JP3140159B2 - ガス漏れ警報器及びガス漏れ警報遮断システム - Google Patents

ガス漏れ警報器及びガス漏れ警報遮断システム

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JP3140159B2 JP04097267A JP9726792A JP3140159B2 JP 3140159 B2 JP3140159 B2 JP 3140159B2 JP 04097267 A JP04097267 A JP 04097267A JP 9726792 A JP9726792 A JP 9726792A JP 3140159 B2 JP3140159 B2 JP 3140159B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用有効期間を自己管
理できる一般家庭用のガス漏れ警報器と、該ガス漏れ警
報器にマイコンメータを接続して構成されるガス漏れ警
報遮断システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家庭用のガス漏れ警報器は、
使用開始時からの使用有効期間が、LPガス用で4年、
都市ガス用で5年と定められ、それを過ぎると検知素子
の信頼性面で保証の限りでなくなる。そのため、使用有
効期間が一般使用者に分かるように、ガス漏れ警報器の
外装面に4年又は5年後の年月を書き込むシールが貼付
されている。
【0003】また、ガス器具販売店においては、ガス漏
れ警報器の設置状況を記録するための設置先台帳を用意
して、交換の年月を管理できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、使用有効期
間を記すシールに使用開始時から4年又は5年後の年月
を書き忘れたり、書き入れてあっても知らず知らずのう
ちにその期間が過ぎ、保証期間外になってしまっていた
という問題がしばしば発生していた。
【0005】また、ガス器具販売店においては、設置先
台帳の管理がずさんであったり十分活用されていなかっ
たりで、保証期間外のものを使用しているケースがあっ
た。
【0006】本発明の目的は、上記のような問題点を解
決すること、すなわちガス漏れ警報器自体に使用有効期
間計時機能を持たせ、その使用有効期間が過ぎたことを
ランプやブザー等で使用者に知らせたり、それと連動す
るマイコンメータにその旨を表示したり更に外部へ通報
できるようにすること、また使用有効期間の計時動作
を、途中のある期間停電等で商用電源が途絶えても支障
なく行えるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明によるガス漏れ警報器では、マイクロコ
ンピュータの動作をバックアップする電池等のバッテリ
と、AC電源の投入の有無を検出する電源電圧検出回路
を具備し、該マイクロコンピュータに、電源電圧検出
回路で電源の投入を検出してから一定時間以上経過した
とき内部タイマの動作を開始して使用有効期間を内部タ
イマで計時する機能と、該内部タイマが使用有効期間経
過を計時したときそのことを報知するためランプやブザ
ー等を動作させる機能を持たせる。
【0008】また、ガス漏れ警報器がガス漏れを検知す
ると自動的にマイコンメータ内の遮断弁を閉じるガス漏
れ警報遮断システムにおいては、ガス漏れ警報器でその
使用有効期間が過ぎたことが自己確認されると、マイコ
ンメータでもその旨を表示部に表示し、更に電話回線を
通じて管理センター等の外部へ通報する。
【0009】
【作用】本発明によると、ガス漏れ警報器の使用を開始
した時点からマイクロコンピュータがその内部タイマで
使用期間を自動的に計時し、使用有効期間が過ぎたとき
はランプやブザー等で期間切れを知らせる。また、その
ことがマイコンメータでも表示部に表示され、更に電話
回線を通じて管理センター等の外部にも通報される。ガ
ス漏れ警報器のマイクロコンピュータはバッテリでバッ
クアップされているため、使用有効期間中に停電等があ
って一時的にガス漏れ警報機能を果たさなくなっても、
使用期間の計時は支障なく行われる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に従い詳細に
説明する。図1は、本発明によるガス漏れ警報遮断シス
テムの一例を示す。該ガス漏れ警報遮断システムは、マ
イクロコンピュータCPU1を有するガス漏れ警報器1
0と、マイクロコンピュータCPU2を有するマイコン
メータ11とで構成され、これらは信号線L1を介して
接続される。
【0011】ガス漏れ警報器10は、マイクロコンピュ
ータCPU1をバックアップする電池B1を内部に有し、
該電池B1の直流電圧がマイクロコンピュータCPU1
電源端子Vcc1に供給される。また、このマイクロコン
ピュータCPU1の入力端子I1には、AC電源の投入の
有無を検出する電源電圧検出回路12の出力信号aが、
入力端子I2には、ガス漏れを検出するガス検出回路1
3の出力信号bが、入力端子I3には、マイコンメータ
11からの情報が信号線L1及びフォトカプラ14を介
して入力されるようになっている。更に、マイクロコン
ピュータCPU1の出力端子O1からは、ガス漏れ検知時
及び使用有効期間経過時にランプ15を点滅動作させる
信号cが、出力端子O2からは、ガス漏れ検出時及び使
用有効期間経過時にブザー16を動作させる信号dが、
出力端子O3からは、マイコンメータ11への各種情報
をフォトカプラ17及び信号線L1を介して伝送する信
号eがそれぞれ出力される。
【0012】マイコンメータ11のマイクロコンピュー
タCPU2の電源端子Vcc2には電池B2の直流電圧が、
入力端子I4には、入出力切替回路18を介してガス漏
れ警報器10からの情報が、入力端子I5には、流量パ
ルス発生回路19からのパルスがそれぞれ入力される。
また、マイクロコンピュータCPU2の出力端子O4から
は、ガス漏れ警報器10を制御するための情報が入出力
切替回路18を介してガス漏れ警報器10側へ伝送され
る。更に、マイクロコンピュータCPU2の出力端子O5
からは、表示器20で表示するための各種の表示情報
が、出力端子O6からはガス供給を止める遮断弁21を
開閉するための信号が、出力端子O7からは、外部通報
回路22及び電話回線L2を介して外部へ通報するため
の各種情報がそれぞれ送出される。
【0013】次に、以上のように構成されたガス漏れ警
報遮断システムの動作を図2のタイミングチャートに従
い説明する。まず、使用される前のガス漏れ警報器10
は、AC電源が供給されていないためガス漏れ警報器と
しての機能を果たさないが、その内部のマイクロコンピ
ュータCPU1の電源には電池B1を使用しているため、
該マイクロコンピュータCPU1は電源電圧検出回路1
2からの出力信号aを常時監視する。この出力信号aが
LからHに変化したときから、マイクロコンピュータC
PU1はHの経過時間tを計時し、それがある一定時間
Tを超えないと当該ガス漏れ警報器10の使用が開始さ
れたとはみなさない。これは、製造工程での一時的な電
源投入を無視し、設置されてから有効使用年月を定める
ことに対処するためである。
【0014】マイクロコンピュータCPU1は、電源電
圧検出回路12からの出力信号aが一定時間T以上Hで
あると判断したときから、内部タイマの動作を開始して
使用有効期間を計時する。使用有効期間中、ガス漏れが
検出されてガス検出回路13の出力信号bがLからHに
なると、マイクロコンピュータCPU1は、その出力端
子O1からの出力信号cを例えば約0.3秒周期でHと
Lを繰り返し、ランプ15を点滅させる。同時に、該出
力信号cと同期した出力端子O2からの出力信号dによ
りブザー16を断続して鳴動させる。また、出力端子O
3から約2.5秒周期でHとLを繰り返す信号eを出力
し、フォトカプラ17をオン・オフさせる。このオン・
オフによる信号は信号線L1を介してマイコンメータ1
1側へ伝送され、入出力切替回路18からマイクロコン
ピュータCPU2の入力端子I4へガス漏れ情報として入
力され、該マイクロコンピュータCPU2が遮断弁21
を遮断させる。
【0015】使用有効期間中、停電等によりAC電源が
断たれると、ガス漏れ警報器10はその本来の機能を失
うが、内部の電池B1によってマイクロコンピュータC
PU1の動作は維持されるので、該マイクロコンピュー
タCPU1の内部タイマによる使用有効期間の計時は継
続して行われる。
【0016】ガス漏れ警報器10の使用開始時より使用
有効期間(4年又は5年)が経過すると、マイクロコン
ピュータCPU1は、その内部タイマの内容から使用有
効期間が過ぎたことを判断し、出力端子O1からの出力
信号cを例えば10秒毎に短時間Lとし、また同時に出
力端子O2からの出力信号dを同じく10秒毎に短時間
Hとする。これにより、ランプ15が10秒おきに短い
消灯を繰り返すと同時に、ブザー16が10秒おきに短
い警報音を発する。また、出力端子O3からの出力信号
eは、例えば約2秒のHと約0.5秒のLを交互に繰り
返してフォトカプラ17をオン・オフし、マイコンメー
タ11側のマイクロコンピュータCPU2へ使用有効期
間が過ぎたことを示す信号を送る。該マイクロコンピュ
ータCPU2は、この信号からガス漏れ警報器10の使
用有効期間が過ぎたことを察知し、その旨を表示部20
に表示するとともに、出力端子O7から信号を出力す
る。この信号は、外部通報回路22を介して電話回線L
2へ送出され、外部の管理センター等へ伝送されて新品
のガス漏れ警報器の交換を促す。
【0017】ところで、ガス漏れ警報器10は、上記の
ようにして使用有効期間が過ぎても、使用不能になるこ
とはなく、ガス漏れ時には通常の動作をすることはいう
までもない。また、使用有効期間を過ぎたガス漏れ警報
器10を再び使用しようとしてAC電源を投入しても、
内部の電池B1の容量がある限り、マイクロコンピュー
タCPU1は使用有効期間が過ぎていると判断するた
め、ランプ15及びブザー16によって上記と同様に使
用有効期間を過ぎているとする報知を行う。
【0018】使用有効期間を過ぎたガス漏れ警報器10
を新しいものに交換すると、そのマイクロコンピュータ
CPU1の出力端子O3からの出力信号eは通常のHにな
るため、その信号を受けたマイコンメータ11側のマイ
クロコンピュータCPU2は、接続されたガス漏れ警報
器10は使用有効期間内であると判断し、表示部20に
おける有効期限切れの表示を消去する。
【0019】次に、ガス漏れ警報器10のマイクロコン
ピュータCPU1の動作の詳細を図3のフローチャート
によって説明する。マイクロコンピュータCPU1は、
当該ガス漏れ警報器10の製造工程において内部の電池
1により動作開始していて、ステップS1において電源
電圧検出回路12からの信号aがHかLかでAC電源が
投入されているか否か判断する。その信号aがLのとき
は、ステップS2で使用有効期間計時用の内部タイマを
0にリセットしてからステップS1に戻る。
【0020】ステップS1でAC電源が投入されていた
場合には(信号aがH)、ステップS3で内部タイマの
積算を行い、ステップS4でガス漏れか否か判断し、ガ
ス漏れでなければステップS5にて出力端子O1からの出
力信号cをHとしてランプ15を点灯させ、またステッ
プS6にて出力端子O2からの出力信号dをLとしてブザ
ー16の鳴動を停止し、更にステップS7にて出力端子
3からの出力信号eをHとしてフォトカプラ17をオ
ン状態にする。
【0021】次に、ステップS8にて内部タイマがT時
間(例えば1時間)以上計時したか否か判断し、してい
なければステップS1に戻る。一方、ステップS8でT時
間以上計時していれば、ステップS9に進んで内部タイ
マが使用有効期間以上計時したか否か判断し、計時して
いなければステップS3に戻って内部タイマの積算を繰
り返す。
【0022】ステップS4にてガス漏れを判断したとき
には、ステップS10にて出力信号cを約0.3秒周期で
HとLを交互に繰り返してランプ15を点滅させるとと
もに、ステップS11にて出力信号dを同じく約0.3秒
周期でHとLを交互に繰り返してブザー16を断続鳴動
させ、更にステップS12にて出力信号eを約2.5秒周
期でHとLを交互に繰り返してフォトカプラ17をオン
・オフ動作させてからステップS3に戻る。
【0023】ところで、ステップS9において内部タイ
マが使用有効期間以上計時したと判断したときには、ス
テップS13で出力信号cを約10秒毎に0.1秒間ずつ
繰り返しLとしてランプ15を約10秒おきに短時間消
灯させ、また同時にステップS14で出力信号dを約10
秒毎に0.1秒間ずつ繰り返しHとしてブザー16を約
10秒おきに短時間鳴動させ、更にステップS15で出力
信号eを約2秒間のHと約0.5秒間のLとが交互に繰
り返すものとしてフォトカプラ17をオン・オフ動作さ
せてから、ステップS3に戻る。
【0024】以上本発明による一実施例について説明し
たが、ガス漏れ警報器10の使用有効期間が過ぎたこと
を示すランプ15は、電源表示灯やガス漏れ警報ランプ
と兼用したものでも又は独立したもののいずれでも良
く、またその点灯態様も様々である。更に、ブザー16
に代えてスピーカを使用し、使用有効期間が過ぎたこと
を音声で報知するようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ガ
ス漏れ警報器自体に使用有効期間計時機能を持たせ、そ
の使用有効期間が過ぎたことをランプやブザー等で使用
者に知らせることができる。AC電源の投入の有無を検
出する電源電圧検出回路を具備し、マイクロコンピュー
タに、電源電圧検出回路で電源の投入を検出してから一
定時間以上経過したとき内部タイマの動作を開始して使
用有効期間を内部タイマで計時する機能を備えるから、
製造工程での一時的な電源投入を無視し、設置されてか
ら使用有効期間の計時を開始するようにすることができ
る。また、ガス漏れ警報器のマイクロコンピュータはバ
ッテリでバックアップされているため、使用有効期間中
に停電等があって一時的にガス漏れ警報機能を果たさな
くなっても、使用期間の計時は支障なく行うことができ
る。請求項2に記載の発明によれば、加えて、使用有効
期間が過ぎたことを使用者に知らせるとともに、マイコ
ンメータにその旨を表示したり、請求項2に記載の発明
によれば、更に電話回線を通じて管理センター等の外部
へ通報できるので、使用有効期間が過ぎたことを、使用
者ばかりでなくガス器具販売店やガス提供会社において
容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス漏れ警報遮断システムの一例
のブロック図である。
【図2】同システムの動作を説明するタイミングチャー
トである。
【図3】同上の動作を詳細に説明するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 ガス漏れ警報器 11 マイコンメータ 12 電源電圧検出回路 13 ガス検出回路 14・17 フォトカプラ 15 ランプ 16 ブザー 18 入出力切替回路 19 流量パルス発生回路 20 表示部 21 遮断弁 22 外部通報回路 CPU1 ガス漏れ警報器のマイクロコンピュータ CPU2 マイコンメータのマイクロコンピュータ B1・B2 電池 L1 信号線 L2 電話回線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータを使用したガス漏
    れ警報器において、前記マイクロコンピュータの動作を
    バックアップする電池等のバッテリと、AC電源の投入
    の有無を検出する電源電圧検出回路とを具備し、該マイ
    クロコンピュータに、前記電源電圧検出回路で電源の投
    入を検出してから一定時間以上経過したとき内部タイマ
    の動作を開始して使用有効期間を内部タイマで計時する
    機能と、該内部タイマが使用有効期間経過を計時したと
    きそのことを報知するためランプやブザー等を動作させ
    る機能とを備えたことを特徴とする、ガス漏れ警報器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のガス漏れ警報器と、該
    ガス漏れ警報器のマイクロコンピュータからの使用有効
    期間経過を示す信号を入力してその旨を表示部に表示す
    るマイコンメータとからなることを特徴とする、ガス漏
    れ警報遮断システム。
  3. 【請求項3】 前記マイコンメータに、使用有効期間経
    過を電話回線を通じて外部へ通報する外部通報手段を備
    えたことを特徴とする、請求項2に記載のガス漏れ警報
    遮断システム。
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