JP3140913B2 - 大型表示体の開閉装置 - Google Patents

大型表示体の開閉装置

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JP3140913B2
JP3140913B2 JP16639994A JP16639994A JP3140913B2 JP 3140913 B2 JP3140913 B2 JP 3140913B2 JP 16639994 A JP16639994 A JP 16639994A JP 16639994 A JP16639994 A JP 16639994A JP 3140913 B2 JP3140913 B2 JP 3140913B2
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忠良 丸山
勇作 武田
毅 向達
光弘 坂本
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理研軽金属工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大型表示体の表示手段の
交換や保守のための開閉装置に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、駅の構内や地下道などに設置され
た案内、広告宣伝用の大型表示体は、光源を収納した枠
体の表側に透明パネルを框組みした框体を設け、表示フ
ィルム、表示用紙等の表示手段を枠体又は框体あるいは
枠体と框体との間に装着したものであるが、定期的に表
示手段や光源を交換したり、内部を保守したりする必要
があり、そのために框体は枠体に対して開閉可能に構成
されている。
【0003】しかしながら、従来の開閉機構は単に框体
を枠体に対して回動軸を中心に回動させる構成であった
から、大きく開かなければ十分な作業スペースが得られ
ないので、作業が面倒であるほか、作業の際に通行の邪
魔になることがあった。
【0004】
【発明の目的】本発明は前記欠点を解消し、特に作業ス
ペースを大きく確保することができ、表示手段や部品の
交換、保守を容易に行なうことができる大型表示装置の
開閉装置を提供することをその目的とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る大型表示装置の開閉装置は、光源を収
納した枠体の表側の開口部に表示用パネルを框組みした
框体を開閉自在に配置した大型表示体の開閉装置におい
て、上記框体の対向する両側方に軸体を配置する一方、
上記枠体の両側には上記軸体の軸受部を形成するととも
に、上記軸受部の下方に先端に係合部を有する案内アー
ムをほぼ垂直状態から水平状態に回動するように軸支
し、案内アームがほぼ垂直状態のときには上記係合部が
上記軸受部を閉口し、ほぼ水平状態のときには上記案内
アームの係合部が枠体の表側に突出するように設けて上
記軸受部から軸体を案内アームの係合部に支持させるこ
とを特徴とする。
【0006】なお、前記軸受部を備える案内部材が前記
案内アームと一体的に軸支してもよい。
【0007】前記軸受部は前記枠体の左右上部を切欠く
ことによって形成してもよい。
【0008】前記案内アームの先端は前記框体の軸体が
係脱可能に構成された係合部に形成してもよい。
【0009】さらに、前記框体の左右上部に軸体を配設
する一方、前記枠体の左右上部に上記軸体の軸受部を形
成してもよい。
【0010】
【発明の作用、効果】請求項1の発明によれば、框体を
持ち上げて軸体を軸受部から外すと、軸体は案内アーム
の係合部に係合し、この状態で框体を引き出して案内ア
ームを回動させると、ほぼ水平状態になったところで案
内アームに框体を吊持する。これにより、係合部に支持
された軸体は軸受部から枠体の表側に開く。したがっ
て、框体を上記軸体を中心に枠体前方で回動又は係脱さ
せると、開き時の作業スペースを大きく確保することが
でき、表示手段や部品の交換、保守を容易に行なうこと
ができる。
【0011】請求項3の発明によれば、枠体の切欠きに
よる軸受部で、部材を省力させることができ、製作が容
易となる。
【0012】案内アームの係合部により、回動時に框体
を安全に外れることなしに吊持できる。
【0013】請求項4の発明によれば、前記案内アーム
の先端係合部に対して前記框体の軸体を係脱可能に形成
したときは、必要に応じて軸体を上記係合部から外すこ
とにより框体を枠体から取り外すことで交換、保守を容
易にできる。
【0014】また、案内アームの係合部により、回動時
に框体を安全に外れることなしに吊持できる。
【0015】請求項5によれば、軸が上部にあればカバ
ー体体の前開きが良好になる。
【0016】
【実施例】図1は本発明に係る大型表示装置の一部を破
断して示す正面図、図2は図1のXーX線上の拡大断面
図、図3は図1のYーY線上の拡大断面図、図4は開閉
装置の要部の斜視図、図5は框体の開き態様説明図、図
6は框体の回動状態の説明図であり、図7は框体の閉じ
態様説明図である。
【0017】上記各図において符号1は箱状枠体で、こ
の枠体1はアルミニウムの押出型材、ステンレスなどか
らなる断面コ字形の上枠1aと下枠1bと左右の縦枠1
cとから方形に枠組みされている。
【0018】上記箱状枠体1の縦枠1cの内側にはソケ
ット2が固定され、これらのソケット2には複数の長尺
光源3(蛍光灯)が平行に装着されている。なお、下枠
1bには安定器4や漏電ブレーカー(図示せず)が固定
されている。
【0019】次に、上記枠体1の裏側に設けられた背板
5には上記隣り合う長尺光源3の間に、これらの長尺光
源3と平行にステンレス製又は化学処理液により鏡面加
工したアルミニウム製反射板6が配置固定されていると
ともに、長尺光源3と反射板6とに直角に端反射板7が
配置されている。端反射板7は縦枠1cに固定されてい
る。なお、8は枠体1の補強用の支柱である。
【0020】上記枠体1の開口部には表示用パネル体9
を上框10a、下框10b及び左右の縦框10cによっ
て框組みした框体10が設けられている。パネル体9は
透明アクリル板、ガラス板などの透明パネルからなる外
側パネル体9aと、乳白色アクリル板などの半透明パネ
ルからなる内側パネル体9bとの間に宣伝、広告、案内
などを表示した表示フィルム、印刷紙等の表示手段9c
が挟持したものである。そして、上記パネル体は上框1
0a、下框10b及び左右の縦框10cの開口縁11と
その裏側の支持縁12とによって支持されている。
【0021】次に、上記框体10は枠体1に対して回動
自在に支持されている。すなわち、上記框体10の縦框
10cの左右両側端から外側方には軸体13が突出形成
されている。この軸体13は図4に示されるように、L
形部14aの端部から板状の支持部14bを突出形成
し、かつこの支持部14bから外向きに係合時の抜け防
止鍔を備えた軸体13を固定してなる金具14の支持部
14bに形成され、L形部14aが上框10aの左右両
側端部にビスで固定されている。
【0022】また、上記枠体1の縦枠1cの上部内側面
には、図4に示されるように上記軸体13を係合させる
溝状軸受部15と、上記軸体13を表側に案内する案内
アーム16と、波状折曲により枠体にビスなどで止着す
る固定部とを備えた案内部材17が固定されている。な
お、軸受部15は凹状に形成してもよい。
【0023】案内部材17の上端に設けられた軸受部1
5は上方に開口して形成されて軸の出入りを規制してい
る。また、案内アーム16はL形に屈曲した一方の片1
6aの基部側から先端側に斜めに傾斜した案内部18を
形成し、案内部18の先端に軸体13の回動時の抜け防
止用の溝状(凹状でもよい)係合部19を形成するとと
もに、他方の片16bの基部側を切欠いて案内アーム1
6を水平状に支持するストッパ端面の開き止め21を形
成し、上記一方の片16aの基部を案内部材17に回動
可能に軸支させたもので、その支軸20は軸受部15の
下方に配置されている。そして、案内アーム16は垂直
の位置から上記他方の片16bの切欠き側の端面21が
案内部材17の端面に当接してほぼ水平状態に停止する
までの約90度回動し、垂直状態では案内アーム16の
係合部19が軸受部15の上方に位置し、水平状態にな
ったときに案内アーム16の先端である軸受部15が枠
体1の表側に突出するように設けられている。案内アー
ム16の開き止めは、上記端面21に代えて、折り曲げ
片でもよい。
【0024】なお、框体10の下部の裏面は枠体1の下
枠1bの表面に添えるとともに、閉じ時には下框10b
の裏側に形成された凹部23に下枠1bに配置されたス
トッパブロック21の凸部22が係合し、框体10を持
ち上げることにより上記係合が解除されるように構成さ
れている。
【0025】次に、上記構成の開閉装置の作動態様につ
いて説明すると、閉じ状態においては框体10の軸体1
3は枠体1の軸受部15に係合して支持されている。表
示手段10や光源3の交換あるいは保守作業にあたり框
体10を開くときは、框体10を持ち上げることによ
り、ストッパブロック21との係合が外れるとともに、
軸体13も軸受部15の前方から外れて案内アーム16
の係合部19の溝内に移動して抜けを防止しながら係合
する。この状態で框体10を表側に引き出すと、図5の
ように案内アーム16がこれと連動して支軸20を中心
に表側に回動する。その結果軸体13も元の軸受部15
の位置から枠体1の表側に突出した位置まで回転移動
し、案内アーム16がほぼ水平になり、開き止め21が
案内部材17の下に支持された状態で停止する。それか
ら図6のように框体10を前方に開き回動させると、回
動中心となる軸体13は枠体1の表側に突出した案内ア
ーム16の先端の係合部19に支持されているから、開
き時の作業スペースを大きく確保することができ、表示
手段10や部品の交換、保守を容易に行なうことができ
る。
【0026】さらに、必要に応じて軸体13を上記係合
部19から外すことにより框体10を枠体1から取り外
すことができ、上述の交換・保守を前出しすることなし
に実行できる。
【0027】ところで、開いた框体10を閉じるとき
は、図7に示すように、框体10を水平状態から上方に
持ち上げる。これにより軸体13は案内アーム16によ
って逆方向に回動し、上框10aが枠体1の上枠1aに
当たる状態で案内アーム16が垂直状態になって停止す
る。このとき軸体13は軸受部15の直上にあるととも
に、係合部19に上昇が阻止されるから、框体10を下
げることにより軸体13が軸受部15に嵌込み支持され
る。なお、同時に下框10bの凹部23を下枠1bのス
トッパブロック21の凸部22に係合させればよい。
【0028】なお、軸受部15を案内アーム16と案内
部材17に一体的に形成する必要はない。例えば、図
8、図9のように、軸受部15は縦枠1c上部に切欠き
形成するとともに、案内アーム16を縦枠1cに支軸2
0を介して回動可能に軸支し、上框10aの両端に軸体
13を形成してもよい。なお、この場合、軸受部15は
垂直部15aと水平部15bとから直角に形成し、水平
部15bを縦枠1cの表側に開口するように形成する。
また、案内アーム16の支軸20は縦枠1cにかしめ付
け、またほぼ水平状態になったときに縦枠1cの表面に
係合する開き止め24を側方に突出形成するのが好まし
い。開き止め24は図8のように案内アーム16が垂直
状態になったときも縦枠1cに係合してそれ以上の回動
を停止させる機能を有する。
【0029】また、軸受部15は図10のように、垂直
部15aと傾斜部15cとから構成するようにすれば、
枠体1と框体10との納まりを変えることができる。ま
た、案内アーム16の開き止め機構も、同図のように支
軸20を案内アーム16の中間に配置し、垂直状態と水
平状態になったときに、係合部19と反対側25が枠体
1に形成したストッパ26a、26bに係合するように
構成してもよい。なお、案内アーム16はブロック状に
形成してもよい。
【0030】さらに、図示しないが、枠体の中央部又は
下部に框体の中央部又は下部を軸支し、框体を中央部又
は下部か前出しして外すように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る大型表示装置の一部を破断して示
す正面図
【図2】図1のXーX線上の拡大断面図
【図3】図1のYーY線上の拡大断面図
【図4】開閉装置の要部の斜視図
【図5】框体の開き態様説明図
【図6】框体の回動状態の説明図
【図7】框体の閉じ態様説明図
【図8】開閉装置の他の例の断面図
【図9】上記開閉装置の開き態様説明図
【図10】開閉装置のさらに他の例の断面図
【符号の説明】
1 枠体 9 パネル体 10 表示手段 13 軸体 15 軸受部 16 案内アーム 19 係合部
フロントページの続き (72)発明者 坂本 光弘 静岡県静岡市曲金3丁目2番1号 理研 軽金属工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−192786(JP,A) 特開 昭62−223783(JP,A) 特開 平5−241519(JP,A) 実開 昭58−10483(JP,U) 実開 昭59−90990(JP,U) 実公 昭43−6181(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 13/00 - 13/46

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源を収納した枠体の表側の開口部に表
    示用パネルを框組みした框体を開閉自在に配置した大型
    表示体の開閉装置において、 上記框体の対向する両側方に軸体を配置する一方、上記
    枠体の両側には上記軸体の軸受部を形成するとともに、
    上記軸受部の下方に先端に係合部を有する案内アームを
    ほぼ垂直状態から水平状態に回動するように軸支し、案
    内アームがほぼ垂直状態のときには上記係合部が上記軸
    受部を閉口し、ほぼ水平状態のときには上記案内アーム
    の係合部が枠体の表側に突出するように設けて上記軸受
    部から軸体を案内アームの係合部に支持させることを特
    徴とする大型表示体の開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記軸受部を備える案内部材が前記案内
    アームと一体的に軸支された請求項1に記載の大型表示
    体の開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記軸受部が前記枠体の左右上部を切欠
    くことによって形成された請求項1に記載の大型表示体
    の開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記案内アームの先端は前記框体の軸体
    が係脱可能に構成された係合部に形成された請求項1に
    記載の大型表示体の開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記框体の左右上部に軸体を配設する一
    方、前記枠体の左右上部に上記軸体の軸受部を形成した
    請求項1に記載の大型表示体の開閉装置。
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