JP3140160U - Led式車載灯における指向角拡大装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】LED式車載灯において、その指向角度を約105°〜180°に拡大して視認性を高める。
【解決手段】ベース11の正面にLED12a〜12eを取り付けると共に、このLEDを透明又は薄く着色されたカバーで覆った構成の車高灯において、前記LEDの前方に、光の一部を側方に屈折させて出光し、拡散するプリズムレンズ14、15を取り付ける。LEDから出光した光は、直進光に併せて、プリズムレンズにより約90°左右側方に屈折するため、指光角は約105°〜180°と広がる。この結果、後続車からの視認性が高まり、夜間の安全対策として有効である。また、プリズムレンズは、カバーの取り付け用ビス19でカバーと一緒に取り付けることができるため、既設の車高灯に後付けすることもできる。
【選択図】図2

Description

本考案は、LED式車載灯における指向角拡大装置に関し、更に詳しくは、LEDの指向特性が約30°であるのを約105°〜180°に改善することにより、広い範囲からの視認性を高めるための指向角拡大装置に関する。
LED式の車載灯は、その消費電力が少ないこと、耐久性に優れていること、電球に比較してコストが安く、光量が多いこと等から、特にトラック等に多く利用されており、この例としては、車高灯、側方灯、補助方向指示器、ハイマウント制動灯等がある。
図4は、トラックの車高灯としてLED式のものが取り付けられている例を示すもので、この例では、トラック1のコンテナ2の後部の両サイドであって、屋根に近い部分にLED式車高灯3が取り付けられている。この例の場合の車高灯3は、図5に示すように、LED5a〜5eはベース4の正面に一列に配列されている。そして、この場合も、LED5a〜5eの光の指光角は約30°と狭いことから、ベース4の正面には反射板6が取り付けられていて、この反射板6での反射光の助けを得て前記指光角の狭さをカバーしている。
しかし、この反射板6は、正面(後方)方向に対して光を反射するだけであるばかりでなく、そもそもLED5a〜5eの光は正面方向に照射し、後方には照射しないことから、弱い光を反射するため、視認性の向上にはそれ程役立っていない。
勿論、LED5a〜5eを正面方向に向けるばかりでなく、角度をつけて取り付けたものを増加すれば、前記した約30°指向角を改善することは可能であるが、このようにして使用LEDの数を増やすと、コストと消費電力の増大につながる。
また、前記のとおり、LED5a〜5eは正面方向に強い光を照射する特性があるため、正対する車両への眩しい光が光公害として問題視されている。
本考案は、叙上の如き問題点を解消することが目的であって、従来の車高灯を含むLED式車載灯において、LEDの数を増やすことなく光の照射角を約105°〜180°に拡大することができると共に、既設のLED式車載灯に対して簡単に後付けすることができる点に特徴がある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案においては、LED式車載灯における指向角拡大装置において、ベースの正面にLEDを取り付けると共に、このLEDを透明又は薄く着色されたカバーで覆った構成の車載灯に取り付けて用いられるものであって、前記LEDの正面側に配設される透明な基板の正面側に、前記LEDの光を透過するのに加えて、左右又は片方に約90°屈折させてLEDの光の指向角を拡大するプリズムレンズを配設して成ることを特徴とするものである。
更に、請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載のLED式車載灯における指向角拡大装置において、前記基板の両サイドには、前記カバーをベースに取り付けるためのビスが通るビス孔が形成されていて、カバーの取り付けと一緒に指向角拡大装置を灯内に取り付けることができるように構成して成ることを特徴とするものである。
更に、請求項3に記載の発明においては、請求項1に記載のLED式車載灯における指向角拡大装置において、前記指向角拡大装置は、既設の車載灯に対して後付けが出来るように構成して成ることを特徴とするものである。
更に、請求項4に記載の発明においては、請求項1に記載のLED式車載灯における指向角拡大装置において、前記基板とプリズムレンズは透明なプラスチックにより一体に射出成形されていることを特徴とするものである。
更に、請求項5に記載の発明においては、請求項4に記載のLED式車載灯における指向角拡大装置において、前記透明なプラスチックは、メタクリル樹脂から成ることを特徴とするものである。
本考案は以上のとおり、LEDの正面にこのLEDから発光した光が前方に照射するばかりでなく、90°側方に反射するプリズムレンズを配設したことにより、その照射角(指光角)を約105°〜180°方向に拡大することができ、これによって後続車からの視認性が高まり、更に、眩しいと云った光公害の問題を解消することができる。
また、LEDからの指光角の拡大により、車高灯等の場合には車の後部直下も明るくなるため、荷物の積み降しに便利であると共に夜間の安全対策としても有効である。
また、本考案において、前記プリズムレンズは車載灯において後付けができるため、既設の車載灯の指向角を手軽に改善することができる。よって、照射光の角度改善のために車載灯を別に取り付ける必要がなく、経済的である。
本考案に係る車載灯における指向角拡大装置は、LEDを光源とする車載灯、例えば車高灯、側方灯、補助方向指示器、ハイマウント制動灯と云った車載灯は勿論のこと、交通安全対策としては例えば縁石や各種支柱など、すべてのLED式安全灯や照明灯において、その指向性改善のために実施することができる。
使用されているLEDの数は1個の場合は勿論、同一平面上に取り付けられた単列、あるいは複数列であって、複数のLEDを用いた車載灯の指光角改善のため実施することができる。
プリズムレンズは、車載灯に最初から取り付けておくことができるようにしても良いし、後付けで取り付けることができるようにしても良い。このプリズムレンズの取り付けに際し、プリズムレンズは、独自に車載灯内にビスや接着剤等を用いて取り付けるようにしても良いが、車載灯の場合は、LEDを覆うようにその正面に透明又は半透明なカバーをビス留めしているので、このビス留めを利用してプリズムレンズをカバーと一緒に固定するようにしても良い。
プリズムレンズは、LEDの光の一部を側方に90°反射する形状のものとし、左右両方向に反射させるためには、直進する光を防げない範囲で直進光の一部を90°左右に屈折させるために、プリズムレンズを2ヶ所に並列させる。但し、左又は右方向にのみ反射させる場合には1個を用いる。プリズムレンズの材質は透明性に優れた硬質のプラスチックであって、例えばメタクリル樹脂が適しており、その成形には射出成形法を用いることにより、安価に製作できる。
従来の車載灯に用いられている反射板及びカバーはそのまま用いることができる。
以下、本考案を車高灯に適用した場合を図1〜図3に基づいて詳細に説明する。符号の10は本考案を実施した車高灯全体を示し、11は内部に電気回路を組み込んだベースであって、このベース11の正面には5個のLED12a〜12eが一列に取り付けられている。
13はプリズムレンズ14、15を平板部(基板)16の正面に間を空けて2列に形成した指向角拡大装置であって、この指向角拡大装置13は、透明なプラスチック製で、両サイドにビス孔17を形成し、平板部16は、LED12a〜12eの高さを逃げる高さに設定されている。
18は透明なカバーであって、LED12a〜12eと指光角拡大装置13は、図1に示すように、カバー18により全体が水密に覆われていて、カバー18をベース11に取り付ける際に、指向角拡大装置13は、ビス19により前記ビス孔17を介してカバー18と一緒に固定されている。
図中20は電源線、21は車高灯10を前述した図4に示すようにトラック1のコンテナ2の上部に取り付けるためのボルト軸である。
既設の車高灯に対して指向角拡大装置13を後付けする場合には、ビス19を取り外してカバー18を開き、平板部16の両サイドのビス孔16aをカバー18側のビス孔17に合わせた上でカバー18を置き、ビス19を締め付ける。このようにすることで、既設の車高灯10については、全く手を加えることなく、指向角の拡大を図り、車高灯10として180°方向からの視認性を高めることができる。
本考案に係る指向角拡大装置を組み付けた車高灯の全体を示す説明図 カバーを取り外した車高灯の説明図 A−A´線断面図 コンテナの後部に車高灯を取り付けたコンテナトラックの説明図 従来の車高灯において、カバーを取り外した状態の説明図
符号の説明
10 車高灯
11 ベース
12a〜12e LED
13 指向角拡大装置
14、15 プリズムレンズ
16 平板部
17 ビス孔
18 カバー
19 ビス
20 電源線
21 ボルト軸

Claims (5)

  1. ベースの正面にLEDを取り付けると共に、このLEDを透明又は薄く着色されたカバーで覆った構成の車載灯に取り付けて用いられるものであって、前記LEDの正面側に配設される透明な基板の正面側に、前記LEDの光を透過するのに加えて、左右又は片方に約90°屈折させてLEDの光の指向角を拡大するプリズムレンズを配設して成るLED式車載灯における指向角拡大装置。
  2. 前記基板の両サイドには、前記カバーをベースに取り付けるためのビスが通るビス孔が形成されていて、カバーの取り付けと一緒に指向角拡大装置を灯内に取り付けることができるように構成して成る請求項1に記載のLED式車載灯における指向角拡大装置。
  3. 前記指向角拡大装置は、既設の車載灯に対して後付けが出来るように構成して成る請求項1に記載のLED式車載灯における指向角拡大装置。
  4. 前記基板とプリズムレンズは透明なプラスチックにより一体に射出成形されていることを特徴とする請求項1に記載のLED式車載灯における指向角拡大装置。
  5. 前記透明なプラスチックは、メタクリル樹脂から成ることを特徴とする請求項4に記載のLED式車載灯における指向角拡大装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010213923A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Chunichi Sangyo Kk 陳列棚用照明具

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