検出部9が突設さ
れている。この極間検出部9の形状は丸棒状あるいは平
板状とし、各極コイルが対称配置の場合はコイル押し治
具の略中央部に突設し、各極コイルのコイル群数が異な
る場合はその極間部を結ぶ線に対応する位置に突設す
る。またステータコア1は、図示されていない支え治具
によって下方及び側方への移動が規制され、内径19の
軸心が棒状体7の軸心と一致するように置かれる。
【0015】次に図1のコイルバランス装置11の動作
を説明すると、図示しないプレス装置によって棒状体7
を下降させると、コイル押し治具8を備えた棒状体7が
コイル挿入側からステータコア1の内径19へ進入す
る。この場合、コイル挿入側のコイルエンド2は極間部
5が拡開された状態となっているため、治具の進入に支
障はない。さらに棒状体7を下降させると、極間検出部
9が反挿入側コイルエンド3へ到達し、コイルの極間6
を分けてコイルエンド3を通り抜ける。やがてコイル押
し治具8のコイル押圧部が反挿入側コイルエンド3に当
接してこれを押すため、コイル全体が挿入側から反挿入
側へ向けて移動する。このときの状態を図2に示す。こ
のコイルの移動が所定の寸法に達した時点で棒状体7の
下降を停止させ、次に棒状体7を上昇後退させて動作を
完了する。図1のコイルバランス装置の場合は、上記所
定の寸法とは、挿入側と反挿入側のコイルエンド2,3
の体積が概略バランスする程度の寸法でよい。即ち図1
の場合は、各コイル群ごとに比較すれば、図2に示すよ
うに挿入側2a,2b,2cと反挿入側3a,3b,3
cとでコイルエンドの突出量は同じではないが、平均的
にはバランスがとれているため、高効率モータの中程度
以下での適用が可能である。
【0016】図3は本発明の別の実施例を示し、コイル
バランス装置におけるコイル押し治具の形状を符号8a
で示すように半球体としたものである。このように構成
したコイル押し治具8aによってコイルを押圧すると、
押圧されて移動したコイルが治具8aのなだらかに傾斜
した押圧面に沿って並ぶため、概略図4に示すような形
状にコイルエンドを形成することができる。即ち反挿入
側のコイルエンド3は、極間6付近のコイル群3aが一
番大きく突出し、次いでコイル群3b,3cの順に外側
になるにつれて突出長は小さくなり、各コイル群の突出
長は挿入側と反挿入側で概略バランスがとれているた
め、高効率モータの中程度での適用が可能である。尚、
コイル押し治具8aの形状は、卵形の半楕円球体でもよ
い。
【0017】図5は本発明のさらに別の実施例を示し、
図3に示したような半球体のコイル押圧部の外側端部に
コイルを係止するための突起部10を設けたものであ
る。この突起部10は、反挿入側のコイルエンド3が押
圧に伴って外側へはずれるのを防止するものであり、コ
イル押し治具8bの外周部におけるコイルの極中心部に
対応する位置に設けて、巻ピッチの最も小さなコイル群
のコイルエンド3cまでが完全に係止できるように形成
する。コイル押し治具8bは、例えば図3に示したコイ
ル押し治具8aをさらに加工して突起部10を削り出す
ことによって形成できる。突起部10は、この他に、ピ
ン等を立設することによって形成してもよく、この場合
は、ステータコアの内径に挿入される際に挿入側コイル
エンドを引っかけないように、先端部は挿入側コイルエ
ンドより内径側へ逃げていなければならない。このコイ
ル押し治具8bを備えたコイルバランス装置によれば、
コイル量の多いコイルエンドを押圧する場合であっても
コイルが治具からはずれることがないため、コイルを確
実に移動させることができる。
【0018】図6は本発明のさらに別の実施例を示し、
コイル押し治具を符号8cで示すように、中央部が最も
高く、外側へゆくに従って階段状に低くしたコイル押圧
部12a,12b,12cを有する形状としたものであ
る。コイル押し治具8cは、例えば図1に示したコイル
押し治具8または図3に示したコイル押し治具8aをさ
らに加工して階段状のコイル押圧部12a,12b,1
2cを設けることにより形成できる。コイル押圧部の階
段形状は、中央部からコイルの極中心部に向けて形成
し、また各段12a,12b,12cは、コイルエンド
の各コイル群3a,3b,3cに沿うように略直線状に
形成する。このコイル押圧部12a,12b,12c
は、反挿入側コイルエンド3の各コイル群3a,3b,
3c相互間の突出長の割合が、挿入側コイルエンド2の
各コイル群2a,2b,2c相互間の突出長の割合とバ
ランスするように予め階段形状を設定するものであり、
また反挿入側コイルエンド3と挿入側コイルエンド2の
各突出長の絶対量は、棒状体7の下降の下死点を操作し
て両コイルエンドがバランスするようにする。
【0019】このように構成したコイル押し治具8cに
よってコイルを押圧すると、各コイル群3a,3b,3
cに対応して設けられたコイル押圧部12a,12b,
12cによって各コイル群が異なる高さに移動して階段
状をなし、また挿入側と反挿入側の各コイルエンド突出
長もかなりバランスがとれて、概略図4に示したような
形状にコイルエンドを形成することができる。この場
合、図3に示したコイル押し治具8aを用いた場合と異
なり、巻ピッチの同一なコイルは略皆同一なコイルエン
ド突出長となるため、後工程におけるコイルエンド2,
3を外径側へ拡げるための整形が一層容易となり、高効
率モータの中程度以上での適用が可能である。
【0020】図7は、図6に示した階段状に高さを違え
たコイル押圧部12a,12b,12cの外側端部に、
コイルを係止するための突起部10を設けたコイル押し
治具8dを示している。突起部10の形状及び効果は図
5の実施例の場合と同様である。
【0021】図8及び図9は本発明のさらに別の実施例
を示し、それぞれ図6及び図7に示したコイル押し治具
8c,8dのコイル押圧部12a,12b,12cの各
段間に、巻ピッチの異なるコイル群の間を分けて挿入さ
れるコイル間検出部20a,20bを突設したものであ
る。このコイル間検出部20a,20bは、丸棒状ある
いは平板状をなし、極間検出部9同様、棒状体7の下降
によって反挿入側コイルエンド3の各コイル群3a,3
b,3cの相互間を分けて進入するものであり、これに
より所定のコイル押圧部の段からはずれて隣接するコイ
ル群中へ逃げるコイルを防止でき、各コイル群3a,3
b,3cの突出長を確実に分離することができる。
【0022】コイル押し治具8a〜8fを用いたコイル
バランス装置の動作は、コイル押し治具8を用いた場合
と同様である。また以上の実施例では毎極3コイル群の
例で説明をしたが、コイル群の数がこれと異なる場合で
あっても本発明は同様に適用できる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、コイルの挿入側と反挿入側の
コイルエンドの突出長をバランスさせる工程と、コイル
エンドを外径側へ拡げる整形の工程とを同時に行うもの
ではなく、後者に先立って前者の突出長をバランスさせ
る工程のみを確実に行うものである。従って、コイル押
し治具の本体が反挿入側のコイルエンドを突き抜けるこ
とがないため、コイルが過度に押圧されて絶縁被膜を
壊されることがなく、また挿入側から反挿入側へのコイ
ルの移動も確実に行うことができる。
【0024】また上記特徴から、巻ピッチの大きなコイ
ルのみならず、巻ピッチの小さなコイルに対してもコイ
ルエンドの突出長を修正することが可能であり、さらに
同一巻ピッチのコイル群ごとに突出長を調整することも
容易であり、これらの結果、挿入側と反挿入側のコイル
バランスを最適に設定することが可能となる。そして後
工程においてコイルエンドを外径側へ十分大きく拡げる
ことができて、次に内層へ挿入されてくるコイルの挿入
性が向上し、不良が抑制されて、ステータコアの溝に多
くのコイルを挿入する高効率モータの生産性及び品質を
大きく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による製造方法及び装置の実施例を示す
正面図。
【図2】本発明による製造方法及び本発明によって得ら
れるステータのコイルエンド形状を示す正面図。
【図3】本発明の実施例を示すコイル押し治具の正面
図。
【図4】本発明によって得られるステータのコイルエン
ド形状を示す正面図。
【図5】本発明の実施例を示すコイル押し治具の正面
図。
【図6】本発明の実施例を示すコイル押し治具の正面
図。
【図7】本発明の実施例を示すコイル押し治具の正面
図。
【図8】本発明の実施例を示すコイル押し治具の正面
図。
【図9】本発明の実施例を示すコイル押し治具の正面
図。
【図10】コイルの整形方法を説明する正面図。
【図11】コイルの整形加工後に得られる従来のコイル
エンド形状を示す正面図。
【図12】図11に示すステータの下面図。
【図13】コイル挿入装置によってコイルを挿入した状
態を示すステータの正面図。
【図14】図13に示すステータの平面図。
【図15】図13に示すステータの下面図。
【図16】従来の製造方法及び装置の実施例を示す正面
図。
【符号の説明】
1 ステータコア 2 挿入側コイルエンド 3 反挿入側コイルエンド 7 棒状体 8,8a〜8f コイル押し治具 9 コイル極間検出部 10 突起部 12a,12b,12c コイル押圧部 20a,20b コイル検出部 24 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−121944(JP,A) 特開 昭55−109159(JP,A) 特開 昭60−167659(JP,A) 特開 昭53−78001(JP,A) 実開 昭61−38875(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 15/04

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコアにコイルを挿入させた後
    に、コイル挿入側から前記ステータコアの内径へコイル
    押し治具を挿入し、このコイル押し治具に具備されたコ
    イル押圧部が反挿入側コイルエンドを突き抜けることな
    く全部のコイルを挿入側から反挿入側に向けて押し、挿
    入側と反挿入側のコイルエンド突出長が概略均等になる
    ようにコイルを移動させた後に、前記コイルを整形する
    ことを特徴とするステータの製造方法。
  2. 【請求項2】 ステータコアにコイルを挿入させた後
    に、前記ステータコア内径に挿通させたコイルを押し、
    挿入側から反挿入側に向けて移動させる装置において、
    前記ステータコアの内径に適合する棒状体と、この棒状
    体の先端に設けられたコイル押し治具と、このコイル押
    し治具の中央に突設されたコイル極間検出部を具備し、
    前記棒状体をコイルの挿入側からステータコアの内径へ
    挿入して反挿入側へ向けて移動させたとき、前記コイル
    極間検出部はコイルの極間を分けて反挿入側コイルエン
    ドを通り抜け、前記コイル押し治具のコイル押圧部は反
    挿入側コイルエンドを通り抜けることなくこれを押して
    コイルを移動させ、前記コイルの移動が所定の寸法に達
    する地点で前記棒状体を後退させるように構成したこと
    を特徴とするコイルをバランスさせるための装置。
  3. 【請求項3】 コイル押し治具が周囲を面取りされた平
    面よりなるコイル押圧部を備えてなる請求項2記載のコ
    イルをバランスさせるための装置。
  4. 【請求項4】 コイル押し治具が半球状または半楕円球
    状の面よりなるコイル押圧部を備えてなる請求項2記載
    のコイルをバランスさせるための装置。
  5. 【請求項5】 コイル押し治具が中央部より階段状に高
    さを違えたコイル押圧部を備えてなる請求項2記載のコ
    イルをバランスさせるための装置。
  6. 【請求項6】 階段状のコイル押圧部の各段間に、相互
    に巻ピッチの異なるコイル間へ挿入されるコイル間検出
    部を突設した請求項5記載のコイルをバランスさせるた
    めの装置。
  7. 【請求項7】 コイル押し治具がその外側端部にコイル
    を係止するための突起部を備えてなる請求項4ないし6
    のいずれかに記載のコイルをバランスさせるための装
    置。
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