JP3140104B2 - 円形固定式溶融炉 - Google Patents
円形固定式溶融炉Info
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- JP3140104B2 JP3140104B2 JP03253046A JP25304691A JP3140104B2 JP 3140104 B2 JP3140104 B2 JP 3140104B2 JP 03253046 A JP03253046 A JP 03253046A JP 25304691 A JP25304691 A JP 25304691A JP 3140104 B2 JP3140104 B2 JP 3140104B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、都市ごみ等の焼却灰や
下水汚泥或いは産業廃棄物等を溶融処理する為の円形固
定式溶融炉に関する。
下水汚泥或いは産業廃棄物等を溶融処理する為の円形固
定式溶融炉に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、都市ごみ等の焼却灰はその多く
が埋め立て処理されている。しかし、近年、埋め立て地
の確保が年々困難になりつつあり、焼却灰の有効利用や
減容化が要請されている。ところで、都市ごみ等は、焼
却することによりその容積が約10%に減容し、更にそ
の焼却灰を溶融処理してスラグにすると約3%に減容す
る。又、焼却灰を溶融処理してスラグにすると、単に容
積が減少するばかりでなく、重金属の溶出がなくなり、
骨材や路盤材等への有効利用が可能となる。従って、最
近は焼却灰の溶融処理が行われるようになりつつある。
又、焼却灰のみならず、汚泥や産業廃棄物の溶融処理も
行われつつある。従来、焼却灰や下水汚泥等(以下被溶
融物と云う)を溶融処理する装置としては、円形回転式
溶融炉、角形固定式溶融炉、電気式溶融炉が広く知られ
て居り、中でも円形回転式溶融炉が多く利用されてい
る。
が埋め立て処理されている。しかし、近年、埋め立て地
の確保が年々困難になりつつあり、焼却灰の有効利用や
減容化が要請されている。ところで、都市ごみ等は、焼
却することによりその容積が約10%に減容し、更にそ
の焼却灰を溶融処理してスラグにすると約3%に減容す
る。又、焼却灰を溶融処理してスラグにすると、単に容
積が減少するばかりでなく、重金属の溶出がなくなり、
骨材や路盤材等への有効利用が可能となる。従って、最
近は焼却灰の溶融処理が行われるようになりつつある。
又、焼却灰のみならず、汚泥や産業廃棄物の溶融処理も
行われつつある。従来、焼却灰や下水汚泥等(以下被溶
融物と云う)を溶融処理する装置としては、円形回転式
溶融炉、角形固定式溶融炉、電気式溶融炉が広く知られ
て居り、中でも円形回転式溶融炉が多く利用されてい
る。
【0003】図5は従来の円形回転式溶融炉の一例を示
す縦断面図であって、当該溶融炉は、底壁中央部にスラ
グ排出口35を有し、軸芯回りに回転自在に支持された
有底筒状の炉外筒体36と、炉外筒体36を回転させる
回転駆動装置37と、炉外筒体36内に昇降自在に設け
られ、底部が炉の天井壁38になって炉外筒体36との
間に燃焼室39を形成する炉内筒体40と、炉内筒体4
0を昇降させる昇降駆動装置41と、天井壁38に設け
られたバーナ42と、炉外筒体36の側壁と炉内筒体4
0の側壁との間に形成された環状の垂直供給路の一個所
に焼却灰等の被溶融物43を投入する供給ホッパ44等
から構成されている。尚、図5に於いて、45は炉外筒
体36の支持ローラ、46は冷却水ジャケット、47は
シール機構、48は二次燃焼室、49は二次燃焼室用バ
ーナ、50は水封式スラグコンベヤ、51は煙道であ
る。
す縦断面図であって、当該溶融炉は、底壁中央部にスラ
グ排出口35を有し、軸芯回りに回転自在に支持された
有底筒状の炉外筒体36と、炉外筒体36を回転させる
回転駆動装置37と、炉外筒体36内に昇降自在に設け
られ、底部が炉の天井壁38になって炉外筒体36との
間に燃焼室39を形成する炉内筒体40と、炉内筒体4
0を昇降させる昇降駆動装置41と、天井壁38に設け
られたバーナ42と、炉外筒体36の側壁と炉内筒体4
0の側壁との間に形成された環状の垂直供給路の一個所
に焼却灰等の被溶融物43を投入する供給ホッパ44等
から構成されている。尚、図5に於いて、45は炉外筒
体36の支持ローラ、46は冷却水ジャケット、47は
シール機構、48は二次燃焼室、49は二次燃焼室用バ
ーナ、50は水封式スラグコンベヤ、51は煙道であ
る。
【0004】而して、供給ホッパ44により環状の垂直
供給路の一個所に焼却灰等の被溶融物43を投入する
と、被溶融物43は炉外筒体36が回転していることと
も相俟って燃焼室39内にすり鉢状で且つ環状に堆積さ
れる。燃焼室39内に堆積した被溶融物43は、バーナ
42の燃焼によりその表面が20〜30mm位溶融して
スラグとなり、すり鉢状の表面を流下してスラグ排出口
35から二次燃焼室48を経て水封式スラグコンベヤ5
0に落下し、黒色粒状の砂状物となって排出される。そ
して、溶融の進行に伴って溶融面のレベルが低下する
と、被燃焼物43が環状の垂直供給路から順次落下して
溶融面に供給される。一方、燃焼室39内の高温の燃焼
ガスは、スラグ排出口35から排出され、二次燃焼室4
8を通って煙道51から排出される。この円形回転式溶
融炉は、被溶融物43によって燃焼室39周囲に環状の
層を形成し、被溶融物43の層の表面を溶融するように
している為、炉外筒体36の側壁からの熱損失が極めて
少なく、又、溶融炉にありがちな側壁の耐火物の溶損を
防止できる等、優れた利点がある。
供給路の一個所に焼却灰等の被溶融物43を投入する
と、被溶融物43は炉外筒体36が回転していることと
も相俟って燃焼室39内にすり鉢状で且つ環状に堆積さ
れる。燃焼室39内に堆積した被溶融物43は、バーナ
42の燃焼によりその表面が20〜30mm位溶融して
スラグとなり、すり鉢状の表面を流下してスラグ排出口
35から二次燃焼室48を経て水封式スラグコンベヤ5
0に落下し、黒色粒状の砂状物となって排出される。そ
して、溶融の進行に伴って溶融面のレベルが低下する
と、被燃焼物43が環状の垂直供給路から順次落下して
溶融面に供給される。一方、燃焼室39内の高温の燃焼
ガスは、スラグ排出口35から排出され、二次燃焼室4
8を通って煙道51から排出される。この円形回転式溶
融炉は、被溶融物43によって燃焼室39周囲に環状の
層を形成し、被溶融物43の層の表面を溶融するように
している為、炉外筒体36の側壁からの熱損失が極めて
少なく、又、溶融炉にありがちな側壁の耐火物の溶損を
防止できる等、優れた利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、溶融面への
被溶融物43の供給を被溶融物43の安息角(すり鉢状
の傾斜面と炉底とのなす角度)による自然崩落に頼って
いると、図6に示すように被溶融物43の層の表面が実
線位置から破線位置まで溶け込まないと、被溶融物43
の崩落が望めなく、このような状態になると、炉底が露
出して炉底の耐火物が溶損すると云う問題がある。そこ
で、このような現象を防止する為に従来の円形回転式溶
融炉では、炉内筒体40を昇降駆動装置41により昇降
させて溶融面への被溶融物43の供給が容易に行われる
ようにしている。ところが、従来の円形回転式溶融炉の
ように炉内筒体40を運転中に昇降させると、バーナ4
2への燃料供給管や燃焼用空気供給管、炉外筒体36や
天井壁38の冷却水ジャケット46への冷却水の供給・
排出装置等を全てフレキシブルにする必要があり、溶融
炉自体の構造が極めて複雑化すると云う問題がある。
又、従来の円形回転式溶融炉は、炉内筒体40を昇降駆
動し、炉外筒体36も回転駆動するようにしている為、
多数のシール機構47が必要になって構造がより一層複
雑になると共に、かなりの駆動力が必要になると云う問
題がある。然も、メンテナンスも容易に行えなくなる。
更に、従来の円形回転式溶融炉では、環状の垂直供給路
に供給された被溶融物43が圧縮状態で堆積される為、
炉外筒体36や炉内筒体40が回転・昇降運動している
にも拘わらず、溶融面のレベルが低下しても被溶融物4
3が崩落し難くかったり、或いは崩落しないことがあっ
た。その結果、被溶融物43を溶融面へ均一且つ円滑に
供給できないと云う問題があった。
被溶融物43の供給を被溶融物43の安息角(すり鉢状
の傾斜面と炉底とのなす角度)による自然崩落に頼って
いると、図6に示すように被溶融物43の層の表面が実
線位置から破線位置まで溶け込まないと、被溶融物43
の崩落が望めなく、このような状態になると、炉底が露
出して炉底の耐火物が溶損すると云う問題がある。そこ
で、このような現象を防止する為に従来の円形回転式溶
融炉では、炉内筒体40を昇降駆動装置41により昇降
させて溶融面への被溶融物43の供給が容易に行われる
ようにしている。ところが、従来の円形回転式溶融炉の
ように炉内筒体40を運転中に昇降させると、バーナ4
2への燃料供給管や燃焼用空気供給管、炉外筒体36や
天井壁38の冷却水ジャケット46への冷却水の供給・
排出装置等を全てフレキシブルにする必要があり、溶融
炉自体の構造が極めて複雑化すると云う問題がある。
又、従来の円形回転式溶融炉は、炉内筒体40を昇降駆
動し、炉外筒体36も回転駆動するようにしている為、
多数のシール機構47が必要になって構造がより一層複
雑になると共に、かなりの駆動力が必要になると云う問
題がある。然も、メンテナンスも容易に行えなくなる。
更に、従来の円形回転式溶融炉では、環状の垂直供給路
に供給された被溶融物43が圧縮状態で堆積される為、
炉外筒体36や炉内筒体40が回転・昇降運動している
にも拘わらず、溶融面のレベルが低下しても被溶融物4
3が崩落し難くかったり、或いは崩落しないことがあっ
た。その結果、被溶融物43を溶融面へ均一且つ円滑に
供給できないと云う問題があった。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みて為さ
れたものであり、溶融炉自体の構造の簡略化を図れると
共に、メンテナンスを容易に行え、然も、溶融面へ焼却
灰等の被溶融物を均一且つ円滑に供給できる円形固定式
溶融炉を提供するにある。
れたものであり、溶融炉自体の構造の簡略化を図れると
共に、メンテナンスを容易に行え、然も、溶融面へ焼却
灰等の被溶融物を均一且つ円滑に供給できる円形固定式
溶融炉を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明の請求項1の円形固定式溶融炉は、固定状態
で設置され、底壁中央部にスラグ排出口を形成した有底
筒状の炉本体と、炉本体の上方開口部に固定状態で配置
され、炉本体との間に燃焼室を形成すると共に、炉本体
の周壁上端部との間に環状の供給路を形成する天井壁
と、天井壁に設けられたバーナと、環状の供給路に配設
され、供給路の一個所に供給された焼却灰等の被溶融物
を燃焼室周囲に均等に分配すると共にこれを強制的に燃
焼室中央側へ送り込んで燃焼室内にすり鉢状で且つ環状
の被溶融物の層を形成する分配供給装置とを具備して居
り、前記分配供給装置は、環状の供給路付近に回転自在
に配設された環状フレームと、環状フレームの内周面に
等間隔毎に設けられて供給路に供給された被溶融物を燃
焼室周囲に均等に分配する多数の分配用ベーンと、分配
用ベーンと略同じ高さ位置で且つ環状フレーム内周面に
被溶融物の安息角に沿うように設けられて被溶融物層の
上層部分を燃焼室中央側へ強制的に押し出す押出し用ベ
ーンとから成るものである。又、本発明の請求項2の円
形固定式溶融炉は、固定状態で設置され、底壁中央部に
スラグ排出口を形成した有底筒状の炉本体と、炉本体の
上方開口部に固定状態で配置され、炉本体との間に燃焼
室を形成すると共に、炉本体の周壁上端部との間に環状
の供給路を形成する天井壁と、天井壁に設けられたバー
ナと、環状の供給路の一個所に焼却灰等の被溶融物を定
量宛供給する定量供給装置と、環状の供給路に配設さ
れ、定量供給装置から供給された被溶融物を燃焼室周囲
に均等に分配すると共にこれを強制的に燃焼室中央側へ
送り込んで燃焼室内にすり鉢状で且つ環状の被溶融物の
層を形成する分配供給装置と、環状の供給路に設けら
れ、被溶融物の層の高さを計測するセンサーとを具備し
て居り、前記定量供給装置は、センサーによる被溶融物
層の高さの検出に基づいて稼働するように制御され、
又、前記分配供給装置は、環状の供給路付近に回転自在
に配設された環状フレームと、環状フレームの内周面に
等間隔毎に設けられて供給路に供給された被溶融物を燃
焼室周囲に均等に分配する多数の分配用ベーンと、分配
用ベーンと略同じ高さ位置で且つ環状フレーム内周面に
被溶融物の安息角に沿うように設けられて 被溶融物層の
上層部分を燃焼室中央側へ強制的に押し出す押出し用ベ
ーンとから成るものである。
に、本発明の請求項1の円形固定式溶融炉は、固定状態
で設置され、底壁中央部にスラグ排出口を形成した有底
筒状の炉本体と、炉本体の上方開口部に固定状態で配置
され、炉本体との間に燃焼室を形成すると共に、炉本体
の周壁上端部との間に環状の供給路を形成する天井壁
と、天井壁に設けられたバーナと、環状の供給路に配設
され、供給路の一個所に供給された焼却灰等の被溶融物
を燃焼室周囲に均等に分配すると共にこれを強制的に燃
焼室中央側へ送り込んで燃焼室内にすり鉢状で且つ環状
の被溶融物の層を形成する分配供給装置とを具備して居
り、前記分配供給装置は、環状の供給路付近に回転自在
に配設された環状フレームと、環状フレームの内周面に
等間隔毎に設けられて供給路に供給された被溶融物を燃
焼室周囲に均等に分配する多数の分配用ベーンと、分配
用ベーンと略同じ高さ位置で且つ環状フレーム内周面に
被溶融物の安息角に沿うように設けられて被溶融物層の
上層部分を燃焼室中央側へ強制的に押し出す押出し用ベ
ーンとから成るものである。又、本発明の請求項2の円
形固定式溶融炉は、固定状態で設置され、底壁中央部に
スラグ排出口を形成した有底筒状の炉本体と、炉本体の
上方開口部に固定状態で配置され、炉本体との間に燃焼
室を形成すると共に、炉本体の周壁上端部との間に環状
の供給路を形成する天井壁と、天井壁に設けられたバー
ナと、環状の供給路の一個所に焼却灰等の被溶融物を定
量宛供給する定量供給装置と、環状の供給路に配設さ
れ、定量供給装置から供給された被溶融物を燃焼室周囲
に均等に分配すると共にこれを強制的に燃焼室中央側へ
送り込んで燃焼室内にすり鉢状で且つ環状の被溶融物の
層を形成する分配供給装置と、環状の供給路に設けら
れ、被溶融物の層の高さを計測するセンサーとを具備し
て居り、前記定量供給装置は、センサーによる被溶融物
層の高さの検出に基づいて稼働するように制御され、
又、前記分配供給装置は、環状の供給路付近に回転自在
に配設された環状フレームと、環状フレームの内周面に
等間隔毎に設けられて供給路に供給された被溶融物を燃
焼室周囲に均等に分配する多数の分配用ベーンと、分配
用ベーンと略同じ高さ位置で且つ環状フレーム内周面に
被溶融物の安息角に沿うように設けられて 被溶融物層の
上層部分を燃焼室中央側へ強制的に押し出す押出し用ベ
ーンとから成るものである。
【0008】
【作用】焼却灰等の被溶融物は、定量供給装置により炉
本体と天井壁との間に形成された環状の供給路の一個所
に供給される。このとき、被溶融物は、分配供給装置に
より燃焼室周囲に均等に分配されると共に、燃焼室中央
側へ強制的に送り込まれ、燃焼室内にすり鉢状で且つ環
状に堆積される。即ち、被溶融物は、分配供給装置の回
転自在な環状フレームに設けた分配用ベーンにより燃焼
室周囲に均等に分配され、同じく環状フレームに設けた
押出し用ベーンにより燃焼室中央側へ強制的に押し出さ
れる。その結果、被溶融物は、燃焼室内にすり鉢状で且
つ環状に堆積される。燃焼室内に堆積した被溶融物は、
バーナの燃焼によりその表面が溶融してスラグとなり、
すり鉢状の表面を流下して炉本体のスラグ排出口から流
下する。そして、被溶融物の層の高さが一定以下に低下
すると、これをセンサーが検出し、これに基づいて定量
供給装置を稼働させる。これによって、溶融炉へは適当
な時期に被溶融物が定量宛供給される。その結果、燃焼
室内に供給される被溶融物の量を一定範囲に維持でき、
溶融処理を良好に行える定量供給装置により供給された
被溶融物は、上記と同様にして分配用ベーンにより燃焼
室周囲に均等に分配されると共に、押出し用ベーンによ
り燃焼室中央側へ強制的に押し出され、溶融面に均一且
つ円滑に供給される。溶融面に供給された被溶融物は、
バーナの燃焼により溶融し、すり鉢状の表面を流下して
炉本体のスラグ排出口から排出される。この円形固定式
溶融炉は、炉本体や天井壁が固定式である為、構造の大
幅な簡略化やコスト低減を図れると共に、メンテナンス
も容易に行え、駆動力も小さくて済む。
本体と天井壁との間に形成された環状の供給路の一個所
に供給される。このとき、被溶融物は、分配供給装置に
より燃焼室周囲に均等に分配されると共に、燃焼室中央
側へ強制的に送り込まれ、燃焼室内にすり鉢状で且つ環
状に堆積される。即ち、被溶融物は、分配供給装置の回
転自在な環状フレームに設けた分配用ベーンにより燃焼
室周囲に均等に分配され、同じく環状フレームに設けた
押出し用ベーンにより燃焼室中央側へ強制的に押し出さ
れる。その結果、被溶融物は、燃焼室内にすり鉢状で且
つ環状に堆積される。燃焼室内に堆積した被溶融物は、
バーナの燃焼によりその表面が溶融してスラグとなり、
すり鉢状の表面を流下して炉本体のスラグ排出口から流
下する。そして、被溶融物の層の高さが一定以下に低下
すると、これをセンサーが検出し、これに基づいて定量
供給装置を稼働させる。これによって、溶融炉へは適当
な時期に被溶融物が定量宛供給される。その結果、燃焼
室内に供給される被溶融物の量を一定範囲に維持でき、
溶融処理を良好に行える定量供給装置により供給された
被溶融物は、上記と同様にして分配用ベーンにより燃焼
室周囲に均等に分配されると共に、押出し用ベーンによ
り燃焼室中央側へ強制的に押し出され、溶融面に均一且
つ円滑に供給される。溶融面に供給された被溶融物は、
バーナの燃焼により溶融し、すり鉢状の表面を流下して
炉本体のスラグ排出口から排出される。この円形固定式
溶融炉は、炉本体や天井壁が固定式である為、構造の大
幅な簡略化やコスト低減を図れると共に、メンテナンス
も容易に行え、駆動力も小さくて済む。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の実施例に係る円形固定式溶
融炉の概略縦断面図であり、1は炉本体、2は天井壁、
3はバーナ、4は定量供給装置、5はセンサー、6は分
配供給装置、7はフレーム、8はシール機構、9は二次
燃焼室、10は水冷式スラグカッター、11は水封式ス
ラグコンベヤ、12は温度コントロール用水噴射バー
ナ、13は空気予熱器である。
に説明する。図1は本発明の実施例に係る円形固定式溶
融炉の概略縦断面図であり、1は炉本体、2は天井壁、
3はバーナ、4は定量供給装置、5はセンサー、6は分
配供給装置、7はフレーム、8はシール機構、9は二次
燃焼室、10は水冷式スラグカッター、11は水封式ス
ラグコンベヤ、12は温度コントロール用水噴射バー
ナ、13は空気予熱器である。
【0010】前記炉本体1は、有底筒状を呈し、内周面
が耐火煉瓦等の耐火物で覆われた周壁14と内面が同じ
く耐火煉瓦等の耐火物で覆われた底壁15から成り、床
面に立設したフレーム7に固定状態で設置されている。
又、底壁15の中央部にはスラグ並びに燃焼ガスを排出
する為のスラグ排出口16が形成され、その近傍位置に
は冷却水ジャケット17が埋設されている。
が耐火煉瓦等の耐火物で覆われた周壁14と内面が同じ
く耐火煉瓦等の耐火物で覆われた底壁15から成り、床
面に立設したフレーム7に固定状態で設置されている。
又、底壁15の中央部にはスラグ並びに燃焼ガスを排出
する為のスラグ排出口16が形成され、その近傍位置に
は冷却水ジャケット17が埋設されている。
【0011】前記天井壁2は、耐火煉瓦等の耐火物で形
成されて居り、炉本体1の上方開口部に配置され、フレ
ーム7に固定支持されている。これによって、炉本体1
と天井壁2との間に燃焼室18が形成されると共に、炉
本体1の周壁14上端部と天井壁2の周縁部との間に環
状の供給路19が形成されることになる。又、天井壁2
の上面には冷却水ジャケット20が設置され、天井壁2
の周縁部には筒状の内周壁21が連設されている。
成されて居り、炉本体1の上方開口部に配置され、フレ
ーム7に固定支持されている。これによって、炉本体1
と天井壁2との間に燃焼室18が形成されると共に、炉
本体1の周壁14上端部と天井壁2の周縁部との間に環
状の供給路19が形成されることになる。又、天井壁2
の上面には冷却水ジャケット20が設置され、天井壁2
の周縁部には筒状の内周壁21が連設されている。
【0012】前記バーナ3は、天井壁2の中央部に設け
られている。本実施例では、スラグ排出口16がバーナ
3の直下に位置するので、バーナ3には重油を燃料とす
る広角旋回流バーナが使用されて居り、火炎が充分に広
がって焼却灰等の被溶融物22の表面に沿って流れるよ
うにしている。尚、バーナ3にはガスバーナを使用して
良い。
られている。本実施例では、スラグ排出口16がバーナ
3の直下に位置するので、バーナ3には重油を燃料とす
る広角旋回流バーナが使用されて居り、火炎が充分に広
がって焼却灰等の被溶融物22の表面に沿って流れるよ
うにしている。尚、バーナ3にはガスバーナを使用して
良い。
【0013】前記定量供給装置4は、環状の供給路19
の上方に配設され、供給路19の一個所に焼却灰等の被
溶融物22をシール性を維持しながら定量宛供給するも
のである。本実施例では、定量供給装置4にはロータリ
ーフィーダが使用されて居り、これは、図3に示す如
く、環状の供給路19に連通する角筒状のケーシング2
3と、ケーシング23内に回転自在に配設され、焼却灰
等の被溶融物22を定量宛送り込むロータ24と、ケー
シング23内に揺動自在に支持され、ロータ24に密接
してシール性を維持するシール板25と、ロータ24を
回転駆動する駆動用モータ(図示省略)等から構成され
ている。尚、定量供給装置4にはスクリューフィーダー
やプッシャー等を使用しても良い。そして、定量供給装
置4は、被溶融物22の層の高さを計測するセンサー5
に連動されて居り、センサー5による被溶融物22の層
の高さの検出に基づいて稼働するように制御されてい
る。即ち、環状の供給路19内に被溶融物22の層の高
さを計測するセンサー5が設けられて居り、被溶融物2
2の層の高さが一定以下に低下すると、これをセンサー
5が検出し、これに基づいてコントローラ(図示省略)
が定量供給装置4を稼働させ、被溶融物22が供給路1
9へ定量宛供給されるようになっている。尚、センサー
5には光電管やマイクロウエーブが使用されている
の上方に配設され、供給路19の一個所に焼却灰等の被
溶融物22をシール性を維持しながら定量宛供給するも
のである。本実施例では、定量供給装置4にはロータリ
ーフィーダが使用されて居り、これは、図3に示す如
く、環状の供給路19に連通する角筒状のケーシング2
3と、ケーシング23内に回転自在に配設され、焼却灰
等の被溶融物22を定量宛送り込むロータ24と、ケー
シング23内に揺動自在に支持され、ロータ24に密接
してシール性を維持するシール板25と、ロータ24を
回転駆動する駆動用モータ(図示省略)等から構成され
ている。尚、定量供給装置4にはスクリューフィーダー
やプッシャー等を使用しても良い。そして、定量供給装
置4は、被溶融物22の層の高さを計測するセンサー5
に連動されて居り、センサー5による被溶融物22の層
の高さの検出に基づいて稼働するように制御されてい
る。即ち、環状の供給路19内に被溶融物22の層の高
さを計測するセンサー5が設けられて居り、被溶融物2
2の層の高さが一定以下に低下すると、これをセンサー
5が検出し、これに基づいてコントローラ(図示省略)
が定量供給装置4を稼働させ、被溶融物22が供給路1
9へ定量宛供給されるようになっている。尚、センサー
5には光電管やマイクロウエーブが使用されている
【0014】前記分配供給装置6は、環状の供給路19
に配設され、定量供給装置4から供給路19の一個所に
供給された被溶融物22を燃焼室18周囲に均等に分配
すると共にこれを燃焼室18中央側へ強制的に送り込ん
で燃焼室18内にすり鉢状で且つ環状の被溶融物22の
層を形成するものであり、環状フレーム26と、分配用
ベーン27と、押出し用ベーン28と、駆動機構29等
から構成されている。具体的には、環状フレーム26
は、天井壁2に連設された内周壁21に対向すべく供給
路19付近に配設されて居り、外周面に設けた環状のガ
イド杆30をフレーム7に配設した複数の支持ローラ3
1に支持させることによって、環状の供給路19に沿っ
て回転するように為されている。又、分配用ベーン27
は、図2に示す如く、板状を呈し、環状フレーム26の
内周面に等間隔毎で且つ直角に取り付けられて居り、環
状の供給路19の一個所に供給された被溶融物22を燃
焼室18周囲に均等に分配する作用をするものである。
更に、押出し用ベーン28は、図3に示す如く、環状フ
レーム26の内周面に被溶融物22の安息角θ(すり鉢
状の傾斜面と炉底とのなす角度)に沿うように斜め下向
きに一枚だけ取り付けられて居り、これによって被溶融
物22を安息角θ方向に押し込む作用をする。又、押出
し用ベーン28は、図4に示す如く、平面視に於いて楔
形状を呈し、その前面(回転方向の面)が環状フレーム
26に対して傾斜状態になって居り、環状フレーム26
が図4の矢印a方向に回転すると、被溶融物22を矢印
b方向へ押し込む作用をする。尚、押出し用ベーン28
は、複数枚設けるようにしても良い。そして、駆動機構
29は、環状フレーム26の外周面に等間隔毎に配設し
た複数のピン32と、ピン32に噛合するピン歯車33
と、ピン歯車33を回転駆動するギヤードモータ34等
から成り、ピン歯車33が回転すると、環状フレーム2
6が回転するようになっている。
に配設され、定量供給装置4から供給路19の一個所に
供給された被溶融物22を燃焼室18周囲に均等に分配
すると共にこれを燃焼室18中央側へ強制的に送り込ん
で燃焼室18内にすり鉢状で且つ環状の被溶融物22の
層を形成するものであり、環状フレーム26と、分配用
ベーン27と、押出し用ベーン28と、駆動機構29等
から構成されている。具体的には、環状フレーム26
は、天井壁2に連設された内周壁21に対向すべく供給
路19付近に配設されて居り、外周面に設けた環状のガ
イド杆30をフレーム7に配設した複数の支持ローラ3
1に支持させることによって、環状の供給路19に沿っ
て回転するように為されている。又、分配用ベーン27
は、図2に示す如く、板状を呈し、環状フレーム26の
内周面に等間隔毎で且つ直角に取り付けられて居り、環
状の供給路19の一個所に供給された被溶融物22を燃
焼室18周囲に均等に分配する作用をするものである。
更に、押出し用ベーン28は、図3に示す如く、環状フ
レーム26の内周面に被溶融物22の安息角θ(すり鉢
状の傾斜面と炉底とのなす角度)に沿うように斜め下向
きに一枚だけ取り付けられて居り、これによって被溶融
物22を安息角θ方向に押し込む作用をする。又、押出
し用ベーン28は、図4に示す如く、平面視に於いて楔
形状を呈し、その前面(回転方向の面)が環状フレーム
26に対して傾斜状態になって居り、環状フレーム26
が図4の矢印a方向に回転すると、被溶融物22を矢印
b方向へ押し込む作用をする。尚、押出し用ベーン28
は、複数枚設けるようにしても良い。そして、駆動機構
29は、環状フレーム26の外周面に等間隔毎に配設し
た複数のピン32と、ピン32に噛合するピン歯車33
と、ピン歯車33を回転駆動するギヤードモータ34等
から成り、ピン歯車33が回転すると、環状フレーム2
6が回転するようになっている。
【0015】次に、前記円形固定式溶融炉の作用につい
て説明する。焼却灰等の被溶融物22は、定量供給装置
4により炉本体1と天井壁2との間に形成された環状の
供給路19の一個所に供給される。このとき、被溶融物
22は、分配供給装置6により燃焼室18周囲に均等に
分配されると共に燃焼室18中央側へ強制的に送り込ま
れ、燃焼室18内にすり鉢状で且つ環状に堆積される。
即ち、被溶融物22は、分配供給装置6の回転自在な環
状フレーム26に設けた分配用ベーン27により燃焼室
18周囲に均等に分配され、同じく環状フレーム26に
設けた押出し用ベーン28により燃焼室18中央側へ強
制的に押し出される。その結果、被溶融物22は、燃焼
室18内にすり鉢状で且つ環状に堆積される。燃焼室1
8内に堆積した被溶融物22は、バーナ3の燃焼により
その表面が20〜30mm位溶融してスラグとなり、す
り鉢状の表面を流下してスラグ排出口16から二次燃焼
室9を経て水封式スラグコンベヤ11に落下し、黒色粒
状の砂状物となって排出される。尚、スラグがスラグ排
出口16から流下するときにつらら状になることがある
が、この場合にはスラグカッター10を進退移動させて
つらら状のスラグを切り落とす。これによって、スラグ
の排出が円滑に行われる。そして、被溶融物22の層の
高さが一定以下に低下すると、これをセンサー5が検出
し、これに基づいて定量供給装置4が稼働する。これに
よって、溶融炉へは適当な時期に被溶融物22が定量宛
供給される。その結果、燃焼室18内には常時一定量の
被溶融物22が供給されることになり、被溶融物22の
溶融処理が良好に行われる。定量供給装置4により供給
路19に供給された被溶融物22は、上記と同様にして
回転自在な環状フレーム26に設けた分配用ベーン27
により燃焼室18周囲に均等に分配されると共に、同じ
く環状フレーム26に設けた押出し用ベーン28により
燃焼室18中央側へ強制的に押し出され、溶融面に均一
且つ円滑に供給される。溶融面に供給された被溶融物2
2は、バーナ3の燃焼により溶融し、すり鉢状の表面を
流下して炉本体1のスラグ排出口16から排出される。
一方、燃焼室18内の高温の燃焼ガスは、スラグ排出口
16から排出され、二次燃焼室9、空気予熱器13等を
順次通って大気中に排出される。
て説明する。焼却灰等の被溶融物22は、定量供給装置
4により炉本体1と天井壁2との間に形成された環状の
供給路19の一個所に供給される。このとき、被溶融物
22は、分配供給装置6により燃焼室18周囲に均等に
分配されると共に燃焼室18中央側へ強制的に送り込ま
れ、燃焼室18内にすり鉢状で且つ環状に堆積される。
即ち、被溶融物22は、分配供給装置6の回転自在な環
状フレーム26に設けた分配用ベーン27により燃焼室
18周囲に均等に分配され、同じく環状フレーム26に
設けた押出し用ベーン28により燃焼室18中央側へ強
制的に押し出される。その結果、被溶融物22は、燃焼
室18内にすり鉢状で且つ環状に堆積される。燃焼室1
8内に堆積した被溶融物22は、バーナ3の燃焼により
その表面が20〜30mm位溶融してスラグとなり、す
り鉢状の表面を流下してスラグ排出口16から二次燃焼
室9を経て水封式スラグコンベヤ11に落下し、黒色粒
状の砂状物となって排出される。尚、スラグがスラグ排
出口16から流下するときにつらら状になることがある
が、この場合にはスラグカッター10を進退移動させて
つらら状のスラグを切り落とす。これによって、スラグ
の排出が円滑に行われる。そして、被溶融物22の層の
高さが一定以下に低下すると、これをセンサー5が検出
し、これに基づいて定量供給装置4が稼働する。これに
よって、溶融炉へは適当な時期に被溶融物22が定量宛
供給される。その結果、燃焼室18内には常時一定量の
被溶融物22が供給されることになり、被溶融物22の
溶融処理が良好に行われる。定量供給装置4により供給
路19に供給された被溶融物22は、上記と同様にして
回転自在な環状フレーム26に設けた分配用ベーン27
により燃焼室18周囲に均等に分配されると共に、同じ
く環状フレーム26に設けた押出し用ベーン28により
燃焼室18中央側へ強制的に押し出され、溶融面に均一
且つ円滑に供給される。溶融面に供給された被溶融物2
2は、バーナ3の燃焼により溶融し、すり鉢状の表面を
流下して炉本体1のスラグ排出口16から排出される。
一方、燃焼室18内の高温の燃焼ガスは、スラグ排出口
16から排出され、二次燃焼室9、空気予熱器13等を
順次通って大気中に排出される。
【0016】
【発明の効果】上述の通り、本発明の請求項1の円形固
定式溶融炉は、炉本体や天井壁を固定状態で設置し、炉
本体と天井壁との間に形成された環状の供給路に、焼却
灰等の被溶融物を燃焼室周囲に均等に分配する共に燃焼
室中央側へ強制的に送り込んで燃焼室内にすり鉢状で且
つ環状の被溶融物の層を形成する分配供給装置を配設す
る構成とした為、炉本体や天井壁を可動式にした従来の
円形回転式溶融炉のようにバーナへの燃料供給管や燃焼
用空気供給管、天井壁等の冷却水ジャケットへの冷却水
の供給・排出装置等を全てフレキシブルにしたり、或い
は多数のシール機構を必要とすると云うこともなく、溶
融炉自体の構造を大幅に簡略化できてコスト低減を図れ
ると共に、メンテナンスも極めて容易になる。然も、可
動部分が少ないので、駆動力も小さくて済む。更に、分
配供給装置によって被溶融物を燃焼室周囲に均等に分配
すると共にこれを燃焼室中央側へ強制的に送り込んでい
る為、被溶融物を溶融面へ均一且つ円滑に供給すること
ができ、溶融処理を効率良く行える。本発明の請求項2
の円形固定式溶融炉にあっては、上記効果に加えて、更
に次のような効果を奏し得る。即ち、請求項2の溶融炉
にあっては、定量供給装置によって環状の供給路に被溶
融物を定量宛供給すると共に、環状の供給路に設けたセ
ンサーによって被溶融物の層の高さを検出し、これに基
づいて定量供給装置を制御するように構成している為、
燃焼室内に供給される被溶融物の量を一定範囲に維持で
き、溶融処理をより一層効率良く行える。
定式溶融炉は、炉本体や天井壁を固定状態で設置し、炉
本体と天井壁との間に形成された環状の供給路に、焼却
灰等の被溶融物を燃焼室周囲に均等に分配する共に燃焼
室中央側へ強制的に送り込んで燃焼室内にすり鉢状で且
つ環状の被溶融物の層を形成する分配供給装置を配設す
る構成とした為、炉本体や天井壁を可動式にした従来の
円形回転式溶融炉のようにバーナへの燃料供給管や燃焼
用空気供給管、天井壁等の冷却水ジャケットへの冷却水
の供給・排出装置等を全てフレキシブルにしたり、或い
は多数のシール機構を必要とすると云うこともなく、溶
融炉自体の構造を大幅に簡略化できてコスト低減を図れ
ると共に、メンテナンスも極めて容易になる。然も、可
動部分が少ないので、駆動力も小さくて済む。更に、分
配供給装置によって被溶融物を燃焼室周囲に均等に分配
すると共にこれを燃焼室中央側へ強制的に送り込んでい
る為、被溶融物を溶融面へ均一且つ円滑に供給すること
ができ、溶融処理を効率良く行える。本発明の請求項2
の円形固定式溶融炉にあっては、上記効果に加えて、更
に次のような効果を奏し得る。即ち、請求項2の溶融炉
にあっては、定量供給装置によって環状の供給路に被溶
融物を定量宛供給すると共に、環状の供給路に設けたセ
ンサーによって被溶融物の層の高さを検出し、これに基
づいて定量供給装置を制御するように構成している為、
燃焼室内に供給される被溶融物の量を一定範囲に維持で
き、溶融処理をより一層効率良く行える。
【図1】本発明の実施例に係る円形固定式溶融炉の概略
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】分配供給装置の概略横断面図である。
【図3】分配供給装置の要部の拡大縦断面図である。
【図4】分配供給装置の要部の拡大横断面図である。
【図5】従来の円形回転式溶融炉の概略縦断面図であ
る。
る。
【図6】円形回転式溶融炉の要部の縦断面図である。
1は炉本体、2は天井壁、3はバーナ、4は定量供給装
置、5はセンサー、6は分配供給装置、14は炉本体の
周壁、15は炉本体の底壁、16はスラグ排出口、18
は燃焼室、19は環状の供給路、22は被溶融物、26
は環状フレーム、27は分配用ベーン、28は押出し用
ベーン。
置、5はセンサー、6は分配供給装置、14は炉本体の
周壁、15は炉本体の底壁、16はスラグ排出口、18
は燃焼室、19は環状の供給路、22は被溶融物、26
は環状フレーム、27は分配用ベーン、28は押出し用
ベーン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23G 5/00 F23J 1/00 F23J 1/08
Claims (2)
- 【請求項1】 固定状態で設置され、底壁中央部にスラ
グ排出口を形成した有底筒状の炉本体と、炉本体の上方
開口部に固定状態で配置され、炉本体との間に燃焼室を
形成すると共に、炉本体の周壁上端部との間に環状の供
給路を形成する天井壁と、天井壁に設けられたバーナ
と、環状の供給路に配設され、供給路の一個所に供給さ
れた焼却灰等の被溶融物を燃焼室周囲に均等に分配する
と共にこれを強制的に燃焼室中央側へ送り込んで燃焼室
内にすり鉢状で且つ環状の被溶融物の層を形成する分配
供給装置とを具備して居り、前記分配供給装置は、環状
の供給路付近に回転自在に配設された環状フレームと、
環状フレームの内周面に等間隔毎に設けられて供給路に
供給された被溶融物を燃焼室周囲に均等に分配する多数
の分配用ベーンと、分配用ベーンと略同じ高さ位置で且
つ環状フレーム内周面に被溶融物の安息角に沿うように
設けられて被溶融物層の上層部分を燃焼室中央側へ強制
的に押し出す押出し用ベーンとから成ることを特徴とす
る円形固定式溶融炉。 - 【請求項2】 固定状態で設置され、底壁中央部にスラ
グ排出口を形成した有底筒状の炉本体と、炉本体の上方
開口部に固定状態で配置され、炉本体との間に燃焼室を
形成すると共に、炉本体の周壁上端部との間に環状の供
給路を形成する天井壁と、天井壁に設けられたバーナ
と、環状の供給路の一個所に焼却灰等の被溶融物を定量
宛供給する定量供給装置と、環状の供給路に配設され、
定量供給装置から供給された被溶融物を燃焼室周囲に均
等に分配すると共にこれを強制的に燃焼室中央側へ送り
込んで燃焼室内にすり鉢状で且つ環状の被溶融物の層を
形成する分配供給装置と、環状の供給路に設けられ、被
溶融物の層の高さを計測するセンサーとを具備して居
り、前記定量供給装置は、センサーによる被溶融物層の
高さの検出に基づいて稼働するように制御され、又、前
記分配供給装置は、環状の供給路付近に回転自在に配設
された環状フレームと、環状フレームの内周面に等間隔
毎に設けられて供給路に供給された被溶融物を燃焼室周
囲に均等に分配する多数の分配用ベーンと、分配用ベー
ンと略同じ高さ位置で且つ環状フレーム内周面に被溶融
物の安息角に沿うように設けられて被溶融物層の上層部
分を燃焼室中央側へ強制的に押し出す押出し用ベーンと
から成ることを特徴とする円形固定式溶融炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03253046A JP3140104B2 (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 円形固定式溶融炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03253046A JP3140104B2 (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 円形固定式溶融炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560317A JPH0560317A (ja) | 1993-03-09 |
| JP3140104B2 true JP3140104B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=17245730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03253046A Expired - Fee Related JP3140104B2 (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 円形固定式溶融炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3140104B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7567572B2 (ja) | 2021-03-09 | 2024-10-16 | ヤマハ株式会社 | 音響変換器用磁気回路 |
-
1991
- 1991-09-03 JP JP03253046A patent/JP3140104B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0560317A (ja) | 1993-03-09 |
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