JP3140037U - ベンチシート - Google Patents

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勇樹 渡辺
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株式会社ラケットショップフジ
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Abstract

【課題】 球技の審判台や椅子、観戦用の椅子に容易に着脱可能に設置して快適かつ衛生的に着座することができ、床に敷くことで冷たさや硬さ、ユニフォームの汚れを気にすることなくストレッチ用のシートとして利用することもできる、多用途で優れた効果を奏するとともにコンパクトに収納可能なベンチシートを提供することを目的とする。
【解決手段】 長方形に形成された表側シートと裏側シートを重ね合わせて、長辺の約5分の1の長さを折返し部として裏側に折り返すことで袋部を形成した本体と、該本体の長辺を4分割、短辺を2分割するように表側シートと裏側シートを重ね合わせて縫製部を設け、マス目状に分割部を備え、該分割部のそれぞれには、表側シートと裏側シートとの間にクッション材を挟み込んで備えた。
【選択図】図1

Description

本考案は、テニス、ソフトテニス、バトミントンなどの審判用の椅子や観戦用椅子などに敷くシートに関する。
テニス、ソフトテニス、バトミントンなどの球技の試合では、審判がコートの中央サイドの審判台や適宜な背もたれ付き椅子でジャッジを行う。その際、対戦して負けた側が審判を行うということがよく行われている。このような場合、試合直後の審判は相応の運動により体温が上昇し全身に相当量の発汗をする。気温の低い冬場であってもこのような状態になることは通例であり、夏場であればこれにもまして全身に相当量の発汗をすることになる。このように全身に相当量の発汗をした状態で、審判台や椅子に着座すると、大腿部の裏側と椅子の座面が汗でベタ付き、甚だ不快かつ不衛生な状態となる。そこで審判はタオルなどを座面に敷いて汗を吸い取るようにしている。
また、審判台は一般的にパイプフレームとスノコ状の座面とからなるものが多く、このような審判台の背もたれは、横方向のパイプフレーム1本のみで形成されている。この背もたれは審判の後方への落下防止を目的として主に備えるものなので、もたれかかるとパイプフレームが背中に当たり甚だ痛く具合が悪い。そこで審判はもたれかかる際、タオルなどをパイプフレームに掛けて背中が痛くならないようにしている。
さらに、観戦用の椅子は座面や背もたれを別体や一体に樹脂で形成したタイプが多く、冷たさや硬さで長時間の観戦を妨げ、濡れていたり汚れていたりする場合は、衣服が汚れてしまう。そこで観戦者はタオルや衣服、持参した座布団を座面に敷いて試合を観戦している。
さらにまた、試合や練習前後にストレッチ運動を行うことは、身体各部や精神面の緊張を解したり、怪我の予防のために極めて重要なものである。多くの選手は屋外、屋内を問わず床で直にストレッチング運動を行っている。しかしながら、床の冷たさや硬さが逆効果となったり、濡れていたり汚れていたりする場合は、ユニフォームが汚れてしまう。
本考案のテニス、ソフトテニス、バトミントン、卓球などの審判用の椅子や観戦用椅子などに敷くシートに類する先行技術は特に検出されないが、一般的技術として以下の自動車用の座席カバーを特許文献として引用する。
特開平9−224788号公報(特許文献1)に開示された「自動車用座席を保護するための座席カバー」は、自動車用座席を保護するための、工場用の使い捨て座席カバーで、座席の背もたれを部分的に収容する袋状部を形成し、背もたれの上方から被せて使用するものである。
特開平9−224788号公報
前述の背景技術で述べたとおり、試合後の非常に発汗量の多い状態で、審判台や椅子に着座した際の、大腿部裏側と椅子の座面の汗によるベタ付き、
また、背もたれを横方向のパイプフレーム1本のみで形成している審判台にもたれかかった際の背中の痛み、
さらに、観戦用の椅子の座面の冷たさや硬さによる長時間の観戦の妨げ、濡れていたり汚れていたりする場合の衣服の汚れ、
さらにまた、ストレッチ運動を行う際の床の冷たさや硬さ、濡れていたり汚れていたりする場合は、ユニフォームの汚れといった課題があった。
そこで、本考案は上記した課題を考慮し、球技の審判台や椅子、観戦用の椅子に容易に着脱可能に設置して快適かつ衛生的に着座することができ、床に敷くことで冷たさや硬さ、ユニフォームの汚れを気にすることなくストレッチ用のシートとして利用することができる、容易にコンパクトに収納可能なベンチシートを提供することを目的とするものである。
かかる課題を解決するために、本考案の請求項1によれば、長方形に形成された表側シートと裏側シートを重ね合わせて、長辺の約5分の1の長さを折返し部として裏側に折り返すことで袋部を形成した本体と、
該本体の長辺を4分割、短辺を2分割するように表側シートと裏側シートを重ね合わせて縫製部を設け、マス目状に分割部を備え、
該分割部のそれぞれには、表側シートと裏側シートとの間にクッション材を挟み込んで備えたことで解決される。
本考案のベンチシートは、長方形に形成された表側シートと裏側シートを重ね合わせて、長辺の約5分の1の長さを折返し部として裏側に折り返すことで袋部を形成した本体と、該本体の長辺を4分割、短辺を2分割するように表側シートと裏側シートを重ね合わせて縫製部を設け、マス目状に分割部を備え、該分割部のそれぞれには、表側シートと裏側シートとの間にクッション材を挟み込んで備えたので、本体の裏側端部に備えられた袋部を椅子の背もたれに被せることで安定して脱落することなく装着することができ、汗をかいた状態で着座しても、座面がベタ付いたり、不衛生になることがなく、クッション材と合わせて快適に着座することが可能となった。
また、縫製部にはクッション材を重ねて縫製していないので、シートの布素材を傷めることなく容易に2つ折りや4つ折り、8つ折りにしてコンパクトに折り畳んで収納することを可能としたので、例えば二つ折りにすれば厚みが倍になり、床に敷いて観戦するような場合でも、さらにクッション性、保温性、断熱性が増して快適性を向上させることが可能となった。
さらに、広げてシート状にして床に敷くことで、冷たい床や硬い床、そして濡れた床や汚れた床でも、クッション性、保温性、断熱性により、快適でかつユニフォームや衣服を汚すことのない多用途で優れた効果を奏するベンチシートを提供することが可能となったものである。
本考案のベンチシートについて、図1から4を参照して詳細に説明する。図1は本考案の正面図、図2は背面図、図3は底面図、図4は図1におけるA−A線断面図である。なお、図3と4は、図1と2に対して解りやすいように拡大してある。
本体(1)は、撥水性の高いポリエステルやナイロンタフタなどの布素材からなり、長方形に形成された表側シート(1a)と裏側シート(1b)を重ね合わせて、長辺の約5分の1の長さを折返し部(2)として裏側に折り返すことで袋部(2a)を形成する。
そして本体(1)の長辺を4分割、短辺を2分割するように表側シート(1a)と裏側シート(1b)を重ね合わせて縫製部(1c)を設け、マス目状に分割部(1d)を備えた。そして分割部(1d)それぞれには、表側シート(1a)と裏側シート(1b)の間にクッション材(3)を挟み込んで備えた。
クッション材(3)は、クッション性、保温性、断熱性を得るため、ポリエステル綿や、発泡ネオプレーンゴムなどの素材からなる。
本体(1)の長辺端部近傍の上下には、本体(1)を折り畳むための面ファスナー雄(4a)を備えたベルト(4)と面ファスナー雌(4b)を備えた。
このように構成された本考案のベンチシートを図5から8の使用状態を示す図を用いて説明する。図5は本考案のベンチシートを椅子(5)に装着した状態を示したもので、本体(1)の折返し部(2)の裏に形成された袋部(2a)を、椅子(5)の背もたれ(5a)に被せることで安定して脱落することなく装着することができる。また、縫製部(1c)にはクッション材(3)を重ねて縫製していないので、背もたれ(5a)と座面(5b)に沿って極めて容易に屈曲して装着することが可能である。
このように装着されたベンチシートに汗をかいた状態で着座しても、座面のベタ付きを解消するとともに、不衛生になることがなく、クッション材(3)と合わせて快適に着座することが可能となった。
図6は、本考案のベンチシートを椅子(5)の座面(5b)に敷いた状態を示したもので、本体(1)を長辺の中央の縫製部(1c)で180°屈曲させて2つ折りにした。前述同様、縫製部(1c)にはクッション材(3)を重ねて縫製していないので、極めて容易に屈曲することが可能であり、180°屈曲させて2つ折りにしてもまったく本体(1)の表側シート(1a)と裏側シートにストレスを与えて布素材を傷めることがないといった効果を奏する。そして2つ折りにすることで厚みが倍になるので、床に敷いて観戦するような場合でも、さらにクッション性、保温性、断熱性が増して快適性を向上させることが可能となった。
図7は、本考案のベンチシートを床に敷いた状態を示したもので、そのまま敷くことで、冷たい床や硬い床、そして濡れた床や汚れた床でも、クッション性、保温性、断熱性のある快適かつユニフォームや衣服を汚すことのないストレッチ用のシートとして使用することが可能となった。
また、図7に示すように袋部(2a)にはタオルを畳んで入れることもできる。このようにすることで、仰向けや横臥状態でストレッチを快適に行うことができる。さらに、休息用の枕付きのシートとして使用することも可能であり、試合時の傷病者の救護用の簡易的なシートとして多用途に使用することが可能となった。
図8は、本考案のベンチシートを縫製部(1c)に沿って最小に畳んだ状態を示したもので、本体(1)の長辺端部近傍の上下に備えたベルト(4)の面ファスナー雄(4a)と面ファスナー雌(4b)とで止着固定して折り畳み状態を維持したものである。
本体(1)は、前述同様に縫製部(1c)にクッション材(3)を重ねて縫製していないので、極めて容易に屈曲することが可能であり、180°屈曲させて2つ折りはもとより4つ折り、8つ折りにしてもまったく本体(1)の表側シート(1a)と裏側シートにストレスを与えて布素材を傷めることがなく容易に折り畳むことが可能となった。
本体(1)の布素材は、撥水性の高いポリエステルやナイロンタフタなどとしたが、所望の目的に応じて吸水性の高い素材や、冷感や温感を得られる素材を適宜使用することができる。また、クッション材(3)は、クッション性、保温性、断熱性を得るため、ポリエステル綿や、発泡ネオプレーンゴムなどの素材からなるが、必要に応じてクッション材(3)の厚みや量を増加させたり、表面にアルミ蒸着加工した素材を用いれば、さらにクッション性、保温性、断熱性などの効果を向上することが可能となる。
本考案の正面図である。 本考案の背面図である。 本考案の底面図である。 本考案のA−A線断面図である。 本考案の使用状態を示す図である。 本考案の使用状態を示す図である。 本考案の使用状態を示す図である。 本考案の使用状態を示す図である。
符号の説明
1 本体
1a 表側シート
1b 裏側シート
1c 縫製部
1d 分割部
2 折返し部
2a 袋部
3 クッション材
4 ベルト
4a 面ファスナー雄
4b 面ファスナー雌
5 椅子
5a 背もたれ
5b 座面
6 タオル

Claims (1)

  1. 長方形に形成された表側シートと裏側シートを重ね合わせて、長辺の約5分の1の長さを折返し部々して裏側に折り返すことで袋部を形成した本体と、該本体の長辺を4分割、短辺を2分割するように表側シートと裏側シートを重ね合わせて縫製部を設けてマス目状に分割部を備え、該分割部のそれぞれには、表側シートと裏側シートとの間にクッション材を挟み込んで備えたことを特徴とするベンチシート。
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