JP3140838B2 - 画像の位置ずれ補正方法及びその装置及び画像検査装置 - Google Patents
画像の位置ずれ補正方法及びその装置及び画像検査装置Info
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Description
とを比較しながら該被検査画像を検査するために、一方
の画像と他方の画像との間の位置ずれ補正を行う画像の
位置ずれ補正方法、あるいは該方法を用いた画像の位置
ずれ補正装置、あるいは該方法を用いた画像検査装置に
係り、特に、被検査画像の歪み等の影響を低減すること
ができ、又、検査中の処理量を低減することができる画
像の位置ずれ補正方法及びその装置及び画像検査装置に
関する。
印刷不良など様々なものがある。又、その欠陥部分が微
小なものであっても、印刷物の品質上問題となる場合が
ある。更に、輪転印刷機等、印刷済みの印刷物が高速で
連続走行している場合、個々の印刷物の検査も高速に行
わなければならない。
よって行われていた。例えば、印刷機や印刷物の種類に
よっては、印刷後の印刷物を適宜抜き取り、目視により
検査を行っていた。あるいは、一定速度で連続的に走行
する印刷物では、該走行速度に同期させてストロボを発
光し、該印刷物の目視検査を行っていた。
術が開示されている。
の時点で走行印刷物の絵柄から読み取った画像データの
記憶が可能なメモリを備え、該メモリから読み出した画
像データを基準データ、上記走行印刷物の残余の絵柄か
ら読み取った画像データを検査データとし、これら基準
データと検査データとの比較に基づいて印刷の良否判定
を行う方式の印刷物の検査装置に関する技術が開示され
ている。この技術は、上記基準データの特徴と検査デー
タの特徴とを、それぞれ対応する画素単位毎に抽出比較
して印刷の良否判定を行う第1の特徴抽出比較判定手段
を用いると共に、上記基準データの特徴と検査データの
特徴とを、同一絵柄内での所定の範囲における画素の総
和として抽出比較することにより印刷の良否判定を行う
第2の特徴抽出比較判定手段を用い、更に、上記基準デ
ータの特徴と検査データの特徴とを、印刷物の走行方向
に沿って同一直線上に配列された画素の同一絵柄内にお
ける総和として抽出比較することにより印刷の良否判定
を行う第3の特徴抽出比較判定手段をも用い、これら第
1〜第3の各特徴抽出比較判定手段の判定結果を総合判
定して、最終的な印刷物の良否判定を行う。又、この技
術では、所定時点における走行印刷物の走行速度と、検
査データの読取り時における走行印刷物の走行速度との
差を所定値と比較する比較手段を用い、該比較の結果に
基づいて、このときの走行印刷物の絵柄から読み取った
検査データを上記基準データとして新たに書替える手段
をも備えている。この特公平1−47823で開示され
ている技術によれば、印刷物の絵柄など濃度変化が広い
範囲に亘っている場合の良否判定の精度を向上させると
共に、マスキング機能等も備え、印刷物の状態変化に対
しても常に安定した動作を得ることができる。
試料絵柄を画素マトリックスに分解して検出した試料デ
ータを、標本印刷物から予め取り出されメモリに記録さ
れている標本データと1画素ずつ比較し、絵柄の良否判
定を行う印刷物の絵柄検査方法に関する技術が開示され
ている。この技術は、前記試料データ及び標本データの
一方を1画素ずつ印刷物の横方向に位置ずれさせて、前
記両データの他方と比較し、両データが最も一致に近付
いたときの前記両データ間の位置ずれ量により、前記試
料データ又は標本データを印刷物横方向に関し位置ずれ
補正した上で、前記標本データと比較するという技術で
ある。この特公平1−20477で開示されている技術
によれば、印刷物搬送系に位置ずれがあっても、比較的
安価な装置で高精度で絵柄検査を行うことができる。
の走行方向と直角方向に互いに視野が重なり合い、画像
同士が重なり合った状態の画素データを取り出す検出手
段を用い、まず良品データを取り込んで基準データと
し、次に被検査データを取り込んで基準データと比較す
るようにしている。この比較は、各画素比較を行った上
で加算データ同士の比較を行うというものである。この
特開昭62−11152で開示されている技術によれ
ば、走行中の印刷物では避けられない位置ずれに影響さ
れることなく、正確な検査を行うことができる。
術においては、被検査画像と基準画像とを比較しながら
該被検査画像を検査する際には、一方の画像と他方の画
像との間の位置ずれに対する対策が成されている。例え
ば、前記特公平1−20477では、試料データ及び標
本データの一方を1画素ずつ印刷物の横方向に位置ずれ
させながら位置ずれ補正を行うようにしている。
の技術など従来の技術では、被検査画像に歪みが発生し
てしまうと、被検査画像と基準画像との位置ずれを正し
く補正することができなかった。被検査画像や基準画像
の絵柄で濃度変化が激しい部分では、1画素単位の位置
ずれであっても、その影響が非常に大きくなるものであ
る。この場合、従来の技術では、該当部分を欠陥と判定
してしまっていた。あるいは、このように濃度変化の激
しい部分を、検査対象から除いていた。即ち、未検査部
分が生じてしまっていた。
像の位置ずれ補正の際、被検査画像と基準画像とのどち
らか一方を、例えば1画素ずつずらす度に、これら被検
査画像と基準画像とを比較するというものであるため
に、膨大な処理時間を要してしまうという問題があっ
た。
くなされたもので、まず、第1の課題として、被検査画
像の歪み等の影響を低減することができ、又、検査中の
処理量を低減することができる画像の位置ずれ補正方法
及びその装置及び画像検査装置を提供することを目的と
する。
れ補正を行うことができる画像の位置ずれ補正装置を提
供することを目的とする。
像の位置ずれ補正方法は、被検査画像と基準画像とを比
較しながら該被検査画像を検査するために、一方の画像
と他方の画像との間の位置ずれ補正を行う画像の位置ず
れ補正方法において、前記2つの画像のうち、少なくと
も一方の画像を複数の部分領域に分割し、該部分領域毎
に前記位置ずれ補正を行うことにより、前記第1の課題
を達成したものである。
装置は、被検査画像と基準画像とを比較しながら該被検
査画像を検査するために、一方の画像と他方の画像との
間の位置ずれ補正を行う画像の位置ずれ補正装置におい
て、前記2つの画像のうちの一方の画像の少なくとも一
部の画像を、複数の部分領域に分割する領域分割手段
と、該部分領域毎に前記位置ずれ補正を行う領域毎補正
手段とを備えたことにより、前記第1の課題を達成した
ものである。
置において、前記領域毎補正手段が、所定精度Kでの位
置ずれ補正を行う手段であって、更に、前記領域毎補正
手段での補正不良により欠陥候補部分領域を抽出し、該
欠陥候補部分領域を前記領域分割手段で分割対象となる
画像とすると共に、前記所定精度Kをより高精度化し、
前記領域分割手段及び前記領域毎補正手段で行う処理を
再実行させる判定手段とを備えたことにより、前記第1
の課題をより達成したものである。
置において、前記2つの画像が画素画像であって、又、
前記領域毎補正手段が、前記位置ずれ補正の際に、画素
間の位置での濃度を近傍画素の濃度からの内挿によって
求めることにより、1画素の距離より細かい位置ずれ補
正をも可能な手段であることにより、前記第1の課題に
加え、前記第2の課題を達成したものである。
検査画像と基準画像とを比較しながら該被検査画像の欠
陥を検出する画像検査装置において、前記2つの画像の
うちの一方の画像の少なくとも一部の画像を、複数の部
分領域に分割する領域分割手段と、該部分領域毎に前記
位置ずれ補正を行う領域毎補正手段と、前記領域毎補正
手段での補正不良を検出する判定手段とを備え、該補正
不良の検出により前記被検査画像の欠陥を検出すること
により、前記第1の課題を達成したものである。
合には、紙やフィルム等の印刷媒体の伸縮や歪み等によ
り、被検査画像が歪んでしまうことがある。又、該印刷
物が輪転印刷機で印刷されたものである場合には、印刷
中の該印刷物の蛇行等によっても、印刷された絵柄に歪
みが生じてしまう。あるいは、被検査画像や基準画像を
取り込む際に用いられる撮影手段にも歪みがあり、例え
ば撮影用レンズには湾曲歪み等の収差があるものであ
る。被検査画像と基準画像とを同一の撮影用レンズによ
り撮影したとしても、その視野内での相対的位置がこれ
ら被検査画像と基準画像とで異なってしまうと、これら
画像間には湾曲歪みの生じ方に差異が生じ、結果として
被検査画像に歪みが生じてしまう。本発明は、画像検査
に際して行われる位置ずれ補正をより良好に行うため
に、このような被検査画像の歪み等の影響に着目して成
されたものである。
チャートである。
ず、被検査画像と基準画像との少なくとも一方の画像を
複数の部分領域に分割する。続いてステップ502で
は、該部分領域毎に位置ずれ補正を行う。このように、
前記第1発明では、被検査画像全体と基準画像全体とを
一度に位置ずれ補正するのではなく、まず複数の部分領
域に分割して、該部分領域毎に位置ずれ補正を行い、こ
の後、例えば該部分領域毎に画像検査を行うようにして
いる。これにより、被検査画像の歪み等の影響を低減し
ている。
が、このような部分領域毎の位置ずれ補正や画像検査の
精度(細かさ)を異ならせた場合には、位置ずれ補正処
理の処理量や画像検査処理の処理量の全体量を低減する
ことができ、処理速度の改善等を図ることが可能であ
る。
ないが、前記位置ずれ補正の際、画素間の位置での濃度
を近傍画素からの内挿によって求めることにより、1画
素の距離より細かい位置ずれ補正を行うことをも見出し
ている。このような近傍画素の濃度からの内挿によれ
ば、より細かい位置ずれ補正を行うことができ、より綿
密に位置ずれ補正を行うことができる。
後述する実施例のシフト移動ステップ量やシフト移動範
囲等であり、これは特に限定されるものではない。
明する。
刷物集中検査装置の構成を示すブロック図である。
を含む複数の印刷機を1箇所で検査する印刷物集中検査
装置本体80が示されている。又、この図1に示されて
いる印刷機10は、最終印刷ユニット12から送り出さ
れる帯状の印刷物1を、フィードロール14及び巻上部
16によりロール状に巻き取られる。又、該印刷機10
からは、該印刷機が運転中であるか否か等を示す印刷状
態信号と、前記印刷ユニット12に取付けられたロータ
リエンコーダ18により、前記印刷物1の走行に従った
パルス信号を出力する。前記印刷ユニット12等、前記
印刷機10が備える印刷ユニットの版胴の周長が印刷さ
れる絵柄1つ(以降、1面とも称する)より長い場合、
版胴−回転で複数の絵柄が印刷される。このような面位
置を検出するため等、前記ロータリエンコーダ18は、
所定回転毎パルス信号を出力する。 この図2に示され
る印刷機10においては、走行中の印刷物表面状態を撮
影し、所定の画像信号を出力する検出部30が、前記印
刷ユニット12と前記フィードロール14との間に配置
されている。又、中継器40には、前記印刷状態信号
と、前記ロータリエンコーダ18によるパルス信号が入
力され、又前記検出部30が接続されている。なお、図
示される合計3台の中継器40と同様に、図示されない
他の中継器についても、図示されない他の印刷機に対応
して設けられている。これら中継器40は、それぞれ前
記集中検査装置本体80中の判定部100に接続されて
いる。
の、印刷物走行方向から見た側面図である。
こう側へと走行している。又、検出部30は、主とし
て、ランプハウス32a に収められた光源32b と、該
光源32b からの光をライトガイド34へと導く光ファ
イバ33とを備え、該ライトガイド34に設けられたス
リットから前記印刷物1を照明する。前記ランプハウス
32a には図示されぬ放熱ファンが内蔵され、前記光源
32b で生じる熱が放熱される。該光源32b には、例
えばハロゲンランプや、クセノンランプ等の放電光源等
が用いられる。又、前記検出部30は、前記印刷物1の
走行方向に直交して配列された複数のラインセンサカメ
ラ36を有している。これら個々のラインセンサカメラ
36で撮影される、前記印刷物1上の1次元ライン状の
被撮影部分も、前記印刷物1の走行方向に直交してい
る。又、これら複数のラインセンサカメラ36のそれぞ
れの視野は、隣接する他のラインセンサカメラ36の視
野と重複している。なお、電気回路38は、前記複数の
ラインセンサカメラ36からの1次元ライン状の画像の
画像信号から、前記印刷物1のほぼ幅全体に亘る1つの
1次元ライン状の画像の信号を得ると共に、これを前記
中継器40へと伝送する処理等を行う。
電気回路の電気回路図である。
インセンサカメラ36から得られた画像信号を前記中継
器40へ出力するための当該検出部電気回路38は、主
に、A/D変換部38a と、フレームメモリ38b と、
画像圧縮回路38c と、光通信部38d と、ドライバ3
8e とを備えている。
38g により前記複数のラインセンサカメラ36それぞ
れからの画像アナログ信号を画像デジタル信号に変換す
る。又、該A/D変換部38a は、隣接する前記ライン
センサカメラ36同士の画像を統合することにより、前
記印刷物1のほぼ幅全体に亘る連続した1次元ライン状
のデジタル画像を生成する。又、該生成されたデジタル
画像は、前記印刷物1の走行に同期して順次前記フレー
ムメモリ38b へと書き込まれる。これにより、前記複
数のラインセンサカメラ36で、前記印刷物1の走行に
同期して走査した2次元フレームの画像を得ることがで
きる。
画面(1フレーム)分のデジタル画像は、前記画像圧縮
回路38c によりデータ圧縮され、前記光通信部38d
へと出力される。この画像圧縮回路38c で行われるデ
ータ圧縮は、静止画像符号化で近年用いられるようにな
ってきているJPEG(joint picture expert group)
方式の符号化が用いられている。この画像圧縮回路38
c で行うデータ圧縮は、画像デジタル信号の伝送時間短
縮等、伝送能率を向上させるためであり、他のデータ圧
縮方式であってもよい。例えば、従来から知られている
エントロピー符号化やハフマン符号化やランレングス符
号化等を単一に用いるものであってもよい。前記画像圧
縮回路38c からの画像デジタル信号は、前記光通信部
38d において光変調され、前記中継器40へと送信さ
れる。
記印刷物1の走行に同期するタイミング信号、即ち該走
行によって走査しながら該印刷物1上を1次元ライン状
に撮影するタイミングの信号は、前記ドライバ38e に
より、前記複数のラインセンサカメラ36それぞれへと
出力される。又、前記中継器40からは、印刷される絵
柄に対応した前記面毎のタイミング信号も送られるが、
該信号は前記A/D変換部38a が前記フレームメモリ
38b へとデジタル画像を書き込む際に1フレームの開
始の検知のために用いられている。
のハードウェア構成を示すブロック図である。
中継器40は、この図5に示されるように、主として、
CPU(central processing unit )40a と、ROM
(read only menory)40b と、RAM(random acces
s menory)40c と、並列入出力回路40d と、カウン
タ40e と、O/E(optical to electrical )変換器
40f と、シリアル変換器40g と、シリアル変換器4
0h と、E/O(electrical to optical )変換器40
i と、バス40j とにより構成されている。
予め書き込まれているプログラムに従って、前記バス4
0j を介して、前記RAM40c や、前記並列入出力回
路40d や、前記シリアル変換器40g や、前記シリア
ル変換器40h にアクセスし、所定の処理を行う。例え
ば、該CPU40a は、前記ROM40b に予め書き込
まれているプログラムに従って、前記印刷機10からの
信号に主として従った前記検出部30へのタイミング信
号の生成処理や、前記検出部30からの画像デジタル信
号を前記判定部100へ中継する処理等を行う。
のプログラム実行時のデータ一時記憶に用いられるだけ
でなく、前記検出部30から前記判定部100へ画像デ
ジタル信号を中継する際に、該画像デジタル信号のバッ
ファメモリとしても用いられる。前記並列入出力回路4
0d は、前記印刷機10や前記検出部30に対して、ビ
ット単位あるいは所定ビット数毎の入出力を、前記CP
U40a や前記バス40j での処理単位となるビット数
幅で行う。前記カウンタ40e は、前記ロータリエンコ
ーダ18から送られてくる前記印刷物1の走行位置に相
対的に対応したエンコーダ信号から、該印刷物1の絶対
的な走行位置を求める。前記O/E変換器40f は、光
ファイバを用いて前記検出部から送られてきた光変調さ
れた画像デジタル信号を復調し、前記シリアル変換器4
0g へと出力する。該シリアル変換器40g は、前記O
/E変換器40f が出力するシリアルの画像デジタル信
号を、前記CPU40a がアクセス可能な所定ビット数
幅のパラレルデータに変換する。前記シリアル変換器4
0h は、前記CPU40a が書き込んだ所定ビット数幅
の画像デジタル信号をシリアルに変換して、これを前記
E/O変換器40iへと出力する。該E/O変換器40i
は、前記シリアル変換器40h から順次送られてくる
シリアルの画像デジタル信号を光変調し、光ファイバに
て前記判定部100へと送信する。
ック図である。
0の主な機能は、画像タイミング制御部40m と、画像
信号中継部40p と、メモリ40n とにより構成され
る。
印刷機10のロータリエンコーダ18からの信号、例え
ば前記A相信号等に従って、前記検出部30が用いるタ
イミング信号、例えば前記カメラスタート信号や前記読
出イネーブル信号を生成する。この際、該画像タイミン
グ制御部40m は、後述するキーボード62からオペレ
ータが予め入力した面付情報をも用いる。この面付情報
は、前記印刷機10の版胴の印刷内容等に関する情報で
あり、例えば何面の印刷を行うものであるか等の情報で
ある。
電気回路38から光ファイバを介して送られてきた画像
デジタル信号を受信し、これを前記メモリ40n に記憶
する。又、該画像信号中継部40p は、前記集中検査装
置本体80の判定部100からの要求に応じて、該メモ
リ40n に記憶されているデジタル画像を画像デジタル
信号として該判定部100へと光ファイバを介して出力
する。前記メモリ40n には、複数フレームのデジタル
画像を記憶することができる。前記判定部100は複数
の中継器40(40a 〜40c )が接続されているが、
このように前記画像信号中継部40p や前記メモリ40
n を用いた当該中継器40の中継処理により、それぞれ
の中継器40に対応するそれぞれの印刷機の印刷物検査
を順次行うことが可能である。
ードウェア構成を示すブロック図である。
中検査装置本体80は、主として、CPU(central pr
ocessing unit )50と、主記憶装置52と、ハードデ
ィスク装置54と、フロッピディスク装置58と、入出
力装置60と、O/E変換器60a と、キーボード62
と、CRT(cathode ray tube)制御装置64a と、C
RT64b と、ネットワーク制御装置66と、プリンタ
装置68と、システムバス70とにより構成されてい
る。
もの等、前記ハードディスク装置54から前記主記憶装
置52へと読み込まれたプログラムモジュール等を実行
する。前記ハードディスク装置54には、本実施例に係
るプログラムモジュールやデータ等が記憶されており、
必要に応じて前記主記憶装置52へと読み出されるよう
になっている。前記フロッピディスク装置58は、種々
のプログラムモジュールやデータの、他のコンピュータ
システム等との受け渡しに用いられている。前記入出力
装置60は、他のデジタル処理装置との接続に用いられ
ている。例えば、複数の前記O/E変換器60a を介し
て、複数の前記中継器40(40a 〜40c )と接続さ
れ、各印刷機の印刷物検査に係る画像デジタル信号が入
力される。
置64a 及び前記CRT64b と共に、オペレータが当
該集中検査装置本体80を操作する際に用いられる。
又、該キーボード62は、種々のデータ設定等の際にも
用いられる。又、前記CRT制御装置64a 及びCRT
64b は、当該集中検査装置本体80での印刷物検査結
果や、これに基づいた異常検出をオペレータに伝達する
ために用いられる。
中検査装置本体80をオンラインで他のコンピュータシ
ステムに接続するために用いられている。例えば、当該
集中検査装置本体80で収集することができるデータや
印刷物検査結果、更には、当該集中検査装置本体80の
自己診断結果や、当該集中検査装置本体80に接続され
る機器や装置、例えば前記中継器40や前記検出部30
や印刷機10の異常診断結果等を、他のコンピュータシ
ステムで集中監視することができるようになっている。
前記プリンタ装置68は、当該集中検査装置本体80で
の印刷物検査結果や、これに関する情報等を印字する。
U50が、前記主記憶装置52や、前記ハードディスク
装置54や、前記フロッピディスク装置58や、前記入
出力装置60や、前記キーボード62や、前記CRT制
御装置64a や、前記ネットワーク制御装置66や、前
記プリンタ装置68にアクセスする際用いられる。該シ
ステムバス70は、該システムバス70に接続される装
置選択等に用いられるアドレスバスと、前記CPU50
がアクセスする際のデータ受け渡しに用いられるデータ
バスとを有している。
能構成を示すブロック図である。
中検査装置本体80は、主として、判定部100と、不
良画像記憶部82と、不良表示部84と、データ集計部
86と、ネットワーク接続部88とを有している。又、
キーボード62、CRT制御装置64a 、CRT64b
及びプリンタ68等が用いられている。これら判定部1
00や不良画像記憶部82等で行われる処理や操作は、
当該集中検査装置本体80に接続されている複数の印刷
機10について行われる。又、印刷物検査結果等のデー
タは、これら印刷機10間で共用されている。
記中継器40から光変調されて伝送された画像デジタル
信号を復調し、前記検出部電気回路38の画像圧縮回路
38c で行われたデータ圧縮を復元し、この結果のデジ
タル画像に従って印刷物検査を行う。
00で印刷物の不良が検出された場合、対応するフレー
ムのデジタル画像をデータ圧縮し、不良発生場所情報等
と共に前記ハードディスク装置54に記憶する。該不良
発生場所情報は、印刷物の不良が検出されたフレーム番
号や、該フレーム内での欠陥部分の場所を示す情報であ
る。
2や前記CRT制御装置64a や前記CRT64b によ
るオペレータの操作で、あるいは印刷物不良発生時に自
動的に、前記不良画像記憶部82で記憶された画像やこ
れに係る不良発生場所情報等を表示する。該不良表示部
84では、この際、記憶されていた表示するデータ圧縮
されていたデジタル画像の復元を行う。
生した際に、そのフレームの画像及びこれに関する不良
発生場所情報を記憶するようにしているので、オペレー
タは随時印刷物不良の状態を把握したり観察したりする
ことができる。輪転印刷機で目視で印刷物不良が発見さ
れた場合、従来、ラベルの挿入やマーキング等が行われ
ていたが、その不良箇所や欠陥部分を観察するためには
巻き取られている印刷物を巻き戻さなければならないと
いう問題があった。しかしながら、本実施例によれば、
随時、印刷物の不良の把握や検査を行うことができる。
0で検出された印刷物不良の数等を集計し、この結果を
記憶する。又、この集計結果は、前記キーボード62か
らのオペレータの操作等により、前記CRT64b に表
示したり、前記プリンタ装置68に印字したりして出力
することができる。
該集中検査装置本体の故障等の異常や、当該集中検査装
置本体80に接続される機器や装置、例えば前記検出部
30や前記中継器40や印刷機10の故障等の異常を検
出し、これをオンラインで他のコンピュータシステムに
伝達する。
定部の機能構成を示すブロック図である。
00は、主に、光受信部102と、画像復元部104
と、切替手段106と、基準画像メモリ108と、検査
画像メモリ110と、差分部112と、判定回路116
と、記録部118とを備えている。これらの構成は、前
記印刷機10の前記検出器30毎に備える。あるいは、
これらの構成を1組備え、前記検出器30毎の印刷物不
良判定を順次行う。
て前記中継器40から光変調されて送信された画像デジ
タル信号の復調を行う。前記画像復元部104は、前記
検出部電気回路38内の画像圧縮回路38c でデータ圧
縮されたデジタル画像を復元する。
タル画像の出力先を、前記基準画像メモリ又は前記検査
画像メモリ110へと切り替えるデータ切替手段であ
る。該切替手段106が接点a と接点c とがオン状態と
なると、前記復元されたデジタル画像は前記検査画像メ
モリ110に書き込まれる。一方、接点b と接点c とが
オン状態となると、前記復元されたデジタル画像は前記
基準画像メモリ108へと書き込まれる。本実施例の印
刷物集中検査装置において、所定の印刷機の印刷物検査
開始にあたっては、前記切替手段106を接点b へと切
り替えることで、まず良品の印刷物のデジタル画像を前
記基準画像メモリ108に書き込む。又、この後の印刷
物の検査中には、前記切替手段を接点a へと切り替え、
逐次前記検出部30及び前記中継器40から送られ、前
記画像復元部104で復元されたデジタル画像を前記検
査画像メモリ110へと書き込む。
検査画像メモリ110のデジタル画像を、その更新され
たフレーム毎に、所定の複数の部分領域に分割しながら
該部分領域毎に、前記基準画像メモリ108と1画素毎
に差分演算を行う。具体的には、該差分演算は、前記検
査画像メモリ110のデジタル画像の各画素をラスタス
キャンしながら、各画素の濃度値と、該画素に対応する
前記基準画像メモリ108の画素の濃度値との差の絶対
値を順次求めるというものである。このような差分演算
の際、前記差部分112は、前記分割領域毎に位置ずれ
補正等の補正を行う。
から出力される差分演算結果を1フレーム(1画面)の
範囲で積分し、該積分結果を所定の閾値と比較すること
により、前記検査画像メモリ110に書き込まれたデジ
タル画像に対応する印刷物表面の良否を判定する。該判
定結果は、前記記録部118へと出力される。該記録部
118は、前記判定回路116から印刷物不良の入力が
あると、該印刷物不良に対応する前記検査画像メモリ1
10のデジタル画像と前記基準画像メモリ108のデジ
タル画像とを読み出し、不良発生時刻や不良発生箇所等
の各種情報と共に、一時記憶する。この際、該記録部1
18は、これらデジタル画像のデータ圧縮をも行う。
又、これらデジタル画像を、前記不良画像記憶部82や
前記データ集計部86からの要求に応じて出力する。
分部の機能構成を示すブロック図である。
100に備えられている前記差分部112は、主とし
て、領域分割回路112a と、部分領域記憶メモリ11
2b と、テンプレートシフト回路112c と、シフト範
囲記憶メモリ112d と、シフトステップ記憶メモリ1
12e と、シフト量記憶メモリ112f と、マッチング
判定回路112g とを備えている。又、該差分部112
は、前記図9で前述した前記基準画像メモリ108と、
前記検査画像メモリ110と、前記判定回路116とに
接続されている。
域記憶メモリ112b に記憶されている各分割領域の座
標データに従って、前記検査画像メモリ110に記憶さ
れているデジタル画像から、所定の部分領域の画像を切
り出す。前記部分領域記憶メモリ112b に記憶されて
いる前記座標データは、図12等を用いて後述するよう
な各部分領域の範囲を示す座標データである。
領域分割回路112a で切り出された部分領域のデジタ
ル画像を、前記基準画像メモリ108に記憶されている
デジタル画像の該部分領域に対応する部分で、前記テン
プレートシフト回路112cで逐次シフトしながらテン
プレートマッチングを行う。該テンプレートシフト回路
112c で逐次行われる部分領域のデジタル画像(テン
プレート)のシフトは、前記部分領域記憶メモリ112
b に記憶されている当該部分領域の座標に対応する前記
基準画像メモリ108のデジタル画像での位置を中心と
して、前記シフト範囲記憶メモリ112d に記憶されて
いるシフト移動範囲で、前記シフトステップ記憶メモリ
112e に記憶されているシフト移動ステップ量毎に逐
次シフトするというものである。このように逐次シフト
する際、そのシフト量の累積は、前記シフト量記憶メモ
リ112f に記憶される。このように逐次シフトしなが
ら、前記マッチング判定回路112g は、前記領域分割
回路112a で切り出された部分領域のデジタル画像が
前記基準画像メモリ108上で最も一致する座標位置を
求める。又、該マッチング判定回路112g はこの際、
次式で示されるような類似度R(i ,j )を求める。こ
れら座標位置及び類似度R(i ,j )は、前記判定回路
116へと出力される。
分領域の基準画像に対する座標位置(相対的なシフト位
置)であり、座標(k ,l )は該部分領域のデジタル画
像中のそれぞれの画像(画素の位置)であり、I
(i ,j )(k ,l )は、シフトされた前記部分領域の
デジタル画像の各画素の濃度値であり、T(k ,l )
は、基準画像メモリの対応する画素の濃度値である。
ング判定回路112g から入力された座標位置(i ,j
)と、次式により求められる不一致画素数N(i ,j
)とに従って、前記領域分割回路112a で切り出さ
れ、その後テンプレートマッチングが行われた部分領域
についての良否判定、即ち画像欠陥を有する可能性のあ
る欠陥候補部分領域であるか、欠陥のない無欠陥部分領
域であるかの判定を行う。
閾値である。このような判定で欠陥候補部分領域とされ
た場合には、該判定回路116は、前記差分部112で
の位置ずれ補正を再実行させる。この際、該欠陥候補部
分領域は更に分割され、前記シフト範囲記憶メモリ11
2d 及び前記シフトステップ記憶メモリ112e の値
は、より小さい値とされ、より細かい位置ずれ補正で再
実行される。なお、欠陥補正部分領域であるにも拘ら
ず、部分領域の分割の限界となると、前記座標位置(i
,j )と、類似度R(i ,j )と、不一致画素数N(i
,i )とを前記記録部118へと出力する。この出力
段階で、欠陥候補部分領域の欠陥有りの判定が確定す
る。
ートマッチングの説明図である。
1)の部分領域Na は、前記領域分割回路112a によ
り切り出された、検査画像の部分領域である。前記マッ
チング判定回路112g でテンプレートマッチングを行
いながら、逐次シフトされた当該部分領域の座標位置は
(i ,j )である。この座標位置は、前記シフト量記憶
メモリ112f に記憶されている。一方、画素数(M1
×M1)の領域Ma は、前記シフト範囲記憶メモリ11
2d に記憶されているデータにより定まる、テンプレー
トマッチングの際のシフト範囲(シフトの限界)であ
る。
分割の一例を示す線図である。
110に記憶されるデジタル画像N全体は、合計16個
の部分領域に分割されている。この合計16個への分割
は、次に述べる第2階層の分割に該当する。前記図10
で前述したようなテンプレートマッチングは、このよう
に分割された部分領域毎に行われる。
る本実施例の被検査対象のデジタル画像は、(256×
256=65536)画素の画像である。又、このよう
なデジタル画像を順次4分割したものを、以下に述べる
ように第0階層〜第7階層として定義する。
りの画素数2562 画素: 第1階層:部分領域個数4個:部分領域当りの画素数1
282 画素: 第2階層:部分領域個数6個:部分領域当りの画素数6
42 画素: 第3階層:部分領域個数64個:部分領域当りの画素数
322 画素: 第4階層:部分領域個数256個:部分領域当りの画素
数162 画素:シフト範囲8画素:1回のシフト量4画
素: 第5階層:部分領域個数1024個:部分領域当りの画
素数82 画素:シフト範囲4画素:1回のシフト量2画
素: 第6階層:部分領域個数4096個:部分領域当りの画
素数42 画素:シフト範囲2画素:1回のシフト量1画
素: 第7階層:部分領域個数16384個:部分領域当りの
画素数22 画素:シフト範囲1画素:1回のシフト量1
/2画素:
階層でのテンプレートマッチング等の処理は行わず、前
記検査画像メモリ110のデジタル画像は、まず256
分割される。即ち、第4階層から第7階層までの処理の
みが行われる。
と基準画像との画素毎の比較検査の説明図である。
112a で切り出された部分領域Na の画素Np と、前
記基準画像メモリ108に記憶されているデジタル画像
のシフト範囲Ma 中の画素Mp との、前記(1)式に従
ったテンプレートマッチングの様子が示されている。こ
れは、各画像毎に前記(1)式に従って、前記マッチン
グ判定回路112g が対象となる部分領域Na 中の欠陥
部分の有無の判定に用いることができる類似度R(i ,
j )を算出し、これに基づいてテンプレートマッチング
を行うというものである。又、前記判定回路116は、
前記不一致画素数N(i ,j )と所定閾値とに従って、
欠陥候補部分領域であるか、無欠陥候補部分領域である
か判定する。
分割に従った階層構成図である。
る第0階層と、部分領域個数が256個である第4階層
と、部分領域個数が1024個の第5階層と、部分領域
個数が4096個の第6階層と、部分領域個数が163
84個の第7階層とが示されている。又、この図14に
おいて、“●”は、前記差分部112でテンプレートマ
ッチング完了後の前記不一致画素数N(i ,j )の値が
所定閾値以上であることにより、何等かの欠陥がある可
能性有りとされた部分領域を示すノードである。一方、
“○”は、前記不一致画素数N(i ,j )が所定閾値以
下であって、一応欠陥の可能性はないとされた部分領域
を示すノードである。又、前記“●”印に付された座標
(i ,j )は、テンプレートマッチングがされた該当す
る階層におけるシフト量である。
は、●ノード、即ち欠陥の可能性有りとされた部分領域
についてのみ、更に細かく部分領域に分割し、該更に分
割された部分領域に対して前記差分部112による処理
を再実行するようにしている。即ち、○ノードについて
は、更に細かい部分領域への分割を行うことはなく、前
記差分部112による処理を再実行することはない。
示される欠陥候補部分領域については、更に細かい部分
領域に分割された第(n +1)階層での前記差分部11
2による処理を再実行する際、前記シフト範囲記憶メモ
リ112d に書き込まれているデータや、前記シフトス
テップ記憶メモリ112e に書き込まれているデータを
書き替えるようにしている。即ち、第(n +1)階層で
は、第n 階層に比べて、前記差分部112でのテンプレ
ートマッチングの際逐次行われるシフトのシフト範囲が
狭められ、又、1回のシフト量(シフトステップ)の大
きさも小さくされる。即ち、より上位の階層ほど粗い位
置ずれ補正を行い、階層がより下層になるに連れ細かな
補正を行うようになっている。従って、本実施例によれ
ば、濃度差がほとんどない、あるいは全くない絵柄の部
分領域については、比較的上位の階層で欠陥部分の有無
の見極めを行う。従って、前記検査画像メモリ110に
書き込まれた1フレームのデジタル画像全体に対する欠
陥有無の判定に要する処理量や処理時間をより減少する
ことができる。
ないが、本実施例では、図21〜図24を用いて後述す
るように、前記第7階層での前記差分部112でのテン
プレートマッチングのシフトの際には、隣接する画素間
の位置での濃度を近傍画素の濃度からの内挿によって求
めることにより、1画素の距離より細かい位置ずれ補正
をも可能としている。又、本実施例では、図25を用い
て後述するように、前記差分部112でのテンプレート
マッチングの際、該当する部分領域中の全画素を参照す
るものではなく、当該部分領域の一部の領域のみを参照
して比較するようにしている。これにより、テンプレー
トマッチングの際の、主として前記マッチング判定回路
112g での前記基準画素メモリ108に記憶されてい
るデジタル画像との画素毎の比較処理における、処理量
や処理時間を減少している。
1例のフローチャートである。
ずステップ602では、第0階層が第4階層へと分割さ
れている。分割された後の部分領域の画素数は(16×
16)画素である。ステップ604では、前記ステップ
602で分割された各部分領域毎に、順次前記差分部1
12でのテンプレートマッチング及び位置ずれ補正を行
う。ステップ606では、前記ステップ604でのテン
プレートマッチング後のそれぞれの部分領域の不一致画
素数N(i ,j )により、欠陥候補部分領域であるか、
あるいは無欠陥部分領域であるの判定を行う。これらス
テップ602〜606で行われる処理は、前記第4階層
に対応する処理である。
て、前記ステップ606で欠陥候補部分領域とされたも
のを4分割する。この4分割によれば、(8×8)画素
の部分領域に分割される。ステップ612では、前記ス
テップ610で分割された各部分領域毎に、テンプレー
ト移動範囲、即ち前記シフト範囲記憶メモリ112dに
書き込まれるデータを算出する。又、このステップ61
2では、前記シフトステップ記憶メモリ112e に書き
込むデータをも算出する。ステップ614では、前記ス
テップ610で分割された部分領域毎に、前記差分部1
12でのテンプレートマッチング及び位置ずれ補正を行
う。ステップ616では、前記ステップ614での位置
ずれ補正後の不一致画素数N(i ,j )の大きさを所定
閾値と比較することにより、前記ステップ610で分割
された後の各部分領域毎の、欠陥候補部分領域であるか
あるいは無欠陥部分領域であるかの判定を行う。これら
ステップ610〜616で行われる処理は、前記第5階
層に対応する処理である。
では、前記ステップ602〜606で説明した第4階層
に対応する処理や、前記ステップ610〜616で説明
した前記第5階層に対応する処理と同様の処理を行う。
602から前記ステップ622までの処理で補正し切れ
なかった部分領域、即ち、前記ステップ622での位置
ずれ補正後の不一致画素数N(i ,j )の値が所定閾値
以上であって、欠陥候補部分領域とされたものについ
て、残画像の生成を行う。この残画像の生成は、前記検
査画像メモリ110に書き込まれているデジタル画像に
おいて、欠陥部分の画像である。
で行われる部分領域分割による、第2階層〜第5階層を
示す線図である。
14の階層構成図で用いられた検査画像と同一のものに
ついて、欠陥候補部分領域が次の階層で4分割されてい
く様子が示されている。なお、これら図16〜図19に
おいて、ハッチングされた部分領域及び左下りの斜線が
付された部分領域は、いずれも、前記図14の●ノード
で示される欠陥候補部分領域に対応する。又、これら図
16〜図19において、ハッチングされた部分領域は、
次の階層で4分割されたいずれの部分領域も無欠陥部分
領域とされたものである。一方、左下りの斜線が付され
た部分領域は、次の階層で4分割された部分領域のうち
少なくとも1つの部分領域について、欠陥候補部分領域
とされたものである。
記図14でも示されたように、合計3個の部分領域が欠
陥候補部分領域とされる。続いて図17では、第5階層
として、前記図16の欠陥候補部分領域それぞれが4分
割されている。又、前記図14でも示されたように、こ
の第5階層では、4分割された後の部分領域のうち、合
計2個が欠陥候補部分領域とされている。続いて図18
では、第6階層として、前記図17で欠陥候補部分領域
とされたものが更に4分割されている。これら更に4分
割された後の部分領域のうち、前記図14でも示された
ように、合計1個が欠陥候補部分領域とされている。続
いて図19では、第7階層として、前記図17で欠陥候
補部分領域とされたものが更に4分割されている。この
図19では、前記図14と同様に、4分割された後のも
のの1つが欠陥候補部分領域とされている。
2例のフローチャートである。
理は、ステップ650及び652は、それぞれ、前記図
19のステップ602及び604の処理と同様である。
テップ660では、前記ステップ652のテンプレート
マッチングや位置ずれ補正の後、前記ステップ650で
分割された部分領域全てを4分割する。この分割の後に
は、各部分領域は(8×8)画素となる。次にステップ
662では、前記ステップ660で分割された部分領域
毎に、前記(2)式に従って前記不一致画素数N(i ,
j )を求め、該不一致画素数N(i ,j )と所定の閾値
との比較により、欠陥候補部分領域であるかあるいは無
欠陥部分領域であるかの判定を行っている。該ステップ
662に続くステップ664、666は、それぞれ、前
記図19のステップ612及び614と同様の処理を行
う。これらステップ664及び666では、前記ステッ
プ662で欠陥候補部分領域とされた部分領域毎に、前
記シフト範囲記憶メモリに設定するデータや、前記シフ
トステップ記憶メモリ112e に設定するためのデータ
を算出したり、前記差分部112によるテンプレートマ
ッチングや位置ずれ補正を行う。
る処理や、ステップ672での第7階層に対応する処理
は、前記ステップ650から前記ステップ666までの
前述のような第4階層や第5階層に対応する処理と同様
の処理を行う。なお、この図20のステップ674は前
記図19のステップ624と同様の処理である。
での位置ずれ補正を示す説明図である。又、図22は、
前記差分部で行われる画素単位以下での位置ずれ補正を
示す説明図である。
は、基準画像中のラスタスキャン方向の1ラインの各画
素の濃度を、直線補間したものである。又、符号L2a
及びL2b は、検査画像中の1ラインの各画素の濃度を
直線補間したものを示している。符号P1は、前記基準
画像中の所定画素の濃度を示している。符号P2a 〜P
2d は、前記検査画像中の所定画素の濃度を示してい
る。
検査画像を1画素単位で位置ずれ補正した場合には、十
分な結果を得ることができない。これは、前記画素P
1、P2a 、P2c 、P2d 付近で、濃度変化が急激で
あるためである。このため、1画素単位で位置ずれ補正
を行ったとしても、符号P1の濃度と符号P2a の濃度
との濃度差が比較的大きくなってしまう。
間の中間の位置での濃度を、その両端の画素の濃度から
内挿によって求めている。例えば、符号P2a の画素の
濃度と符号P2c の画素の濃度との内挿から、これら画
素の間の中間の位置の濃度、即ち符号P2b で示される
位置の濃度を求めている。又、この図22では、このよ
うな内挿によって求められた濃度を用いながら、1/2
画素単位での位置ずれ補正を行っている。この結果、前
記図21に比べてより良好な位置ずれ補正結果が得られ
ている。即ち、基準画像の符号P1で示される画素の濃
度と、これに対して位置ずれ補正された検査画像の符号
P2b の位置の濃度との濃度差は、前記図21の場合と
比べ、極めて小さくなっている。
間での内挿を示す説明図である。
は、互いに隣接する4画素によって、これら4画素の中
心を結ぶ長方形内の位置の濃度を、次式により内挿して
求めている。
3の同符号で位置が示された各画素の濃度である。又、
i 及びj は、b の位置から画素 a1 までの距離を示す。
の内挿は1次内挿法によっているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、例えば3次畳み込み内挿法のよ
うな高次の補間法を用いてもよい。
ずれ補正の過程を示す説明図である。
れている。即ち、この図24で描かれている検査画像
は、前記図14で用いられた検査画像と同じものであ
る。この図24の符号P3a 〜P3e は、前記図14の
同符号のものに対応するものである。
おいては、(+4,−4)だけ位置ずれ補正される。第
5階層には、(+2,+2)だけ位置ずれ補正される。
第6階層では、(+1,0)だけ位置ずれ補正される。
第7階層では、(−0.5,+0.5)だけ位置ずれ補
正される。なお、これらの位置ずれ補正の単位は、検査
画素を構成する画素の大きさ(一辺の長さ)である。
ど粗い位置ずれ補正を行い、階層が下に進むほどより細
かな位置ずれ補正を行うようになっている。
際の参照領域を示す説明図である。
域分割回路112a で切り出された部分領域である。符
号Ma は、該部分領域Na によるテンプレートマッチン
グの際のシフト範囲である。符号Nb は、参照領域を示
す。
レートマッチングを行いながら位置ずれ補正量を求める
際に、前記部分領域Na とこれに対応する基準画像部分
との一致を、該部分領域Na を構成する全画素について
比較参照するのではなく、前記参照領域Nb の範囲に限
定して比較参照している。この参照領域は、前記部分領
域Na 毎に予め決められているもので、該部分領域Na
中の絵柄の特徴となる部分を含むように設定される。例
えば、前記部分領域Na のうち、濃度差が大きい絵柄の
境界部分を含み、且つ絵柄が細かすぎない部分などを前
記参照領域Nbに設定する。
際の基準画像との比較参照の際に、前記部分領域Na 内
の予め設定された前記参照領域Nb 内の画素のみを比較
参照するようにしている。これにより、テンプレートマ
ッチングの際の処理量や処理時間を減少できるだけでな
く、テンプレートマッチングの際の誤りの発生等を低減
している。例えば絵柄の細かい部分ではテンプレートマ
ッチングの誤りを生じることがあるが、これを防ぐこと
ができる。
前述したように、部分領域への分割は順次4分割に等分
するというものである。しかしながら、本発明はこのよ
うな部分領域への分割に限定されるものではなく、検査
対象となる印刷物の絵柄等に従って分割するものであっ
てもよい。この場合には、分割された部分領域相互の広
さや形状は等しくならない場合もある。又、このような
部分領域への分割は、検査対象の画像から得られる微分
値やテクスチェア等の属性に応じて分割するものであっ
てもよい。
査画像の歪み等の影響を低減することができ、又、検査
中の処理量を低減することができるという優れた効果を
得ることができる。
装置の構成を示すブロック図
方向から見た側面図
ア構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
ブロック図
成を示すブロック図
ク図
グの説明図
を示す線図
の画素毎の比較検査の説明図
階層構成図
4階層を示す線図
5階層を示す線図
6階層を示す線図
7階層を示す線図
チャート
チャート
補正を示す説明図
ずれ補正を示す説明図
示す説明図
程を示す説明図
を示す説明図
Claims (5)
- 【請求項1】被検査画像と基準画像とを比較しながら該
被検査画像を検査するために、一方の画像と他方の画像
との間の位置ずれ補正を行う画像の位置ずれ補正方法に
おいて、 前記2つの画像のうち、少なくとも一方の画像を複数の
部分領域に分割し、 該部分領域毎に前記位置ずれ補正を行うことを特徴とす
る画像の位置ずれ補正方法。 - 【請求項2】被検査画像と基準画像とを比較しながら該
被検査画像を検査するために、一方の画像と他方の画像
との間の位置ずれ補正を行う画像の位置ずれ補正装置に
おいて、 前記2つの画像のうちの一方の画像の少なくとも一部の
画像を、複数の部分領域に分割する領域分割手段と、 該部分領域毎に前記位置ずれ補正を行う領域毎補正手段
とを備えたことを特徴とする画像の位置ずれ補正装置。 - 【請求項3】請求項2において、 前記領域毎補正手段が、所定精度Kでの位置ずれ補正を
行う手段であって、 更に、前記領域毎補正手段での補正不良により欠陥候補
部分領域を抽出し、該欠陥候補部分領域を前記領域分割
手段で分割対象となる画像とすると共に、前記所定精度
Kをより高精度化し、前記領域分割手段及び前記領域毎
補正手段で行う処理を再実行させる判定手段とを備えた
ことを特徴とする画像の位置ずれ補正装置。 - 【請求項4】請求項2又は3のいずれか一方において、 前記2つの画像が画素画像であって、 又、前記領域毎補正手段が、前記位置ずれ補正の際に、
画素間の位置での濃度を近傍画素の濃度からの内挿によ
って求めることにより、1画素の距離より細かい位置ず
れ補正をも可能な手段であることを特徴とする画像の位
置ずれ補正装置。 - 【請求項5】被検査画像と基準画像とを比較しながら該
被検査画像の欠陥を検出する画像検査装置において、 前記2つの画像のうちの一方の画像の少なくとも一部の
画像を、複数の部分領域に分割する領域分割手段と、 該部分領域毎に前記位置ずれ補正を行う領域毎補正手段
と、 前記領域毎補正手段での補正不良を検出する判定手段と
を備え、 該補正不良の検出により前記被検査画像の欠陥を検出す
ることを特徴とする画像検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04144091A JP3140838B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 画像の位置ずれ補正方法及びその装置及び画像検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04144091A JP3140838B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 画像の位置ずれ補正方法及びその装置及び画像検査装置 |
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| JPH05330024A JPH05330024A (ja) | 1993-12-14 |
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ID=15354011
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04144091A Expired - Lifetime JP3140838B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 画像の位置ずれ補正方法及びその装置及び画像検査装置 |
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1992
- 1992-06-04 JP JP04144091A patent/JP3140838B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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|---|---|
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