JP3140613B2 - タレット式加工装置のオートスケジュール作成・使用工具情報適正化装置 - Google Patents

タレット式加工装置のオートスケジュール作成・使用工具情報適正化装置

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JP3140613B2
JP3140613B2 JP05145803A JP14580393A JP3140613B2 JP 3140613 B2 JP3140613 B2 JP 3140613B2 JP 05145803 A JP05145803 A JP 05145803A JP 14580393 A JP14580393 A JP 14580393A JP 3140613 B2 JP3140613 B2 JP 3140613B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タレット式加工装置の
オートスケジュール作成・使用工具情報適正化装置に関
し、特にNCタレットパンチプレスなど多数の工具を使
用するタレット式加工装置のオートスケジュール作成・
使用工具情報適正化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、NCタレットパンチプレス
は、各々個別のステーション番号を付けられた複数個の
金型(工具)装着ステーションを備えたタレットディス
クを有し、加工プログラムにより指定されるステーショ
ン番号の金型装着ステーションが所定の加工位置に位置
するよう前記タレットディスクを割り出し移動させて指
定ステーション番号の金型装着ステーションに装着され
た金型により順次プレス加工を行う。
【0003】上述のようなNCタレットパンチプレスに
おいては、複数個の加工プログラムの実行に際して、加
工プログラムの実行順序を予め設定し、設定した順序に
て加工プログラムをNCタレットパンチプレスを与えて
NCタレットパンチプレスをスケジュール運転すること
が行われている。
【0004】NCタレットパンチプレスの休止時間をだ
きるだけ少なくして能率のよいスケジュール運転を行う
ためには、一連の加工プログラムの実行において、タレ
ットディスクにおける金型の交換個数ができるだけ少な
くて済むよう、加工プログラムの実行順序が設定されて
いなければならない。
【0005】このことに対し、従来は、作業者が先ずタ
レットディスクの各金型装着ステーションに初期設定に
よる所定の金型が装着されているか否かを確認し、各金
型装着ステーションに既に装着されている金型と各加工
プログラムの実行に必要な使用工具とを比べるなどして
全て人為的作業により加工プログラムの実行順序を設定
することが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スケジュール
運転に於いて、タレットディスクの各金型装着ステーシ
ョンに装着されている金型配置を変更せずに実行できる
加工プログラムを人為的作業により見つけ出し、できる
だけ金型の交換個数が少なくて済むように加工プログラ
ムの実行順序を人為的作業にて設定することは、経験を
要して非常に難しく、加工プログラムの個数が多くなる
と、実際には最適の加工プログラム実行順序を人為的作
業により見つけ出すことは不可能に近く、人為的作業に
よる設定ではかえって金型の交換個数が増えることにな
る場合もある。
【0007】本発明は、上述の如き問題点に着目してな
されたものであり、金型の交換個数ができるだけ少なく
て済むように加工プログラムの実行順序を自動設定し、
併せて金型の交換個数ができるだけ少なくて済むように
加工プログラムの使用工具情報を適正化するタレット式
加工装置のオートスケジュール作成・使用工具情報適正
化装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、各々個別のステーション番号を付けられた
複数個の工具装着ステーションを備えたタレットディス
クを有し、加工プログラムにより指定されるステーショ
ン番号の工具装着ステーションが所定の加工位置に位置
するよう前記タレットディスクを割り出し移動させて指
定ステーション番号の工具装着ステーションに装着され
た工具により加工を行うタレット式加工装置が実行する
加工プログラムの順序を自動設定し、且つ加工プログラ
ムの使用工具情報を適正化するオートスケジュール作成
・使用工具情報適正化装置において、前記タレットディ
スクの各工具装着ステーションに既に装着されている工
具の情報をステーション番号をキーとして保有する工具
装着情報保有部と、各々使用工具情報をステーション番
号をキーとして有する複数個の加工プログラムを格納す
る加工プログラム格納部と、加工プログラムの実行によ
り必要な使用工具と前記工具装着情報保有部が示す既装
着工具とを前記加工プログラム格納部に格納された各加
工プログラムについて比較し、この比較により前記タレ
ットディスクに新規に工具を装着する必要がない加工プ
ログラム順に加工プログラムの実行順序を設定する加工
プログラム実行順序設定部と、加工プログラムの実行に
より必要な使用工具と前記工具装着情報保有部が示す既
装着工具との比較において同一工具でステーション番号
が互いに異なるものについてその使用工具の加工プログ
ラムにおけるステーション番号を前記既装着工具のステ
ーション番号に変更する既装着工具ステーション番号変
更部と、加工プログラムの実行により必要な使用工具と
前記工具装着情報保有部が示す既装着工具との比較にお
いて前記タレットディスクに新規に工具を装着する必要
がある場合、その使用工具の加工プログラムにおけるス
テーション番号を前記工具装着情報保有部が示す装着工
具情報において工具が装着されていない工具装着ステー
ションのステーション番号に変更する新規装着ステーシ
ョン番号変更部とを有していることを特徴するタレット
式加工装置のオートスケジュール作成・使用工具情報適
正化装置によって達成される。
【0009】
【作用】上述の如き構成によれば、工具装着情報保有部
がタレットディスクの各工具装着ステーションに既に装
着されている工具の情報を現在のタレットディスクの工
具装着配置情報(既装着工具情報)として保有し、加工
プログラム実行順序設定部が、加工プログラムの実行に
より必要な使用工具と工具装着情報保有部が示す既装着
工具とを加工プログラム格納部が格納している各加工プ
ログラムについて比較してこの比較によりタレットディ
スクに新規に工具を装着する必要がない加工プログラム
順に加工プログラムの実行順序を設定する。
【0010】また既装着工具ステーション番号変更部が
加工プログラムの実行により必要な使用工具と工具装着
情報保有部が示す既装着工具との比較において同一工具
でステーション番号が互いに異なるものについてはその
使用工具の加工プログラムにおけるステーション番号を
前記既装着工具のステーション番号に変更し、新規装着
ステーション番号変更部が加工プログラムの実行により
必要な使用工具と工具装着情報保有部が示す既装着工具
との比較においてタレットディスクに新規に工具を装着
する必要がある場合にはその使用工具の加工プログラム
におけるステーション番号を工具装着情報保有部が示す
装着工具情報において工具が装着されていない工具装着
ステーションのステーション番号に変更する。
【0011】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。
【0012】図1は本発明によるタレット式加工装置の
オートスケジュール作成・使用工具情報適正化装置をN
Cタレットパンチプレスに適用した一実施例を示してい
る。図1において、符号1はスケジュール運転されるタ
レットパンチプレスを示しており、タレットパンチプレ
ス1にはNC装置3が接続されている。
【0013】タレットパンチプレス1は各々金型を交換
可能に保持する金型装着ステーションT(図2参照)を
複数個備えた上下のタレットディスク5、7を有してお
り、この金型装着ステーションTには各々個別のステー
ション番号が付けられている。
【0014】図2に示された例では、金型装着ステーシ
ョンTは3トラックに合計72個設けられており、内側
トラックにあるものには100番台のステーション番号
が、中間トラックにあるものには200番台のステーシ
ョン番号が、外側トラックにあるものには300番台の
ステーション番号が各々付けられており、このステーシ
ョン番号の1桁目と2桁目は1〜72の通し番号となっ
ている。
【0015】タレットパンチプレス1は、NC装置7に
よる加工プログラムの実行により指定されるステーショ
ン番号の金型装着ステーションTが図示されていないス
トライカによる所定の加工位置に位置するようタレット
ディスク5、7を割り出し回転させて指定のステーショ
ン番号の金型装着ステーションTに装着された金型によ
りプレス加工を行う。
【0016】NC装置7にはオートスケジュール作成・
使用工具情報適正化装置9が接続されている。オートス
ケジュール作成・使用工具情報適正化装置9は、コンピ
ュータ本体、外部記憶装置、キーボードなどの入力装
置、ディスプレイ、プリンタなどによるコンピュータシ
ステムによりハードウェア構成されており、加工プログ
ラム管理部11と、加工プログラムグルーピング部13
と、加工プログラム実行順序設定部15と、既装着工具
ステーション番号変更部17と、新規装着工具ステーシ
ョン番号変更部19とを有している。
【0017】加工プログラム管理部11は、自動プログ
ラミング装置21により作成された加工プログラム(加
工データ)を加工プログラム格納部23に格納し、加工
プログラム格納部13に格納された加工プログラムをス
ケジュールファイル格納部25のスケジュールファイル
に書き込まれているスケジュールデータに従って順にN
C装置3へ送信する。
【0018】加工プログラムグルーピング部13は加工
プログラム格納部23に格納されている加工プログラム
を各加工プログラムによる使用材料(加工材)の材質、
板厚に応じてグルーピング(分類)する。この加工プロ
グラムのグルーピングはレーザ加工機においても同様に
行われ、レーザ加工機においてはこのグルーピングに従
って加工プログラムの実行順序、即ちスケジュールが設
定される。
【0019】加工プログラム実行順序設定部15は、加
工プログラムの実行により必要な使用金型と工具装着情
報格納部27が格納している金型配置ファイルが示す既
装着金型とを加工プログラム格納部23に格納された各
加工プログラムについて比較し、この比較によりタレッ
トディスク5、7に新規に金型を装着する必要がない加
工プログラム順に加工プログラムの実行順序を設定す
る。加工プログラム実行順序設定部15により設定され
た加工プログラムの実行順序のデータはスケジュールフ
ァイル格納部25にスケジュールデータファイルとして
書き込まれる。
【0020】工具装着情報格納部27の金型配置ファイ
ルは、図6(a)に例示されているように、タレットデ
ィスク5、7の各金型装着ステーションTに既に装着さ
れている金型の情報と金型寸法レンジをステーション番
号(T番号)をキーとしたリスト形式のデータファイル
であり、金型の情報として、金型形状、X寸法、Y寸
法、取付角度を含んでいる。この金型配置ファイルは、
内容を変更されることがない基準となる初期ファイル
と、各加工プログラムについて必要に応じて内容を書き
換えられる現状ファイルとにより構成されている。
【0021】工具装着情報格納部27の金型配置ファイ
ルに対する金型情報の入力は、初期金型配置パターン情
報として、実際にタレットディスク5、7の各金型装着
ステーションTに装着されている金型の形状、X寸法、
Y寸法、取付角度に基づいて金型情報入力部29により
行われる。
【0022】既装着工具ステーション番号変更部17
は、加工プログラムの実行により必要な使用金型と工具
装着情報格納部27が格納している金型配置ファイルが
示す既装着金型との比較し、同一金型でステーション番
号が互いに異なるものについては、その使用金型の加工
プログラムにおけるステーション番号を既装着金型のス
テーション番号に変更する。
【0023】新規装着工具ステーション番号変更部19
は、加工プログラムの実行により必要な使用金型と工具
装着情報格納部27が格納している金型配置ファイルが
示す既装着金型との比較し、使用金型がタレットディス
ク5、7に装備されていないためにタレットディスク
5、7に新規に金型を装着する必要がある場合、工具装
着情報格納部27が格納している金型配置ファイルが示
す装着金型情報より金型が装着されていない空き状態の
金型装着ステーションTを検索し、当該加工プログラム
における前記使用金型のステーション番号を空き状態の
金型装着ステーションTのステーション番号に変更生成
する。
【0024】また新規装着工具ステーション番号変更部
19は、タレットディスク5、7に新規に金型を装着す
る必要がある場合において、空き状態の金型装着ステー
ションTがない場合には該当する加工プログラムの実行
において未使用になる金型の金型装着ステーションTを
検索し、当該加工プログラムにおける前記使用金型のス
テーション番号を検索された未使用状態の金型装着ステ
ーションTのステーション番号に変更生成する。
【0025】図3は本発明によるタレット式加工装置の
オートスケジュール作成・使用工具情報適正化装置のゼ
ネラル動作フローを示している。投入データセット、即
ち、金型配置ファイルが工具装着情報格納部27に、ス
ケジュール運転対象の加工プログラムが加工プログラム
格納部23に各々格納されると(ステップ100)、先
ず使用材料、使用板厚および金型配置パターンをもって
加工プログラムを図5に例示されている如く、グルーピ
ングする(ステップ200)。
【0026】次に1グループ毎に加工プログラム実行順
序設定部15により、加工プログラムの実行により必要
な使用工具と工具装着情報格納部27に格納されている
金型配置ファイルが示す既装着工具とを加工プログラム
格納部23が格納している各加工プログラムについて比
較し、この比較によりタレットディスク5、7に新規に
金型を装着する必要がない加工プログラム順に加工プロ
グラムの実行順序を設定する。これにより金型交換が少
なくて済む順番に加工プログラムを並び換えるスケジュ
ールデータファイルが生成され、このスケジュールデー
タファイルはスケジュールファイル格納部25に格納さ
れる(ステップ300)。この処理はステップ200に
て分類されたグループ毎に行われる。
【0027】次に金型交換チェックルーチンを実行し
(ステップ400)、開始時の金型配置と比較した結果
の帳票を出力する(ステップ500)。
【0028】次に図5を参照して金型交換チェックルー
チンについて説明する。
【0029】先ず金型交換チェックの対象となる一つの
加工プログラムを読み込みを行う(ステップ401)。
ここで対象加工プログラムが終了、即ち次に読み込む対
象加工プログラムがなければ(ステップ402)、金型
交換チェックルーチンを終了する。
【0030】次に読み込む対象加工プログラムがある場
合は、その加工プログラムを読み込み、加工プログラム
の実行により必要な使用金型と工具装着情報格納部27
が格納している金型配置ファイルが示す既装着金型、即
ち現状の金型配置とをステーション番号、金型形状、金
型寸法、取付角度について比較し(ステップ403)、
それらが全ての使用金型において全て同一であると云う
条件に合致するか否かを判別する(ステップ404)。
【0031】全ての使用金型においてそれらが全て合致
する場合は、そのままその加工プログラムを実行優先順
位第一位としてスケジュールファイルに登録する(ステ
ップ414)。
【0032】これに対し使用金型において上述の如き条
件が合致しないものが一つでもある場合は、その合致し
ない使用金型と工具装着情報格納部27が格納している
金型配置ファイルが示す既装着金型、即ち現状の金型配
置とを金型形状、金型寸法、取付角度について比較し
(ステップ405)、金型形状、金型寸法、取付角度に
ついては相互に同一であるが、ステーション番号のみが
異なる既装着金型があるか否かを判別する(ステップ4
06)。
【0033】ステーション番号のみが異なる既装着金型
がある場合は、これに該当している使用金型の加工プロ
グラムにおけるステーション番号をステーション番号の
みが異なっている既装着金型のステーション番号に変更
する(ステップ413)。このデータは金型変更ファイ
ルとして各加工プログラムにマージして現場の加工加工
装置へ転送される。
【0034】例して、図6(b)に示されているリスト
が金型交換チェックの対象加工プログラムとすると、こ
の対象加工プログラムと図6(a)に示された現状の金
型配置を示す金型配置ファイルとの対比において、対象
加工プログラムのステーション番号が114の使用金型
は、金型配置ファイルにおけるステーション番号が11
4の既装着金型とは金型寸法について相互に異なってい
るが、ステーション番号が123の既装着金型とは金型
形状、金型寸法、取付角度については相互に同一であっ
てステーション番号のみが異なっているから、この場合
は図6(c)に示されているように、その使用金型の対
象加工プログラムにおけるステーション番号を114よ
り123へ変更する。これによりこの対象加工プログラ
ムの実行に際して、上述の使用金型をタレットディスク
に新規に交換装着する必要がなくなる。
【0035】このステーション番号の変更が完了する
と、次にこの加工プログラムを実行優先順位第二位とし
てスケジュールファイルに登録する(ステップ41
4)。
【0036】ステップ406において、ステーション番
号のみが異なる既装着金型がない場合は、即ち金型を新
規装着する必要がある場合は、工具装着情報格納部27
が格納している金型配置ファイルが示す現状の金型配置
から、新規装着対象の使用金型の金型装着ステーション
のトラックおよびレンジが各々同一の範囲で金型が装着
されていない空の金型装着ステーションをサーチし(ス
テップ407)、条件合致の空きの金型装着ステーショ
ンがあるか否かを判別する(ステップ408)。
【0037】条件合致の空きの金型装着ステーションが
ある場合は、その条件合致の空きの金型装着ステーショ
ンに新たに装着される金型の情報(金型形状、金型寸
法、取付角度)を工具装着情報格納部27が格納してい
る金型配置ファイル(現状ファイル)の該当ステーショ
ン番号のレコードに書き込み(ステップ412)、また
加工プログラムにおけるその新規装着の使用金型のステ
ーション番号を新規装着する該当ステーション番号に変
更する(ステップ413)。これは空きの金型装着ステ
ーションへのタレット生成である。
【0038】このステーション番号の変更が完了する
と、次にこの加工プログラムを実行優先順位第三位とし
てスケジュールファイルに登録する(ステップ41
4)。
【0039】ステップ408において、条件合致の空き
の金型装着ステーションがない場合は、工具装着情報格
納部27が格納している金型配置ファイルが示す現状の
金型配置から、新規装着対象の使用金型の金型装着ステ
ーションのトラックおよびレンジが各々同一の範囲で未
使用の金型装着ステーションをサーチし(ステップ40
9)、条件合致の未使用の金型装着ステーションがある
か否かを判別する(ステップ410)。
【0040】条件合致の未使用の金型装着ステーション
がない場合は、タレットディスク5、7において、使用
する金型と条件が合う金型装着ステーションTがない
か、あるいはスケジュール運転において金型使用個数が
タレットディスク5、7における金型装着ステーション
数より多く、金型を装着できない場合であり、この場合
は、対象加工プログラムを実行優先順位が最下位の加工
プログラムとしてスケジュールファイルに登録する(ス
テップ411)。
【0041】条件合致の未使用の金型装着ステーション
がある場合は、その条件合致の未使用の金型装着ステー
ションに交換装着される金型の情報を工具装着情報格納
部27が格納している金型配置ファイルの該当ステーシ
ョン番号のレコードに書き込み(ステップ412)、ま
た加工プログラムにおけるその交換装着の使用金型のス
テーション番号を交換装着する該当ステーション番号に
変更する(ステップ413)。このステーション番号の
変更が完了すると、次にこの加工プログラムを実行優先
順位第四位としてスケジュールファイルに登録する(ス
テップ414)。
【0042】これにより金型の交換個数ができるだけ少
なくて済むように加工プログラムの実行順序が自動設定
され、併せて金型の交換個数ができるだけ少なくて済む
ように加工プログラムの使用工具情報が適正化される。
【0043】以上に於ては、本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明したが、本発明は、これらに限定される
ものではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能
であることは当業者にとって明らかであろう。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
によるタレット式加工装置のオートスケジュール作成・
使用工具情報適正化装置によれば、工具装着情報保有部
がタレットディスクの各工具装着ステーションに既に装
着されている工具の情報を現在のタレットディスクの工
具装着配置情報として保有し、加工プログラム実行順序
設定部が、加工プログラムの実行により必要な使用工具
と工具装着情報保有部が示す既装着工具とを加工プログ
ラム格納部が格納している各加工プログラムについて比
較してこの比較によりタレットディスクに新規に工具を
装着する必要がない加工プログラム順に加工プログラム
の実行順序を設定するから、金型の交換個数ができるだ
け少なくて済むように加工プログラムの実行順序が自動
設定され、能率のよいスケジュール運転が行われるよう
になる。
【0045】また既装着工具ステーション番号変更部が
加工プログラムの実行により必要な使用工具と工具装着
情報保有部が示す既装着工具との比較において同一工具
でステーション番号が互いに異なるものについてはその
使用工具の加工プログラムにおけるステーション番号を
前記既装着工具のステーション番号に変更し、新規装着
ステーション番号変更部が加工プログラムの実行により
必要な使用工具と工具装着情報保有部が示す既装着工具
との比較においてタレットディスクに新規に工具を装着
する必要がある場合にはその使用工具の加工プログラム
におけるステーション番号を工具装着情報保有部が示す
装着工具情報において工具が装着されていない工具装着
ステーションのステーション番号に変更するから、金型
の交換個数ができるだけ少なくて済むように加工プログ
ラムの使用工具情報が適正化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタレット式加工装置のオートスケ
ジュール作成・使用工具情報適正化装置をNCタレット
パンチプレスに適用した一実施例を示すブロック先図で
ある。
【図2】NCタレットパンチプレスのタレットディスク
を例示する平面図である。
【図3】本発明によるタレット式加工装置のオートスケ
ジュール作成・使用工具情報適正化装置のゼネラル動作
フローを示すフローチャートである。
【図4】本発明によるタレット式加工装置のオートスケ
ジュール作成・使用工具情報適正化装置の金型交換チェ
ックルーチンを示すフローチャートである。
【図5】加工プログラムの使用材料と板厚とによるグル
ーピング例を示す説明図である。
【図6】(a)は金型配置ファイル、(b)は加工プロ
グラムリスト、(c)はステーション番号変更後の加工
プログラムリストを各々示す説明図である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス 3 NC装置 5、7 タレットディスク 9 オートスケジュール作成・使用工具情報適正化装置 11 加工プログラム管理部 13 加工プログラムグルーピング部 15 加工プログラム実行順序設定部 17 既装着工具ステーション番号変更部 19 新規装着工具ステーション番号変更部 23 加工プログラム格納部 25 スケジュールファイル格納部 21 自動プログラミング装置 27 工具装着情報格納部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−238362(JP,A) 特開 平5−237561(JP,A) 特開 平3−94933(JP,A) 特開 平3−94934(JP,A) 特開 平3−142023(JP,A) 特開 平3−230825(JP,A) 特開 平3−264130(JP,A) 特開 平4−66231(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 28/00 - 28/36 G05B 19/18 B23Q 15/00 G05B 15/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々個別のステーション番号を付けられ
    た複数個の工具装着ステーションを備えたタレットディ
    スクを有し、加工プログラムにより指定されるステーシ
    ョン番号の工具装着ステーションが所定の加工位置に位
    置するよう前記タレットディスクを割り出し移動させて
    指定ステーション番号の工具装着ステーションに装着さ
    れた工具により加工を行うタレット式加工装置が実行す
    る加工プログラムの順序を自動設定し、且つ加工プログ
    ラムの使用工具情報を適正化するオートスケジュール作
    成・使用工具情報適正化装置において、 前記タレットディスクの各工具装着ステーションに既に
    装着されている工具の情報をステーション番号をキーと
    して保有する工具装着情報保有部と、 各々使用工具情報をステーション番号をキーとして有す
    る複数個の加工プログラムを格納する加工プログラム格
    納部と、 加工プログラムの実行により必要な使用工具と前記工具
    装着情報保有部が示す既装着工具とを前記加工プログラ
    ム格納部に格納された各加工プログラムについて比較
    し、この比較により前記タレットディスクに新規に工具
    を装着する必要がない加工プログラム順に加工プログラ
    ムの実行順序を設定する加工プログラム実行順序設定部
    と、 加工プログラムの実行により必要な使用工具と前記工具
    装着情報保有部が示す既装着工具との比較において同一
    工具でステーション番号が互いに異なるものについてそ
    の使用工具の加工プログラムにおけるステーション番号
    を前記既装着工具のステーション番号に変更する既装着
    工具ステーション番号変更部と、 加工プログラムの実行により必要な使用工具と前記工具
    装着情報保有部が示す既装着工具との比較において前記
    タレットディスクに新規に工具を装着する必要がある場
    合、その使用工具の加工プログラムにおけるステーショ
    ン番号を前記工具装着情報保有部が示す装着工具情報に
    おいて工具が装着されていない工具装着ステーションの
    ステーション番号に変更する新規装着ステーション番号
    変更部と、 を有していることを特徴するタレット式加工装置のオー
    トスケジュール作成・使用工具情報適正化装置。
JP05145803A 1993-06-17 1993-06-17 タレット式加工装置のオートスケジュール作成・使用工具情報適正化装置 Expired - Fee Related JP3140613B2 (ja)

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