JP3140872B2 - 制御盤コントローラ - Google Patents

制御盤コントローラ

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JP3140872B2
JP3140872B2 JP04342215A JP34221592A JP3140872B2 JP 3140872 B2 JP3140872 B2 JP 3140872B2 JP 04342215 A JP04342215 A JP 04342215A JP 34221592 A JP34221592 A JP 34221592A JP 3140872 B2 JP3140872 B2 JP 3140872B2
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俊樹 山根
貴司 堀井
政治 福島
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の動力負荷が設置
されたビル等で、これらをモニター及び制御する制御盤
コントローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビル内には給排水、空調等の多数の動力
負荷があり、これらの制御には通常制御盤コントローラ
が用いられている。図8は制御盤コントローラの基本機
能を示したシステム構成図を示すものである。動力幹線
5から幹線分岐器51で分岐された負荷電源は、ブレー
カ4を経てマグネット3を通り、負荷2を駆動する。
【0003】制御盤コントローラ1には、負荷2のオン
オフを行うための操作ボタン(オンボタン、オフボタ
ン)が設けられており、操作ボタンを押すと、直接電源
をオンオフするのではなく、マグネット3のコイルに流
れる電流をオンオフすることで、マグネット3を作動さ
せて電源の接点をオンオフしている。水槽の水(場合に
よっては油等の液体もある)の給排水する動力モータ
は、万が一故障したり、性能劣化によって給排水能力が
低下すると、断水や水槽からあふれてしまうなどトラブ
ルの原因になる。また、通常使用時には十分な能力があ
っても、例えば大雨時の排水槽ポンプに使われる動力モ
ータ等、1台では処理能力が不足する場合がある。
【0004】以上の理由から、水槽の給排水には2つの
ポンプすなわち、2つの負荷(動力モータ)を並設して
いることが多い。この場合、一般には通常使用時に負荷
を交互に運転させるようにしている。以下、この運転方
式を自動交互運転方式と呼ぶものとする。また、試験時
等何れか一方ずつ独立に運転させることができるよう
に、制御盤コントローラで操作選択できるようにしてあ
る。
【0005】図9は、上記の自動交互運転方式の制御盤
コントローラ1の基本性能を示した図である。動力幹線
5から幹線分岐器51で分岐された負荷電源は、ブレー
カ41を経てマグネット31を通り、負荷21を駆動す
る(以上を1系と呼ぶ)か、あるいはブレーカ42を経
てマグネット32を通り、負荷22を駆動する(以上を
2系と呼ぶ)。
【0006】自動交互運転方式の場合、何れの系を次に
オンするかは、制御盤コントローラ1内部で、必ず現在
オンしている系の反対の系をオンするように制御され
る。また、直接電源をオンオフするのではなく、マグネ
ット3のコイルに流れる電流をオンオフすることで、マ
グネット3を作動させて電源の接点をオンオフしている
のは図8の基本性能の説明の場合と同じである。
【0007】さらに、水槽内に液量状態を検知する液面
センサーを設けて、液量が予め定められた一定量を越え
た場合(満水状態)、あるいは予め定められた一定量に
満たなくなった場合(減水状態)にそれぞれの状態に対
する警報を発した場合に、通常運転から運転する動力モ
ータを切り替えたり、同時に2つとも運転したりするバ
ックアップ運転を行えるようにした制御盤コントローラ
が広く用いられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、水槽の数、
及び満水状態あるいは減水状態に対するそれぞれの警報
の組み合わせに対してバックアップ運転を行うかどうか
及びバックアップ運転の種類は、制御盤コントローラの
製造時に決められてしまい、実際の施工現場で水槽や液
面センサー、及びユーザーのニーズに応じて設定を変更
することができないという問題があった。
【0009】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、水槽の数、及び満水状態あるいは減水状態に対
するそれぞれの警報の組み合わせに対してバックアップ
運転の有無と方式を操作選択できることを目的とした制
御盤コントローラを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、水槽に対して
水,油等を排出または注入するための動力モータ等の負
荷を制御し、該負荷が故障した場合に水槽内が満水ある
いは空にならないように、水槽に対して負荷を2つ並設
し、負荷を交互に運転するか、いずれか一方の負荷だけ
を選択して運転するかを選択できる制御盤コントローラ
において、水槽内に液量状態を検知する液面センサーを
設け、液量が予め定められた一定量を越えた満水状態の
場合、あるいは予め定められた一定量に満たなくなった
減水状態の場合に、それぞれの状態に対する警報を発
し、該警報が入力された場合に通常時の運転からバック
アップ運転に運転モードを切り替える制御手段を有し、
水槽の数、及び満水状態あるいは減水状態に対するそれ
ぞれの警報の組み合わせに対してバックアップ運転を行
うかどうかを、それぞれの組み合わせに対して前面パネ
ルや通信伝送インターフェイスで操作選択できる操作部
を備えたものである。
【0011】
【作用】本発明によれば、水槽の数、及び満水状態ある
いは減水状態に対するそれぞれの警報の組み合わせに対
してバックアップ運転の有無とバックアップ運転の方式
を、制御盤コントローラの前面パネルや通信伝送インタ
ーフェイスにより操作選択できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本発明は、水槽内に設けられた液面センサーから
の状態により発せられた警報に対して、水槽の数、及び
満水状態あるいは減水状態に対するそれぞれの警報の組
み合わせに対してバックアップ運転の有無と、バックア
ップ運転を行う場合は、通常運転していた負荷と反対の
負荷を選択して運転するように制御するか、あるいは両
方の負荷を同時に運転するように制御するかを、前面パ
ネルからの操作や、通信伝送インターフェイスからの設
定コマンドによって選択できるようにしたものである。
【0013】そして、水槽に対しては、1系、2系の2
つの運転系すなわち、2つの負荷(動力モータ)を並設
した設備制御システムに用いられた制御盤コントローラ
と一口に言っても、水槽の数(水槽数が1と2の場合が
ある)や、種類(排水用の水槽か、給水用の水槽か、そ
れとも受水槽と高架水槽の組み合わせか)及び、バック
アップ運転の方式(自動反転方式か同時運転方式か)を
選択設定を、制御盤コントローラの前面パネル、あるい
は通信伝送インターフェイスから操作選択できるように
している。
【0014】以下、具体的に説明する。インテリジェン
トビル等で構築される分散制御システムに用いられた制
御盤コントローラは、単にマグネットをオンオフするだ
けでなく、システムが構築されてから今までに何回オン
オフ(発停)したかを示す累積発停回数や、今までの総
通電時間を示す積算運転時間などのモニター機能も有し
ている。
【0015】図1は制御盤コントローラ1のブロック図
を示し、前面パネル1Aと本体部1Bとで構成されてお
り、前面パネル1Aには、パラメータ操作部21、表示
部22、制御操作部23等で構成されている。また、本
体部1Bは、全体の信号処理を行うCPU31と、通信
伝送インターフェイスを行う通信伝送制御部32と、マ
グネット3へ制御出力を出す出力駆動回路33と、パラ
メータ記憶部34等で構成されている。
【0016】図2は本発明の一実施例の制御盤コントロ
ーラ1の前面パネル1Aの正面図である。自動運転ボタ
ン11を押すと、外部からの通信伝送インターフェイス
等による制御のモードになる。このとき、自動交互ボタ
ン14が押されていると、発停の要求が入る度に、1
系、2系が交互にオンする。1系固定ボタン151が押
されていると、発停の要求が入る度に1系がオンする。
2系固定ボタン152が押されていると、発停の要求が
入る度に2系がオンする。
【0017】試験ボタン12を押すと、試験モードにな
る。このとき、自動交互ボタン14が押されていると、
1系か2系のいずれか(前回オンした系の反対の系)オ
ンする。1系固定ボタン151が押されていると、1系
がオンする。2系固定ボタン152が押されていると、
2系がオンする。切りボタン13を押すと、通信伝送イ
ンターフェイスによる制御及び制御盤コントローラ1自
身による制御のいずれも無効になり、出力は必ずオフと
なる。
【0018】数値表示LED161、162は、それぞ
れ1系の負荷電流表示、2系の負荷電流表示を行う。た
だし、表示切替ボタン181、182を押す度に、それ
ぞれの系の累積発停回数や積算運転時間等をモニターで
きるようになっている。設定切替ボタン17を押すと、
数値表示LED161の表示が水槽の数、種類、バック
アップ運転の有無、バックアップ運転方式を設定するモ
ード表示に切り替わる。
【0019】状態表示LED191、192は、1系及
び2系のそれぞれの負荷が現在運転中か停止中か、ある
いは負荷が故障中かを示している。例えば、色と点滅で
区別し、運転中は赤色連続点灯、停止中は緑色連続点
灯、故障中は橙色点滅表示を行うことによって、現在の
負荷2の状態を表示する。ところで、水槽の数、種類、
バックアップ運転の有無、バックアップ運転方式は、図
3〜図5のように様々な応用例に応じて選択される。
【0020】図3は、水槽1つに対して給水を行うシス
テムで、制御盤コントローラ1は水槽41に設けた液面
センサー42からの満水及び減水の各警報情報を用い
て、バックアップ運転を行う。図4は、水槽1つに対し
て排水を行うシステムで、制御盤コントローラ1は、水
槽43に設けた液面センサー44からの満水及び減水の
各警報情報を用いて、バックアップ運転を行う。
【0021】図5は、ビル等の建物45の上に設けた高
架水槽46と受水槽48の組に対して揚水を行うシステ
ムで、制御盤コントローラ1はそれぞれの水槽46,4
8の液面センサー47,49からの満水及び減水の各警
報情報を用いて、バックアップ運転を行う。以上のよう
に各応用例に対して図6のような選択肢が考えられる。
設定モード表示中にこの中から1つを表示切替ボタン1
81を押して変更することができるようになっている。
【0022】表示切替ボタン181を押す度に、図6の
上から順番にモードを切り替えることができる(数値表
示LED161には、該当のモードを示すコード表示が
行われる)。変更が終了したら設定切替ボタン17を1
回押すと設定が完了し、表示も元の負荷電流表示に戻
る。また、図1において、自動運転ボタン11、試験ボ
タン12、切りボタン13、自動交互ボタン14、1系
固定ボタン151、2系固定ボタン152は制御操作部
23に、設定表示ボタン17はパラメータ操作部21
に、及び1系表示切替ボタン181、2系表示切替ボタ
ン182は表示部22に含まれる。
【0023】水槽の数、種類、バックアップ運転の有
無、バックアップ運転方式は、運転の系(1系、2系)
には無関係なので、便宜上1系側の数値表示LED16
1を用い設定する。通常、数値表示LED161は、負
荷電流を表示しているが、このとき設定表示ボタン17
を押すと、数値表示LED161の表示が、水槽の数、
種類、バックアップ運転の有無、バックアップ運転方式
を設定するモード表示に切り替わり(現在設定されてい
るモードが図6に示される設定コード(0〜15まで)
で表示される)、設定モードに入る。
【0024】この設定モードでは、設定内容の変更は1
系表示切替ボタン181で行う。具体的には、1系表示
切替ボタン181を押す度に表示されるコードが1ずつ
増加し、15まで達すると、さらに1回押して再び表示
が0に戻るようになっている。希望の設定値に変更でき
たら設定切替ボタン17を1回押すと、現在の表示コー
ドが新しい水槽の数、種類、バックアップ運転の有無、
バックアップ運転方式として設定される。そして、表示
も元の負荷電流表示に戻る。
【0025】また、通信伝送インターフェイスで制御す
る場合、図7に示すように制御盤コントローラ1は、メ
インコントローラ7が接続された通信伝送線6に接続さ
れ、制御をメインコントローラ7で行うことができる。
メインコントローラ7では、制御盤コントローラ1に図
6のモードのコードを設定コマンドとして送り、制御盤
コントローラ1に設定されている水槽の数、種類、バッ
クアップ運転の有無、バックアップ運転方式の各モード
を設定変更することができる。
【0026】制御盤コントローラ1はさらに、バックア
ップ運転は負荷を交互に運転するモードに設定した場合
のみに有効にするように判断する。すなわち、自動交互
ボタン14が押されているときのみバックアップ運転が
できるように設定した。これは、1系固定ボタン15
1、2系固定ボタン152が押されているときは、選択
されていない系は故障している等で使えない状態と考え
るべきで、この場合、強制的にバックアップ運転する意
味はない。
【0027】また、通信伝送インターフェイスからの設
定は、新しい水槽の数、種類、バックアップ運転の有
無、バックアップ運転方式を設定するための命令コード
とそれに続いて上記の設定コードをメインコントローラ
7から送出し、制御盤コントローラ1は命令を受けた
ら、レスポンスをメインコントローラ7に返送する。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述のように、水槽に対して
水,油等を排出または注入するための動力モータ等の負
荷を制御し、該負荷が故障した場合に水槽内が満水ある
いは空にならないように、水槽に対して負荷を2つ並設
し、負荷を交互に運転するか、いずれか一方の負荷だけ
を選択して運転するかを選択できる制御盤コントローラ
において、水槽内に液量状態を検知する液面センサーを
設け、液量が予め定められた一定量を越えた満水状態の
場合、あるいは予め定められた一定量に満たなくなった
減水状態の場合に、それぞれの状態に対する警報を発
し、該警報が入力された場合に通常時の運転からバック
アップ運転に運転モードを切り替える制御手段を有し、
水槽の数、及び満水状態あるいは減水状態に対するそれ
ぞれの警報の組み合わせに対してバックアップ運転を行
うかどうかを、それぞれの組み合わせに対して前面パネ
ルや通信伝送インターフェイスで操作選択できる操作部
を備えたものであるから、水槽の数、及び満水状態ある
いは減水状態に対するそれぞれの警報の組み合わせに対
してバックアップ運転の有無とバックアップ運転の方式
を、制御盤コントローラの前面パネルや通信伝送インタ
ーフェイスにより操作選択できる効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の制御盤コントローラのブロッ
ク図である。
【図2】同上の制御盤コントローラの前面パネルの正面
図である。
【図3】同上の1水槽による給水システムを示す図であ
る。
【図4】同上の1水槽による排水システムを示す図であ
る。
【図5】同上の受水槽と高架水槽との2水槽による揚水
システムを示す図である。
【図6】同上の制御盤コントローラの水槽数、種類、バ
ックアップ運転の有無、及びバックアップ運転方式を選
択する場合の設定コードを示す図である。
【図7】同上の制御盤コントローラと通信伝送インター
フェイスを接続した場合のシステム構成図である。
【図8】制御盤コントローラの基本性能を示すシステム
構成図である。
【図9】自動交互運転方式の制御盤コントローラの機能
を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
1 制御盤コントローラ 1A 前面パネル 2 負荷 3 マグネット 5 動力幹線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−286902(JP,A) 実開 昭60−170815(JP,U) 実開 昭59−26000(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 9/03 G05D 9/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽に対して水,油等を排出または注入
    するための動力モータ等の負荷を制御し、該負荷が故障
    した場合に水槽内が満水あるいは空にならないように、
    水槽に対して負荷を2つ並設し、負荷を交互に運転する
    か、いずれか一方の負荷だけを選択して運転するかを選
    択できる制御盤コントローラにおいて、水槽内に液量状
    態を検知する液面センサーを設け、液量が予め定められ
    た一定量を越えた満水状態の場合、あるいは予め定めら
    れた一定量に満たなくなった減水状態の場合に、それぞ
    れの状態に対する警報を発し、該警報が入力された場合
    に通常時の運転からバックアップ運転に運転モードを切
    り替える制御手段を有し、水槽の数、及び満水状態ある
    いは減水状態に対するそれぞれの警報の組み合わせに対
    してバックアップ運転を行うかどうかを、それぞれの組
    み合わせに対して前面パネルや通信伝送インターフェイ
    スで操作選択できる操作部を備えたことを特徴とする制
    御盤コントローラ。
  2. 【請求項2】 上記バックアップ運転を水槽の給水ある
    いは排水に適用したことを特徴とする請求項1記載の制
    御盤コントローラ。
  3. 【請求項3】 バックアップ運転用の負荷は通常運転時
    に使用している負荷とは異なる他方の負荷を用いてバッ
    クアップ運転するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の制御盤コントローラ。
  4. 【請求項4】 バックアップ運転時は両方を用いてバッ
    クアップ運転を行うようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の制御盤コントローラ。
  5. 【請求項5】 バックアップ運転は、負荷を交互に運転
    するモードに設定した場合のみ行うようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の制御盤コントローラ。
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